JPH08244266A - 多階調サーマル記録装置 - Google Patents
多階調サーマル記録装置Info
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- JPH08244266A JPH08244266A JP5465795A JP5465795A JPH08244266A JP H08244266 A JPH08244266 A JP H08244266A JP 5465795 A JP5465795 A JP 5465795A JP 5465795 A JP5465795 A JP 5465795A JP H08244266 A JPH08244266 A JP H08244266A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】低濃度印字での印字品質の向上を図り、また、
隣接発熱素子から注目発熱素子に対する熱的影響量をよ
り正確に求め、正確な熱履歴補正を行う。 【構成】多階調印字データに基づいて発熱素子毎に左右
の隣接発熱素子の印字及び前印字した近傍の発熱素子の
印字による熱的影響量を演算し熱履歴補正を行う熱履歴
補正回路は、現印字ラインの印字データをラッチするラ
ッチ回路21〜23、ラッチ回路21,22のデータB
n-1 ,Bn から小さい方を選択する小値選択回路30、
ラッチ回路22,23のデータBn ,Bn+1 から小さい
方を選択する小値選択回路31、小値選択回路30,3
1の出力に係数データγ1 を乗算する乗算器32、3
3、この乗算器出力を加算してγ1 ×{ min(Bn-1 ,
Bn )+ min(Bn ,Bn+1 )}を求める加算器34を
設けている。
隣接発熱素子から注目発熱素子に対する熱的影響量をよ
り正確に求め、正確な熱履歴補正を行う。 【構成】多階調印字データに基づいて発熱素子毎に左右
の隣接発熱素子の印字及び前印字した近傍の発熱素子の
印字による熱的影響量を演算し熱履歴補正を行う熱履歴
補正回路は、現印字ラインの印字データをラッチするラ
ッチ回路21〜23、ラッチ回路21,22のデータB
n-1 ,Bn から小さい方を選択する小値選択回路30、
ラッチ回路22,23のデータBn ,Bn+1 から小さい
方を選択する小値選択回路31、小値選択回路30,3
1の出力に係数データγ1 を乗算する乗算器32、3
3、この乗算器出力を加算してγ1 ×{ min(Bn-1 ,
Bn )+ min(Bn ,Bn+1 )}を求める加算器34を
設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラインサーマルヘッド
の各発熱素子に対する印加エネルギーを熱履歴補正する
多階調サーマル記録装置に関する。
の各発熱素子に対する印加エネルギーを熱履歴補正する
多階調サーマル記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラインサーマルヘッドを使用して高速な
熱転写印字を行うと、印字の開始直後の濃度は低く、そ
の後印字が連続すると濃度が高くなるという問題が発生
する。これは印字のためにサーマルヘッドの発熱素子に
印加するエネルギーがサーマルヘッド自体に蓄熱するた
めである。このようなサーマルヘッドの蓄熱による印字
濃度の変化は印字品質を劣化させることになる。
熱転写印字を行うと、印字の開始直後の濃度は低く、そ
の後印字が連続すると濃度が高くなるという問題が発生
する。これは印字のためにサーマルヘッドの発熱素子に
印加するエネルギーがサーマルヘッド自体に蓄熱するた
めである。このようなサーマルヘッドの蓄熱による印字
濃度の変化は印字品質を劣化させることになる。
【0003】このようなことから、例えば、特開平6−
24027号公報では、図4に示すように、発熱素子1
a,1b,1c,1dが前印字ラインの位置にあるとき
をA1,A2,A3,A4とし、現印字ラインにあると
きをB1,B2,B3,B4とし、発熱素子A1,A
2,A3,A4の多階調印字データをA1 ,A2 ,A
3,A4 とし、発熱素子B1,B2,B3,B4の多階
調印字データをB1 ,B2,B3 ,B4 とすると、印字
対象となる注目発熱素子B2の多階調印字データB2 の
熱履歴補正後のデータB20は、 B20=B2 −(A1 ×α+A2 ×β+A3 ×α)−γ
(B1 +B3 ) によって求める。
24027号公報では、図4に示すように、発熱素子1
a,1b,1c,1dが前印字ラインの位置にあるとき
をA1,A2,A3,A4とし、現印字ラインにあると
きをB1,B2,B3,B4とし、発熱素子A1,A
2,A3,A4の多階調印字データをA1 ,A2 ,A
3,A4 とし、発熱素子B1,B2,B3,B4の多階
調印字データをB1 ,B2,B3 ,B4 とすると、印字
対象となる注目発熱素子B2の多階調印字データB2 の
熱履歴補正後のデータB20は、 B20=B2 −(A1 ×α+A2 ×β+A3 ×α)−γ
(B1 +B3 ) によって求める。
【0004】これを一般式で表わすと、 Bn0=Bn −(An-1 ×α+An ×β+An+1 ×α) −γ(Bn-1 +Bn+1 ) …(1) となる。
【0005】但し、αは、隣接発熱素子の前印字ライン
での多階調印字データAn-1 ,An+1 (図4では発熱素
子A1及びA3の多階調印字データA1 ,A3 )が注目
発熱素子(図4では発熱素子B2)に及ぼす熱的影響を
補正する割合を示す熱履歴補正係数、βは、注目発熱素
子の前印字ラインの多階調印字データAn (図4では発
熱素子A2の多階調印字データA2 )が注目発熱素子に
及ぼす熱的影響を補正する割合を示す熱履歴補正係数、
γは、隣接発熱素子の多階調印字データBn-1,Bn+1
(図4では発熱素子B1及びB3の多階調印字データB
1 ,B3 )が注目発熱素子に及ぼす熱的影響を補正する
割合を示す熱履歴補正係数で、これらはプリンタシステ
ムにより決定される。
での多階調印字データAn-1 ,An+1 (図4では発熱素
子A1及びA3の多階調印字データA1 ,A3 )が注目
発熱素子(図4では発熱素子B2)に及ぼす熱的影響を
補正する割合を示す熱履歴補正係数、βは、注目発熱素
子の前印字ラインの多階調印字データAn (図4では発
熱素子A2の多階調印字データA2 )が注目発熱素子に
及ぼす熱的影響を補正する割合を示す熱履歴補正係数、
γは、隣接発熱素子の多階調印字データBn-1,Bn+1
(図4では発熱素子B1及びB3の多階調印字データB
1 ,B3 )が注目発熱素子に及ぼす熱的影響を補正する
割合を示す熱履歴補正係数で、これらはプリンタシステ
ムにより決定される。
【0006】式(1) において、(An-1 ×α+An ×β
+An+1 ×α)の項は、前印字ラインのうち、注目発熱
素子(図4では発熱素子B2)の近傍の3つの発熱素子
(図4では発熱素子A1,A2,A3)が注目発熱素子
へ与える蓄熱影響量を示し、γ(Bn-1 +Bn+1 )の項
は、注目発熱素子と同一印字ラインにおける左右の隣接
発熱素子(図4では発熱素子B1及びB3)が注目発熱
