JPH03232241A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH03232241A
JPH03232241A JP2150591A JP15059190A JPH03232241A JP H03232241 A JPH03232241 A JP H03232241A JP 2150591 A JP2150591 A JP 2150591A JP 15059190 A JP15059190 A JP 15059190A JP H03232241 A JPH03232241 A JP H03232241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
finger
wiring
semiconductor device
pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2150591A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0824133B2 (ja
Inventor
Kenji Hosoki
健治 細木
Takashi Matsuoka
敬 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2150591A priority Critical patent/JPH0824133B2/ja
Publication of JPH03232241A publication Critical patent/JPH03232241A/ja
Publication of JPH0824133B2 publication Critical patent/JPH0824133B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/40Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/41Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions
    • H01L29/417Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions carrying the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/41725Source or drain electrodes for field effect devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は半導体装置及びその製造方法に関し、特にマ
イクロ波やミリ波帯域で用いられる化合物半導体トラン
ジスタの特性を改善するための制御電極の構成、及び複
数の給電点を有する制御電極を用いた半導体装置の製造
方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は基本的な電界効果トランジスタ(Field 
Effect Transistor  ;以下、FE
Tと称す)の要部断面を示しており、図において、1は
半導体基板であって、動作に必要な導電層や絶縁層等が
形成されている。2はドレイン電極3からソース電極4
へ流れる電流を印加電界により変調するためのゲート電
極である。
さて、このようなFETの一つの大きな用途として低雑
音増幅器がある。この用途において、最も重要な性能指
数はFET自身が発生する雑音レベルを示す雑音指数(
NF)である。NFは使用周波数の増大に伴って劣化す
るため、マイクロ波やミリ波等の非常に高い周波数で用
いるためには様々な工夫を要する。最小雑音指数(NF
、、、)は通常、次の式で表われる。
NF  sin  =1+2πfKr  cgsu−ン
−−;1;ここで、gmは相互コンダクタンス、−R5
はソース直列抵抗、Rgはゲート抵抗、Cg−sはゲー
ト・ソース間容量、K、は定数、fは周波数である。
上記の式かられかる通り、NFの低減には相互コンダク
タンスgmの増加、ゲート・ソース間容量Cgs、ゲー
ト・ソース間抵抗Rs、及びゲート抵抗Rgの低減が重
要である。
Cgsの低減、gmの増加はデバイスのゲート長(Lg
)の短縮が最も有効であって、最近マイクロ波における
低雑音素子として注目されているGaAsMESFET
やHE MT (High Electr。
n Mobility Transistor)等のデ
バイスではLgは0.5μm以下と非常に細かく形成さ
れるのが通常である。しかるに、Lgの短縮はゲート断
面積の減少、ひいてはRgの増大を招き、第6図に示す
ような矩形のゲート電極ではNFの低減には限界があり
、例えば周波数126HzにおけるNF□、の値は1d
B前後にとどまる。
また、Rgを低減するための1つの方策は第7図に示す
ようなゲート電極のT型化である。第7図において、2
