JP5653604B2 - 内視鏡湾曲部 - Google Patents

内視鏡湾曲部 Download PDF

Info

Publication number
JP5653604B2
JP5653604B2 JP2009216129A JP2009216129A JP5653604B2 JP 5653604 B2 JP5653604 B2 JP 5653604B2 JP 2009216129 A JP2009216129 A JP 2009216129A JP 2009216129 A JP2009216129 A JP 2009216129A JP 5653604 B2 JP5653604 B2 JP 5653604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
receiving
operation member
node ring
bending portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009216129A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011062362A (ja
Inventor
英哉 北川
英哉 北川
伊藤 義晃
義晃 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2009216129A priority Critical patent/JP5653604B2/ja
Priority to CN201080041473.6A priority patent/CN102497801B/zh
Priority to PCT/JP2010/065904 priority patent/WO2011034074A1/ja
Priority to DE112010003674T priority patent/DE112010003674T5/de
Publication of JP2011062362A publication Critical patent/JP2011062362A/ja
Priority to US13/421,477 priority patent/US8562518B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5653604B2 publication Critical patent/JP5653604B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/0051Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
    • A61B1/0055Constructional details of insertion parts, e.g. vertebral elements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/0011Manufacturing of endoscope parts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/008Articulations
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
    • Y10T403/32Articulated members
    • Y10T403/32008Plural distinct articulation axes
    • Y10T403/32016Three or more parallel axes