素子へ与える蓄熱影響量を示している。
+An+1 ×α)の項は、前印字ラインのうち、注目発熱
素子(図4では発熱素子B2)の近傍の3つの発熱素子
(図4では発熱素子A1,A2,A3)が注目発熱素子
へ与える蓄熱影響量を示し、γ(Bn-1 +Bn+1 )の項
は、注目発熱素子と同一印字ラインにおける左右の隣接
発熱素子(図4では発熱素子B1及びB3)が注目発熱
素子へ与える蓄熱影響量を示している。
【0007】ラインサーマルヘッドの駆動回路は、図5
に示すように、例えば64個の発熱素子R1 ,R2 ,R
3 ,…R64を一列に並べたラインサーマルヘッド2の場
合について述べると、各発熱素子R1 〜R64を+VH 端
子と接地間にそれぞれトランジスタT1 ,T2 ,T3 ,
…T64を介して接続してラインサーマルヘッド2を構成
する。
に示すように、例えば64個の発熱素子R1 ,R2 ,R
3 ,…R64を一列に並べたラインサーマルヘッド2の場
合について述べると、各発熱素子R1 〜R64を+VH 端
子と接地間にそれぞれトランジスタT1 ,T2 ,T3 ,
…T64を介して接続してラインサーマルヘッド2を構成
する。
【0008】そして外部から多階調印字データを転送ク
ロックに同期して1ビットずつ64ビットシフトレジス
タ3に順次シフトして転送し、シフトレジスタ3への6
4ビットの印字データの転送が終了するとラッチパルス
が64ビットラッチ回路4に入力してシフトレジスタ3
の印字データがラッチ回路4にラッチされる。ラッチ回
路4の64ビット出力はそれぞれ2入力アンドゲートA
N1 ,AN2 ,AN3,…AN64を介して各トランジス
タT1 〜T64のベースに供給される。アンドゲートAN
1 〜AN64には印字開始のタイミングでハイレベルなス
トローブ信号が入力されるようになっており、従って各
トランジスタT1 〜T64はラッチ回路4の64ビット出
力によってオン、オフ動作されることになる。
ロックに同期して1ビットずつ64ビットシフトレジス
タ3に順次シフトして転送し、シフトレジスタ3への6
4ビットの印字データの転送が終了するとラッチパルス
が64ビットラッチ回路4に入力してシフトレジスタ3
の印字データがラッチ回路4にラッチされる。ラッチ回
路4の64ビット出力はそれぞれ2入力アンドゲートA
N1 ,AN2 ,AN3,…AN64を介して各トランジス
タT1 〜T64のベースに供給される。アンドゲートAN
1 〜AN64には印字開始のタイミングでハイレベルなス
トローブ信号が入力されるようになっており、従って各
トランジスタT1 〜T64はラッチ回路4の64ビット出
力によってオン、オフ動作されることになる。
【0009】例えば多階調印字データとして、表現階調
数が0〜7の8階調印字データに基づいてラインサーマ
ルヘッド2を駆動する場合は、図6に示すように、外部
から印字データを1階調ずつシフトレジスタ3に転送ク
ロックに同期して転送し、1階調分の印字データがシフ
トレジスタ3に転送し終わると、ラッチパルスによりシ
フトレジスタ3からデータがラッチ回路4にラッチされ
ると共にシフトレジスタ3には次の階調の印字データが
転送される。そして、ラッチ回路4にラッチした印字デ
ータに基づいてラインサーマルヘッド2の各発熱素子R
1 〜R64が駆動される。こうして、シフトレジスタ3に
7階調目の印字データの転送が終わると、ラッチパルス
によりシフトレジスタ3から7階調目の印字データがラ
ッチ回路4にラッチされ、このラッチ回路4にラッチし
た印字データに基づいてラインサーマルヘッド2の各発
熱素子R1 〜R64が駆動されて1ラインの印字が終了す
る。
数が0〜7の8階調印字データに基づいてラインサーマ
ルヘッド2を駆動する場合は、図6に示すように、外部
から印字データを1階調ずつシフトレジスタ3に転送ク
ロックに同期して転送し、1階調分の印字データがシフ
トレジスタ3に転送し終わると、ラッチパルスによりシ
フトレジスタ3からデータがラッチ回路4にラッチされ
ると共にシフトレジスタ3には次の階調の印字データが
転送される。そして、ラッチ回路4にラッチした印字デ
ータに基づいてラインサーマルヘッド2の各発熱素子R
1 〜R64が駆動される。こうして、シフトレジスタ3に
7階調目の印字データの転送が終わると、ラッチパルス
によりシフトレジスタ3から7階調目の印字データがラ
ッチ回路4にラッチされ、このラッチ回路4にラッチし
た印字データに基づいてラインサーマルヘッド2の各発
熱素子R1 〜R64が駆動されて1ラインの印字が終了す
る。
【0010】例えば、発熱素子R1,R2,R3,R
4,…R64に対する印字階調数が「3,4,7,0,
…5」であったとすると、多階調表現データは表1に示
すようになる。すなわち、発熱素子R1は印字階調数が
「3」なので、第1階調目から第3階調目まではデータ
「1」となるが第4階調目から第7階調目までは「0」
となる。発熱素子R2は印字階調数が「4」なので、第
1階調目から第4階調目まではデータ「1」となるが第
5階調目から第7階調目までは「0」となる。発熱素子
R3は印字階調数が「7」なので、第1階調目から第7
階調目まですべてデータ「1」となる。発熱素子R4は
印字階調数が「0」なので、第1階調目から第7階調目
まですべてデータ「0」となる。発熱素子R64は印字
階調数が「5」なので、第1階調目から第5階調目まで
はデータ「1」となるが第6階調目及び第7階調目は
「0」となる。従って、シフトレジスタ3に転送される
1階調目のデータは「1,1,1,0,…1」、2階調
目のデータは「1,1,1,0,…1」、3階調目のデ
ータは「1,1,1,0,…1」、4階調目のデータは
「0,1,1,0,…1」、5階調目のデータは「0,
0,1,0,…1」、6階調目のデータは「0,0,
1,0,…0」、7階調目のデータは「0,0,1,
0,…0」となる。従って、発熱素子R1を駆動するた
めの多階調印字データとしてはデータ「1」を3個連続
して転送した後データ「0」を4個連続して転送するこ
とになる。
4,…R64に対する印字階調数が「3,4,7,0,
…5」であったとすると、多階調表現データは表1に示
すようになる。すなわち、発熱素子R1は印字階調数が
「3」なので、第1階調目から第3階調目まではデータ
「1」となるが第4階調目から第7階調目までは「0」
となる。発熱素子R2は印字階調数が「4」なので、第
1階調目から第4階調目まではデータ「1」となるが第
5階調目から第7階調目までは「0」となる。発熱素子
R3は印字階調数が「7」なので、第1階調目から第7
階調目まですべてデータ「1」となる。発熱素子R4は
印字階調数が「0」なので、第1階調目から第7階調目
まですべてデータ「0」となる。発熱素子R64は印字
階調数が「5」なので、第1階調目から第5階調目まで
はデータ「1」となるが第6階調目及び第7階調目は
「0」となる。従って、シフトレジスタ3に転送される
1階調目のデータは「1,1,1,0,…1」、2階調
目のデータは「1,1,1,0,…1」、3階調目のデ
ータは「1,1,1,0,…1」、4階調目のデータは
「0,1,1,0,…1」、5階調目のデータは「0,
