JPH08108564A - ラインプリンタ - Google Patents

ラインプリンタ

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JPH08108564A
JPH08108564A JP6246156A JP24615694A JPH08108564A JP H08108564 A JPH08108564 A JP H08108564A JP 6246156 A JP6246156 A JP 6246156A JP 24615694 A JP24615694 A JP 24615694A JP H08108564 A JPH08108564 A JP H08108564A
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JP
Japan
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gradation
printing
page
line
common
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Application number
JP6246156A
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English (en)
Inventor
Kazuo Miyaji
一雄 宮地
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08108564A publication Critical patent/JPH08108564A/ja
Priority to US08/942,301 priority patent/US5934811A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • B41J2/36Print density control
    • B41J2/362Correcting density variation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • B41J2/36Print density control

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  • Electronic Switches (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パラレル入力方式のラインヘッドを用いたラ
インプリンタにおいてコモン抵抗に伴う濃度変動の補正
を行う。 【構成】 1ラインバッファ1に印字すべき1ラインの
画素の階調値データが書き込まれると、演算部12は各
階調の印字の際に発熱する素子数を求め、その値をコモ
ンページテーブル13の対応する「階調のページ」の欄
に書き込む。プリンタコントローラ11は、階調 0の印
字を行うに際して00H を出力する。これにより、コモン
ページテーブル13のアドレス 0がアクセスされて「階
調 0のページ」の欄の値が読み出され、LUT6の上位
アドレスとなる。また、LUT6の下位アドレスには00
H がアクセスされるので、「階調 0のページ」の欄の値
に対応するテーブルがコモンテーブルとして選択され、
そのテーブルの階調 0のSTBパルスの幅のデータが読
み出される。プリンタコントローラ11はこのSTBパ
ルスの幅データを用いて階調 0の印字を行う。以上の動
作を全ての階調について行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラインプリンタに係
り、特にパラレル入力方式のラインヘッドを用いたライ
ンプリンタにおけるコモン抵抗むらと称されている濃度
変動の補正に関する。
【0002】
【従来の技術】ラインヘッドを用いたラインプリンタに
おいてはコモン抵抗により濃度変動がが生じることが知
られている。それを説明すると次のようである。
【0003】ラインヘッドの等価回路は図2Aに示すよ
うになることが知られている。図2AにおいてRC はコ
モン抵抗、R0 ,R1 ,…,Rn は各発熱素子の抵抗を
示している。
【0004】さて、いま発熱している素子(以下、発熱
素子と称す)の抵抗を全抵抗RH で表すことにすると、
その等価回路は図2Bに示すようになる。このとき、コ
モン抵抗RC 自体は変化しないが、全抵抗RH は発熱素
子数によって変動することになる。そうすると、コモン
抵抗RC と全抵抗RH は直列に接続されているので、全
抵抗RH の電圧が変動することになり、それに伴って各
