JPH03251882A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH03251882A
JPH03251882A JP2204205A JP20420590A JPH03251882A JP H03251882 A JPH03251882 A JP H03251882A JP 2204205 A JP2204205 A JP 2204205A JP 20420590 A JP20420590 A JP 20420590A JP H03251882 A JPH03251882 A JP H03251882A
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Yuji Sakami
裕二 酒見
Akira Watanabe
顕 渡邊
Masahiro Ito
政宏 伊藤
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
    • G03G15/0942Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush with means for preventing toner scattering from the magnetic brush, e.g. magnetic seals

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 りにLΔ上」Li上 本発明は、像担持体上に電子写真方式或いは静電記録方
式により形成された静電潜像を現像するための現像装置
に関するものであり、特に磁性トナーを主成分とする1
成分現像剤、又は磁性キャリア及びトナーを有する2成
分現像剤を使用した現像装置に関するものである。
【釆坐且I 現像剤を担持し搬送する可回転の現像剤担持部材が現像
剤を容器から現像部に向けて持ち出す容器出口位置に設
けられた現像剤の層厚規制部に、現像剤担持部材の長手
方向に沿って磁性体を配置した構成とされる現像装置は
、特公昭59−8831号公報等で公知である。この磁
性体は、現像剤担持部材の内部に配置された磁石の磁界
中に配置されており、又、現像剤を適宜の層厚に規制す
るのに寄与している。
又、特開昭59−187369号公報等では、現像剤担
持部材が現像部を通過した現像剤を容器内に搬入する入
口に、現像剤担持部材の長手方向に沿って磁性体を配置
した現像装置が開示されている。この磁性体も現像剤担
持部材内に配置された磁石の磁界内に配置されており、
現像剤が入口から外部に逆流するのを防止している。
ところで、現像剤が現像剤担持部材の長手方向端部から
容器外に漏出しようとするのを防止する技術は、特願平
1−82849号によって本出願人により既に出願され
ている。
この先願に記載の技術は、現像剤担持部材の端部に鉄等
の強磁性体部材を対向配置し、この強磁性体部材と現像
剤担持部材の内側に配置されている磁石との間に形成さ
れる磁界により現像剤の磁気ブラシを形成し、この磁気
ブラシにより現像剤担持部材の端部から現像剤が漏出す
るのを防止するものである。
又、現像剤を収容した容器中には、前記現像剤担持部材
の他にも、スクリューや、フィン付の軸のように、回転
することによって現像剤を撹拌し、現像剤担持部材の長
手方向に搬送する回転部材が配設されている。
このような回転部材は容器の側壁に設けられた軸受に支
持されている。その例を第9図〜第11図に示す。
回転部材の軸1を支持するために、第9図の如きブッシ
ング64を使用した従来例では、現像装置の使用初期に
おいては現像剤11のシール効果は保てるが現像動作を
繰返すにつれ、現像剤11の循環する圧力により回転軸
1とブッシング64との摺擦面に現像剤11が徐々に侵
入し、現像剤が溶融固着し回転軸1の駆動トルクが増加
してしまったり、或は回転軸1とブッシング64の摺擦
面が摩耗したり、更には溶融した現像剤が凝集塊を作る
。これらの凝集体の一部は現像剤に取り込まれてしまう
が、凝集体が大きい場合には現像剤担持部材(通常「ス
リーブ」とされる。)上の現像剤の層厚を規制する規制
ブレード部分に拘束され、現像剤が現像剤担持部材上に
コートされない部分ができ、これによって画像上白スジ
が発生することがある。
又、凝集体が小さい場合には、現像剤と一緒に現像され
、特にベタ画像の場合に現像された凝集体を中心に転写
抜けを生じ、画像上に白斑点状の欠陥が生じ画質を著し
く低下させてしまう。
又、第10図の如きボールベアリング65を使用した従
来例においても同様な欠点を有しており、更にベアリン
グ65のシール部より漏洩するベアリングオイルにより
現像剤が溶融凝集したり、ベアリング65内に侵入した
現像剤とベアリングオイルが溶融固着しベアリング65
が回らな(なるといった欠点も有していた。
更に、第11図の如き弾性シール部材(オイルシール)
66を使用した従来例では、前記2つの従来例と比較す
ればはるかに現像剤シール効果に優れているが、シール
効果を出すためには弾性シール部材66と当接する回転
軸1の表面性の精度を良くしなければならず、加工コス
トが上がるといった問題や回転軸との摺擦が繰返される
につれ当接部が摩耗損傷し、現像剤11の循環する圧力
により、当接部が押され変形しシール効果が薄れ、前記
2つの従来例と同様の欠点が生じたり、また耐久性に欠
けるといった欠点があった。
以上の問題を防ぐために、端部シール部材66の軸1に
対する密着性を大とすると、スクリュー回転軸に大きな
力が加わり、スクリュー駆動モーターの負荷が増大する
こととなる。いずれにせよシール66と軸との摺擦部で
トナーが摺擦され、トナーの微小凝集体が生じる。
特に最近においてはプリンターや複写機等においてカラ
ー化、グラフィック化が進んできており、中間調やベタ
画像の再現性も重要となってきている。そして、それら
の厳しい高画質を達成するために、現像剤を微細化した
り、また他方、現像能力を上げるために米国特許N(L
4395476やヨーロッパ特許出願公開第02192
33等に記載のように現像部においては交番電界を印加
したりしている。
トナーを例えば平均粒径10μm以下のように微細化す
ることにより、或はフルカラー画像に適したシャープな
溶融特性を有するポリエステル系樹脂をバインダーとし
て使用することより、トナーは一般的に凝集しやすくな
