JPH03264A - サーマルヘッド駆動装置 - Google Patents

サーマルヘッド駆動装置

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JPH03264A
JPH03264A JP1268628A JP26862889A JPH03264A JP H03264 A JPH03264 A JP H03264A JP 1268628 A JP1268628 A JP 1268628A JP 26862889 A JP26862889 A JP 26862889A JP H03264 A JPH03264 A JP H03264A
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thermal head
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英一 佐々木
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリンタ、複写機等に用いられるサーマルヘッ
ド駆動装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、サーマルヘッド駆動装置には一列に配列された複
数個の発熱抵抗体を有するサーマルヘッドをイメージデ
ータにより駆動するサーマルヘッド駆動装置において、
前記発熱抵抗体の個々の蓄熱状態を第10図に示すよう
にその発熱抵抗体(以下注目発熱抵抗体という)により
印写した画素(以下注目画素という)Doの周囲におけ
る複数個の画素D1〜D2□、つまり注目画素D0を含
むラインL工からそれより5ライン前のラインL6まで
の範囲における注目画素D0の周囲の各画素D1〜D2
.のデータに各画素D1〜D2□の位置に応じた重み付
けをして加算することにより求め、その結果で注目画素
のイメージデータを補正することにより発熱抵抗体の蓄
熱状態による注目画素の濃度への影響を補正するように
したものが特開昭60−131.262号公報により知
られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記サーマルヘッド駆動装置では注目発熱抵抗体の個々
の蓄熱状態を注目画素D0の周囲の各画素Di〜D2□
のイメージデータに各画素D□〜D21の位置に応じた
重み付けをして加算することにより求めるので、イメー
ジデータが2値のデータである場合には画素D□〜D3
、のイメージデータの情報量が少なくて発熱抵抗体の蓄
熱状態を演算することができるが、イメージデータが多
値であって多階調の画像を印写する場合には画素D工〜
D□、のイメージデータたけでなく更にラインL6より
も前側の画素のイメージデータが注目画素の濃度に影響
することによりそれらのイメージデータから発熱抵抗体
の蓄熱状態を演算することが必要となり、その情報量が
かなり多くなって装置が大型化し、はとんど実施が不可
能である。
本発明は上記欠点を改善し、多階調のイメージデータで
サーマルヘッドを駆動する装置で簡単な構成で発熱抵抗
体の蓄熱状態による注目画素の濃度への影響を補正する
ことができるサーマルヘッド駆動装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、請求項1の発明は一列に配列
された複数個の発熱抵抗体を有するサーマルヘッドの前
記複数個の発熱抵抗体をイメージデータにより駆動して
画素の印写を1ライン分づつ行なわせるサーマルヘッド
駆動装置において、前記イメージデータについて補正用
データにより前記発熱抵抗体の蓄熱による影響を補正す
る補正手段と、前記イメージデータ及び前記補正用デー
タから前記発熱抵抗体の蓄熱による影響を補正するため
のデータを作成する演算手段と、この演算手段からのデ
ータを1ライン分遅延させる遅延手段と、この遅延手段
からのデータ及びその前後のデータに基づいて前記補正
用データを演算して前記補正手段及び演算手段に与える
演算部とを備えるようにしたものであり、 請求項2の発明では一列に配列された複数個の発熱抵抗
体を有するサーマルヘッドの前記複数個の発熱抵抗体を
イメージデータにより駆動して画素の印写を1ライン分
づつ行なわせるサーマルヘッド駆動装置において、前記
イメージデータを所定ライン数分遅延させる第1の遅延
手段と、この第1の遅延手段からのデータと、遅延した
補正用データとより補正用データを作成する第1の演算
手段と、この第1の演算手段からの補正用データにより
前記イメージデータについて前記発熱抵抗体の蓄熱によ
る影響分を補正する第1の補正手段と、前記第1の演算
手段からの補正用データを1ライン分遅延させて前記遅
延した補正用データとして前記第1の演算手段に与える
第2の遅延手段とを備えるようにしたものであり、 請求項3の発明では請求項2記載のサーマルヘッド駆動
装置において、注目画素の印写を行うべき前記イメージ
データについて注目画素の前後の複数の画素の印写をそ
れぞれ行うべき複数のイメージデータにより、注目画素
の印写を行う発熱抵抗体に対するその前後の複数の発熱
抵抗体による熱的影響分を補正する第2の補正手段を備
えるようにしたものであり、 請求項4の発明では請求項2または3記載のサーマルヘ