Description

本発明は、内視鏡湾曲部に関する。
内視鏡は管腔内に挿入される挿入部を有し、挿入部の先端部には湾曲作動される湾曲部が配設されている。湾曲部は湾曲部の骨格をなす湾曲管を有する。
特許文献1には湾曲管が開示されている。当該湾曲管では、多数の節輪が互いに回動可能に略共軸に順に連結されている。即ち、節輪では円筒部の両端部に夫々一対の舌片部が突設されており、各舌片部には径方向に軸孔が貫通形成されている。隣り合う両節輪について、一方の節輪の一対の舌片部と他方の節輪の一対の舌片部とは夫々径方向に互いに重ね合わされており、当該両舌片部の軸孔には関節軸が挿通されている。関節軸には関節軸の全周にわたって延びている一対の段差部が関節軸の軸方向に並設されており、両舌片部は関節軸の両段差部によって関節軸を中心として互いに回動可能に挟持されている。そして、関節軸の径方向内端部は節輪の径方向内側に突出されており、関節軸の径方向内端部にはワイヤ挿通孔が湾曲管の軸方向に貫通形成されている。ワイヤ挿通孔にはアングルワイヤが挿通されており、アングルワイヤの先端部は挿入部の先端部において固定されている。アングルワイヤを牽引操作することにより、湾曲部を湾曲作動させることが可能である。
実開昭58−46801号公報
特許文献1の湾曲管では、関節軸は剛性部材によって形成されており、関節軸は殆ど変形することはない。このため、アングルワイヤを牽引操作して湾曲部を湾曲作動させる際には、アングルワイヤと関節軸との位置関係、並びに、アングルワイヤから関節軸への負荷の状態によっては、アングルワイヤの牽引操作に対する抵抗が大きくなり、湾曲部を円滑に湾曲作動することが困難となる場合がある。加えて、関節軸は棒状の剛性材料を切削加工等することにより形成されているため、安価に製造することが困難であり、また、関節軸の一対の段差部によって両舌片部を挟持するようになっているため、節輪への関節軸の取付作業が煩雑なものとなっている。このため、湾曲部を安価に製造することが困難となっている。
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、円滑な湾曲作動が可能であって安価に製造可能な内視鏡湾曲部を提供することである。
本発明の第1実施態様では、内視鏡湾曲部は、牽引操作されて湾曲部を湾曲作動させる線状の操作部材と、互いに回動可能に略共軸に連結されている複数の節輪であって、少なくとも1つの節輪は、前記節輪を径方向に貫通している開口部、及び、前記節輪の径方向外側部分において前記開口部の周囲に形成されている係止受部、を有する、複数の節輪と、前記開口部に前記節輪の径方向外側から径方向内側へと挿入されている操作部材受けユニットであって、弾性を有する線材を曲げ加工することにより弾性変形可能に形成され、前記節輪の内部に突出され、前記操作部材が挿通されている操作部材挿通部、及び、前記節輪の略径方向に延びている回転軸を中心として前記節輪に対して前記操作部材受けユニットが回転可能となるように前記係止受部に係止されている係止部、を有する操作部材受けユニットと、を具備し、前記操作部材挿通部は、前記操作部材の挿通方向に延びているコイル状をなし、前記操作部材受けユニットは、前記操作部材が挿通されている前記操作部材挿通部によって、前記節輪からの抜去を防止されることを特徴とする。
本発明の第2実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記節輪は筒状部を有し、前記開口部は前記筒状部に形成されており、前記係止受部は前記筒状部の径方向外側部分に形成されている、ことを特徴とする。
本発明の第3実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記複数の節輪は第1及び第2の節輪を有し、前記第1の節輪は、第1の筒状部と、前記第1の筒状部において前記第2の節輪側に形成され、前記第1の節輪側から前記第2の節輪側へと凸形状をなす連結部と、を有し、前記第2の節輪は、第2の筒状部と、前記第2の筒状部において前記第1の節輪側に形成され、前記第1の節輪側から前記第2の節輪側へと凹形状をなし、前記連結部を収容している連結受部と、前記連結受部に対して前記第1及び前記第2の節輪の径方向に並設されている支持受部と、を有し、前記連結部は、前記連結部の外周面によって形成され、前記第1及び前記第2の節輪の周方向について前記連結部の少なくとも両側部分に配置され、前記径方向にみて円弧をなす摺動面と、前記連結部の前記径方向の側面によって形成されている支持面と、を有し、前記連結受部は、前記連結受部の外周面を形成し、前記周方向について前記連結受部の少なくとも両側部分に配置され、前記径方向にみて前記摺動面の半径と略等しい半径を備える円弧であって前記両側部分において前記第1及び前記第2の節輪の軸方向について前記円弧の中心よりも前記第1の節輪側まで延びている円弧をなし、前記摺動面を摺動可能に支持している摺動受面を有し、前記支持受部は、前記支持面を前記径方向に支持している支持受面を有し、前記第1の節輪は、前記連結部を前記径方向に貫通し前記摺動面の円弧と略共軸な第1の開口部分を有し、前記第2の節輪は、前記支持受部を前記径方向に貫通し前記摺動受面の円弧と略共軸な第2の開口部分を有し、前記開口部は、前記第1及び前記第2の開口部分によって形成されており、前記係止受部は、前記連結部あるいは前記支持受部の径方向外側部分において前記第1あるいは前記第2の開口部分の周囲に形成されている、ことを特徴とする。
本発明の第4実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記連結部は前記支持受部の径方向外側に配置されており、前記係止受部は前記連結部に形成されている、ことを特徴とする。
本発明の第5実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記連結部は前記支持受部の径方向外側に配置されており、前記係止部は前記第1の開口部分に収容されており、前記係止受部は前記支持受部に形成されている、ことを特徴とする。
本発明の第6実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記線材は、前記線材の長手方向に直交する横断面について滑らかな外周形状を有する、ことを特徴とする。
本発明の第7実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記操作部材受けユニットは前記開口部に圧入される、ことを特徴とする。
本発明の第8実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記操作部材挿通部は、前記操作部材の挿通方向にみてU字状をなしている、ことを特徴とする。
本発明の第9実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記操作部材挿通部は、前記操作部材の挿通方向に延びているコイル状をなしている、ことを特徴とする。
本発明の第10実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記線材は丸線である、ことを特徴とする。
本発明の第11実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記線材は異形線である、ことを特徴とする。
本発明の第12実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記線材は平線である、ことを特徴とする。
本発明の第13実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記線材は前記線材の表面に被覆され弾性変形可能な変形層を有する、ことを特徴とする。
本発明の第14実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記変形層は軟性樹脂層である、ことを特徴とする。
本発明の第15実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記線材は前記線材の表面に被覆され前記内視鏡湾曲部の内蔵物を保護する保護層を有する、ことを特徴とする。
本発明の第16実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記保護層は軟性樹脂層である、ことを特徴とする。