り、更に交番電界によりこれらの凝集物が現像像に付着
されやすくなるという欠点がある。しかも、特にカラー
画像では、これら現像剤凝集物が画質の更なる向上の大
きな障害となってきた。というのは、カラー画像は複数
色のトナー画像を重畳して微妙な色合を表現するもので
あるため、いずれか−色のトナー画像にでもこのような
欠陥が存在すると、最終的に得られるカラー画像におい
てその欠陥部が著しく目立ってしまう。
ところで、特公昭56−32628号公報、実公昭58
−29479号公報、特公昭64−8211号公報には
、現像剤の漏出を現像剤磁気ブラシで抑制する技術が記
載されている。即ち、特公昭56−32628号では回
転部材に設けたネジ溝に対向して磁石リングを固定配置
しており、実公昭58−29479号では非磁性又は弱
磁性体の回転軸に対向して磁石リングを固定配置してお
り、特公昭64−8211号では容器に固定された磁石
リングと回転軸に固定された磁石リングを同極性同志で
対向させ1両者間に反撥磁界を形成させている。
が  しよ と る しかし、これらの先行技術では、現像剤のシール能力は
まだ満足のゆくものを得ることが困難である。
本発明の目的は、容器間で現像剤に接して回転する部材
の駆動負荷をさ程増加させずに、回転部材の長手方向端
部からの現像剤漏出を容易に防止できる現像装置を提供
することである。
本発明の他の目的は、シール部材に起因する現像剤凝集
塊の発生を防止して画質の向上を可能にした現像装置を
提供することである。
本発明の他の目的は、高精細の現像画像が得られる現像
装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、高画質のカラー画質を得るの
に適した現像装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、改良された磁気的シール手段
を備えた現像装置を提供することである。
を   るだめの 上記諸口的は本発明に係る現像装置にて達成される。要
約すれば本発明は、磁性粒子を有する現像剤を収容する
容器と、前記容器に軸受部材によって支持され、そして
該容器内で現像剤と接触しつつ回転する回転部材と、前
記軸受部材よりも前記容器内側寄りの位置で前記回転部
材を囲包した磁石部材とを備え、前記回転部材は少なく
とも前記磁石部材が対向する部分に強磁性体を有してお
り、そして前記磁石部材と強磁性体との間に形成される
磁界によって、前記磁石部材と回転部材との間に現像剤
磁気ブラシが形成されることを特徴とする静電潜像を現
像するための現像装置である。
本発明の他の態様によれば、磁性粒子を有する現像剤を
収容する容器と、前記容器に軸受部材によって支持され
、そして該容器内で現像剤と接触しつつ回転する回転部
材と、前記軸受部材よりも前記容器内側寄りの位置で前
記回転部材を囲包して設けられ、前記容器に固定された
磁石部材と、前記磁石部材と軸受部材との間で前記回転
部材に当接して設けられ、前記容器に固定された弾性シ
ール部材とを備え、前記回転部材は少なくとも前記磁石
部材が対向する部分に強磁性体を有しており、そして前
記磁石部材と強磁性体との間に形成される磁界によって
、前記磁石部材と回転部材との間に現像剤磁気ブラシが
形成されることを特徴とする静電潜像を現像するための
現像装置が提供される。
本発明の更に他の態様によれば、磁性粒子を有する現像
剤を収容する容器と、前記容器に軸受部材によって支持
され、そして該容器内で現像剤と接触しつつ回転する回
転部材と、前記軸受部材よりも前記容器内側寄りの位置
で前記回転部材を囲包して設けられ、前記容器に固定さ
れた磁石部材とを備え、前記磁石部材は前記回転部材の
長手方向に着磁されており、又、前記回転部材は少なく
とも前記磁石部材が対向する部分に強磁性体を有してお
り、そして前記磁石部材と強磁性体との間に形成される
磁界によって、前記磁石部材と回転部材との間に現像剤
磁気ブラシが形成されることを特徴とする静電潜像を現
像するための現像装置が提供される。
又、本発明の更に他の態様によれば、磁性粒子を有する
現像剤を収容する容器と、前記容器に軸受部材によって
支持され、そして該容器内で現像剤と接触しつつ回転す
る回転部材と、前記軸受部材よりも前記容器内側寄りの
位置で前記回転部材を囲包して設けられ、前記容器に固
定された磁石部材とを備え、前記回転部材は少なくとも
前記磁石部材が対向する部分に強磁性体を有しており、
そして前記磁石部材と強磁性体との間に形成される磁界
によって、前記磁石部材と回転部材との間に現像剤磁気
ブラシが形成され、又、前記磁気ブラシは、前記回転部
材の回転に従って回転する回転ブラシ部分と、前記固定
磁石部材に拘束されて実質的に回転しないブラシ部分と
を有することを特徴とする静電潜像を現像するための現
像装置が提供される。
更に又、本発明の更に他の態様によれば、平均粒径が4
〜10μmのトナー粒子と、平均粒径が30〜80μm
の磁性キャリア粒子とを有する現像剤を収容する容器と
、前記容器に軸受部材によって支持され、そして該容器
内で回転し現像剤を撹拌する回転部材と、前記軸受部材
よりも前記容器内側寄りの位置で前記回転部材を磁性キ
ャリア粒子の平均粒径のio倍よりも大なる間隙を介し
て囲包して設けられ、前記容器に固定された磁石部材と
を備え、前記磁石部材は前記回転部材の長手方向に着磁
されており、又、前記回転部材は少なくとも前記磁石部
材が対向する部分に強磁性体を有しており、そして前記
磁石部材と強磁性体との間に形成される磁界によって、
前記磁石部材と回転部材の間に現像剤磁気ブラシが形成
され、又、前記磁気ブラシは、前記回転部材の回転に従
って回転する回転ブラシ部分と、前記固定磁石部材に拘
束されて実質的に回転しないブラシ部分とを有すること
を特徴とする静電潜像を現像するための現像装置が提供
される。
実」[母 以下、本発明に係る現像装置を図面に則して更に詳しく
説明する。
第2図を参照すると、本発明が適用できる画像形成装置
の一例としてのフルカラー電子写真複写機の全体的な概
略構成が示されている。第2図の複写機によると、複写
機の概略中央部には、表面に電子写真感光層を有した像
担持体としての感光ドラム30が配設され、矢印X方向
に回転駆動される。
感光ドラム30の略真上位置には一次帯電器Aが配設さ
れ、感光ドラム30の左側には回転式現像装置Bが配設
され、感光ドラム30の略真下位置には転写装置(転写
