JPH0341923A - 食器洗浄機のための制御装置 - Google Patents

食器洗浄機のための制御装置

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JPH0341923A
JPH0341923A JP1221120A JP22112089A JPH0341923A JP H0341923 A JPH0341923 A JP H0341923A JP 1221120 A JP1221120 A JP 1221120A JP 22112089 A JP22112089 A JP 22112089A JP H0341923 A JPH0341923 A JP H0341923A
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文雄 丸山
Tomio Suyama
富夫 陶山
Hiroaki Jinno
神野 洋彰
Koji Suyama
浩二 陶山
Tokihiro Kuwabara
桑原 時弘
Osamu Nagata
修 永田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は食器洗浄機に係り、特に、当該食器洗浄機の洗
浄或いはすすぎの動作を制御するための制御装置に関す
る。
(従来技術) 従来、食器洗浄機のうち家庭用のものにおいては、洗浄
湯タンク内の一定温度(例えば、60°C)の湯を洗浄
室内に噴射して食器を洗浄した後この湯を洗浄湯タンク
を介して外部に排出し、ついで、新たに同一温度の湯を
洗浄湯タンク内に供給した後この湯を洗浄室内に噴射さ
せて洗浄後の食器をすすぎ、然る後、洗浄湯タンク内に
還流する湯を、そのまま、その後の他の食器の洗浄に利
用するようになっている。また、業務用食器洗浄機にお
いては、洗浄湯タンク内の一定温度(例えば、65°C
)の湯を洗浄室内に噴射させて食器を洗浄し、然る後、
新たな高温(例えば、85℃)の湯を別系統の給湯源か
ら洗浄室内に直接噴射させて洗浄後の食器をすすぎ、こ
のすすぎ後の湯の洗浄湯タンク内への還流時に余剰の湯
をオーバフロー管を介し外部に排出し、洗浄湯タンク内
に残留する湯をその後の他の食器の洗浄に利用するよう
になっているゆ (発明が解決しようとする課題〉 しかし、このような構成においては、食器の種類が、例
えば、陶器、合成樹脂器或いはグラスのように異なって
いても、これらの食器の洗浄時或いはすすぎ時の湯の温
度は上述のような一定の温度になっているため、以下の
ような不具合が生じていた。
(1)、グラスの場合、このグラスのすすぎ湯の温度が
高いと、同グラスのすすぎ後の乾燥速度が高いため、す
すぎ渦中に含まれるMg、Ca、Fe等がグラスの表面
にスポット状に凝固付着してグラスのすすぎの仕上りが
悪かった。また、グラスを高温の湯ですすぐと、グラス
の表面の成分が徐々に変化し、このようなグラスの使用
の繰返し過程でグラスの表面が薄くくもってしまうとい
う事態が生じる。
L2)、また、グラスの洗浄・すすぎ時の湯の温度が高
いと、冷えたグラスの洗浄・すすぎ時に同グラスに著し
い温度差が生じ高温となる。従って、洗浄中にグラスが
破損したり、また、かかる洗浄すすぎ後の熱いグラスに
氷を入れたりして急冷すると、グラスの形成材料に引張
力とか圧縮力が加わるため、グラスに破損を招くという
不具合もある。
これに対しては、予め、グラスをぬるま湯で暖めた後、
同グラスを洗浄室内に配置して洗浄するようにすること
も考えられるが、グラスをぬるま湯で暖めるという作業
が面倒である。
(3)9また、上述のような食器洗浄機においては、湯
の温度が、皿、丼のような熱容量の大きい陶器を基準と
して設定されているため、熱容量の小さいグラスは、熱
くなりすぎて人間の手では持ちにくくなる。このため、
無理に持とうとすると、手の指のふやけ、痛み或いはや
けどを招いたり、指紋がとれたりして職業病の起因とな
っていた。また、グラスの冷却を待つようにした場合に
は、グラスの使用できない時間が長くなるため、グラス
の実際の使用予定数に対し、予備のグラスの保管数が多
くなるという不具合を招く。
(4)、また、合成樹脂器の場合、洗浄・すすぎ時の湯
の温度が高いと、合成樹脂器の表面のつやとか同表面の
絵が短時間ではげてしまう、このため、合成樹脂器の耐
用時間が短かくなるとともに、同合成樹脂器の新らしい
ものと古いものとの差が明瞭に区別されてしまうという
不具合があった。
そこで、本発明は、以上のような種々の問題に対処すべ
く、食器洗浄機において、食器の洗浄或いはすすぎ時の
湯の温度を食器の種類に応じて適正温度に制御しつつ洗
浄或いはすすぎを行うように制御する制御装置を提供し
ようとするものである。
(課題を解決するための手段) かかる課題の解決にあたり、本発明の構成上の特徴は、
第1A図にて示すごとく、洗浄湯タンク内の湯を導出し
て洗浄室内の食器を洗浄するように作動する洗浄手段1
aと、給湯源2から高温の湯を導出して前記食器をすす
ぐように作動するすすぎ手段1bとを備えた食器洗浄機
1において、すすぎ手段1bのすぎ作動のもとに前記食
器を予備洗浄すべくすすぎ手段1bを作動させるように
制御する予備洗浄制御手段3と、この予備洗浄制御手段
3の制御後前記食器を本洗浄すべく洗浄手段1aを作動
させるように制御する第1制御手段4と、この第1制御
手段4による制御後すすぎ手段1bを再度作動させるよ
うに制御する第2制御手段5と、予備洗浄制御手段3の
制御中、すすぎ手段1bにより導出される高温の湯に混
水させる混水手段6とを設けるようにしたことにある。
(作用) このように本発明を構成したことにより、予備制御洗浄
手段3がすすぎ手段1bを作動させるように制御すると
、混水手段6が、すすぎ手段1bにより給湯源2から導
出される高温の湯に混水させて低温の湯を形成する。す
ると、この低温の湯に基くすすぎ手段1bのすすぎ作動
に応じ前記食器が低い予温を与えられた状態で予備的に
洗浄される。この予備洗浄が終了すると、第1制御手段
4が洗浄手段1aを作動させるように制御する。
このため、洗浄手段1aの洗浄動作に応じ前記食器が本
洗浄される。ついで、この本洗浄が終了すると、第2制
御手段5がすすぎ手段1bを再度作動させるように制御
する。このため、すすぎ手段1bのすすぎ作動に応じ前
記食器のすすぎがなされる。
(効果) このように、すすぎ手段1bのすすぎ動作のもとに前記
食器を予め低い温度に保持しつつ予備的に洗浄した後、
洗浄手段1aの洗浄動作及びすすぎ手段1bのすすぎ動
作を経て前記食器の本洗浄及びすすぎを順次行うように
したので、前記食器が冷えたグラス等であっても、同食
器が、低い温度に予め温められた上で、予備洗浄後本洗
浄されることとなる。従って、本洗浄に際し前記食器の
温度と洗浄湯の温度との差が小さくなっているので、前
記食器が破損するようなことはない。また、本洗浄に先
立ち、前記食器が予備洗浄されているので、同食器の本
洗浄による洗浄がより一層迅速かつ適正に達成され得る
(課題を解決するための手段〉 また、上述のような課題の解決にあたり、本発明の構成
上の特徴は、第1B図にて図示実線により示すごとく、
洗浄湯タンク内の湯を導出して洗浄室内の食器を洗浄す
るように作動する洗浄手段1aと、給湯源2から高温の
湯を導出して前記食器をすすぐように作動するすすぎ手
段1bとを備えた食器洗浄機1において、洗浄手段1a
を作動させるように制御する第1制御手段4と、この第
1制御手段4による制御後すすぎ手段1bを作動させる
ように制御する第2制御手段5と、この第2制御手段5
の制御途中にて、すすぎ手段1bにより導出される高温
の湯に混水させる混水手段6とを設けるようにしたこと
にある。
(作用) このように本発明を構成したことにより、第1制御手段
4が洗浄手段1aを作動させるように制御すれば、洗浄
手段1aの洗浄動作に応じ前記食器が洗浄される。この
洗浄が終了すると、第2制御手段5がすすぎ手段1bを
作動させるように制御する。このため、すすぎ手段4の
すすぎ動作のもとに前記食器のすすぎが行なわれる。か
かるすすぎ過程において、混水手段6が、すすぎ手段1
bにより導出される高温の湯に混水させると、導出湯の
温度が混水のために低下する。従って、すすぎ手段1b
のすすぎ動作の途中において前記食器をすすぐ湯の温度
が高温から低温に変化する。
(効果) このように、すすぎ手段1bのすすぎ動作の途中ですす
ぎ湯の温度を低下させるようにしたので、前記食器が、
グラス、樹脂器であっても、同食器のすすぎが殺菌効果
及び温度の低減効果を確保しつつ行なわれる。即ち、グ
ラスのすすぎ時の温度の低下によりすすぎ後の乾燥速度
が低くなるので、すすぎ渦中に含まれるMg、Ca、F
e等がグラスの表面にスポット状に凝固付着することが
なく、グラスのすすぎ品質が改善される。また、上述の
ようなすすぎ時の温度の低下のため、すすぎ終了後にお
いてグラスの温度が人間の手で持ち易い温度にタイミン
グよく低下するので、上述のような職業病の発生を未然
に防止しつつ作業性を改善できる。従って、グラスの温
度が高い場合に必要とされる予備のグラスの準備も不要
となる。また、上述のようなすすぎ時の湯温の低下のた
め、すすぎ後にグラスを急冷しても同グラスが破損する
こともない、また、樹脂器のすすぎ時の高温時間が、上
述のような温度の低下で、殺菌効果を適正に確保しつつ
短くなるので、樹脂器の表面のつやとか絵がはげたりす
ることもなく、良好なすすぎ品質のもとに樹脂器を常に
新品同様の状態でいつまでも使用できる。
