JPH0536054B2 - - Google Patents
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- JPH0536054B2 JPH0536054B2 JP1225295A JP22529589A JPH0536054B2 JP H0536054 B2 JPH0536054 B2 JP H0536054B2 JP 1225295 A JP1225295 A JP 1225295A JP 22529589 A JP22529589 A JP 22529589A JP H0536054 B2 JPH0536054 B2 JP H0536054B2
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- Japan
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- hot water
- tank
- washing
- filter
- tilting
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Landscapes
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は食器洗浄機の改良に関する。
(従来技術)
従来、食器洗浄機のうち業務用のものにおいて
は、洗浄湯タンク内の湯を洗浄室内に噴射して食
器を洗浄し、その洗浄後、同湯を洗浄湯タンク内
に還流させ、ついで、新鮮な湯を洗浄室内に噴射
して食器をすすぎ、然る後、同湯を洗浄湯タンク
内に還流させて余剰の湯をオーバーフロー管から
排出させるようになつている。また、家庭用食器
洗浄機においては、洗浄湯タンク内の湯を洗浄室
内に噴射して食器を洗浄し、この洗浄後、洗浄湯
タンク内に還流する湯を外部に排出し、ついで、
新鮮な湯を洗浄湯タンクを介し洗浄室内に噴射し
て食器をすすいだ後洗浄湯タンク内に還流させる
ようになつている。
は、洗浄湯タンク内の湯を洗浄室内に噴射して食
器を洗浄し、その洗浄後、同湯を洗浄湯タンク内
に還流させ、ついで、新鮮な湯を洗浄室内に噴射
して食器をすすぎ、然る後、同湯を洗浄湯タンク
内に還流させて余剰の湯をオーバーフロー管から
排出させるようになつている。また、家庭用食器
洗浄機においては、洗浄湯タンク内の湯を洗浄室
内に噴射して食器を洗浄し、この洗浄後、洗浄湯
タンク内に還流する湯を外部に排出し、ついで、
新鮮な湯を洗浄湯タンクを介し洗浄室内に噴射し
て食器をすすいだ後洗浄湯タンク内に還流させる
ようになつている。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、これらの構成において、業務用食器洗
浄機の場合には、食器の洗浄初期に、食器に付着
した残滓や油等のひどい汚れが洗浄湯と共に洗浄
湯タンク内に流入することとなるため、洗浄湯タ
ンク内の湯がひどく汚れてしまう。従つて、この
ような汚れ湯でもつてその後の洗浄を継続しても
食器の汚れはきれいには落とせないという不具合
が生じる。例えば、カレーの付着した食器を洗つ
た後の湯でグラスを洗浄すると、このグラスの汚
れが却つてひどくなつてしまう。また、上述のよ
うな洗浄初期には、洗浄室内に噴射する湯が食器
に熱を奪われて低温化して洗浄湯タンク内に還流
するため、洗浄湯タンク内の湯全体の温度が低下
してしまい、その結果、その後の洗浄に必要な適
正湯温が確保できないという不具合も生じる。
浄機の場合には、食器の洗浄初期に、食器に付着
した残滓や油等のひどい汚れが洗浄湯と共に洗浄
湯タンク内に流入することとなるため、洗浄湯タ
ンク内の湯がひどく汚れてしまう。従つて、この
ような汚れ湯でもつてその後の洗浄を継続しても
食器の汚れはきれいには落とせないという不具合
が生じる。例えば、カレーの付着した食器を洗つ
た後の湯でグラスを洗浄すると、このグラスの汚
れが却つてひどくなつてしまう。また、上述のよ
うな洗浄初期には、洗浄室内に噴射する湯が食器
に熱を奪われて低温化して洗浄湯タンク内に還流
するため、洗浄湯タンク内の湯全体の温度が低下
してしまい、その結果、その後の洗浄に必要な適
正湯温が確保できないという不具合も生じる。
また、家庭用食器洗浄機の場合には、上述のよ
うな洗浄湯タンク農の湯の汚れの問題は軽減され
るとしても、業務用食器洗浄機の場合と同様に洗
浄湯タンク内の湯全体の温度が低下してしまい、
その結果、上述と同様に洗浄に必要な適正湯温が
確保できなかつた。
うな洗浄湯タンク農の湯の汚れの問題は軽減され
るとしても、業務用食器洗浄機の場合と同様に洗
浄湯タンク内の湯全体の温度が低下してしまい、
その結果、上述と同様に洗浄に必要な適正湯温が
確保できなかつた。
そこで、本発明は、以上のようなことに対処す
るために、食器洗浄機において、洗浄湯タンク内
の湯の温度の不必要な低下を招くことなく、同湯
の汚れを最少限に抑制するようにしようとするも
のである。
るために、食器洗浄機において、洗浄湯タンク内
の湯の温度の不必要な低下を招くことなく、同湯
の汚れを最少限に抑制するようにしようとするも
のである。
(課題を解決するための手段)
上記課題の解決にあたり、本発明においては、
食器を収容する洗浄室と、 この洗浄室の底壁の一部から下方へ突設されて
同底壁の一部ら前記洗浄室内に開口する開口部を
有するとともに湯を貯える洗浄湯タンクと、 この洗浄湯タンク内の湯を汲出して前記洗浄室
内に噴射し前記食器を洗浄する洗浄手段と、 給湯源内の湯を汲出して前記洗浄室内に噴射し
前記食器をすすぐすすぎ手段と、 前記噴射湯を前記洗浄湯タンク内に流下させる
フイルター部を有し、前記洗浄湯タンクの開口部
に着脱可能に受承されてなるタンクフイルターと
を備えた食器洗浄機において、以下のように構成
したことにその特徴がある。
食器を収容する洗浄室と、 この洗浄室の底壁の一部から下方へ突設されて
同底壁の一部ら前記洗浄室内に開口する開口部を
有するとともに湯を貯える洗浄湯タンクと、 この洗浄湯タンク内の湯を汲出して前記洗浄室
内に噴射し前記食器を洗浄する洗浄手段と、 給湯源内の湯を汲出して前記洗浄室内に噴射し
前記食器をすすぐすすぎ手段と、 前記噴射湯を前記洗浄湯タンク内に流下させる
フイルター部を有し、前記洗浄湯タンクの開口部
に着脱可能に受承されてなるタンクフイルターと
を備えた食器洗浄機において、以下のように構成
したことにその特徴がある。
即ち、本発明の構成上の特徴は、
前記洗浄湯タンク内にて前記タンクフイルター
の一側下方に配設されて、上方へ開口する開口部
を有し、前記タンクフイルターを通り流下する前
記噴射湯を、前記開口部を介し、収容する収容タ
ンクと、 この収容タンクの低壁から下方へ延出されて前
記収容タンク内の収容湯を前記洗浄湯タンクの外
方へ排出する排出管と、 前記洗浄湯タンク内における前記収容タンクの
上側かつ前記タンクフイルターの下側の位置にて
同タンクフイルターの前記一側下方から他側下方
にかけて延在しこれら両側下方間の略中央にて上
下方向へ傾動可能に軸支されて、前記収容タンク
の開口部に向け傾動する第1傾動位置にて、前記
タンクフイルターを通る噴射湯を、前記開口部内
に案内流下させ、前記タンクフイルターの前記他
側下方に向け傾動する第2傾動位置にて、前記タ
ンクフイルターを通る噴射湯を、前記洗浄湯タン
ク内の前記タンクフイルターの前記他側下方に位
置する部分に案内流下させる傾動板と、 この傾動板を前記第1又は第2の傾動位置に傾
動させるように駆動する駆動手段とを設けるよう
にしたことにある。
の一側下方に配設されて、上方へ開口する開口部
を有し、前記タンクフイルターを通り流下する前
記噴射湯を、前記開口部を介し、収容する収容タ
ンクと、 この収容タンクの低壁から下方へ延出されて前
記収容タンク内の収容湯を前記洗浄湯タンクの外
方へ排出する排出管と、 前記洗浄湯タンク内における前記収容タンクの
上側かつ前記タンクフイルターの下側の位置にて
同タンクフイルターの前記一側下方から他側下方
にかけて延在しこれら両側下方間の略中央にて上
下方向へ傾動可能に軸支されて、前記収容タンク
の開口部に向け傾動する第1傾動位置にて、前記
タンクフイルターを通る噴射湯を、前記開口部内
に案内流下させ、前記タンクフイルターの前記他
側下方に向け傾動する第2傾動位置にて、前記タ
ンクフイルターを通る噴射湯を、前記洗浄湯タン
ク内の前記タンクフイルターの前記他側下方に位
置する部分に案内流下させる傾動板と、 この傾動板を前記第1又は第2の傾動位置に傾
動させるように駆動する駆動手段とを設けるよう
にしたことにある。
(作用)
