JPH01158801A - マイクロストリップライン - Google Patents
マイクロストリップラインInfo
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- JPH01158801A JPH01158801A JP62316319A JP31631987A JPH01158801A JP H01158801 A JPH01158801 A JP H01158801A JP 62316319 A JP62316319 A JP 62316319A JP 31631987 A JP31631987 A JP 31631987A JP H01158801 A JPH01158801 A JP H01158801A
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- Japan
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- microstrip line
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Links
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Landscapes
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Waveguides (AREA)
- Microwave Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
マイクロ波集積回路等に於けるマイクロストリップライ
ンに関し、 マイクロストリップラインの損失の低減及び電流容量の
増大を図ることを目的とし、 下面に接地導体を有する誘電体基板上に、上部の幅を基
部の幅の2倍以上とした断面T字状の導体を設けて構成
した。
ンに関し、 マイクロストリップラインの損失の低減及び電流容量の
増大を図ることを目的とし、 下面に接地導体を有する誘電体基板上に、上部の幅を基
部の幅の2倍以上とした断面T字状の導体を設けて構成
した。
本発明は、マイクロ波集積回路等に於けるマイクロスト
リップラインに関するものである。
リップラインに関するものである。
マイクロ波集積回路(MIC)は、セラミック等の誘電
体基板上に、トランジスタチップや回路素子チップ等を
搭載して構成するハイブリッド型と、GaAs等の半導
体基板上にトランジスタ等の能動素子と共に整合回路等
を形成して構成するモノリシック型とに大別される。こ
のようなマイクロ波集積回路に於ける配線は、通常マイ
クロストリップラインが用いられている。
体基板上に、トランジスタチップや回路素子チップ等を
搭載して構成するハイブリッド型と、GaAs等の半導
体基板上にトランジスタ等の能動素子と共に整合回路等
を形成して構成するモノリシック型とに大別される。こ
のようなマイクロ波集積回路に於ける配線は、通常マイ
クロストリップラインが用いられている。
従来のマイクロストリップラインは、例えば、第4図に
示す構成を有するものであり、21は誘電体基板、22
は導体、23は接地導体である。
示す構成を有するものであり、21は誘電体基板、22
は導体、23は接地導体である。
誘電体基板21は、ハイブリッド型のマイクロ波集積回
路を形成する場合に、厚さが250μm〜650 μm
のアルミナ(A 12203 ) (比誘電率ε、=
9.5〜9.9)が比較的多く使用され、モノリシック
型のマイクロ波集積回路を形成する場合は、厚さが50
μm〜150μmのGaAs (比誘電率εr−13)
が比較的多く使用される。
路を形成する場合に、厚さが250μm〜650 μm
のアルミナ(A 12203 ) (比誘電率ε、=
9.5〜9.9)が比較的多く使用され、モノリシック
型のマイクロ波集積回路を形成する場合は、厚さが50
μm〜150μmのGaAs (比誘電率εr−13)
が比較的多く使用される。
前述のマイクロストリップラインのインピーダンスZ。
は、誘電体基板21の比誘電率ε1、厚さ、導体22の
幅等により定まるものであり、誘電体基板21の比誘電
率ε、が大きいと、インピーダンスZoは小さくなり、
又導体22の幅を広くすると、インピーダンスZ。は小
さくなる。従って、50Ω等の所望のインピーダンスZ
