JPH0381750A - 電動駆動カメラ - Google Patents

電動駆動カメラ

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JPH0381750A
JPH0381750A JP1219994A JP21999489A JPH0381750A JP H0381750 A JPH0381750 A JP H0381750A JP 1219994 A JP1219994 A JP 1219994A JP 21999489 A JP21999489 A JP 21999489A JP H0381750 A JPH0381750 A JP H0381750A
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rewinding
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planetary
charge
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/42Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
    • G03B17/425Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、電動駆動カメラに関する。
「従来技術およびその問題点」 電動駆動の一眼レフカメラにおいては従来、AF系以外
に、フィルムの巻上巻戻系と、ミラー・シャッタおよび
絞の駆動系とに、それぞれ専用のモータが用いられてき
た。ところで近年、カメラの高機能化に伴い、シャッタ
スピードの高速化が図られ、1/4000〜1/800
0秒といった高速シャッタが実現されている。このよう
な高速シャッタのチャージ負荷は、従来(1/2000
秒)の2〜4倍に達し、これを可能とするには、大型の
ハイパワーモータが不可欠である。他方、フィルムの巻
上系においても、例えば秒速5コマ以上の高速巻上が要
求されている。このような高速巻上には従来、起動停止
性能に優れるハイパワー(コアレス)モータが採用され
ている。
ところが、このようにシャッタの高速化、およびフィル
ム巻上の高速化が進むと、従来の駆動系では、フィルム
の巻上巻戻系と、ミラー・シャッタおよび絞の駆動系の
モータにそれぞれ、大型のハイパワーモータを用いなけ
ればならない。これはカメラの大型化を招き、かつコス
トアップ要因となる。このため従来、高速シャッタと高
速巻上との双方を安価に実現することは困難であった。
「発明の目的」 本発明は、高速シャッタと高速巻上の両者を安価に実現
できる電動駆動カメラを得ることを目的とする。
また本発明は、シャッタチャージとフィルム巻上を単一
の共用モータで行なうことのできる電動駆動カメラを得
ることを目的とする。さらに本発明は、フィルム巻戻も
共用モータで行なうことのできるカメラを得ることを目
的とする。
「発明の概要」 本発明は、従来、フィルムの巻上巻戻系と、ミラー・シ
ャッタおよび絞の駆動系とに分けられてぃたモータの駆
動分担を見直し、1つのハイパワーモータにより、シャ
ッタチャージとフィルムの巻上を行なうことにより、シ
ャッタの高速化とフィルム巻上の高速化とを同時に図る
という着想に基づいて完成されたものである。
すなわち本発明は、基本的には、フィルムの巻上と、シ
ャッタチャージとをモータ駆動によって行なう電動駆動
カメラにおいて、該フィルムの巻上と、シャッタチャー
ジとを、共用モータの正逆の回転によってそれぞれ行な
わせることを特徴としている。この構成によると、共用
モータのみを高価なバイパワモータ、例えばコアレスモ
ーフから構成して、高速度シャッタと高速巻上の両機能
を得ることができる。
本発明は、さらに、シャッタチャージとフィルムの巻上
の他に、巻戻も同一の共用モータによって行なうことが
できる。すなわち本発明は、フィルムの巻上巻戻と、シ
ャッタチャージとをモータ駆動によって行なう電動駆動
カメラにおいて、共用モータの正逆の回転によって正逆