かかる場合、本発明において、第1B図にて二点鎖線に
より示すごとく、すすぎ手段1bのすすぎ作動のもとに
前記食器を予備洗浄すべくすすぎ手段1bを作動させる
ように制御する予備洗浄制御手段3を設け、この予備洗
浄制御手段3の制御中、混水手段6がその混水作用を行
い、かつ予備洗浄制御手段3の制御後第1制御手段4が
その制御を行うようにした場合には、上述と同様の作用
効果を達成し得るのは勿論のこと、洗浄手段1aの洗浄
作動に先立ち、第1A図に示した場合と同様に、予備洗
浄制御手段3の制御及び混水手段6の混水作用に基くす
すぎ手段1bのすすぎ作動に応じ、低温化した湯による
前記食器の低温保持及び予備洗浄を通じてこれに伴う効
果を同様に達成し得る。
(課題を解決するための手段) 上述のような課題の解決にあたり、本発明の構成上の特
徴は、第1C図にて示すごとく、洗浄湯タンク内の湯を
導出して洗浄室内の食器を洗浄するように作動する洗浄
手段1aと、給湯源2から高温の湯を導出して前記食器
をすすぐように作動するすすぎ手段1bとを備えた食器
洗浄機lにおいて、前記食器が大熱容量食器であるとき
第1操作状態におかれ、一方、前記食器が小熱容量食器
であるとき第2操作状態におかれる操作手段7と、この
操作手段7の第1操作状態のとき洗浄手段1aを作動さ
せるとともにこの作動後すすぎ手段lbを作動させるよ
うに制御する第1制御手段4Aと、操作手段7の第2操
作状態のときすすぎ手段1bのすすぎ作動のもとに前記
食器を予備洗浄すべくすすぎ手段1bを作動させるよう
に制御する予備洗浄制御手段3と:この予備洗浄制御手
段3の制御後前配食器を本洗浄すべく洗浄手段1aを作
動させるように制御する第2制御手段4Bと、この第2
制御手段4Bによる制御後すすぎ手段1bを再度作動さ
せるように制御する第3制御手段5Aと、予備洗浄制御
手段3の制御中、すすぎ手段1bにより導出される高温
の湯に混水させる混水手段6とを設けるようにしたこと
にある。
(作用) このように本発明を構成したことにより、前記食器が大
熱容量食器であるとき操作手段7を第1操作状態におけ
ば、第1制御手段4Aが洗浄手段1aを作動するように
制御する。すると、洗浄手段1aが前記洗浄湯タンク内
の湯を導出して前記食器を洗浄する。ついで、第1制御
手段4Aがすすぎ手段1bを作動するように制御すると
、すすぎ手段1bが給湯源2から高温の湯を導出して前
記食器をすすぐ。
一方、前記食器が小熱容量食器であるとき操作手段7を
第2操作状態におけば、洗浄手段1aの洗浄作動に先立
ち、第1A図に示した場合と同様に、予備洗浄制御手段
3の制御及び混水手段6の混水作用に基くすすぎ手段1
bのすすぎ作動に応じ、低温化した湯による前記食器の
低温保持及び予備洗浄がなされる。この予備洗浄が終了
すると、第2制御手段4B及び第3制御手段5Aが、第
1A図に示した第1制御手段4及び第2制御手段5と同
様の制御のもとに洗浄手段1aの洗浄動作及びすすぎ手
段1bの本来のすすぎ動作を実現させて前記食器の洗浄
及びすすぎを行う。
(効果〉 このように、操作手段7の操作のもとに、前記食器が熱
容量の大きい陶器の場合には、予備洗浄を行うことなく
、高温の湯のままで、洗浄すすぎを行うようにし、熱容
量の小さいグラスとか樹脂器の場合には、洗浄作動に先
立ち、第1A図に示した場合と同様の予備洗浄動作を実
現するようにしたので、この予備洗浄動作に伴う第1A
図の場合と同様の効果を遠戚し得る。
(課題を解決するための手段) 上述のような課題の解決にあたり、本発明の構成上の特
徴は、第1D図に示すごとく、洗浄湯タンク内の湯を導
出して洗浄室内の食器を洗浄するように作動する洗浄手
段1aと、給湯源2から高温の湯を導出して前記食器を
すすぐように作動するすすぎ手段1bとを備えた食器洗
浄機1において、前記食器が大熱容量食器であるとき第
1操作状態におかれ、一方、前記食器が小熱容量食器で
あるとき第2操作状態におかれる操作手段7と、この操
作手段7の第1操作状態のとき洗浄手段1aを作動させ
るとともにこの作動後すすぎ手段1bを作動させるよう
に制御する第1制御手段4Aと、操作手段7の第2操作
状態のとき洗浄手段1aを作動させるように制御する第
2制御手段4Bと、この第2制御手段4Bによる制御後
すすぎ手段1bを作動させるように制御する第3制御手
段5Aと、この第3制御手段5Aの制御途中にて、すす
ぎ手段1bにより導出される高温の湯に混水させる混水
手段6とを設けるようにしたことにある。
(作用) このように本発明を構成したことにより、前記食器が熱
容量の大きい器であるとき操作手段7を第1操作状態に
おけば、第1制御手段4Aが洗浄手段1aを作動するよ
うに制御する。すると、洗浄手段1aが前記洗浄湯タン
ク内の湯を導出して前記食器を洗浄する。ついで、第1
制御手段4Aがすすぎ手段1bを作動するように制御す
ると、すすぎ手段1bが給湯源2から高温の湯を導出し
て前記食器をすすぐ。
一方、前記食器が熱容量の小さい器であるとき操作手段
7を第2操作状態におけば、第2制御手段4Bが洗浄手
段1aを作動するように制御し、洗浄手段1aが前記洗
浄湯タンク内の湯を導出して前記食器を洗浄する。然る
後、第3制御手段5Aがすすぎ手段1bを作動するよう
に制御し、すすぎ手段1bが給湯源2から高温の湯を導
出して前記食器のすすぎを開始する。ついで、かかるす
すぎの途中にて混水手段6が、すすぎ手段1bにより導
出される高温の湯に混水させて同温の温度を低下させる
。このため、すすぎ手段1bが前記食器をすすぐ湯の温
度が、高温状態から低温状態に変化する。
(効果) このように、操作手段7及び混水手段6の採用により、
前記食器の熱容量に応じてすすぎ時の湯温を異にするよ
うにして、熱容量の大きい陶器の場合には高温の湯です
すぎを行うようにし、熱容量の小さいグラスとか樹脂器
の場合にはすすぎ過程にて湯の温度を高温から低温に変
化させてすすぎを行うようにしたので、陶器のすすぎが
殺菌効果を有効に発揮しつつ行われ、一方、グラス、樹
脂器のすすぎが殺菌効果及び温度の低減効果を確保しつ
つ行なわれる。
かかる場合、グラスのすすぎ時の温度の低減によりすす
ぎ後の乾燥速度が低くなるので、すすぎ渦中に含まれる
Mg、Ca、Fe等がグラスの表面にスポット状に凝固
付着することがなく、グラスのすすぎ品質が改善される
。また、上述のようなすすぎ時の温度の低減のため、す
すぎ終了後においてグラスの温度が人間の手で持ち易い
温度にタイミングよく低下するので、上述のような職業
病の発生を未然に防止しつつ作業性を改善できる。
従って、グラスの温度が高い場合に必要とされる予備の
グラスの準備も不要となる。また、上述のようなすすぎ
時の湯温の低減のため、すすぎ後にグラスを急冷しても
同グラスが破損することもない。また、樹脂器のすすぎ
時の高温時間が、上述のような温度の低減で、殺菌効果
を適正に確保しつつ短くなるので、樹脂器の表面のつや
とか絵がはげたりすることもなく、良好なすすぎ品質の
もとに樹脂器を常に新品同様の状態でいつまでも使用で
きる。
かかる場合、本発明において、第1E図に示すごとく、
操作手段7が第2操作状態のときすすぎ手段1bのすす
ぎ作動のもとに前記食器を予備洗浄すべくすすぎ手段1
bを作動させるように制御する予備洗浄制御手段3を設
けて、この予備洗浄制御手段3の制御中、混水手段6が
その混水作用を行ない、かつ予備洗浄制御手段3の制御
後第2制御手段4Bがその制御をするようにした場合に
は、上述の作用効果を達成し得るのは勿論のこと、第1
C図に示した場合と同様に、予備洗浄制御手段3の制御
及び混水手段6の混水作用に基くすすぎ手段1bのすす
ぎ動作のもとにこれに伴う作用効果を達成しつつ、洗浄
手段1bの第2制御手段4Bの制御に応じた洗浄動作を
実現し得る。
(課題を解決するための手段) 上述のような課題の解決にあたり、本発明の構成上の特
徴は、第1F図にて実線により示すごとく、洗浄湯タン
ク内の湯を導出して洗浄室内の食器を洗浄するように作
動する洗浄手段1aと、給湯源2から高温の湯を導出し
て前記食器をすすぐように作動するすすぎ手段1bとを
備えた食器洗浄機1において、前記食器を小熱容量食器
とし、すすぎ手段1bのすすぎ作動のもとに前記小熱容
量食器に低い予温を付与すべくすすぎ手段1bを作動と
せるように制御する予温制御手段3Aと、この予温制御
手段3Aの制御後前記小熱容量食器を洗浄すべく洗浄手
段1aを作動させるように制御する第1制御手段4と、
この第1制御手段4による制御後すすぎ手段1bを再度
作動させるように制御する第2制御手段5とを設けるよ
うにしたことにある。
(作用) このように本発明を構成したことにより、予温制御手段
3Aがすすぎ手段1bを作動させるように制御すると、
前記小熱容量食器が、すすぎ手段1bのすすぎ作動に応
じ、低い予温を与えられた状態に保持される。この予温
制御が終了すると、第1及び第2の制御手段4.5が洗
浄手段1a及びすすぎ手段1bをそれぞれ順次作動させ
るように制御する。このため、洗浄手段1aの洗浄動作
に応じ前記小熱容量食器が洗浄され、然る後、すすぎ手
段1bのすすぎ動作に応じ前記小熱容量食器のすすぎが
なされる。
(効果) このように、すすぎ手段1bのすすぎ動作のみのもとに
前記小熱容量食器を予め低い温度に保持した後、洗浄手
段1aの洗浄動作及びすすぎ手段1bのすすぎ動作を経
て前記小熱容量食器の洗浄及びすすぎを順次行うように
したので、前記小熱容量食器が冷えたグラス等であって
も、その洗浄に際し、当該小熱容量食器の温度と洗浄湯