このように本発明を構成したことにより、前記
食器の洗浄にあたり、最初に前記駆動手段により
前記傾動板をその第1の傾動位置に傾動させて、
前記洗浄手段或いはすすぎ手段により前記洗浄湯
タンク内或いは前記給湯源内の湯を前記洗浄室内
に噴射して前記食器を予備的に洗浄すれば、この
予備的に洗浄した大きな残滓等を含む汚れ湯は、
前記タンクフイルターに向け流下し、残滓等を同
タンクフイルター上に残したまま当該タンクフイ
ルターを通り前記傾動板により案内されて前記収
容タンク内に収容され、さらに前記排出管を通り
前記洗浄湯タンクの外部に排出される。
食器の洗浄にあたり、最初に前記駆動手段により
前記傾動板をその第1の傾動位置に傾動させて、
前記洗浄手段或いはすすぎ手段により前記洗浄湯
タンク内或いは前記給湯源内の湯を前記洗浄室内
に噴射して前記食器を予備的に洗浄すれば、この
予備的に洗浄した大きな残滓等を含む汚れ湯は、
前記タンクフイルターに向け流下し、残滓等を同
タンクフイルター上に残したまま当該タンクフイ
ルターを通り前記傾動板により案内されて前記収
容タンク内に収容され、さらに前記排出管を通り
前記洗浄湯タンクの外部に排出される。
然る後、前記駆動手段により前記傾動板をその
第2傾動位置に傾動させて、前記洗浄手段により
前記洗浄湯タンク内の湯を前記洗浄室内に噴射し
て前記食器を本洗浄すれば、この本洗浄による小
さな残滓等を含む汚れ湯は、前記タンクフイルタ
ーに向け流下し、残滓等を同タンクフイルター上
に残したまま当該タンクフイルターを通り前記傾
動板により案内されて前記洗浄湯タンク内に還流
する。
第2傾動位置に傾動させて、前記洗浄手段により
前記洗浄湯タンク内の湯を前記洗浄室内に噴射し
て前記食器を本洗浄すれば、この本洗浄による小
さな残滓等を含む汚れ湯は、前記タンクフイルタ
ーに向け流下し、残滓等を同タンクフイルター上
に残したまま当該タンクフイルターを通り前記傾
動板により案内されて前記洗浄湯タンク内に還流
する。
(効果)
このように前記食器の予備洗浄時には前記傾動
板をその第1傾動位置にして汚れた予備洗浄湯を
前記収容タンク及び排出管を通し外部に排出し、
その後の食器の本洗浄時には前記傾動板をその第
2傾動位置にして汚れた本洗浄湯を前記洗浄湯タ
ンク内に還流するので、前記洗浄湯タンク内の残
存湯が、予備洗浄時のひどく汚れた湯から確実に
分離されて常にきれいに維持されることとなり、
その結果、その後の本洗浄による洗浄品質を高く
できる。また、本洗浄による汚れ湯は、予備洗浄
による汚れ湯に比べきれいなため、前記洗浄湯タ
ンク内に還流にも同タンク内の湯を汚す度合いが
少ない。また、予備洗浄による汚れ湯は食器に熱
を奪われて低温下するが、この汚れ湯は上述のよ
うに前記洗浄湯タンク内の残存湯から確実に分離
して排出される。従つて、前記洗浄湯タンク内の
湯を常に適正温に維持できる。また、以上のよう
な作用効果は、単一の洗浄湯タンク内への収容タ
ンクの配設のもとに、傾動板を上下方向へ傾動さ
せることによつて達成し得るという利点もある。
また、前記タンクフイルターが、前記洗浄湯タン
クの開口部にて、前記傾動板の上側に位置してい
るため、同タンクフイルターを、前記洗浄室内を
通し容易に目視し得る。従つて、前記タンクフイ
ルターの清掃等のメンテナンスを容易になし得
る。このため、予備洗浄及び本洗浄の効果をより
一層高め得る。また、前記タンクフイルターは前
記洗浄湯タンクの開口部に位置しているので、同
タンクフイルターのフイルター面積を前記洗浄湯
タンクの開口部の開口面積まで広げることができ
て便利である。
板をその第1傾動位置にして汚れた予備洗浄湯を
前記収容タンク及び排出管を通し外部に排出し、
その後の食器の本洗浄時には前記傾動板をその第
2傾動位置にして汚れた本洗浄湯を前記洗浄湯タ
ンク内に還流するので、前記洗浄湯タンク内の残
存湯が、予備洗浄時のひどく汚れた湯から確実に
分離されて常にきれいに維持されることとなり、
その結果、その後の本洗浄による洗浄品質を高く
できる。また、本洗浄による汚れ湯は、予備洗浄
による汚れ湯に比べきれいなため、前記洗浄湯タ
ンク内に還流にも同タンク内の湯を汚す度合いが
少ない。また、予備洗浄による汚れ湯は食器に熱
を奪われて低温下するが、この汚れ湯は上述のよ
うに前記洗浄湯タンク内の残存湯から確実に分離
して排出される。従つて、前記洗浄湯タンク内の
湯を常に適正温に維持できる。また、以上のよう
な作用効果は、単一の洗浄湯タンク内への収容タ
ンクの配設のもとに、傾動板を上下方向へ傾動さ
せることによつて達成し得るという利点もある。
また、前記タンクフイルターが、前記洗浄湯タン
クの開口部にて、前記傾動板の上側に位置してい
るため、同タンクフイルターを、前記洗浄室内を
通し容易に目視し得る。従つて、前記タンクフイ
ルターの清掃等のメンテナンスを容易になし得
る。このため、予備洗浄及び本洗浄の効果をより
一層高め得る。また、前記タンクフイルターは前
記洗浄湯タンクの開口部に位置しているので、同
タンクフイルターのフイルター面積を前記洗浄湯
タンクの開口部の開口面積まで広げることができ
て便利である。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面により説明する
と、第2図は、業務用食器洗浄機の全体構成を示
しており、第1図は同食器洗浄機に適用した本発
明の要部を示している。食器洗浄機は洗浄室10
を備えており、この洗浄室10内には、上下一対
の洗浄ノズル11a,11b及び上下一対のすす
ぎノズル12a,12bが、食器14を載置した
ラツク13に対向して指示されている。また、洗
浄室10の底壁の第2図にて図示左方部には、洗
浄湯タンク20がその開口部21を洗浄室10内
に開口させて下方へ突設されている。
と、第2図は、業務用食器洗浄機の全体構成を示
しており、第1図は同食器洗浄機に適用した本発
明の要部を示している。食器洗浄機は洗浄室10
を備えており、この洗浄室10内には、上下一対
の洗浄ノズル11a,11b及び上下一対のすす
ぎノズル12a,12bが、食器14を載置した
ラツク13に対向して指示されている。また、洗
浄室10の底壁の第2図にて図示左方部には、洗
浄湯タンク20がその開口部21を洗浄室10内
に開口させて下方へ突設されている。
洗浄ポンプ30は、洗浄モータ30a(第8図
参照)により駆動されて、洗浄湯タンク20内の
洗浄湯を吸入口31を通し吸入して配管P1を通
し両洗浄ノズル11a,11bに噴射させるべく
圧送する。すすぎポンプ40は、すすぎモータ4
0a(第8図参照)により駆動されて、ガスブー
スタ50から配管P2を通し所定湯温(例えば、
65℃又は85℃)の湯を吸入して配管P3を通し両
すすぎノズル12a,12bに噴射させるべく圧
送する。ガスブースタ50は、給湯源60から給
湯弁70及び配管P4を通し湯を圧送されて同湯
を65℃又は85℃に加熱維持する。
参照)により駆動されて、洗浄湯タンク20内の
洗浄湯を吸入口31を通し吸入して配管P1を通
し両洗浄ノズル11a,11bに噴射させるべく
圧送する。すすぎポンプ40は、すすぎモータ4
0a(第8図参照)により駆動されて、ガスブー
スタ50から配管P2を通し所定湯温(例えば、
65℃又は85℃)の湯を吸入して配管P3を通し両
すすぎノズル12a,12bに噴射させるべく圧
送する。ガスブースタ50は、給湯源60から給
湯弁70及び配管P4を通し湯を圧送されて同湯
を65℃又は85℃に加熱維持する。
次に、洗浄湯タンク20内の構成について説明
すると、ポンプフイルター80は、第1図及び第
3図〜第5図に示すごとく、洗浄湯タンク20内
に配設されている。ポンプフイルター80は、略
箱状フイルター本体80aと、このフイルター本
体80aの両側壁の各上端から逆U字状に延出す
る取手80bとによつて構成されており、フイル
ター本体80aは、その各側壁からそれぞれ外方
へL字状に屈曲する各フランジ部81,82(第
3図参照)にて、洗浄湯タンク20の一側側壁2
2に沿い上下方向に固着した各クランク状金具2
2a,22bに上方から着脱可能に嵌装されて、
その開口部83にて洗浄ポンプ30の吸入口31
に対向している。また、フイルター本体80aの
前壁下部には、フイルター部を構成する多数のパ
ンチ孔84〜84が吸入口31に対向するように
穿設されている。
すると、ポンプフイルター80は、第1図及び第
3図〜第5図に示すごとく、洗浄湯タンク20内
に配設されている。ポンプフイルター80は、略
箱状フイルター本体80aと、このフイルター本
体80aの両側壁の各上端から逆U字状に延出す
る取手80bとによつて構成されており、フイル
ター本体80aは、その各側壁からそれぞれ外方