本発明の第17実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記線材は前記線材の表面に被覆されている固体潤滑層を有する、ことを特徴とする。
本発明の第18実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記固体潤滑層はフッ素樹脂層である、ことを特徴とする。
本発明の第19実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記係止部は、前記操作部材挿通部を形成する線材と共通の線材を曲げ加工することにより形成されており、前記操作部材受けユニットは、一体的な線材により形成されている操作部材受け部材である、ことを特徴とする。
本発明の第20実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記係止部は、前記操作部材挿通部を形成する線材とは異なる係止部材によって形成されており、前記操作部材受けユニットは、前記線材と前記係止部材とによって形成されている操作部材受け組体である、ことを特徴とする。
本発明の第21実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記係止部材は一対の貫通孔を有し、前記操作部材挿通部は、前記操作部材挿通部を形成している線材の両端部によって夫々形成され前記一対の貫通孔に夫々挿通され前記係止部材に係合されている一対の係合部を有する、ことを特徴とする。
本発明の第22実施態様では、内視鏡湾曲部は、前記係止部材は一対の切欠部を有し、前記操作部材挿通部は、前記操作部材挿通部を形成している線材の両端部によって夫々形成され前記一対の切欠部に夫々挿入され前記係止部材に係合されている一対の係合部を有する、ことを特徴とする。
本発明の第1から第4実施態様の内視鏡湾曲部では、操作部材を牽引操作して湾曲部を湾曲作動させる場合には、操作部材と操作部材挿通部との位置関係、並びに、操作部材から操作部材挿通部への負荷の状態に応じて、節輪に対して操作部材受けユニットが回動作動されると共に操作部材挿通部自体が弾性変形されるため、操作部材の牽引操作に対する抵抗が減少し、湾曲部を容易かつ円滑に湾曲作動させることが可能となっている。加えて、線材を曲げ加工することで操作部材挿通部を形成しており、操作部材挿通部について量産性に優れた素材及び量産性に優れた加工方法が用いられており、また、節輪の開口部に操作部材受けユニットを挿入し、係止受部に係止部を係止させるだけで、節輪に操作部材受けユニットを取り付けることができ、量産性に優れた取付方法が用いられている。従って、内視鏡湾曲部を安価に製造することが可能となっている。
本発明の第5実施態様の内視鏡湾曲部では、第1の開口部分に係止部が収容され、節輪から操作部材受けユニットが径方向外向きに突出していないため、湾曲部の外径を減少させることができ、内視鏡の挿入性を向上することが可能となっている。また、節輪の外周部に被覆される部材に操作部材受けユニットが引っ掛かることが回避されており、当該部材の損傷が防止されている。
本発明の第6実施態様の内視鏡湾曲部では、操作部材挿通部を形成する線材が線材の長手方向に直交する横断面について滑らかな外周形状を有するため、操作部材の牽引操作に対する抵抗が減少される。
本発明の第7実施態様の内視鏡湾曲部では、開口部に操作部材受けユニットが圧入されるため、節輪に操作部材受けユニットが安定して保持される。このため、節輪に操作部材受けユニットを取り付けた後、操作部材挿通部に操作部材を挿通する際に、節輪から操作部材受けユニットが脱落することが防止され、操作部材の挿通工程が煩雑なものとなるのが回避されている。
本発明の第8実施態様の内視鏡湾曲部では、操作部材挿通部がU字状をなし、簡単な構成となっているため、操作部材受けユニットを容易かつ安価に形成することが可能となっている。
本発明の第9実施態様の内視鏡湾曲部では、操作部材挿通部がコイル状をなしており、コイル状部分の巻数を適宜設定することで、操作部材挿通部の変形特性を最適に設定することが可能となっている。
本発明の第10から第12実施態様の内視鏡湾曲部では、線材として量産性、加工性に優れた丸線、異形線、特に平線が用いられており、ワイヤ受けユニットを充分に安価に製造することが可能となっている。
本発明の第13及び第14実施態様の内視鏡湾曲部では、線材の表面に変形層が被覆されており、ワイヤ挿通部に変形層が形成されることになるため、変形層の変形作用により操作部材の牽引操作に対する抵抗が減少される。また、ワイヤ挿通部の素材となる線材へ連続的に変形層を被覆することで、ワイヤ挿通部に変形層を形成しており、量産性に優れたワイヤ挿通部が実現されている。
本発明の第15及び第16実施態様の内視鏡湾曲部では、線材の表面に保護層が被覆されており、ワイヤ挿通部に保護層が形成されることになるため、保護層の保護作用により内視鏡湾曲部の内蔵物の損傷が防止される。また、ワイヤ挿通部の素材となる線材へ連続的に保護層を被覆することで、ワイヤ挿通部に保護層を形成しており、量産性に優れたワイヤ挿通部が実現されている。
本発明の第17及び第18実施態様の内視鏡湾曲部では、線材の表面に固体潤滑層が被覆されており、ワイヤ挿通部に固体潤滑層が形成されることになるため、固体潤滑層の潤滑作用により操作部材の牽引操作に対する抵抗が減少される。また、ワイヤ挿通部の素材となる線材へ連続的に固体潤滑層を被覆することで、ワイヤ挿通部に固体潤滑層を形成しており、量産性に優れたワイヤ挿通部が実現されている。
本発明の第19実施態様の内視鏡湾曲部では、操作部材受けユニットを一体的な線材によって形成しているため、操作部材受けユニットを容易かつ安価に形成することが可能となっている。
本発明の第20から第22実施態様の内視鏡湾曲部では、操作部材受けユニットにおいて操作部材挿通部と係止部とを別部材によって形成しているため、微細な操作部材受けユニットであっても容易かつ安価に形成することが可能となっている。
本発明の第1実施形態の内視鏡を示す斜視図。 本発明の第1実施形態の湾曲管ユニットを示す側面図。 本発明の第1実施形態の湾曲管ユニットを示す縦断面図。 本発明の第1実施形態の隣り合う両節輪を示す斜視図。 本発明の第1実施形態のワイヤ受け部材を示す斜視図。 本発明の第1実施形態の節輪及びワイヤ受け部材を径方向外側から示す斜視図。 本発明の第1実施形態の節輪及びワイヤ受け部材を径方向内側から示す斜視図。 本発明の第2実施形態の湾曲管ユニットを示す側面図。 本発明の第2実施形態の湾曲管ユニットを示す縦断面図。 本発明の第2実施形態の隣り合う両節輪を示す斜視図。 本発明の第2実施形態の隣り合う両節輪及びワイヤ受け部材を径方向外側から示す斜視図。 本発明の第2実施形態の隣り合う両節輪及びワイヤ受け部材を径方向内側から示す斜視図。 本発明の第2実施形態の隣り合う両節輪及びワイヤ受け部材を示す横断面図。 本発明の第3実施形態のワイヤ受け部材を示す斜視図。 本発明の第3実施形態の隣り合う両節輪及びワイヤ受け部材を径方向外側から示す斜視図。 本発明の第3実施形態の隣り合う両節輪及びワイヤ受け部材を径方向内側から示す斜視図。 本発明の第3実施形態の隣り合う両節輪及びワイヤ受け部材を示す横断面図。 本発明の第3実施形態の変形例のワイヤ受け部材を示す斜視図。 本発明の第4実施形態の隣り合う両節輪及びワイヤ受け部材を示す横断面図。 本発明の第4実施形態の変形例の隣り合う両節輪及びワイヤ受け部材を示す斜視図。 本発明の第5実施形態の線材を示す横断面図。 本発明の第6実施形態のワイヤ受け部材を示す横断面図。 本発明の第6実施形態の第1変形例のワイヤ受け部材を示す横断面図。 本発明の第6実施形態の第2変形例のワイヤ受け部材を示す横断面図。 本発明の第7実施形態のワイヤ受け組体を示す横断面図。 本発明の第7実施形態のワイヤ受け組体を示す上面図。 本発明の第7実施形態の変形例のワイヤ受け組体を示す横断面図。 本発明の第7実施形態の変形例のワイヤ受け組体を示す上面図。
本発明の各実施形態を図面を参照して説明する。
図1から図7を参照し、本発明の第1実施形態を説明する。