の温度との差が短時間にて小さくなっている。従って、
前記小熱容量食器が洗浄中に破損するようなことはない
。また、前記小熱容量食器は、本来、汚れの少な゛いも
のが多いので、予温後に洗浄を行うようにしていても、
常に適正な洗浄すすぎ効果が得られる。
かかる場合、第1F図Xにて二点鎖線により示すごとく
、予温制御手段3Aによる予温制御中に、混水手段6が
、すすぎ手段1bにより給湯源2から導出される高温の
湯に混水させて低温の湯を形成するようにした場合には
、かかる低温の湯でもってすすぎ手段1bが前記小熱容
量食器に低い予温を与えることとなる。従って、上述の
予混制御のみの場合と実質的に同様の作用効果を達成し
得る。
また、第1F図にて破線により示すように、第2制御手
段5の制御に基くすすぎ手段1bのすすぎ動作の途中に
おいて、混水手段6が、すすぎ手段1bにより導出され
る高温の湯に混水させると、導出湯の温度が混水のため
に低下する。このため、前記小熱容量食器のすすぎ湯の
温度が高温から低温に変化するので、この変化に基き、
第1B図の場合と同様の効果を達成できる。
(課題を解決するための手段〉 上述のような課題の解決にあたり、本発明の構成上の特
徴は、第1G図にて実線により示すごとく、洗浄湯タン
ク内の湯を導出して洗浄室内の食器を洗浄するように作
動する洗浄手段1aと、給湯源2から高温の湯を導出し
て前記食器をすすぐように作動するすすぎ手段1bとを
備えた食器洗浄機1において、前記食器が大熱容量食器
であるとき第1操作状態におかれ、一方、前記食器が小
熱容量食器であるとき第2操作状態におかれる操作手段
7と、この操作手段7の第1操作状態のとき洗浄手段1
aを作動させるとともにこの作動後すすぎ手段1bを作
動させるように制御する第1制御手段4Aと、操作手段
7の第2操作状態のときすすぎ手段1bのすすぎ作動の
もとに前記食器に低い予温を付与すべくすすぎ手段1b
を作動させるように制御する予温制御手段3Aと、この
予温制御手段3Aの制御後洗浄手段1aを作動させるよ
うに制御する第2制御手段4Bと、この第2制御手段4
Bによる制御後すすぎ手段1bを作動させるように制御
する第3制御手段5Aとを設けるようにしたことにある
(作用) このように本発明を構成したことにより、前記食器が大
熱容量食器であるとき操作手段7を第1操作状態におけ
ば、第1制御手段4Aが洗浄手段1aを作動するように
制御する。すると、洗浄手段1aが前記洗浄湯タンク内
の湯を導出して前記食器を洗浄する。ついで、第1制御
手段4Aがすすぎ手段1bを作動するように制御すると
、すすぎ手段1bが給湯源2から高温の湯を導出して前
記食器をすすぐ。
一方、前記食器が小熱容量食器であるとき操作手段7を
第2操作状態におけば、洗浄手段1aの洗浄作動に先立
ち、第1F図にて実線で示した場合と同様に、予温制御
手段3Aの制御に基くすすぎ手段1bのすすぎ作動に応
じ、高温の湯による前記食器の低温保持が短時間でなさ
れる。この予温制御が終了すると、第2制御手段4B及
び第3制御手段5Aが、第1A図に示した第1制御手段
4及び第2制御手段5と同様の制御のもとに洗浄手段1
aの洗浄動作及びすすぎ手段1bの本来のすすぎ動作を
実現させて前記食器の洗浄及びすすぎを行う。
(効果) このように、操作手段7の操作のもとに、前記食器が熱
容量の大きい陶器の場合には、予混洗浄を行うことなく
、高温の湯のままで、洗浄すすぎを行うようにし、熱容
量の小さいグラスとか樹脂器の場合には、洗浄作動に先
立ち、第1F図にて実線で示した場合と同様の予温制御
動作を実現するようにしたので、この予温制御動作に伴
う第1F図の場合と同様の効果を達成し得る。
かかる場合、第1G図にて二点鎖線により示すごとく、
第3制御手段5Aの制御途中にて、すすぎ手段1bによ
り導出される高温の湯に混水させる混水手段6を設ける
ようにした場合には、上述のようなすすぎ手段1bのす
すぎ動作の過程において、第1B図にて実線で示した場
合と同様の混水手段6の混水作用に伴う作用効果をも遠
戚し得る。
また、第1A図、第1B図、第1C図、第1D図、第1
F図又は第1G図に示す場合において、給湯源2が前記
高温の湯を貯える貯湯槽を有し、すすぎ手段1bが、前
記貯湯槽中の湯内に開口する開口端を有し前記貯湯槽の
周壁を介して外方へ延出する導出管を備えてこの導出管
を通しその開口端から前記貯湯槽内の湯を導出し前記食
器をすすぐように作動し、かつ混水手段6が、給湯源2
から前記貯湯槽内に延出し同貯湯槽内の湯中にて前記導
出管の開口端に所定間隙を介し対向する開口端を有する
混水管と、この混水管中に介装されてその選択的開成時
に給水源2からの水を前記混水管を通しその開口端から
前記所定間隙中の湯に混水させるように送出する混水弁
とを備えるようにした場合には、前記所定間隙を適正に
設定することにより、この所定間隙に形成される混水湯
のみを、すすぎ手段1bのすすぎ作動及び混水手段6の
混水作動下にて、前記導出管を通し前記食器をすすぐべ
く導出し得る。かかる場合、前記所定間隙中に形成され
る混水湯は、常に、上述のような混水と同時に適正低温
の湯になるので、前記食器のすすぎ動作が逸−速く適正
低温の湯でなされ得る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第2
図は、本発明を適用した食器洗浄機を示している。食器
洗浄機は洗浄室10を備えており、この洗浄室10内に
は、上下一対の洗浄ノズル11a、llb及び上下一対
のすすぎノズル12a、12bが、ラック13に載置し
た各食器14〜14に、後述のように湯を噴射すべく配
設されている。また、洗浄室10の底壁の第2図にて図
示左方部には、洗浄湯タンク20がその開口部21を洗
浄室10内に開口させて下方へ突設されている。
洗浄湯タンク20内の第2図及び第3図にて図示左方部
には、オーバーフロー管22が洗浄湯タンク20の底壁
から上方へ垂設されており、このオーバーフロー管22
の下端部22aは第2図に示すごとく洗浄湯タンク20
の底壁を介し外方へ開口している。洗浄湯タンク20の
開口部21内には、隔壁体23が、第3図にて図示断面
形状を有するように板材料により形成されて、洗浄湯タ
ンク20の第3図にて図示前後内壁の各左右中央に、そ
の前後両壁23a、23a(第3図にては後壁23aの
みを示す)を固着して、オーバーフロー管22の上端開
口部22bの図示右側斜め上方にて水平状にかつ長手状
に支持されている。隔壁板24は、洗浄湯タンク20の
開口部21内における隔壁体23の左側にて、そのL字
状フランジ部24aを洗浄湯タンク20の左壁に固着す
るとともにその右側部24bを隔壁体23の左側フラン
ジ部23b上に固着して、オーバーフロー22の直上に
水平状に支持されており、この隔壁板24の第3図にて
図示左右中央部には、排出管24cが垂下して突設され
てオーバーフロー管22の上端開口部22b内に延出し
ている。かかる場合、排出管24cの外径がオーバーフ
ロー管22の内径よりも小さく定められている。
分離箱25は隔壁板24上に載置されているもので、分
離箱25は、箱体25aと、この箱体25aの底壁に下
方へ断面U状に突出形成した網目状フ、イルター25b
とによって構成されている。
箱体25aの前後方向中央部には、細幅状の把持部材2
5cが、U字状に屈曲されて、その両腕部を箱体25a
の左右内壁に固着して取付けられている。但し、箱体2
5aの上端は隔壁体23の左側壁上端よりも幾分低くな
っている。また、フィルター25bは、隔壁板24上に
載置されており、このフィルター25bは、箱体25a
の内部を排出管24cの内部から区画する。一方、分離
箱26は、隔壁体23に対し分離箱25とは対称的な位
置にて、その左側部を隔壁体23の右側フランジ部23
c上に固着するとともにその右側部を洗浄湯タンク20
の右壁にL字状ブラケット26aを介し固着して、水平
状に支持されており、この分M箱26bの底壁には網目
状フィルター26bが設けられている。
分離箱25の直上には、案内板27が、その基端部にて
、洗浄湯タンク20の開口部21の左側内壁部分に固着
した1字状ブラケット27aに蝶番27bにより上下方
向に傾動可能に支持されており、この案内板27は、隔
壁体23の直上に向は下方へ傾斜状に延在し、フランジ
部27cにて洗浄湯タンク20の後壁に着脱可能にネジ
止めされている。かかる場合、案内板27は、分離箱2
5の開口部を上方から全体的に覆うように広がっており
、この案内板27の先端部は隔壁体23の山形状上壁2
−3dの左端部よりも幾分第3図に図示右方直上に位置
している。
一方、分離箱26の直上には、案内板28が、その基端
部にて、洗浄湯タンク20の開口部21の右側内壁部分
に固着したL字状ブラケット28aに蝶番28bにより
上下方向に傾動可能に支持されており、この案内板28
は、隔壁体23の直上に向は下方へ傾斜状に延在し、フ
ランジ28cにて洗浄湯タンク20の後壁に着脱可能に
ネジ止めされている。かかる場合、案内板28は、分離
箱26の開口部を上方から全体的に覆うように広がって
おり、この案内板28の先端部は隔壁体23の土壁23
dの右端部よりも幾分第3図にて図示左方直上に位置し
案内板27の先端部に間隔を付与して対向している。
隔壁体23の土壁23dと両案内板27.28の各先端
部との間においては、帯状切換板29が、第3図にて前
後方向に延在し、その後端部に固着した1字状ブラケッ
ト29aにて切換機構30の回動軸31(第3図及び第