発熱素子に流れる電流が変動し、これがプリントされた
画像においては濃度変動として現れることになる。
【0005】これがコモン抵抗による濃度変動である
が、このコモン抵抗による濃度変動は、また、コモン抵
抗むらとも称されることがある。
【0006】なお、本明細書中では、「印字」は文字を
プリントすることは勿論、画像をプリントすることをも
含むものとする。
【0007】このようなコモン抵抗による濃度変動を補
正する手法は種々提案されているが、近年では、階調値
毎に感熱素子の発熱時間を規定するストローブ(以下、
STBと称す)パルスのパルス幅を書き込んだテーブル
を複数個備え、各階調値の印字の度毎に発熱素子数を計
数し、この計数した発熱素子数に基づいて、複数のテー
ブルの中から最適なテーブル(以下、この最適なテーブ
ルをコモンテーブルと称す)を選択し、そのコモンテー
ブルから当該階調値に対応したSTBパルス幅を読み出
して発熱すべき感熱素子に印加する、という手法が採用
されることが多い。
【0008】その概略の構成例を図3に示す。図3はシ
リアル入力方式のラインヘッドを用いたラインプリンタ
の構成例を示す図であり、ラインメモリ1には図示しな
いフレームメモリから読み出された1ライン分の画素の
濃度値が書き込まれている。なお、ここではグレーの階
調は 0〜 255の 256階調であるとする。
【0009】データ転送制御回路2は、ラインメモリ1
に書き込まれた各画素の濃度値に基づいて、印字する各
階調毎に各画素のオン/オフ信号を生成して出力する。
また、データ転送制御回路2は現在出力しているオン/
オフ信号が何階調目の印字のためのものであるかを示す
印字階調信号をルックアップテーブル(以下、LUTと
略す)6に出力する。この例においては濃度は 256階調
であるので、印字階調信号は00H 〜FFH (以下、添字の
Hは16進数であることを示す。)の範囲の値を有してい
る。即ち、この例においては印字階調信号は 8ビットで
ある。
【0010】ここでオン/オフ信号を説明すると次のよ
うである。このオン/オフ信号はヘッド4の各感熱素子
(以下、単に素子と称す)が当該階調を印字する際に発
熱するかしないかを定める信号であり、例えばヘッド4
の素子数が4個であるとし、0 階調目を印字する場合に
全ての素子が発熱すべき場合には、図4Aに示すような
パルス信号を生成して出力する。
【0011】なお、図4Aにおいて、最初のパルスは1
番目の素子である素子1が発熱するか否かを定めるパル
ス、2番目のパルスは2番目の素子である素子2が発熱
するか否かを定めるパルス、3番目のパルスは3番目の
素子である素子3が発熱するか否かを定めるパルス、4
番目のパルスは4番目の素子である素子4が発熱するか
否かを定めるパルスであり、パルスがONのレベルにあ
る場合は当該素子は発熱し、OFFのレベルにある場合
には当該素子は発熱しないものである。
【0012】このように、図4Aに示すオン/オフ信号
が出力された場合には、素子1〜4の全ての素子は発熱
するので、当該階調、この場合は 0階調目の印字が行わ
れることになる。
【0013】このようにして 0階調目の印字が終了する
と、データ転送回路2は次の 1階調目の印字を行うため
に 1階調目のオン/オフ信号を生成する。いま例えば素
子1、2に対応する画素の濃度値は 1以上であり、素子
3、4に対応する画素の濃度値は 0であるとすると、1
階調目の印字を行うに際して素子1、2は発熱する必要
があり、素子3、4は発熱する必要はないので、この場
合にはデータ転送制御回路2は図4Bに示すようなオン
/オフ信号を生成して出力する。
【0014】データ転送制御回路2は以上のようにして
255階調目の印字まで各階調の印字を行う度毎にオン/
オフ信号を生成するのであり、従ってある画素の濃度値
がn(但し、0 ≦n≦ 255)である場合には、当該画素
に対応する素子のオン/オフ信号のレベルは、0 階調目
の印字からn階調目までの印字に際してはオンのレベル
となされ、(n+1)階調目の印字から 255階調目の印
字に際してはオフのレベルとなされる。
【0015】ヘッド駆動回路3はヘッド4を駆動するた
めの回路であり、このような回路は周知であるので説明
は省略する。ヘッド4は素子が所定個数配列されたもの
であり、ここでは素子数は2560であるとする。
【0016】カウンタ5は、データ転送制御回路2から
出力されたオン/オフ信号の立ち上がりを検知して計数
するものである。従って、カウンタ5はオン/オフ信号
中のオンのレベルにあるパルスの個数、即ち当該階調の
印字を行うに際して発熱される素子の個数を計数するの
である。そして、カウンタ5はカウント値を出力する
が、ここではカウント値の上位4ビットのみを出力する
