JPH0378370B2 - - Google Patents

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JPH0378370B2
JPH0378370B2 JP62315960A JP31596087A JPH0378370B2 JP H0378370 B2 JPH0378370 B2 JP H0378370B2 JP 62315960 A JP62315960 A JP 62315960A JP 31596087 A JP31596087 A JP 31596087A JP H0378370 B2 JPH0378370 B2 JP H0378370B2
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JP
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virus agent
agent according
pharmaceutically acceptable
arabinofuranosyl
varicellazoster
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JP62315960A
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Jooji Rahimu Saado
Jeen Maachin Purifuoi Doroshii
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Wellcome Foundation Ltd
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Wellcome Foundation Ltd
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Publication of JPH0378370B2 publication Critical patent/JPH0378370B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D405/00Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
    • C07D405/02Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings
    • C07D405/04Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/70Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61P31/12Antivirals
    • A61P31/20Antivirals for DNA viruses
    • A61P31/22Antivirals for DNA viruses for herpes viruses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H19/00Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
    • C07H19/02Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing nitrogen
    • C07H19/04Heterocyclic radicals containing only nitrogen atoms as ring hetero atom
    • C07H19/06Pyrimidine radicals

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はピリミジンヌクレオシド化合物および
これらの化合物を医療、特にヘルペスウイルス感
染の処置または予防に使用することに関する。 DNAウイルスの中で、ヘルペス群は人間にお
ける大部分の一般的ウイルス疾病の病源体であ
る。この群はヘルペス、シンプレツクス ウイル
ス(herpes simplex virus=HSV)、バリセラ
ゾースター(varicella zoster=VZV)、サイト
メガロウイルス(cytomegalovirus=CMV)お
よびエプステイン−バール ウイルス(Epstein
Barr virus=EBV)よりなる。 バリセラゾースターウイルス(VZV)は水痘
および帯状疱疹の病源体であるヘルペスウイルス
である。水痘は、免疫のない宿主で発症する主要
な病気であり、幼児では通常、多房性水痘発疹お
よび発熱を特徴とする中程度の病気である。帯状
疱疹または帯状ヘルペスは以前にバリセラーゾー
スターウイルスに感染した成人に生じる回帰形の
疾病である。帯状疱疹の臨床的症状の特徴はその
分布が片側性で、皮膚にある多房性水疱の皮膚発
疹および神経痛にある。炎症の拡がりが痲痺また
はけいれんを導くことがある。髄膜がおかされる
と、昏睡が生じることがある。免疫不全の患者に
おいて、VZVは重大であるいは致死的でさえあ
る病気を引き起す播種性を有することがある。
VZVは移植の目的でまたは悪性腫瘍の処置で免
疫抑制剤を投入された患者に重大に関連してお
り、AIDS患者では彼等の損なわれた免疫系の故
に重大な合併症を引き起す。 ヘルペスウイルス感染の処置に関してヌクレオ
シド同族体に焦点が当てられている。当初は有用
な中間体として注目された一つの化合物は2′−デ
オキシ−5−エチニルウリジンであり、この化合
物の合成はBarr等により開示されている〔J.