4図参照)に軸支されており、この切換板29は、回動
軸31の第3図にて図示反時計方向への回動に応じ、図
示二点鎖線で示す位置(以下、第1切換位置という〉に
切換わり、一方、回動軸31の時計方向への回動に応じ
、図示実線で示す位置(以下、第2切換位置という)に
切換わるようになっている。但し、切換板29の第3図
にて図示左右両側29b、29Cは共に上方へ傾斜して
屈曲しており、切換板29が第1切換位置にあるとき、
右側29cが案内板28の先端部の下面に当接する一方
、左側29bが隔壁体23の土壁23dの左側部上に当
接する。また、切換板29が第2切換位置にあるとき、
左側29bが案内板27の先端部の下面に当接する一方
、右側29cが隔壁体23の土壁23dの右側部上に当
接する。
切換機構30は、洗浄湯タンク20の後壁にその後方か
ら装着したケーシング30aを有しており、回動軸31
は、同ケーシング30a内にてその後壁と洗浄湯タンク
20の後壁に各軸受(図示せず)を介し回動自在に軸支
されて、洗浄湯タンク20内にその後壁を通り延出しブ
ラケット29aに上述のように連結されている。回動軸
31の中央部には、回動レバー32が、その中央に形成
した切欠32aにて直角に嵌着され相対移動不能に組付
けられており、この回動レバー32の上端部32bには
、コイルスプリング33の一端が係止されている。また
、コイルスプリング33は、その他端にて、フック33
aを介しボルト33bによりケーシング30aの第4図
にて図示右側壁に組付けられて回動レバー32の上端部
32bを同図示右方へ付勢している。
リニアアクチュエータ34は、コイルスプリング33の
下方にてケーシング30a内に配設されているもので、
このリニアアクチュエータ34は、そのロッド34a〈
鉄材料からなる〉の先端部にてリンクレバー35を介し
回動レバー32の下端部32cに連結されている。かか
る場合、リニアアクチュエータ34は、その内蔵のソレ
ノイドの消磁のもとにロッド34aを第3図にて示す位
置に維持し、同ソレノイドの励磁にまりロッド34aを
コイルスプリング33に抗して吸引する。このことは、
回動レバー32がロッド34aの吸引に応じ第4図にて
図示反時計方向に回動軸31と共に回動することを意味
する。
両すすぎノズル12a、12bに接続した配管Plと配
管P2との間に接続したすすぎポンプ40は、すすぎモ
ータ40a (第5図参照)により駆動されて、ガスブ
ースタ50から配管P2を通し所定湯温く例えば、65
℃又は85℃)の湯を汲出して配管P1を通し両すすぎ
ノズル12a。
12bに噴射させるべく圧送する。ガスブースタ50は
給湯源60から給湯弁70及び配管P3を通し湯を圧送
されてこの湯を65°C又は85℃に加熱維持する。配
管P2の中間部位には、混水弁80を介装してなる配管
P4を介し給水源90が接続されており、混水弁80は
その開成下にて給水源90からの圧送冷水を配管P4を
通し配管P2の下流部内に流入させる。但し、混水弁8
0としては常閉型電磁弁が採用されている。洗浄ポンプ
100は、洗浄モータ100aにより駆動されて、洗浄
湯タンク2′0内の洗浄湯を配管P5を通し汲出して配
管P6を通し再洗浄ノズル11a。
11bに噴射させるべく圧送する。なお、すすぎポンプ
40の容量は洗浄ポンプ100の容量の10分の1であ
る。
次に、食器洗浄機のための電気回路構成について第5図
を参照して説明すると、電源スィッチ110aは、その
投入により、電源投入信号を発生する。ドアスイッチ1
10bは、洗浄室10のドアの閉成下にてのみ閉成しこ
れをドア信号として発生する。水位検出スイッチ110
cは、洗浄湯タンク10内の湯が満杯になったときこれ
を検出し水位検出信号として発生する。選択スイッチ1
10dは、洗浄室10の適所に配設されているもので、
この選択スイッチ110dはその閉成下にて選択信号を
発生し、その開成により同選択信号を消滅させる。但し
、同選択信号の発生は、各食器14がグラス或いは合成
樹脂層である場合に相当し、一方、同選択信号の消滅は
、各食器14が陶器である場合に相当する。
マイクロコンピュータ120は、第6図〜第8図に示す
フローチャートに従い、ドアスイッチ110b、水位検
出スイッチ110c及び選択スイッチ110dとの協働
によりコンピュータプログラムを実行し、この実行中に
おいて、リニアアクチュエータ34、すすぎモータ40
a、ガスブースタ50、混水弁80及び洗浄モータ10
0aにそれぞれ接続した各駆動回路130a〜130e
の制御に必要な演算処理を行う。但し、上述のコンピュ
ータプログラムはマイクロコンピュータ120のROM
に予め記憶されている。なお、マイクロコンピュータ1
20は電源スィッチ110aからの電源投入信号に応答
してコンピュータプログラムの実行を開始する。
以上のように構成した本実施例において、電源スィッチ
110aから電源投入信号を発生させれば、マイクロコ
ンピュータ120が、第6図のフローチャートに従いス
テップ200にてコンピュータプログラムの実行を開始
し、ステップ210にて初期設定の処理をして、コンピ
ュータプログラムを給湯処理ルーティン220に進める
。しかして、この給湯処理ルーティン220においては
、マイクロコンピュータ120が駆動回路130eを介
しガスブースタ50を駆動して同ガスブースタ50内の
湯を約65°Cに加熱維持する。ついで、マイクロコン
ピュータ120が駆動回路130Cを介しすすぎモータ
40aを駆動し、すすぎポンプ40が、ガスブースタ5
0から約65℃の湯を、各配管P2.P1を通し各すす
ぎノズル12a。
12bから洗浄室10内に噴射させ、洗浄湯タンク20
内に流入させる。このとき、切換板2つは第3図にて図
示実線の状態にあるものとする。然る後、水位検出スイ
ッチ110cから水位検出信号が生じると、マイクロコ
ンピュータ120が駆動回路130cを介しすすぎモー
タ40aを停止させる。これにより、すすぎポンプ40
の作動が停止する。なお、この停止後、マイクロコンピ
ュータ120が駆動回路130eを介しガスブースタ5
0を駆動して同ガスブースタ50内の湯を約85℃に加
熱維持する。
然る後、洗浄室10のドアを開いて第2図のように各食
器14をラック13上に載置する。このとき、マイクロ
コンピュータ120がステップ230にてrNo、との
判別を繰返している。しかして、各食器14が陶器であ
ることを前提に選択スイッチ110dからの選択信号が
消滅のままであれば、前記ドアの開成によるドアスイッ
チ110bからのドア信号の発生のちとに、マイクロコ
ンピュータ120が、ステップ240にてrNo。
と判別し、ステップ250にてrYEsJと判別し、ス
テップ25)にて、その内蔵のタイマをリセットスター
トさせる。このため、同タイマがその計時を開始する。
ついで、マイクロコンピュータ120が、ステップ25
2にて、切換板29を第1切換位置に切換えるための切
換信号を発生し、ステップ253にて、洗浄モータ10
0aの低速駆動に必要な洗浄モータ低速駆動信号を発生
し、ステップ260にてrNOJと判別する。上述のよ
うにマイクロコンピュータ120から切換信号が生じる
と、リニアアクチュエータ34がそのソレノイドにて駆
動回路130aにより励磁されてロッド34aを吸引し
、回動レバー32がコイルスプリング33に抗して上述
のようなロッド34aの吸引に応じ回動し切換板29を
第1切換位置に切換える。
また、上述のようにマイクロコンピュータ120から洗
浄モータ低速駆動信号が発生すると、駆動回路130d
が洗浄モータ100aを低速駆動し、洗浄ポンプ100
が、低速駆動されて、洗浄湯タンク20内の湯を、配管
P、を通し汲出して配管P6を介し各洗浄ノズル12a
、12bから各食器14に向は噴射する。すると、この
噴射湯が、各食器14の汚れを洗浄した後流下し、両案
内板27.28の各上面に沿い案内されて切換板29の
上面に流下し、かつこの切換板29により案内されて分
離箱25内に流下する。かかる場合、各食器14がカレ
ー皿のように汚れのひどい陶器で、これら各食器14に
は大きな残滓が付着していても、このようなひどい汚れ
及び大きな残滓は上述のように分離箱25内に流下する
湯と共に同分離箱25内に流下する。このため、フィル
ター25bの網目より大きな汚れ物や残滓が同フィルタ
ー25b上にとどまり、残余の汚れた湯のみが排出管2
4c及びオーバーフロー管22を通り流下して洗浄湯タ
ンク20の外部へ排出される。
然る後、前記タイマの計時時間が予備洗浄時間に達する
と、マイクロコンピュータ120がステップ260にて
rYE$、と判別する。但し、前記予備洗浄時間は、各
食器14のひどい汚れとか大きな付着残滓を初期的に除
去し得る程度の必要最小限の時間に設定されてマイクロ
コンピュータ120のROMに予め記憶されている。か
かる場合、前記予備洗浄時間中に洗浄室10内に噴射さ
れる洗浄湯タンク20内の湯の量はその後の本洗浄に支
障をきたさない程度の量である。
上述のようにステップ260における判別が「YE、S
、になると、マイクロコンピュータ120が、ステップ
261にて、切換信号及び洗浄モータ低速駆動、信号を
消滅させる。すると、リニアアクチュエータ34が、そ
のソレノイドにて、切換信号の消滅に伴い駆動回路13
0aにより消磁されて、ロッド34aの吸引を解除し、
回動レバー32が回動軸31と共にコイルスプリング3
3により引張られて時計方向に回動し、切換板29を第
2切換位置に切換える。また。マイクロコンピュータ1
20からの洗浄モータ低速駆動信号の消滅に伴い洗浄モ
