JPH03235712A - 自動車における車高調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、「自動的における車高調整装置に関し、さ
らに詳しくは、停車中に操作される車高調整のための動
作時間の短縮に場効となる１転高調整装置に関する。

〔従来の技術〕

停車時の乗降性を向上させるため、乗用車等の車輌にお
ける車高を停車時に自動的に低下させることができる車
高調整装置付きサスペンションは、例えば、特開昭５８
−１２８１６号に係る提案のように、既に知られている
。

また、サスペンション機構の内、減衰力の大きさを２段
階以上に選択設定することかできばね定数をソフトとハ
ードとに切り換え得るように構成して、車輌停車中は乗
員の乗降による荷動きて発生する車体揺れを極力防止す
るために、大きな減衰力の設定とばね定数をハード化し
たサスペンション特性にする調整手段も、例えば、特開
昭６０−４４０６号で提案されている。

さらに、従来のこの種車高調整装置では、サスペンショ
ンシリンダの給排油路中のそれぞれ独立した２個のアキ
ュームレータの入口に配置したばね定数切換バルブを閉
じ、これと同時に該シリンダへの直前の油路中に配置し
た減衰力切換バルブの絞り（減衰力発生部）を小さく絞
り込んて、これによる発生減衰力を高くするようになし
た、例えば、特開昭５９−１５６８１３号に係る提案か
ある。

（発明か解決しようとする課題） ところて、このような車高調整のための従来１段による
と、車高調整のためのサスペンションシリンダへの作動
油の給排か、前記減衰力切換バルブにおける減衰力発生
部を通してなされるのて、停４ｊ時の高い減衰力設定下
で・ド高調整を行う場合には、調整終了まてに要する動
作時間か長引くことになる。

このことは、例えば、停車時からｉＮＮ副調整て降車可
能になるまての待機時間か長くなるという不都合か生し
る。

そこて、この発明は、このような車輌停止下で行われる
車高調整のための動作時間の短縮な計ることのてきる装
置の開発を目的とする。

（課題を解決するための手段〕 １：記した目的を達成するために、この発明では、容積
変化Ｕｌ能なアキュームレータを備えた油圧式サスペン
ションユニットと、小高検出り段と、！（（速検出手段
と、小高調整開始及びこれ等各手段からの情報に基き車
高かその時々の目標値になるように前記サスペンション
ユニットを調整する車高調整機能を備え、２段階以上の
減衰力切換とばね定数をソフトまたはハードに切り換え
得るように構成した車輌用サスペンション機構において
、前記減衰力切換のためのバルブを停車状態下て最も低
い減衰力発生状態に選択制御ｉｒｉに構成し、停十時に
おけるｉＦＬ高可変動作に連動して前記バルブを最も低
い減衰力発生状態に切り換えるようにしてなるｊ］動車
における車高調整装置を提案する。

（作　用） Ｌ記り段における減衰力切換のためのバルブは、例えば
入きさの異なる複数個のオリフィスの−・つな選択ｌＪ
能に構成したもので、サスペンションシリンダへのアキ
ュームレータを備えた給排路な流れる作動油を規制する
ように作用する。

そして、該バルブにおける減衰力の選択か、車輌の停車
中においても最も低い減衰力発生状７、！（オリフィス
径の大きい）を設定することかできる。

この停車中における前記バルブの減衰力が小さい場合は
、これを通過する作動油に対する抵抗か少なくて、感賞
量の作動油を短時間に通過させることかできる。

これにより、停車中における前記バルブの減衰力発生状
態か最も低くなるように選択設定すると、このことか、
そのときの車高２１整時間を短縮するように作用する。

（実施例〕 次に、この発明の好ましい実施例について詳述する。

第１図は、この発明の一実施例を示す油圧制御回路の構
成図て、２連ポンプｌａ、　１１＋からなる油圧源Ｉか
らは、リザーバー２に貯溜された作動油か汲み−Ｌげら
れて、吐出圧調整部３及びリリーフバルブ４による圧力
調整下に送り出される。

この圧油出力の一方はパワーステアリング駆動源として
活用され、他方かフローデバイダ−５を経てさらに圧力
安定化された上て、本装置のレベリングユニットＨに送
り込まれる。