へL字状に屈曲する各フランジ部81,82(第
3図参照)にて、洗浄湯タンク20の一側側壁2
2に沿い上下方向に固着した各クランク状金具2
2a,22bに上方から着脱可能に嵌装されて、
その開口部83にて洗浄ポンプ30の吸入口31
に対向している。また、フイルター本体80aの
前壁下部には、フイルター部を構成する多数のパ
ンチ孔84〜84が吸入口31に対向するように
穿設されている。
帯状支持板90は、その基部91にて、第3図
〜第5図に示すごとく、洗浄湯タンク20の開口
部21内において同洗浄湯タンク20の他側側壁
23に沿い水平状に固着されているもので、この
支持板90は、第4図及び第5図に示すごとく、
その基部91からクランク状に上方へ延出する上
方延出部92にて、洗浄湯タンク20の他側側壁
23と共に、上方へ開口する断面コ字状の樋93
を形成する。帯状案内板100は、その屈曲状基
部101にて、支持板90の上方延出部92の立
上り部分92aに沿い複数のねじ101aの締着
により水平状に取付けられており、この案内板1
00は、基部101から傾斜部102を洗浄湯タ
ンク20の開口部21の両側間中央に向け緩やか
に下方へ延出させている。
〜第5図に示すごとく、洗浄湯タンク20の開口
部21内において同洗浄湯タンク20の他側側壁
23に沿い水平状に固着されているもので、この
支持板90は、第4図及び第5図に示すごとく、
その基部91からクランク状に上方へ延出する上
方延出部92にて、洗浄湯タンク20の他側側壁
23と共に、上方へ開口する断面コ字状の樋93
を形成する。帯状案内板100は、その屈曲状基
部101にて、支持板90の上方延出部92の立
上り部分92aに沿い複数のねじ101aの締着
により水平状に取付けられており、この案内板1
00は、基部101から傾斜部102を洗浄湯タ
ンク20の開口部21の両側間中央に向け緩やか
に下方へ延出させている。
箱状の各タンクフイルター110,110,1
10は、第1図及び第5図に示すごとく、その各
両側フランジ部111,112にて、それぞれ案
内板100の基部101及び洗浄湯タンク20の
一側側壁22の上端部に載置されており、各タン
クフイルター110の底壁中央部に形成した網目
状フイルター部110aは洗浄湯タンク20の開
口部21に臨んでいる。
10は、第1図及び第5図に示すごとく、その各
両側フランジ部111,112にて、それぞれ案
内板100の基部101及び洗浄湯タンク20の
一側側壁22の上端部に載置されており、各タン
クフイルター110の底壁中央部に形成した網目
状フイルター部110aは洗浄湯タンク20の開
口部21に臨んでいる。
帯状傾動板120は、第1図及び第3図〜第5
図に示すごとく、タンクフイルター110の直下
にて洗浄湯タンク20の両側壁22,23間中央
に位置して前後方向に延在し、その後端側L字状
フランジ部121(第1図、第4図及び第5図参
照)にて洗浄湯タンク20の後壁24に上下方向
に回動可能に軸支24aされ、一方、その前端側
L字状フランジ部122(第3図参照)から外方
へ突出する回動軸123にて洗浄湯タンク20の
前壁25に上下方向に回動可能に軸支されてい
る。しかして、この傾動板120は、第4図及び
第5図にて図示反時計方向への回動軸123の回
動に応じ同一方向へ第1傾動位置(第4図及び第
5図にて図示二点鎖線で示す位置)まで傾動し、
各タンクフイルター110のフイルター部110
aを通り洗浄室10から流下する湯を、直接或い
は案内板100を介し受け、後述する収容タンク
130内に案内して流下させる。また、この傾動
板120は、図示時計方向への回動軸123の回
動に応じ同一方向へ第2傾動位置(第4図及び第
5図にて図示実線より示す位置)まで傾動し、洗
浄室10から各タンクフイルター110のフイル
ター部110aを通り流下する湯を、直接或いは
案内板100を介し受け、洗浄湯タンク20内の
ポンプフイルター80側に流下させる。
図に示すごとく、タンクフイルター110の直下
にて洗浄湯タンク20の両側壁22,23間中央
に位置して前後方向に延在し、その後端側L字状
フランジ部121(第1図、第4図及び第5図参
照)にて洗浄湯タンク20の後壁24に上下方向
に回動可能に軸支24aされ、一方、その前端側
L字状フランジ部122(第3図参照)から外方
へ突出する回動軸123にて洗浄湯タンク20の
前壁25に上下方向に回動可能に軸支されてい
る。しかして、この傾動板120は、第4図及び
第5図にて図示反時計方向への回動軸123の回
動に応じ同一方向へ第1傾動位置(第4図及び第
5図にて図示二点鎖線で示す位置)まで傾動し、
各タンクフイルター110のフイルター部110
aを通り洗浄室10から流下する湯を、直接或い
は案内板100を介し受け、後述する収容タンク
130内に案内して流下させる。また、この傾動
板120は、図示時計方向への回動軸123の回
動に応じ同一方向へ第2傾動位置(第4図及び第
5図にて図示実線より示す位置)まで傾動し、洗
浄室10から各タンクフイルター110のフイル
ター部110aを通り流下する湯を、直接或いは
案内板100を介し受け、洗浄湯タンク20内の
ポンプフイルター80側に流下させる。
但し、傾動板120の第4図及び第5図にて図
示左側部124は、傾動板120の中央部125
から緩傾斜状に上方へ屈曲して延在しており、こ
の左側部124の先端部分は下方に向けL字状に
屈曲している。このため、傾動板120が第2傾
動位置にあるとき、左側部125が、第4図及び
第5図に示すごとく、その両屈曲部分にて、案内
板100の傾斜部120及びこの傾斜部120か
ら垂下状に屈曲する先端屈曲部103にそれぞれ
下方から当接して、傾動板120の中央部125
に沿い流下すべき湯の上方へ逆流を防止するよう
になつている。また、傾動板120が第2傾動位
置にあるとき各フイルター部110aから流下す
る湯を収容タンク140内に確実に案内するよう
に、傾動板120の右側部126は、各タンクフ
イルター110のフランジ部112の直下まで延
在している。なお、第3図には、符号123a
は、環状カラーを示す。
示左側部124は、傾動板120の中央部125
から緩傾斜状に上方へ屈曲して延在しており、こ
の左側部124の先端部分は下方に向けL字状に
屈曲している。このため、傾動板120が第2傾
動位置にあるとき、左側部125が、第4図及び
第5図に示すごとく、その両屈曲部分にて、案内
板100の傾斜部120及びこの傾斜部120か
ら垂下状に屈曲する先端屈曲部103にそれぞれ
下方から当接して、傾動板120の中央部125
に沿い流下すべき湯の上方へ逆流を防止するよう
になつている。また、傾動板120が第2傾動位
置にあるとき各フイルター部110aから流下す
る湯を収容タンク140内に確実に案内するよう
に、傾動板120の右側部126は、各タンクフ
イルター110のフランジ部112の直下まで延
在している。なお、第3図には、符号123a
は、環状カラーを示す。
収容タンク130は、第4図〜第6図に示すご
とく、直方体形状に形成されて、案内板100及
び傾動板120の左側部124の直下にて、その
一側壁131から上方へL字状に延出する支持部
131aにより、支持板90の基部91から下方
へL字状に延出する下方延出部94に、複数のね
じ94aの締着でもつて、洗浄湯タンク20の他
側側壁23に沿い水平状に支持されており、この
収容タンク130の上端開口部132は傾動板1
20の左側部124に向け下方から開口してい
る。
とく、直方体形状に形成されて、案内板100及
び傾動板120の左側部124の直下にて、その
一側壁131から上方へL字状に延出する支持部
131aにより、支持板90の基部91から下方
へL字状に延出する下方延出部94に、複数のね
じ94aの締着でもつて、洗浄湯タンク20の他
側側壁23に沿い水平状に支持されており、この
収容タンク130の上端開口部132は傾動板1
20の左側部124に向け下方から開口してい
る。
収容タンク130の底壁133の前方部(第6
図参照)には、排出筒134がその上端部にて嵌
着されて同収容タンク130内に開口しており、
この排出筒134は収容タンク130の湯を排出
すべく流下させる。排出管140は、その下端部
にて、洗浄湯タンク20の底壁26の一部に嵌着
されて同底壁26の外部に開口してなるもので、
この排出管140は、その下端部から上方へ延出
し間隙を介して排出筒134の下端部に同軸的に
対向している。筒状カツプリング150はゴム材
料からなるもので、このカツプリング150は、
排出筒134の下端部及び排出管140の上端部
の双方に同心的に外方から着脱自在に嵌装されて