0,1,0,…1」、6階調目のデータは「0,0,
1,0,…0」、7階調目のデータは「0,0,1,
0,…0」となる。従って、発熱素子R1を駆動するた
めの多階調印字データとしてはデータ「1」を3個連続
して転送した後データ「0」を4個連続して転送するこ
とになる。
【0011】
【表1】
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、式(1) に基づ
いて熱履歴補正を行うものでは、補正後の印字データB
n0が負の値になる可能性がある。例えば、最大表現階調
数が256の場合を例にとると、印字対象となる注目発
熱素子の多階調印字データBn が「30」で、近傍の発
熱素子の多階調印字データAn-1 ,An ,An+1 ,Bn-
1 ,Bn+1 がすべて「255」のような場合、蓄熱のた
めの補正量、すなわち、(An-1 ×α+An ×β+An+
1 ×α)とγ(Bn-1 +Bn+1 )の合計が、係数α、
β、γの値によっては50程度になり、30−50とな
って演算結果が負の値になる。
いて熱履歴補正を行うものでは、補正後の印字データB
n0が負の値になる可能性がある。例えば、最大表現階調
数が256の場合を例にとると、印字対象となる注目発
熱素子の多階調印字データBn が「30」で、近傍の発
熱素子の多階調印字データAn-1 ,An ,An+1 ,Bn-
1 ,Bn+1 がすべて「255」のような場合、蓄熱のた
めの補正量、すなわち、(An-1 ×α+An ×β+An+
1 ×α)とγ(Bn-1 +Bn+1 )の合計が、係数α、
β、γの値によっては50程度になり、30−50とな
って演算結果が負の値になる。
【0013】このため、従来では演算結果が負になる場
合には補正後の多階調印字データの値を「0」にして対
処している。しかしこのように印字データを「0」にし
たのでは実際の印字は行われないことになり、本来の印
字データ「30」の濃度が全く得られないことになる。
すなわち、低濃度印字において良好な補正ができなくな
り、印字品質が低下する問題があった。
合には補正後の多階調印字データの値を「0」にして対
処している。しかしこのように印字データを「0」にし
たのでは実際の印字は行われないことになり、本来の印
字データ「30」の濃度が全く得られないことになる。
すなわち、低濃度印字において良好な補正ができなくな
り、印字品質が低下する問題があった。
【0014】また、隣接発熱素子が及ぼす熱的影響に着
目すると、各階調は時分割で表現されるため、表1に示
した例の場合に、発熱素子R3の発熱素子R2への熱的
影響は、発熱素子R2が発熱駆動される第4階調目まで
で、第5階調目から第7階調目までは発熱素子R2の発
熱が停止しているため発熱素子R3が発熱素子R2の印
字に熱的影響を与えるということは有り得ない。しか
し、式(1) に基づく熱履歴補正では隣接発熱素子の多階
調印字データBn-1 ,Bn+1 をそのまま使用するため正
確な補正ができないという問題があった。
目すると、各階調は時分割で表現されるため、表1に示
した例の場合に、発熱素子R3の発熱素子R2への熱的
影響は、発熱素子R2が発熱駆動される第4階調目まで
で、第5階調目から第7階調目までは発熱素子R2の発
熱が停止しているため発熱素子R3が発熱素子R2の印
字に熱的影響を与えるということは有り得ない。しか
し、式(1) に基づく熱履歴補正では隣接発熱素子の多階
調印字データBn-1 ,Bn+1 をそのまま使用するため正
確な補正ができないという問題があった。
【0015】さらに、前印字ラインの蓄熱量は注目発熱
素子に対して同一であるが、蓄熱影響量は発熱素子が時
分割で駆動される場合には、印字対象となる注目発熱素
子の多階調印字データに応じて変化させる必要がある。
つまり、注目発熱素子の多階調印字データの階調数が
「1」のときは「7」のときに比較してトランジスタの
オン時間、すなわち、通電時間が7分の1であるため、
蓄熱に対する影響量も7分の1になると考えられる。
素子に対して同一であるが、蓄熱影響量は発熱素子が時
分割で駆動される場合には、印字対象となる注目発熱素
子の多階調印字データに応じて変化させる必要がある。
つまり、注目発熱素子の多階調印字データの階調数が
「1」のときは「7」のときに比較してトランジスタの
オン時間、すなわち、通電時間が7分の1であるため、
蓄熱に対する影響量も7分の1になると考えられる。
【0016】従って、前印字ラインの蓄熱量が同じで
も、注目発熱素子の多階調印字データの階調数が「0」
のとき蓄熱影響量は最低、すなわち、ゼロとなり、多階
調印字データの階調数が最大のとき蓄熱影響量は最大と
なる。しかし、式(1) に基づく熱履歴補正では、(An-
1 ×α+An ×β+An+1 ×α)の項において注目発熱
素子の多階調印字データを全く考慮していないため、前
印字ラインから注目発熱素子に対する蓄熱影響量を正確
に求めることができず、正確な熱履歴補正ができないと
いう問題があった。
も、注目発熱素子の多階調印字データの階調数が「0」
のとき蓄熱影響量は最低、すなわち、ゼロとなり、多階
調印字データの階調数が最大のとき蓄熱影響量は最大と
なる。しかし、式(1) に基づく熱履歴補正では、(An-
1 ×α+An ×β+An+1 ×α)の項において注目発熱
素子の多階調印字データを全く考慮していないため、前
印字ラインから注目発熱素子に対する蓄熱影響量を正確
に求めることができず、正確な熱履歴補正ができないと
いう問題があった。
【0017】そこで請求項1対応の発明は、熱履歴補正
後の多階調印字データの値が負になるようなことがな
く、従って、特に低濃度印字において印字品質の向上を
図ることができ、また、同一印字ラインにおける左右の
隣接発熱素子から印字対象となる注目発熱素子に対する
熱的影響量をより正確に求めることができ、従って、正
確な熱履歴補正ができる多階調サーマル記録装置を提供
する。
後の多階調印字データの値が負になるようなことがな
く、従って、特に低濃度印字において印字品質の向上を
図ることができ、また、同一印字ラインにおける左右の
隣接発熱素子から印字対象となる注目発熱素子に対する
熱的影響量をより正確に求めることができ、従って、正
確な熱履歴補正ができる多階調サーマル記録装置を提供
する。
【0018】また、請求項2対応の発明は、熱履歴補正
後の多階調印字データの値が負になるようなことがな
く、従って、特に低濃度印字において印字品質の向上を
図ることができ、また、同一印字ラインにおける左右の
隣接発熱素子から印字対象となる注目発熱素子に対する
熱的影響量をより正確に求めることができるとともに前
印字ラインから注目発熱素子に対する蓄熱影響量をより
正確に求めることができ、従って、さらに正確な熱履歴
補正ができる多階調サーマル記録装置を提供する。
後の多階調印字データの値が負になるようなことがな
く、従って、特に低濃度印字において印字品質の向上を
図ることができ、また、同一印字ラインにおける左右の
隣接発熱素子から印字対象となる注目発熱素子に対する
熱的影響量をより正確に求めることができるとともに前