ッド駆動装置において、前記イメージデータより1ライ
ン分遅延したデータ及びその前後の複数のデータを得て
これらのデータにより前記イメージデータについて前記
発熱抵抗体の蓄熱による影響分を補正する第3の補正手
段を備えるようにしたものであり、 請求項5の発明では請求項2記載のサーマルヘッド駆動
装置において、前記第2の遅延手段からのデータとその
前後の複数のデータの和との差分を演算して前記第1の
演算手段に与える第2の演算手段を備え、この第2の演
算手段からのデータと前記第1の遅延手段からのデータ
とより前記第1の演算手段で補正用データを作成するよ
うにしたものである。
〔作 用〕
請求項1の発明では補正手段がイメージデータについて
補正用データにより前記発熱抵抗体の蓄熱による影響を
補正し、前記イメージデータ及び前記補正用データから
発熱抵抗体の蓄熱による影響を補正するためのデータが
演算手段により作成される。この演算手段からのデータ
が遅延手段により1ライン分遅延させられ、この遅延手
段からのデータ及びその前後のデータに基づいて演算部
が前記補正用データを演算して前記補正手段及び演算手
段に与える。
請求項2の発明ではイメージデータが第1の遅延手段に
より所定ライン数分遅延され、この第1の遅延手段から
のデータと、遅延した補正用データとより補正用データ
が第1の演算手段により作成される。この第1の演算手
段からの補正用データにより前記イメージデータについ
て前記発熱抵抗体の蓄熱による影響分が第1の補正手段
により補正され、第2の遅延手段により第1の演算手段
からの補正用データが1ライン分遅延されて前記遅延し
た補正用データとして第1の演算手段に与えられる。
請求項3の発明では注目画素の印写を行うべきイメージ
データについて注目画素の前後の複数の画素の印写をそ
れぞれ行うべき複数のイメージデータにより、注目画素
の印写を行う発熱抵抗体に対するその前後の複数の発熱
抵抗体による熱的影響分が第2の補正手段により補正さ
れる。
請求項4の発明では第3の補正手段によりイメージデー
タから1ライン分遅延したデータ及びその前後の複数の
データが得られてこれらのデータによりイメージデータ
について発熱抵抗体の蓄熱による影響分が補正される。
請求項5の発明では第2の演算手段が第2の遅延手段か
らのデータとその前後の複数のデータの和との差分を演
算して第1の演算手段に与え、この第2の演算手段から
のデータと第1の遅延手段からのデータとより第1の演
算手段で補正用データが作成される。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す。
多階調のイメージデータが送られてくると、このイメー
ジデータは1画素分の容量をそれぞれ有するラッチ回路
11,12.13を転送され、かつ遅延手段を構成する
ラインバッファ14にて1ライン分遅延されて遅延手段
を構成するラインバッファ15を経て蓄熱演算部16に
送られる。さらにラッチ回路11.12からの各イメー
ジデータが補正手段を構成する隣接履歴補正用リードオ
ンリーメモリ(ROM〕17に入力され、ラインバッフ
ァ14からのイメージデータが1画素分の容量をそれぞ
れ有するラッチ回路18,19.20を経て隣接履歴補
正用ROM17に入力される。従って、送られてきた1
画素分のイメージデータはラッチ回路11に入ると同時
にラインバッファ14に入り、この1画素分のイメージ
データより1ライン前のイメージデータがラインバッフ
ァ14よりラッチ回路18に入り、更に上記送られてき
た1画素分のイメージデータより2ライン近く前のイメ
ージデータがラインバッファ15より蓄熱演算部16に
入る。次に1画素分のイメージデータが送られてくると
、上述の動作が行われると同時に、ラッチ回路11の内
容がラッチ回路12に送られ、ラッチ回路18の内容が
ラッチ回路19に送られる。次に1画素分のイメージデ
ータが送られてくると、上述の動作が行われると同時に
、ラッチ回路12の内容がラッチ回路13に送られ、ラ
ッチ回路19の内容がラッチ回路20に送られる。次に
1画素分のイメージデータが送られてくると、」二連の
動作が行われると同時に、ラッチ回路12の内容が隣接
履歴補正用ROM17に送られ、ラッチ回路20の内容
が隣接履歴補正用ROMl7に送られる。
以下同様に動作し、第15図に示すようにラッチ回路1
2の内容を注目ドツトD。のイメージデータとすればラ
ッチ回路11.13の内容は注目ドツトD。と同じライ
ン上にあって注目ドツトの前後にあるドツトDa、Db
のイメージデータとなり、ラッチ回路18,19.20
の内容は注目ドツトD。及びその前後のドツトDa、D
bより1ラインだけ前にある3つのドツトD。1. D
al、 Dblのイメージデータとなる。
隣接履歴補正用ROM17はラッチ回路12からのイメ
ージデータをラッチ回路11,13,18,19,20
からのイメージデータに応じたデータに変換することに
より、ラッチ回路12からの注目ドツトのイメージデー
タをラッチ回路11,13,18.l、9.20からの
注目ドラ80.周辺の各ドツトDa、 Db、 0.1
. Dal、 Dblのデータにより補正し、注目発熱
抵抗体の前後の発熱抵抗体による注目ドツトD。の印写
濃度への熱的な影響、注目発熱抵抗体及びその前後の発
熱抵抗体より1ライン前の3つの発熱抵抗体の蓄熱によ