Chem.Soc.Perkin Trans.I(1978年)、1263頁〕。
この化合物はたとえばWalker等により開示され
(Nucleic Acid Res.,Special Pud.No.4、1978
年)そして英国特許明細書第1601020号に記載さ
れているように、ワクシニアおよびヘルペスシン
プレツクスに対して、インビトロで抗ウイルス活
性に係り試験されたが、人間の化学療法における
使用についていかなる効果も証明されなかつた。 ヨーロツパ特許出願第86305297号には2′−デオ
キシ−5−エチニルウリジンおよびその医薬とし
て許容されうる誘導体をサイトメガロウイルス
(CMV)またはバリセラゾースターウイルス
(VZV)により生じる人間ウイルス感染の処置ま
たは予防に使用することが開示され、特許請求さ
れている。 ここに、驚くべきことにその5位の位置に不飽
和基が存在することを特徴とするピリミジンヌク
レオシド化合物が以下に示すように、医療に、特
に或る群のウイルス感染の処置に特別の価値を有
することが発見された。これらの化合物はまた、
インビトロにおける細胞培養毒性実験により証明
されるように、比較的低レベルの毒性を有するこ
とが見い出された利点を有する。 以下に記載する或る種の5−置換ヌクレオシ
ド、特に1−(β−D−アラビノフラノシル)−5
−エチニルウラシル及び1−(β−D−アラビノ
フラノシル)−5−プロピニルウラシルはHSV−
1及び−2(ヘルペスシンブレツクスウイルス1
型)及びVV(ワクシニアウイルス)感染の処置
におけるそれらの使用がJ.Med.Chem.(1983年)、
26(5)、661〜666頁に開示されている。 前記で言及した本発明に係るピリミジンヌクレ
オシドは下記の一般式()で示すことができ
る: 〔式中R2は水素原子またはメチル基を示す〕。 式()で示される化合物はその互変異性体形
で存在できる。 前記ピリミジンヌクレオシド化合物はまた、こ
の化合物の医薬的に許容されうる塩の化合物を包
含する。 これらのピリミジンヌクレオシド化合物、即
ち、1−(β−D−アラビノフラノシル)−5−プ
ロピニルウラシルおよび1−(β−D−アラビノ
フラノシル)−5−エチニルウラシル、並びにそ
れらの塩を以後、本発明による化合物と称する。 本発明はさらにまた、 a) ウイルス感染、特にVZV感染の処置また
は予防において使用するための本発明による化
合物; b) VZV感染の処置または予防において使用
するための医薬の製造における本発明による化
合物の使用; を包含する。 本発明により処置できるVZV感染のようなヘ
ルペスウイルスにより生じる臨床症状の例は前記
した症状を包含する。 治療に都合良く使用できる本発明による塩の化
合物は生理学的に許容されうる塩基との塩、たと
えば適当な塩基から誘導される塩、たとえばアル
カリ金属(たとえばナトリウム)塩、アルカリ土
類金属(たとえばマグネシウム)塩、アンモニウ
ム塩およびNX+ 4(式中XはC1〜4アルキルである)
塩を包含する。 本発明による化合物は処置しようとする症状に
適応するいずれかの経路により投与することがで
き、適当な経路は経口、直腸、鼻、局所(口腔内
および舌下を含む)、腟および非経口(皮下、筋
肉内、静脈内、皮内、鞘内および硬膜外を含む)
経路を包含する。好適な経路は、たとえば摂取者
の症状により変えることができる。 前述の各効用および本発明による化合物の必要
量の指示は処置しようとする症状の重篤度および
摂取者の識別を含む多くの因子に依存し、最終的
には担当医師の裁量にまかせられる。しかしなが
ら、一般に、これらの各効用および指示に係り、
適当な有効薬用量は0.1〜250mg/摂取者の体重
Kg/日の範囲であり、好ましくは1〜100mg/摂
取者の体重Kg/日の範囲であり、最も望ましくは
5〜30mg/体重Kg/日である。最適薬用量は約15
mg/体重Kg/日である(別段のことわりがないか
ぎり、活性成分の重量は全て、親の化合物として
計算されている;その塩およびエステルの場合
は、これらの数値は比例して増加する)。所望に
より、望ましい薬用量は1日の間の適当な間隔
で、2回、3回、4回または5回以上の分割薬用
量投与により与えることができる。これらの分割
薬用量は、たとえば1投与単位形当り活性成分を
10〜1000mg、好ましくは20〜500mg、最も好まし
くは100〜400mgの量で含有する単位投与形で投与