印字ラインから注目発熱素子に対する蓄熱影響量をより
正確に求めることができ、従って、さらに正確な熱履歴
補正ができる多階調サーマル記録装置を提供する。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
複数の発熱素子を一列に並べたラインサーマルヘッドを
設けると共に、多階調印字データに基づいて印字対象と
なる発熱素子毎に、同一印字ラインにおける左右の隣接
発熱素子の印字及び前印字ラインにおける近傍の発熱素
子の印字による熱的影響量を演算し印加エネルギーの熱
履歴補正を行う熱履歴補正手段を設け、熱履歴補正手段
の熱履歴補正結果に基づいて印字対象となる各発熱素子
に印加エネルギーを与えて印字動作を行う多階調サーマ
ル記録装置において、熱履歴補正手段は、同一印字ライ
ンにおける左右の隣接発熱素子からの熱的影響量を、印
字対象となる発熱素子及びこの発熱素子の左右の隣接発
熱素子を駆動する多階調印字データのうち、階調値の小
さい方のデータに基づいて演算するものである。
複数の発熱素子を一列に並べたラインサーマルヘッドを
設けると共に、多階調印字データに基づいて印字対象と
なる発熱素子毎に、同一印字ラインにおける左右の隣接
発熱素子の印字及び前印字ラインにおける近傍の発熱素
子の印字による熱的影響量を演算し印加エネルギーの熱
履歴補正を行う熱履歴補正手段を設け、熱履歴補正手段
の熱履歴補正結果に基づいて印字対象となる各発熱素子
に印加エネルギーを与えて印字動作を行う多階調サーマ
ル記録装置において、熱履歴補正手段は、同一印字ライ
ンにおける左右の隣接発熱素子からの熱的影響量を、印
字対象となる発熱素子及びこの発熱素子の左右の隣接発
熱素子を駆動する多階調印字データのうち、階調値の小
さい方のデータに基づいて演算するものである。
【0020】請求項2対応の発明は、複数の発熱素子を
一列に並べたラインサーマルヘッドを設けると共に、多
階調印字データに基づいて印字対象となる発熱素子毎
に、同一印字ラインにおける左右の隣接発熱素子の印字
及び前印字ラインにおける近傍の発熱素子の印字による
熱的影響量を演算し印加エネルギーの熱履歴補正を行う
熱履歴補正手段を設け、熱履歴補正手段の熱履歴補正結
果に基づいて印字対象となる各発熱素子に印加エネルギ
ーを与えて印字動作を行う多階調サーマル記録装置にお
いて、熱履歴補正手段は、同一印字ラインにおける左右
の隣接発熱素子からの熱的影響量を、印字対象となる発
熱素子及びこの発熱素子の左右の隣接発熱素子を駆動す
る多階調印字データのうち、階調値の小さい方のデータ
に基づいて演算すると共に、前印字ラインにおける近傍
の発熱素子の印字による熱的影響量を、印字対象となる
発熱素子を駆動する多階調印字データを加味して演算す
るものである。
一列に並べたラインサーマルヘッドを設けると共に、多
階調印字データに基づいて印字対象となる発熱素子毎
に、同一印字ラインにおける左右の隣接発熱素子の印字
及び前印字ラインにおける近傍の発熱素子の印字による
熱的影響量を演算し印加エネルギーの熱履歴補正を行う
熱履歴補正手段を設け、熱履歴補正手段の熱履歴補正結
果に基づいて印字対象となる各発熱素子に印加エネルギ
ーを与えて印字動作を行う多階調サーマル記録装置にお
いて、熱履歴補正手段は、同一印字ラインにおける左右
の隣接発熱素子からの熱的影響量を、印字対象となる発
熱素子及びこの発熱素子の左右の隣接発熱素子を駆動す
る多階調印字データのうち、階調値の小さい方のデータ
に基づいて演算すると共に、前印字ラインにおける近傍
の発熱素子の印字による熱的影響量を、印字対象となる
発熱素子を駆動する多階調印字データを加味して演算す
るものである。
【0021】
【作用】請求項1対応の発明においては、熱履歴補正手
段は、多階調印字データに基づいて印字対象となる発熱
素子毎に、同一印字ラインにおける左右の隣接発熱素子
の印字及び前印字ラインにおける近傍の発熱素子の印字
による熱的影響量を演算し印加エネルギーの熱履歴補正
を行うが、同一印字ラインにおける左右の隣接発熱素子
からの熱的影響量の演算を印字対象となる発熱素子及び
この発熱素子の左右の隣接発熱素子を駆動する多階調印
字データのうち、階調値の小さい方のデータに基づいて
行うことによって熱的影響量をより正確に求める。
段は、多階調印字データに基づいて印字対象となる発熱
素子毎に、同一印字ラインにおける左右の隣接発熱素子
の印字及び前印字ラインにおける近傍の発熱素子の印字
による熱的影響量を演算し印加エネルギーの熱履歴補正
を行うが、同一印字ラインにおける左右の隣接発熱素子
からの熱的影響量の演算を印字対象となる発熱素子及び
この発熱素子の左右の隣接発熱素子を駆動する多階調印
字データのうち、階調値の小さい方のデータに基づいて
行うことによって熱的影響量をより正確に求める。
【0022】請求項2対応の発明においては、熱履歴補
正手段は、多階調印字データに基づいて印字対象となる
発熱素子毎に、同一印字ラインにおける左右の隣接発熱
素子の印字及び前印字ラインにおける近傍の発熱素子の
印字による熱的影響量を演算し印加エネルギーの熱履歴
補正を行うが、同一印字ラインにおける左右の隣接発熱
素子からの熱的影響量の演算は、印字対象となる発熱素
子及びこの発熱素子の左右の隣接発熱素子を駆動する多
階調印字データのうち、階調値の小さい方のデータに基
づいて行い、前印字ラインにおける近傍の発熱素子の印
字による熱的影響量の演算は、印字対象となる発熱素子
を駆動する多階調印字データを加味して行うことによっ
て熱的影響量をさらに正確に求める。
正手段は、多階調印字データに基づいて印字対象となる
発熱素子毎に、同一印字ラインにおける左右の隣接発熱
素子の印字及び前印字ラインにおける近傍の発熱素子の
印字による熱的影響量を演算し印加エネルギーの熱履歴
補正を行うが、同一印字ラインにおける左右の隣接発熱
素子からの熱的影響量の演算は、印字対象となる発熱素
子及びこの発熱素子の左右の隣接発熱素子を駆動する多
階調印字データのうち、階調値の小さい方のデータに基
づいて行い、前印字ラインにおける近傍の発熱素子の印
字による熱的影響量の演算は、印字対象となる発熱素子
を駆動する多階調印字データを加味して行うことによっ
て熱的影響量をさらに正確に求める。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0024】図1に示すように、外部接続しているホス
トコンピュータ(図示せず)から1ライン単位で多階調
印字データをインターフェース回路11を介して受信用
ラインメモリ12に入力し、その間に印字用ラインメモ
リ13に格納している現印字ラインの多階調印字データ
と前印字ラインメモリ14に格納している前印字ライン
の多階調印字データを読出して熱履歴補正回路15に供
給するようになっている。多階調印字データは各画素が
8ビットの最大256階調表現データとなっている。
トコンピュータ(図示せず)から1ライン単位で多階調
印字データをインターフェース回路11を介して受信用
ラインメモリ12に入力し、その間に印字用ラインメモ
リ13に格納している現印字ラインの多階調印字データ