に駆動される太陽ギヤと;シャッタチャージ系のギヤ列
に噛み合うチャージギヤと;巻戻系のギヤ列に噛み合う
巻戻ギヤと;巻上系のギヤ列に噛み合う巻上ギヤと;太
陽ギヤの周囲に揺動可能に設けられ、該太陽ギヤの正逆
の回転により上記チャージギヤまたは巻戻ギヤに択一し
て噛み合う第一の遊星ギヤ機構と;太陽ギヤの周囲に揺
動可能に設けられ、該太陽ギヤの正逆の回転のいずれか
一方の回転により巻上ギヤに噛み合う第二の遊星ギヤ機
構と;フィルム巻上時に、第一の遊星ギヤ機構が巻戻ギ
ヤに噛み合うのを妨げる手段と;フィルム巻戻時に、第
二の遊星ギヤ機構が巻上ギヤに噛み合うのを妨げる手段
とを設けたことを特徴としている。
そして以上の構成において、フィルム巻戻に関する構成
を除去すると、フィルムの巻上とシャッタチャージのみ
を共用モータで行なわせることができる。すなわち本発
明は、フィルムの巻上と、シャッタチャージとをモータ
駆動によって行なう電動駆動カメラにおいて、共用モー
タの正逆の回転によって正逆に駆動される太陽ギヤと;
シャッタチャージ系のギヤ列に噛み合うチャージギヤと
;巻上系のギヤ列に噛み合う巻上ギヤと;太陽ギヤの周
囲に揺動可能に設けられ、該太陽ギヤの正逆のいずれか
一方の回転によりチャージギヤに噛み合う第一の遊星ギ
ヤ機構と;太陽ギヤの周囲に揺動可能に設けられ、該太
陽ギヤの正逆の他方の回転により上記巻上ギヤに噛み合
う第二の遊星ギヤ機構とを設けたことを特徴としている
実際、フィルムの巻戻はモータ通電時間が比較的長いた
め、モータの立ち上がりだけでなく定常作動状態を利用
できるので、安価な他のモータ(他の機構との共用モー
タ)によって行なわせることが可能である。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。この実施例
は、フィルム巻上とシャッタチャージだけでなく、巻戻
も共用モータで行なうようにした電動駆動カメラの実施
例で、第8図はその駆動系の全体を示すものである。−
眼レフカメラ11のミラーボックスの正面左mj1部に
は、ミラー・絞機構12が配設され、このミラー・絞機
構12は、専用のミラー・絞系モータ13によって駆動
される。
ミラー・絞機構12の側部には、シャッタ機構14が配
設されている。このシャッタ機構14は、従来の駆動系
と異なり、ミラー・絞機構12とは独立している。ハイ
パワーコアレスモータからなる駆動モータ(共用モータ
)15は、フィルムの巻取スプール内に縦位置に配設さ
れていて、この駆動モ、−夕15により、フィルム巻上
巻戻・シャッタチャージ機構16が駆動される。フィル
ム巻上巻戻・シャッタチャージ機構16は、駆動モータ
15の例えば正転によりシャッタ機構14を駆動し、逆
転により、アイドルギヤ列17、貫通軸18i3よび巻
戻機構19を介して、巻戻フォークを回転させる。
本発明は、このフィルム巻上巻戻・シャッタチャージ機
構16に特徴を有する。ミラー・絞機構12およびミラ
ー・絞系モータ13の構成は問うものではなく、かつこ
れらの機構は周知であるから、以下、フィルム巻上巻戻
・シャッタチャージ機構16について、第1図ないし第
4図を参照して詳細に説明する。
第1図は、巻上が完了し、シャッタチャージも行なわれ
ている初期状態を示している。駆動モータ15の出力軸
に固定されたモータビニオン20は、減速ギヤ列21a
、21b、22a、22bを介して、太陽ギヤ23aと
同軸一体のギヤ23bに噛み合っている。このギヤ列に
より、モータピニオン20が正逆に回転すると、太陽ギ
ヤ23aが逆正に回転する。
太陽ギヤ23aの軸24には、太陽ギヤ23aと摩擦係
合する態様で、第一遊星レバー25と第二遊星レバー2
6が枢着されている。この第一遊星レバー25と第二遊
星レバー26は、従って、太陽ギヤ23aの回転に従い
、同方向に揺動運動する。
第一遊星レバー25は、一対の揺動範囲規制脚25a、
25bと、ギヤ支持アーム25cを有し、ギヤ支持アー
ム25cに軸27で第一遊星ギヤ28が回転自在に支持
されている。ギヤ支持アーム25cにはさらに、噛合規
制突起25dが形成されている。第二遊星レバー26は