することができる。 本発明による化合物は単独で投与することがで
きるが、これらを医薬組成物として投与すると好
ましい。本発明の組成物は1種または2種以上の
組成物用の許容されうる担体および場合により、
別種の治療的成分とともに、前記で定義されてい
る活性成分を含有する。担体は組成物中の他の成
分と適合できそして摂取者にとつて有害でないと
いう観点で「許容されうる」ものでなけれならな
い。 組成物は経口、直腸、鼻、局所(口腔内および
舌下を含む)、腟または非経口(皮下、筋肉内、
静脈内、皮内、鞘内および硬膜外を含む)投与に
適するものを包含する。組成物は単位投与形で好
ましく付与することができ、調剤技術でよく知ら
れている方法のいずれかにより調製できる。この
ような方法は1種または2種以上の補助成分を構
成する担体と活性成分とを配合する工程を包含す
る。一般に、組成物は活性成分を液状担体または
微粉砕した固体担体あるいはその両方と均一にそ
して緊密に配合し、次いで必要に応じて、生成物
を成形することにより調製する。 経口投与に適する本発明による組成物はそれぞ
れ予め定められた量の活性成分を含有するカプセ
ル、カシエ剤または錠剤のような分離した単位体
として、粉末または顆粒として、水性液体または
非水性液体中の溶液または懸濁液として、あるい
は水中油型液体エマルジヨンまたは油中水型液体
エマルジヨンとして提供することができる。活性
成分はまた、丸剤、舐剤またはペーストとして与
えることもできる。 錠剤は場合により1種または2種以上の補助成
分とともに圧縮または成型により作ることができ
る。圧縮錠剤は粉末または顆粒のような自由流動
形の活性成分を、場合により結合剤(たとえばポ
ビドン、ゼラチン、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース)、滑剤、不活性稀釈剤、保存剤、崩解
剤(たとえばナトリウムデンプングリコレート、
交叉結合されたポビドン、交叉結合されたナトリ
ウムカルボキシメチルセルロース)、表面活性剤
もしくは分散剤と混合して、適当な機械で圧縮す
ることにより調製することができる。成型錠剤は
不活性液体稀釈剤で湿らせた粉末状化合物の混合
物を適当な機械で成型することにより調製でき
る。錠剤は場合により被覆するかまたは刻目を入
れることができ、たとえば所望の放出様相が得ら
れるように割合を変えて、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロースを使用して、その中に含まれてい
る活性成分のゆつくりしたまたはコントロールさ
れた放出が得られるように組成することもでき
る。 眼またはその他の外部組織、たとえば口腔およ
び皮膚の感染には、組成物を好ましくは局所用軟
膏またはクリームとして施用する、これらの組成
物は活性成分を、たとえば0.075〜20%(重量/
重量)、好ましくは0.2〜15%(重量/重量)、最
も好ましくは0.5〜10%(重量/重量)の量で含
有する。組成物が軟膏である場合に、活性成分は
パラフイン系または水混和性軟膏基材とともに使
用できる。別法として、活性成分には水中油型ク
リーム基材を用いてクリームに組成することもで
きる。 所望により、クリーム基材の水性相は、たとえ
ば多価アルコール、すなわちプロピレングリコー
ル、ブタン−1,3−ジオール、マンニトール、
ソルビトール、グリセロールおよびポリエチレン
グリコールならびにその混合物のような2個また
は3個以上のヒドロキシ基を有するアルコールを
少なくとも30%(重量/重量)の量で含有するこ
とができる。局所用組成物は望ましくは、活性成
分の皮膚またはその他の患部への吸収または浸透
を増強する化合物を含有することができる。この
ような皮膚浸透増強剤の例はジメチルスルホキシ
ドおよび関連類似化合物を包含する。 本発明のエマルジヨンの油性相は既知成分から
既知の方法で構成させることができる。この相は
単に、乳化剤(別名エマルジエント)を含むこと
ができるが、望ましくは、少なくとも1種の乳化
剤と脂肪または油、あるいは脂肪と油との両方と
の混合物を含有する。好ましくは、親水性乳化剤
を安定化剤として作用する親油性乳化剤とともに
含有させる。油と脂肪との両方を含有させること
も好ましい。乳化剤は安定化剤とともに、または
安定化剤の非存在下に、いわゆる乳化性ワツクス