収容タンク130内の湯を排出筒134及び排出
管140を通して排出させる役割を果たす。但
し、カツプリング150の下端部151は、これ
に対する排出管140の上端部の下方からの挿入
を容易にすべく末広がり状に形成されている。オ
ーバーフロー管160は、その中間部位にて、収
容タンク130の底壁133の後方部(第6図参
照)に嵌着されているもので、このオーバーフロ
ー管160の上端部161は、底壁133から上
方へ所定高さまで延出し収容タンク130内に開
口し、一方、このオーバーフロー管160の下端
部162は、洗浄湯タンク20内の底壁26近傍
の湯を流入させるべき同底壁26に対し所定間隔
にて対向し洗浄湯タンク20内に開口している。
図参照)には、排出筒134がその上端部にて嵌
着されて同収容タンク130内に開口しており、
この排出筒134は収容タンク130の湯を排出
すべく流下させる。排出管140は、その下端部
にて、洗浄湯タンク20の底壁26の一部に嵌着
されて同底壁26の外部に開口してなるもので、
この排出管140は、その下端部から上方へ延出
し間隙を介して排出筒134の下端部に同軸的に
対向している。筒状カツプリング150はゴム材
料からなるもので、このカツプリング150は、
排出筒134の下端部及び排出管140の上端部
の双方に同心的に外方から着脱自在に嵌装されて
収容タンク130内の湯を排出筒134及び排出
管140を通して排出させる役割を果たす。但
し、カツプリング150の下端部151は、これ
に対する排出管140の上端部の下方からの挿入
を容易にすべく末広がり状に形成されている。オ
ーバーフロー管160は、その中間部位にて、収
容タンク130の底壁133の後方部(第6図参
照)に嵌着されているもので、このオーバーフロ
ー管160の上端部161は、底壁133から上
方へ所定高さまで延出し収容タンク130内に開
口し、一方、このオーバーフロー管160の下端
部162は、洗浄湯タンク20内の底壁26近傍
の湯を流入させるべき同底壁26に対し所定間隔
にて対向し洗浄湯タンク20内に開口している。
傾動板120のための駆動機構170は、第3
図及び第7図に示すごとく、洗浄湯タンク20の
前壁25の上下方向中間部位及び一側側壁22の
前端中間部位に組付けられている。駆動機構17
0は、リニアアクチユエータ171を有してお
り、このリニアアクチユエータ171は、洗浄湯
タンク20の一側側壁22の前端中間部位に固着
したブラケツト172上に、複数のねじ171a
〜171aの締着により取付けられている。この
リニアアクチユエータ171は、その内蔵のソレ
ノイド171b(第8図参照)の消磁下にて、ア
クチユエータロツド171cを第7図にて図示位
置に維持し、また、ソレノイド171bの励磁に
応じアクチユエータロツド171cを第7図にて
図示右方へ吸引する。
図及び第7図に示すごとく、洗浄湯タンク20の
前壁25の上下方向中間部位及び一側側壁22の
前端中間部位に組付けられている。駆動機構17
0は、リニアアクチユエータ171を有してお
り、このリニアアクチユエータ171は、洗浄湯
タンク20の一側側壁22の前端中間部位に固着
したブラケツト172上に、複数のねじ171a
〜171aの締着により取付けられている。この
リニアアクチユエータ171は、その内蔵のソレ
ノイド171b(第8図参照)の消磁下にて、ア
クチユエータロツド171cを第7図にて図示位
置に維持し、また、ソレノイド171bの励磁に
応じアクチユエータロツド171cを第7図にて
図示右方へ吸引する。
リンクレバー173は、この二叉状の基端部1
73aにて、アクチユエータロツド171cの先
端に固着した二叉状連結部171dにピン171
eを介し回動可能に連結されており、このリンク
レバー173は、洗浄場タンク20の前壁25側
へクランク状に屈曲し同前壁25に沿い回動軸1
23の直下を通り、その先端部173bにて、コ
イルスプリング174の先端部174aに係止し
ている。このコイルスプリング174は、その基
端部174bにて、前壁25の一部に固着したL
字状ブラケツト175の先端部に係止して、リン
クレバー173を第3図及び第7図にて図示左方
に引つ張つている。このことは、リンクレバー1
73が、リニアアクチユエータ171のアクチユ
エータロツド171cの右動に応じコイルスプリ
ング174に抗して右動し、また、アクチユエー
タロツド174cの左動に応じコイルスプリング
174の作用下にて動作することを意味する。
73aにて、アクチユエータロツド171cの先
端に固着した二叉状連結部171dにピン171
eを介し回動可能に連結されており、このリンク
レバー173は、洗浄場タンク20の前壁25側
へクランク状に屈曲し同前壁25に沿い回動軸1
23の直下を通り、その先端部173bにて、コ
イルスプリング174の先端部174aに係止し
ている。このコイルスプリング174は、その基
端部174bにて、前壁25の一部に固着したL
字状ブラケツト175の先端部に係止して、リン
クレバー173を第3図及び第7図にて図示左方
に引つ張つている。このことは、リンクレバー1
73が、リニアアクチユエータ171のアクチユ
エータロツド171cの右動に応じコイルスプリ
ング174に抗して右動し、また、アクチユエー
タロツド174cの左動に応じコイルスプリング
174の作用下にて動作することを意味する。
回動レバー176は、その上端部に形成した環
状ボス部176aにて、洗浄湯タンク20の前壁
25を通し外方へ突出する傾動板120の回動軸
123の外端部にキー123bを介し同軸的に嵌
装されるとともにねじ176bの締着により抜け
止めされており、この回動レバー176の下端部
は、ピン176cにより連結レバー173の先端
部に回動自在に嵌装されるとともに、サークリツ
プ176dにより抜止めされている。しかして、
回動レバー176が、リンクレバー173の右動
に応じ同一方向へ回動し傾動板120を第1傾動
位置まで傾動させ、リンクレバー173の左動に
応じ同一方向へ回動し傾動板120を第2傾動位
置(第7図にて図示破線で示す位置)まで傾動さ
せる。
状ボス部176aにて、洗浄湯タンク20の前壁
25を通し外方へ突出する傾動板120の回動軸
123の外端部にキー123bを介し同軸的に嵌
装されるとともにねじ176bの締着により抜け
止めされており、この回動レバー176の下端部
は、ピン176cにより連結レバー173の先端
部に回動自在に嵌装されるとともに、サークリツ
プ176dにより抜止めされている。しかして、
回動レバー176が、リンクレバー173の右動
に応じ同一方向へ回動し傾動板120を第1傾動
位置まで傾動させ、リンクレバー173の左動に
応じ同一方向へ回動し傾動板120を第2傾動位
置(第7図にて図示破線で示す位置)まで傾動さ
せる。
次に、食器洗浄機の電気回路構成について第8
図を参照して説明すると、電源スイツチ180a
は、その投入により、電源投入信号を発生する。
ドアスイツチ180bは、洗浄室10のドアの閉
成下にてのみ閉成し閉成信号を発生する。水位検
出スイツチ180cは、洗浄湯タンク20内の湯
が満杯になつたときこれを検出し水位検出信号を
発生する。マイクロコンピユータ190は、第9
図に示すフローチヤートに従い、ドアスイツチ1
80b及び水位検出スイツチ180cとの協働に
よりコンピユータプログラムを実行し、この実行
中において、洗浄モータ30a、すすぎモータ4
0a、ガスブースタ50及びソレノイド171b
にそれぞれ接続した各駆動回路190a〜190
dの駆動制御に必要な演算処理をする。但し、上
述のコンピユータプログラムはマイクロコンピユ
ータ190のROMに予め記憶されている。な
お、マイクロコンピユータ190は、電源スイツ
チ180aからの電源投入信号に応答してコンピ
ユータプログラムの実行を開始する。
図を参照して説明すると、電源スイツチ180a
は、その投入により、電源投入信号を発生する。
ドアスイツチ180bは、洗浄室10のドアの閉
成下にてのみ閉成し閉成信号を発生する。水位検
出スイツチ180cは、洗浄湯タンク20内の湯
が満杯になつたときこれを検出し水位検出信号を
発生する。マイクロコンピユータ190は、第9
図に示すフローチヤートに従い、ドアスイツチ1
80b及び水位検出スイツチ180cとの協働に
よりコンピユータプログラムを実行し、この実行
中において、洗浄モータ30a、すすぎモータ4
0a、ガスブースタ50及びソレノイド171b
にそれぞれ接続した各駆動回路190a〜190
dの駆動制御に必要な演算処理をする。但し、上
述のコンピユータプログラムはマイクロコンピユ
ータ190のROMに予め記憶されている。な