ドラム)5が配設され、そして感光ドラム30の右側に
はクリーニング装置Cが配設されている。
また、電子写真複写機の上方部には、光学系りが配設さ
れ、この光学系りは、ガラス板等の透明プラテン7上の
原稿Oの画像を、前記−成帯電器Aと回転式現像装置B
との間に位置した露光部3にて感光ドラム30上に投影
(スリット露光)するように構成される。この露光によ
りドラム30に静電潜像が形成される。このような光学
系りは、任意の光学系を利用し得るが、本実施例では、
第1走査ミラー111、この第1走査ミラー111に対
して半分の速度で同方向に移動する第2及び第3走査ミ
ラー112及び113、結像レンズ114、第4固定ミ
ラー115を備えている。
原稿照明光源116は、第1走査ミラー111と共に運
動するように構成し、また、色分解フィルター117は
、第4固定ミラー115と露光部3との間に配置される
第1、第2、第3走査ミラー111.112.113に
よって走査された原稿Oの反射光像は、レンズ114を
通過後、第4固定ミラー115を経て色分解フィルタ1
17により色分解され、露光部3にて感光ドラム30上
に結像される。
又、フルカラー電子写真複写機内の右側には、定着装置
1及び給紙装置Jが配設され、更に、前記転写装置5と
前記定着装置1及び給紙装置Jとの間には、それぞれ、
転写材搬送系35が配設されている。
上記構成にて、感光ドラム30は、色分解フィルタ11
7によって、色分解された色毎に帯電、露光、現像、転
写及びクリーニング工程等の一連の画像形成プロセスが
、−成帯電器A、光学系D、回転式現像装置B、転写装
置5及びクリーニング装置Cによって施される。
ここで、上記した回転式現像装置Bは、回転支持体30
0と、この回転支持体300に略90”の角度間隔で、
それぞれ、着脱自在に保持させた複数の現像器、本実施
例ではイエロー現像器101Y、マゼンタ現像器101
M、シアン現像器101C及びブラック現像器101B
の4個の現像器とを有しており、色分解されて感光ドラ
ム30面に形成された各色の潜像を、それぞれ対応する
現像器の現像剤によって顕像化する。すなわち、回転支
持体300の略90”ずつの回転角制御により、所要の
現像器の現像剤担持体、即ち現像スリーブが感光ドラム
30と対向する所定の現像位置に位置移動して、この現
像器による現像が実行される。現像時、現像スリーブに
は交流、或いは直流電圧を重畳した交流等、サイン波、
矩形波等の振動電圧が現像バイアス電圧として現像スリ
ーブに印加され、感光ドラムにトナーを繰り返し付着、
離脱させる工程を経て潜像が現像される。なお、第2図
は、感光ドラム30に対してブラック現像器101Bが
対向位置している状態を示している。
このようにして現像された顕画像は、転写装置5にて、
給紙装置Jから供給される転写材Pに転写される。すな
わち、転写装置5は、典型的には、その周辺に転写紙の
ような転写材Pを把持するためのグリッパ5aを有した
転写ドラム5bを備えており、この転写装置5は、給紙
装置Jの転写材カセット31又は32から転写材搬送系
35を経て給紙された転写材Pの先端をグリッパ5aで
把持し、感光ドラム30上の各色毎の顕画像を転写する
べ(回転移送せしめる。なお、転写域には、転写帯電器
5cが転写ドラム5の内部に配置されている。
か(して、各色の顕画像が、即ち現像剤によるトナー画
像が順次転写された転写材Pは、グリッパ5aから解放
され、分離爪5dにて転写ドラム5bから剥離される。
次いで、転写ドラム5bから剥離された転写材Pは、転
写材搬送系Hによって定着装置工へと送られ、この定着
装置Iによって転写材P上のトナー画像は転写材P上に
加熱定着され、その後、転写材Pは、トレーに上へと放
出される。
第3図は、第2図で示した回転現像装置Bの1つの現像
器の断面図である。この現像器は、現像剤11を収容し
た現像容器2を有する。現像容器2内には、感光ドラム
30上の潜像を現像するために感光ドラム30と対面し
た現像部101へと現像剤11を担持し、搬送する現像
スリーブ21が、現像容器2の開口部に矢印す方向に回
転自在に設けられる。
現像スリーブ21はアルミニウム、非磁性ステンレス鋼
(例えば5US316)等の非磁性材で作製される。ス
リーブ21の内部にはローラ状磁石22が固定配置され
ている。又、現像スリーブ21の上方の容器2からの現
像剤出口には、現像スリーブ21上の現像剤量を規制す
る現像剤層規制部材としてのブレード23がスリーブと
の間に所定の間隔を設けて容器21に取り付けられてい
る。
ブレード23は、アルミニウム、非磁性ステンレス鋼(
例えば5US316)などの非磁性材料、又は鉄、ニッ
ケル、コバルト、又はそれらの合金などの強磁性材料で
形成され、現像スリーブ21との間の間隙の大きさによ
り現像部へと搬送される現像剤の量、具体的には現像ス
リーブ21上の現像剤の厚さを規制する。従って、本実
施例においては、ブレード23の先端部と現像スリーブ
21の表面との間を非磁性トナーと磁性キャリア粒子か
らなる現像剤が現像スリーブ21に担持されて通過し、
現像部101へ送られる。
又、現像スリーブ21の下方の容器2への現像剤の戻り
口には、強磁性部材10がスリーブ21との間に所定間
隙を設けて容器2に取り付けられている。この部材10
は磁石22の磁極N。
との間に磁界を形成し、現像剤がスリーブ回転方向と逆
方向に容器2から漏出するのを防止している。
斯る構成により、従来と同様に、現像スリーブ21の回
転によりN2極で汲み上げられた現像剤はS2極→N、
極と搬送され、その途中で規制部材23で規制され、現
像剤薄層を形成する。S極は現像磁極であり、この磁極
の磁界中で穂立ちした現像剤が像担持体30上の静電潜
像を現像する。その後N、極、N2極間の反撥磁界によ
り現像スリーブ21上の現像剤は現像容器2内へ落下す
る。
尚、現像スリーブ21には、電源20から、直流電圧が
重畳された交流電圧がバイアス電圧として印加され、こ
れによって現像部101に、向きが交互に変化する交番
電界が形成される。この交番電界中でトナーとキャリア
は激しく振動し、トナーが現像スリーブ及びキャリアへ
の拘束力を振り切って潜像に対応してドラム30に付着
する。
容器2には、現像容器2内の現像剤11を撹拌し、前記
現像スリーブ21へと現像剤を供給する撹拌部材として
の第1回転スクリュー51及び第2回転スクリュー5が