る注目ドツトD6の印写濃度への影響を補正する。この
補正ではラッチ回路11,13.18,19.20から
の注目ドツトD0の前後のドツトのデータDa。
Dbと、注目ドツトD0及びその前後のドツトDa。
Dbより1ラインだけ前の3つのドツトo、1.DaL
Dblのデータを、注目ドツトD0に対する熱的影響度
に応じて重み付けして加算し、その加算結果によりラッ
チ回路12からのイメージデータを補正することによっ
て上記周辺ドツトDa、Db、D、1゜Dal、Dbl
による注目ドツトD0の印写濃度への影響を補正する。
また蓄熱演算部16はラインバッファ15からの注目ド
ツトD0のデータよりも2ライン前のドツト0.2のデ
ータから発熱抵抗体の蓄熱量(蓄熱状態)を演算し、補
正手段を構成する蓄熱補正用ROM21は隣接履歴補正
用ROM17からのイメージデータより蓄熱演算部16
からの補正用データを減算することにより発熱抵抗体の
蓄熱による印写濃度への補正する。この蓄熱補正用RO
M21からのイメージデータはラインバッファ22に1
ライン分づつ送られ、データ変換部23により各階調レ
ベルのパルスに順次に変換される。一列に配列された複
数個の発熱抵抗体を有するサーマルヘッドはデータ変換
部23から各階調レベルのパルスが転送される毎にこれ
らのパルスに応じて複数個の発熱抵抗体に通電し、画像
を1ライン分づつ印写紙にその移動に伴って印写する。
第2図は上記蓄熱演算部16の構成を示す。
1ライン蓄熱演算部24においては加算器29は第1の
演算手段を構成し、加算器25.ラッチ回路269ドツ
ト遅延回路27及び減算器28は第2の演算手段を構成
している。ラインバッファ15からのイメージデータが
加算器25にてラッチ回路26の内容と加算され、また
ラインバッファ15からのイメージデータが9ドツト遅
延回路27で9ドツト分遅延されて減算器28で加算器
25からのデータより減算される。この減算器からのデ
ータは1画素分づつ順次にラッチ回路26にラッチされ
る。従って、第14図に示すようにラインバッファ15
からのイメージデータは加算器25で1画素分づつ前の
イメージデータと順次に加算されることになり、その加
算結果から減算器28にて9ドツト遅延回路27からの
9ドツト遅延したイメージデータが減算されて発熱抵抗
体の加熱量が演算されることになる。この発熱量はまず
第15図に示すように注目ドツトD。より2ライン前の
ドツトD、2と、このドツトD02の前後4つづつのド
ツトDa21〜Da24. Db21〜Db24のデー
タによる9つの発熱抵抗体の発熱量となり、その後加算
器25.減算器28及びラッチ回路26の閉ループによ
りさらに前の各ラインの9つづつのドツトD、3.Da
31〜Da34. Db31〜Db34、D04、Da
4]〜Da44. Db41=Db44. D、5.D
a51〜Da54 、 D b51〜Db54、・・・
・・のデータを順次に加味した加熱量となる。この減算
器28からのデータは加算器29に入力され、この加算
器29からのイメージデータが減衰用ROM、30にて
減衰されることにより発熱抵抗体の1ライン後の熱減衰
量が演算されてこの減衰用ROM30からのデータが遅
延手段を構成するラインバッファ31にて〕ライン分遅
延される。このラインバッファ31からのデータが加算
器29で減算器28からのデータと加算されることによ
り発熱抵抗体の蓄熱量が演算され、この加算器29から
のデータが補正用データとして蓄熱補正用ROM21に
送られる。この結果、蓄熱補正用R○M21は隣接履歴
補正用ROM17からのイメージデータに対して加算器
29からの補正用データにより第15図に示すように前
の多数のドツトD、2.Da21〜Da24. Db2
1”Db24、DQ3.Da31〜Da34゜Db31
〜Db34、D、4.Da41〜Da44. Db41
〜Db44、・・・・・のデータによる9つの発熱抵抗
体の蓄熱による印写濃度への影響がなくなるように補正
する。
第3図は注目ドツト及びこれと同一ライン上にあるドツ
ト33の間隔と、注目ドツト32の濃度との関係Xと、
注目ドツト及びこれより前に印写したドツト34の間隔
と、注目ドツト32の濃度との関係yを示す。
注目ドツト32の濃度に対する注目ドツト周辺のドツト
による熱的影響は注目ドツトに近いドツトが極端に大き
くて注目ドツトより遠いドツトが少ない。しかし、注目
ドツトより遠いドツトはその数が多くなると、注目ドツ
トの濃度に対する注目ドツト周辺のドツトによる熱的影
響が無視できなくなる。このことから、上記実施例では
上述のように注目ドツトに近いドツトについては隣接履
歴補正用R,0M17にてそのデータを直接情報とし、
それ以外のドツトについては蓄熱演算部16にてその数
とデータのレベルの和を情報として注目ドツトの濃度に
対する注目ドツト周辺のドツトによる熱的影響を補正し
ている。
第8図は上記サーマルヘッドの回路構成を示す。
このサーマルヘッドは1ライン分のドツト数に相当する
複数個の発熱抵抗体R1〜R2,6゜を有し、この発熱
抵抗体R□〜Ro6゜は一列に配列されていて画像印写
を印写紙の間欠的移動の停止時に1ライン分づつ行なう
。DフリップフロップFFエルFF25mQからなるシ
フトレジスタは画像データDIをクロックGKにより1
ライン分づつ取り込み、ラッチ回路LH8〜LH2S@