お、マイクロコンピユータ190は、電源スイツ
チ180aからの電源投入信号に応答してコンピ
ユータプログラムの実行を開始する。
以上のように構成した本実施例において、電源
スイツチ180aからの電源投入信号を発生させ
れば、マイクロコンピユータ190が、第9図の
フローチヤートに従いステツプ200にてコンピ
ユータプログラムの実行を開始し、ステツプ21
0にて初期化の処理をしてコンピユータプログラ
ムを初期給湯処理ルーテイン220に進める。こ
の初期給湯処理ルーテイン220においては、マ
イクロコンピユータ190が、駆動回路190c
を介しガスブースタ50を駆動して同ガスブース
タ50内の湯を約65℃に加熱維持する。
スイツチ180aからの電源投入信号を発生させ
れば、マイクロコンピユータ190が、第9図の
フローチヤートに従いステツプ200にてコンピ
ユータプログラムの実行を開始し、ステツプ21
0にて初期化の処理をしてコンピユータプログラ
ムを初期給湯処理ルーテイン220に進める。こ
の初期給湯処理ルーテイン220においては、マ
イクロコンピユータ190が、駆動回路190c
を介しガスブースタ50を駆動して同ガスブース
タ50内の湯を約65℃に加熱維持する。
ついで、マイクロコンピユータ190が、駆動
回路190bを介しすすぎモータ40aを駆動
し、すすぎポンプ40が、ガスブースタ50から
の湯を各配管P2,P3を通し各すすぎノズル12
a,12bから洗浄室10内に噴射させる。この
とき、傾動板120が第2傾動位置にあれば、洗
浄室10内の噴射湯は、各タンクフイルター11
0を通り案内板100及び傾動板120により案
内されて洗浄湯タンク20内に流下する。然る
後、水位検出スイツチ180cから水位検出信号
が生じると、マイクロコンピユータ190が駆動
回路190bを介しすすぎモータ40aを停止さ
せる。これにより、すすぎポンプ40が停止す
る。なお、この停止後、マイクロコンピユータ1
90が駆動回路190cを介しガスブースタ50
を駆動して同ガスブースタ50内の湯を約85℃に
加熱維持する。
回路190bを介しすすぎモータ40aを駆動
し、すすぎポンプ40が、ガスブースタ50から
の湯を各配管P2,P3を通し各すすぎノズル12
a,12bから洗浄室10内に噴射させる。この
とき、傾動板120が第2傾動位置にあれば、洗
浄室10内の噴射湯は、各タンクフイルター11
0を通り案内板100及び傾動板120により案
内されて洗浄湯タンク20内に流下する。然る
後、水位検出スイツチ180cから水位検出信号
が生じると、マイクロコンピユータ190が駆動
回路190bを介しすすぎモータ40aを停止さ
せる。これにより、すすぎポンプ40が停止す
る。なお、この停止後、マイクロコンピユータ1
90が駆動回路190cを介しガスブースタ50
を駆動して同ガスブースタ50内の湯を約85℃に
加熱維持する。
このような状態においてラツク13上への各食
器14の載置のもとに洗浄室10のドアが閉じて
おれば、マイクロコンピユータ190が、ステツ
プ230にて、ドアスイツチ180bからの閉成
信号に応じ「YES」と判別し、ステツプ231
にて、その内蔵のタイマをリセツトスタートさせ
る。このため、同タイマがそのリセツトと同時に
計時し始める。ついで、マイクロコンピユータ1
90が、ステツプ232にて、傾動板120を第
1傾動位置まで傾動させるための傾動信号を発生
し、ステツプ240にて、前記タイマの計時値が
第1所定時間未満のため、「NO」と判別する。
但し、上述の第1所定時間は、傾動板120の第
2傾動位置から第1傾動位置への傾動完了に要す
る時間に相当しマイクロコンピユータ190の
ROMに予め記憶されている。
器14の載置のもとに洗浄室10のドアが閉じて
おれば、マイクロコンピユータ190が、ステツ
プ230にて、ドアスイツチ180bからの閉成
信号に応じ「YES」と判別し、ステツプ231
にて、その内蔵のタイマをリセツトスタートさせ
る。このため、同タイマがそのリセツトと同時に
計時し始める。ついで、マイクロコンピユータ1
90が、ステツプ232にて、傾動板120を第
1傾動位置まで傾動させるための傾動信号を発生
し、ステツプ240にて、前記タイマの計時値が
第1所定時間未満のため、「NO」と判別する。
但し、上述の第1所定時間は、傾動板120の第
2傾動位置から第1傾動位置への傾動完了に要す
る時間に相当しマイクロコンピユータ190の
ROMに予め記憶されている。
しかして、上述のようにマイクロコンピユータ
190から傾動信号が生じると、リニアアクチユ
エータ171がそのソレノイド171bにて駆動
回路190dにより励磁されてアクチユエータロ
ツド171cを吸引し、リンクレバー173がコ
イルスプリング174に抗して右動し、回動レバ
ー176が同一方向へ回動し、傾動板120が第
2傾動位置から第1傾動位置まで傾動する。ステ
ツプ240における判別が「YES」になると、
傾動板120の第1傾動位置への傾動完了との判
断のもとに、マイクロコンピユータ190が、ス
テツプ241にて、前記タイマをリセツトスター
トし、ステツプ242にて、洗浄モータ30aの
駆動のための洗浄モータ駆動信号を発生し、ステ
ツプ250にて、ステツプ241でリセツトスタ
ートした前記タイマの計時値が予備洗浄時間未満
であるため「NO」と判別する。但し、この予備
洗浄時間は、各食器14のひどい汚れとか大きな
付着残滓を初期的に除去し得る程度の必要最小限
の時間に設定されてマイクロコンピユータ10の
ROMに予め記憶されている。
190から傾動信号が生じると、リニアアクチユ
エータ171がそのソレノイド171bにて駆動
回路190dにより励磁されてアクチユエータロ
ツド171cを吸引し、リンクレバー173がコ
イルスプリング174に抗して右動し、回動レバ
ー176が同一方向へ回動し、傾動板120が第
2傾動位置から第1傾動位置まで傾動する。ステ
ツプ240における判別が「YES」になると、
傾動板120の第1傾動位置への傾動完了との判
断のもとに、マイクロコンピユータ190が、ス
テツプ241にて、前記タイマをリセツトスター
トし、ステツプ242にて、洗浄モータ30aの
駆動のための洗浄モータ駆動信号を発生し、ステ
ツプ250にて、ステツプ241でリセツトスタ
ートした前記タイマの計時値が予備洗浄時間未満
であるため「NO」と判別する。但し、この予備
洗浄時間は、各食器14のひどい汚れとか大きな
付着残滓を初期的に除去し得る程度の必要最小限
の時間に設定されてマイクロコンピユータ10の
ROMに予め記憶されている。
上述のようにマイクロコンピユータ190から
洗浄モータ駆動信号が生じると、洗浄モータ30
aが駆動回路190aにより駆動され、洗浄ポン
プ30が洗浄湯タンク20内の湯をポンプフイル
ター80を通し吸入口31から吸入し配管P1を
通して各洗浄ノズル11a,11bに圧送する。
すると、各洗浄ノズル11a,11bが配管P1
からの湯を噴射して各食器14の予備洗浄を開始
する。しかして、この予備洗浄により各食器14
の汚れを落とした湯は、洗浄室10内を流下し各
タンクフイルター110に達する。
洗浄モータ駆動信号が生じると、洗浄モータ30
aが駆動回路190aにより駆動され、洗浄ポン
プ30が洗浄湯タンク20内の湯をポンプフイル
ター80を通し吸入口31から吸入し配管P1を
通して各洗浄ノズル11a,11bに圧送する。
すると、各洗浄ノズル11a,11bが配管P1
からの湯を噴射して各食器14の予備洗浄を開始
する。しかして、この予備洗浄により各食器14
の汚れを落とした湯は、洗浄室10内を流下し各
タンクフイルター110に達する。
然るに、上述のようなステツプ240における
「YES」との判別以前に傾動板120は第2傾動
位置から第1傾動位置まで確実に傾動している。
このため、ステツプ240での「YES」との判
別後上述のように予備洗浄を開始したとき、上述
のように各タンクフイルター110に達した汚れ
湯は、各フイルター部110aを通り、直接傾動
板120上に流下するか、或いは案内板100に
より案内されて傾動板120上に流下し、洗浄湯
タンク20内に還流することなく、確実に、収容
タンク130内にその開口部132から収容さ
れ、ついで排出筒134及び排出管140を通り
外部に排出される。従つて、傾動板120が第1
傾動位置まで傾動するのに時間を要しても、傾動
板120が確実に第1傾動位置に傾動した後に上
述のように予備洗浄を行うので、この予備洗浄に
よる汚れ湯を外部に確実に排出することができ、
その結果、洗浄湯タンク20内の残存湯を、温度
低下を招くことなく、常にきれいに維持できる。
なお、予備洗浄による汚れ湯に付随して流下する