がゲート電極であって、断面形状がT型となっており、
Lgは半導体基板1と接する部分であって、非常に細か
く(例えば0.2μm)形成しても上部で拡大して断面
積を大きくすることにより、Rgの増大を抑えている。
このような構成により、NF□イが0.5〜0.6dB
の素子が実現されており、Rgの低減が非常に有効であ
ることを示している。しかし、T型のゲート電極を形成
することはLgを〜0.2μmと微細化しなければなら
ないこともあって、工業的には容易ではない。
また、第8図はFETの平面図である。図において、2
aはゲートフィンガー 2bはゲートパッド、3はドレ
イン電極、4はソース電極、5はゲートフィンガー2a
に電圧を印加するための給電点である。第6図や第7図
は第8図における■。
■−■、■における断面に相当するものである。
外部とはゲートパッド2bにワイヤを接着して接続する
通常、FET素子は第8図のように構成されており、ゲ
ートフィンガー2aには2つの給電点5から電圧が印加
されており、ゲートフィンガー2aの長さ(全ゲート幅
:Wg)は電気的には4つに分割されて単位ゲート幅Z
はWg/4になっていることになる。ゲート抵抗Rgと
全ゲート幅Wg、単位ゲート幅Zの間には、 の関係があり、同一の全ゲート幅Wgであれば給電点5
の数を増して単位ゲート幅Zを短縮することが有効であ
ることがわかる。
このように、給電点の数を増すことで、Rgの増大が防
止できるが、単純に第8図のような構成で給電点を増す
と、ゲートパント2bの数も増加し、外部との接続を多
数取らねばならず、また大面積のゲートパッドの増加は
浮遊容量の増大を招く。
そこで、ゲートパントの増加なしに給電点数を増す例を
第9図に示す。同図(a)は平面図、同図(b)は(a
)図におけるb−bでの部分断面模式図である。
本構成において、給電点数は5つであり、単位ゲート幅
ZはWg/10となりRgは大幅に低減されている。ゲ
ートパッド2bと給電点5はゲート配線6で接続されて
いるが、ゲート配線6はソース電極4と交差している。
ゲート配線6とソース電極6は電気的に絶縁されている
ことはもちろんであるが、その間の容量が大きくならな
いように注意する必要があり、その為、第9図〜)に示
すようにゲート配線6はソース電極4上で浮かせて配置
している。このような構造は通常エアブリッジと呼ばれ
、SiO□などの絶縁膜より空気の方が誘電率が小さい
ので低容量化を図ることができる。第9図のような例は
、例えば電子情報通信学会技術研究報告Vo1.88 
No、60 pp、39〜44 (198B)に示され
ており、このような構成によれば、T聖断面形状のゲー
トを用いずとも0.5〜0.6dBと良好なNF、、l
、を実現できることが示されている。
またゲート抵抗低減の手法として第10図に示すような
構成も考えられている(欧州特許0203225A2.
アイ・イー・イー・イー・トラZザクションズオン エ
レクトロン デバイシイズ、 HD−32巻。
12号、 1985年12月、  2754〜2759
頁「エアブリッジゲートFET  フォア GaAsモ
ノリシックサーキットJ (IEEE Transac
tions on ElectronDevices、
 Vol、 HD−32,No12. Decembe
r 1985 pp、2745〜2759. Airb
ridge Gate FET for GaAs M
on。
l1thic circuits”))、同図(a)は
その平面図、同図(b)は(a)図におけるb−b線で
の断面図である。
本構成はゲート配線6は第8図と同様の考え方でエアブ
リッジ構造を採っているが、特徴的なことは給電が点で
はなく、ゲート幅全体において行われていることである
。このような構成を採ればRgは事実上無視し得る程度
の値まで低減でき、低雑音性能上、非常に有利であるこ
とは明らかである。しかるに、ゲート電極6とソース電
極4とは大面積で交差しており、エアブリッジ構成を採
ってもゲート容量の増大は極めて問題である。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように、低雑音FETを形成するためにゲート抵
抗の低減が種々の方法により試みられているが、製造方
法が工業的に見て非常に困難を伴っていたり、特性に悪
影響を及ぼすゲート容量の増大を伴っていたりして、性
能改善が不十分であった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ゲートパッドあるいはゲート容量の増大を伴
わずにゲート給電点数を増してゲート抵抗を低減でき、
雑音性能の優れた半導体装置の構造、さらには複数の給
電点を有する制御電極を用いた半導体装置の製造方法を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る半導体装置は、基板上に延在するゲート
フィンガー上に複数の給電点を有し、隣接する給電点同
士をゲートフィンガー上の空気を介在する部位に位置す