。はそのシフトレジスタからの1ライン分の画像データ
をラッチ信号LDによりラッチする。発熱抵抗体R工〜
R2,。
。は奇数番目のものと偶数番目のものとの2つの°グル
ープに分けられ、第1のストローブパルスS81により
奇数番目のゲートG工、G3.・・・・・、02%59
がオンして奇数番目のラッチ回路L H□、LH1,・
・・・・、 L H,、、、からの画像データが奇数番
目のゲートG、、G3.・・・・・J G 25 S 
9を通して奇数番目のトランジスタTr工、’rr31
・・・・・、Tr2.s、のベースに加えられ、第2の
ストローブパルスSB2により偶数番目のゲートG2y
G4.・・・・・1025G++がオンして偶数番目の
ラッチ回路LH2,LH,,・・・・・、LH□6゜か
らの画像データが偶数番目のゲートG2.G4.・・・
・・、G□6゜を通して偶数番目のトランジスタTr、
、 Tr4.”・・、Tr2s、0のベースに加えられ
る。発熱抵抗体R工〜R2□。はそれぞれトランジスタ
Tr工〜Tr、s、。及びトランジスタTrエエ〜Tr
!2□。がゲートG工〜G25G、からの画像データに
応じてオンすることにより直流電源から一定の電圧が印
加されて発熱し、インクシートを加熱して印写紙に画像
印写を1ライン分づつ行なわせる。なお、上記Dフリッ
プフロップFF工〜FF2.6o、ラッチ回路LH,〜
L H25so+ゲートG 1”’ G 2□。、トラ
ンジスタTr、〜Tr2..o、Tr、、”Tr、、5
゜。からなるドライバーは第9図に示すように40個の
ドライバーチップDR□〜DR40からなり、これらの
ドライバーチップDR0〜DR,aはそれぞれ64ビツ
ト構成となっている。
第4図は上記ラインバッファ22.データ変換部23及
び比較データ発生カウンタを示す。
ラインバッファ22はラインメモリ41及びカウンタ4
2,43が用いられ、ラインメモリ41は4にバイトづ
つ2領域41A、41Bに分けられてライン同期信号に
より切り換えられる。カウンタ42,43は書き込み用
カウンタ42と読み出し用カウンタ43であって初期値
を2559とし、各々メモリ41の画像データの書き込
み、読み出し毎にカウントダウンして行く。カウンタ4
2,43が0以降になると、メモリ41に加増データが
書き込まれない。カウンタ42,43の出力値はRea
d/ Writeモード信号により切り換bす、カウン
タ42,43の出力値が交互に出ている。第5図に示す
ようにメモリ41への画像データの書き込みは2559
’、 2558 、・・・、○というように画像データ
がメモリ41の1つづつ下のメモリアドレスに書き込ま
れて行き、画像データの読み出しは2559.2495
.・・・、63,2558,2494.・・・62.・
・・、Oというようにメモリ41の64個おきのメモリ
アドレスから画像データが読み出される。これはサーマ
ルヘッドのドライバーチップ〜DR,。が64ビツト構
成になっているためである。
データ変換部23は第1段のラッチ回路Lll〜L14
0、第2段のラッチ回路L21〜L240.マグニチュ
ード・コンパレータからなるPNM(Pulse Nu
mberModule)回路PNMI 〜PNM40、
ヘッドメモリM1〜M5が用いられ、■第1段のラッチ
回路LLl〜L140がまずラインメモリ41のアドレ
ス2559,2495.・・・、63から順次に読み出
された40個の画像データがラッチされる。この40個
の画像データのラッチが終ると、第1段のラッチ回11
L11〜L1′40の内容が同時に第2段のラッチ回路
L21〜L 240にラッチされる。■第2段のラッチ
回路L21〜L 240のデータは次段のPNM回路P
NMI〜PNM40で比較データ発生カウンタ44から
の比較データの0′と比較されて比較データより大きけ
れば1′、比較データ以下ならば0′に2値化され、次
段のヘッドメモリMl−MSに書き込まれる。
次に■第2段のラッチ回路L21〜L 240のデータ
が次段のPNM回路PN旧〜PNM40で比較データ発
生カウンタ44からの比較データの1′と比較されて比
較データより大きければ1′、比較データ以下ならばO
′に2値化され、次段のヘッドメモリ旧〜M5に書き込
まれる。
次に■第2段のラッチ回路L21〜L 240のデータ
が次段のPNM回路PNNI−PNM40で比較データ
発生カウンタ44からの比較データの2′と比較されて
比較データより大きければ1′、比較データ以下ならば
0′に2値化され、次段のヘッドメモリ旧〜M5に書き
込まれる。比較データ発生カウンタ44からの比較デー
タは順次に増加するスレッシュレベルであり、以下同様
に第2段のラッチ回路L21〜L240のデータが次段
のPNM回路PNMI−PNM40で比較データ発生カ
ウンタ44がらの各比較データ゛3 ’、”4 ’、’
5 ’、・・・、’255 ’と次々に比較されて2値
化され、その各2値データがヘッドメモリM1〜M5に
書き込まれる。このような動作により第2段のラッチ回
路L21〜L 240のデータは256階調のデータに
変換されてヘッドメモリM1〜M5に書き込まれること
になる。
ヘッドメモリM1〜1II5のアドレスは上位6ビツト
がドツトナンバーを示し、下位8ビツトがレベルナンバ
ー(階調レベルのナンバー)を示す。上記■〜■ではヘ