と前印字ラインメモリ14に格納している前印字ライン
の多階調印字データを読出して熱履歴補正回路15に供
給するようになっている。多階調印字データは各画素が
8ビットの最大256階調表現データとなっている。
【0025】前記熱履歴補正回路15は、現印字ライン
の多階調印字データを熱履歴補正し、補正後の多階調印
字データをプリンタ制御回路16に供給している。そし
て前記プリンタ制御回路16は多階調印字データに基づ
いてラインサーマルヘッドを備えたサーマルプリンタ1
7を駆動制御するようになっている。前記サーマルプリ
ンタ17の構成は基本的には図5と同様の構成になって
いる。
の多階調印字データを熱履歴補正し、補正後の多階調印
字データをプリンタ制御回路16に供給している。そし
て前記プリンタ制御回路16は多階調印字データに基づ
いてラインサーマルヘッドを備えたサーマルプリンタ1
7を駆動制御するようになっている。前記サーマルプリ
ンタ17の構成は基本的には図5と同様の構成になって
いる。
【0026】前記各ラインメモリ12,13,14は、
メモリコントローラ18が制御し、このメモリコントロ
ーラ18は、1ライン毎に、図2に示すように、メモリ
の役割を順次切換えるよう制御する。つまり、受信用ラ
インメモリ12として使用されたものは次のラインで印
字用ラインメモリ13として機能し、印字用ラインメモ
リ13として使用されたものは次のラインで前印字ライ
ンメモリ14として機能し、前印字ラインメモリ14と
して使用されたものは次のラインで受信用ラインメモリ
12として機能することになる。
メモリコントローラ18が制御し、このメモリコントロ
ーラ18は、1ライン毎に、図2に示すように、メモリ
の役割を順次切換えるよう制御する。つまり、受信用ラ
インメモリ12として使用されたものは次のラインで印
字用ラインメモリ13として機能し、印字用ラインメモ
リ13として使用されたものは次のラインで前印字ライ
ンメモリ14として機能し、前印字ラインメモリ14と
して使用されたものは次のラインで受信用ラインメモリ
12として機能することになる。
【0027】19は制御部本体を構成するCPU(中央
処理装置)で、このCPU19は、前記インターフェー
ス回路11、プリンタ制御回路16、メモリコントロー
ラ18及び機構部制御回路20を制御するようになって
いる。前記機構部制御回路20は、印字用紙を搬送する
モータやインク転写リボンを駆動するモータ等の機構部
を駆動制御するようになっている。
処理装置)で、このCPU19は、前記インターフェー
ス回路11、プリンタ制御回路16、メモリコントロー
ラ18及び機構部制御回路20を制御するようになって
いる。前記機構部制御回路20は、印字用紙を搬送する
モータやインク転写リボンを駆動するモータ等の機構部
を駆動制御するようになっている。
【0028】前記熱履歴補正回路15は、図3に示すよ
うに、前記印字用ラインメモリ13から読み出される多
階調印字データを1画素ずつラッチ回路21,22,2
3に順次ラッチすると共に、前記前印字ラインメモリ1
4から読み出される多階調印字データを1画素ずつラッ
チ回路24,25,26に順次ラッチするようになって
いる。また、係数レジスタ27,28,29を設け、そ
れぞれ前記CPU19から係数データγ1 ,α1 ,β1
が格納されるようになっている。
うに、前記印字用ラインメモリ13から読み出される多
階調印字データを1画素ずつラッチ回路21,22,2
3に順次ラッチすると共に、前記前印字ラインメモリ1
4から読み出される多階調印字データを1画素ずつラッ
チ回路24,25,26に順次ラッチするようになって
いる。また、係数レジスタ27,28,29を設け、そ
れぞれ前記CPU19から係数データγ1 ,α1 ,β1
が格納されるようになっている。
【0029】前記各ラッチ回路21,22のデータを第
1の小値選択回路30に供給すると共に前記各ラッチ回
路22,23のデータを第2の小値選択回路31に供給
するようにしている。前記第1の小値選択回路30は、
入力される各ラッチ回路21,22のデータのうち、小
さい値のデータを選択して乗算器32に供給し、前記第
2の小値選択回路31は、入力される各ラッチ回路2
2,23のデータのうち、小さい値のデータを選択して
乗算器33に供給している。
1の小値選択回路30に供給すると共に前記各ラッチ回
路22,23のデータを第2の小値選択回路31に供給
するようにしている。前記第1の小値選択回路30は、
入力される各ラッチ回路21,22のデータのうち、小
さい値のデータを選択して乗算器32に供給し、前記第
2の小値選択回路31は、入力される各ラッチ回路2
2,23のデータのうち、小さい値のデータを選択して
乗算器33に供給している。
【0030】前記乗算器32は前記第1の小値選択回路
30からのデータと前記係数レジスタ27からの係数デ
ータγ1 を乗算し、その結果を加算器34に供給すると
共に前記乗算器33は前記第2の小値選択回路31から
のデータと前記係数レジスタ27からの係数データγ1
を乗算し、その結果を前記加算器34に供給している。
30からのデータと前記係数レジスタ27からの係数デ
ータγ1 を乗算し、その結果を加算器34に供給すると
共に前記乗算器33は前記第2の小値選択回路31から
のデータと前記係数レジスタ27からの係数データγ1
を乗算し、その結果を前記加算器34に供給している。
【0031】前記ラッチ回路22がラッチするデータは
印字対象となる注目発熱素子を発熱駆動するためのデー
タで、図4では発熱素子B2の多階調印字データB2 に
該当する。前記ラッチ回路21,23がラッチするデー
タは注目発熱素子の左右に隣接する発熱素子を発熱駆動
するためのデータで、図4では発熱素子B1,B3の多
階調印字データB1 ,B3 に該当する。
印字対象となる注目発熱素子を発熱駆動するためのデー
タで、図4では発熱素子B2の多階調印字データB2 に
該当する。前記ラッチ回路21,23がラッチするデー
タは注目発熱素子の左右に隣接する発熱素子を発熱駆動
するためのデータで、図4では発熱素子B1,B3の多
階調印字データB1 ,B3 に該当する。
【0032】前記各ラッチ回路21〜23、小値選択回
路30,31、乗算器32,33及び加算器34によっ
て構成する回路部は、γ1 ×{ min(Bn-1 ,Bn )+
min(Bn ,Bn+1 )}を求める回路部となっている。
前記ラッチ回路22がラッチしたデータBn 及び加算器
34の加算結果「γ1×{ min(Bn-1 ,Bn )+ min
(Bn ,Bn+1 )}」を減算器35に供給している。
路30,31、乗算器32,33及び加算器34によっ
て構成する回路部は、γ1 ×{ min(Bn-1 ,Bn )+
min(Bn ,Bn+1 )}を求める回路部となっている。
前記ラッチ回路22がラッチしたデータBn 及び加算器
34の加算結果「γ1×{ min(Bn-1 ,Bn )+ min
(Bn ,Bn+1 )}」を減算器35に供給している。
【0033】前記各ラッチ回路24〜26のデータをそ
れぞれ乗算器36,37,38に供給している。前記乗