るゲート配線にて接続し、該配線の一部より核部のゲー
トバントへの接続を行なうように構成したものである。
また、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、半導
体基板上に形成された電界効果トランジスタのゲートフ
ィンガーにゲートパッドへ至るゲート配線を接続する工
程において、ゲートフィンガーを覆うように薄い絶縁膜
を形成し、その所望の位置にコンタクトホールを形成し
て該ゲートフィンガーの一部を露出させてゲートフィン
ガー上の給電点とし、コンタクトホールを覆うようにコ
ンタクトパッドを形成し、これにゲート配線を接続する
ようにしたものである。
〔作用〕
この発明の半導体装置においては、ゲートフィンガーの
給電点とゲートパッドと間のゲート配線は、まず、給電
点同士をゲートフィンガー真上の空中を通してゲート配
線により接続した後、このゲート配線の一部を外部のゲ
ートパッドへ引き出して構成したので、ゲート配線とソ
ース電極との交差を最小限に抑えることができ、ゲート
容量の増大を招くことなくゲート抵抗の低減が図れ、良
好な雑音性能を有するFETを構成できる。
また、この発明による半導体装置の製造方法においては
、ゲートフィンガー形成工程後に、ゲートフィンガー上
のコンタクトホールに制限された領域にゲート給電点を
形成するので、ゲート給電点の寸法は技術的に可能な限
り小さくできる。また、ゲートフィンガ形成時には給電
点となる領域を形成しないので、ゲートフィンガーは単
一幅を有するパターンとなり、ゲートフィンガーを基板
のリセス部に形成する際にはリセスエッチングを制御性
よく行える。さらにこのような単一幅のゲートフィンガ
ーでは、ゲートフィンガー形成のためのレジストパター
ンのEB直接描画図のスルーブツトが向上する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の第1の実施例による半導体装置の構
成を示す図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は
斜視模式図を表わしている。図中、ゲートフィンガー2
a上に給電点5は5つあり、給電点5はゲートフィンガ
ー2a上の空気を介在する部位に位置するゲート配線6
により隣り−合うもの同士がエアブリッジにより接続し
、さらに配線6を中央の給電点部から外部のゲートパッ
ド2bへ引き出すように構成している。
このように本実施例では、ゲートフィンガー2aの給電
点5同士をゲートフィンガー2a真上の空中を通してゲ
ート配線6により接続した後、このゲート配線6の1部
を外部のゲートバッド2bへ引き出した構成としたので
、給電点を多数とった場合においてもゲート配線6とソ
ース電極4との交差をなくすことができ、ゲート容量C
、の増大を招くことなく、ゲート抵抗の低減を有効に図
ることができる0例えば従来の第6図に示す構成におい
ては、給電点5の増加に伴いゲート配wA6とソース電
極4が交差することにより生じるゲート容量C91の増
加分が全Cgsの15%であったのに対し、本発明の構
成では、ゲート配線6とソース電極4との交差をなくす
ことにより、これを0%にでき、これにより最小雑音指
数NF□7を0゜6dBから0.52dBにまで改善す
ることができる。
また、第2図はゲートパッドへの接続をゲート配線の端
部より行った本発明の第2の実施例による半導体装置の
一例を示している。同図(a)は平面図、同図(b)は
(a)図におけるn b−n b断面を示している。上
記第1の実施例と異なるのは外部との接続を行っている
部位のみである。
末弟2の実施例ではパターンを真上から見た時にゲート
配線6とソース電極4とを全く交差させない配線が可能
であって、給電点数を増やしてもゲート容量の増大を抑
止することができる。また、ゲート配線6の断面積はゲ
ートフィン力’−2aの断面積よりもはるかに大きくす
ることが可能で、Rgの低減が有効になされる。
また、第2図(C)は第2図(a)のl1c−11c断
面部の一例を示す模式図である。本構成はソース直列抵
抗Rsを低減するだめの一つの工夫であり、図に示すよ
うにゲートフィンガー2aをソース電極4に近づけて配
置しており、例えばソース・ゲート間距離Ls、は1μ
m、ゲート長り、は0. 5μm、ドレイン・ゲート間
距離Lm、は2μm程度の長さに形成している。
また、さらにこのような構成においては、ゲート配線6
をドレイン電極3側に寄せて形成しているので、ゲート
配&I6をソース電極4との距離を大きくとることがで
き、容量の増大を防止することも可能となる。
また、本実施例のゲート配線6は幅3μm、高さ2μm
であり、この程度の配線の形成は上述のようにメツキ技
術等により容易に可能である。
なお、上記第1の実施例及び第2の実施例ではゲートバ
ッド2bへのゲート配線6引き出しをゲートフィンガ−
2a中央部、あるいは端部より行うようにしたが、本発
明の趣旨から引き出し位置はこれらに限定されるもので