ッドメモリ旧〜M5のアドレスはドツトナンバーがO′
でレベルナンバーが比較データ発生カウンタ44の比較
データ(階調レベル)に応じて′″0′〜’255 ’
になる。
上記■〜■の作業中に、次の40個の画像データがライ
ンメモリ41のアドレス2558.2494.・・・、
62がら読み出されて第1段のラッチ回路Lll〜L 
140にラッチされ、待機している。
上記■〜■の作業が終了すると、第1段のラッ子回路L
Ll〜L140の内容が同時に第2段のラッチ回路L2
1〜L240にラッチされてドツトナンバーが1′とさ
れ、上記■〜■の作業が行なわれることにより第2段の
ラッチ回路LSI〜L240のデータが256階調のデ
ータに変換されてヘッドメモリ旧〜M5に書き込まれる
以下同様にラインメモリ41から画像データが40個づ
つ読み出されて256階調のデータに変換され、ヘッド
メモリ旧〜M5に書き込まれる。この場合ドツトナンバ
ーが40個づつの画像データの読み出しに応じて2′か
ら63′まで切り換えられる。
次に、ヘッドメモリM1〜M5からヘッドラッチ信号L
Dに同期して、レベルナンバー゛0′、ドツトナンバー
゛o′〜゛63′でデータが読み出されてサーマルヘッ
ドへ画像データDIとして送られ。
次にレベルナンバー゛1′、ドツトナンバー゛0′〜゛
63′でデータが読み出されてサーマルヘッドへ画像デ
ータDIとして送られ、以下同様に各レベルナンバー゛
2′〜’255 ’でドツトナンバー゛O〜゛63′と
してデータが読み出されてサーマルヘッドへ画像データ
DIとして送られる。第7図は上記動作のタイミングを
示す。
ヘッドメモリM1〜M5はそれぞれラインメモリ12と
同様に64 X 256バイトの2領域に分けられてお
り、この2領域がライン同期信号により切り換えられる
第6図はこの実施例におけるパルス幅タイマを示す。
ライン同期パルス発生器45はライン同期信号を発生し
、レベル同期パルス発生器46がサーマルヘッドにおけ
る発熱抵抗体R□〜R25& (lの各ブロックにパル
スを印加する時間を周期とするレベル同期パルスを発生
する。ヘッドストローブ信号発生器47は各階調レベル
゛1′〜”255 ’のパルス印加イネーブル信号を発
生し、ライン同期パルス発生器45からのライン同期信
号によりレベル同期パルス発生器46及びヘッドストロ
ーブ信号発生器47がリセットされる。レベル同期パル
ス発生器46の出力信号は2分周回路48で2分周され
てバッファ49を介してオア回路50でヘッドストロー
ブ信号発生器47の出力信号とのオアがとられ、また2
分周回路48の出力信号がインバータ51で反転されて
オア回路52でヘッドストローブ信号発生器47の出力
信号とのオアがとられる。°このオア回路50,52の
出力信号は第1グループの発熱抵抗体R1,R,、・・
・・・+ R2S S 9を選択するストローブパルス
SBI、第2グループの発熱抵抗体R,,R4,・・・
・・+R25s。
を選択するストローブパルスSB2としてサーマルヘッ
ドへ送られる。ナンド回路53はレベル同期パルス発生
器46の出力信号と2分周回路48の出力信号とのナン
ドをとり、このナンド回路53の出力信号がヘッドラッ
チ信号LDとしてサーマルヘッドへ送られる。
第11図は本発明の他の実施例を示す。
隣接補正部61はシフトレジスタ62、補正量ROM6
3、隣接補正ROM64及びγ補正ROM65により構
成され、履歴補正部66は蓄熱演算部67及び履歴補正
ROM68により構成されている。
隣接補正部61は外部より同期クロックCLKに同期し
て多階調のイメージデータが入力され、シフトレジスタ
62の第一段にラッチされる。次の多階調のイメージデ
ータが入力されると、シフトレジスタ62は第一段にラ
ッチされていたイメージデータが第二段にシフトされ、
外部からのイメージデータが第一段にラッチされる。以
下同様に外部から多階調のイメージデータが入力される
度に、そのイメージデータがシフトレジスタ62の第一
段にラッチされ、シフトレジスタ62の第一段にラッチ
されていたイメージデータがシフトレジスタ62の第二
段にシフトされ、シフトレジスタ62の第二段にラッチ
されていたイメージデータがシフトレジスタ62の第三
段にシフトされ、シフトレジスタ62の第三段にラッチ
されていたイメージデータがシフトレジスタ62の第四
段にシフトされ、シフトレジスタ62の第四段にラッチ
されていたイメージデータがシフトレジスタ62の第五
段にシフトされる。
シフトレジスタ62の第三段にラッチされたイメージデ
ータXはγ補正ROM65によりその濃度レベルをパル
ス数として示すパルス数データPに変換される。
シフトレジスタ62の第一段、第二段、第四段。
第五段にラッチされたイメージデータ、つまりシフトレ
ジスタ62の第三段にラッチされたイメージデータXの
前後各2つづつのイメージデータは演算手段を構成する
補正量ROM63にて注目発熱抵抗体に対するその前後
2つづつの発熱抵抗体による熱的影響量のデータHに変
換される。
γ補正ROM65からのパルス数データPは補正手段を
構成する隣接補正ROM64にて補正量R○M63から
の熱的影響量データHの大きさにより補正され、注目発
熱抵抗体に対するその前後2つづつの発熱抵抗体による
熱的影響が無くなるような適正なパルス数データRに変
換される。
蓄熱演算部67は隣接補正ROM64からのパルス数デ
