JPH0357284B2 - - Google Patents

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JPH0357284B2
JPH0357284B2 JP61311631A JP31163186A JPH0357284B2 JP H0357284 B2 JPH0357284 B2 JP H0357284B2 JP 61311631 A JP61311631 A JP 61311631A JP 31163186 A JP31163186 A JP 31163186A JP H0357284 B2 JPH0357284 B2 JP H0357284B2
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cam
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/26Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
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    • F01L1/26Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
    • F01L1/267Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder with means for varying the timing or the lift of the valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D17/00Controlling engines by cutting out individual cylinders; Rendering engines inoperative or idling
    • F02D17/02Cutting-out
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F1/42Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
    • F02F1/4214Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads specially adapted for four or more valves per cylinder
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F2001/244Arrangement of valve stems in cylinder heads
    • F02F2001/247Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated in parallel with the cylinder axis

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、複数の気筒にそれぞれ配設される吸
気弁あるいは排気弁を開閉作動すべく、各気筒毎
に動弁機構がそれぞれ配設された多気筒内燃機関
の動弁装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかる動弁装置は、たとえば特開昭60−
69222号公報などにより公知である。
(3) 発明が解決しようとする問題点 上記従来のものでは、各気筒の動弁機構を同一
の構成にしており、機関の或る運転条件下では各
気筒の吸気弁あるいは排気弁が同一の態様で開閉
作動する。かかる動弁装置では、機関の運転条件
下に応じて各気筒の吸気弁あるいは排気弁の作動
態様を変化させて動弁制御の精度を向上すること
は可能である。而して、機関の或る運転条件下
で、吸気弁あるいは排気弁の作動態様を気筒間で
異ならせるようにすると、より一層精度を向上さ
せた動弁制御が可能となるであろう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、吸気弁あるいは排気弁の作動態様を気筒間
で異ならせて動弁制御の精度を向上した多気筒内
燃機関の動弁装置を提供することを目的とする。
B 発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明によれば、各気筒は複数組に分けて設定
され、各動弁機構は、機関の要求に応じて吸気弁
あるいは排気弁の作動態様を変更可能とするとと
もに、或る組の気筒の吸気弁あるいは排気弁を少
なくとも機関の或る運転条件下で他の組の気筒の
吸気弁あるいは排気弁とは異なる態様で作動せし
めべく構成される。
(2) 作用 上記構成によれば、機関の要求に応じて各気筒