ものとする。
【0017】LUT6は、0 〜 255の各階調に対するS
TBパルスの幅の値が書き込まれたテーブルが複数個備
えられており、カウンタ5のカウント値と印字階調信号
の値とをアドレスとしてSTBパルスのデータをヘッド
駆動回路3に出力するものである。具体的には、後述す
るところから明らかなように、カウンタ5のカウント値
に基づいて複数のテーブルの中から当該カウント値に対
応したテーブルを求め、その求めたテーブルから印字階
調信号の値に対応するSTBパルスのデータを読み出す
ようになされている。
【0018】ここでは、10個のテーブルが用意されて
おり、各テーブルにはそれぞれ0〜9のページアドレス
が付されているものとし、発熱素子数が 0〜 255個の場
合にはページアドレスが0のテーブルを用い、発熱素子
数が 256〜 511個の場合にはページアドレスが1のテー
ブルを用い、発熱素子数が 512〜 767個の場合にはペー
ジアドレスが2のテーブルを用い、発熱素子数が 768〜
1023個の場合にはページアドレスが3のテーブルを用
い、発熱素子数が1024〜1279個の場合にはページアドレ
スが4のテーブルを用い、発熱素子数が1280〜1535個の
場合にはページアドレスが5のテーブルを用い、発熱素
子数が1536〜1791個の場合にはページアドレスが6のテ
ーブルを用い、発熱素子数が1792〜2047個の場合にはペ
ージアドレスが7のテーブルを用い、発熱素子数が2048
〜2303個の場合にはページアドレスが8のテーブルを用
い、発熱素子数が2304〜2560個の場合にはページアドレ
スが9のテーブルを用いるものとする。
【0019】従って、LUT6は図5に示すように構成
することができる。図5において、ページアドレス0の
テーブルはメモリの0000H〜00FFHに割り当てられ、この
領域に階調 0〜 255の印字を行う際のそれぞれのSTB
パルスの幅のデータが書き込まれている。他のページの
テーブルについても同様である。なお、各テーブルに書
き込まれている各階調に対するSTBパルスの幅は、適
宜の計算や実験等によって決定することができることは
当業者に明らかである。
【0020】そして、カウンタ5から出力される 4ビッ
トがLUT6のアドレスの上位 4ビットとして入力さ
れ、データ転送制御回路2からの 8ビットの印字階調信
号がLUT6のアドレスの下位 8ビットとして入力され
るようになされている。
【0021】従って、いま 0階調の印字を行うものと
し、このとき発熱する素子数が2400個であったとする
と、データ転送制御回路2からLUT6に00H が入力さ
れ、カウンタ5からは9HがLUT6に入力されるので、
LUT6からはページ9のテーブルがコモンテーブルと
して選択され、このテーブルの階調 0のSTBパルスの
幅のデータが読み出されてヘッド駆動回路3に供給され
ることになる。そして、ヘッド駆動回路3の動作によ
り、このとき発熱する素子はこの幅のデータで定められ
た時間だけ発熱されることになり、これで階調 0の印字
が行われることになる。
【0022】このようにして階調 0の印字が終了する
と、次に階調 1の印字が行われることになるが、このと
き発熱する素子数が2100個であったとすると、データ転
送制御回路2からLUT6に01H が入力され、カウンタ
5からは8HがLUT6に入力されるので、LUT6から
はページ8のテーブルがコモンテーブルとして選択さ
れ、このテーブルの階調 1のSTBパルスの幅のデータ
が読み出されてヘッド駆動回路3に供給されることにな
る。そして、ヘッド駆動回路3の動作により、このとき
発熱する素子はこの幅のデータで定められた時間だけ発
熱されることになり、これで階調 1の印字が行われるこ
とになる。
【0023】以下、上述した動作が階調 255まで繰り返
し行われて1ラインの印字が完了する。
【0024】以上の構成によれば、発熱素子数に応じて
コモンテーブルを選択できるので、コモン抵抗による濃
度変動を良好に補正することができる。なお、以上にお
いては白黒のプリンタの場合について説明したが、カラ
ープリンタにおいても同様であることは当然である。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シリア
ル入力方式のラインヘッドを用いたラインプリンタにお
いては、上述したように各階調の印字を行う度毎にオン
/オフ信号を生成して転送する必要があり、このオン/
オフ信号の転送に時間がかかるので印字時間が長く、近
年特に要望されている印字時間の短縮化に対応すること
ができないという問題があった。特に、最近ではヘッド
素子数が増加する傾向にあるので、このオン/オフ信号
の転送にはより長い時間がかかるようになり、印字時間