を生成し、このワツクスは油および(または)脂
肪と一緒になつて、いわゆる乳化性軟膏基材を生
成する。この乳化性軟膏基材はクリーム組成物の
油性分散相を形成する。本発明の組成物に使用す
るのに適する乳化剤およびエマルジヨン安定化剤
はTween60、Span80、セトステアリルアルコー
ル、ミリスチルアルコール、グリセリルモノ−ス
テアレートおよびラウリル硫酸ナトリウムを包含
する。 この組成物に適する油または脂肪の選択は所望
の化粧品的性質が得られるようにする。これは本
発明の活性化合物がエマルジヨン医薬組成物に好
んで使用される油の大部分中で非常に低い溶解度
を有するためである。従つて、クリームは管また
はその他の容器からの漏れを避けるために適当な
粘稠性を有する油じみてなく、しみをつけない、
洗い流すことができる製品であるべきである。直
鎖状または分枝鎖状の一塩基性あるいは二塩基性
アルキルエステル、たとえばジ−イソアジピン酸
エステル、イソセチルステアリン酸エステル、ヤ
シ油脂肪酸のプロピレングリコールジエステル、
ミリスチン酸イソプロピルエステル、オレイン酸
デシルエステル、パルミチン酸イソプロピルエス
テル、パルミチン酸2−エチルヘキシルまたは
Crodamol CAPとして知られている分枝鎖状エ
ステルの配合物が使用でき、後にあげた方の3種
のエステルが好適である。これらは単独で、また
は要求される物性に応じて組合せて使用すること
ができる。別法として、白色軟質パラフインおよ
び(または)液状パラフインあるいは他の鉱油の
ような高沸点脂質を使用することもできる。 眼に局所施用するのに適する組成物は活性成分
が適当な担体、特に活性成分のための水性溶剤中
に溶解または懸濁されている点眼剤を包含する。
このような組成物において、活性成分は好ましく
は0.5〜20%(重量/重量)、有利には0.5〜10%
(重量/重量)、特に約1.5%(重量/重量)の濃
度で存在させる。 口に局所投与するのに適する組成物は風味を付
けた基材、通常、シヨ糖およびアラビアゴムまた
はトラガカントゴム中に活性成分を含有する甘味
入り錠剤、ゼラチンとグリセリンまたはシヨ糖と
アラビアゴムのような不活性基材中に活性成分を
含有するトローチ剤および適当な液状担体中に活
性成分を含有する口腔洗浄剤を包含する。 直腸投与用組成物は、たとえばカカオ脂または
サリチレートを含む適当な基材を用いて坐薬とし
て提供することができる。 担体が固体である鼻投与に適する組成物は、た
とえば20〜500ミクロンの粒子サイズを有する粗
い粉末を包含し、この組成物は息を吸い込む方法
で、すなわち、粉末の容器を鼻に近づけ、容器か
ら鼻通路を経て迅速に吸入することにより投与さ
れる。担体が液状である適当な組成物は、たとえ
ば鼻スプレイまたは点鼻剤として投与され、活性
成分の水性または油性溶液を包含する。 腟投与に適する組成物は活性成分に加えて、適
当であることが当技術で知られているような担体
を含有するペツサリー、タンポン、クリーム、ゲ
ル、ペースト、フオームまたはスプレイ組成物と
して提供することができる。 非経口投与に適する組成物は酸化防止剤、緩衝
剤、静菌剤および組成物を意図する摂取者の血液
と等張にする溶質を含有していてもよい水性およ
び非水性無菌注射溶液、および懸濁化剤および増
粘剤を含有していてもよい水性および非水性無菌
懸濁液を包含する。これらの組成物は、たとえば
密封したアンプルおよびバイアルのような単次投
与容器または多回投与容器中に入れて提供するこ
とができ、また使用の直前に注射用水のような無
菌液体担体を加える必要があるだけである凍結乾
燥(真空凍結乾燥)した状態で貯蔵することがで
きる。すぐに使用できる注射溶液および懸濁液は
前述の種類の無菌粉末、顆粒および錠剤から調製
することができる。 好適な単位投与組成物は前記したように、活性
成分を一日薬用量または単位一日分割薬用量、あ
るいは適当なその一部分の量で含有する組成物で
ある。 本発明による組成物は前記で特にあげた成分に
加えて、当該組成物の種類に関連して当技術で慣
用のその他の助剤を含有でき、たとえば経口投与
に適する組成物が風味付与剤を含有できることは
理解されるべきである。 本発明による化合物は、同一または類似化合物
の製造に係り当技術で既知の方法のいずれかによ
り製造することができ、たとえば英国特許明細書
第1601020号またはRobins M.J.およびBarr P.J.