oを得る為の導体22の幅は、誘電体基板21としてア
ルミナを用いた場合よりも、比誘電率ε1が大きいGa
Asを用いた場合に狭くすることができ、小型化を図る
ことができる。又導体22の厚さは一般には幅に対して
無視し得る程度に選定されている。
幅等により定まるものであり、誘電体基板21の比誘電
率ε、が大きいと、インピーダンスZoは小さくなり、
又導体22の幅を広くすると、インピーダンスZ。は小
さくなる。従って、50Ω等の所望のインピーダンスZ
oを得る為の導体22の幅は、誘電体基板21としてア
ルミナを用いた場合よりも、比誘電率ε1が大きいGa
Asを用いた場合に狭くすることができ、小型化を図る
ことができる。又導体22の厚さは一般には幅に対して
無視し得る程度に選定されている。
第5図はマイクロ波増幅回路の説明図であり、31は入
力端子、32は出力端子、33.34は電界効果トラン
ジスタ、35〜39はコンデンサ、40〜43はバイア
ス電圧印加用の端子、44〜51はマイクロストリップ
ラインからなる整合回路等の回路素子ある。
力端子、32は出力端子、33.34は電界効果トラン
ジスタ、35〜39はコンデンサ、40〜43はバイア
ス電圧印加用の端子、44〜51はマイクロストリップ
ラインからなる整合回路等の回路素子ある。
回路素子44〜41を含めて、各部はマイクロストリッ
プラインにより接続されており、又電界効果トランジス
タ33.34は、端子40.42からゲートバイアス電
圧が印加され、端子41゜43からドレインバイアス電
圧が印加されて、入力端子31に加えられたマイクロ波
信号が並列接続のトランジスタ33.34により増幅さ
れ、出力端子32から出力される。
プラインにより接続されており、又電界効果トランジス
タ33.34は、端子40.42からゲートバイアス電
圧が印加され、端子41゜43からドレインバイアス電
圧が印加されて、入力端子31に加えられたマイクロ波
信号が並列接続のトランジスタ33.34により増幅さ
れ、出力端子32から出力される。
ドレインバイアス電圧を印加する為の回路素子47.5
1は、比較的高インピーダンスとするものであり、従っ
て、この回路素子47.51を構成するマイクロストリ
ップラインの導体22 (第4図参照)の幅は狭く形成
されている。
1は、比較的高インピーダンスとするものであり、従っ
て、この回路素子47.51を構成するマイクロストリ
ップラインの導体22 (第4図参照)の幅は狭く形成
されている。
C発明が解決しようとする問題点〕
モノリシック型のマイクロ波集積回路に於いては、前述
のように、アルミナ基板(例えば、厚さ250〜650
μm)に比べて一般に板厚が薄く(例えば、厚さ50〜
150μm)、且つ誘電率の高いGaAs基板を用いる
ものであるから、アルミナ基板を用いた場合よりも、同
一のインピーダンスを得る為のマイクロストリップライ
ンの導体220幅を狭くする必要がある。その為に、マ
イクロストリソプラインによる損失が大きくなり、増幅
回路としての利得を大きくすることができないことにな
る。
のように、アルミナ基板(例えば、厚さ250〜650
μm)に比べて一般に板厚が薄く(例えば、厚さ50〜
150μm)、且つ誘電率の高いGaAs基板を用いる
ものであるから、アルミナ基板を用いた場合よりも、同
一のインピーダンスを得る為のマイクロストリップライ
ンの導体220幅を狭くする必要がある。その為に、マ
イクロストリソプラインによる損失が大きくなり、増幅
回路としての利得を大きくすることができないことにな
る。
又マイクロストリップラインの幅を狭くすることにより
、電流容量が小さくなり、比較的大きい電流を供給する
必要がある電力増幅回路に於いては、充分な電流が供給
できない欠点が生じる。
、電流容量が小さくなり、比較的大きい電流を供給する
必要がある電力増幅回路に於いては、充分な電流が供給
できない欠点が生じる。
又第5図に示すような増幅回路に於いては、整合回路や
スタブを含めてマイクロストリップラインのバターニン
グを行った後、最終配線工程として金(Au)等を鍍金
するものであるが、これによって、マイクロストリップ
ラインの導体22 (第4図参照)の幅の精度が低下し
、数μmの導体22の幅に対する誤差が大きくなるから
、所望のインピーダンスからずれる欠点があった。
スタブを含めてマイクロストリップラインのバターニン