はなく、また、引き出し電極は1本に限定されるもので
もない。またさらに、第1図(b)に示すように引き出
し電極部は第1Ii(1(ト)に示すように空中配線す
る必要は必ずしもない。
また、上記実施例は、HEMT、GaAsMESFET
等の高周波領域で用いる電界効果トランジスタのすべて
の制wIJii極構造に適用できるものである。
また、第4図(a)〜(e)は、給電点コンタクトの形
成方法を示すプロセスフロー図である。
図において、1は半導体基板、12はこの半導体基板1
上に形成されたレジスタパターンで開口部13が形成さ
れている。14は該パターン13を用いて形成されたゲ
ートフィンガー 15はゲート給電点である。16はコ
ンタクトホール7を/開口する絶縁膜、18はゲートフ
ィンガー14に信号を入力するために外部と接続するた
めのゲートコンタクトパッド、19.21はゲート配線
である。
次に第4図の製造方法について説明する。
まず、半導体基板1上にレジスト膜12塗布し、光学露
光やEB(ii電子線露光などを用いて開口部3を形成
する(第4図(a))。
次に、このパターン13を用いて、蒸着リフトオフ二法
でゲート電極パターンを形成する。この時、通常、ゲー
トフィンガー14部はItLm以下(好ましくは0.2
μm程度)の幅に、ゲート給電点15部は数μmの幅(
好ましくは5μm程度)に設定する(第4図(b))。
次いで全面に絶縁膜16を堆積した後、コンタクトホー
ル17をゲート給電点15上に設け、ゲ−)を種層を露
出させる(第4図(C))。
さらにゲート給電点15部分の上に、ゲートコンタクト
バッド18を設け、同様にコンタクトホールを開口する
(第4図(d))。
さらに、全面に2μm程度の膜厚に第1のレジストを堆
積し、コンタクトホール17上の第1のレジストに写真
製版により孔を設け、基板全面にスパッタ等の方法によ
りT i / A u等の導電層21を設け、さらに、
該導電層21上に第2のレジストを堆積し、露光、現像
によりゲート配線形成部分に相当する領域の第2のレジ
ストを除去し、次に、ゲート配線形成部分に電界メツキ
等の方法によりAuを堆積し、ゲート配線19を形成す
る。
その後、有機溶剤等により第2のレジストを除去し、ゲ
ート配線19の周りの導電層をイオンミリング等のドラ
イエツチング法により除去し、さらに有機溶剤によりゲ
ート配線19とゲートフィンガー14間に存在する第1
のレジストを除去し、ゲート給電点15上にエアブリッ
ジ構造のゲート配線19.21を接続していた(第4(
e))。
ところが、上記の製造方法には3つの問題点がある。
まず、1つは、ゲート配線19とゲート給電点15を接
続する導電層の柱21を形成する工程において、該柱2
1の形成には、上述のようにその厚みがエアブリッジの
高さ(約2μm〜3μm)程度の第1のレジストを設け
、コンタク、トホール17上で第1のレジストを貫通す
るように孔を開ける工程を必要とするが、この時の写真
製版の合わせ余裕と解像度の関係から、コンタクトホー
ルの孔の径は通常、5μm以上は必要となる。そして、
このコンタクトホール径の大きさはそのままゲート給電
点が占める面積に反映する。
一般に、本構造のようにゲート給電点17がトランジス
タの構成上、ドレイン電極やソース電極の近くに位置せ
ざる得ないものにおいては、給電点17の面積の大きさ
が、トランジスタの性能に悪影響を及ぼす寄生容量の大
きさを大きく左右する。
従って、上記の構造のように給電点の面積が5μm以上
の大きなものにおいては、寄生容量が増大し、トランジ
スタ性能が大幅に劣化するという問題点があった。
また、ゲートフィンガー14の幅、即ち、ゲート長はト
ランジスタの性能向上のために、0.5μm以下程度に
小さ(設計されている。このような0.5μm以下のゲ
ート長を有するゲート電極形成のためには現在、EB露
光法が多く用いられている。ところが、これは0.1μ
m程度に細く絞った電子線でレジストを露光していくた
め、第4図(a)に示すように描画面積が途中のゲート
給電点部で面積が増大している開口部13の形成に際し
ては、ゲート給電点部で時間的に太き(ロスし、スルー
プットの低下を招くこととなっていた。
さらに、第4図中では略しているが、ゲート電極の形成
前にはリセスと呼ばれる工程、すなわち、第4図(a)
の状態で開口部の基板を少しエンチングにより掘り込ん
で、第5図に示すように基板のリセス開口部20にゲー
トを掻を形成し、特性の調整を行なうことが広く行なわ
れているが、このリセスエッチングに際して、そのエン
チング速度が開口面積の変化するゲート給電点周辺で変
動しやすく、特性の制御性悪化を招いていた。
そこで、上述の問題点である、寄生容量の増大を抑え、
EB描画の際のスループントを向上でき、リセスの均一
化を図ることができる、半導体装置の製造方法を以下に
示す。
この発明による製造方法は、ゲートフィンガー形成工程
とは別な工程でゲート給電点を形成するものであり、ゲ
ート給電点をゲートフィンガー形成工程後に、コンタク
