JP3144910B2 - 放電ランプ - Google Patents

放電ランプ

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JP3144910B2
JP3144910B2 JP26330292A JP26330292A JP3144910B2 JP 3144910 B2 JP3144910 B2 JP 3144910B2 JP 26330292 A JP26330292 A JP 26330292A JP 26330292 A JP26330292 A JP 26330292A JP 3144910 B2 JP3144910 B2 JP 3144910B2
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discharge lamp
transformer
power supply
arc tube
base
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修治 田丸
毅 斎藤
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松下電子工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、始動時に高電圧を必要
とするメタルハライドランプ等の放電ランプに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の放電ランプは、図4に示すよう
に、内部に一対の電極を有する発光管31とこれを覆う
外管32とそれらを支持固定する口金33とを備え、発
光管31の一対の電極と絶縁電線34の一端とが口金3
3内でそれぞれ接続され、発光管31と起動時に高電圧
を発生する昇圧トランスを備える電源回路とが絶縁電線
34およびこの他端に設けたコネクタ35を介して接続
されている。絶縁電線34は不要輻射防止用のシールド
36で覆われ、さらにその外側をシールド保護用のコル
ゲートチューブ37で覆われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構成で
は絶縁電線34に高電圧タイプを使用する必要があるた
めに、絶縁電線34の径が太くなってしまう。また、絶
縁電線34からの不要輻射雑音が問題となる使用条件に
おいては絶縁電線8をシールド36やシールド保護用の
コルゲートチューブ37で覆う必要があるために絶縁電
線34がますます太くなり取り扱い性が一層悪化すると
いう問題があった。さらには、電源回路から放電ランプ
までの高圧充電部の引き回し距離が長いため、感電の危
険性が高いとともに不要輻射や電線の浮遊容量による送
電ロスが多くなるという問題があった。
【0004】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、取り扱い性がよく、より低い電圧で
点灯することのできる放電ランプを提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の放電ランプは、
発光管を支持固定し、かつ樹脂製の絶縁筐体からなる
ース部を有する放電ランプの前記ベース部に、前記放電
ランプの電極に出力端が接続された昇圧トランスを内蔵
し、前記ベース部に前記昇圧トランスに電源を供給する
ための電源供給部を備えた構成を有する。また、本発明
の放電ランプは、発光管を支持固定し、かつ樹脂製の絶
縁筐体からなるベース部を有する放電ランプの前記ベー
ス部に、前記放電ランプの電極に出力端が接続された昇
圧トランスを、この昇圧トランスの長手方向の軸と前記
発光管の長手方向の軸とが一致するよう、内蔵し、前記
ベース部に前記昇圧トランスに電源を供給するための電
源供給部を備えた構成を有する。
【0006】
【作用】本発明によれば、放電ランプに電圧を供給する
ための昇圧トランスを電源回路とは分離して放電ランプ
のベース部内に設けているので、電源回路の出力電圧を
従来より低く設定することができるとともに、昇圧トラ
ンスが樹脂製の絶縁筐体からなるベース部に内蔵されて
いるので、発光管から放射される紫外線がベース部内に
侵入するのを阻止することができ、昇圧トランスがその
紫外線によって劣化するのを抑制することができる
【0007】
【実施例】図1および図2に示すように、本発明実施例
の放電ランプ1は、内部に一対の電極5,6と封入物と
が封入された発光管2とその周囲を覆う外管3とそれら
を一端に支持固定するベース部4を備えている。さらに
ベース部4は電源供給部を有しており、電源供給部は絶
縁電線8とコネクタ9とからなる。絶縁電線8の一端に
はコネクタ9が接続されており、他端には後述するベー
ス部4に内蔵された昇圧トランス7が接続されている。
ベース部4はPBT樹脂製の絶縁筐体10,11からな
。昇圧トランス7は、その長手方向の軸と発光管2の
長手方向の軸とが一致するよう、ベース部4に内蔵され
ている。また、この昇圧トランス7は、ボビン15とこ
れに巻かれた一次巻線12と二次巻線13,14とから
なる。二次巻線13の一端は発光管2の電極5に、また
二次巻線14の一端は電極6にそれぞれ接続されてお
り、二次巻線13,14のそれぞれの他端は絶縁電線8
の内部導体16,17の一端にそれぞれ接続されてい
る。一次巻線12の両端は内部導体18,19の一端に
それぞれ接続されている。絶縁電線8の内部導体16,
17,18,19の他端はコネクタ9に接続されてお
り、コネクタ9から電源が供給される。絶縁電線8はベ
ース部4の他端の穴4aから導出しており、穴4aに円