算器36,38には前記係数レジスタ28からの係数デ
ータα1 を供給し、前記乗算器37には前記係数レジス
タ29からの係数データβ1を供給している。そして前
記各乗算器36〜38の出力を加算器39に供給してい
る。
れぞれ乗算器36,37,38に供給している。前記乗
算器36,38には前記係数レジスタ28からの係数デ
ータα1 を供給し、前記乗算器37には前記係数レジス
タ29からの係数データβ1を供給している。そして前
記各乗算器36〜38の出力を加算器39に供給してい
る。
【0034】前記ラッチ回路24,25,26がラッチ
するデータは注目発熱素子の前印字ラインの近傍のデー
タで、図4では発熱素子A1,A2,A3の多階調印字
データA1 ,A2 ,A3 に該当する。従って、前記各乗
算器36〜38は、それぞれAn-1 ×α1 、An ×β1
、An+1 ×α1 の演算を行うことになる。従って、前
記加算器39は(An-1 ×α1 +An ×β1 +An+1 ×
α1 )の演算を行うことになる。
するデータは注目発熱素子の前印字ラインの近傍のデー
タで、図4では発熱素子A1,A2,A3の多階調印字
データA1 ,A2 ,A3 に該当する。従って、前記各乗
算器36〜38は、それぞれAn-1 ×α1 、An ×β1
、An+1 ×α1 の演算を行うことになる。従って、前
記加算器39は(An-1 ×α1 +An ×β1 +An+1 ×
α1 )の演算を行うことになる。
【0035】前記加算器39の演算結果を乗算器40に
供給している。前記乗算器40には前記ラッチ回路22
がラッチする注目発熱素子の多階調印字データBn が入
力している。前記乗算器40はBn ×(An-1 ×α1 +
An ×β1 +An+1 ×α1 )の乗算と、定数「255」
による割算を行い、その結果を前記減算器35に供給し
ている。
供給している。前記乗算器40には前記ラッチ回路22
がラッチする注目発熱素子の多階調印字データBn が入
力している。前記乗算器40はBn ×(An-1 ×α1 +
An ×β1 +An+1 ×α1 )の乗算と、定数「255」
による割算を行い、その結果を前記減算器35に供給し
ている。
【0036】前記減算器35は、前記加算器34の演算
結果、前記乗算器40の演算結果及び前記ラッチ回路2
2がラッチしている多階調印字データBn を入力し、多
階調印字データBn から加算器34の演算結果及び乗算
器40の演算結果を減算して熱履歴補正後の多階調印字
データBn0を算出し、その結果を前記プリンタ制御回路
16に供給している。
結果、前記乗算器40の演算結果及び前記ラッチ回路2
2がラッチしている多階調印字データBn を入力し、多
階調印字データBn から加算器34の演算結果及び乗算
器40の演算結果を減算して熱履歴補正後の多階調印字
データBn0を算出し、その結果を前記プリンタ制御回路
16に供給している。
【0037】すなわち、前記減算器35は、 Bn0=Bn −(Bn /255)×(An-1 ×α1 +An ×β1 +An+1 ×α1 ) −γ1 ×{ min(Bn-1 ,Bn )+ min(Bn ,Bn+1 )} …(2) の演算を行うようになっている。
【0038】但し、α1 は、隣接発熱素子の前印字ライ
ンでの多階調印字データAn-1 ,An+1 (図4では発熱
素子A1及びA3の多階調印字データA1 ,A3 )が注
目発熱素子(図4では発熱素子B2)に及ぼす熱的影響
を補正する割合を示す熱履歴補正係数、β1 は、注目発
熱素子の前印字ラインの多階調印字データAn (図4で
は発熱素子A2の多階調印字データA2 )が注目発熱素
子に及ぼす熱的影響を補正する割合を示す熱履歴補正係
数、γ1 は、隣接発熱素子の多階調印字データBn-1 ,
Bn+1 (図4では発熱素子B1,B3の多階調印字デー
タB1 ,B3 )が注目発熱素子に及ぼす熱的影響を補正
する割合を示す熱履歴補正係数で、これらはプリンタシ
ステムにより決定される。
ンでの多階調印字データAn-1 ,An+1 (図4では発熱
素子A1及びA3の多階調印字データA1 ,A3 )が注
目発熱素子(図4では発熱素子B2)に及ぼす熱的影響
を補正する割合を示す熱履歴補正係数、β1 は、注目発
熱素子の前印字ラインの多階調印字データAn (図4で
は発熱素子A2の多階調印字データA2 )が注目発熱素
子に及ぼす熱的影響を補正する割合を示す熱履歴補正係
数、γ1 は、隣接発熱素子の多階調印字データBn-1 ,
Bn+1 (図4では発熱素子B1,B3の多階調印字デー
タB1 ,B3 )が注目発熱素子に及ぼす熱的影響を補正
する割合を示す熱履歴補正係数で、これらはプリンタシ
ステムにより決定される。
【0039】このような構成の実施例においては、各ラ
ッチ回路21〜23、小値選択回路30,31、乗算器
32,33及び加算器34によって構成する回路部は、
(2)式におけるγ1 ×{ min(Bn-1 ,Bn )+ min
(Bn ,Bn+1 )}の項を求める回路部となっており、
現印字ラインにおける左右の隣接発熱素子の注目発熱素
子に対する熱的影響補正量を算出する。すなわち、左右
の隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響補正量
を、隣接発熱素子の多階調印字データBn-1 ,Bn+1 の
みに基づいて演算するのではなく、隣接発熱素子の多階
調印字データBn-1 ,Bn+1 と注目発熱素子の多階調印
字データBn のうち、小さい値のデータに基づいて演算
し求める。
ッチ回路21〜23、小値選択回路30,31、乗算器
32,33及び加算器34によって構成する回路部は、
(2)式におけるγ1 ×{ min(Bn-1 ,Bn )+ min
(Bn ,Bn+1 )}の項を求める回路部となっており、
現印字ラインにおける左右の隣接発熱素子の注目発熱素
子に対する熱的影響補正量を算出する。すなわち、左右
の隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響補正量
を、隣接発熱素子の多階調印字データBn-1 ,Bn+1 の
みに基づいて演算するのではなく、隣接発熱素子の多階
調印字データBn-1 ,Bn+1 と注目発熱素子の多階調印
字データBn のうち、小さい値のデータに基づいて演算
し求める。
【0040】すなわち、隣接発熱素子の階調値と注目発
熱素子の階調値を加味して左右の隣接発熱素子の注目発
熱素子に対する熱的影響補正量を求めることになり、こ
れにより、熱的影響補正量をより正確に求めることがで
き、より正確な熱履歴補正ができる。
熱素子の階調値を加味して左右の隣接発熱素子の注目発
熱素子に対する熱的影響補正量を求めることになり、こ
れにより、熱的影響補正量をより正確に求めることがで
き、より正確な熱履歴補正ができる。
【0041】また、各ラッチ回路24〜26、各乗算器
36〜38、加算器39及び乗算器40によって構成す
る回路部は、(2) 式における(Bn /255)×(An-
1 ×α1 +An ×β1 +An+1 ×α1 )の項を求める回
路部となっており、前印字ラインにおける近傍の隣接発
熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響補正量を算出す
る。
36〜38、加算器39及び乗算器40によって構成す
る回路部は、(2) 式における(Bn /255)×(An-
1 ×α1 +An ×β1 +An+1 ×α1 )の項を求める回
路部となっており、前印字ラインにおける近傍の隣接発
熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響補正量を算出す
る。
【0042】すなわち、前印字ラインにおける近傍の隣
接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響補正量を、
近傍の隣接発熱素子の多階調印字データAn-1 ,An ,
An+1 のみに基づいて演算するのではなく、注目発熱素
子の多階調印字データBn の階調数を加味して求めてい
る。従って、前印字ラインから注目発熱素子に対する蓄
熱影響量をより正確に求めることができ、より正確な熱
履歴補正ができる。
接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響補正量を、
近傍の隣接発熱素子の多階調印字データAn-1 ,An ,
An+1 のみに基づいて演算するのではなく、注目発熱素
子の多階調印字データBn の階調数を加味して求めてい
る。従って、前印字ラインから注目発熱素子に対する蓄
熱影響量をより正確に求めることができ、より正確な熱
履歴補正ができる。
【0043】このように、現印字ラインにおける左右の
隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響補正量を
より正確に求めることができ、また、前印字ラインにお
ける近傍の隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影
響補正量もより正確に求めることができ、従って正確な
熱履歴補正ができる。
隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響補正量を
より正確に求めることができ、また、前印字ラインにお
ける近傍の隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影
響補正量もより正確に求めることができ、従って正確な
熱履歴補正ができる。
【0044】また、式(2) に基づいて注目発熱素子の多
階調印字データBn を熱履歴補正することで、補正後の
多階調印字データBn0が負の値になることがなく、従っ
て、低濃度領域の印字においても濃度に応じた適切な印
字ができ、印字品質を向上できる。
階調印字データBn を熱履歴補正することで、補正後の
多階調印字データBn0が負の値になることがなく、従っ
て、低濃度領域の印字においても濃度に応じた適切な印
字ができ、印字品質を向上できる。
【0045】なお、前記実施例では、前印字ラインにお
ける近傍の隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影
響補正量を、近傍の隣接発熱素子の多階調印字データA
n-1,An ,An+1 のみでなく注目発熱素子の多階調印
字データBn の階調数を加味して求め、また、現印字ラ
インにおける左右の隣接発熱素子の注目発熱素子に対す
る熱的影響補正量を、隣接発熱素子の多階調印字データ
Bn-1 ,Bn+1 のみでなく、隣接発熱素子の階調値と注
目発熱素子の階調値を加味して求め、これにより注目発
熱素子の多階調印字データの熱履歴補正を行ったが必ず
しもこれに限定するものではなく、前印字ラインにおけ
る近傍の隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響
補正量については従来と同様、(An-1 ×α1 +An ×
β1 +An+1 ×α1 )によって求めてもよい。
ける近傍の隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影
響補正量を、近傍の隣接発熱素子の多階調印字データA
n-1,An ,An+1 のみでなく注目発熱素子の多階調印
字データBn の階調数を加味して求め、また、現印字ラ
インにおける左右の隣接発熱素子の注目発熱素子に対す
る熱的影響補正量を、隣接発熱素子の多階調印字データ
Bn-1 ,Bn+1 のみでなく、隣接発熱素子の階調値と注
目発熱素子の階調値を加味して求め、これにより注目発
熱素子の多階調印字データの熱履歴補正を行ったが必ず
しもこれに限定するものではなく、前印字ラインにおけ
る近傍の隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響
補正量については従来と同様、(An-1 ×α1 +An ×
β1 +An+1 ×α1 )によって求めてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上、請求項1対応の発明によれば、左
右の隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響補正
量を、隣接発熱素子の多階調印字データのみに基づいて
演算するのではなく、隣接発熱素子の多階調印字データ
と注目発熱素子の多階調印字データのうち、小さい値の
データに基づいて演算し求めているので、熱履歴補正後
の多階調印字データの値が負になるようなことがなく、
従って、特に低濃度印字において印字品質の向上を図る
ことができ、また、同一印字ラインにおける左右の隣接
発熱素子から印字対象となる注目発熱素子に対する熱的
影響量をより正確に求めることができ、従って、正確な
熱履歴補正ができる。
右の隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響補正
量を、隣接発熱素子の多階調印字データのみに基づいて
演算するのではなく、隣接発熱素子の多階調印字データ
と注目発熱素子の多階調印字データのうち、小さい値の
データに基づいて演算し求めているので、熱履歴補正後
の多階調印字データの値が負になるようなことがなく、
従って、特に低濃度印字において印字品質の向上を図る
ことができ、また、同一印字ラインにおける左右の隣接
発熱素子から印字対象となる注目発熱素子に対する熱的
影響量をより正確に求めることができ、従って、正確な
熱履歴補正ができる。
【0047】また、請求項2対応の発明によれば、左右
の隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響補正量
を、隣接発熱素子の多階調印字データのみに基づいて演
算するのではなく、隣接発熱素子の多階調印字データと
注目発熱素子の多階調印字データのうち、小さい値のデ
ータに基づいて演算し求め、また、前印字ラインにおけ
る近傍の隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響
補正量を、近傍の隣接発熱素子の多階調印字データのみ