トホールに制限された領域に形成するものである。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第3図はこの発明の一実施例による一複数の給電点を有
する制?11電極を備えた半導体装置の製造方法の各主
要工程を示した図であり、図において、lは半導体基板
、12は該基板1上に形成したレジストパターンでゲー
トフィンガー形成部分に相当する部位に開口部13が形
成されている。14は該パターン13を用いて形成した
ゲートフィンガー、16はコンタクトホール17を開口
するための絶縁膜である。また、18はゲート給電点に
接続されたゲートコンタクトパッド、19.21はゲー
ト給電点17に外部から信号を入力するために接続した
ゲート配線である。
以下、第3図の製造方法について説明する。
まず、半導体基板1上にレジスト膜12を塗布し、光学
露光やEB露光などを用いて開口部3を形成する(第3
図(a))。このとき、第4図に示した上記の製法と異
なり、後に給電点バンド18が形成される部位は特に太
く形成しない。
次に、このパターン12を用いて蒸着リフトオフ法によ
りゲート電極パターン、つまりゲートフィンガーを形成
する(第3図(b))このとき、外観上はゲート給電点
パッドは形成されていない。
次いで、全面に絶縁膜6を形成後、ゲート給電点パッド
を形成すべき部分にコンタクトホール17を開口してゲ
ート電極の一部を露出させる。この時、構造上の制約は
ないことから、コンタクトホールの大きさは、技術的に
可能の限り小さく出来、例えば容易に1.5 μm平方
のコンタクトホールをゲートフィンガー上に形成するこ
とができる(第3図(C))。
次いで、コンタクトホール17により開口されたゲート
給電点となる部位に、配線金属18を設け、同様にコン
タクトホール17上に開口部を形成する(第3図(d)
)。
配線金属18の形成後、上述したように、コンタクトホ
ール17上で開口部を有する第1のレジストを設け、基
板全面にスバンタ等の方法によりTi/Au等の導電層
21を設け、さらに、該導電層21上に第2のレジスト
を設け、露光、現像によりゲート配線形成部分の第2の
レジストを除去して該除去した部分に電界メツキ等の方
法によりAuを堆積し、ゲート配線19を形成する。そ
の後、有機溶剤等により第2のレジストを除去し、ゲー
ト配線19の周りの導電層をドライエツチングにより除
去後、さらに有機溶剤により残存している第1のレジス
トを除去して、ゲート給電点15上にエアブリッジ構造
のゲート配線19.21を形成する。
そしてこのように形成したゲート配線を中央の給電点部
から引き出して外部に形成したゲートパッドと接続する
ことにより、第1図に示す構成のものが得られる。
このような本実施例の製造方法によれば、ゲートフィン
ガー形成とゲートコンタクトパッド形成を別工程で行う
様にしたので、第3図(a)に示すようにEB直接描画
は単一の幅を有するパターンを描けばよく、従来のよう
に描画面積の増大がないので、描画時のスルーブツトを
大幅に向上できる。
また、レジストパターン12は開口部13の面積が変化
するものではないので、基板にリセス開口部を設けるた
めのエツチングをする際のエツチングの不均一が生じに
くくなり、制御性、再現性よくリセスを形成できる。
さらに、本実施例では、ゲート給電点の寸法は第3図(
C)の工程で形成する絶縁膜6のコンタクトホールの大
きさによって決まり、このコンタクトホールの大きさは
写真製版の合わせ余裕及び解像度及び絶縁膜6の膜厚等
から1.5μm平方程度にまで小さく形成できるので、
寄生容量を大幅に低減できる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、ゲート給電点同士を
ゲートフィンガー上で直脱空中配線により接続するよう
にしたので、ゲート電極とソース各電極間の容量を増大
させることなく、多給電点化によるゲート抵抗の低減を
図ることができ、工業的にも安易に低雑音の半導体素子
を製造することができる効果がある。
また、この発明によれば、ゲートフィンガー形成とゲー
トコンタクトパッド形成を別工程で行う様にしたので、
EB直接描画時のス)L=−プツトを大幅に向上でき、
また、リセス時のエツチングの不均一を生じにくくする
効果がある。さらに、実施例で見た様に、ゲート給電点
の寸法を小さくできるので、寄生容量を小さくすること
ができ、高性能のトランジスタを高い歩留まりで製造出
来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)はこの発明の第1の実施例によ
る半導体装置を示す平面図及びその斜視図、第2図(a
)〜(C)はこの発明の第2の実施例による半導体装置
を示す平面図及びその断面図、第3図はこの発明の半導
体装置の製造方法の一実施例によるゲート給電コンタク
トの製造方法を示す要部斜視図、第4図は第3図の従来
例に相当するゲート給電コンタクトの製造方法を示す要
部斜視図、第5図は第4図の基板にリセスを形成した様