筒状のゴムブッシュ20を締め付けリング21で締め付
けることによってベース部4と強固に固着されている。
【0008】図3は本発明実施例の放電ランプ1を電源
回路22に接続した場合の回路図を示している。電源回
路22は安定点灯時の電力を供給する電流制御回路2
3、直流電源回路24、FETからなるスイッチ素子2
5およびスイッチ素子駆動回路26を備えている。スイ
ッチ素子25はスイッチ素子駆動回路26によりオンま
たはオフされる。
【0009】直流電源回路24の出力線27、およびス
イッチ素子25を介した直流電源回路24の出力線28
とは、コネクタ9および、絶縁電線8の内部導体18,
19を介して、昇圧トランス7の一次巻線12の両端に
それぞれ接続されている。電流制御回路25の出力線3
1,32は、コネクタ9および、絶縁電線8の内部導体
16,17を介して二次巻線13,14の一端にそれぞ
れ接続されている。
【0010】この構成により、スイッチ素子駆動回路2
6からの信号でスイッチ素子25がオンした後、オフに
なった瞬間に昇圧トランス7の一次巻線12には高電圧
が発生し、さらに二次巻線13,14には巻数比に応じ
て昇圧された電圧が誘起され約14kVのパルス電圧が
発光管2の電極5,6に印加される。絶縁電線8および
コネクタ9に加わる電圧は、従来の放電ランプでは、昇
圧トランスの二次巻線の出力電圧が約14kVであった
のに対し、本発明実施例では昇圧トランス7の一次巻線
12に供給する電圧は数百Vですむ。
【0011】以上の構成を有するので、本発明実施例の
放電ランプ1は、発光管2と昇圧トランス7とを近づけ
て設けることができ、高圧充電部の引き回し距離を短く
できる。このため、電源回路22から供給された電圧
は、ベース部4内の昇圧トランス7で昇圧されて発光管
2の電極5,6に印加される。したがって電源回路22
から放電ランプ1に供給する時の電圧を、従来のものよ
りも低く設定することができるため、径の細い絶縁電線
8を用いることができ、取り扱い性が向上する。また
感電の危険性も少なくなるとともに不要輻射や送電ロス
も少なくすることができる。しかも、ベース部4が樹脂
製の絶縁筐体10,11からなるので、発光管2から放
射される紫外線がベース部4内に侵入するのを阻止する
ことができ、よって昇圧トランス7がその紫外線によっ
て劣化するのを抑制することができる。特に、昇圧トラ
ンス7はその長手方向の軸と発光管2の長手方向の軸と
が一致するよう、ベース部4に内蔵されているので、発
光管2の端子と昇圧トランス7の端子との接続作業を容
易に行うことができ、また発光管2と昇圧トランス7と
を接続するための電線を一層短くすることができるの
で、不要輻射や送電ロスを一層少なくすることができ、
さらにベース部4のコンパクト化を図ることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の放電ラン
プは、電源回路から放電ランプに供給する時の電圧を、
従来のものよりも低く設定することができるため、放電
ランプと電源回路とを電気的に接続するための絶縁電線
として径の細いものを用いることができ、取り扱い性を
向上することができる。また、感電の危険性も少なくな
るとともに不要輻射や送電ロスを少なくすることができ
る。しかも、昇圧トランスが発光管から放射される紫外
線によって劣化するのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である放電ランプを示す正面
【図2】同じく要部切欠正面図
【図3】本発明の一実施例である放電ランプを電源回路
に接続した時の回路図
【図4】従来の放電ランプを示す正面図
【符号の説明】
1 放電ランプ 4 ベース部 7 昇圧トランス 8 絶縁電線 9 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/56 H01J 5/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光管を支持固定し、かつ樹脂製の絶縁
    筐体からなるベース部を有する放電ランプの前記ベース
    部に、前記放電ランプの電極に出力端が接続された昇圧
    トランスを内蔵し、前記ベース部に前記昇圧トランスに
    電源を供給するための電源供給部を備えたことを特徴と
    する放電ランプ。
  2. 【請求項2】 電源供給部が、電源に接続されるべきコ
    ネクタと、一端が前記コネクタに接続され、他端が前記
    ベース部内の昇圧トランスに接続された絶縁電線とから
    なることを特徴とする請求項1記載の放電ランプ。
  3. 【請求項3】 発光管を支持固定し、かつ樹脂製の絶縁
    筐体からなるベース部を有する放電ランプの前記ベース
    部に、前記放電ランプの電極に出力端が接続された昇圧
    トランスを、この昇圧トランスの長手方向の軸と前記発
    光管の長手方向の軸とが一致するよう、内蔵し、前記ベ
    ース部に前記昇圧トランスに電源を供給するための電源
    供給部を備えたことを特徴とする放電ランプ。
JP26330292A 1992-10-01 1992-10-01 放電ランプ Expired - Lifetime JP3144910B2 (ja)

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JPH06119911A JPH06119911A (ja) 1994-04-28
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