図1を参照し、内視鏡20は体腔内に挿入される挿入部21を有する。挿入部21では、硬性の先端硬性部22、上下左右方向に湾曲作動される湾曲部23、長尺で可撓性の可撓管部24が先端側から基端側へと連設されている。挿入部21の基端部には操作者に保持、操作される操作部26が連結されている。操作部26には、湾曲部23を上下、左右方向に湾曲作動させるための上下、左右方向湾曲作動用の湾曲操作ノブ27u,27lが配設されている。各湾曲操作ノブ27u,27lは操作部26に内蔵されているアングル機構に接続されている。アングル機構から操作部材としての上下左右方向湾曲作動用の各アングルワイヤ41が延出されており、各アングルワイヤ41は操作部26から挿入部21へと導入され、挿入部21に挿通されている。上下湾曲作動用の湾曲操作ノブ27uを一方向あるいは逆方向に回転操作することにより、アングル機構を介して、上、下方向湾曲作動用のアングルワイヤ41が夫々牽引、弛緩操作、あるいは、弛緩、牽引操作され、湾曲部23が上あるいは下方向に湾曲作動される。左右方向についても同様である。
図2から図7を参照し、湾曲部23を形成する湾曲管ユニット25について説明する。
図2から図4を参照し、湾曲管ユニット25の湾曲管では、多数の節輪28a,28bが互いに回動可能に略共軸に連結されている。即ち、節輪28a,28bとして突起型及び孔型の二種類の節輪28a,28bが用いられており、湾曲管では突起型節輪28aと孔型節輪28bとが軸方向に交互に配置されている。突起型及び孔型節輪28a,28bでは、円筒部29の両端面部から、夫々、一対の舌片部31a,31bが延出されている。一対の舌片部31a,31bは節輪28a,28bの中心軸に対して互いに対称であり、先端側の一対の舌片部31a,31bと基端側の一対の舌片部31a,31bとは節輪28a,28bの周方向に互いに90度すらして配置されている。突起型節輪28aについて、各突起型舌片部31aは、節輪28aの径方向に略直交する板状をなし、径方向に対して円筒部29よりも径方向内側に配置される。各突起型舌片部31aの径方向外面には突起部32が径方向外向きに突設されている。孔型節輪28bについて、各孔型舌片部31bは、節輪28bの径方向に直交する平板状をなし、径方向に対して円筒部29と略同位置に配置されている。各孔型舌片部31bには径方向に孔部33が貫通形成されている。隣り合う突起型節輪28aと孔型節輪28bとについて、突起型舌片部31aと孔型舌片部31bとが径方向内側から径方向外側へと重ね合わされており、突起型舌片部31aの突起部32が孔型舌片部31bの孔部33に嵌挿されている。突起部32は孔部33において突起部32の中心軸を中心として回転可能である。このような孔部33における突起部32の回転により、突起型舌片部31aと孔型舌片部31bとが互いに回動され、突起型節輪28aと孔型節輪28bとが互いに回動される。ここで、突起型節輪28aについて、先端側、基端側の一対の突起型舌片部31aは夫々左右、上下の位置に配置されており、孔型舌片部31bについて、先端側、基端側の一対の孔型舌片部31bは夫々上下、左右の位置に配置されている。このため、所定の突起型節輪28aに対して先端側、基端側の孔型節輪28bは夫々上下方向、左右方向に回動可能であり、また、所定の孔型節輪28bに対して先端側、基端側の突起型節輪28aは夫々左右方向、上下方向に回動可能であって、湾曲管は全体として上下左右方向に湾曲可能である。
なお、最先端の先端節輪28cについては、孔型であり、先端側には一対の孔型舌片部31bは形成されておらず、最基端の基端節輪28dについては、突起型であり、基端側には一対の突起型舌片部31aは形成されていない。
図5から図7を参照し、突起型節輪28aには、操作部材受け部材としてのワイヤ受け部材34が取り付けられている。即ち、ワイヤ受け部材34の素材として、弾性を有するスレンレス鋼等からなる平線が用いられている。当該平線について、平線の長手方向に直交する横断面は、四隅のエッジ部分が滑らかなR形状をなす略矩形状をなしている。プレスによる曲げ加工及び切除加工によって平線からワイヤ受け部材34が形成されている。ワイヤ受け部材34は略U字状をなしており、U字状の両上端部は横方向外向きに屈曲されている。ワイヤ受け部材34では、平線の中間のU字状部分によって操作部材挿通部としてのワイヤ挿通部36が形成されており、平線の両端の屈曲部分によって係止部37が形成されている。一方、突起型節輪28aの円筒部29には、横断面が略円形をなす開口部38が径方向に貫通形成されている。そして、ワイヤ受け部材34は節輪28bの径方向外側から径方向内側へと開口部38に圧入されている。ワイヤ受け部材34のワイヤ挿通部36は節輪28bの径方向内側に突出されている。ワイヤ受け部材34の係止部37は円筒部29の外周面に係止されている。即ち、円筒部29の外周面において、開口部38の周囲の部分によって、係止受部としての係止受面39が形成されている。係止部37は円筒部29の外周面において摺動可能であり、ワイヤ受け部材34は、節輪28bの径方向に延びている開口部38の中心軸を中心として、円筒部29に対して回動可能である。なお、円筒部29において、上下左右の位置から周方向の一方向に若干だけずれている上下左右方に夫々開口部38が形成されている。このため、ワイヤ挿通部36も上下左右方に夫々配置されることになる。
再び図2及び図3を参照し、突起型節輪28aの上下左右方のワイヤ挿通部36には、夫々、上下左右方向湾曲作動用のアングルワイヤ41が挿通されている。ワイヤ挿通部36にアングルワイヤ41が挿通されることで、開口部38からワイヤ受け部材34が抜去されることが規制され、節輪28bからのワイヤ受け部材34の脱落が防止される。各アングルワイヤ41の先端部は先端節輪28cの内周部に固定されている。なお、基端節輪28dよりも基端側ではアングルワイヤ41はコイルからなるワイヤガイド42に挿通されている。ワイヤガイド42の先端部は基端節輪28dの内周部に固定されている。
なお、湾曲部23では、湾曲管ユニット25の外周部に網状管、外皮が順に被覆されており、また、ライトガイド、撮像ケーブル、チャンネルチューブ、送気送水チューブ等の各種内蔵物が挿通されている。
本実施形態の湾曲部23では、上下方向湾曲操作ノブ27u,27lを一方向あるいは他方向に回転操作することにより、上、下方向湾曲作動用のアングルワイヤ41が夫々牽引、弛緩操作、あるいは、弛緩、牽引操作され、湾曲部23が上あるいは下方向に湾曲作動される。左右方向についても同様である。ここで、アングルワイヤ41が牽引操作される場合には、当該アングルワイヤ41とワイヤ挿通部36との位置関係、並びに、アングルワイヤ41からワイヤ挿通部36への負荷の状態に応じて、節輪28bの径方向に延びている開口部38の中心軸を中心として、円筒部29に対して、ワイヤ受け部材34が回転されると共に、ワイヤ挿通部36自体が弾性変形されるため、アングルワイヤ41の牽引操作に対する抵抗が減少される。また、ワイヤ挿通部36を形成する平線について、平線の長手方向に直交する断面は四隅のエッジ部分が滑らかなR形状をなしているため、アングルワイヤ41の牽引操作に対する抵抗が充分に減少される。このため、湾曲部23を円滑に湾曲作動させることが可能となっている。
加えて、ワイヤ受け部材34を形成する素材として量産性に優れた平線を用いており、また、ワイヤ受け部材34を形成する加工方法として量産性に優れたプレスによる曲げ加工及び切除加工を用いている。このため、ワイヤ受け部材34を安価に製造することが可能となっている。また、節輪28bの円筒部29の開口部38にワイヤ受け部材34を圧入し、円筒部29の外周面にワイヤ受け部材34の係止部37を係止するだけで、節輪28bにワイヤ受け部材34を取り付けることができ、ワイヤ受け部材34の取付工程が非常に容易になっている。さらに、ワイヤ受け部材34を開口部38に圧入しているため、ワイヤ受け部材34の弾性力によって円筒部29にワイヤ受け部材34が保持される。このため、各ワイヤ挿通部36にアングルワイヤ41を順に挿通していく際に、節輪28bからワイヤ受け部材34が脱落してしまうことが防止されており、アングルワイヤ41の挿通工程が煩雑なものとなることが回避されている。従って、湾曲部23を安価に製造することが可能となっている。
図8から図13を参照し、本発明の第2実施形態を説明する。