夫々スリーブ21の長手方向と実質的に平行に配置され
ている。
スクリュー51は現像部101を通過して容器2内に戻
ってきて、N、極、N、極間の反撥磁界によりスリーブ
21かも離脱した現像剤を受けてこれを撹拌し、スリー
ブの長手方向に搬送する。
スクリュー52は補給ローラ53の回転によりトナー収
容室24から補給された新鮮なトナーと現像剤11を撹
拌し、スクリュー51により現像剤搬送方向と逆方向に
搬送する。
スクリュー51.52間には隔壁25があるが、この隔
壁25にはスクリュー長手方向の両端部近傍に夫々開口
26が設けられていて、この開口26を通してスクリュ
ー51から52へ、またスクリュー52から51へ現像
剤が授受される。
即ち、現像剤11は容器2内で循環移動する。スクリュ
ー51.52により撹拌された現像剤は、スクリュー5
1付近からN2極の磁力によりスリーブ21に汲み上げ
られる。現像剤中のトナーは上記撹拌中に、キャリアと
の間の摩擦で潜像を現像する極性に摩擦帯電される。
現像剤11は、絶縁性、非磁性トナーと、磁性粒子(キ
ャリア)とからなる2成分現像剤であり、非磁性トナー
としては重量平均粒径4μm以上10μm以下のものが
好適である。本実施例においては重量平均粒径が8μm
のカラー複写機用トナーを用いた。また、より鮮明なカ
ラー像を形成するためには、トナーの重量平均粒径をM
とし、トナー粒子の粒径をrとした場合に、郊M < 
r <%Mの範囲に90重量%以上のトナー粒子を含み
、O<r<2Mの範囲に99重量%以上のトナー粒子を
含むトナーが用いられることが好ましい。
尚、トナーの粒度分布及び重量平均粒径は例えば、下記
測定法で測定されたものを使用する。
測定装置としてはコールタ−カウンターTA−n型(コ
ールタ−社製)を用い、個数平均分布、重量平均分布を
出力するインターフェイス(日科機製)及びCX−1パ
ーソナルコンピユータ(キャノン製)を接続し、電解液
は1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCβ水溶液を調
製する。
測定法としては前記電解水溶液100〜150mβ中に
分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼン
スルホン酸塩)を0.1〜5ml加え、さらに測定試料
0.5〜50mgを加える。
試料を懸渣した電解液は超音波分散器で約1〜3分間分
散処理を行い、前記コールタ−カウンターTA−n型に
よりアパチャーとして100μmアパチャーを用いて2
〜40μmの粒子の粒度分布を測定する。
これら求めた分布より、サンプルの重量平均粒径が得ら
れる。
尚、トナーとは着色樹脂粒子(結着樹脂、着色剤、必要
によりその他の添加剤を含有)そのもの、及び疎水性コ
ロイダルシリカ微粉末の如き外添剤が外添されている着
色樹脂粒子を包含している。
トナーに使用される結着樹脂としては、スチレン−アク
リル酸エステル樹脂、又はスチレン−メタクリル酸エス
テル樹脂の如きスチレン系共重合体又はポリエステル樹
脂が例示される。特にカラートナーの定着時における混
色性を考慮した場合、ポリエステル樹脂がシャープな溶
融特性を有するのでより好ましい。
方、磁性粒子(キャリア)は、重量平均粒径30〜80
μm、好ましくは4o〜70μmで、本実施例において
は、重量平均粒径5oμmのものを用いた。また、抵抗
値が10’Ωcm以上、好ましくは108Ωcm以上、
更に好ましくは10”〜10目Ωcmのものが用いられ
る。このようなキャリア粒子としてはフェライト粒子(
最大磁化60emu/g)、又はこれに薄(樹脂コーテ
ィングしたものが良好に使用できる。
尚、キャリアの重量平均粒径は以下の通りにして測定で
きる。
即ち、先ず、以下の手順でキャリアの粒度分布を測定す
る。
1、試料量100gを0.1gの桁まで計り取る。
2、篩は、100メツシユから400メツシユの標準篩
(以下「篩」という)を用い、上から100.145.
200.250.350.400の大きさの順に積み重
ね、底には受は皿を置き、試料は一番上の篩に入れてふ
たをする。
3、これを振動機によって水平旋回数毎分285±6回
、衝動回数毎分150± io回で15分間ふるう。
4、ふるった後、各篩及び受は皿内の鉄粉を0.1gの
桁まで計り取る。
5、重量百分率で少数第2位まで算出し、J I S−
28401によって少数第1位まで丸める。
ただし、篩の枠の寸法は篩面から上の内径が200mm
、上面から篩面までの深さが45mmであること。
各部分のキャリア粒子の重量の総和は、始めに取った試
料の質量の99%以下であってはならないこと。
又、平均粒径は上述の粒度分布測定値より、下式に従っ
て求める。
平均粒径(μ)  =  (1/100 )  x  
((tooメフシュ篩の残量)  X  140+(1
45メツシユ篩の 残量)  x  122+(200
メツシユ篩の 残量)  X 904(250メツシユ
 篩の 残量)  x 6g+(350メツシユ篩の残
量)  x 52+(400メツシユ篩の残量)x3g
+(全篩通過量)X17) キャリアの500メツシユ以下の量は50gの試料量を
500メツシユ標準篩上に乗せて下がら吸引して重量減
少から算出する。
磁性キャリア粒子、例えばフェライト粒子又は樹脂コー
トされたフェライト粒子の抵抗値の測定は測定電極面積
4crrf、電極間間隙0.4cmのサンドインチタイ
プのセルを用い、片方の電極に1Kg重量の加圧下で、
両電極間の印加電圧E(V/cm)を印加して、回路に
流れた電流から磁性粒子の抵抗値を測定した値である。
第1図に本発明の特徴部分である、回転部材とその軸受
部分とが図示される。
本実施例で、回転部材である第1スクリユー51及び第
2スクリユー52の回転軸1 (1a、lb)の両端部
はボールベアリング、滑り軸受などの軸受部材6を介し
て現像容器2の側壁2aに回転自在に支持される。回転
軸1の軸方向の移動はストップリング62にて蜆制され
る。軸受部材6は合成樹脂等の非磁性体である容器側壁
2aに固定されている。尚、第1図は軸1の一端部側の
みを示すものであるが、他端部側もこれと同様に構成さ
れている。これは他の図面についても同様である。
軸1の長手方向に関して、軸受6よりも容器の内側より
には、円筒状の磁石リング8が設けられており、これは
容器側壁2aに固定されている。
又、磁石リング8ば、その内周面が間隙を介して軸1と