同様に、一対の揺動範囲規制脚26a、26bと、ギヤ
支持アーム26cを有し、ギヤ支持アーム26cに軸2
9で第二遊星ギヤ30を回転自在に支持している。揺動
範囲規制脚25aと25b、および揺動範囲規制脚26
aと26bの間には、回動規制ビン31が位置している
。第一遊星ギヤ28と第二遊星ギヤ30はともに、太陽
ギヤ23aと常時噛み合う。
第一遊星ギヤ28は、第一遊星レバー25の揺動方向に
応じ、巻上アイドルギヤ32aとの噛合位置と、非噛合
位置に移動する。巻上アイドルギヤ32aは、これと同
軸一体のギヤ32bが、常時巻取スプールと一体のスプ
ールギヤ33と噛み合っており、従って、巻上アイドル
ギヤ32aが回転すると、フィルム巻上が行なわれる。
第二遊星ギヤ30は、第二遊星レバー26の揺動方向に
応じ、チャージアイドルギヤ35と、巻戻アイドルギヤ
36とに噛み合う。チャージアイドルギヤ35は常時一
回転ギヤ37aに噛み合っており、一回転ギヤ37aに
は一体に、チャージカム37bが設けられている。
巻戻アイドルギヤ36には、その軸40に同軸に、クラ
ンクレバー41が枢着されている。このクランクレバー
41は、その自由端に、軸42でスライダレバー43の
一端を枢着しており、中間に軸44で、チャージカム3
7bと係合するローラ45を枢着している。スライダレ
バー43の他端部には、固定側のスライダ溝46に嵌ま
るスライダ規制ビン47が設けられ、このスライダ規制
ビン47に同軸にチャージビン48が固定されている。
チャージビン48は、シャッタ機構14側のシャッタレ
バー14aと係合し、スライダレバー43が第1図の初
期位置から左方に移動すると、シャックレバー14aを
介してシャッタがチャージされる。49は、スライダレ
バー43を図において右方に移動付勢する引張ばねであ
る。
巻戻アイドルギヤ36は、常時アイドルギヤ列17のア
イドル第一ギヤ17aと噛み合っていて、巻戻アイドル
ギヤ36が回転すると、貫通軸18および巻戻機構19
を介して、巻戻フォークが回転する。
クランクレバー41には、噛合規制突起41aが設けら
れている。この噛合規制突起41aは、第1図の状態に
おいて、第二遊星ギヤ30と巻戻アイドルギヤ36の間
に進出し、両ギヤの噛合を阻止する作用をする。
チャージカム37bは、第1図の初期状態から約240
a反時計方向に回転すると、シャッタをチャージするも
ので、一回転ギヤ37aには、この240°の回転角(
チャージ完了回転角)と、一回転(360°)を検知す
るスイッチが設けられている。第5A、5B図は、この
回転角検知スイッチ50の例を示すもので、固定基板5
1には、一回転ギヤ37aの回転中心を中心とする円形
コモンランド51aと、 240’および360’に対
応する検知ランド51b、51cとが形成されている。
他方一回転ギヤ37aには、円形コモンランド51aに
常時接触するアース端子52aと、検知ランド51bま
たは検知ランド51cに接触する、アース端子52aと
導通する検知端子52bとが設けられている。従って、
円形コモンランド51aと、検知ランド51bまたは検
知ランド51cの導通を検知することで0、チャージカ
ム37bの回転角を検知できる。
上記構成の本装置は、第6図のフロー図、および第7図
のタイミングチャートに示すように作動する。
まず巻上動作を説明する。第1図の状態において、シャ
ッタがレリーズされると、ミラー・絞系モータ13によ
りミラー・絞機構12が作動して、シャッタが走行する
。その結果後幕スイッチ2cがオンになると、ミラー・
絞系モータ13が作動して、ミラー・絞機構12により
ミラーが復元する。
後幕スイッチ2cがオンになると、同時に駆動モータ1
5が逆転(第1図反時計方向に回転)する。すると、モ
ータビニオン20から太陽ギヤ23aに至るギヤ列によ
り太陽ギヤ23aが正転(第1図時計方向回転)し、第
一および第二揺動レバー25と26が同方向に揺動する
。第一、第二揺動レバー25と26は、それぞれその揺
動範囲規制脚25aと26aが回動規制ビン31に当接
する第2図の状態まで揺動して停止する。この状態では
、第二遊星ギヤ30がチャージアイドルギヤ35と噛み
合い、第一遊星ギヤ28は巻上アイドルギヤ32aとの
噛合を解く。従って、太陽ギヤ23aの正転は、第二遊
星ギヤ30、チャージアイドルギヤ35を介して一回転
ギヤ37aに伝達される。
一回転ギヤ37aが反時計方向に回転すると、チャージ
カム37bがクランクレバー41のローラ45を押し、
クランクレバー41を巻戻アイドルギヤ36を中心に時
計方向に揺動させる。すると、スライダレバー43が図
において左行し、チャージビン48がシャッタレバー1
4aを押してシャッタ機構14をチャージする。チャー
ジの完了は、回転検知スイッチ50の検知端子52bが
検知ランド51bに接触することで検知される。
すなわちチャージカム37bのチャージ区間Cは、検知
ランド51cと検知ランド51b間の角度に対応してい
る(約240”)。チャージカム37bはさらに、同方
向に回転し、検知端子52bが検知ランド51cに接触
することで、チャージカム37bの一回転が検知される
と、駆動モータ15が停止しく第3図参照)、次に正転
(時計方向に回転)する。クランクレバー41は、ロー
ラ45が一回転ギヤ37aの非チャージ区間Bに至ると
、引張ばね49の力により、反時計方向に回動する(第
3図)。
第3図の状態から、駆動モータ15が正転すると、太陽
ギヤ23aが逆転(反時計方向に回転)し、第一遊星レ
バー25および第二遊星レバー26は、反時計方向に揺
動する。このときクランクレバー41は、第3図のよう
に、反時計方向への揺動端にあり、噛合規制突起41a
が、ギヤ支持アーム26cと接触して、第二遊星ギヤ3
0と巻戻アイドルギヤ36との噛合を阻止する。よって
巻戻アイドルギヤ36およびアイドル第一ギヤ17aは
回転せず、アイドルギヤ列17を介しての巻戻は行なわ
れない。他方第一遊星レバー25が反時計方向に揺動す
ると、第一遊星ギヤ28が巻上アイドルギヤ32aと噛
み合う(第1図)。よって太陽ギヤ23aの回転が、第
一遊星ギヤ28、巻上アイドルギヤ32a、ギヤ32b
と伝わり、スプールギヤ33が回転する。つまり駆動モ
ータ15のモータビニオン20の回転がスプールギヤ3
3に伝達され、フィルムがスプールに巻き取られる。フ
ィルムの送り量は、スプロケットに連動する1コマ検知
パルスによって検出され、このパルスにより8パーフオ
レーシヨン(1コマ分)がカウントされると、駆動モー
タ15の回転が停止する。以上が通常の巻上動作である
次に巻戻動作を説明する。巻戻は、以上の巻上動作にお
いて、一定時間内に、lコマ検知パルスが発生しないこ
とを検知して開始される。すなわちこのようにしてフィ
ルム終端が検知されると、まず駆動モータ15が停止し
、次に逆転する。
モータビニオン20が逆転すると、巻上動作で説明した
のと全く同様に、チャージカム37bが反時計方向に回
転する。巻上動作と異なるのは、チャージカム37bが
約240’回転した時点で、駆動モータ15が停止し、
正転に移ることである。
この検知は、検知端子52bが検知ランド51bに接触
したことにより行なわれる。つまりチャージカム37b
のチャージ区間Cの終端部が、クランクレバー41のロ
ーラ45に接触している時点で、駆動モータ15が正転
する。チャージカム37bのチャージ区間Cの終端部が
ローラ45に接触している時点では、クランクレバー4
1は、第2図に示すように、反時計方向に揺動した状態
にあり、このとき、クランクレバー41の先端突部41
bは、第一遊星レバー25の噛合規制突起25dと接触
して、第一遊星レバー25の反時計方向の揺動を許さな
い。
従って、駆動モータ15が正転した結果、第一遊星レバ
ー25と第二遊星レバー26が反時計方向に揺動しよう
としても、第一遊星レバー25の同方向への揺動、およ
び第一遊星ギヤ28と巻上アイドルギヤ32aの噛合力
ご阻止される。このため巻上アイドルギヤ32a、つま
りスプールギヤ33はフリーの状態に保持される。他方
第二遊星レバー26が反時計方向に揺動すると、第二遊
星ギヤ30が巻戻アイドルギヤ36と噛み合う。
従って太陽ギヤ23aの回転は、第二遊星ギヤ30から