図8から図10を参照し、湾曲管では一種類の節輪28が用いられている。当該節輪28では、円筒部29の先端側部分に、連結受部としての一対の舌片受部43が形成されている。一対の舌片受部43は、円筒部29の中心軸に対して互いに略対称である。各舌片受部43は、径方向に略直交する平板状をなし、径方向に対して円筒部29と略同位置に配置され、先端側から基端側へと凹形状をなしている。ここで、円筒部29の一部分を径方向内向きに変形させた変形部分によって舌片受部43が形成されている。当該変形部分により、支持受壁46と、摺動受面としての摺動受壁44と、が形成されている。支持受壁46は、舌片受部43の径方向内側の側壁をなし、円筒部29の接平面に略平行で、径方向に対して円筒部29よりも内側に配置されている。また、摺動受壁44は、舌片受部43の外周壁を形成し、接平面に略直交し、支持受壁46と円筒部29とを連結している。ここで、舌片受部43の摺動受壁44は径方向にみて円弧をなしている。当該円弧は円弧の中心点を通り円筒部29の軸方向に延びる対称軸に対して対称に配置されており、円弧の中心角は180度を越えており、円弧の両端側部分は軸方向に対して当該円弧の中心点よりも先端側まで延びている。本実施形態では、円弧の中心角は270度に設定されている。換言すれば、舌片受部43の摺動受壁44は、舌片受部43の先端部において、軸方向に直交する接線方向に対して、舌片受部43の幅を狭める括形状の抜止部をなしている。
円筒部29の基端側部分には、連結部としての一対の舌片部31が形成されている。一対の舌片部31は、円筒部29の中心軸に対して互いに対称であり、一対の舌片受部43に対して節輪28の周方向に90度だけずらして配置されている。各舌片部31は、円筒部29の基端環状面に突設され、径方向に略直交する平板状をなし、径方向に対して円筒部29と略同位置に配置され、先端側から基端側へと凸形状をなしている。舌片部31の径方向内側壁は支持壁48をなしており、外周壁は摺動面としての摺動壁49をなしている。ここで、舌片部31の摺動壁49は径方向にみて円弧をなしている。当該円弧は円弧の中心点を通り円筒部29の軸方向に延びる対称軸に対して対称に配置されており、円弧の半径は舌片受部43の摺動受壁44の円弧の半径に略等しく、円弧の中心角は、舌片受部43の円弧の中心角に、隣り合う両節輪28間の最大回動角の2倍の角度を加えた角度よりも若干大きくなっている。
隣り合う両節輪28について、基端側の節輪28の両舌片受部43に、夫々、先端側の節輪28の両舌片部31が嵌合されている。両舌片受部43の支持受壁46によって、両舌片部31の支持壁48が径方向に支持されており、隣り合う両節輪28が互いに直径方向にずれるのが規制されている。また、舌片受部43の先端部の括形状の抜止部によって舌片受部43から舌片部31が軸方向先端向きに抜去されるのが防止されており、隣り合う両節輪28が互いに軸方向にずれるのが規制されている。そして、舌片受部43の摺動受壁44によって舌片部31の摺動壁49が摺動可能に支持されており、舌片受部43の円弧の中心点と舌片部31の円弧の中心点とは互いに略一致し、舌片受部43に対して舌片部31が当該円弧の中心点を中心として回動可能である。ここで、先端側の一対の舌片受部43、基端側の一対の舌片部31が夫々上下、左右の位置に配置される節輪28と、先端側の一対の舌片受部43、基端側の一対の舌片部31が夫々左右、上下の位置に配置される節輪28と、が軸方向に交互に配置されている。このため、所定の節輪28に対して先端側、基端側の節輪28は夫々左右、上下方向、あるいは、上下、左右方向に回動可能であり、湾曲管は全体として上下左右方向に湾曲可能である。
なお、最先端の先端節輪28cについては、先端側に一対の舌片受部43は形成されておらず、最基端の基端節輪28dについては、基端側に一対の舌片部31は形成されていない。
図11から図13を参照し、節輪28にはワイヤ受け部材34が取り付けられている。本実施形態では、第1実施形態と同様なワイヤ受け部材34が用いられている。一方、節輪28の舌片部31には、摺動壁49の円弧と同心的に、横断面が円形状の第1の開口部分38fが径方向に貫通形成されている。また、舌片受部43の支持受壁46には、摺動受壁44の円弧と同心的に、横断面が円形状の第2の開口部分38sが径方向に貫通形成されている。第1の開口部分38fと第2の開口部分38sとは略共軸に配置されており、第1の開口部分38fの内径と第2の開口部分38sの内径とは略等しい。当該第1及び第2の開口部分38sによって開口部38が形成されている。ワイヤ受け部材34は節輪28の径方向外側から径方向内側へと開口部38に圧入されている。ワイヤ挿通部36は節輪28の径方向内側に突出されている。また、ワイヤ受け部材34の係止部37は舌片部31の径方向外側面に係止されている。即ち、舌片部31の径方向外側面において、開口部38の周囲の部分によって、係止受部としての係止受面39が形成されている。係止部37は舌片部31の径方向外側面において摺動可能であり、ワイヤ受け部材34は、節輪28の径方向に延びている開口部38の中心軸を中心として、舌片部31に対して、回動可能である。即ち、ワイヤ受け部材34は隣り合う両節輪28の回動軸を中心として舌片部31に対して回動可能となっている。ここで、舌片受部43及び当該舌片受部43に収容されている舌片部31の各組は上下左右の位置に配置されており、ワイヤ挿通部36は上下左右の位置に配置されることになる。
再び図8及び図9を参照し、節輪28の上下左右方のワイヤ挿通部36には、夫々、上下左右方向湾曲作動用のアングルワイヤ41が挿通されている。
本実施形態の湾曲部23について、湾曲部23を上下、左右方向に湾曲作動させる場合には、湾曲部23内において、左右、上下の位置は軸方向の全長が略変化しない中立位置となる。本実施形態の湾曲部23では、ワイヤ挿通部36は上下左右の位置に配置されており、上下左右湾曲作動用のアングルワイヤ41は上下左右の位置に配置されている。このため、湾曲部23を上下、左右方向に湾曲作動させる場合には、左右、上下方向湾曲作動用のアングルワイヤ41は中立位置に配置されることになり、湾曲作動に寄与しないアングルワイヤ41によって湾曲部23の湾曲作動が妨げられることが防止されている。
図14から図17を参照し、本発明の第3実施形態を説明する。
図14を参照し、本実施形態では、ワイヤ受け部材34の素材として丸線が用いられている。汎用のばね加工装置による曲げ加工及び切断加工により、丸線からワイヤ受け部材34が形成されている。このように、ワイヤ受け部材34を形成する素材として量産性に優れた丸線を用いており、また、ワイヤ受け部材34を形成する加工方法として量産性に優れた汎用ばね加工装置による曲げ加工及び切断加工を用いているため、ワイヤ受け部材34を安価に製造することが可能となっている。
ワイヤ受け部材34では、丸線の中間部分は巻回されてコイル状をなしており、当該コイル状部分によってワイヤ挿通部36が形成されている。ワイヤ挿通部36を形成するコイル状部分の巻数を適宜設定することで、ワイヤ挿通部36について、負荷剛性等の変形特性を最適に設定することが可能となっている。
丸線の両端部は、夫々、コイル状部分の幅方向の両端部から接線方向に互いに同じ向きに延出され、続いて、接線方向に直交するように屈曲され、さらに、接線方向に直交する直交面内で巻回されており、当該巻回部分によって係止部37が形成されている。本実施形態では、丸線の一端部は、コイル状部分の幅方向の一端部(図中右端部)から接線方向に延出され、直交面内で、順次、幅方向の一方側(図中右側)から他方側(図中左側)へと延び、長手方向の一方側(図中手前側)から他方側(図中奥側)へと延び、幅方向の他方側(図中左側)から一方側(図中右側)へと長手方向の他方側(図中奥側)へと凸の緩やかな湾曲形状をなすように延び、長手方向の他方側(図中奥側)から一方側(図中手前側)へと延びている。また、丸線の他端部は、コイル状部分の幅方向の他端部(図中左端部)から接線方向に延出され、直交面内で、順次、丸線の一端部に対して長手方向の他端側(図中奥側)に並列されて幅方向の他方側(図中左側)から一方側(図中右側)へと延び、長手方向の他方側(図中奥側)から一方側(図中手前側)へと延び、幅方向一方側(図中右側)から他方側(図中左側)へと長手方向の一方側(図中手前側)へと凸の緩やかな湾曲形状をなすように延び、長手方向の一方側(図中手前側)から他方側(図中奥側)へと延びている。
図15から図17を参照し、本実施形態の湾曲管の構成は第2実施形態と同様であり、ワイヤ受け部材34は第2実施形態と同様に節輪28に取り付けられている。ここで、節輪28に対してワイヤ受け部材34が回動される際には、舌片部31の係止受面39において当該係止受面39に略平行な巻回部分からなる係止部37が摺動される。このため、第1実施形態と比較して、係止受面39と係止部37との間の摩擦抵抗が減少され、係止受面39において係止部37が円滑に摺動されることになり、節輪28に対してワイヤ受け部材34が円滑に回動されるようになっている。
図18を参照し、本発明の第3実施形態の変形例を説明する。