対向している0本実施例にて、磁石リング8は軸lの半
径方向に着磁されており、第1図では磁石リング8は、
外周面がN極、内周面がS極に着磁されているが、外周
面がS極、内周面がN極に着磁されていてもよい。
一方、軸1は、鉄、コバルト或いはニッケル、又はそれ
らの合金などとされる強磁性体で作製される。通常、コ
ストの安い点から、鉄で作製するのが好ましい。また、
この強磁性体は、(坏)(BH)maxが0.7Jlr
d以下である。尚。
(BH)maxは、Bを残留磁束営度、Hを保磁力とし
てBXHの最大値、即ち最大エネルギー積を示す。
斯る構成により、円筒磁石8の磁力により強磁性回転軸
1が磁化され、円筒磁石8と磁性回転軸1との間に磁気
回路が形成され、内周面側の磁極Sからの磁力線が軸1
に向って立ちゃすくなる。
これにより円筒磁石8と強磁性回転軸1との間隙部に現
像剤11による密なる磁気ブラシMが形成される。
磁気ブラシMの殆どは円筒磁石8に拘束されているため
、強磁性回転軸1が回転しても実質的に不動のブラシと
して作用し、それによって、現像剤が強磁性回転軸1に
沿って軸受部材6へと漏出するのを阻止する作用をなす
。つまり、円筒磁石8と強磁性回転軸1との間隙に形成
される現像剤11による磁気ブラシMは端部シール部材
としての機能をなす。
しかしながら、第1図の実施例において、次に説明する
弾性シール部材7が設けられていない場合には、つまり
、円筒磁石8だけの構成では、現像動作を長時間繰り返
し行っていくと、回転軸1の回転に伴う現像剤11の撹
拌、循環、搬送による動きにより、磁気ブラシMは現像
剤11による押圧力を絶えず受けることになり、磁気ブ
ラシMを形成している現像剤は徐々に軸受部材6へと漏
出し、前述の従来例よりは耐久性はあるが、従来例の欠
点として述べたと同様の問題を引き起こすことがある。
そこで斯かる不都合をも解決するために、第1図の実施
例では、軸受6と磁石8の間の位置で、容器側壁2aに
固定されたオイルシール等の弾性シール部材7を軸1の
外周面に当接させている。本実施例では、ベアリング6
と弾性シール部材7とは隔壁2bにて仕切られているが
、隔壁2bは必須ではない。
このように、上記磁気ブラシ部より徐々に漏出する現像
剤を該弾性シール部材7の回転軸表面との当接部でシー
ルする構成をとることにより、シール効果をより高め、
耐久性のよりよい現像装置を提供することができる。
つまり、現像剤11の撹拌、循環、搬送による動きに伴
う現像剤11による押圧は、円筒磁石8部位に形成され
る磁気ブラシMにより一度封止されるため、弾性シール
部材7の回転軸1との当接部が現像剤による惜い押圧を
受けることはな(、弾性シール部材7によるシール効果
を飛躍的に高く維持することができる。更に、前記磁気
ブラシは現像剤に対してソフトなシール部材として作用
するため、この部分でトナーが溶融凝集することはない
。又、もし、現像動作が繰り返されることにより弾性シ
ール部材7の当接部にて、徐々に磁気ブラシM部より漏
出した現像剤の一部が弾性シール部材7と摺擦され、溶
融凝集塊となったとしても、円筒磁石8部の磁気ブラシ
M部を通って現像容器内へ該溶融凝集塊を戻す力が作用
しないため、該溶融凝集塊が順次現像容器内に混入し可
視画像上に異常画像として現われることはない。
第1図の構成で、弾性シール部材7を設けない場合、現
像動作を繰り返したところ、A4紙4万枚付近から回転
軸1の駆動トルクの上昇が認められ4万5千枚付近で軸
受部材6の回転軸1との摺擦部及び軸受部材6内に侵入
した現像剤が溶融固着し、軸受部材6が回らなくなり回
転軸1の駆動ギア(図示せず)が破損してしまった。し
かし、画像上に溶融凝集トナー塊に起因する異常は発生
しなかった。
一方、弾性シール部材7を第1図のように設けて25万
枚の現像複写動作を繰り返したところ画像上に溶融凝集
塊による異常画像は現われず、又、回転軸1の駆動トル
クも増加せず、さらに長期間使用後の現像装置を分解確
認したところ、弾性シール部材7の回転軸1との当接部
で充分なシール効果が維持され、現像剤が軸受部材6側
へ漏出していないことも確認された。
前述の実施例においては、現像剤11は非磁性トナーと
磁性粒子(キャリア)とを混合した2成分現像剤を用い
たが、マグネタイト等の磁性粉を含有した重量平均粒径
8μmの磁性トナーを主成分とする1成分磁性現像剤を
用い、第1図の現像装置を用いて繰り返し画像出しを行
った。50万枚の現像複写動作を繰り返したところ得ら
れた画像上に溶融凝集塊による異常画像は現われず、磁
性回転軸1の駆動トルク増加も認められず、耐久性の良
い現像装置であることが確認できた。
尚、弾性シール部材7としてはゴム、プラスチック、金
属板バネ、フェルト等が使用できる。
ところで、第1図の例で弾性シール部材7を設けない場
合は、前述の先行技術文献に記載のものよりシール効率
は向上されているとは言え、長時間繰り返し多数枚の複
写動作を行っている内、現像剤の軸受6への漏出量が無
視できなくなる点につき検討したところ、磁石リング8
の着磁方向を第1図の如(リングの半径方向とした場合
は、内周面側の磁極Sからの磁力線の多くが強磁性体軸
1中を通らずに外周面側の磁極Nに回り込むこと、即ち
、磁極Sから軸1に対する磁力の集中度が、シール効果
を更に向上させるには未だ不足していることが判明した
。以下の実施例は磁石リング8から強磁性体軸への磁力
の集中度を高め、磁気ブラシによるシール効果を更に向
上して弾性シール部材7を不要にしたものである。
第4図で、側壁2aに固定された円筒磁石81は、その
厚み方向、換言すれば強磁性回転軸1の軸方向に対して
平行に着磁される。即ち、本実施例では、現像容器2の
内側に面した内側面がN極に、ベアリング6に対面した
外側面がS極に着磁されている。内側面をN極に、外側
面をS極に着磁してもよい0本実施例でベアリング6と
円筒磁石81とは隔壁2bにて仕切られているが、隔壁
2bは必須ではない。
このように、強磁性回転軸1の端部に円筒磁石81を配
置することにより、円筒磁石81の磁力により強磁性回
転軸1が磁化され、円筒磁石81と強磁性回転軸1との
間に磁気回路が形成され磁界が集中し、円筒磁石81と
強磁性回転軸1との間隙部に現像剤11による密なる磁
気ブラシMが形成される。即ち、両磁極N、S間に伸び
る磁力線mの多くが強磁性体軸1中を通ることになるの
で、強磁性体軸lに対する磁界集中がより強くなり、軸