によるJ.Org.Chem.(1983年)、48、1854〜1862
頁、さらにまた以下に示す例に記載されている方
法を参照することができる。 本発明はまた、本発明による化合物の製造方法
を提供し、この方法は: A 式 (式中R2は前記定義のとおりであり、R1 aは保
護されているヒドロキシ基であり、そしてM1
ヒドロキシ保護基を表わす) で示される化合物を式 (式中Yはハロゲン原子を表わし、M2および
M3はそれぞれヒドロキシ保護基を表わし、そし
てR4 aは保護されているヒドロキシ基を表わす)
で示される化合物と縮合させ、あるいは B 式 (式中M2、M3およびR4 aは前記定義のとおりで
あり、そしてZは脱離性基である) で示される化合物を、式において、−C≡CR2
(R2は前記定義のとおりである)の基を提供でき
る化合物と反応させ、そして 場合により、引続いてまたは同時的に下記の工
程: (i) いずれかの残留する保護基を分離する工程、 (ii) 生成する化合物が式()で示される化合物
である場合に、この化合物をその医薬的に許容
されうる塩に変換し、あるいは生成する化合物
が医薬的に許容されうる塩である場合に、この
塩を異なる医薬的に許容されうる塩または式
()で示される化合物に変換する工程、 のどちらかまたは両方を、いずれか所望の順序で
行なうことを含む方法である。 方法A)に関して、原料化合物はアシル基、た
とえばp−トルオイルのようなアルカノイルまた
はアロイル基、あるいはトリメチルシリル基のよ
うなトリアルキルシリル基のような慣用の保護基
で保護することができ、M1およびR1 a保護基は一
般に、シリル保護基である。糖残基〔式()〕
のハロゲン基Yは好ましくは塩素であり、この反
応はルイス酸触媒、たとえば塩化第二スズの存在
下に、1,2−ジクロロエタンのような適当な溶
媒中で行なう。メタノール中でナトリウムメトキ
シドのようなアルコール系塩基で処理することに
より、親の化合物をアノマー分離後に、得ること
ができる。この方法はまた、Barr等により、J.
Chem.Soc.,Perkin Trans1(1978年)、1263頁以
降に記載されている。 保護基は引続いて、酸または塩基加水分解によ
り除去することができる。アシル基は有利には、
塩基加水分解により分離し、そしてシリル基は酸
加水分解により分離する。 方法B)に関して、この方法はRobins M.J.お
よびBarr P.J.によりJ.Org.Chem.(1983年)、48
1854頁以降に例示されている。適当に保護されて
いる形、たとえば前記にあげた保護基で保護され
ている5−ハロゲン化ヌクレオシドを、たとえば
パラジウム触媒を用いて、トリエチルアミンのよ
うな有機塩基および銅()塩のようなもう一種
の金属触媒の存在下に、50℃のような高められた
温度でトリメチルシリルアセチレンのような適当
な保護されているアセチレンと接触カプリング反
応させ、保護されているアセチレン系ヌクレオシ
ドを生成させることができる。好適なパラジウム
触媒はビス(トリフエニルホスフイン)パラジウ
ムジクロライドであり、そして好適な銅触媒はヨ
ー化第一銅である。親の化合物は、たとえばメタ
ノール中のナトリウムメトキシドのようなアルコ
ール系塩基で処理することにより、保護基を分離
することにより容易に得ることができる。 前記の原料化合物は、たとえばNuoleic Acid
Chemistry;Improved New Synthetic
Procedures,Methods and Techniques,L.B.