ータ100a及び洗浄ポンプ100が停止する。これに
より、各食器14の初期的、即ち予備的な洗浄が終了す
る。
このような予備洗浄後、マイクロコンピュータ120が
、ステップ262(第7図参照〉にて、休止時間の経過
まで時間待ちをし、その後、ステップ263にて、前記
タイマを再びリセットスタートさせる。このため、同タ
イマが、再度、リセット後計時し始める。ついで、マイ
クロコンピュータ120が、ステップ264にて、洗浄
モータ100aを高速駆動するための洗浄モータ高速駆
動信号を発生し、ステップ270にてrNOJと判別す
る。このようにマイクロコンピュータ120から洗浄モ
ータ高速駆動信号が生じると、洗浄モータ100aが駆
動回路130dにより高速駆動されて洗浄湯タンク20
内の湯(65℃にある)を各配管p、、P6を介し各洗
浄ノズル11a。
11bから各食器14に向は噴射する。このことは、各
食器14が上述の予備洗浄後の本洗浄状態におか゛れた
ことを意味する。かかる本洗浄下にて各食器14から流
下する湯は、両案内板27,28及び切換板29(第2
切換状態にある)により案内されて分離箱26内に流下
する。かかる場合、上述のように各食器14のひどい汚
れもの及び残滓が分離箱25内に収容されると共にその
汚れ湯がオーバーフロー管22から外部へ排出されてい
るので、分離箱26内に流下する湯は非常に汚れの少な
い状態でもって、フィルター26bを通り洗浄湯タンク
20内に還流する。
然る後、前記タイマの計時時間が本洗浄時間に達すると
、マイクロコンピュータ120がステップ265にてr
YES、と判別する。但し、前記本洗浄時間は、陶器を
十分に洗浄し得る時間としてマイクロコンピュータ12
0のROMに予め記憶されている。ついで、マイクロコ
ンピュータ120が、ステップ266にて、洗浄モータ
高速駆動信号を消滅させて駆動口′路130dを介し洗
浄モータ100a及び洗浄ポンプ100を停止させる。
これにより、各食器14の本洗浄が終了する。
以上説明したように、各食器14が陶器である場合にお
いてその洗浄にあたり、選択スイッチ110dからの選
択信号の消滅下における切換板29の第1切換位置の状
態にて、各食器14を最初に予備洗浄するとともに、各
食器14から流下する湯を両案内板27.28及び切換
板29を介し分離箱25内に流下させ、ついで、予備洗
浄時間の経過後、切換板29を第2切換位置に切換え、
各食器14を本洗浄するとともに各食器14から流下す
る湯を両案内板27.28及び切換板29を介し分離箱
26内に流下させる。
従って、各食器14がカレー皿のように汚れがひどく、
これら各食器14に大きな残滓が付着していても、上述
のような予備洗浄時に、大きな汚れものとか残滓がフィ
ルター25b上にとどまり、残余の汚れた湯がオーバー
フロー管22から排出されるので、上述のように切換板
29を第2切換位置に切換えた後に分離箱26内に流下
する湯は非常に汚れの少ない状態で洗浄湯タンク20内
に還流する。このため、その後にグラス等を洗浄するに
あたっても、カレー皿等を洗浄した湯をそのまま利用し
て洗浄品質を良好に保つことができ、湯の消費量の軽減
、洗浄効率の向上及び洗浄品質の改善に役立つ。また、
上述の予備洗浄時に各食器14から流下する湯は、各食
器14に熱を奪われて低温化することとなるが、この低
温化した湯は上述のようにオーバーフロー管22を介し
外部へそのまま排出される。従って、洗浄湯タンク20
内の湯を本洗浄に必要な適正湯温に確実に維持できる。
ステップ267における休止時間の経過まで時間待ちし
た後、マイクロコンピュータ120が、ステップ268
にて、前記タイマを上述と同様にリセットスタートさせ
、ステップ269にて、すすすぎモータ40aを駆動す
るためのすすぎモータ駆動信号を発生し、これに応答し
て駆動回路130cがすすぎモータ40aを駆動し、す
すぎポンプ40がガスブースタ50内の湯(85℃を有
する)を両配管P2.PIを介し各すすぎノズル12a
、12bから各食器14に向けて噴射する。
これにより、各食器14のすすぎが行なわれる。
かかる場合、すすぎ時の湯の温度が高いので、陶器とし
ての各食器14のすすぎ品質が良好に得られる。前記タ
イマの計時時間がすすぎ時間(陶器のすすぎに適する時
間としてマイクロコンピュータ120のROMに予め記
憶済み)に達すると、マイクロコンピュータ120がス
テップ269aにてrYESJと判別する。
一方、各食器14がグラスとか合成樹脂器である場合に
は、選択スイッチ110dから選択信号を発生させれば
、ドアスイッチ110bからのドア信号の発生下にて、
マイクロコンピユー°夕120が、各ステップ240,
270にて、順次「YES」と判別し、ステップ271
にて、前記タイマを上述と同様にリセットスタートさせ
、ステップ272にて切換信号を発生し、これに応答し
て切換機gi30が上述のように切換板29を第1切換
位置に切換える。ついで、マイクロコンピュータ120
が、ステップ273にて、混水弁80の開成のため混水
弁駆動信号を発生し、これに応答して駆動回路130b
が混水弁80を開く。このため、給水源90からの冷水
が配管P4及び混水弁を通り配管P2の下流部内に圧送
される。
また、上述の混水弁駆動信号の発生とともに、マイクロ
コンピュータ120がステップ274にてすすぎモータ
駆動信号を生じると、駆動回路130cがすすぎモータ
40aを介しすすぎポンプ40を駆動する。このため、
ガスブースタ50からの湯(85℃)が配管P2の上流
部を通し上述の冷水と共に配管P2の下流部内にすすぎ
ポンプ40により吸引されて混水湯として配管P1を通
り各すすぎノズル12a、12bから各食器14に向け
て噴射される。これにより、各食器14が上述と同様に
予備洗浄下におかれる。かかる場合、予備洗浄の開始と
同時に、ガスブースタ50からの湯と給水源90からの
冷水との混水湯が各すすぎノズル12a、12bから噴
射されるので、混水湯の温度がグラスとか合成樹脂器の
洗浄に適した温度〈例えば、40℃)に低下する。従っ
て、急激な温度上昇がないので、グラスや合成樹脂器の
品質の低下とか破損を招くことなく、同グラスや合成樹
脂器の予備洗浄を、陶器の場合と実質的に同様の作用効
果を達成しつつ実現できる。
然る後、前記タイマの計時時間が予備洗浄時間(グラス
、合成樹脂器の予備洗浄に必要な時間としてマイクロコ
ンピュータ120のROMに予め記憶されている)に達
すると、マイクロコンピュータ120が、ステップ28
0にてrYEsJと判別し、ステップ281にて、切換
信号、混水弁駆動信号及びすすぎモータ駆動信号を消滅
させる。
このため、切換板29が上述と同様に第2切換位置に切
換わり、混水弁80が閉成し、すすぎモータ40a及び
すすぎポンプ40が停止する。
ステップ282における休止時間の経過まで時間待ちし
た後、マイクロコンピュータ120が、ステップ283
にて、前記タイマを上述と同様にリセットスタートさせ
、ステップ284にて、洗浄モータ100の中速駆動に
必要な洗浄モータ中速駆動信号を発生し、これに応答し
て駆動回路130dが洗浄モータ100a及び洗浄ポン
プ100を中速駆動する。このため、洗浄湯タンク20
内の湯が洗浄ポンプ100によりその中速駆動下にて配
管P6を通し各洗浄ノズル11a、11bから各食器1
4に向は噴射する。このことは、各食器14が上述の予
備洗浄後の本洗浄下におかれたことを意味する。かかる
場合、本洗浄時の湯温(65°C)と予備洗浄時の湯温
(40℃)との差が小さいので、グラス、合成樹脂器と
しての食器14に対し品質の低下とか損傷とかを招くこ
とがない、前記タイマの計時時間が本洗浄時間(グラス
、合成樹脂器の洗浄に十分な時間としてマイクロコンピ
ュータ120のROMに予め記憶済み)に達すると、マ
イクロコンピュータ120がステップ290にてrYE
S、と判別し、ステップ291にて、洗浄モータ中速駆
動信号を消滅させて洗浄モータ100a及び洗浄ポンプ
100を停止させる。これにより、本洗浄が終了する。
ステップ292における休止時間の経過まで時間待ちし
た後、マイクロコンピュータ120が、ステップ293
にて、前記タイマを上述と同様にリセットスタートさせ
、ステップ294にて、すすぎモータ駆動信号を発生し
、これに応答して駆動回路130cがすすぎモータ40
aを介しすずぎポンプ40を駆動する。このため、ガス
ブースタ50内の湯(85℃)がすすぎポンプ40によ
り各配管p2.p工を通し各すすぎノズル12a。
12bから各食器14に噴射される。このことは、各食
器14が高温すすぎ状態におかれたことを意味する。か
かる場合、高温すすぎ時の湯温く85℃)と本洗浄時の
湯温く65℃)との差が小さいので、各食器14の急激
な温度上昇を招くことなく、グラス、合成樹脂器として
の食器14の殺菌効果を確保しつつ品質のよいすすぎ効
果を実現できる。
然る後、前記タイマの計時時間が高温すすき時間(グラ
ス、合成樹脂器の耐熱許容時間に相当しマイクロコンピ
ュータ120のROMに予め記憶されている〉に達成す
ると、マイクロコンピュータ120がステップ300に
てrY−ESJと判別し、ステップ301にて、前記タ
イマを上述のようにリセットスタートさせ、各ステップ
302゜303にて、順次、混水弁駆動信号及びすすぎ
モ−タ駆動信号を発生する。すると、上述と同様に混水
弁80が開くとともにすすぎポンプ40が駆動される。
このため、ガスブースタ50からの湯と給水源90から
の冷水との混水湯が上述と同様に混水湯として各すすぎ