がより長くなる傾向にあるものである。
【0026】これに対して、近年、パラレル入力方式の
ラインヘッドを用いたラインプリンタが開発されてい
る。このパラレル入力方式は、1ラインの画素の濃度デ
ータを一括してヘッド部に転送して印字する方式であ
り、これによればシリアル入力方式におけるようなオン
/オフ信号を転送する必要がないので、印字時間を大幅
に短縮することができる。
【0027】しかし、パラレル入力方式のラインヘッド
においても発熱素子数によってコモン抵抗むらが生じる
のはシリアル入力方式と同様であり、従ってパラレル入
力方式のラインヘッドにおいてもコモン抵抗による濃度
変動を補正する必要はある。
【0028】ところが、パラレル入力方式においてはオ
ン/オフ信号は転送されないので、シリアル入力方式の
場合のようにカウンタを用いて発熱素子数を計数すると
いう手法は採用することができないという問題がある。
【0029】そこで、本発明は、パラレル入力方式のラ
インヘッドを用いたラインプリンタにおいて、各階調に
対するSTBパルスのパルス幅を書き込んだテーブルを
複数個設け、発熱素子数に応じてコモンテーブルを選択
することによってコモン抵抗による濃度変動を補正する
という手法を実現することを目的とするものである。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のラインプリンタは、印字すべき1ライン
の画素の階調値を受ける受信手段と、コモン抵抗むらに
伴う濃度変動を補正するための複数のテーブルと、受信
手段で受信した1ライン分の画素の階調値から、印字す
る各階調毎に動作する印字素子の数を求める演算手段
と、演算手段で求めた印字素子数に基づいて、前記複数
のテーブルの中から最適なテーブルを求める検索手段と
を備えることを特徴とする。
【0031】
【作用】このラインプリンタには、コモン抵抗による濃
度変動を補正するための複数のテーブルが設けられてい
る。また、受信手段は印字すべき1ラインの画素の階調
値、即ち濃度値を受信する。
【0032】受信手段が1ラインの画素の階調値を受信
すると、演算手段は、受信手段で受信した1ライン分の
画素の階調値から、印字する各階調毎に動作する印字素
子の数を求める。
【0033】そして、検索手段は演算手段で求めた印字
素子数に基づいて、前記複数のテーブルの中から最適な
テーブルを求める。
【0034】以上の構成によれば、1ラインの画素の階
調値を一括して受信するというパラレル入力方式のライ
ンヘッドを用いたラインプリンタにおいても複数のテー
ブルの中からコモンテーブルを選択することができるの
で、コモン抵抗による濃度変動を良好に補正することが
可能である。
【0035】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
なお、本発明はカラーラインプリンタにも適用すること
ができることは当然であるが、この実施例においては理
解を容易にするために、本発明をパラレル入力方式のラ
インヘッドを用いた白黒のラインプリンタに適用した場
合について説明することにする。
【0036】図1は本発明に係るラインプリンタの一実
施例の構成を示す図であり、図中、11はプリンタコン
トローラ、12は演算部、13はコモンページテーブル
を示す。
【0037】なお、図1において図3に示す構成要素と
同等なものについては同一の符号を付す。即ち、ここで
は、階調は 0〜 255の 256階調、ヘッド4の素子数は25
60であり、LUT6は図5に示す構成を備え、発熱素子
数が 0〜 255個の場合にはページアドレスが0のテーブ
ルを用い、発熱素子数が 256〜 511個の場合にはページ
アドレスが1のテーブルを用い、発熱素子数が 512〜 7
67個の場合にはページアドレスが2のテーブルを用い、
発熱素子数が 768〜1023個の場合にはページアドレスが
3のテーブルを用い、発熱素子数が1024〜1279個の場合
にはページアドレスが4のテーブルを用い、発熱素子数
が1280〜1535個の場合にはページアドレスが5のテーブ
ルを用い、発熱素子数が1536〜1791個の場合にはページ
アドレスが6のテーブルを用い、発熱素子数が1792〜20
47個の場合にはページアドレスが7のテーブルを用い、
発熱素子数が2048〜2303個の場合にはページアドレスが
8のテーブルを用い、発熱素子数が2304〜2560個の場合
にはページアドレスが9のテーブルを用いるものとす
る。
【0038】図1において、ラインメモリ1には図示し
ないフレームメモリから読み出された1ライン分の画素
の階調値、即ち濃度値が書き込まれる。プリンタコント
ローラ11は当該パラレル入力方式ラインプリンタの印