ータRより注目発熱抵抗体及びその前後の発熱抵抗体の
蓄熱量のデータを補正用データとして演算する。補正手
段を構成する履歴補正ROM68はあらかじめ注目発熱
抵抗体及びその前後の発熱抵抗体の蓄熱量に対する適正
なパルス数データがテーブルとして書き込まれており、
隣接補正ROM64からのパルス数データRが履歴補正
ROM68にて蓄熱演算部67からの補正用データによ
り補正されて注目発熱抵抗体に対する注目発熱抵抗体及
びその前後の発熱抵抗体の蓄熱量による熱的影響が無く
なるような適正なパルス数データに補正(変換)される
ヘッド駆動部69は前述のラインバッファ22及びデー
タ変換部23により構成され、サーマルヘッド70は前
記実施例のものと同様に構成されている。
ヘッド駆動部69はIsM補正]?、0M68からのパ
ルス数データによりサーマルヘッド70を駆動し、画像
を1ライン分づつ印写紙にその移動に伴って印写させる
第12図は上記蓄熱演算部67の構成を示す。
隣接補正ROM64からのパルス数データRは1ライン
分づつ遅延手段を構成するラインメモリ71゜72に交
互に書き込まれる。ラインメモリ71 、72は1ライ
ン分毎にトグル動作を行なって書き込み動作と読み出し
動作とが入れ換わり、一方が書き込み動作を行なってい
る時には他方が読み出し動作を行なっている。ラインメ
モリ71.72は読み出し動作では1ライン前の注目画
素のパルス数データXjと、その前後3画素づつのパル
ス数データXj−3〜Xj−1,Xj+1〜Xj÷3を
読み出し、これらのパルス数データは演算部73にて重
みの係数a−3〜a3がそれぞれ掛けられて加算される
。ここに、aaは1ライン前の注目画素のパルス数デー
タに対する重みの係数、a−3〜a−1は1ライン前の
注目画素より3乃至1だけ前の画素のパルス数データに
対する重みの係数、a1〜a3は1ライン前の注目画素
より1乃至3だけ後の画素のパルス数データに対する重
みの係数であり、 Σ ai=1 に−3 である。演算部73からのデータADはとなり、注目発
熱抵抗体及びその前後3つづつの発熱抵抗体に対する1
ライン前のパルス数データによる蓄熱量のデータとなる
。このデータADは演算手段を構成する加算器74にて
減衰ROM75からのデータGDとの和が演算され、遅
延手段を構成するラインメモリ76.77に1ライン分
づつ交互に書き込まれる。ラインメモリ76.77は1
ライン分毎にトグル動作を行なって書き込み動作と読み
出し動作とが入れ換わり、一方が書き込み動作を行なっ
ている時には他方が読み出し動作を行なっている。ライ
ンメモリ76 、77は読み出し動作では1ライン前の
演算データXj+i’と、その前後1つづつの演算デー
タXj+i’−1,Xj+i’+1を読み出し、これら
の演算データは演算部78にて重みの係数a −1’〜
al’がそれぞれ掛けられて加算される。ここに、a 
、 lは1ライン前の演算データに対する重みの係数、
 a−1’、al’は1ライン前の演算データより1つ
だけ前後の演算データに対する重みの係数であり、 Σ ai’=1 ■=−1 である。演算部78からのデータは Σ a i’ X X j+i’ 1=−1 となり、減衰ROM75により所定量減衰されて加算器
74に入力される。演算部73からのデータADは注目
発熱抵抗体及びその前後3つづつの発熱抵抗体に対する
1ライン前のパルス数データによる蓄熱量のデータであ
り、このデータADが加算器74を通りラインバッファ
76又はラインバッファ77、演算部78を通して減衰
ROM75に入力されることによって減衰ROM75か
ら注目発熱抵抗体及びその前後4つづつの発熱抵抗体に
対する2ライン前のパルス数データによる蓄熱量のデー
タが得られる。
さらに、このデータが加算器74を通りラインバッファ
76又はラインバッファ77、演算部78を通して減衰
ROM75に入力されることによって減衰ROM75か
ら注目発熱抵抗体及びその前後5つづつの発熱抵抗体に
対する3ライン前のパルス数データによる蓄熱量のデー
タとなり、以下同様に減衰ROM75からのデータが加
算器74.ラインバッファ76又はラインバッファ77
、演算部78、減衰ROM75を循環することによって
各発熱抵抗体に対する以前のパルス数データによる蓄熱
量のデータかえられる。この結果、加算器74からのデ
ータが補正用データとして履歴補正ROM68に入力さ
れて隣接補正ROM64からのパルス数データRが各発
熱抵抗体に対する以前のパルス数データによる蓄熱量に
より補正され、注目発熱抵抗体は自己の蓄熱及び他の発
熱抵抗体の蓄熱に影響されずに画素を印写することにな
る。この場合注目発熱抵抗体は他の発熱抵抗体の蓄熱に
影響されなくなるが、その他の発熱抵抗体の蓄熱は1ラ
イン前になる毎に他の発熱抵抗体が2つづつ広がること
になり、かつ無限的に以前の蓄熱まで含まれることにな
る。
この実施例によれば簡単に求められる注目発熱抵抗体に
対するその前後の発熱抵抗体による熱的影響量は隣接補
正部61にてROMで求め、簡単には求められない注目
発熱抵抗体に対する自己の蓄熱及び他の発熱抵抗体の蓄
熱量は蓄熱演算部67で演算したので、構成が簡単にな
り、かつ蓄熱量を広範囲に求めることができる。
第13図は本発明の他の実施例を示す。
多階調のイメージデータが同期クロックCLKに同期し