本変形例のワイヤ受け部材34は、第3実施形態のワイヤ受け部材34に対して係止部37の形状が異なっている。即ち、丸線の一端部は、コイル状部分の幅方向の一端部(図中右端部)から接線方向に延出され、直交面内で、幅方向の一方側(図中右側)から他方側(図中左側)へと長手方向の他方側(図中奥側)へ凸の半円弧形状をなすように湾曲されて延びている。また、丸線の他端部は、コイル状部分の幅方向の他端部(図中左端部)から接線方向に延出され、直交面内で、幅方向の他方側(図中左側)から一方側(図中右側)へと長手方向の一方側(図中手前側)へ凸の半円弧形状をなすように湾曲されて延びている。
図19を参照し、本発明の第4実施形態を説明する。
本実施形態の湾曲管ユニット25は第2実施形態の湾曲管ユニット25と略同様である。但し、舌片部31の第1の開口部分38fの内径は舌片受部43の支持受壁46の第2の開口部分38sの内径よりも大きくなっている。そして、ワイヤ受け部材34の係止部37は、第1の開口部分38fに収容され、舌片受部43の支持受壁46の径方向外面に係止されている。即ち、支持受壁46の径方向外面において、第2の開口部分38sの周囲に、係止受部としての係止受面39が形成されている。
本実施形態の湾曲部23では、舌片部31の第1の開口部分38fにワイヤ受け部材34の係止部37が収容されており、節輪28からワイヤ受け部材34が径方向外側へと突出していない。このため、湾曲部23の外径を減少させることができ、挿入部21の挿入性を向上することが可能となっている。また、網状管及び外皮にワイヤ受け部材34が引っ掛かることが回避されており、湾曲管ユニット25に網状管及び外皮を被覆する際等に、網状管及び外皮に損傷が生じることが防止されている。
図20を参照し、本発明の第4実施形態の変形例を説明する。
本変形例の湾曲管ユニット25は、第4実施形態の湾曲管ユニット25において、ワイヤ受け部材34として、第2実施形態のワイヤ受け部材34に代えて、第3実施形態の変形例のワイヤ受け部材34を用いたものである。
図21を参照し、本発明の第5実施形態を説明する。
本実施形態では、ワイヤ受け部材34を形成する丸線64に、ナイロン等の軟性樹脂を押出成型、あるいは、塗布及び硬化等により被膜して、軟性樹脂被層を形成する。この後、軟性樹脂層51を有する丸線64を加工してワイヤ受け部材34を形成する。ワイヤ受け部材34のワイヤ挿通部36には軟性樹脂層51が形成されることになる。
このように、加工前の丸線64を連続処理することでワイヤ受け部材34に軟性樹脂層51を形成することができ、量産性に優れたワイヤ受け部材34が実現されている。
また、当該軟性樹脂層51は変形層として機能する。即ち、アングルワイヤ41が牽引操作される場合には、当該アングルワイヤ41とワイヤ挿通部36との位置関係、並びに、アングルワイヤ41からワイヤ挿通部36への負荷の状態に応じて、ワイヤ挿通部36自体に加えて軟性樹脂層51が弾性変形される。このため、アングルワイヤ41の牽引操作に対する抵抗が充分に減少される。さらに、軟性樹脂層51は保護層としても機能し、ワイヤ挿通部36と湾曲管内の内蔵物との干渉によりワイヤ挿通部36又は内蔵物が損傷することが防止される。
図22Aから図22Cを参照し、本発明の第6実施形態及びその変形例を説明する。
本実施形態では、ワイヤ受け部材34を形成する平線66の一面に、第5実施形態と同様に軟性樹脂層51を形成し、平線66の他面に、フッ素樹脂等の固定潤滑剤を焼付け塗装、あるいは、塗布により被覆して、固体潤滑層52を形成する。この後、軟性樹脂層51及び固体潤滑層52を有する平線66を加工して、外側に軟性樹脂層51、内側に固体潤滑層52を有するワイヤ受け部材34を形成する。ワイヤ受け部材34のワイヤ挿通部36では、内蔵物に対面する外側に軟性樹脂層51、アングルワイヤ41と接触する内側に固体潤滑層52が形成されることになる。
図22Bを参照し、平線66の全面に軟性樹脂層51を形成し、平線66の内側となる面において軟性樹脂層51に積層して固体潤滑層52を形成するようにしてもよい。この場合、平線66の全面に軟性樹脂を被覆した後、平線66の内側となる面のみに固体潤滑剤を被覆するようにしてもよいし、平線66の全面に軟性樹脂を被覆し、さらに、平線66の全面に固体潤滑剤を被覆した後、平線66の外側となる面の固体潤滑層を除去し、内側となる面の固体潤滑層52のみを残すようにしてもよい。
また、図22Cを参照し、平線66の全面に固体潤滑層52を形成し、平線66の外側となる面において固体潤滑層52に積層して軟性樹脂層51を形成するようにしてもよい。この場合、平線66の全面に固体潤滑剤を被覆した後、平線66の外側となる面のみに軟性樹脂を被覆するようにしてもよいし、平線66の全面に固体潤滑剤を被覆し、さらに、平線66の全面に軟性樹脂を被覆した後、平線66の内側となる面の軟性樹脂層を除去し、外側となる面の軟性樹脂層51のみを残すようにしてもよい。
このように、加工前の平線66を連続処理することでワイヤ挿通部36に軟性樹脂層51及び固体潤滑層52を形成することができ、量産性に優れたワイヤ受け部材34が実現されている。
また、ワイヤ挿通部36において、アングルワイヤ41と接触する内側に固体潤滑層52が形成されているため、アングルワイヤ41が牽引操作される場合には、アングルワイヤ41の牽引操作に対する抵抗が減少される。また、ワイヤ挿通部36では、内蔵物に対面する外側に保護層として機能する軟性樹脂層51が形成されているため、ワイヤ挿通部36と湾曲管の内蔵物との干渉によりワイヤ挿通部36又は内蔵物が損傷することが防止される。
図23及び図24を参照し、本発明の第7実施形態を説明する。
本実施形態のワイヤ受け組体54では、丸線からなるワイヤ挿通部材56によってワイヤ挿通部36が形成されており、ワイヤ挿通部材56とは別体の係止部材57によって係止部37が形成されている。即ち、ワイヤ挿通部材56は略U字状をなしており、U字状の両上端部では、縦方向延部から横方向外向きに横方向延部が延出されており、当該両端部によって夫々係合部61が形成されている。一方、係止部材57は円板状であり、係止部材57には軸方向に一対の貫通孔62が形成されている。係止部材57の一端面によって節輪に係止される係止面58が形成されており、他端面によって係合面59が形成されている。そして、ワイヤ挿通部材56の両縦方向延部は夫々係止部材57の両貫通孔62に係止面58側から係合面59側へと挿通されており、両横方向延部は係止部材57の係合面59に沿って配置されている。このようにして、ワイヤ挿通部材56と係止部材57とが互いに係合されている。
本実施形態では、ワイヤ挿通部36を形成するワイヤ挿通部材56とは別体の係止部材57によって係止部37を形成しており、微細なワイヤ受け組体54であっても容易かつ安価に形成することが可能となっている。
図25及び図26を参照し、本発明の第7実施形態の変形例を説明する。
本変形例のワイヤ受け組体54では、ワイヤ挿通部材56は略U字状をなし、U字状の両上端部では、夫々、縦方向延部から前向き及び後向きに前方延部及び後方延部が延出されており、当該両端部によって夫々係合部61が形成されている。一方、係止部材57には一対の切欠部63が形成されている。各切欠部63は、係止部材57の外周面から径方向内向きに凹形状をなし、係止部材57の軸方向の全長にわたって延びている。一対の切欠部63は係止部材57の中心軸に対して互いに対称である。そして、ワイヤ挿通部材56の両縦方向延部は夫々係止部材57の両切欠部63に嵌入されており、前方延部及び後方延部は、夫々、係止部材57の係合面59に沿って、切欠部63の深さ方向に直交して互いに逆向きに延びている。このようにして、ワイヤ挿通部材56と係止部材57とが互いに係合されている。
本変形例では、係止部材57に貫通孔62ではなく切欠部63を形成しており、困難な微細穿孔加工を行う必要がなく、極めて微細なワイヤ受け組体54であっても容易かつ安価に形成することが可能となっている。
21…内視鏡、24…湾曲部、28a,28b,28…節輪、29…筒状部(円筒部)、31…連結部(舌片部)、34,54…操作部材受けユニット、34…操作部材受け部材(ワイヤ受け部材)、54…操作部材受け組体(ワイヤ受け組体)、36…操作部材挿通部(ワイヤ挿通部)、37…係止部、38…開口部、38f…第1の開口部分、38s…第2の開口部分、39…係止受部(係止受面)、41…操作部材(アングルワイヤ)、43…連結受部(舌片受部)、44…摺動受面(摺動受壁)、46…支持受部(支持受壁)、48…支持面(支持壁)、49…摺動面(摺動壁)、51…変形層(軟性樹脂層)、51…保護層(軟性樹脂層)、52…固体潤滑層(フッ素樹脂層)、57…係止部材、59…係合部、61…貫通孔、63…切欠部。