残滓等は各タンクフイルター110上にとどま
る。また、オーバーフロー管160の上端部16
1は収容タンク130内で適正高さにあるので、
収容タンク130の予備洗浄後の湯がオーバーフ
ロー管160内に流下することもない。
「YES」との判別以前に傾動板120は第2傾動
位置から第1傾動位置まで確実に傾動している。
このため、ステツプ240での「YES」との判
別後上述のように予備洗浄を開始したとき、上述
のように各タンクフイルター110に達した汚れ
湯は、各フイルター部110aを通り、直接傾動
板120上に流下するか、或いは案内板100に
より案内されて傾動板120上に流下し、洗浄湯
タンク20内に還流することなく、確実に、収容
タンク130内にその開口部132から収容さ
れ、ついで排出筒134及び排出管140を通り
外部に排出される。従つて、傾動板120が第1
傾動位置まで傾動するのに時間を要しても、傾動
板120が確実に第1傾動位置に傾動した後に上
述のように予備洗浄を行うので、この予備洗浄に
よる汚れ湯を外部に確実に排出することができ、
その結果、洗浄湯タンク20内の残存湯を、温度
低下を招くことなく、常にきれいに維持できる。
なお、予備洗浄による汚れ湯に付随して流下する
残滓等は各タンクフイルター110上にとどま
る。また、オーバーフロー管160の上端部16
1は収容タンク130内で適正高さにあるので、
収容タンク130の予備洗浄後の湯がオーバーフ
ロー管160内に流下することもない。
このような段階において、ステツプ250にお
ける判別が「YES」になると、マイクロコンピ
ユータ190が、ステツプ251にて、洗浄モー
タ駆動信号の消滅により、洗浄ポンプ30の停止
のもとに上述の予備洗浄を終了し、ステツプ25
2にて、休止時間の経過まで時間待ちする。しか
して、傾動板120が第1傾動位置にあるため、
当該休止時間を適切に定めておけば、洗浄ポンプ
30の停止後に洗浄室10から各タンクフイルタ
ー110を通し流下する汚れ場は、傾動板120
を介し収容タンク130内にすべて収容され、排
出管140を通し排出されるので、洗浄湯タンク
20内の残存湯が予備洗浄湯の混入で汚れたりす
ることはない。
ける判別が「YES」になると、マイクロコンピ
ユータ190が、ステツプ251にて、洗浄モー
タ駆動信号の消滅により、洗浄ポンプ30の停止
のもとに上述の予備洗浄を終了し、ステツプ25
2にて、休止時間の経過まで時間待ちする。しか
して、傾動板120が第1傾動位置にあるため、
当該休止時間を適切に定めておけば、洗浄ポンプ
30の停止後に洗浄室10から各タンクフイルタ
ー110を通し流下する汚れ場は、傾動板120
を介し収容タンク130内にすべて収容され、排
出管140を通し排出されるので、洗浄湯タンク
20内の残存湯が予備洗浄湯の混入で汚れたりす
ることはない。
ステツプ252での時間待ちの終了後、マイク
ロコンピユータ190が、ステツプ253にて、
傾動信号を消滅させ、ステツプ254にて、前記
タイマをリセツトスタートさせ、ステツプ260
にて、このタイマの計時値が第2所定時間未満の
ため、「NO」と判別する。但し、この第2所定
時間は、傾動板120の第1傾動位置から第2傾
動位置までの傾動に要する時間に相当しマイクロ
コンピユータ190のROMに予め記憶されてい
る。しかして、上述のようにマイクロコンピユー
タ190からの傾動信号が消滅すると、リニアア
クチユエータ171がそのソレノイド171bに
て駆動回路190dにより消磁されてアクチユエ
ータロツド171cの吸引を解除し、リンクレバ
ー173がコイルスプリング174の作用に応じ
左動し、回動レバー176が同一方向へ回動し、
傾動板120が第1傾動位置から第2傾動位置ま
で傾動する。
ロコンピユータ190が、ステツプ253にて、
傾動信号を消滅させ、ステツプ254にて、前記
タイマをリセツトスタートさせ、ステツプ260
にて、このタイマの計時値が第2所定時間未満の
ため、「NO」と判別する。但し、この第2所定
時間は、傾動板120の第1傾動位置から第2傾
動位置までの傾動に要する時間に相当しマイクロ
コンピユータ190のROMに予め記憶されてい
る。しかして、上述のようにマイクロコンピユー
タ190からの傾動信号が消滅すると、リニアア
クチユエータ171がそのソレノイド171bに
て駆動回路190dにより消磁されてアクチユエ
ータロツド171cの吸引を解除し、リンクレバ
ー173がコイルスプリング174の作用に応じ
左動し、回動レバー176が同一方向へ回動し、
傾動板120が第1傾動位置から第2傾動位置ま
で傾動する。
ステツプ260における判別が「YES」にな
ると、傾動板120の第2傾動位置への傾動完了
との判断のもとに、マイクロコンピユータ190
が、ステツプ261にて、前記タイマをリセツト
スタートし、ステツプ262にて、洗浄モータ駆
動信号を発生し、ステツプ270にて、前記タイ
マの計時値が本洗浄時間未満のため、「NO」と
判別する。但し、この本洗浄時間は食器14を十
分に洗浄し得る時間としてマイクロコンピユータ
190のROMに予め記憶されている。また、マ
イクロコンピユータ190からの洗浄モータ駆動
信号に応答して、洗浄ポンプ30が、上述と同様
に洗浄湯タンク20内の湯(十分な量が残存して
いるものとする)を吸入し配管P1を通して各洗
浄ノズル11a,11bから各食器14に向け噴
射させる。このことは、上述の予備洗浄後の各食
器14の本洗浄が開始されたことを意味する。し
かして、この本洗浄の開始により各食器14の汚
れを落とした湯は、洗浄室10内を流下し各タン
クフイルター110に達する。
ると、傾動板120の第2傾動位置への傾動完了
との判断のもとに、マイクロコンピユータ190
が、ステツプ261にて、前記タイマをリセツト
スタートし、ステツプ262にて、洗浄モータ駆
動信号を発生し、ステツプ270にて、前記タイ
マの計時値が本洗浄時間未満のため、「NO」と
判別する。但し、この本洗浄時間は食器14を十
分に洗浄し得る時間としてマイクロコンピユータ
190のROMに予め記憶されている。また、マ
イクロコンピユータ190からの洗浄モータ駆動
信号に応答して、洗浄ポンプ30が、上述と同様
に洗浄湯タンク20内の湯(十分な量が残存して
いるものとする)を吸入し配管P1を通して各洗
浄ノズル11a,11bから各食器14に向け噴
射させる。このことは、上述の予備洗浄後の各食
器14の本洗浄が開始されたことを意味する。し
かして、この本洗浄の開始により各食器14の汚
れを落とした湯は、洗浄室10内を流下し各タン
クフイルター110に達する。
然るに、上述のようなステツプ260における
「YES」との判別以前に傾動板120は第1傾動
位置から第2傾動位置まで確実に傾動している。
このため、ステツプ260での「YES」との判
別後上述のように本洗浄を開始したとき、上述の
ように本洗浄に達した汚れ湯は、各フイルター部
110aを通り、直接傾動板120上に流下する
か、或いは案内板100により案内されて傾動板
120上に流下し、収容タンク130内に収容さ
れることなく、確実に洗浄湯タンク20内に還流
する。従つて、傾動板120が第2傾動位置まで
傾動するのに時間を要しても、傾動板120が確
実に第2傾動位置に傾動した後に上述のように本
洗浄を行うので、本洗浄による還流湯をすべて洗
浄湯タンク20内に戻すことができ、その結果、
洗浄湯タンク20内の湯が無駄に減少することが
ない。なお、この本洗浄時にも、各タンクフイル
ター110に達する汚れ湯の残宰等は各フイルタ
ー110a上にとどまる。
「YES」との判別以前に傾動板120は第1傾動
位置から第2傾動位置まで確実に傾動している。
このため、ステツプ260での「YES」との判
別後上述のように本洗浄を開始したとき、上述の
ように本洗浄に達した汚れ湯は、各フイルター部
110aを通り、直接傾動板120上に流下する
か、或いは案内板100により案内されて傾動板
120上に流下し、収容タンク130内に収容さ
れることなく、確実に洗浄湯タンク20内に還流
する。従つて、傾動板120が第2傾動位置まで
傾動するのに時間を要しても、傾動板120が確
実に第2傾動位置に傾動した後に上述のように本
洗浄を行うので、本洗浄による還流湯をすべて洗
浄湯タンク20内に戻すことができ、その結果、
洗浄湯タンク20内の湯が無駄に減少することが
ない。なお、この本洗浄時にも、各タンクフイル
ター110に達する汚れ湯の残宰等は各フイルタ
ー110a上にとどまる。
然る後、ステツプ270における判別が
「YES」になると、本洗浄終了との判断のもと
に、マイクロコンピユータ190が、ステツプ2