ノズル12a、12bから各食器14に向けて噴射され
る。かかる場合、上述の高温すすぎ時の湯に対しステッ
プ300でのrYE S 、との判別時以後に冷水を混
入させることとなるので、混水湯の温度が65℃程度に
維持される。従って、各食器14の急激な温度低下を伴
うことなく各食器14のすすぎがなされる。
このことは、各食器14が、上述の高温すすぎ後に、低
温すすぎ状愈におかれたことを意味する。
前記タイマの計時時間が低温すすぎ時間(各食器14の
すすぎ終了後における即使用を可能にするための時間と
してマイクロコンピュータ120のROMに予め記憶済
み)に達すると、マイクロコンピュータ120が、ステ
ップ310にて「YESJと判別し、ステップ311に
て、混水弁駆動信号及びすすぎモータ駆動信号を消滅さ
せるにれにより、混水弁80が閉じるとともにすすぎポ
ンプ40aが停止して、グラス、合成樹脂器としての各
食器14のすすぎが終了する。なお、マイクロコンピュ
ータ120が、ステップ312にて、休止時間の経過ま
で時間待ちする。また、分離箱25内の汚れものを取出
すには、案内板27をそのフランジ部27cの締着を解
除して上方へ持ち上げた後、分離箱25を把握部材25
cを把持して取出せばよい。
以上説明したように、各食器14が陶器の場合には、選
択スイッチ110dからの選択信号の消滅のもとに、各
食器14を、洗浄湯タンク20からの65℃程度の湯で
もって、予備洗浄した後本洗浄し、然る後ガスブースタ
50からの85℃程度の湯でもって本洗浄後の各食器1
4をすすぎ、一方、各食器14がグラス、合成樹脂器の
場合には選択スイッチ110dからの選択信号の発生の
もとに、ガスブースタ50からの湯と給水源90からの
冷水との混合による40℃程度の混水湯でもって各食器
14を予備洗浄し、ついで、洗浄湯タンク20からの6
5℃程度の湯でもって各食器14を本洗浄し、然る後、
この本洗浄後の各食器14をガスブースタ50からの8
5℃程度の湯でもってすすいだ後、この湯に給水源90
からの冷水を混入させて65℃程度に低下させた混水湯
でもって各食器14をすすぐようにしたので、熱容量の
大きい陶器にあっては、これに合致した高目の各温度に
て洗浄及びすすぎを自動的に達成し得るのは勿論のこと
、熱容量の小さいグラス等にあっては、これに合致した
段階的に変化する温度にて洗浄及びすすぎを自動的に達
成し得る。
即ち、グラス等にあっては、陶器の場合とは異なり、予
備洗浄、本洗浄、高温すすぎ及び低温すすぎという過程
にて、40℃→65℃→85°C−65℃という湯温制
御が自動的に達成されるので、グラスの温度が大きく急
変することはなく、その結果、同グラスの表面にMg、
Ca、Fe等がスポット状に凝固してすすぎ品質を低下
させたり、或いはグラスの破損を招いたりすることはな
い。
かかる場合、選択スイッチ110dを省略するとともに
第6図のフローチャートにおけるステップ240を省略
し、前記コンピュータプログラムを、各ステップ200
〜230,250〜261及び262〜269aからな
るフローチャートにより特定するように変更すれば、上
述の熱容量の大きい食器に固有の作用効果を達成しつつ
同食器の予備洗浄、本洗浄及びすすぎを行うに適した食
器洗浄機用制御装置を提供し得る。また、上述のように
選択スイッチ110d及びステップ240を省略し、前
記コンピュータプログラムを、各ステップ200〜23
0,270〜281及び282〜312からなるフロー
チャートにより特定するように変更すれば、上述の熱容
量の小さい食器に固有の作用効果を達成しつつ同食器の
予備洗浄、本洗浄及びすすぎを行うに適した食器洗浄機
用制御装置を提供できる。
次に、前記実施例の変形例について説明すると、この変
形例においては、前記実施例に′ζ述べたずすぎポンプ
40.ガスブースタ5o及び混水弁80間の配管系統を
構成する配管P2及び配管P4の下流部(第2図参照〉
に代えて、両配管P7及びP8を採用するとともに、前
記実施例にて述べたコンピュータプログラムにおいて第
6図のフローチャートを部分的に第10図に示すように
変更したことにその構成上の特徴がある。
しかして、配管P7は、第9図に示すごとく、その上流
部P7.にて、混水弁80からのその下流側へ水平状に
延出してなるもので、この配管P7の下流部P7bは、
ガスブースタ50の土壁を通り上流部P7mから逆り字
状に垂下しガスブースタ50内の湯中に侵入′している
。一方、配管P8はすすぎポンプ40からその上流側へ
延出してなるもので、この配管P8の上流部P、aは、
ガスブースタ50内の湯中に同ガスブースタ50の底壁
を通り鉛直状に延出している。かかる場合、配管P8の
上流部P8aは、その上流端pabにて、配管P。
の下流端Peaに対し所定間隙gを介して同軸的に対向
するようになっており、配管P8の上流部P8、の内径
は配管P7の下流部P7bの内径よりも大きくしである
。但し、配管P7の下流端P7c内にすすぎポンプ40
の作動に伴う吸入負圧が生ぜず、かつ所定間隙g中の湯
以外のガスブースタ50内の湯に配管P7の下流端P7
cからの冷水が混入しないようにして、配管P8内に迅
速に低温の混水を形成するように、上述の所定間隙gが
定められている。なお、その他の構成は前記実施例と同
様である。
このように構成した本変形例において、前記実施例と同
様に、マイクロコンピュータ120が、ステップ270
(第6図及び第10図参照)にてrYESJと判別した
後、各ステップ271〜274において、前記タイマを
リセットスタートさせ、切換信号を発生し、混水弁駆動
信号発生し、かつすすぎモータ駆動信号を発生すると、
上述と同様にして、前記タイマがそのリセットにより計
時し始め、切換機構30が切換板29を第1切換位置に
切換え、混水弁80が開き、がつすすぎポンプ40がす
すぎモータ40aにより駆動される。
しかして、給水源90からの冷水が、配管P4の上流部
、混水弁80及び配管P7を通りその下流端P7゜から
所定間隙g内に流出し同所走間Vjg中の湯に混入して
これを低温化させる。すすぎポンプ40が、その吸入作
用に応じ、配管P8の上流端P8bから同配管P8内に
所定間隙g中の低温化湯(約40℃)を混水湯として吸
入し配管Plを通して各すすぎノズル12a、12bか
ら各食器14に向は噴射させる。かかる場合、所定間隙
gは上述のような理由に基き適正に定められているので
、配管P7から流出する冷水は、常に、所定間隙g中の
湯のみに混入し、瞬時に低温化した混水湯として配管P
8内に吸入される。従って、各すすぎノズル12a、1
2bから各食器14に向は噴射される混水湯は、各すす
ぎノズル12a。
12bからの噴射開始と同時に適正な低温湯(4o ’
c >となっているので、各食器14が、冷えたグラス
とか合成樹脂器であっても、これらの食器が短時間で低
温状態になるように予温を与えられる。
然る後、前記タイマの計時値が予温時間に達すると、マ
イクロコンピュータ120がステップ280AにてrY
ES、と判別し、ステップ281Aにて、混水弁駆動信
号及びすすぎモータ駆動信号の各消滅により混水弁80
を閉じるとともにすすぎポンプ40を停止させる。但し
、上述の予温時間は、熱容量の小さい食器が温度上昇の
ために破損したり変質しない程度に同食器に低い予温を
与えるに必要な時間としてマイクロコンピュータ120
のROMに予め記憶されている。
ステップ281Aでの演算処理が終ると、マイクロコン
ピュータ120が、ステップ282Aにて、前記タイマ
をリセットスタートさせてコンピュータプログラムをス
テップ282Bに進める。
しかして、前記タイマの計時値がステップ282Bにお
ける休止時間に達すると、マイクロコンピュータ120
が、同ステップ282BにてrYES」と判別し、ステ
ップ282Cにて切換信号の消滅により切換機構30を
介し切換板29を第2切換位置に切換える。但し、ステ
ップ282Bにおける休止時間は、ステップ282Aで
の「YES」との判別後、予混を与えられた各食器14
の全体が一様な低温となるに必要な時間としてマイクロ
コンピュータ120のROMに予め記憶されている。
このように、ステップ28OAでの「YES」との判別
後ステップ282Bでの「YES」との判別に達するま
でにステップ282Bにおける休止時間が設けられてい
るので、この休止時間の経過完了までに各食器14の全
体が一様に低い予混でもって維持される。従って、ステ
ップ283以後においてなされる本洗浄時においては、
洗浄湯の温度と各食器14の予混との差が小さくなって
いるので、前記実施例におけるグラスとか合成樹脂器に
対する本洗浄に伴う効果と実質的に同様の効果を達成し
得る。また、ステップ281Aにおける演算処理時とス
テップ282Cにおける演算処理時との間に、上述のよ
うなステップ282Bにおける休止時間を設けるように
したので、予混制御過程にて洗浄室10内に噴射される
混水湯が、第1切換位置にある切換板29、分離箱25
及びオーバフロー管22を介しすべて外部に排出された
後に切換板29が第2切換位置に切換わる。従って、予
混制御時の混水湯が洗浄湯タンク20内の洗浄湯に混入
してこの洗浄湯の温度を低下させたり同洗浄湯を汚した
りすることはしない。
然る後、前記実施例と同様にステップ300 (第8図
参照)における判別がrYES、となると、マイクロコ
ンピュータ120が、各ステップ301.302及び3
03において、前記タイマをリセットスタートさせ、混
水弁駆動信号及びすすぎモータ駆動信号を発生する。す