字動作の制御を行うものである。
【0039】演算部12は、1ラインバッファ1に印字
すべき1ライン分の画素の濃度値が書き込まれたことを
検知すると所定の演算処理を実行する。この演算部12
は、1ラインバッファ1で受信した階調値のデータに基
づいて、各階調の印字の際の発熱素子数を求める演算を
行うものであり、具体的には次のようである。
【0040】演算部12は、まず階調値のデータから各
階調のデータ数n0 ,n1 ,…,ni ,…,n255 を求
める。ここで、n0 は階調値が 0であるデータの個数、
1は階調値が 1であるデータの個数である。その他も
同様である。
【0041】これにより各階調毎のデータの個数を示す
ヒストグラムができるが、次に、演算部12は、このヒ
ストグラムを用いて各階調の印字の際に何個の素子が発
熱するかを下記の式により演算する。
【0042】 Ni =ni +ni+1 +ni+2 +……+n254 +n255 ここで、Ni は i階調を印字するときの発熱素子数であ
り、0 ≦ i≦ 255である。
【0043】上記の式により i階調の印字の際の発熱素
子数を求めることができることは明かである。なぜな
ら、階調値が k(0 ≦k ≦ 255)である画素に対応する
素子は階調 kまでの印字の際には発熱するが、階調(k+
1 )以降の印字の際には発熱しないから、階調 kを印字
する際には階調値が k以上の画素に対応する素子は全て
発熱することになるからである。
【0044】このようにして各階調の印字の際の発熱素
子数を求めると、演算部12は求めた発熱素子数の値、
もしくは発熱素子数の値の所定のビットをコモンページ
テーブル13の対応する階調のページの欄に書き込む。
ここでは発熱素子数の上位4ビットを書き込むものとす
る。
【0045】従って、この場合には、演算部12は、N
0 の上位4ビットをコモンページテーブル13の「階調
0のページ」の欄に書き込み、N1 の上位4ビットをコ
モンページテーブル13の「階調 1のページ」の欄に書
き込む。以下同様にして、発熱素子数の値の上位4ビッ
トをコモンページテーブル13の対応する階調のページ
の欄に書き込んでいき、N255 の上位4ビットをコモン
ページテーブル13の「階調 255のページ」の欄に書き
込むとコモンページテーブル13への書き込み処理は終
了となる。
【0046】これにより、例えばN0 =2400であったと
するとコモンページテーブル13の「階調 0のページ」
の欄には9Hが書き込まれ、またN1 =2100であったとす
ると、コモンページテーブル13の「階調 1のページ」
の欄には8Hが書き込まれることになる。
【0047】このコモンページテーブル13への書き込
みが終了すると、演算部12の処理は終了となり、演算
部12はプリンタコントローラ11に対して処理が終了
した旨を通知する。
【0048】演算部12から処理の終了の通知を受ける
と、プリンタコントローラ11は、1ラインバッファ1
から階調値のデータを取り込み、ヘッド4へパラレル転
送して印字動作を開始するが、その際、各階調を印字す
るに際して階調値をコモンページテーブル13及びLU
T6へ出力して当該階調の印字に際してのコモンテーブ
ルを選択し、そのコモンテーブルから当該階調のSTB
パルスの幅データを求める。
【0049】即ち、プリンタコントローラ11は、階調
0の印字を行うに際しては00H を出力する。これにより
コモンページテーブル13のアドレス 0がアクセスされ
て「階調 0のページ」の欄に書き込まれている値が読み
出されLUT6の上位アドレスとなされる。例えば、上
述したようにN0 =2400であったとするとコモンページ
テーブル13の「階調 0のページ」の欄には9Hが書き込
まれているので、この値9HがLUT6の上位アドレスと
なる。
【0050】そして、このときLUT6の下位アドレス
にプリンタコントローラ11から00H が入力されるの
で、結局、LUT6からはページ9のテーブルがコモン
テーブルとして選択され、このテーブルの階調 0のST
Bパルスの幅のデータが読み出されることになる。
【0051】そして、プリンタコントローラ11はこの
STBパルスの幅データを用いてヘッド4を駆動し、階
調 0の印字を行う。なお、プリンタコントローラ11の
構成及び印字の際の動作は周知であるので、詳細な説明
は省略する。
【0052】以上のようにして階調 0の印字が終了する
と、プリンタコントローラ11は階調 1の印字を行う
が、階調 1の印字を行うに際しては01H を出力する。こ
れによりコモンページテーブル13のアドレス 1がアク
セスされて「階調 1のページ」の欄に書き込まれている
値が読み出されLUT6の上位アドレスとなされる。例