このレベリングユニット■は、前記フローデバイダ−５
で分割されたフロントサスペンション用回路とリアサス
ペンション用回路とからなり、これ等両回路中には戻り
流量規制用のスロットル及チエツクハルフロ及びレベリ
ンクバルフ７とをそれぞれ直列に挿入してあり、かつ、
該レベリンクハルブ７と連動して開閉動作するアンロー
ドバルブ８を設けて、該アンロードバルブ８により前記
油圧源工からの吐出油及び後述するサスペンションユニ
ット側からの放出油の前記リザーバー２への戻り流路を
規制するようになしである。

従って、油Ｆト源Ｉから吐出する圧油は、車高を変、え
る際のレベリンクバルフ７の開放動作時にのみ、該バル
ブ７を通してサスベンジ１ンユニツトに向けて送り出さ
れ、巾高調整糾ｒ後の不作動時には、アンロードバルブ
８の開放下にリザーバー２へ戻される。

そして、このレベリンクバルブ７を通して送り出される
圧油は、アキＳＬ−ムレータ９ａ、　９ｂを備え１ばね
定数切換バルブ１２と減衰力切換バルブ１３とによって
流埴を規制される左右のフロントサスペンションコント
ロールユニット［Ｒ及び■１、をアン千ロールハルフＩ
ｎの介在ドに接続した並設回路中の一方（例えば、右側
ユニットｍＲ）に＋＋’を接供給されるようになしてあ
り、また１　リアサスペンションコントロールユニット
■Ｒ及びＩＶ　１．に対しても同様に構成しである。

なお、これ等各ユニットからは対応する各車軸のサスベ
ンジ１ンシリンタ１１における油室への作動油の給排回
路かそれぞれ延設される。

そこて、かかる実施例における車高調整の基本動作は、
先ず、車高を上げる場合に、各レベＩノンクバルフ７．
７及びアンチロールバルブ１０及び１０をそれぞれ開路
向きに作動させ、他方、アンロードバルブ８を閉しろこ
とによって、油圧３ａＩからの圧油か各サスペンション
コントロールユニット１ＩＩＲ，［Ｌ及びＩＶＲ，Ｉ’
ＶＬにそれぞれ均淳に送り込まれて、開放されたばね定
数切換バルブ１２及び減衰力切換バルブ１３による流値
規制を受けなから、各サスベンジ１ンシリンタ１１．１
■・・・の各ビス１−ンロツドを伸長させることによっ
て行なわれる。

そして、この状態で前記アンロードバルブ８を開放する
と、油圧源Ｉからの吐出油と共に各サスペンシコンコン
トロールユニット［１１及びｍｌ、並びにｒＶＲ，ｒｌ
、、からの放出油か前記両バルブＩ２及び１３に加えて
スロットル及チエツクハルフロによる流に規制を受けな
から、該バルブ８な通ってリザーバー２に戻されるので
、車高か徐々に降下する。

この車高のＬ昇または降下は各車首に掛かる荷重の差に
応して、前記格ユニットへの作動油の均等圧供給または
送出により調整高さ位置に差か生しるが１この車高変化
状態は車軸と車体との間に配置した車高センサーによっ
て常に実測されており、この実測値か等しくなるようア
ンチロールバルブ１０を開閉して左右車軸の高さ調整を
行うと共に、レベリンクハルブ７を開閉操作して車体前
後の傾きを修正する。

そして、この高さ調整並びに修正操作は、上述のｉト体
荷玉の片寄りによる場合の他に、乗員の乗降等による車
体荷重全体の荷動きに付いても同様にして行われる。

即ち、第２図に示す如く、前記車高調整並びに修正のた
めの各バルブ開閉を制御する電気的コントローラＶは、
車高調整の自動作動のためのφ高調整スイッチ１４の閉
成下に、スピードメーターと連動する車速センサー１５
及び車軸と重体との間に装着した車高センサー１６から
の各情報信号を入力とし、これ等情報の比較判断処理に
より前記レベリンクハルフ７、アンロードバルブ８、ば
ね定数切換バルブ１２及び減衰力切換バルブ１３等への
制御信号を出力するようになしである。

そこで、走行中に一１＃ａ−速か外型と判定されるに近
い所定速度以下になったことを車速センサー１５て検出
すると１乗員の乗降、荷物の積み下ろしによる荷動き変
動による車体揺れ防止のために、ばね定数切換バルブ１
２を閉じ状態にしてばね定数をハードにし、かつ減衰力
か最大になるように減衰力切換バルブＩＩを制御する。