1に対して立った状態の磁力線が増加する。そしてこの
強い集中磁界中で強磁性体回転軸1に拘束される現像剤
量が増加するので、該磁気ブラシMは円筒磁石81に拘
束される部分M1と、強磁性回転軸1に拘束される部分
M2に分かれ、ブラシの途中が切断された形でブラシ部
分M2が回転する。
従って、実質的に不動の磁気ブラシM1の内側を、軸1
の回転に伴って磁気ブラシM2が回転し、それによって
円筒磁石8と磁性回転軸1との間隙部におけるシーリン
グが達成される。このために、現像剤11に加わるスト
レスは磁気ブラシM3.Ma間の摺擦のみとなるので小
さ(、先述の実公昭58−29479号公報等に記載の
装置のように固定の磁気ブラシが固い回転軸と摺擦し、
そのために現像剤に強いストレスが加わるといった問題
を解決することができ、更に、回転軸の表面粗さの影響
も少なくシーリングをより確実に行うことができる。
以上のように、磁性回転軸lを磁化し、磁性回転軸1と
円筒磁石8の両者に拘束された磁気ブラシM +  M
 tの摺擦によりシーリングを確実に行う構成を実現す
る際の、磁気ブラシMを構成する磁性キャリアの形状や
、磁性回転軸lと円筒磁石8の位置関係、更には円筒磁
石8の磁力に関する好ましい条件について更に詳しく説
明する。
磁気ブラシM (M、、M、)の摺擦状況を歓察するに
、現像剤、主に磁性キャリアからなる磁気ブラシMは軸
1の回転に伴って途中で切断され、切断されたキャリア
は、更に隣りのキャリアと繋がり、又切断されるという
工程を経ながら、強磁性回転軸1と円筒磁石8間の空隙
のシーリングを行っているので、磁気ブラシMと強磁性
回転軸1との摺擦はないが微視的にはキャリア同士が衝
突を繰り返している。
従来、一般に使用されている現像剤であればこの程度の
ストレスの影響は少ないが、カラー画像形成装置などに
おいてフルカラー画像を得るためにシャープな溶融特性
を持つトナー(例えばポリエステル樹脂をバインダーと
するもの)を使用した現像剤が必要とされる場合には、
キャリアの形状が重要となってくる。特に、キャリアに
角があったり、面で擦れあったりした場合には、それが
原因でトナーの溶融物が発生し、これが核となって現像
剤の凝集塊となり、現像容器内に順次混入し現像画像上
に異常画像として現われることがある。
従って、このような不都合を防止するには、現像剤に使
用される磁性キャリアの形状は球形であることが好まし
い0本明細書にて、「球形」とは、長軸と短軸の比が3
倍以下で、突起のない形状を意味する。
実際に、本発明者らの研究実験の結果によると、このよ
うな球形のキャリアを用いることにより安定したシーリ
ングが長期に亘って得られた。
更に、磁気ブラシMが途中で切断と接続を繰り返しなが
らシーリングを行う構成とされるために、強磁性回転軸
1と円筒磁石8との間で、磁気ブラシMの自由度が成る
程度必要となってくる。
磁性回転軸1と円筒磁石8の距離が近すぎるとトナーの
溶融物が発生しやす(なる。
数多くの実験の結果、第4図に示す強磁性回転軸1の外
周面と円筒磁石81の内周面との好ましい間隙距離りは
、キャリアの重量平均粒径をdとすると、L〉10であ
り、更に好ましくはL≧15dであることが分かった。
距離りが10dより小さいと前述したように、キャリア
の動きが悪くなり溶融物が発生し画像上に異常が現れる
ことがある。距離りの上限値は、使用される現像剤、強
磁性回転軸1、円筒磁石8などにより、シーリングを達
成するに適した値が、設計者によって適当に選定される
本発明者らの実験結果によると、本発明では上述の如く
に、回転する磁気ブラシM2と固定した磁気ブラシM1
とが切断と接続を繰り返しながらシーリングを行う構成
とされるので、50万枚連続して画像出しを行なったと
き極く僅がではあるがシーリングの外側に現像剤が漏れ
る場合が有った。しかしながらこれにより溶融物が発生
したり、ベアリング6の回転が止まってしまうような問
題は発生しなかった。
しかしながら、磁力線に沿って形成されたキャリアの鎖
が切断し、接続するというシーリングの工程においては
強磁性回転軸の回転に伴いキャリアの磁気ブラシM、が
回転しているので強磁性回転軸1の回転時のブレが小さ
く抑制されていることが好ましい。これは軸受6自体の
精度や軸受6の側壁2aへの取付精度を向上することで
達成される。もし軸ブレが存在する場合は、実験の結果
円筒磁石81の任意の位置での強磁性回転軸1の回転に
伴う軸ブレにより発生する強磁性回転軸lと円筒磁石8
の間隙距離りの変動の最大値を△Lとし、キャリアの重
量平均粒径をdとすると、△L<4 dの範囲に留める
ことが好ましいことが分かった。△Lが4dより大きい
場合には、強磁性回転軸1の回転に伴い軸lに拘束され
ている磁気ブラシM2と、円筒磁石81に拘束されてい
る磁気ブラシM1との間に空隙ができ、そこから現像剤
が漏れ、長時間連続作動した場合に円筒磁石81とベア
リング6の間に現像剤11が詰まってしまいベアリング
6のシール部より漏洩するベアリングオイルにより現像
剤が溶融凝集したり、ベアリング6内に侵入した現像剤
とベアリングオイルが溶融固着し、ベアリング6が回ら
なくなるという問題が発生した。更に軸ブレが大きい場
合には強磁性回転軸1と円筒磁石81の距離りが詰まっ
た場合にブラシ間の圧力が高まり、そこで現像剤の溶融
物が発生し、画像上に異常が現れる。このために、上述
したように、△L<4 dの条件が好ましく、この条件
の範囲にあれば長期に亘って安定したシーリングが得ら
れる。
更に、本発明では円筒磁石が作り出す磁界により強磁性
回転軸1を磁化し、現像剤のシーリングを行なっている
ので、回転軸lは前記の如く強磁性体であることが必要
であり、又、円筒磁石の表面磁束密度は少なくとも60
0ガウス以上が好ましい。
本発明者らの実験の結果によると、シーリング部の小型
化を図るために、円筒磁石81として内径10mm、外
径13mmとし、厚さ2mmのマグネットを使用し、マ
グネットの表面磁束密度を600ガウス以上にするには
マグネットの最大磁気エネルギー積(B −H)max
が7゜0 (MGOe)必要となった。希土類の合金粉
を結着したプラスチックマグネットを使用することによ
りこの条件を満たすことができた。
次に、第4図の装置を用いた実験例を説明する。
実施例1 円筒磁石81として内径10mm、外径13mmとし、
厚さ2mmの、S m * CO+7を結着したプラス