Claims (23)

  1. 牽引操作されて湾曲部を湾曲作動させる線状の操作部材と、
    互いに回動可能に略共軸に連結されている複数の節輪であって、少なくとも1つの節輪は、前記節輪を径方向に貫通している開口部、及び、前記節輪の径方向外側部分において前記開口部の周囲に形成されている係止受部、を有する、複数の節輪と、
    前記開口部に前記節輪の径方向外側から径方向内側へと挿入されている操作部材受けユニットであって、弾性を有する線材を曲げ加工することにより弾性変形可能に形成され、前記節輪の内部に突出され、前記操作部材が挿通されている操作部材挿通部、及び、前記節輪の略径方向に延びている回転軸を中心として前記節輪に対して前記操作部材受けユニットが回転可能となるように前記係止受部に係止されている係止部、を有する操作部材受けユニットと、
    を具備し、
    前記操作部材挿通部は、前記操作部材の挿通方向に延びているコイル状をなし、
    前記操作部材受けユニットは、前記操作部材が挿通されている前記操作部材挿通部によって、前記節輪からの抜去を防止されることを特徴とする内視鏡湾曲部。
  2. 前記節輪は筒状部を有し、前記開口部は前記筒状部に形成されており、前記係止受部は前記筒状部の径方向外側部分に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡湾曲部。
  3. 前記複数の節輪は第1及び第2の節輪を有し、前記第1の節輪は、第1の筒状部と、前記第1の筒状部において前記第2の節輪側に形成され、前記第1の節輪側から前記第2の節輪側へと凸形状をなす連結部と、を有し、前記第2の節輪は、第2の筒状部と、前記第2の筒状部において前記第1の節輪側に形成され、前記第1の節輪側から前記第2の節輪側へと凹形状をなし、前記連結部を収容している連結受部と、前記連結受部に対して前記第1及び前記第2の節輪の径方向に並設されている支持受部と、を有し、前記連結部は、前記連結部の外周面によって形成され、前記第1及び前記第2の節輪の周方向について前記連結部の少なくとも両側部分に配置され、前記径方向にみて円弧をなす摺動面と、前記連結部の前記径方向の側面によって形成されている支持面と、を有し、前記連結受部は、前記連結受部の外周面を形成し、前記周方向について前記連結受部の少なくとも両側部分に配置され、前記径方向にみて前記摺動面の半径と略等しい半径を備える円弧であって前記両側部分において前記第1及び前記第2の節輪の軸方向について前記円弧の中心よりも前記第1の節輪側まで延びている円弧をなし、前記摺動面を摺動可能に支持している摺動受面を有し、前記支持受部は、前記支持面を前記径方向に支持している支持受面を有し、
    前記第1の節輪は、前記連結部を前記径方向に貫通し前記摺動面の円弧と略共軸な第1の開口部分を有し、前記第2の節輪は、前記支持受部を前記径方向に貫通し前記摺動受面の円弧と略共軸な第2の開口部分を有し、前記開口部は、前記第1及び前記第2の開口部分によって形成されており、前記係止受部は、前記連結部あるいは前記支持受部の径方向外側部分において前記第1あるいは前記第2の開口部分の周囲に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡湾曲部。
  4. 前記連結部は前記支持受部の径方向外側に配置されており、
    前記係止受部は前記連結部に形成されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡湾曲部。
  5. 前記連結部は前記支持受部の径方向外側に配置されており、
    前記係止部は前記第1の開口部分に収容されており、
    前記係止受部は前記支持受部に形成されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡湾曲部。
  6. 前記線材は、前記線材の長手方向に直交する横断面について滑らかな外周形状を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡湾曲部。
  7. 前記操作部材受けユニットは前記開口部に圧入される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡湾曲部。
  8. 前記線材は丸線である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡湾曲部。
  9. 前記線材は異形線である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡湾曲部。
  10. 前記線材は平線である、
    ことを特徴とする請求項9に記載の内視鏡湾曲部。
  11. 前記線材は前記線材の表面に被覆され弾性変形可能な変形層を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡湾曲部。
  12. 前記変形層は軟性樹脂層である、
    ことを特徴とする請求項11に記載の内視鏡湾曲部。
  13. 前記線材は前記線材の表面に被覆され前記内視鏡湾曲部の内蔵物を保護する保護層を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡湾曲部。
  14. 前記保護層は軟性樹脂層である、
    ことを特徴とする請求項13に記載の内視鏡湾曲部。
  15. 前記線材は前記線材の表面に被覆されている固体潤滑層を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡湾曲部。
  16. 前記固体潤滑層はフッ素樹脂層である、
    ことを特徴とする請求項15に記載の内視鏡湾曲部。
  17. 前記係止部は、前記操作部材挿通部を形成する線材と共通の線材を曲げ加工することにより形成されており、
    前記操作部材受けユニットは、一体的な線材により形成されている操作部材受け部材である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡湾曲部。
  18. 前記係止部は、前記操作部材挿通部を形成する線材とは異なる係止部材によって形成されており、
    前記操作部材受けユニットは、前記線材と前記係止部材とによって形成されている操作部材受け組体である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡湾曲部。
  19. 前記係止部材は一対の貫通孔を有し、
    前記操作部材挿通部は、前記操作部材挿通部を形成している線材の両端部によって夫々形成され前記一対の貫通孔に夫々挿通され前記係止部材に係合されている一対の係合部を有する、
    ことを特徴とする請求項18に記載の内視鏡湾曲部。
  20. 前記係止部材は一対の切欠部を有し、
    前記操作部材挿通部は、前記操作部材挿通部を形成している線材の両端部によって夫々形成され前記一対の切欠部に夫々挿入され前記係止部材に係合されている一対の係合部を有する、
    ことを特徴とする請求項18に記載の内視鏡湾曲部。
  21. 請求項1から20のいずれか1項に記載の内視鏡湾曲部を具備することを特徴とする内視鏡。
  22. 請求項1から20のいずれか1項に記載の内視鏡湾曲部用操作部材受けユニット。
  23. 請求項1から20のいずれか1項に記載の内視鏡湾曲部用節輪。
JP2009216129A 2009-09-17 2009-09-17 内視鏡湾曲部 Active JP5653604B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009216129A JP5653604B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 内視鏡湾曲部
CN201080041473.6A CN102497801B (zh) 2009-09-17 2010-09-15 内窥镜弯曲部
PCT/JP2010/065904 WO2011034074A1 (ja) 2009-09-17 2010-09-15 内視鏡湾曲部
DE112010003674T DE112010003674T5 (de) 2009-09-17 2010-09-15 Flexibles Endoskopteil
US13/421,477 US8562518B2 (en) 2009-09-17 2012-03-15 Flexible endoscope part