巻戻アイドルギヤ36、アイドル第一ギヤ17aに伝達
され、さらにアイドルギヤ列17、貫通軸18、巻戻機
構19を経て、巻戻フォークに伝達される。
フィルム巻戻が完了すると、1コマ検知パルスが一定時
間内に発生しないことから、巻戻完了が検知され、駆動
モータ15が停止する。次に駆動モータ15は再び逆転
し、太陽ギヤ23aが正転して、第一遊星レバー25お
よび第二遊星レバー26が時計方向に揺動する。すると
、第二遊星ギヤ30とチャージアイドルギヤ35が噛み
合い、一回転ギヤ37aが反時計方向に回転する。つま
り第2図の状態から、一回転ギヤ37aおよびチャージ
ヵム37bが反時計方向に回動し、これが約120°回
転すると、検知端子52bが検知ラッド51cに接触し
て、一回転ギヤ37aが所期位置に戻ったことが検知さ
れる。この信号により、駆動モータ15が停止する。そ
してこの太陽ギヤ23aの正転により、第二遊星レバー
26が同方向に揺動し第二遊星ギヤ30が巻戻アイドル
ギヤ36との噛合を解くので、アイドルギヤ列17は、
フリーになる。従って、巻戻フォークがフリーになるの
で、フィルムの取出、および新しいフィルムの装填を容
易に行なうことができる。
次に多重露出撮影の動作を説明する。多重露出は、フィ
ルムの巻上を行なうことなく、シャッタチャージのみを
複数回行なう撮影である。この多重露出は、駆動モータ
15を正転させることなく、逆転のみさせることにより
行なう。すなわち通常の巻上動作では、シャッタがレリ
ーズされる度に駆動モータ15を逆転させ、一回転ギヤ
37aを一回転させてシャッタのチャージを行ない、そ
の後駆°動モータ15を正転させてフィルム巻上を行な
ったが、多重露出スイッチがオンにされたときには、駆
動モータ15を逆転のみさせる。
、多重露出撮影において、シャッタがレリーズされると
、ミラー・絞系モータ13によりミラー・絞機構12が
作動して、シャッタが走行する。その結果後幕スイッチ
2cがオンになると、同時に駆動モータ15が逆転する
。すると、モータビニオン20から太陽ギヤ23aに至
るギヤ列により太陽ギヤ23aが正転(第1図時計方向
)し、第一、第二遊星レバー25.26が同方向に揺動
する。第一、第二遊星レバー25.26は、それぞれそ
の揺動範囲規制脚25aと26aが回動規制ビン31に
当接する第2図の状態まで揺動して停止する。この状態
では、第二遊星ギヤ30がチャ5−ジアイドルギャ35
と噛み合い、第一遊星ギヤ28は巻上アイドルギヤ32
aとの噛合を解く。従って、太陽ギヤ23aの正転は、
第二遊星¥ヤ30、チャージアイドルギヤ35を介して
一回転ギヤ37aに伝達される。
一回転ギヤ37aが正転すると、チャージカム37bが
クランクレバー41のローラ45を押し、クランクレバ
ー41を巻戻アイドルギヤ36を中心に時計方向に揺動
させる。すると、スライダレバー43が図において左行
し、チャージビン48がシャッタレバー14aを押して
シャッタ機構14をチャージする。チャージの完了は、
検知端子52bが検知ランド51bに接触することで検
知される。すなわちチャージカム37bのチャージ区間
チャージ区間Cは、検知ランド51cと検知ランド51
b間の角度に対応している。チャージカム37bはさら
に、同方向に回転し、検知端子52bが検知ランド51
cに接触することで、チャージカム37bの一回転が検
知されると、駆動モータ15が停止する。
多重露出モードを選択したときには、この状態から駆動
モータ15が正転に移らない。そして、多重露出をさら
に続けるときには、以上の同一の動作が繰り返され、多
重露出を停止すると、駆動モータ15が正転して、フィ
ルム巻上がなされる。
以上のように本発明の電動駆動カメラは、多重露出を、
駆動モータ15の回転制御で簡単に行なうことができる
が、この多重露出機能は、オプション機能とすることが
できる。
「発明の効果」 以上のように本発明は、フィルム巻上とシャッタチャー
ジとを、共用モータの正逆の回転によってそれぞれ行な
わせるものであるから、この共用モータをハイパワーモ
ータから構成することにより、シャッタの高速化とフィ