TownsendおよびR.S.Tipson編集、Wiley
Interscience出版(1978年)およびNucleosids
Analogues:Chemistry,Biology and Medical
Applications,R.T.Walker,E de Clercqおよ
びF.Eckstein編集、NATO Advanced Study
Institute,Plenum Press出版(1979年)に記載
されているような当技術で知られている技法を用
いて、既知化合物から慣用の方法で製造すること
ができる。この原料化合物の製造方法の例は下記
に示されている。 方法B)において、式()において、特にZ
がヨー素のようなハロゲン原子を表わし、そして
R4が保護されているヒドロキシ基を表わす相当
する化合物は、たとえばSchinazi等によりJ.
Med.Chem.1979年、22(20)、1273頁に記載され
た方法と同様の方法により、製造することができ
る。 本発明による塩の化合物はまた、慣用の方法
で、たとえば親の化合物を適当な塩基と反応させ
て相当する塩基塩を生成させることにより製造す
ることができる。 次例は本発明を例示するものである。 例 1 1−(β−D−アラビノフラノシル)−5−エチ
ニルウラシル a) O2,2′−アンヒドロウリジン ウリジン(10g、0.04モル)を温い、無水ジ
メチルホルムアミド20mlに溶解し、次いで炭酸
ジフエニル11.4g(0.06モル)および重炭酸ナ
トリウム0.2gを加える。溶液を撹拌し、次い
で二酸化炭素の蒸発が止むまで(約30分)、150
℃で加熱する。冷却した後に、溶液をエーテル
200ml中に迅速に撹拌しながら注ぎ入れる。生
成する固形物を濾別し、エーテルで洗浄し、メ
タノールから再結晶させ、標題の化合物7.2g
(80%)を白色結晶として得る、融点:235〜
240℃。 b) 1−(β−D−アラビノフラノシル)ウラ
シル 工程a)の生成物(7.0g、0.03モル)をエ
タノール/水(1:1)585mlに溶解し、1M水
酸化ナトリウム41mlを加える。室温で2.0時間
撹拌した後に、溶液をDowex50(H)イオン交
換樹脂を少しづつ加えることにより、PH4〜5
に酸性化する。樹脂を濾別し、エタノール/水
(1:1)100mlで洗浄する。濾液を蒸発乾燥さ
せ、残留物をエタノールから再結晶させて、標
題の化合物5.51g(75%)を白色結晶として得
る、融点:220〜223℃ c) 1−(β−D−アラビノフラノシル)−5−
ヨードウラシル 工程b)の生成物(3.0g、12.3ミリモル)、
ヨー素3.0g、クロロホルム15mlおよび1M硝酸
30mlを激しく撹拌し、一緒に2時間還流させ
る。冷却後に、分離した結晶固形物を濾別し、
エーテルで充分に洗浄して、過剰のヨー素を除
去する。固形物を水から再結晶させ、標題の化
合物2.55g(56%)を白色結晶として得る、融
点:191゜〜193℃(分解)。 d) 5−ヨード−1−(2′3′,5′−トリ−o−p
−トルオイル−β−D−アラビノフラノシル)
ウラシル ジクロロメタン5.0mlのp−トルオイルクロ
ライド(2.76g、17.85ミリモル)の溶液を0
℃で撹拌しながら乾燥N2雰囲気下に、無水ピ
リジン20ml中の工程c)の生成物2.0g(5.4ミ
リモル)に滴下して加える。溶液を室温で5.0
時間撹拌し、次いで蒸発乾燥させる。残留物を
メタノールとすりまぜ、生成された白色固形物
を濾別し、エーテルで洗浄して、標題の化合物
2.61g(67%)を得る、融点:214゜〜216℃。 e) 5−トリメチルシリルエチニル−1−(2′,
3′,5′−トリ−o−p−トリオイル−β−D−