で吸気弁あるいは排気弁の作動態様を変化させる
ことが可能であるので、動弁制御の精度向上を図
ることが可能であり、しかも機関の或る運転条件
下では或る組の気筒と他の組の気筒とで吸気弁あ
るいは排気弁を相互に異なる態様で作動せしめる
ことができるので、動弁制御の精度をより一層向
上することができる。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明
すると、先ず本発明の第1実施例を示す第1図に
おいて、4気筒内燃機関の第1〜第4気筒C1,
C2,C3,C4には、単一の吸気弁Vがそれぞ
れ備えられており、第1および第4気筒C1,C
4の吸気弁Vは動弁機構1,1で開閉駆動され、
第2および第3気筒C2,C3の吸気弁Vは動弁
機構1a,1aで開閉駆動される。
第2図および第3図において、動弁機構1は、
図示しないクランク軸から1/2の減速比で回転
駆動されるカムシヤフト3に一体に設けられた真
円状の隆起部4および高速用カム6と、カムシヤ
フト3と平行なロツカシヤフト8に枢支される一
対のカムフオロアとしてのロツカアーム9,10
と、両ロツカアーム9,10間に設けられる連結
切換機構11とを備える。
カムシヤフト3は、各動弁機構1,1,1a,
1aに共通なものであり、隆起部4はカムシヤフ
ト3に同心にして真円状に設けられる。また高速
用カム6は、隆起部4に隣接してカムシヤフト3
に一体化されており、この高速用カム6はカムシ
ヤフト3と同心の円弧状ベース円部6aと、その
ベース円部6aから半径方向外方に突出した高位
部6bとを備える。しかもカムシヤフト3は、シ
リンダヘツド12に設けられたカムホルダ13で
回転自在に支承されている。
ロツカシヤフト8は、各動弁機構1,1,1
a,1aに共通のものであり、前記カムシヤフト
3よりも下方で固定配置される。このロツカシヤ
フト8には、隆起部4に摺接する摺接部14を上
部に有するロツカアーム9と、高速用カム6に摺
接するカムスリツパ15を上部に有するロツカア
ーム10とが相互に隣接して枢支される。
一方のロツカアーム9の先端には吸気弁Vが連
動、連結される。すなわち、吸気弁Vは、その上
端に設けた鍔部16と、シリンダヘツド12との
間に介装した弁ばね17により閉弁方向すなわち
上方に向けて付勢されており、ロツカアーム9の
先端には吸気弁Vの上端に当接するタペツトねじ
18が進退可能に螺着される。
他方のロツカアーム10は、シリンダヘツド1
2との間に介装した弾発付勢手段20により、そ
のカムスリツパ15が高速用カム6に常時摺接す
る方向に付勢される。
弾発付勢手段20は、閉塞端をロツカアーム1
0の下面に当接させた有底円筒状のリフタ21
と、該リフタ21およびシリンダヘツド12間に
介装されるリフタばね22とから成り、リフタ2
1はシリンダヘツド12に設けた有底穴23に摺
合される。
第4図において、連結切換機構11は、両ロツ
カアーム9,10間を連結し得る連結ピン24
と、連結ピン24の移動を規制するストツパ25
と、連結ピン24およびストツパ25を連結解除
側に付勢する戻しばね26とを備える。
一方のロツカアーム9には、他方のロツカアー
ム10側に開放するとともにその開放端側に臨む
段部27を途中に有する第1ガイド穴28がロツ
カシヤフト8と平行に穿設される。この第1ガイ
ド穴28には連結ピン24が摺合され、第1ガイ
ド穴28の閉塞端および連結ピン24間には油圧
室29が画成される。しかも段部27は、連結ピ
ン24の一端が当接したときに連結ピン24の他
端が両ロツカアーム9,10間に対応する位置に
あるようにして第1ガイド穴28の途中に設けら
れる。またロツカアーム9には、油圧室29に連
通する油路30が穿設され、ロツカシヤフト8内
には図示しない油圧供給源に連なる油圧供給路3
1が設けられる。油路30および油圧供給路31
は、ロツカシヤフト8の側壁に穿設した連通孔3
2を介してロツカアーム9の揺動状態に拘らず常
時連通する。
他方のロツカアーム10には、第1ガイド穴2
8に対応する第2ガイド穴33がロツカシヤフト
8と平行に穿設される。この第2ガイド穴33に
はストツパ25が摺合されており、第2ガイド穴
33の閉塞端寄りの部分には、ストツパ25の移
動を規制するための段部34が設けられる。また
ストツパ25には小径の軸部35が同軸に連設さ
れており、この軸部35は第2ガイド穴33の閉
塞端に同軸に穿設した案内孔36に移動自在に挿
通される。しかも軸部35を因繞して第2ガイド
穴33の閉塞端およびストツパ25間に戻しばね
26が介装されており、この戻しばね26によ
り、相互に当接した連結ピン24およびストツパ
25が連結解除側すなわち油圧室29側に付勢さ
れる。
油圧室29に高油圧が供給されていない状態で
は、連結ピン24およびストツパ25は連結解除
側に移動しており、この状態では連結ピン24お
よびストツパ25の当接面は両ロツカアーム9,
10間に対応する位置にある。したがつて両ロツ
カアーム9,10は連結されておらず、相対角変
位可能である。また油圧室29に高油圧が供給さ
れると、連結ピン24およびストツパ25は戻し
ばね26のばね力に抗して油圧室29から離反す
る方向に移動し、連結ピン24が第2ガイド穴3
3に摺合する。したがつて両ロツカアーム9,1
0が連結され、両ロツカアーム9,10は同一態
様で作動する。
第5図において、動弁機構1aは、カムシヤフ
ト3に一体に設けられた低速用カム5および高速
用カム6と、ロツカシヤフト8に枢支される一対
のロツカアーム9a,10と、両ロツカアーム9
a,10間に設けられる連結切換機構11とを備
える。
低速用カム5は、ベース円部5aと、高速用カ
ム6の高位部6bよりも狭い中心角範囲でしかも
高位部6bよりも突出量を小とした高位部5bと
を有してカムシヤフト3に一体に設けられる。ま
た一方のロツカアーム9aには低速用カム5に摺
接するカムスリツパ37がその上部に設けられ、
このロツカアーム9aに、吸気弁Vが連動、連結
される。
次にこの第1実施例の作用について説明する
と、機関の低速運転時には油圧供給路31に高油
圧が供給されない。したがつて各動弁機構1,
1,1a,1aにおける連結切換機構11の油圧
室29にも高油圧が供給されず、各連結切換機構
11は連結解除状態にある。かかる状態にあつて
第1および第4気筒C1,C4では、ロツカアー
ム9が隆起部4に摺接した状態で揺動せず、した
がつて吸気弁Vは閉弁休止したままである。また
第2および第3気筒C2,C3では、ロツカアー
ム9aが低速用カム5に摺接して揺動し、吸気弁
Vは低速用カム5の形状に応じたタイミングおよ
びリフト量で開閉作動する。
機関の高速運転にあたつては、油圧供給路31
に高油圧が供給され、各連結切換機構11の油圧
室29にも高油圧が作用する。これにより各連結
切換機構11では、連結ピン24およびストツパ
25が戻しばね26のばね力に抗して連結位置側
に移動し、連結ピン24が第2ガイド穴33に摺
合する。したがつて、第1および第4気筒C1,
C4ではロツカアーム9,10が連結され、第2
および第3気筒C2,C3ではロツカアーム9
a,10が連結される。かかる連結状態では、高
速用カム6に摺接して揺動するロツカアーム10
とともにロツカアーム9,9aが揺動し、各吸気
弁Vは高速用カム6の形状に応じたタイミングお
よびリフト量で開閉作動する。
このようにして機関の低速運転時には、第1お
よび第4気筒C1,C4の吸気弁Vを閉弁休止さ
せ、燃費の低減を図ることができる。
第6図は本発明の第2実施例を示すものであ
り、第1および第4気筒C1,C4における動弁
機構1′,1′のロツカアーム9、ならびに第2お
よび第3気筒C2,C3における動弁機構1a′,
1a′のロツカアーム9aには、一対の吸気弁V
1,V2がそれぞれ連動、連結される。
この第2実施例によれば、機関の低速運転時に
は第1および第4気筒C1,C4の各一対の吸気
弁V1,V2が閉弁休止する。
第7図および第8図は本発明の第3実施例を示
すものであり、前記各実施例に対応する部分には
同一の参照符号を付す。
各気筒C1〜C4には各一対の吸気弁V1,V
2が配設されており、第1および第4気筒C1,
C4の吸気弁V1,V2は、第6図の実施例と同
様の動弁機構1′で開閉駆動され、第2および第
3気筒C1,C3の吸気弁V1,V2は動弁機構
40で開閉駆動される。
動弁機構40は、カムシヤフト3に一体に設け
た隆起部4および高速用カム6,6と、ロツカシ
ヤフト8に枢支した第1、第2および第3ロツカ
アーム41,42,43と、各ロツカアーム4
1,42,43の連結および連結解除を切換可能
な連結切換機構44とを備える。
第1ロツカアーム41の上部には隆起部4に摺
接する摺接部14が設けられ、第2および第3ロ
ツカアーム42,43の上部には高速用カム6,
6に摺接するカムスリツパ15,15が設けられ
る。しかも第2ロツカアーム42は第1および第
3ロツカアーム41,43間でロツカシヤフト8
に枢支され、第1および第3ロツカアーム41,
43には吸気弁V1,V2が個別に連動、連結さ
れる。
連結切換機構44は、第1および第2ロツカア
ーム41,42間を連結可能な第1連結ピン45
と、第2および第3ロツカアーム42,43間を
連結可能な第2連結ピン46と、第1および第2
連結ピン45,46の移動を規制するストツパ4
7と、各連結ピン45,46およびストツパ47
を連結解除側に付勢する戻しばね48とを備え
る。
第1ロツカアーム41には、第2ロツカアーム
42側に開放するとともに開放端側に臨む段部5
1を途中に有する第1ガイド穴52がロツカシヤ
フト8と平行に穿設される。この第1ガイド穴5
2には第1連結ピン45が摺合され、第1ガイド
穴52の閉塞端および第1連結ピン45間には油
圧室53が画成される。しかも段部51は、第1
連結ピン45の一端が当接したときに第1連結ピ
ン45の他端が第1および第2ロツカアーム4
1,42間に対応する位置にあるようにして第1
ガイド穴52の途中に設けられる。また第1ロツ
カアーム41には、油圧室53に連通する油路5
4が穿設される。油路54および油圧供給路31
は、ロツカシヤフト8の側壁に穿設した連通孔5
5を介して、第1ロツカアーム41の揺動状態に
拘らず常時連通する。
第2ロツカアーム42には、第1ガイド穴52
に対応する同一径のガイド孔56が両側面間にわ
たつてロツカシヤフト8と平行に穿設されてお
り、該ガイド孔56にはその全長にわたる長さを
有する第2連結ピン46が摺合される。
第3ロツカアーム43には、第2ロツカアーム
42側に開放する第2ガイド穴57が、ガイド孔
56に対応してロツカシヤフト8と平行に穿設さ
れており、第2ガイド穴57の内径はガイド孔5
6と同径に設定される。この第2ガイド穴57に
は、ストツパ47が摺合されており、このストツ
パ47に同軸に連設された小径の軸部58が、第
2ガイド穴57の閉塞端に穿設した案内孔59に
移動自在に挿通される。しかも軸部58を囲繞し
てガイド穴57の閉塞端およびストツパ47間に
戻にばね48が介装されており、この戻しばね4
8により、相互に当接した第1、第2連結ピン4
5,46およびストツパ47が連結解除側すなわ
ち油圧室53側に付勢される。
油圧室53に高油圧が供給されていない状態で
は、第1、第2連結ピン45,46およびストツ
パ47は戻しばね48のばね力により連結解除側
に移動しており、この状態では第1および第2連
結ピン45,46の当接面は第1および第2ロツ
カアーム41,42間に対応する位置にあり、第
2連結ピン46およびストツパ47の当接面は第
2および第3ロツカアーム42,43間に対応す
る位置にあり、各ロツカアーム41〜43は連結
されていない。また油圧室53に高油圧を供給す
ると、第1、第2連結ピン45,46およびスト
ツパ47は戻しばね48のばね力に抗して油圧室
53から離反する方向に移動し、第1連結ピン4
5がガイド孔56に摺合し、第2連結ピン46が
第2ガイド穴57に摺合して、各ロツカアーム4
1〜43が連結される。
この第3実施例によれば、機関の低速運転時
に、第1および第4気筒C1,C4の吸気弁V
1,V2はともに閉弁休止する。また第2および
第3気筒C2,C3では、一方の吸気弁V1が閉
弁休止し、他方の吸気弁V2は高速用カム6の形
状に応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動
する。さらに機関の高速運転時には各気筒C1〜
C4の吸気弁V1,V2が高速用カム6の形状に
応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動す
る。
この第3実施例のようにすると、比較的少ない
部品点数で、機関の高出力化、低速運転時の動弁
負荷低減、燃費の低減および安定運転を達成する
ことができる。
第9図は本発明の第4実施例を示すものであ
り、各気筒C1〜C4には各一対の吸気弁V1,
V2が配設され、第1および第4気筒C1,C4
の吸気弁V1,V2は動弁機構40a,40aで
開閉駆動され、第2および第3気筒C2,C3の
吸気弁V1,V2は動弁機構40b,40bで開
閉駆動される。
動弁機構40aは、隆起部4に摺接する摺接部
14を有する第1ロツカアーム41と、高速用カ
ム6に摺接するカムスリツパ15を有する第2ロ
ツカアーム42と、隆起部4に摺接する摺接部1
4を有する第3ロツカアーム43aとが、連結お
よび連結解除を切換可能にしてロツカシヤフト8
に枢支されて成り、第1および第3ロツカアーム
41,43aに吸気弁V1,V2が個別に連動、
連結される。
また動弁機構40bは、隆起部4に摺接する摺
接部14を有する第1ロツカアーム41と、高速
用カム6に摺接するカムスリツパ15を有する第
2ロツカアーム42と、低速用カム5に摺接する
カムスリツパ37を有する第3ロツカアーム43
bとが、連結および連結解除を切換可能にしてロ
ツカシヤフト8に枢支されて成り、第1および第
3ロツカアーム41,43bに吸気弁V1,V2
が個別に連動、連結される。
この第4実施例では、機関の低速運転時に第1
および第4気筒C1,C4では両吸気弁V1,V
2が閉弁休止し、第2および第3気筒C2,C3
では一方の吸気弁V1が閉弁休止するとともに他
方の吸気弁V2が低速用カム5の形状に応じたタ
イミングおよびリフト量で開閉作動する。また機
関の高速運転時には各気筒C1〜C4の吸気弁V
1,V2が高速用カム6の形状に応じたタイミン
グおよびリフト量で開閉作動する。
第10図は本発明の第5実施例を示すものであ
り、第1および第4気筒C1,C4の吸気弁V
1,V2は動弁機構40b,40bで開閉駆動さ
れ、第2および第3気筒C2,C3の吸気弁V
1,V2は動弁機構40c,40cで開閉駆動さ
れる。
動弁機構40cは、低速用カム5に摺接するカ
ムスリツパ37を有する第1ロツカアーム41a
と、高速用カム6に摺接するカムスリツパ15を
有する第2ロツカアーム42と、低速用カム5に
摺接するカムスリツパ37を有する第3ロツカア
ーム43bとが、連結および連結解除を切換可能
にしてロツカシヤフト8に枢支されて成り、第1
および第3ロツカアーム41a,43bに吸気弁
V1,V2が個別に連動、連結される。
この第5実施例では、機関の低速運転時に第1
および第4気筒C1,C4では一方の吸気弁V1
が閉弁休止するとともに他方の吸気弁V2が低速
用カム5の形状に応じたタイミングおよびリフト
量で開閉作動し、第2および第3気筒C2,C3
では両吸気弁V1,V2が低速用カム5の形状に
応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動す
る。また機関の高速運転時には、各気筒C1〜C
4とも両吸気弁V1,V2が高速用カム6の形状
に応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動す
る。
この第5実施例によれば、機関の低速運転時に
一方の吸気弁V1を閉弁休止するとともに他方の
吸気弁V2を低速用カム5で開閉作動し、気筒休
止に近い効果を得ることができる。
第11図および第12図は本発明の第6実施例
を示すものであり、第1および第4気筒C1,C
4の吸気弁V1,V2は動弁機構40d′,40
d′で開閉駆動され、第2および第3気筒C2,C
3の吸気弁V1,V2は動弁機構40a′,40
a′で開閉駆動される。
動弁機構40d′は、低速用カム5に摺接するカ
ムスリツパ37を有するとともに一方の吸気弁V
1に連動、連結される第1ロツカアーム41a
と、高速用カム6に摺接するカムスリツパ15を
有する第2ロツカアーム42と、隆起部4に摺接
する摺接部14を有するとともに他方の吸気弁V
2に連動、連結される第3ロツカアーム43a
と、第1および第2ロツカアーム41a,42間
の連結および連結解除を切換可能な連結切換機構
60aと、第2および第3ロツカアーム42,4
3a間の連結および連結解除を切換可能な連結切
換機構60bとを備える。
連結切換機構60aは、第1および第2ロツカ
アーム41a,42間を連結可能な連結ピン61
aと、連結ピン61aの移動を規制するストツパ
62aと、連結ピン61aおよびストツパ62a
を連結解除側に付勢する戻しばね63aとを備え
る。
第2ロツカアーム42には、第1ロツカアーム
41a側に開放するとともにその開放端側に臨む
段部64aを途中に有する第1ガイド穴65aが
ロツカシヤフト8と平行に穿設され、この第1ガ
イド穴65aに連結ピン61aが摺合される。第
1ガイド穴65aの閉塞端と連結ピン61aとの
間に油圧室66aが画成され、第2ロツカアーム
42にはその油圧室66aに通じる油路67aが
穿設される。しかもロツカシヤフト8内の油圧供
給路31と前記油路67aとは、ロツカシヤフト
8の側壁に穿設した連通孔68aを介して常時連
通する。
第1ロツカアーム41aには第1ガイド穴65
aに対応する第2ガイド穴69がその途中に段部
70aを有してロツカシヤフト8と平行に穿設さ
れており、連結ピン61aに当接する平板状のス
トツパ62aが第2ガイド穴69aに摺合され
る。ストツパ62aには小径の軸部71aが同軸
に連設されており、この軸部71aは第2ガイド
穴69aの閉塞端に穿設した案内孔72aに移動
自在に挿通される。
他方の連結切換機構60bは、基本的には前記
連係切換機構60aと同一の構成を有するもので
あり、連結切換機構60aの対応する参照符号に
おける添字aをbに代えて図示するのみで詳細な
説明を省略する。
ところで戻しばね63aのセツト荷重は、戻し
ばね63bのセツト荷重よりも小さく設定され
る。したがつて油圧供給路31に比較的低圧の油
圧を供給したときには一方の連結切換機構60a
のみが連結作動して第1および第2ロツカアーム
41a,42間が連結され、油圧供給路31に比
較的高圧の油圧を供給したときには他方の連結切
換機構60bも連結作動して全ロツカアーム41
a,42,43aが連結される。
動弁機構40a′は、隆起部4に摺接する摺接部
14を有するとともに一方の吸気弁V1に連動、
連結される第1ロツカアーム41と、高速用カム
6に摺接するカムスリツパ15を有する第2ロツ
カアーム42と、隆起部4に摺接する摺接部14
を有するとともに他方の吸気弁V2に連動連結さ
れる第3ロツカアーム43aとを有し、第1およ
び第2ロツカアーム41,42間には油圧供給路
31に比較的低圧の油圧を供給したときに連結作
動する連結切換機構(図示せず)が設けられ、第
2および第3ロツカアーム42,43a間には油
圧供給路31に比較的高圧の油圧を供給したとき
に連結作動する連結切換機構(図示せず)が設け
られる。
この第6実施例の作用について説明すると、機
関の低速運転時には油圧供給路31の油圧が解放
される。したがつて連結切換機構60a,60b
は、ともに連結解除状態にあり、第1および第4
気筒C1,C4では一方の吸気弁V1が低速用カ
ム5の形状に応じたタイミングおよびリフト量で
開閉作動するとともに他方の吸気弁V2は閉弁休
止したままである。また第2および第3気筒C
2,C3では両吸気弁V1,V2が閉弁休止した
ままである。
機関の中速運転時には油圧供給路31に比較的
低圧の油圧が供給される。これに応じて第1およ
び第2ロツカアーム41a,42;41,42が
連結される。したがつて第1および第4気筒C
1,C4では一方の吸気弁V1が高速用カム6の
形状に応じたタイミングおよびリフト両で開閉作
動するとともに他方の吸気弁V2が閉弁休止した
ままである。また第2および第3気筒C2,C3
でも一方の吸気弁V1が高速用カム6の形状に応
じたタイミングおよびリフト量で開閉作動し、他
方の吸気弁V2は閉弁休止したままである。
機関の高速運転時には、油圧供給路31に比較
的高圧の油圧が供給される。これにより、全ロツ
カアーム41a,42,43a;41,42,4
3aが連結され、各吸気弁V1,V2が高速用カ
ム6の形状に応じたタイミングおよびリフト量で
開閉作動する。
この第6実施例によれば、3段階に分けて動弁
制御を行なうことにより、機関の低負荷域および
高負荷域をより最適に制御するとともに低負荷域
および高負荷域間の出力特性変化を円滑にするこ
とができる。
第13図は本発明の第7実施例を示すものであ
り、第1および第4気筒C1,C4の吸気弁V
1,V2は動弁機構1a′,1a′で開閉駆動され、
第2および第3気筒C2,C3の吸気弁V1,V
2は動弁機構40d,40dで開閉駆動される。
しかも動弁機構1a′,1a′と、動弁機構40d,
40dとはその油圧系統を異ならせており、連結
および連結解除の切換タイミングも異なる。
動弁機構40dは、低速用カム5に摺接するカ
ムスリツパ37を有するとともに一方の吸気弁V
1に連動、連結された第1ロツカアーム41a
と、高速用カム6に摺接するカムスリツパ15を
有する第2ロツカアーム42と、隆起部4に摺接
する摺接部14を有するとともに他方の吸気弁V
2に連動、連結される第3ロツカアーム43aと
を有し、各ロツカアーム41a,42,43a
は、相互の連結を解除する状態と一体的に連結す
る状態とを切換可能である。
機関の低速運転時には、各動弁機構1a′,1
a′,40d,40dとも連結解除状態にあり、第
1および第4気筒C1,C4では両吸気弁V1,
V2が低速用カム5の形状に応じたタイミングお
よびリフト量で開閉作動し、第2および第3気筒
C2,C3では一方の吸気弁V1が低速用カム5
の形状に応じたタイミングおよびリフト量で開閉
作動するとともに他方の吸気弁V2は閉弁休止し
たままである。
機関の中速運転時には、動弁機構40d,40
dのみが連結状態となる。したがつて第1および
第4気筒C1,C4では低速運転時から引き続い
て両吸気弁V1,V2が低速用カム5の形状に応
じたタイミングおよびリフト量で開閉作動し、第
2および第3気筒C2,C3では両吸気弁V1,
V2が高速用カム6の形状に応じたタイミングお
よびリフト量で開閉作動する。
さらに機関の高速運転時には、各動弁機構1
a′,1a′,40d,40dが連結状態となり、全
気筒C1〜C4で各吸気弁V1,V2が高速用カ
ム6の形状に応じたタイミングおよびリフト量で
開閉作動する。
この第7実施例によれば、2段階の切換えが可
能な動弁機構1a′,1a′,40d,40dの組合
せで、3段階の動弁制御が可能となる。
第14図は本発明の第8実施例を示すものであ
り、第1および第4気筒C1,C4の吸気弁V
1,V2は動弁機構1c,1cで開閉駆動され、
第2および第3気筒C2,C3の吸気弁V,1V
2は動弁機構40e,40eで開閉駆動される。
動弁機構1cは、高速用カム6に摺接するカム
スリツパ15を有するとともに一方の吸気弁V1
に連動、連結される第1ロツカアーム9bと、隆
起部4に摺接する摺接部14を有するとともに他
方の吸気弁V2に連動、連結される第2ロツカア
ーム10aとを有し、比較的低圧の油圧により両
ロツカアーム9b,10aが連結される。
動弁機構40eは、低速用カム5に摺接するカ
ムスリツパ37を有するとともに一方の吸気弁V
1に連動、連結される第1ロツカアーム41a、
隆起部4に摺接する摺接部14を有するとともに
他方の吸気弁V2に連動、連結される第3ロツカ
アーム43aと、高速用カム6に摺接するカムス
リツパ15を有する第2ロツカアーム42とを備
え、第3ロツカアーム43aは第1および第2ロ
ツカアーム41a,42間に配置され、第1およ
び第3ロツカアーム41a,43a間に比較的低
圧の油圧により両ロツカアーム41a,43間を
連結し得る連結切換機構(図示せず)が設けら
れ、第3および第2ロツカアーム43a,42間
には比較的高圧の油圧により両ロツカアーム43
a,42間を連結し得る連結切換機構(図示せ
ず)が設けられる。
この第8実施例によれば、機関の低速運転時に
第1および第4気筒C1,C4では一方の吸気弁
V1が高速用カム6の形状に応じたタイミングお
よびリフト量で開閉作動するとともに他方の吸気
弁V2が閉弁休止し、第2および第3気筒C2,
C3では一方の吸気弁V1が低速用カム5の形状
に応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動す
るとともに他方の吸気弁V2が閉弁休止する。
機関の中速運転時には動弁機構1cにおける両
ロツカアーム9b,10aが連結されるととも
に、動弁機構40eにおける第1および第3ロツ
カアーム41a,43aが連結される。したがつ
て第1および第4気筒C1,C4では両吸気弁V
1,V2が高速用カム6の形状に応じたタイミン
グおよびリフト量で開閉作動し、第2および第3
気筒C2,C3では両吸気弁V1,V2が低速用
カム5の形状に応じたタイミングおよびリフト量
で開閉作動する。
機関の高速運転時には、動弁機構1cにおける
両ロツカアーム9b,10a、ならびに動弁機構
40eにおける全ロツカアーム41a,42,4
3aが連結される。したがつて全気筒C1〜C4
の各吸気弁V1,V2が高速用カム6の形状に応
じたタイミングおよびリフト量で開閉作動する。
第15図は本発明の第9実施例を示すものであ
り、第1および第4気筒C1,C4の吸気弁V
1,V2は動弁機構40e′,40e′で開閉駆動さ
れ、第2および第3気筒C2,C3の吸気弁V
1,V2は動弁機構40e,40eで開閉駆動さ
れる。
両動弁機構40e,40e′は、配置を同一にし
た第1、第2および第3ロツカアーム41a,4
2,43aを備えるものであるが、一方の動弁機
構40eでは比較的低圧の油圧により第1および
第3ロツカアーム41a,42aが連結され、比
較的高圧の油圧により第3および第2ロツカアー
ム43a,42が連結されるのに対し、他方の動
弁機構40e′では、比較的低圧の油圧により第3
および第2ロツカアーム43a,42が連結さ
れ、比較的高圧の油圧により第1および第3ロツ
カアーム41a,43aが連結される。
この第9実施例によれば、機関の低速運転時に
は、全気筒C1〜C4とも一方の吸気弁V1が低
速用カム5の形状に応じたタイミングおよびリフ
ト量で開閉作動するとともに他方の吸気弁V2が
閉弁休止したままとなる。
また機関の中速運転時には、第1および第4気
筒C1,C4では一方の吸気弁V1が低速用カム
5の形状に応じたタイミングおよびリフト量で開
閉作動するとともに他方の吸気弁V2が高速用カ
ム6の形状に応じたタイミングおよびリフト量で
開閉作動し、第2および第3気筒C2,C3では
両吸気弁V1,V2が低速用カム5の形状に応じ
たタイミングおよびリフト量で開閉作動する。
さらに機関の高速運転時には、全気筒C1〜C
4の各吸気弁V1,V2が高速用カム6の形状に
応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動す
る。
第16図は本発明の第10実施例を示すものであ
り、6気筒内燃機関の第1および第6気筒C1,
C6では吸気弁V1,V2が動弁機構40fによ
り開閉作動され、第2および第5気筒C2,C5
では吸気弁V1,V2が動弁機構40bにより開
閉駆動され、第3および第4気筒C3,C4では
吸気弁V1,V2が動弁機構40b′により開閉駆
動される。
動弁機構40fは、低速用カム5に摺接するカ
ムスリツパ37を有する第1ロツカアーム41a
と、隆起部4に摺接する摺接部14を有するとと
もに両吸気弁V1,V2に連動、連結される第2
ロツカアーム42bと、高速用カム6に摺接する
カムスリツパ15を有する第3ロツカアーム43
とを有し、第2ロツカアーム42bは第1および
第3ロツカアーム41a,43間に配置される。
しかも第1および第2ロツカアーム41a,42
bは比較的低圧の油圧の供給により連結され、第
2および第3ロツカアーム42b,43は比較的
高圧の油圧の供給により連結される。
動弁機構40bは、第10図の第5実施例で示
したものと同様であり、比較的高圧の油圧の供給
により全ロツカアーム41,42,43bが連結
される。
また動弁機構40b′は、第1、第2および第3
ロツカアーム41,42,43bを前記動弁機構
40bと同様に配置したものであるが、比較的低
圧の油圧の供給により第1および第2ロツカアー
ム41,42が連結され、比較的高圧の油圧の供
給により第2および第3ロツカアーム42,43
bが連結される。
この第10実施例においては機関の低速運転時
に、第1および第6気筒C1,C6では両吸気弁
V1,V2が閉弁休止し、第2および第5気筒C
2,C5では一方の吸気弁V1が閉弁休止すると
ともに他方の吸気弁V2が低速用カム5の形状に
応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動し、
第3および第4気筒C3,C4では一方の吸気弁