て入力され、ラインメモリ81.82に1ライン分づつ
交互に書き込まれる。このラインメモリ81.82はそ
れぞれ書き込み動作と読み出し動作が1ライン毎にトグ
ルに切り換わり、一方が書き込み動作のときに他方が読
み出し動作になる。ラインメモリ81.82はそれぞれ
読み出し動作では注目画素のイメージデータと注目画素
の前後に隣接する2つづつの画素のイメージデータとを
読み出し、このイメージデータはγ補正ROM83によ
りその濃度レベルをパルス数として示すパルス数データ
に変換される。
γ補正ROM83からのパルス数データは周囲補正部8
4に入力されて注目画素のパルス数データだけラッチ回
路85にラッチされ、注目画素の前後に隣接する2つづ
つの画素のパルス数データが演算部86にて重み係数b
−2〜b2が掛けられて加算される。ここに、b−2,
b−1は注目画素より2つ前、1つ前の各画素のパルス
数データXm−2,Xm−1に対する重み係数であり、
b 1. b 2は注目画素より1つ後、2つ後の各画
素のパルス数データXm+1゜Xa++2に対する重み
係数である。演算部86からのデータAD’はbo=o
として AD’ = Σ ・bix X11+1j=−3 となり、注目発熱抵抗体及びその前後3つづつの発熱抵
抗体に対するパルス数データによる蓄熱量のデータとな
る。このデータAD’は加算器87にて減衰ROM88
からのデータGD’との和が演算され、演算手段を構成
する加算器89にてラッチ回路85からの注目画素のパ
ルス数データXmと加算されて遅延手段を構成するライ
ンメモリ90.91に1ライン分づつ交互に書き込まれ
る。ラインメモリ90,91は1ライン分毎にトグル動
作を行なって書き込み動作と読み出し動作とが入れ換わ
り、一方が書き込み動作を行なっている時には他方が読
み出し動作を行なっている。ラインメモリ90.91は
読み出し動作では1ライン前の演算データXm+i’と
その前後1つづつの演算データXm÷i’−1,Xj+
i’+■を読み出し、これらの演算データは演算部92
にて重みの係数b−1′〜bl’がそれぞれ掛けられて
加算される。ここに、b0′は1ライン前の演算データ
に対する重みの係数、b−1’、bl’は1ライン航の
演算データより1つだけ前後の演算データに対する重み
の係数であり、 Σ bi’=1 1=−1 である。演算部92からのデータは Σ b i’ X Xm+i’ iニー1 となり、減衰ROM88により減衰係数r(0<rく1
)が掛けられて加算器87に入力される。演算部86か
らのデータAD’は注目発熱抵抗体及びその前後3つづ
つの発熱抵抗体に対するパルス数データによる蓄熱量の
データであり、このデータAD’が加算器87を通り加
算器89でラッチ回路85からのパルス数データと加算
されてラインバッファ90又はラインバッファ91、演
算部92を通して減衰ROM8gに入力されることによ
って減衰ROMa8から注目発熱抵抗体及びその前後4
つづつの発熱抵抗体に対する1ライン前のパルス数デー
タによる蓄熱量のデータが得られる。さらに、このデー
タが加算器87を通り加算器89でラッチ回路85から
のパルス数データと加算されてラインバッファ90又は
ラインバッファ91、演算部92を通して減衰ROM8
8に入力されることによって減衰ROM8gから注目発
熱抵抗体及びその前後5つづつの発熱抵抗体に対する2
ライン前のパルス数データによる蓄熱量のデータとなり
、以下同様に減衰ROM88からのデータが加算器89
を通り加算器89でランチ回路85からのパルス数デー
タと加算されてラインバッファ90又はラインバッファ
91、演算部92を通して減衰ROMg3に入力される
ことが繰り返されて各発熱抵抗体に対する以前のパルス
数データによる蓄熱量のデータが補正用データとして得
られる。
ラッチ回路85からの注目画素のパルス数データは補正
手段を構成する周囲補正ROM93にて加算器87から
の補正用データにより注目発熱抵抗体の前後に隣接する
2つづつの発熱抵抗体による熱的影響が無くなるように
補正され、かつ注目発熱抵抗体及びその前後の発熱抵抗
体の蓄熱量による熱的影響が無くなるように補正される
。この場合注目発熱抵抗体は他の発熱抵抗体の蓄熱に影
響されなくなるが、その他の発熱抵抗体の蓄熱は1ライ
ン前になる毎に他の発熱抵抗体が2つづつ広がることに
なり、かつ無限的に以前の蓄熱まで含まれることになる
。ヘッド駆動部94及びサーマルヘッド95は前記実施
例のものと同様にtit成され、ヘッド駆動部94が周
囲補正ROM93からのパルス数データによりサーマル
ヘッド95を駆動して画像を1ライン分づつ印写紙にそ
の移動に伴って印写させる。
この実施例によれば注目画素の周囲の画素のデータを周
囲補正部84にて注目画素の前後の画素のデータと、注
目画素より1ライン以上前の画素のデータとに分けるこ
となく周囲データとして扱っているので、構成が簡単に
なり、かつ広範囲の周囲データにより注目画素のデータ
を確実に補正することができる。
なお、最初の実施例において減衰用ROM30はライン
バッファ31の後に設けてもよく、また第2の実施例に
おいて演算部78.減衰ROM75はラインメモリ76
 、77より前に挿入してもよい。同様に第3の実施例
において演算部92.減衰ROM8111はラインメモ