ルム巻上の高速化とを同時に図ることができる。すなわ
ち、シャッタ用、フィルム用にそれぞれ高価なハイパワ
ーモータを用いる必要がないから、高機能カメラを安価
に得ることができる。
さらに本発明は、共用モータによって、フィルム巻戻も
行なうことが可能であり、フィルムの巻上巻戻動作と、
シャッタチャージ動作とを共用モータで行なう電動駆動
カメラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図および第4図は、本発明の電動
駆動カメラのフィルム巻上巻戻・シャッタチャージ機構
の構成を示す、互いに異なる作動状態の平面図、 第5A図、5B図は、チャージカムの回転角検知スイッ
チの構成例を示す正面図と平面図、第6図は本発明の電
動駆動カメラの駆動系を示す駆動フロー図、 第7図は同タイミングチャート、 第8図は本発明の電動駆動カメラの全体構成を示す正面
図である。 11・・・−販レフカメラ、12・・・ミラー・絞機構
、13・・・ミラー・絞系モータ、14・・・シャッタ
機構、14a・・・シャッタレバー 15・・・駆動モ
ータ(共用モータ)、16・・・フィルム巻上巻戻・シ
ャッタチャージ機構、17・・・アイドルギヤ列、18
・・・貫通軸、19・・・巻戻機構、20・・・モータ
ピニオン、21a、2.1b、22a、22 b −・
・減速ギヤ列、23a・・・太陽ギヤ、23b・・・ギ
ヤ、25・・・第一遊星レバー 25a、25b・・・
揺動範囲規制脚、25c・・・ギヤ支持アーム、25d
・・・噛合規制突起、26・・・第二遊星レバー、26
a、26b・・・揺動範囲規制脚、26c・・・ギヤ支
持アーム、32a・・・巻上アイドルギヤ、32b・・
・ギヤ、35・・・チャージアイドルギヤ、36・・・
巻戻アイドルギヤ、37a・・・一回転ギヤ、37b・
・・チャージカム、41・・・クランクレバー 43・
・・スライダレバー、45・・・ローラ、46・・・ス
ライダ溝、47・・・スライダ規制ビン、48・・・チ
ャージビン、49・・・引張ばね、50・・・回転検知
スイッチ、51・・・固定基板、51a・・・円形コモ
ンランド、51b、51C・・・検知ランド、52a・
・・アース端子、52b・・・検知端子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルムの巻上巻戻と、シャッタチャージとをモ
    ータ駆動によって行なう電動駆動カメラにおいて、 共用モータの正逆の回転によって正逆に駆動される太陽
    ギヤと; シャッタチャージ系のギヤ列に噛み合うチャージギヤと
    ; 巻戻系のギヤ列に噛み合う巻戻ギヤと; 巻上系のギヤ列に噛み合う巻上ギヤと; 上記太陽ギヤの周囲に揺動可能に設けられ、該太陽ギヤ
    の正逆の回転により上記チャージギヤまたは巻戻ギヤに
    択一して噛み合う第一の遊星ギヤ機構と; 上記太陽ギヤの周囲に揺動可能に設けられ、該太陽ギヤ
    の正逆の回転のいずれか一方の回転により上記巻上ギヤ
    に噛み合う第二の遊星ギヤ機構と; フィルム巻上時に、第一の遊星ギヤ機構が巻戻ギヤに噛
    み合うのを妨げる手段と; フィルム巻戻時に、第二の遊星ギヤ機構が巻上ギヤに噛
    み合うのを妨げる手段と; を有することを特徴とする電動駆動カメラ。
  2. (2)フィルムの巻上と、シャッタチャージとをモータ
    駆動によって行なう電動駆動カメラにおいて、 共用モータの正逆の回転によって正逆に駆動される太陽
    ギヤと; シャッタチャージ系のギヤ列に噛み合うチャージギヤと
    ; 巻上系のギヤ列に噛み合う巻上ギヤと; 上記太陽ギヤの周囲に揺動可能に設けられ、該太陽ギヤ
    の正逆のいずれか一方の回転により上記チャージギヤ噛
    み合う第一の遊星ギヤ機構と;上記太陽ギヤの周囲に揺
    動可能に設けられ、該太陽ギヤの正逆の他方の回転によ
    り上記巻上ギヤに噛み合う第二の遊星ギヤ機構と; を有することを特徴とする電動駆動カメラ。
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