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009216129A JP5653604B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 内視鏡湾曲部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011062362A JP2011062362A (ja) 2011-03-31
JP5653604B2 true JP5653604B2 (ja) 2015-01-14

Family

ID=43758675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009216129A Active JP5653604B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 内視鏡湾曲部

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8562518B2 (ja)
JP (1) JP5653604B2 (ja)
CN (1) CN102497801B (ja)
DE (1) DE112010003674T5 (ja)
WO (1) WO2011034074A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8052597B2 (en) * 2005-08-30 2011-11-08 Boston Scientific Scimed, Inc. Method for forming an endoscope articulation joint
KR101911810B1 (ko) * 2011-12-23 2018-10-26 삼성전자주식회사 내시경 장비에 구비되는 벤딩모듈 및 그 제조 방법
CN103690140A (zh) * 2014-01-10 2014-04-02 上海欧太医疗器械有限公司 内窥镜接节圈、内窥镜弯曲部及相应的内窥镜装置
DE102014205556A1 (de) * 2014-03-25 2015-10-01 Richard Wolf Gmbh Endoskopisches Instrument
WO2016021718A1 (ja) * 2014-08-07 2016-02-11 オリンパス株式会社 内視鏡用穿刺針
CN106793925B (zh) * 2015-06-08 2018-09-11 奥林巴斯株式会社 内窥镜
CN107072494A (zh) * 2015-06-16 2017-08-18 奥林巴斯株式会社 内窥镜
KR102354214B1 (ko) 2016-03-01 2022-01-20 쿡 메디컬 테크놀러지스 엘엘씨 내시경 액세서리 채널 편향
KR102252846B1 (ko) * 2016-03-01 2021-05-17 쿡 메디컬 테크놀러지스 엘엘씨 가요성 내시경 지원 시스템
CN106963494B (zh) * 2017-03-30 2019-03-26 微创(上海)医疗机器人有限公司 手术机器人用蛇形关节、手术器械及内窥镜
CN208659304U (zh) * 2018-01-02 2019-03-29 珠海嘉润医用影像科技有限公司 一种用于一次性内窥镜的弯曲部
DE102018114207B3 (de) * 2018-06-14 2019-03-14 Eb-Invent Gmbh Virtuelle Schwenkvorrichtung mit Bewegungsbegrenzung
US20200205908A1 (en) * 2018-12-28 2020-07-02 Auris Health, Inc. Medical instrument with articulable segment

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3220677A (en) * 1963-04-29 1965-11-30 Reliable Electric Co Hard wire clevis for deadend
US4108211A (en) * 1975-04-28 1978-08-22 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Articulated, four-way bendable tube structure
JPS5846801Y2 (ja) 1975-04-28 1983-10-25 富士写真光機株式会社 ナイシキヨウヨウワンキヨクカン
JPS6041203Y2 (ja) * 1979-04-03 1985-12-14 富士写真光機株式会社 内視鏡の彎曲管部
JPS56138601U (ja) * 1980-03-24 1981-10-20
JPS56138601A (en) 1980-03-31 1981-10-29 Babcock Hitachi Kk Cylindrical tubular boiler of fluidized bed furnace
JPS5846801A (ja) 1981-09-11 1983-03-18 Nec Corp 防護無線装置
JPS6279003A (ja) 1985-09-30 1987-04-11 西浦 三郎 靴底の製造法
JPS6279033A (ja) * 1985-10-03 1987-04-11 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡
JPH045126Y2 (ja) * 1987-09-03 1992-02-14
JPH01120804U (ja) * 1988-02-08 1989-08-16
JPH02261418A (ja) * 1989-04-03 1990-10-24 Toshiba Corp 内視鏡
JPH0326226A (ja) * 1989-06-23 1991-02-04 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡湾曲部のワイヤー受け
JPH0337031A (ja) * 1989-07-05 1991-02-18 Olympus Optical Co Ltd 湾曲管用駒部材
JP2843370B2 (ja) * 1989-08-07 1999-01-06 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡の湾曲装置
JP2987452B2 (ja) * 1990-05-17 1999-12-06 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡
JPH04158826A (ja) * 1990-10-23 1992-06-01 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用湾曲管
JPH0523291A (ja) * 1991-07-24 1993-02-02 Machida Endscope Co Ltd 内視鏡の湾曲管
JPH0675403U (ja) * 1993-04-02 1994-10-25 株式会社町田製作所 操作ワイヤーの案内管
JP2000023908A (ja) * 1998-07-08 2000-01-25 Sony Corp 多関節湾曲機構
US6482149B1 (en) 1999-05-12 2002-11-19 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Curved part of endoscope
JP2000316800A (ja) * 1999-05-12 2000-11-21 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡の湾曲部構造
JP3651329B2 (ja) * 1999-09-30 2005-05-25 フジノン株式会社 内視鏡のアングル部
JP2002078674A (ja) * 2000-09-08 2002-03-19 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡の湾曲部構造
US6793436B1 (en) * 2000-10-23 2004-09-21 Ssl, Llc Connection systems for reinforcement mesh
DE102004027850A1 (de) * 2004-06-08 2006-01-05 Henke-Sass Wolf Gmbh Biegbarer Abschnitt eines Einführtubus eines Endoskopes und Verfahren zu dessen Herstellung
KR100786862B1 (ko) 2004-11-30 2007-12-20 삼성에스디아이 주식회사 배리어 장치, 이를 이용한 입체영상 표시장치 및 그구동방법
JP4794934B2 (ja) * 2005-07-22 2011-10-19 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡
EP1967122A1 (en) * 2005-12-09 2008-09-10 Olympus Corporation Endoscope inserting portion and method for manufacturing the same
JP2007181600A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Pentax Corp 内視鏡の可撓管の関節駒
JP2007252448A (ja) 2006-03-22 2007-10-04 Pentax Corp 内視鏡の挿入部
JP2008154809A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Hoya Corp 内視鏡の関節リング
US7806619B2 (en) * 2007-10-02 2010-10-05 Gm Global Technology Operations, Inc. Shaft assembly with lash free bipot joint connection

Also Published As

Publication number Publication date
CN102497801A (zh) 2012-06-13
JP2011062362A (ja) 2011-03-31
CN102497801B (zh) 2014-07-09
US20120170970A1 (en) 2012-07-05
DE112010003674T5 (de) 2013-01-17
WO2011034074A1 (ja) 2011-03-24
US8562518B2 (en) 2013-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5653604B2 (ja) 内視鏡湾曲部
JP4588906B2 (ja) 内視鏡用採取具
JP4740702B2 (ja) 内視鏡湾曲部、及び、内視鏡
US6210398B1 (en) Manipulating part of endoscopic treatment tool
JP4454078B2 (ja) 内視鏡の湾曲管およびその製造方法
EP2457491B1 (en) Endoscope
US20100056868A1 (en) Endoscope bending portion
JP5228161B2 (ja) 内視鏡の湾曲装置
JP6993408B2 (ja) 作動可能な作業端部を有する回転式の捩り可能な血管内装置
EP2505117A1 (en) Medical device with multiple curving sections
US10197784B2 (en) Operation mechanism for insertion device and insertion device
EP2984981A1 (en) Coil structure used for endoscope, and endoscope and treatment instrument each comprising said coil structure
WO2006114989A1 (ja) 内視鏡用処置具
JP5980483B2 (ja) 医療器具
JP5959767B2 (ja) 湾曲装置、内視鏡
JP5179413B2 (ja) 内視鏡案内管装置
CN116212212A (zh) 一种可调弯的导管及医疗器械
JP5235773B2 (ja) 可撓性内視鏡
JP2018143583A (ja) 内視鏡
JP2009207738A (ja) 湾曲管用コイル及びその製造方法
JP2011120687A (ja) 内視鏡挿入部
JP4895726B2 (ja) 可撓性内視鏡の挿入部
JP4504076B2 (ja) 内視鏡
JP2005261513A (ja) 可撓性内視鏡の挿入部
JP2008154809A (ja) 内視鏡の関節リング

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141119

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5653604

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250