リ91.92より前に挿入してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば多階調の画像を印写するサ
ーマルヘッド駆動装置において、簡単な構成で多くのド
ツトのデータにより発熱抵抗体の蓄熱状態による注目画
素の濃度への影響を補正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
同実施例の蓄熱演算部を示すブロック図、第3図(a)
(b)は周辺ドツトによる注目ドツトの濃度への影響を
示す図、第4図は上記実施例の一部を示すブロック図、
第5図は上記実施例の動作を示すタイミングチャート、
第6図は上記実施例のパルス幅タイマを示すブロック図
、第7図は上記実施例の動作を示すタイミングチャート
、第8図は上記実施例のサーマルヘッドの回路構成を示
すブロック図、第9図は同サーマルヘッドのドライバー
を示すブロック図、第10図は従来装置を説明するため
の図、第11図は本発明の他の実施例を示すブロック図
、第12図は同実施例における蓄熱演算部の構成を示す
ブロック図、第13図は本発明の他の実施例を示すブロ
ック図、第14図は第2図の蓄熱演算部の動作を示すタ
イミングチャート、第15図は上記第1図の実施例を説
明するための図である、 11.12,13..18,19.20・・・ラッチ回
路、14.15・・・ラインバッファ、16・・・蓄熱
演算部、17・・・隣接履歴補正用ROM、21・・・
蓄熱補正用ROM、29・・・加算器(第1の演算手段
)、6I・・・隣接補正部、6G・・・履歴補正部、6
7・・・蓄熱演算部、68・・・履歴補正ROM、84
・・・周囲補正部、71,72,76.77.90,9
1・・・ラインメモリ、73.78,86.92・・・
演算部、74・・・加算器(第1の演算手段)、78・
・・演算部(第2の演算手段)、89・・・加算器(演
算手段)、93・・・周囲補正ROM。 う7 ち1 わ (d’) ド・ントF’51vl (b) Wrルε/I’ルス dゲ ちD 口 幕C口 う60 箒ぐ口 1ノー4 六ト ( も14図 湊/b 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一列に配列された複数個の発熱抵抗体を有するサー
    マルヘッドの前記複数個の発熱抵抗体をイメージデータ
    により駆動して画素の印写を1ライン分づつ行なわせる
    サーマルヘッド駆動装置において、前記イメージデータ
    について補正用データにより前記発熱抵抗体の蓄熱によ
    る影響を補正する補正手段と、前記イメージデータ及び
    前記補正用データから前記発熱抵抗体の蓄熱による影響
    を補正するためのデータを作成する演算手段と、この演
    算手段からのデータを1ライン分遅延させる遅延手段と
    、この遅延手段からのデータ及びその前後のデータに基
    づいて前記補正用データを演算して前記補正手段及び演
    算手段に与える演算部とを備えたことを特徴とするサー
    マルヘッド駆動装置。 2、一列に配列された複数個の発熱抵抗体を有するサー
    マルヘッドの前記複数個の発熱抵抗体をイメージデータ
    により駆動して画素の印写を1ライン分づつ行なわせる
    サーマルヘッド駆動装置において、前記イメージデータ
    を所定ライン数分遅延させる第1の遅延手段と、この第
    1の遅延手段からのデータと、遅延した補正用データと
    より補正用データを作成する第1の演算手段と、この第
    1の演算手段からの補正用データにより前記イメージデ
    ータについて前記発熱抵抗体の蓄熱による影響分を補正
    する第1の補正手段と、前記第1の演算手段からの補正
    用データを1ライン分遅延させて前記遅延した補正用デ
    ータとして前記第1の演算手段に与える第2の遅延手段
    とを備えたことを特徴とするサーマルヘッド駆動装置。 3、請求項2記載のサーマルヘッド駆動装置において、
    注目画素の印写を行うべき前記イメージデータについて
    注目画素の前後の複数の画素の印写をそれぞれ行うべき
    複数のイメージデータにより、注目画素の印写を行う発
    熱抵抗体に対するその前後の複数の発熱抵抗体による熱
    的影響分を補正する第2の補正手段を備えたことを特徴
    とするサーマルヘッド駆動装置。 4、請求項2または3記載のサーマルヘッド駆動装置に
    おいて、前記イメージデータより1ライン分遅延したデ
    ータ及びその前後の複数のデータを得てこれらのデータ
    により前記イメージデータについて前記発熱抵抗体の蓄
    熱による影響分を補正する第3の補正手段を備えたこと
    を特徴とするサーマルヘッド駆動装置。 5、請求項2記載のサーマルヘッド駆動装置において、
    前記第2の遅延手段からのデータとその前後の複数のデ
    ータの和との差分を演算して前記第1の演算手段に与え
    る第2の演算手段を備え、この第2の演算手段からのデ
    ータと前記第1の遅延手段からのデータとより前記第1
    の演算手段で補正用データを作成することを特徴とする
    サーマルヘッド駆動装置。
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