に基づいて演算するのではなく、注目発熱素子の多階調
印字データの階調数を加味して演算し求めているので、
熱履歴補正後の多階調印字データの値が負になるような
ことがなく、従って、特に低濃度印字において印字品質
の向上を図ることができ、また、同一印字ラインにおけ
る左右の隣接発熱素子から印字対象となる注目発熱素子
に対する熱的影響量をより正確に求めることができると
ともに前印字ラインから注目発熱素子に対する蓄熱影響
量をより正確に求めることができ、従って、さらに正確
な熱履歴補正ができる。
の隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響補正量
を、隣接発熱素子の多階調印字データのみに基づいて演
算するのではなく、隣接発熱素子の多階調印字データと
注目発熱素子の多階調印字データのうち、小さい値のデ
ータに基づいて演算し求め、また、前印字ラインにおけ
る近傍の隣接発熱素子の注目発熱素子に対する熱的影響
補正量を、近傍の隣接発熱素子の多階調印字データのみ
に基づいて演算するのではなく、注目発熱素子の多階調
印字データの階調数を加味して演算し求めているので、
熱履歴補正後の多階調印字データの値が負になるような
ことがなく、従って、特に低濃度印字において印字品質
の向上を図ることができ、また、同一印字ラインにおけ
る左右の隣接発熱素子から印字対象となる注目発熱素子
に対する熱的影響量をより正確に求めることができると
ともに前印字ラインから注目発熱素子に対する蓄熱影響
量をより正確に求めることができ、従って、さらに正確
な熱履歴補正ができる。
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】同実施例のブロック図。
【図3】同実施例の熱履歴補正回路の具体的構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図4】熱履歴補正を説明するための発熱素子の印字配
置例を示す図。
置例を示す図。
【図5】サーマルプリンタの回路構成例を示す図。
【図6】同サーマルプリンタの動作を示すデータ、信号
のタイミング図。
のタイミング図。
13…印字用ラインメモリ 14…前印字ラインメモリ 15…熱履歴補正回路 17…サーマルプリンタ 21〜23、24〜26…ラッチ回路 27〜29…係数レジスタ 30,31…小値選択回路 32,33,36〜38,40…乗算器 34,39…加算器 35…減算器
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の発熱素子を一列に並べたラインサ
ーマルヘッドを設けると共に、多階調印字データに基づ
いて印字対象となる発熱素子毎に、同一印字ラインにお
ける左右の隣接発熱素子の印字及び前印字ラインにおけ
る近傍の発熱素子の印字による熱的影響量を演算し印加
エネルギーの熱履歴補正を行う熱履歴補正手段を設け、
前記熱履歴補正手段の熱履歴補正結果に基づいて印字対
象となる各発熱素子に印加エネルギーを与えて印字動作
を行う多階調サーマル記録装置において、 前記熱履歴補正手段は、同一印字ラインにおける左右の
隣接発熱素子からの熱的影響量を、印字対象となる発熱
素子及びこの発熱素子の左右の隣接発熱素子を駆動する
多階調印字データのうち、階調値の小さい方のデータに
基づいて演算することを特徴とする多階調サーマル記録
装置。 - 【請求項2】 複数の発熱素子を一列に並べたラインサ
ーマルヘッドを設けると共に、多階調印字データに基づ
いて印字対象となる発熱素子毎に、同一印字ラインにお
ける左右の隣接発熱素子の印字及び前印字ラインにおけ
る近傍の発熱素子の印字による熱的影響量を演算し印加
エネルギーの熱履歴補正を行う熱履歴補正手段を設け、
前記熱履歴補正手段の熱履歴補正結果に基づいて印字対
象となる各発熱素子に印加エネルギーを与えて印字動作
を行う多階調サーマル記録装置において、 前記熱履歴補正手段は、同一印字ラインにおける左右の
隣接発熱素子からの熱的影響量を、印字対象となる発熱
素子及びこの発熱素子の左右の隣接発熱素子を駆動する
多階調印字データのうち、階調値の小さい方のデータに
基づいて演算すると共に、前印字ラインにおける近傍の
発熱素子の印字による熱的影響量を、印字対象となる発
熱素子を駆動する多階調印字データを加味して演算する
ことを特徴とする多階調サーマル記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5465795A JPH08244266A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 多階調サーマル記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5465795A JPH08244266A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 多階調サーマル記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08244266A true JPH08244266A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12976866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5465795A Pending JPH08244266A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 多階調サーマル記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08244266A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7304658B2 (en) | 2004-12-21 | 2007-12-04 | Funai Electric Co., Ltd. | Thermal printer and method for correcting the energizing time data for heating elements in the thermal printer |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP5465795A patent/JPH08244266A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7304658B2 (en) | 2004-12-21 | 2007-12-04 | Funai Electric Co., Ltd. | Thermal printer and method for correcting the energizing time data for heating elements in the thermal printer |
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