アラビノフラノシル)ウラシル 工程d)の生成物(1.45g、2ミリモル)、
ヨー化第一銅30mg、ビス(トリフエニルホスフ
イン)パラジウム()クロライド30mg、無水
トリエチルアミン80mlおよびトリメチルシリル
アセチレン0.6g(6ミリモル)を50℃で乾燥
N2雰囲気下に3.0時間撹拌する。冷却した懸濁
液を蒸発乾燥させ、暗色残留物をジクロロメタ
ン中に取り入れる。溶液を2%水性ジナトリウ
ムエチレンジアミンテトラ酢酸2×50mlおよび
水50mlで順次洗浄する。溶液を乾燥させ
(MgSO4)、次いで蒸発させ、残留物をエタノ
ールから再結晶させる。標題の化合物が白色結
晶として得られる、1.03g(82%)、融点:197
〜199℃。 f) 1−(β−D−アラビノフラノシル)−5−
エチニルウラシル メタノール中0.2Mナトリウムメトキシド30
ml(これはナトリウムおよびメタノールから新
しく製造する)中の工程e)の生成物(1.0g、
1.59ミリモル)の溶液を室温で3.0時間撹拌し、
次いでDowex50(H)イオン交換樹脂を少しづ
つ加えることによりPH4〜5に酸性化する。樹
脂を濾別し、メタノールでよく洗浄する。濾液
を蒸発乾燥させ、残留物を水とエーテルとに分
配する。水性層をエーテルで洗浄し、次いで蒸
発乾燥させる。残留物をエタノール2部と共蒸
発させ、次いでエタノールとすりまぜる。生成
する固形物を濾別し、エーテルで洗浄し、標題
の化合物を0.30g(70%)を得る、200℃以上
で分解。 CHN計算値:C49.25;H4.51;N10.45% 実測値:C49.40;H4.71;N10.29% 例 2 1−(β−D−アラビノフラノシル)−5−プロ
ピニルウラシル a) 5−ヨード−1−(2,3,5−トリ−o
−アセチル−β−D−アラビノフラノシル)ウ
ラシル 無水酢酸(1.04ml、11ミリモル)を無水ピリ
ジン10ml中の例1(c)からの1−(β−D−アラ
ビノフラノシル)−5−ヨードウラシル1g
(2.7ミリモル)の溶液に加える。室温で3時間
撹拌した後に、溶媒を蒸発させ、残留物を
CH2Cl2と数回、共蒸発させる。残留物をエタ
ノールとすりまぜ、固形物を濾別し、乾燥さ
せ、標題の化合物1.25g(93%)を得る、融
点:175〜179℃。 b) 5−プロピニル−1−(2,3,5−トリ
−o−アセチル−β−D−アラビノフラノシ
ル)ウラシル 無水トリエチルアミン95ml中の工程a)の生
成物(1.16g、2.3ミリモル)、ヨー化第一銅35
mgおよびビス(トリフエニルホスフイン)パラ
ジウム()クロライド35mgの懸濁液を乾燥
N2雰囲気下に15分間撹拌する。混合物にプロ
ピンガスを15分間吹き込み、混合物をN2雰囲
気下で50℃において1時間撹拌する。溶液を濾
過し、濾液を蒸発乾燥させる。残留物を
CH2Cl2(30ml)中に取り入れ、2%水性ジナト
リウムエチレンジアミンテトラ酢酸溶液2×25
mlおよび水50mlで洗浄する。有機溶液を乾燥さ
せ(Na2SO4)、蒸発させ、次いで残留物をエ
タノールから再結晶させ、標題の化合物0.38g
(40%)を得る、融点:150〜157℃。 CHN計算値:C52.94;H4.902;N6.863% 実測値:C52.86;H4.827;N6.784% c) 1−(β−D−アラビノフラノシル)−5−
プロピニルウラシル (b)からの5−プロピニル−1−(2,3,5
−トリ−o−アセチル−β−D−アラビノフラ
ノシル)ウラシル(0.3g、0.73ミリモル)を
ジオキサン/880アンモニア/水(3:2:1)
20mlに溶解し、次いで室温で18時間放置する。
溶媒を蒸発させ、次いでエタノールと共蒸発さ
せ、最後に、残留物をエタノールから再結晶さ