71にて、洗浄モータ駆動信号の消滅により洗浄
ポンプ30を停止、ステツプ272にて、休止時
間の経過まで時間待ちし、コンピユータプログラ
ムをすすぎ処理ルーテイン280に進める。この
すすぎ処理ルーテイン280においては、マイク
ロコンピユータ190が、すすぎ時間の間、駆動
回路190bを介し、すすぎモータ40aを駆動
し、これに伴いすすぎポンプ40がガス部50内
の85℃の湯を吸入し両配管P2,P3を通し各すす
ぎノズル12a,12bから噴射させて各食器1
4をすすぐ。
「YES」になると、本洗浄終了との判断のもと
に、マイクロコンピユータ190が、ステツプ2
71にて、洗浄モータ駆動信号の消滅により洗浄
ポンプ30を停止、ステツプ272にて、休止時
間の経過まで時間待ちし、コンピユータプログラ
ムをすすぎ処理ルーテイン280に進める。この
すすぎ処理ルーテイン280においては、マイク
ロコンピユータ190が、すすぎ時間の間、駆動
回路190bを介し、すすぎモータ40aを駆動
し、これに伴いすすぎポンプ40がガス部50内
の85℃の湯を吸入し両配管P2,P3を通し各すす
ぎノズル12a,12bから噴射させて各食器1
4をすすぐ。
このようなすすぎ後洗浄室10内を流下する湯
は各タンクフイルター110を通り上述と同様に
傾動板120により案内されて洗浄湯タンク20
内に流下する。すると、洗浄湯タンク20内の低
壁26近傍に存する低温の湯が、上述のようにす
すぎ後洗浄湯タンク20内に流下する高温の湯の
ためにオーバーフロー管160内にその下端部か
ら送り込まれて上昇しその上端部から収容タンク
130内に流出し、ついで排出筒134及び排出
管140を通して外部に排出される。このため、
洗浄湯タンク20内の湯の温度が低下しかつ同湯
が汚れていても、すすぎ後の洗浄湯タンク20内
への流下により、オーバーフロー管160の機能
のため、洗浄湯タンク20内の湯が適正温にてき
れいな状態に維持されることとなる。換言すれ
ば、収容タンク130にオーバーフロー管160
を設けることによつて、従来のような独立のオー
バーフロー管を採用することなく、洗浄湯タンク
20内の湯のオーバーフロー分を排出できるとと
もに、洗浄湯タンク20内のスペースの有効利用
に役立つ。
は各タンクフイルター110を通り上述と同様に
傾動板120により案内されて洗浄湯タンク20
内に流下する。すると、洗浄湯タンク20内の低
壁26近傍に存する低温の湯が、上述のようにす
すぎ後洗浄湯タンク20内に流下する高温の湯の
ためにオーバーフロー管160内にその下端部か
ら送り込まれて上昇しその上端部から収容タンク
130内に流出し、ついで排出筒134及び排出
管140を通して外部に排出される。このため、
洗浄湯タンク20内の湯の温度が低下しかつ同湯
が汚れていても、すすぎ後の洗浄湯タンク20内
への流下により、オーバーフロー管160の機能
のため、洗浄湯タンク20内の湯が適正温にてき
れいな状態に維持されることとなる。換言すれ
ば、収容タンク130にオーバーフロー管160
を設けることによつて、従来のような独立のオー
バーフロー管を採用することなく、洗浄湯タンク
20内の湯のオーバーフロー分を排出できるとと
もに、洗浄湯タンク20内のスペースの有効利用
に役立つ。
また、上述のような本洗浄及びすすぎの各過程
においては、傾動板120の左側部124が、第
4図及び第5図に示すごとく、その両側部分に
て、案内板100の傾動部102及び先端屈曲部
103の双方に下方から当接しているので、傾動
板120上に流下した湯が左側部124を越えて
収容タンク130内に流下することはない。ま
た、各タンクフイルター110は、洗浄室10内
を目視すれば容易に認識できる位置にあるので、
これら各タンクフイルター110の清掃等のメイ
ンテナンスが容易である。また、各タンクフイル
ター110は、傾動板120の上方にて洗浄湯タ
ンク20の開口部21に位置しているので、これ
らタンクフイルター110の全表面積を開口部2
1の開口面積まで広くできる。
においては、傾動板120の左側部124が、第
4図及び第5図に示すごとく、その両側部分に
て、案内板100の傾動部102及び先端屈曲部
103の双方に下方から当接しているので、傾動
板120上に流下した湯が左側部124を越えて
収容タンク130内に流下することはない。ま
た、各タンクフイルター110は、洗浄室10内
を目視すれば容易に認識できる位置にあるので、
これら各タンクフイルター110の清掃等のメイ
ンテナンスが容易である。また、各タンクフイル
ター110は、傾動板120の上方にて洗浄湯タ
ンク20の開口部21に位置しているので、これ
らタンクフイルター110の全表面積を開口部2
1の開口面積まで広くできる。
また、案内板100と洗浄湯タンク20の他側
側壁23との間にて収容タンク130の上方に樋
93を設けるようにしたので、本洗浄時に洗浄室
10内を流下する湯が、他側側壁23に沿い収容
タンク130内に流れ落ちることなく、樋93内
にとどまり各タンクフイルター110内に上方か
ら流れ込む。従つて、本洗浄時における湯が無駄
に収容タンク130から排出されることがない。
また、収容タンク130内におけるオーバーフロ
ー管160の上端部161が底壁133よりも所
定高さだけ高くなつているので、洗浄湯タンク2
0内のすすぎ後の湯の表面レベルも高くなる。こ
のため、洗浄湯タンク20の容積を小さくしても
適量の湯を確実に確保できる。
側壁23との間にて収容タンク130の上方に樋
93を設けるようにしたので、本洗浄時に洗浄室
10内を流下する湯が、他側側壁23に沿い収容
タンク130内に流れ落ちることなく、樋93内
にとどまり各タンクフイルター110内に上方か
ら流れ込む。従つて、本洗浄時における湯が無駄
に収容タンク130から排出されることがない。
また、収容タンク130内におけるオーバーフロ
ー管160の上端部161が底壁133よりも所
定高さだけ高くなつているので、洗浄湯タンク2
0内のすすぎ後の湯の表面レベルも高くなる。こ
のため、洗浄湯タンク20の容積を小さくしても
適量の湯を確実に確保できる。
また、排出管140と排出筒134はカツプリ
ング150により着脱可能に嵌装されているの
で、収容タンク130を洗浄湯タンク20内から
容易に取出すことができ、その結果、収容タンク
130及びオーバーフロー管160のメインテナ
ンスが容易となる。また、各タンクフイルター1
10を傾動板120の上方に位置せしめるととも
にオーバーフロー管160を収容タンク130に
付設するようにしたので、ポンプフイルター80
を着脱可能に洗浄湯タンク20内に配置すること
ができるとともに同ポンプフイルター80のメイ
ンテナンスも容易になつた。なお、ステツプ90
における判別がドアスイツチ180bからの閉成
信号の消滅により「YES」になると、コンピユ
ータプログラムはステツプ230に戻る。
ング150により着脱可能に嵌装されているの
で、収容タンク130を洗浄湯タンク20内から
容易に取出すことができ、その結果、収容タンク
130及びオーバーフロー管160のメインテナ
ンスが容易となる。また、各タンクフイルター1
10を傾動板120の上方に位置せしめるととも
にオーバーフロー管160を収容タンク130に
付設するようにしたので、ポンプフイルター80
を着脱可能に洗浄湯タンク20内に配置すること
ができるとともに同ポンプフイルター80のメイ
ンテナンスも容易になつた。なお、ステツプ90
における判別がドアスイツチ180bからの閉成
信号の消滅により「YES」になると、コンピユ
ータプログラムはステツプ230に戻る。
なお、本発明の実施にあたつては、ステツプ2
52(第9図参照)を省略するとともに、ステツ
プ260における第2所定時間を、傾動板120
の第1傾動位置から第2傾動位置への傾動に要す
る時間及びステツプ251における洗浄モータ駆
動信号の消滅後予備洗浄湯がすべて収容タンク1
30内に収容されるに要する時間のうち、長い方
に相当するようにしておけば、予備洗浄後の本洗
浄開始時期を早めつつ前記実施例と同様に洗浄湯
の収容タンク130を介する無駄な排出を防止で
きる。
52(第9図参照)を省略するとともに、ステツ
プ260における第2所定時間を、傾動板120
の第1傾動位置から第2傾動位置への傾動に要す
る時間及びステツプ251における洗浄モータ駆
動信号の消滅後予備洗浄湯がすべて収容タンク1
30内に収容されるに要する時間のうち、長い方
に相当するようにしておけば、予備洗浄後の本洗
浄開始時期を早めつつ前記実施例と同様に洗浄湯
の収容タンク130を介する無駄な排出を防止で
きる。
また、本発明の実施にあたつては、業務用食器
洗浄機に限ることなく、家庭用食器洗浄機に本発