ると、上述のように、切換板29の第2切換位置のもと
に、前記タイマがそのリセットにより計時を開始し、混
水弁80が開き、かつすすぎポンプ40がすすぎモータ
40aにより駆動される。
しかして、給水源90からの冷水が上述と同様に配管P
7の下流端P7cから所定間隙g内に流出し同所定間隙
g中の湯に混入しこれを低温化させる。これに伴い、す
すぎポンプ40が、その吸入作用に応じ、配管P8内に
その上流端P8t+から所定間隙g中の低温化湯〈約6
5℃)を混水湯として吸入し配管P1を通して各すすぎ
ノズル12a。
12bから各食器14に向は噴射させる。かかる場合、
各すすぎノズル12a、12bからの噴射湯は、各ステ
ップ272〜28OAにおける予混制御時の場合と実質
的に同様に各すすぎノズル12a、12bからの噴射開
始とほぼ同時に適正な低温湯〈65℃)となりいる。従
って、前記実施例にて述べたステップ310での「NO
」との判別の繰返し中に達成される低温すすぎ時の作用
効果を達成し得るのは勿論のこと、その低温すすぎ時の
すすぎ品質をより一層改善できる。
なお、各ステップ269 、269 a或いは各ステッ
プ294,300を通る循環演算処理過程では、混水弁
80の閉成状態にてすすぎポンプ40がすすぎモータ4
0aにより駆動されるので、ガスブースタ50内の湯の
みが、所定間隙g及び両配管P、、P、を通り各すすぎ
ノズル12a、12bからの高温のまま各食器14に噴
射される。
これにより、前記実施例と同様の高温すすぎ動作が実現
される。
次に、前記変形例の部分的変形例について説明すると、
この部分的変形例においては、前記変形例にて述べた配
管P7に対し、第11図に示すごとく、逆り字状の細管
P7dを付加するとともに、前記コンピュータプログラ
ムの一部を特定する第10図のフローチャートを第12
図に示すように部分的に変更するようにしたことにその
構成上の特徴がある。しかして、細管Padは、その基
端部にて、配管P7の水平部P7mの先端部分を園むよ
うに下流部P7bの上端周壁部分に穿設した小孔に嵌着
されており、この細管P7dは、その基端部から逆り字
状に垂下してガスブースタ50内の湯の上方に同ガスブ
ースタ50の土壁を通り延出している。但し、細管P7
dの内径は、配管P7の内径よりもかなり小さくなって
いる。なお、その他の構成は、前記実施例及びその変形
例と同様である。
このように構成した本部分的変形例において、前記変形
例で述べたようにステップ273(第10図及び第12
図参照)における混水弁駆動信号の発生により混水弁8
0を開いた場合には、マイクロコンピュータ120が、
ステップ273A(第12図参照〉にて、所定時間だけ
時間待ちをし、この所定時間の経過後、ステップ274
にて、すすぎモータ駆動信号の発生によりすすぎポンプ
40を駆動する。但し、上述の所定時間は、混水弁80
の開成後、その開成前に配管P7に存在すると予測され
る空気及び湯を混水弁80からの冷水により配管P7か
ら押出すに要する時間としてマイクロコンピュータ12
0のROMに予め記憶されている。
然るに、上述のようなステップ273における演算処理
に基く混水弁80の開成前においては、混水弁80の閉
成及びすすぎポンプ40の停止に伴い配管P7中に冷水
が充満状態で残留しようとするが、細管P7dが配管P
7の下流部P7bの上端部をガスブースタ50内の空気
中に開放しているため、配管P7中の冷水の大半が、細
管P、dから配管P7内へ空気を侵入させなから、配管
P7中を流下してガスブースタ50内に流出する。この
ため、配管P7中の残留冷水は、下流部P7bのガスブ
ースタ50内の湯面以下に位置する部分内のみに最小限
の量となって残存しガスブースタ50内の湯により温め
られた状態に維持されている。
従って、このような状態で上述のように混水弁80が開
成されると、給水源90からの冷水が、すすぎポンプ4
0の停止にて、ステップ273Aでの時間待ち中に、配
管P7中の空気及び残留湯をガスブースタ50内に押出
しなから配管P7から所定間隙g中に流出する。ついで
、かかる空気及び残留湯の押出しに伴い前記時間待ちが
終了すると、上述のようにすすぎポンプ40が駆動され
て、前記変形例にて述べたと同様に、所定間隙g中の混
水湯のみを順次配管P8中に吸入し配管P!を通し各す
すぎノズル12a、12bから各食器14に向は噴射さ
せる。
このように、配管P7から空気及び残留湯を押出した後
にすすぎポンプ40を駆動するので、すすぎポンプ40
により吸入されて各すすぎノズル12a、12bから各
食器14に向は噴射される混水湯は、すすぎポンプ40
のステップ274における駆動開始と同時に、確実に、
適正な低温湯(40°C)となっている、従って、各食
器14の予測がステップ274でのすすぎポンプ40の
駆動開始後逸速く確実に達成され得る。かかる場合、細
管P7dの基端部が、配管P7の下流部P7bの上端部
分に上述のように嵌着されているので、配管P7の上流
部PTa内を流動する冷水が細管P7dの基端部に衝突
した後に配管P7の下流部P、b内に流下することとな
る。従って、細管P7dの基端部から配管p7内への空
気の流入が上述のような冷水の衝突により確実に阻止さ
れるので、配管P8中に流入する混水湯に空気が混入す
ることもない。
また、配管P7中の冷水が細管P、d中に部分域に流入
することがあっても、この細管P7d内への流入冷水は
同相管Padの下流端からガスブースタ5O内に流入す
るので、冷水が無駄となったり、ガスブースタ50の周
囲を冷水でぬらしたりすることもない、また、ステップ
280Bでの判別が「YESJになると、前記変形例の
場合と同様にステップ281人以後の演算処理がなされ
る。但し、ステップ280Bにおける第1修正予温時間
は、ステップ280A (第10図参照〉における予測
時間にステップ273A (第12図参照)における待
ち時間を加算した値としてマイクロコンピュータ120
のROMに予め記憶されている9また、前記変形例と同
様にステップ301(第8図参照)にてタイマがリセッ
トスタートされると、マイクロコンピュータ120が、
各ステップ302及び303(第8図参照)にて、各ス
テップ273及び274(第10図参照)における演算
処理と同様の演算処理をする。このため、各食器14の
低温すすぎに際し、上述と同様の混水作用のもとに、逸
速く低温(65℃〉のすすぎ湯を確保し得る。なお、こ
の部分的変形例において、細管P7を省略し、細管P7
dの基端部を嵌着した配管P7の小孔のみとした場合に
も、上述と実質的に同様の作用効果を達成できる。
次に、前記変形例の他の部分的変形例について説明する
と、この他の部分的変形例においては、コンピュータプ
ログラムの一部を特定する第10図のフローチャートを
第13図に示すごとく部分的に変更するようにしたこと
にその構成上の特徴がある。その他の構成は前記変形例
と同様である。
このように構成した本部分的変形例に於いて、前記変形
例と同様にステップ272(第10図及び第13図参照
)゛にて切換信号の発生により切換板2つを第1切換位
置に切換えた後、マイクロコンピュータ120が、混水
弁駆動信号を発生することなく、ステップ274(第1
3図参照)にてすすぎモータ駆動信号の発生によりすす
ぎポンプ40を駆動する。このため、各食器14の予混
は、すすぎモータ40のガスブースタ50内の湯の吸入
による各すすぎノズル12a、12bからの同温の噴射
によって達成される。
然る後、ステップ280Cでの判別がrYEsJになる
と、マイクロコンピュータ120がステップ281Bに
てすすぎモータ駆動信号の消滅によりすすぎポンプ40
を停止させてステップ280A以後の演算処理に移行す
る。但し、ステップ280Cでの第2修正予温時間は、
予混湯がガスブースタ50からの湯のみであることを考
慮し、ステップ28OAにおける予混時間よりも短い値
としてマイクロコンピュータ120のROMに予め記憶
されている。
なお、本発明の実施にあたっては、混水弁80を二つの
混水弁により構成し、両混水弁の同時開成及び選択的開
成を活用して湯温制御をするようにしてもよい。
また、本発明の実施にあたり、前記変形例にいう両配管
P7.P8のガスブースタ50内での対向方向は、任意
の方向に変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1A図〜第1G図は特許請求の範囲第1項〜第11項
の記載に対する各対応図、第2図は本発明を適用した食
器洗浄機の一実施例を示す全体構成図、第3図は洗浄湯
タンクの要部拡大断面図、第4図は切換機構の正面図、
第5図は食器洗浄機のためのブロック回路図、及び第6
図〜第8図は第5図のマイクロコンピュータの作用を示
すフローチャート、第9図は前記実施例の変形例を示す
要部概略図、第10図は同変形例のための要部変更フロ
ーチャート、第11図は前記変形例の部分的変形例を示
す要部概略図、第12図は同部分的変形例のための要部
変更フローチャート、及び第13図は前記変形例の他の
部分的変形例を示す要部変更フローチャートである。 符号の説明 10・・・洗浄室、20・・・洗浄湯タンク、11a、
llb・−−洗浄ノズル、12a、12b・すすぎノズ
ル、14・・・食器、40・・すすぎポンプ、40a 
 ・・・すすぎモータ、60・・・給湯源、80・・・
混水弁、90・給水源、100・・・洗浄ポンプ、10
0a・・洗浄モータ、110d・・・選択スイッチ、1
20・・・マイクロコンピュータ、Pl〜P6rp7.