この停車状態て、例えば乗降を検出する一つの手段とし
てのドアスイッチか閉（ドア開放）になったことを検出
するなどの車高下げ信号の出力で、コントローラＶを介
してサスペンションユニット１１から排油すべく、前述
のばね定数切換バルブ１２及びレベリングバルブ７等を
開き制御する。

この制御開始と同時に前記減衰力切換バルブ１３を減衰
力か最小になるように制御する。

そして、車高が［１標車高になると前記レベリングバル
ブ７等を閉鎖して車高保持状態にすると共に、該減衰力
切換バルブ１３を減衰力か最大になるように切り換える
。

この減衰力切換バルブ１３は、オリフィスの大きさを選
択可使に構成したもので、オリフィスの大きい側を選択
すると減衰力は小さく、オリフィスの小さい側を選択す
ると減衰力は大きくなる。

このために、車高調整時減衰力を最小にすると車高調整
時間は減衰力最大の場合より短くなる。

なお、エンジン始動により停車時の東隣に適した低重高
状態は制御油圧回路の内圧維持とともに高さ位置か保持
されており、従って、エンジン始動によりこの保持状態
から走行し適した標準車高状態に速やかに復帰させるこ
とかてきる。

〔発明の効果〕

このように、この発明装置の構成によれば、容積変化可
能なアキュームレータを愉えた油圧式サスペンションユ
ニットと、車高検出り段と重速検出手段と、型窩調整開
始及びこれ等容り段からの情報に基き車高かその時々の
目標イめになるように前記サスペンションユニットを調
整する車高調整ＩＩ　ｔＦを備え、２段階以Ｈの減衰−
力切換とばね定数をソフトまたはハードに切り換え得る
ように構成した車輌用サスベンジ１ンａ４Ｒにおいて、
前記減衰力切換のためのパルプを停・Ｖ状態下て較も低
い減衰力発生状態に選択制御可能に構成し、停車時にお
ける車高可変動作に連動して前記バルブを最も低い減衰
力発生状態に切り換えるように構成したのて、停車時の
１Ｐ体揺れ防１を計るためにすりフィスを小さくする等
して減衰力を大きくする制御と、停車時の車高調整を短
時間に行うために大きいオリフィスを選択する等の低減
衰力制御とを両立させ、これ等の両機渣を伍いに有効的
に保有てきて、従来装置における不都合を極めて効果的
に解消することかてきると共に、エンジン停止ト後にお
いて最低車高調整のままＣ１その作動油回路を保持する
ことがてきるのて、次のエンジン始動による車高再調整
時に、調整差を得るための必要量の作動油のみを供給す
るたけで良いので、作動油圧の損失を可及的に少なくす
ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明装置の一実施例を示す油圧作動回路の
構Ｉ＆図、第２図はこの発明装置の制御システムを示す
ブロック図である。 （符号の説明） ■・・・油圧源 ＩＩ・・・レベリングユニット ＩＩＩ　ｌ？、ｍ　Ｌ、ｎ７　Ｒ，ｆｆ　Ｌ　−・・サ
スヘンジョンコントロールユニット Ｖ−・・コントローラー ７・・・レベリングバルブ ８・・・アンロードバルブ ！０・・・アンチロールバルブ １１・・・サスペンションシリンタ １ｚ・・・ばね定数切換バルブ １３・・・減衰力切換バルブ １５・・・１Ｆ速センサー １６・・・車高センサー 代　　理　　人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 容積変化可能なアキュームレータを備えた油圧式サスペ
   ンションユニットと、車高検出手段と、車速検出手段と
   、車高調整開始及びこれ等各手段からの情報に基き車高
   がその時々の目標値になるように前記サスペンションユ
   ニットを調整する車高調整機能を備え、２段階以上の減
   衰力切換とばね定数をソフトまたはハードに切り換え得
   るように構成した車輌用サスペンション機構において、
   前記減衰力切換のためのバルブを停車状態下で最も低い
   減衰力発生状態に選択制御可能に構成し、停車時におけ
   る車高可変動作に連動して前記バルブを最も低い減衰力
   発生状態に切り換えるようにしてなることを特徴とする
   自動車における車高調整装置