チックで形成されたマグネットを使用した。
使用した磁性キャリアの重量平均粒径dは50μmであ
り、円筒磁石81と鉄製回転軸1の間隙距離りに関して
はL>10dを満たすために、回転軸1の径を8mmと
した。つまり、L=20dであった。
更に、軸ブレによる強磁性回転軸1と円筒磁石81の距
離の変動の最大値△Lを100μm以下に抑えてA4紙
で50万枚連続して画像出しを行なった。
画像に異常が発生することなく安定した画像が得られた
。又、磁性回転軸lの駆動トルクも増加せず、現像剤の
ベアリング6側への漏出もなかった。
比較例1 実施例1と同一の構成で、軸ブレによる強磁性回転軸1
と円筒磁石81の距離の変動最大値△Lを、△L>4d
となるように、250μmに設定したところ2万枚過ぎ
から画像異常が発生した。
比較例2 実施例1の円筒磁石の内径を9mmとし、強磁性回転軸
1と円筒磁石8の距離りをL=10dと設定した以外は
実施例と同一の構成で画像出しを行なった。1万枚過ぎ
から画像に異常が発生した。
実施例2 実施例1の円筒磁石81の外径を14mmとし、又、円
筒磁石81として、マグネットの最大磁気エネルギー積
(B−H)maxが5゜0 (MGOe)の希土類プラ
スチックマグネットを用いたところマグネットの表面磁
束密度が800Gとなった。
このように、マグネットの材質と外径を変えた以外は実
施例1と同一の構成で画像出しを行なった。50万枚連
続画像出しを行なっても画像に異常が発生することなく
安定した画像が得られた。
又、磁性回転軸lの駆動トルクも増加せず、現像剤11
のベアリング6側への漏出もなかった。
実施例3 実施例2の円筒磁石の内径を9.5mmとし、強磁性回
転軸1と円筒磁石8の距離りをL=15dと設定した以
外は実施例2と同一の構成で画像出しを行なった。50
万枚連続して画像出しを行なっても画像に異常が発生す
ることなく安定して画像が得られた。又、磁性回転軸1
の駆動トルクも増加せず、現像剤11のベアリング6側
への漏出もなかった。
上記各実施例においては、体積平均粒径8μmの非磁性
トナーと重量平均粒径50μmの磁性粒子(キャリア)
を用いた2成分現像剤を用いたが、本発明は、これに限
定されるものではなく、従来用いられている粒径の2成
分現像剤及び1成分磁性現像剤、更には微細粒径の2成
分現像剤及びl成分磁性現像剤をも好適に使用しえるも
のである。
尚、以上の実施例では軸1の全体を鉄等の強磁性体製と
したが、軸1の磁石8又は81と対向する部分1′のみ
を鉄等の強磁性体としてもよい。
この場合は鉄等の短軸にステンレス鋼等の非磁性の長軸
を接合したり、非磁性の軸本体の1′の部分に鉄等の強
磁性体のリングを嵌合する等すればよい。
また、スクリュー軸端部のシール方法も、本実施例に限
定されず、例えば反撥磁界等により磁力線を強磁性体軸
に集中させ磁気ブラシを形成させてシールする方法を用
いてもよい。
更に、現像スリーブ21の両端部の軸に対しても以上の
シール手段が適用できるが、現像スリーブ端部からの現
像剤の漏出防止には特願平1−82849号に示したシ
ール手段が適用できるので、参考のために以下それを説
明する。
現像スリーブ21は、第5図に図示されるように、両端
に回転支持軸21a(第5図には片側の端部のみが図示
される)を有し、現像容器2の側壁2aに軸受12を介
して回転自在に支持される。尚、スリーブ21、スクリ
ュー51.52はギア列(図示せず)で連結され、モー
タによって連動回転される。
第5図に示されているように、現像スリーブ21の両端
部において、該現像スリーブ21の容器2内に位置する
部分を囲包する態様にて板状強磁性部材26が配置され
、現像容器側壁2aに固定的に取付けられる。板状強磁
性部材26はスリーブ21の両端部に、このスリーブ2
10回転方向に沿って配置され、スリーブ21に近接対
向している。そしてこの強磁性部材26は磁石22の形
成する磁界内に位置している。
強磁性部材26は、厚さ(1)が0.2〜1mm程度の
鉄板、ニッケル板、コバルト板、又はそれらの合金製の
板の如き強磁性材料にて作製されるのが好ましい。これ
らの材料は(1/2)(BH)maxが0.7J/d以
下である。
(BH)maxは、Bを残留磁束密度、Hを保磁力とし
て、BXHの最大値で、最大エネルギー積を示す。
強磁性部材26と現像スリーブ21周面との間の空隙(
g)は、限定されるものではないが、0.3〜2mmの
範囲で適当に選択される。
本実施例で、強磁性部材26は現像スリーブ21の周面
との間に−様な空隙(g)を形成するべく、現像スリー
ブ21と同中心を有した幅(w)を有した部分的環状と
されるが、その形状は設計者が所望に応じて種々の形状
とすることができる。重要なことは、強磁性板26が非
接触状態にて現像スリーブ21の周面に沿って配置され
ることである。又、強磁性板26の側面が現像スリーブ
21周面の法線に対してなす角度は現像剤の漏出をより
確実に防ぐ点で45°以下が好ましい。
又、強磁性板26は、現像スリーブ21の周面全部にわ
たって配置されるのが好ましいが、現像スリーブ21の
容器2内に位置する部分のみに対向配置してもよい。
このように、現像スリーブ21の両端部に強磁性板26
を配置することにより、現像スリーブ21の内部に設け
た磁石ローラ22の磁力によって強磁性板26が磁化さ
れ、磁石ローラ22と、該強磁性板26との間に磁気回
路が形成され、強磁性板26の現像スリーブ21側先端
部に磁界が集中し、従って該強磁性板26と現像スリー
ブ21との間の空隙部(g)に第6図に示すように現像
剤による密な磁気ブラシmが形成される。該磁気ブラシ
mは、現像剤が現像スリーブ21に沿って現像容器側壁
2aと現像スリーブ21表面との間の隙間を通って軸受
12へと進入することや、容器外に飛散することを阻止
する作用をなす。つまり、強磁性板26と現像スリーブ
21との間の空隙部(g)に形成される現像剤による磁
気ブラシmは端部シール部材としての機能をなす。尚、
現像剤が2成分現像剤の場合は、ブラシmは磁性キャリ
ア粒子の磁気ブラシであり、1成分現像剤の場合は磁性
トナーのブラシである。
第7図に他の実施例を示す。本実施例によると、強磁性
板26に隣接して強磁性板26と軸受12の間の位置で
先端部が現像スリーブ22に弾性的に撓んだ状態で当接
する弾性体シートから成る補助シール部材27を並設す
ることができる。
該補助シール部材27としては、例えば厚さ01〜0.