p8・・・配管。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)洗浄湯タンク内の湯を導出して洗浄室内の食器を
    洗浄するように作動する洗浄手段と、給湯源から高温の
    湯を導出して前記食器をすすぐように作動するすすぎ手
    段とを備えた食器洗浄機において、前記すすぎ手段のす
    すぎ作動のもとに前記食器を予備洗浄すべく前記すすぎ
    手段を作動させるように制御する予備洗浄制御手段と、
    この予備洗浄制御手段の制御後前記食器を本洗浄すべく
    前記洗浄手段を作動させるように制御する第1制御手段
    と、この第1制御手段による制御後前記すすぎ手段を再
    度作動させるように制御する第2制御手段と、前記予備
    洗浄制御手段の制御中、前記すすぎ手段により導出され
    る高温の湯に混水させる混水手段とを設けるようにした
    ことを特徴とする食器洗浄機のための制御装置。
  2. (2)洗浄湯タンク内の湯を導出して洗浄室内の食器を
    洗浄するように作動する洗浄手段と、給湯源から高温の
    湯を導出して前記食器をすすぐように作動するすすぎ手
    段とを備えた食器洗浄機において、前記洗浄手段を作動
    させるように制御する第1制御手段と、この第1制御手
    段による制御後前記すすぎ手段を作動させるように制御
    する第2制御手段と、この第2制御手段の制御途中にて
    、前記すすぎ手段により導出される高温の湯に混水させ
    る混水手段とを設けるようにしたことを特徴とする食器
    洗浄機のための制御装置。
  3. (3)前記すすぎ手段のすすぎ作動のもとに前記食器を
    予備洗浄すべく前記すすぎ手段を作動させるように制御
    する予備洗浄制御手段を設け、この予備洗浄制御手段の
    制御中、前記混水手段がその混水作用を行い、かつ前記
    予備洗浄制御手段の制御後前記第1制御手段がその制御
    を行うようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第2
    項に記載の食器洗浄機のための制御装置。
  4. (4)洗浄湯タンク内の湯を導出して洗浄室内の食器を
    洗浄するように作動する洗浄手段と、給湯源から高温の
    湯を導出して前記食器をすすぐように作動するすすぎ手
    段とを備えた食器洗浄機において、前記食器が熱容量の
    大きい器であるとき第1操作状態におかれ、一方、前記
    食器が熱容量の小さい食器であるとき第2操作状態にお
    かれる操作手段と、この操作手段の第1操作状態のとき
    前記洗浄手段を作動させるとともにこの作動後前記すす
    ぎ手段を作動させるように制御する第1制御手段と、前
    記操作手段の第2操作状態のとき前記すすぎ手段のすす
    ぎ作動のもとに前記食器を予備洗浄すべく前記すすぎ手
    段を作動させるように制御する第2制御手段と、この第
    2制御手段の制御後前記食器を本洗浄すべ前記洗浄手段
    を作動させるように制御する第3制御手段と、この第3
    制御手段による制御後前記すすぎ手段を再度作動させる
    ようら制御する第4制御手段と、前記第2制御手段の制
    御中、前記すすぎ手段により導出される高温の湯に混水
    させる混水手段とを設けるようにしたことを特徴とする
    食器洗浄機のための制御装置。
  5. (5)洗浄湯タンク内の湯を導出して洗浄室内の食器を
    洗浄するように作動する洗浄手段と、給湯源から高温の
    湯を導出して前記食器をすすぐように作動するすすぎ手
    段とを備えた食器洗浄機において、前記食器が熱容量の
    大きい器であるとき第1操作状態におかれ、一方、前記
    食器が熱容量の小さい食器であるとき第2操作状態にお
    かれる操作手段と、この操作手段の第1操作状態のとき
    前記洗浄手段を作動させるとともにこの作動後前記すす
    ぎ手段を作動させるように制御する第1制御手段と、前
    記操作手段の第2操作状態のとき前記洗浄手段を作動さ
    せるように制御する第2制御手段と、この第2制御手段
    による制御後前記すすぎ手段を作動させるように制御す
    る第3制御手段と、この第3制御手段の制御途中にて、
    前記すすぎ手段により導出される高温の湯に混水させる
    混水手段とを設けるようにしたことを特徴とする食器洗
    浄機のための制御装置。
  6. (6)前記操作手段が第2操作状態のとき前記すすぎ手
    段のすすぎ作動のもとに前記食器を予備洗浄すべく前記
    すすぎ手段を作動させるように制御する予備洗浄制御手
    段を設けて、この予備洗浄制御手段の制御中、前記混水
    手段がその混水作用を行ない、かつ前記予備洗浄制御手
    段の制御後前記第2制御手段がその制御をするようにし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の食器
    洗浄機のための制御装置。
  7. (7)洗浄湯タンク内の湯を導出して洗浄室内の食器を
    洗浄するように作動する洗浄手段と、給湯源から高温の
    湯を導出して前記食器をすすぐように作動するすすぎ手
    段とを備えた食器洗浄機において、前記食器を小熱容量
    食器とし、前記すすぎ手段のすすぎ作動のもとに前記小
    熱容量食器に低い予温を付与すべく前記すすぎ手段を作
    動させるように制御する予温制御手段と、この予温制御
    手段の制御後前記小熱容量食器を洗浄すべく前記洗浄手
    段を作動させるように制御する第1制御手段と、この第
    1制御手段による制御後前記すすぎ手段を再度作動させ
    るように制御する第2制御手段とを設けるようにしたこ
    とを特徴とする食器洗浄機のための制御装置。
  8. (8)前記予温制御手段の制御中、前記すすぎ手段によ
    り導出される高温の湯に混水させる混水手段を設けるよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載
    の食器洗浄機のための制御装置。
  9. (9)前記第3制御手段の制御途中にて、前記すすぎ手
    段により導出される高温の湯に混水させる混水手段を設
    けるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第7項
    に記載の食器洗浄機のための制御装置。
  10. (10)洗浄湯タンク内の湯を導出して洗浄室内の食器
    を洗浄するように作動する洗浄手段と、給湯源から高温
    の湯を導出して前記食器をすすぐように作動するすすぎ
    手段とを備えた食器洗浄機において、前記食器が大熱容
    量食器であるとき第1操作状態におかれ、一方、前記食
    器が小熱容量食器であるとき第2操作状態におかれる操
    作手段と、この操作手段の第1操作状態のとき前記洗浄
    手段を作動させるとともにこの作動後前記すすぎ手段を
    作動させるように制御する第1制御手段と、前記操作手
    段の第2操作状態のとき前記すすぎ手段のすすぎ作動の
    もとに前記食器に低い予温を付与すべく前記すすぎ手段
    を作動させるように制御する予温制御手段と、この予温
    制御手段の制御後前記洗浄手段を作動させるように制御
    する第2制御手段と、この第2制御手段による制御後前
    記すすぎ手段を作動させるように制御する第3制御手段
    とを設けるようにしたことを特徴とする食器洗浄機のた
    めの制御装置。
  11. (11)前記第3制御手段の制御途中にて、前記すすぎ
    手段により導出される高温の湯に混水させる混水手段を
    設けるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    0項に記載の食器洗浄機のための制御装置。
  12. (12)前記給湯源が前記高温の湯を貯える貯湯槽を有
    し、前記すすぎ手段が、前記貯湯槽中の湯内に開口する
    開口端を有し前記貯湯槽の周壁を介して外方へ延出する
    導出管を備えてこの導出管を通しその開口端から前記貯
    湯槽内の湯を導出し前記食器をすすぐように作動し、か
    つ前記混水手段が、給水源から前記貯湯槽内に延出し同
    貯湯槽中の湯内にて前記導出管の開口端に所定間隙を介
    し対向する開口端を有する混水管と、この混水管中に介
    装されてその選択的開成時に前記給水源からの水を前記
    混水管を通しその開口端から前記所定間隙中の湯に混水
    させるように送出する混水弁とを備えるようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第4項、
    第5項、第8項、第9項又は第11項に記載の食器洗浄
    機のための制御装置。
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