えば、上述したようにN1 =2100であったとするとコモ
ンページテーブル13の「階調 1のページ」の欄には8H
が書き込まれているので、この値8HがLUT6の上位ア
ドレスとなる。
【0053】そして、このときLUT6の下位アドレス
にプリンタコントローラ11から01H が入力されるの
で、結局、LUT6からはページ8のテーブルがコモン
テーブルとして選択され、このテーブルの階調 1のST
Bパルスの幅のデータが読み出されることになる。
【0054】そして、プリンタコントローラ11はこの
STBパルスの幅データを用いてヘッド4を駆動し、階
調 1の印字を行う。
【0055】プリンタコントローラ11は以上の動作を
階調 255の印字まで繰り返し行う。これによって当該1
ラインの印字が完了する。
【0056】そして、1ラインバッファ1に次のライン
の階調値データが書き込まれると、この階調値データに
基づいて上述した動作が行われ、当該ラインの印字が行
われることになる。
【0057】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種々
の変形が可能である。例えば上記の実施例においては感
熱素子を用いるものとしたが、本発明は感熱素子を用い
るラインプリンタに限らず、コモン抵抗が問題になるラ
インプリンタに対して一般的に適用することができるも
のである。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、パラレル入力方式のラインプリンタにおいて
も、各階調に対するSTBパルスのパルス幅を書き込ん
だテーブルを複数個設け、発熱素子数に応じてコモンテ
ーブルを選択することによってコモン抵抗による濃度変
動を補正することができる。
【0059】また、本発明は感熱素子を用いるラインプ
リンタに限らず、ラインプリンタにおいてコモン抵抗が
問題になる場合に適用できるので、受信手段、演算部及
び検索手段をゲートアレイ等を用いてIC化することに
よって、ラインプリンタのシステム設計期間や開発コス
トを大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】 コモン抵抗による濃度変動を説明するための
図である。
【図3】 従来のシリアル入力方式のラインヘッドを用
いたラインプリンタにおいてコモン抵抗による濃度変動
を補正する場合の構成例を示す図である。
【図4】 オン/オフ信号を説明するための図である。
【図5】 LUT6の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1…ラインメモリ、2…データ転送制御回路、3…ヘッ
ド駆動回路、4…ヘッド、5…カウンタ、6…LUT、
11…プリンタコントローラ、12…演算部、13…コ
モンページテーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字すべき1ラインの画素の階調値を受け
    る受信手段と、 コモン抵抗むらに伴う濃度変動を補正するための複数の
    テーブルと、 受信手段で受信した1ライン分の画素の階調値から、印
    字する各階調毎に動作する印字素子の数を求める演算手
    段と、 演算手段で求めた印字素子数に基づいて、前記複数のテ
    ーブルの中から最適なテーブルを求める検索手段とを備
    えることを特徴とするラインプリンタ。
JP6246156A 1994-10-12 1994-10-12 ラインプリンタ Pending JPH08108564A (ja)

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JP6246156A JPH08108564A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 ラインプリンタ
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US08/942,301 US5934811A (en) 1994-10-12 1997-10-01 Line printer

Applications Claiming Priority (1)

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JP6246156A JPH08108564A (ja) 1994-10-12 1994-10-12 ラインプリンタ

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ID=17144335

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