子を示した図、第6図は従来の基本的なFETの要部断
面図、第7図は従来のT型ゲートを有するFETの要部
断面図、第8図は従来のFETの平面図、第9図(a)
。 (b)は従来の複数の給電点を有するFETの平面図及
びその断面図、第10図(a)、 (b)は他の従来の
半導体装置の平面図、及び断面図である。 図において、1は半導体基板、2はゲート電極、2a、
14はゲートフィンガー 2bはゲートパッド、3はド
レイン電極、4はソース電極、5゜15はゲート給電点
、6,19.21はゲート配線、12はレジスト、13
は開口部、16は絶縁膜、17はコンタクトホール、1
8はゲートコンタクトパッドである。 なお閲中同−符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高周波帯域で使用する電界効果トランジスタを含
    む半導体装置において、 電界効果トランジスタの基板上に延在するゲートフィン
    ガー上の複数の給電点と、 上記ゲートフィンガー上の空気を介在する部位に位置し
    、上記隣接する給電点同士を接続するゲート配線と、 該ゲート配線と接続され、外部からの信号を入力するゲ
    ートパットとを備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. (2)上記ゲート配線は上記ゲートフィンガーから上記
    ゲートパッドへ至る範囲でソース電極と交差しないこと
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. (3)上記ゲートフィンガー上の上記ゲート配線は上記
    ゲートフィンガーに対してドレイン電極側にオフセット
    されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置
  4. (4)半導体基板上に形成された電界効果トランジスタ
    のゲートフィンガーにゲートパッドへ至るゲート配線を
    接続する工程を有する半導体装置の製造方法において、 上記ゲートフィンガーを覆うように薄い絶縁膜を形成す
    る工程と、 該絶縁膜にコンタクトホールを形成して上記ゲートフィ
    ンガーの一部を露出させ、該露出部を給電点とする工程
    と、 上記コンタクトホールを覆うようにコンタクトパッドを
    形成する工程と、 該コンタクトパッドにゲート配線を接続する工程とを含
    むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP2150591A 1989-08-31 1990-06-08 半導体装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JPH0824133B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2150591A JPH0824133B2 (ja) 1989-08-31 1990-06-08 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22642089 1989-08-31
JP1-226420 1989-08-31
JP2150591A JPH0824133B2 (ja) 1989-08-31 1990-06-08 半導体装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03232241A true JPH03232241A (ja) 1991-10-16
JPH0824133B2 JPH0824133B2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=26480136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2150591A Expired - Fee Related JPH0824133B2 (ja) 1989-08-31 1990-06-08 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0824133B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012023212A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体装置
KR20140054624A (ko) * 2012-10-29 2014-05-09 엘지이노텍 주식회사 전력 반도체 소자

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5425678A (en) * 1977-07-28 1979-02-26 Nec Corp Field effect transistor of ultra high frequency and high output