5mm程度のポリエチレンテレフタレート、ウレタンゴ
ムシート等が好適である。このように補助シール部材2
7を設けることにより、強磁性板26と現像スリーブ2
2との間の空隙部(g)に形成された現像剤による磁気
ブラシの一部が軸受12の方へと飛散するのを更に確実
に防止することができる。尚、補助シール部材27は、
強磁性板26がスリーブ21に対向するのと略同じ周長
もわたってスリーブ21に当接するのが好ましい。
第8図には、更に好ましい他の実施例が示される。
磁石ローラ22の磁極の数及び配向位置は、第3図に図
示するように構成する必要はなく他の極数、或いは他の
種々の配向位置にて構成し得るが、第3図に示す実施例
のNs極、N2極の形成する反撥磁界部に隣接した空隙
部(g)においては、現像剤による磁気ブラシの形成が
他に比べて弱(なる傾向がある。従って、もし斯る空隙
部分より現像剤が軸受12の方へと移動した場合にはこ
の現像剤を捕獲するために、補助シール部材として磁石
28を設けることができる。該磁石28は、強磁性板2
6と軸受12の間の位置で現像スリーブ21の周面に沿
って強磁性板26と同じ領域にわたって形成された部分
的環状永久磁石(磁石粉が内部分散されたゴム磁石、プ
ラスチック磁石等が適用できる)とされ、本実施例では
内側表面がS極に、外側表面がN極に着磁されており、
特にN、極、N2極間の反撥磁界領域からの現像剤の漏
れをシールする。本実施例によると、−旦磁石28で捕
獲された現像剤は、該磁石28と現像スリーブ21表面
との間の空隙部で磁気ブラシを形成し、それ以降にN、
極、N、極間の反撥磁界領域からの現像剤の漏れをシー
ルする機能をなす。
このようにスリーブ21の長手方向両端部も、スリーブ
間の磁石22と協働して磁気的に現像剤の漏出を防止す
ることにより、現像剤の溶融小粒塊の発生を更に防止す
ることができる。
1豆立皇1 以上説明した構成を有する本発明に係る現像装置は、回
転軸受部におけるシール効果を有効に発揮し、現像容器
内で現像剤に接して回転する部材の駆動負荷をさ程増加
させずに回転部材の長手方向端部からの現像剤の漏出を
容易に防止でき、更に、現像容器内に収容した現像剤が
溶融凝集して可視画像上に影響を及ぼすといったことは
なく、又、例え一部で溶融凝集した現像剤が作られたと
しても、可視画像上に影響を及ぼすことはなく、常に高
精細の画像を得ることができ、特に高画質のカラー画像
を得るのに適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る現像装置の回転部材の回転軸端
部を示す断面図である。 第2図は、本発明が適用できるカラー電子写真複写機の
概略構成図である。 第3図は、本発明の一実施例を示す現像装置の横断面図
である。 第4図〜第8図は、本発明に係る現像装置の他の実施例
の回転部材の回転軸端部の断面図である。 第9図〜第11図は、従来の現像装置の回転部材の回転
軸端部の断面図である。 に回転軸 2:現像容器 6:軸受部材 7二弾性シール部材 8.28.81:磁石部材 第2図 第3図 4 第5図 會 第6図 第7図 27 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)磁性粒子を有する現像剤を収容する容器と、前記容
    器に軸受部材によって支持され、そして該容器内で現像
    剤と接触しつつ回転する回転部材と、前記軸受部材より
    も前記容器内側寄りの位置で前記回転部材を囲包した磁
    石部材とを備え、前記回転部材は少なくとも前記磁石部
    材が対向する部分に強磁性体を有しており、そして前記
    磁石部材と前記強磁性体との間に形成される磁界によっ
    て、前記磁石部材と前記回転部材との間に現像剤磁気ブ
    ラシが形成されることを特徴とする静電潜像を現像する
    ための現像装置。 2)磁性粒子を有する現像剤を収容する容器と、前記容
    器に軸受部材によって支持され、そして該容器内で現像
    剤と接触しつつ回転する回転部材と、前記軸受部材より
    も前記容器内側寄りの位置で前記回転部材を囲包して設
    けられ、前記容器に固定された磁石部材と、前記磁石部
    材と前記軸受部材との間で前記回転部材に当接して設け
    られ、前記容器に固定された弾性シール部材とを備え、
    前記回転部材は少なくとも前記磁石部材が対向する部分
    に強磁性体を有しており、そして前記磁石部材と前記強
    磁性体との間に形成される磁界によつて、前記磁石部材
    と前記回転部材との間に現像剤磁気ブラシが形成される
    ことを特徴とする静電潜像を現像するための現像装置。 3)磁性粒子を有する現像剤を収容する容器と、前記容
    器に軸受部材によって支持され、そして該容器内で現像
    剤と接触しつつ回転する回転部材と、前記軸受部材より
    も前記容器内側寄りの位置で前記回転部材を囲包して設
    けられ、前記容器に固定された磁石部材とを備え、前記
    磁石部材は前記回転部材の長手方向に着磁されており、
    又、前記回転部材は少なくとも前記磁石部材が対向する
    部分に強磁性体を有しており、そして前記磁石部材と前
    記強磁性体との間に形成される磁界によって、前記磁石
    部材と前記回転部材との間に現像剤磁気ブラシが形成さ
    れることを特徴とする静電潜像を現像するための現像装
    置。 4)磁性粒子を有する現像剤を収容する容器と、前記容
    器に軸受部材によって支持され、そして該容器内で現像
    剤と接触しつつ回転する回転部材と、前記軸受部材より
    も前記容器内側寄りの位置で前記回転部材を囲包して設
    けられ、前記容器に固定された磁石部材とを備え、前記
    回転部材は少なくとも前記磁石部材が対向する部分に強
    磁性体を有しており、そして前記磁石部材と前記強磁性
    体との間に形成される磁界によって、前記磁石部材と前
    記回転部材との間に現像剤磁気ブラシが形成され、又、
    前記磁気ブラシは、前記回転部材の回転に従って回転す
    る回転ブラシ部分と、前記固定磁石部材に拘束されて実
    質的に回転しないブラシ部分とを有することを特徴とす
    る静電潜像を現像するための現像装置。 5)平均粒径が4〜10μmのトナー粒子と、平均粒径
    が30〜80μmの磁性キャリア粒子とを有する現像剤
    を収容する容器と、前記容器に軸受部材によって支持さ
    れ、そして該容器内で回転し現像剤を撹拌する回転部材
    と、前記軸受部材よりも前記容器内側寄りの位置で前記
    回転部材を磁性キャリア粒子の平均粒径の10倍よりも
    大なる間隙を介して囲包して設けられ、前記容器に固定
    された磁石部材とを備え、前記磁石部材は前記回転部材
    の長手方向に着磁されており、又、前記回転部材は少な
    くとも前記磁石部材が対向する部分に強磁性体を有して
    おり、そして前記磁石部材と前記強磁性体との間に形成
    される磁界によって、前記磁石部材と前記回転部材との
    間に現像剤磁気ブラシが形成され、又、前記磁気ブラシ
    は、前記回転部材の回転に従って回転する回転ブラシ部
    分と、前記固定磁石部材に拘束されて実質的に回転しな
    いブラシ部分とを有することを特徴とする静電潜像を現
    像するための現像装置。
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