明を適用して実施してもよい。
洗浄機に限ることなく、家庭用食器洗浄機に本発
明を適用して実施してもよい。
また、本発明の実施にあたつては、ステツプ2
42において、洗浄モータ駆動信号に代え、すす
ぎモータ駆動信号を発生し、すすぎモータ40
a、すすぎポンプ40の作動のもとに各すすぎノ
ズル12a,12bがら湯を噴射させて予備洗浄
するようにしてもよい。
42において、洗浄モータ駆動信号に代え、すす
ぎモータ駆動信号を発生し、すすぎモータ40
a、すすぎポンプ40の作動のもとに各すすぎノ
ズル12a,12bがら湯を噴射させて予備洗浄
するようにしてもよい。
また、本発明の実施にあたつては、各タンクフ
イルター110を省略するとともに、第1タンク
フイルターを収容タンク130内に配設する一
方、第2タンクフイルターを傾動板120の右側
部126の直下にてこの右側部126に沿つて配
設して、第1傾動位置にある傾動板120から流
下する湯を前記第1タンクフイルターを通し収容
タンク130内に収容する一方、第2傾動位置に
ある傾動板120から流下する湯を前記第2タン
クフイルターを通し洗浄湯タンク20内に流下さ
せるようにしても、第1及び第2のタンクフイル
ターのメインテナンスを除き、前記実施例と実質
的に同様の作用効果を達成できる。
イルター110を省略するとともに、第1タンク
フイルターを収容タンク130内に配設する一
方、第2タンクフイルターを傾動板120の右側
部126の直下にてこの右側部126に沿つて配
設して、第1傾動位置にある傾動板120から流
下する湯を前記第1タンクフイルターを通し収容
タンク130内に収容する一方、第2傾動位置に
ある傾動板120から流下する湯を前記第2タン
クフイルターを通し洗浄湯タンク20内に流下さ
せるようにしても、第1及び第2のタンクフイル
ターのメインテナンスを除き、前記実施例と実質
的に同様の作用効果を達成できる。
第1図は本発明を適用した食器洗浄機の洗浄室
内の斜視図、第2図は同食器洗浄機の本体の全体
構成図、第3図は洗浄湯タンクの部分破断平面
図、第4図は第3図にて4−4線に沿う断面図、
第5図は第3図にて5−5−線に沿う断面図、第
6図は第3図にて6−6線に沿う断面図、第7図
は駆動機構の正面図、第8図は、食器洗浄機の電
気回路図、及び第9図は第8図のマイクロコンピ
ユータの作用を示すフローチヤートである。 符号の説明、10……洗浄室、11a,11b
……洗浄ノズル、12a,12b……すすぎノズ
ル、14……食器、20……洗浄湯タンク、21
……開口部、30……洗浄ポンプ、50……ガス
ブースタ、60……給湯源、70……給湯弁、1
10……タンクフイルター、110a……フイル
ター部、120……傾動板、130……収容タン
ク、134……排出筒、140……排出管、15
0……カツプリング、160……オーバーフロー
管、170……駆動機構、P1〜P4……配管。
内の斜視図、第2図は同食器洗浄機の本体の全体
構成図、第3図は洗浄湯タンクの部分破断平面
図、第4図は第3図にて4−4線に沿う断面図、
第5図は第3図にて5−5−線に沿う断面図、第
6図は第3図にて6−6線に沿う断面図、第7図
は駆動機構の正面図、第8図は、食器洗浄機の電
気回路図、及び第9図は第8図のマイクロコンピ
ユータの作用を示すフローチヤートである。 符号の説明、10……洗浄室、11a,11b
……洗浄ノズル、12a,12b……すすぎノズ
ル、14……食器、20……洗浄湯タンク、21
……開口部、30……洗浄ポンプ、50……ガス
ブースタ、60……給湯源、70……給湯弁、1
10……タンクフイルター、110a……フイル
ター部、120……傾動板、130……収容タン
ク、134……排出筒、140……排出管、15
0……カツプリング、160……オーバーフロー
管、170……駆動機構、P1〜P4……配管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 食器を収容する洗浄室と、 この洗浄室の底壁の一部から下方へ突設されて
同底壁の一部から前記洗浄室内に開口する開口部
を有するとともに湯を貯える洗浄湯タンクと、 この洗浄湯タンク内の湯を汲出して前記洗浄室
内に噴射し前記食器を洗浄する洗浄手段と、 給湯源内の湯を汲出して前記洗浄室内に噴射し
前記食器をすすぐすすぎ手段と、 前記噴射湯を前記洗浄湯タンク内に流下させる
フイルター部を有し、前記洗浄湯タンクの開口部
に着脱可能に受承されてなるタンクフイルターと
を備えた食器洗浄機において、 前記洗浄湯タンク内にて前記タンクフイルター
の一側下方に配設されて、上方へ開口する開口部
を有し、前記タンクフイルターを通り流下する前
記噴射湯を、前記開口部を介し、収容する収容タ
ンクと、 この収容タンクの低壁から下方へ延出されて前
記収容タンク内の収容湯を前記洗浄湯タンクの外
方へ排出する排出管と、 前記洗浄湯タンク内における前記収容タンクの
上側かつ前記タンクフイルターの下側の位置にて
同タンクフイルターの前記一側下方から他側下方
にかけて延在しこれら両側下方間の略中央にて上
下方向へ傾動可能に軸支されて、前記収容タンク
の開口部に向け傾動する第1傾動位置にて、前記
タンクフイルターを通る噴射湯を、前記開口部内
に案内流下させ、前記タンクフイルターの前記他
側下方に向け傾動する第2傾動位置にて、前記タ
ンクフイルターを通る噴射湯を、前記洗浄湯タン
ク内の前記タンクフイルターの前記他側下方に位
置する部分に案内流下させる傾動板と、 この傾動板を前記第1又は第2の傾動位置に傾
動させるように駆動する駆動手段とを設けるよう
にしたことを特徴とする食器洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22529589A JPH0386135A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 食器洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22529589A JPH0386135A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 食器洗浄機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0386135A JPH0386135A (ja) | 1991-04-11 |
JPH0536054B2 true JPH0536054B2 (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=16827099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22529589A Granted JPH0386135A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 食器洗浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0386135A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3210517B1 (en) * | 2011-12-13 | 2021-03-31 | Ecolab USA Inc. | Dishmachine |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS533182A (en) * | 1976-06-30 | 1978-01-12 | Citizen Watch Co Ltd | Driving system of liquid crystal display device |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP22529589A patent/JPH0386135A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS533182A (en) * | 1976-06-30 | 1978-01-12 | Citizen Watch Co Ltd | Driving system of liquid crystal display device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0386135A (ja) | 1991-04-11 |
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