JPS56133876A (en) * 1980-03-24 1981-10-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Manufacture of junction type field effect semiconductor device
JPS61181170A (ja) * 1985-01-28 1986-08-13 アルカテル イタリア ソシエタ ペル アチオニ 金属半導体電界効果トランジスタ及びその製造方法
JPH01214067A (ja) * 1988-02-22 1989-08-28 Nec Corp ゲート電極及び配線とその製造方法
JPH0338842A (ja) * 1989-07-06 1991-02-19 Sharp Corp 半導体装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5425678A (en) * 1977-07-28 1979-02-26 Nec Corp Field effect transistor of ultra high frequency and high output
JPS56133876A (en) * 1980-03-24 1981-10-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Manufacture of junction type field effect semiconductor device
JPS61181170A (ja) * 1985-01-28 1986-08-13 アルカテル イタリア ソシエタ ペル アチオニ 金属半導体電界効果トランジスタ及びその製造方法
JPH01214067A (ja) * 1988-02-22 1989-08-28 Nec Corp ゲート電極及び配線とその製造方法
JPH0338842A (ja) * 1989-07-06 1991-02-19 Sharp Corp 半導体装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012023212A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体装置
KR20140054624A (ko) * 2012-10-29 2014-05-09 엘지이노텍 주식회사 전력 반도체 소자

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0824133B2 (ja) 1996-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6020613A (en) Field effect transistor array including resistive interconnections
JP3450713B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法、マイクロストリップ線路の製造方法
JP2002299351A (ja) 電力増幅用半導体装置
JP3364404B2 (ja) 半導体の入出力接続構造
US5019877A (en) Field effect transistor
JP2000022089A (ja) 電界効果トランジスタおよびその製造方法
JPH03232241A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH11283994A (ja) マルチフィンガー型電界効果トランジスタ
JPH01158801A (ja) マイクロストリップライン
JPS62273755A (ja) 電界効果トランジスタおよびその製造方法
JP3114687B2 (ja) 半導体装置
JP2000031708A (ja) モノリシックマイクロ波集積回路
JPH1093021A (ja) マイクロ波集積回路
JP2576773B2 (ja) マルチフィンガー型電界効果トランジスタ
JPH11265983A (ja) 半導体装置
JP3209268B2 (ja) 電界効果トランジスタ及びその能動回路
JPH1154699A (ja) 高周波集積回路装置
JP2000021635A (ja) スパイラルインダクタおよびそれを用いた集積回路
JP3493152B2 (ja) 半導体装置
JPH11346105A (ja) マイクロ波平面回路
JP2001345606A (ja) Mmic増幅器
JPS62294303A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPS63202974A (ja) 半導体装置
JPS63164504A (ja) 半導体装置
JP3566146B2 (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees