JP3200131B2 - エンジンの弁作動装置 - Google Patents

エンジンの弁作動装置

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JP3200131B2
JP3200131B2 JP00310092A JP310092A JP3200131B2 JP 3200131 B2 JP3200131 B2 JP 3200131B2 JP 00310092 A JP00310092 A JP 00310092A JP 310092 A JP310092 A JP 310092A JP 3200131 B2 JP3200131 B2 JP 3200131B2
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    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/26Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
    • F01L1/267Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder with means for varying the timing or the lift of the valves

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの弁作動装
置、特にエンジンの低回転時と高回転時とで弁リフト特
性を切換えるようにしたエンジンの弁作動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、低中速運転時の高トルク特性
と高速運転時の出力向上とを両立させる目的で、運転状
態に応じて吸気弁または排気弁のリフト特性を異なら
せ、これによって、吸排気のタイミングあるいは吸排気
量を制御することが知られている(例えば、特開昭63
−167016号公報、特開昭63−57805号公報
等参照)。
【0003】これらは、その揺動先端が弁に当接する低
速用ロッカアームと、この低速用ロッカアーム間に設け
られ弁との当接部位を持たない自由カムフォロアである
高速用ロッカアームとが、共通のロッカシャフトに揺動
可能に支持され、低速用ロッカアームには低速用カム
が、高速用ロッカアームには低速用カムよりも開弁角度
または弁リフト量が大きくなるプロフィールを有する高
速用カムが、それぞれ摺接されている。
【0004】そして、高速用ロッカアームと低速用ロッ
カアームとには、ロッカシャフトから所定の距離だけ離
れた揺動部位において、ロッカシャフトと平行な方向
に、それぞれ、嵌合穴が形成されると共に、この嵌合穴
内にプランジャが嵌装されており、作動油圧に応動して
プランジャが嵌合穴に嵌まり、あるいは嵌合穴から抜け
ることで、2つのロッカアームが連結されたり、その連
結が解かれたりする連結切換機構が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のものにあっては、それぞれの嵌合穴に嵌装された
複数のプランジャが、嵌合穴が同軸上に整列したとき
に、油圧を受けたプランジャが相手プランジャを押しな
がら相手の嵌合穴に嵌まりこむように構成されているの
で、プランジャと高速用ロッカアームおよび低速用ロッ
カアームの嵌合穴との加工精度は極めて高いものが要求
され、コスト上昇の一因となっている。というのも、加
工精度を下げ両者のクリアランスを大きく許容すると、
まず、作動油圧の保持が保証されず、さらに、アームの
連結作用がスムーズに行われなかったり、嵌合穴とプラ
ンジャとの片当りによる摩耗や音が発生し好ましくない
からである。また、各ロッカアームの大型化が避けられ
ず、動弁系全体の慣性モーメントが増大するという問題
もあった。
【0006】本発明の目的は、かかる従来の問題を解消
し、高精度の加工を必要とせずコストを低減すると共に
慣性モーメントを小さくすることができるエンジンの弁
作動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のエンジンの弁作動装置は、ロッカシャフ
トに揺動自在に支承されると共に先端が吸気弁あるいは
排気弁に連係され第1カムで駆動されるロッカアーム
と、該ロッカアームに移動自在に支承され第2カムで駆
動される自由カムフォロアと、該自由カムフォロアに関
して設けられたロストモーション機構と、前記ロッカア
ームに支承され、前記ロストモーション機構の機能を発
揮させる第1位置と、前記自由カムフォロアに係合し前
記ロストモーション機構の機能を停止させる第2位置と
に揺動可能な連係部材と、該連係部材の前記第1位置お
よび第2位置への切換えを行う連係切換え手段と、を有
することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、ロッカアームに支承された連
係部材を連係切換え手段でロストモーションの機能を発
揮させる第1位置に移動させることによりロッカアーム
と自由カムフォロアとの連結が解除され、またロストモ
ーション機構の機能を停止させる第2位置に移動させる
ことによりロッカアームと自由カムフォロアとが連結さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0010】図1ないし図4は、本発明の第1の実施例
に関し、1つの気筒について同一の機能を有する2つの
弁(吸気弁,排気弁のいずれでも良く、図示のものは吸
気弁とする。)を備えたエンジンに対して本発明を適用
した場合を示している。
【0011】これについて説明すると、各気筒には2本
の吸気弁Vに対応した単一のロッカアーム1が設けられ
る。ロッカアーム1の基端は、各気筒に共通な中空のメ
インロッカシャフト3を介してシリンダヘッドに揺動自
在に支持され、ロッカアーム1の二股の各先端は吸気弁
Vのステム頂部に当接する。
【0012】ロッカアーム1は平面視においてほぼ二股
状に形成され、ロッカアーム1には、ほぼその中央上方
に、単一の自由カムフォロア2が設けられている。そし
て、図2において、自由カムフォロア2の両側には第1
カムとしての低速用カム21,21が当接するローラ1
1,11が設けられている。ローラ11,11はロッカ
アーム1に設けられた貫通孔13に挿設されたベアリン
グシャフト12に、ニードルベアリング14を介して回
動自在に支承されている。この自由カムフォロア2の基
端はサブロッカシャフト16を介してロッカアーム1に
揺動自在(相対回転可能)に支持されている。サブロッ
カシャフト16は自由カムフォロア2に形成された穴1
7に摺動可能に嵌合する一方、ロッカアーム1に形成さ
れた支持壁18,18の穴19,19に圧入支持されて
いる。
【0013】自由カムフォロア2は吸気弁Vに当接する
部位を持たず、その先端には第2カムとしての高速用カ
ム22に摺接するカムフォロア部2Aが円弧状に突出し
て形成されている。
【0014】ロッカアーム1において、自由カムフォロ
ア2の先端部周辺および後述のレバー部材7を収容する
空間1Aはロッカシャフト3が露出するまで切削されて
形成されており、これによりロッカシャフト3と吸気弁
Vの弁軸との距離の短縮化、すなわちロッカアーム1の
コンパクト化を可能としている。また自由カムフォロア
2の下側には、ロストモーション機構25を収容するた
めの円柱状の凹部27が形成されている。コイル状のロ
ストモーションスプリング26の基端は、凹部27の底
面に支持され、その先端は凹部27に摺動自在に嵌合さ
れた有底筒状のスプリングリテーナ29を付勢してい
る。
【0015】スプリングリテーナ29はその頭部が上述
の露出状態にあるロッカシャフト3に当接している。
【0016】さらに、前述の自由カムフォロア2には、
カムフォロア部2Aの下側に、後述のレバー部材7が係
合する段部2Bと、これに連なる傾斜部2Cとが形成さ
れている。また、ロッカアーム1の下方側には、ロッカ
シャフト3の側方でピン6に揺動自在に支承された連係
部材としてのレバー部材7が設けられている。
【0017】レバー部材7の上部側方には突起7Aが一
体に形成され(図2参照)、ロッカアーム1に形成され
た円柱状の凹部8に収容されたリターンスプリング9お
よびスプリングリテーナ10(図4参照)で、前述の自
由カムフォロア2との係合が解除される方向に付勢され
ている。
【0018】一方、レバー部材7の下端部にはロッカア
ーム1に設けられた油圧駆動部30の作動プランジャ3
1が当接している。すなわち、ロッカアーム1には前述
のメインロッカシャフト3の軸線と直交する方向に、上
述の作動プランジャ31が摺動自在に嵌装される円柱状
の凹部32が形成され、作動プランジャ31と凹部32
との間には油圧室34が構成される。
【0019】油圧室34に作動油圧を導く油通路はロッ
カアーム1およびメインロッカシャフト3の内部を通し
て設けられる。ロッカアーム1には油圧室34に一端が
開口するとともに、他端がメインロッカシャフト3に対
する軸受面を貫通する通孔41が形成されている。メイ
ンロッカシャフト3の内部にはオイルギャラリ42が軸
方向に形成され、このオイルギャラリ42は通孔43を
介してロッカアーム1の通孔41と連通している。ここ
で、油圧室34に導かれる作動油圧および前述のリター
ンスプリング9によって、レバー部材7の連係切換え手
段を構成する。
【0020】オイルギャラリ42には、図示しない切換
弁を介して、オイルポンプの吐出油圧が所定の高速運転
時に導かれる。切換弁の作動を電子制御するコントロー
ルユニットは、エンジン回転信号,冷却水温信号,潤滑
油の温度信号,過給機による吸気の過給圧力信号,スロ
ットルバルブの開度信号等を入力して、これらの検出値
に基づいてエンジントルクの急激な変動を抑えつつ、後
述する低速用カム21と高速用カム22との切換えを円
滑に行うようになっている。
【0021】低速用カム21,21とこれらの間の高速
用カム22とは、それぞれ共通のカムシャフト20に一
体形成され、エンジンの低回転時と高回転時において要
求される弁リフト特性を満足するように異なる形状(大
きさが異なる相似形も含む。)に形成されている。つま
り、高速用カム22は低速用カム21と比べ、弁リフト
量もしくは開弁期間の少なくとも一方を大きくするプロ
フィールを有している。ここでは、弁リフト量,開弁期
間を共に大きくしてある。
【0022】上記構成になる本実施例にあっては、エン
ジンの低速運転時、ロッカアーム1は低速用カム21の
プロフィールに従って揺動し、各吸気弁Vの開閉駆動を
行う。このとき、自由カムフォロア2は高速用カム22
によって揺動されるものの、リターンスプリング9の付
勢力により、レバー部材7は図3に実線で示す位置にあ
り、ロストモーション機構25が機能を発揮する第1位
置での連係状態にある。従って、自由カムフォロア2か
ら入力があっても、ロストモーションスプリング26が
撓むのみで、ロッカアーム1の動きが妨げられることは
ない。
【0023】これに対して、エンジンの高速運転時に、
作動油圧がオイルギャラリ42および油通路41を介し
て油圧室34に導かれると、作動プランジャ31はレバ
ー部材7をリターンスプリング9に抗って揺動させ、図
3に破線で示す第2位置にもたらす。この状態では、レ
バー部材7の端部が、自由カムフォロア2の段部2Bに
係合することにより、ロッカアーム1および自由カムフ
ォロア2が連結され一体となって、メインロッカシャフ
ト3を中心として揺動することになる。
【0024】ここに、高速用カム22は低速用カム21
に比較して、弁開度および弁リフト量が共に大となるよ
うに形成されているから、自由カムフォロア2がロッカ
アーム1と一体化された揺動時はロッカアーム1のロー
ラ11が低速用カム21から浮き上がり、各吸気弁Vは
高速用カム22のプロフィールに従って開閉駆動され、
弁開度および弁リフト量が共に大きくなる。
【0025】一方、エンジンの高回転域から再び低回転
域に移ると、切換弁の作動により油圧室34に導かれる
油圧が低下し、リターンスプリング9の弾性復元力によ
りレバー部材7および作動プランジャ31が元の位置に
移動して、ロッカアーム1の拘束が解除される。
【0026】これにより、低速用カム21のプロフィー
ルに基づくトルク特性と高速用カム22のプロフィール
に基づくトルク特性が合成され、低回転域から高回転域
に亘ってトルクを高められる。
【0027】ところで、前述した本実施例においては、
作動油圧の発生が十分でなく、レバー部材7の第1位置
から第2位置への移動が不十分であった場合であって
も、レバー部材7の端部は自由カムフォロア2の傾斜部
2Cを滑りつつ、レバー部材7が揺動するので、ローラ
11と低速用カム21との衝突を緩和することができ、
異音の発生が低減される。
【0028】さらに、本実施例によれば、レバー部材7
の端部と自由カムフォロア2の段部2Bとの係合および
離脱により連係切換えを行うようにしたので、高い精度
を必要とせず、安定した作動を行わせることができる。
また、ローラ11の上面と自由カムフォロア2の上面の
高さ方向精度は、レバー部材7を交換することで容易に
出すことができるので工数の低減が可能であり、低コス
ト化をはかることができる。
【0029】さらに、自由カムフォロア2がコンパクト
で、これにロストモーション機構25を収容する凹部2
7を形成したので軽量となり、ロストモーションスプリ
ング26も弱いものでよいから、スプリングリテーナ2
9のストローク規制手段などを設けることなく、カム2
2と自由カムフォロア2とのフリクションを小さくする
ことができる。
【0030】また、ローラ11をロッカアーム1の両端
に配置したので、低速用カム21で弁軸駆動時もロッカ
アーム1の剛性が高く、始動直後などで作動油の粘性が
高いような状況下においても高速運転が可能である。な
ぜなら、作動油の粘性が高い場合はプランジャ31の必
要な作動速度が得られず弁リフト切換えが不可となる。
このため、始動直後などは低速用カム21駆動のままと
なるが、ロッカアーム1の剛性が高いため、始動直後で
も高速運転が可能となる。
【0031】次に、本発明の第2の実施例を図5ないし
図8に示す(なお、第1の実施例と共通する部材につい
ては同一符号を付し、重複説明を避ける。)。
【0032】本実施例は、図5および6に示されるよう
に、前実施例に比べ、ローラ11が軸支されたロッカア
ーム1のアーム基端部(メインロッカシャフト3近傍に
位置するロッカアーム1の揺動中心側)の構造に改良が
加えられている。すなわち、アーム基端部1Cは、ロー
ラ11の低速用カム21との摺動面より内側に、つまり
図5(A)の平面視において、そのアーム幅は左右のロ
ーラ11の間の幅に形成されている。ローラ11の下側
は前実施例と同様に開放されている。これにより、ロッ
カアーム1の軽量化が図れるとともに、図5(B)の矢
印の軌跡で示されるように、ロッカアーム1に組み込ま
れるローラ11が収容される溝部を開放側よりカッタで
容易に加工できることになり、製造コストを大幅に低減
することができる。また、サブロッカシャフト16が嵌
合する支持壁18の穴19の加工長も短くすることがで
き、この点からも製造コストの低減が図れる。
【0033】なお、第1および本実施例では低速用カム
21との摺接面をローラ11で構成しているが、ローラ
11のかわりにソリッドタイプのカムフォロア部として
構成してもさしつかえがない。
【0034】また、図7に示すように、本実施例では、
さらに、自由カムフォロア2に反転防止用の突起2Dが
設けられている。これにより、ロッカアーム1にサブロ
ッカシャフト16を介して揺動自在に支承される自由カ
ムフォロア2は、突起2Dがロッカアーム1の角部1B
に当接して反転するのが防止されるとともに、エンジン
への組付け性および搬送性が改善される。
【0035】一方、本実施例では、図8に示すように、
ロストモーション機構25を構成するスプリングリテー
ナ29には、外部に連通する小孔29Aが設けられると
ともに、円柱状の凹部27とスプリングリテーナ29の
摺動面にはリング28を介した係止機構が設けられてい
る。小孔29Aはロストモーション機構25内部のエア
抜きに寄与し、スプリングリテーナ29の摺動応答性を
スムーズにすることができる。また、リング28を介し
た係止機構は、円柱状の凹部27へスプリングリテーナ
29を組み付ける際の組付け性を改善することができ
る。
【0036】なお、係止機構を設けたことにより、係止
機構が作動するロストモーション機構25の最大伸長時
において、自由カムフォロア2のカムフォロア部2A
(高速用カム22との当接滑り面)が高速用カム22の
ベースサークルに接触しない構成を導入し、滑り損失を
低減することも可能になる。
【0037】また、図8は、ロストモーション機構25
を例に説明したが、同様のエア抜き小孔および係止機構
を、レバー部材7と自由カムフォロア2との係合および
その解除を行うスプリングリテーナ10に設けてもよい
のは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、従来の嵌合穴にプランジャを挿入し連結する
ものに比べ、嵌合穴を穿設する必要がなくその加工精度
が低くてよいから、コストを低減することができる。ま
た、自由カムフォロア,連係部材などをロッカシャフト
中心に接近させて配置することが可能であり、等価慣性
質量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す動弁系の平面図
である。
【図2】図1のII−II線に沿う縦断面図である。
【図3】図2のIII −III 線に沿う横断面図であり、ロ
ッカアームと自由カムフォロアとの連結解除状態を示
す。
【図4】図2のIV−IV線に沿う一部横断面図である。
【図5】この発明の第2の実施例を示すもので、(A)
は動弁系の平面図、(B)は(A)のV−V線に沿う横
断面図である。
【図6】図5(A)のVI−VI線に沿う縦断面図である。
【図7】図6のVII −VII 線に沿う縦断面図であり、ロ
ッカアームと自由カムフォロアとの連結解除状態を示
す。
【図8】図7のロストモーション機構を拡大して示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1 ロッカアーム 2 自由カムフォロア 3 メインロッカシャフト 7 レバー部材(連係部材) 9 リターンスプリング 10 スプリングリテーナ 21 低速用カム(第1カム) 22 高速用カム(第2カム) 25 ロストモーション機構 26 ロストモーションスプリング 29 スプリングリテーナ 30 油圧駆動部 31 作動プランジャ 34 油圧室 V 吸気弁

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッカシャフトに揺動自在に支承される
    と共に先端が吸気弁あるいは排気弁に連係され第1カム
    で駆動されるロッカアームと、 該ロッカアームに移動自在に支承され第2カムで駆動さ
    れる自由カムフォロアと、 該自由カムフォロアに関して設けられたロストモーショ
    ン機構と、 前記ロッカアームに支承され、前記ロストモーション機
    構の機能を発揮させる第1位置と、前記自由カムフォロ
    アに係合し前記ロストモーション機構の機能を停止させ
    る第2位置とに揺動可能な連係部材と、 該連係部材の前記第1位置および第2位置への切換えを
    行う連係切換え手段と、 を有することを特徴とするエンジンの弁作動装置。
  2. 【請求項2】 前記連係部材は、前記ロッカシャフトと
    平行に前記ロッカアームに設けられたピンと、該ピンに
    支承されたレバー部材とで構成され、該レバー部材が、
    前記ロストモーション機能を発揮させる第1位置と、前
    記ロストモーション機構の機能を停止させる第2位置と
    に揺動可能であることを特徴とする請求項1に記載のエ
    ンジンの弁作動装置。
  3. 【請求項3】 前記レバー部材は、前記自由カムフォロ
    アに先端が係合して、前記ロストモーション機構の機能
    を停止させることを特徴とする請求項2に記載のエンジ
    ンの弁作動装置。
  4. 【請求項4】 前記レバー部材は、その上部先端が前記
    自由カムフォロアに係合することで前記ロストモーショ
    ン機構の機能を停止させると共に、その下部に、前記連
    係切換え手段が当接することを特徴とする請求項2また
    は3に記載のエンジンの弁作動装置。
  5. 【請求項5】 前記連結切換え手段は、油圧によって移
    動可能なプランジャと、前記レバー部材を付勢する付勢
    手段とで構成され、前記レバー部材を前記付勢手段によ
    って付勢することで、前記ロストモーション機能を発揮
    させ、前記レバー部材を前記プランジャによって押圧す
    ることで前記付勢手段に抗して前記自由カムフォロアに
    係合させて前記ロストモーション機構の機能を停止させ
    ることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載
    のエンジンの弁作動装置。
  6. 【請求項6】 前記プランジャと前記付勢手段は、前記
    ピンよりもロッカシャフト側に配置されていることを特
    徴とする請求項5に記載のエンジンの弁作動装置。
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