V1が閉弁休止するとともに他方の吸気弁V2が
低速用カム5の形状に応じたタイミングおよびリ
フト量で開閉作動する。
機関の中速運転時には、動弁機構40fにおけ
る第1および第2ロツカアーム41a,42b、
ならびに動弁機構40b′における第1および第2
ロツカアーム41,42が連結される。したがつ
て第1および第6気筒C1,C6では両吸気弁V
1,V2が低速用カム5の形状に応じたタイミン
グおよびリフト両で開閉作動し、第2および第5
気筒C2,C5では一方の吸気弁V1が閉弁休止
するとともに他方の吸気弁V2が低速用カム5の
形状に応じたタイミングおよびリフト量で開閉作
動し、第3および第4気筒C3,C4では一方の
吸気弁V1が高速用カム6の形状に応じたタイミ
ングおよびリフト量で開閉作動するとともに他方
の吸気弁V2が低速用カム5の形状に応じたタイ
ミングおよびリフト量で開閉作動する。
機関の高速運転時には、各動弁機構40f,4
0b,40b′の各ロツカアーム41a,42b,
43;41,42,43b;41,42,43b
が連結される。したがつて全気筒C1〜C6の各
吸気弁V1,V2が高速用カム6の形状に応じた
タイミングおよびリフト量で開閉作動する。
本発明は、上記各実施例の如き4気筒および6
気筒だけでなく3気筒や5気筒の多気筒内燃機関
についても実施可能である。また本発明を排気弁
に関連して実施することも可能である。
C 発明の効果 以上のように本発明によれば、各気筒は複数組
に分けて設定され、各動弁機構は、機関の要求に
応じて吸気弁あるいは排気弁の作動態様を変更可
能とするとともに、或る組の気筒の吸気弁あるい
は排気弁を少なくとも機関の或る運転条件下で他
の組の気筒の吸気弁あるいは排気弁とは異なる態
様で作動せしめるべく構成されるので、機関の要
求に応じて各気筒で吸気弁あるいは排気弁の作動
態様を変化させて動弁制御の精度向上を図るとと
もに、機関の或る運転条件下では或る組の気筒と
他の組の気筒とで吸気弁あるいは排気弁を相互に
異なる態様で作動せしめることにより動弁制御の
精度をより一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の第1実施例を示すも
のであり、第1図は平面図、第2図は第1図の
−線拡大断面図、第3図は第1図の−線拡
大断面図、第4図は第2図の−線拡大断面
図、第5図は第1図の−線拡大断面図、第6
図は本発明の第2実施例の第1図に対応した平面
図、第7図および第8図は本発明の第3実施例を
示すもので、第7図は第1図に対応した平面図、
第8図は第4図に対応した断面図、第9図および
第10図は本発明の第4および第5実施例の第1
図に対応した平面図、第11図および第12図は
本発明の第6実施例を示すもので、第11図は第
1図に対応した平面図、第12図は第4図に対応
した断面図、第13図、第14図、第15図およ
び第16図は本発明の第7、第8、第9および第
10実施例の第1図に対応した平面図である。 1,1′,1a,1a′,40,40a,40a′,
40b,40b′,40c,40d,40d′40
e,40e′,40f……動弁機構、3……カムシ
ヤフト、8……ロツカシヤフト、9,9a,9
b,10,10a,41,41a,42,42
a,42b,43,43a,43b……カムフオ
ロアとしてのロツカアーム、11,44,60
a,60b……連結切換機構、C1〜C6……気
筒、V,V1,V2……吸気弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の気筒にそれぞれ配設された吸気弁ある
    いは排気弁を開閉作動すべく、各気筒毎に動弁機
    構がそれぞれ配設された多気筒内燃機関の動弁装
    置において、各気筒は複数組に分けて設定され、
    各動弁機構は、機関の要求に応じて吸気弁あるい
    は排気弁の作動態様を変更可能とするとともに、
    或る組の気筒の吸気弁あるいは排気弁を少なくと
    も機関の或る運転条件下で他の組の気筒の吸気弁
    あるいは排気弁とは異なる態様で作動せしめるべ
    く構成されることを特徴とする多気筒内燃機関の
    動弁装置。 2 前記各動弁機構は、各気筒に共通なカムシヤ
    フトに応動する複数のカムフオロアをそれぞれ備
    えるとともにカムフオロア相互の連結および連結
    解除を切換可能な連結切換機構をそれぞれ備える
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多
    気筒内燃機関の動弁装置。 3 前記カムフオロアはロツカシヤフトに枢支さ
    れるロツカアームであることを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載の多気筒内燃機関の動弁装
    置。
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