せ、標題の化合物0.17g(82%)を得る、融
点:225〜227℃。 CHN計算値:C51.06;H4.964;N9.93% 実測値:C50.8;H5.055;N9.8% 次式は活性成分が式()で示される化合物で
ある本発明による医療組成物を例示するものであ
る。 例 A 錠剤: 活性成分 100mg 乳 糖 200mg デンプン 50mg ポリビニルピロリドン 5mg ステアリン酸マグネシウム 4mg 359mg 上記成分を湿式顆粒化し、引続いて圧縮するこ
とにより錠剤を調製する。 例 B 眼用溶液: 活性成分 0.5 塩化ナトリウム・分析級品質 0.9g チオメルサル(Thiomersal) 0.001g 精製水 全量を100mlにする量 PH 7.5に調製 例 C 錠剤組成物 成分をポビドンの溶液で湿式顆粒化し、引続い
てステアリン酸マグネシウムを加え、次いで圧縮
することにより下記の組成物AおよびBを調製す
る。
【表】 ウム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式〔〕 〔式中、R2は水素原子またはメチル基を表わ
    す〕で示される化合物あるいはその医薬的に許容
    されうる塩、及び医薬的に許容されうる担体から
    なる抗バリセラゾースターウイルス(VZV)剤。 2 1−(β−D−アラビノフラノシル)−5−プ
    ロピニルウラシルと医薬的に許容されうる担体か
    らなる特許請求の範囲第1項記載の抗バリセラゾ
    ースターウイルス剤。 3 医薬的に許容されうる塩が生理学的に許容さ
    れうる塩基との塩である特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の抗バリセラゾースターウイルス
    剤。 4 生理学的に許容されうる塩基との塩がナトリ
    ウム塩である特許請求の範囲第3項記載の抗バリ
    セラゾースターウイルス剤。 5 経口投与に適した剤形である特許請求の範囲
    第1項から第4項のいずれか1項記載の抗バリセ
    ラゾースターウイルス剤。 6 錠剤、カプセル剤または液剤の形態にある特
    許請求の範囲第5項記載の抗バリセラゾースター
    ウイルス剤。 7 非経口投与に適した剤形である特許請求の範
    囲第1項から第4項記載のいずれか1項記載の抗
    バリセラゾースターウイルス剤。 8 水性もしくは非水性減菌注射用溶液剤の形態
    にある特許請求の範囲第7項記載の抗バリセラゾ
    ースターウイルス剤。 9 10−1000mgの1−(β−D−アラビノフラノ
    シル)−5−プロピニルウラシルもしくはその医
    薬的に許容しうる塩を含有する単位投与形態の製
    剤である特許請求の範囲第2項記載の抗バリセラ
    ゾースターウイルス剤。 10 100−400mgの1−(β−D−アラビノフラ
    ノシル)−5−プロピニルウラシルもしくはその
    医薬的に許容しうる塩を含有する単位投与形態の
    製剤である特許請求の範囲第9項記載の抗バリセ
    ラゾースターウイルス剤。 11 1日当り摂取者の体重Kgに対して0.1−250
    mgの有効薬用量を達成するために投与する単位投
    与形態にある製剤である特許請求の範囲第9項ま
    たは第10項記載の抗バリセラゾースターウイル
    ス剤。 12 1日当り摂取者の体重Kgに対して5−30mg
    の有効薬用量である特許請求の範囲第11項記載
    の抗バリセラゾースターウイルス剤。
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