グを行った後、最終配線工程として金(Au)等を鍍金
するものであるが、これによって、マイクロストリップ
ラインの導体22 (第4図参照)の幅の精度が低下し
、数μmの導体22の幅に対する誤差が大きくなるから
、所望のインピーダンスからずれる欠点があった。
本発明は、マイクロストリップラインの損失の低減及び
電流容量の増大を図ることを目的とするものである。
電流容量の増大を図ることを目的とするものである。
本発明のマイクロストリップラインは、断面T字状とし
たものであり、第1図を参照して説明する。下面に接地
導体3を有する誘電体基板1上に、上部2bの幅を基部
2aの幅の2倍以上とした断面T字状の導体2を設けた
ものである。
たものであり、第1図を参照して説明する。下面に接地
導体3を有する誘電体基板1上に、上部2bの幅を基部
2aの幅の2倍以上とした断面T字状の導体2を設けた
ものである。
マイクロストリップラインを構成する断面T字状の導体
2の上部2bは、その周囲が空気(誘電率ε、=1)で
あるから、インピーダンスには殆ど寄与しないものとな
り、マイクロストリップラインのインピーダンスとして
は、基部2aの幅でほぼ決定される。従って、高インピ
ーダンスで低損失のマイクロストリップラインを容易に
形成することができる。又断面積が大きくなるから、電
流容量を大きくすることができる。
2の上部2bは、その周囲が空気(誘電率ε、=1)で
あるから、インピーダンスには殆ど寄与しないものとな
り、マイクロストリップラインのインピーダンスとして
は、基部2aの幅でほぼ決定される。従って、高インピ
ーダンスで低損失のマイクロストリップラインを容易に
形成することができる。又断面積が大きくなるから、電
流容量を大きくすることができる。
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明の詳細な説明図であり、接地導体3を下
面に形成した誘電体基板1上に、断面T字状の導体2を
設けたものである。この導体2の上部2bの幅W2を、
基部2aの幅W1の2倍以上とするものある。例えば、
GaAsを誘電体基板1とし、30GHz帯に於いて、
高インピーダンスが要求されるマイクロストリップライ
ンの導体2の基部2aの幅W1を5μm、厚さtlを2
pm、上部2bの幅W2を10.crm、厚さt2を2
μmとすることができる。
面に形成した誘電体基板1上に、断面T字状の導体2を
設けたものである。この導体2の上部2bの幅W2を、
基部2aの幅W1の2倍以上とするものある。例えば、
GaAsを誘電体基板1とし、30GHz帯に於いて、
高インピーダンスが要求されるマイクロストリップライ
ンの導体2の基部2aの幅W1を5μm、厚さtlを2
pm、上部2bの幅W2を10.crm、厚さt2を2
μmとすることができる。
マイクロストリップラインのインピーダンスとしては、
前述のように、導体2の上部2bの周囲が比誘電率ε、
の空気であるから、誘電体基板1上の導体2の基部2a
の幅W1によりほぼ決まるものであり、この幅W1をエ
ツチング等により正確に形成することができるから、所
望のインピーダンスを正確に得ることができる。又上部
2bは基部2a上に形成し、インピーダンスに与える影
響は殆どないから、鍍金等により容易に形成することが
できる。
前述のように、導体2の上部2bの周囲が比誘電率ε、
の空気であるから、誘電体基板1上の導体2の基部2a
の幅W1によりほぼ決まるものであり、この幅W1をエ
ツチング等により正確に形成することができるから、所
望のインピーダンスを正確に得ることができる。又上部
2bは基部2a上に形成し、インピーダンスに与える影
響は殆どないから、鍍金等により容易に形成することが
できる。
第2図は本発明の実施例の製造工程説明図であり、(a
)に示すように、誘電体基板11上に、所望のインピー
ダンスが得られるように決定された幅の導体の基部12
を形成する。厚さは0.3μm〜3μmとすることがで
きる。この基部12は、誘電体基板11の全面に金属層
を形成し、ホトエツチングにより形成することができる
ものであり、幅5μm程度の基部12を正確に形成する
ことができる。
)に示すように、誘電体基板11上に、所望のインピー
ダンスが得られるように決定された幅の導体の基部12
を形成する。厚さは0.3μm〜3μmとすることがで
きる。この基部12は、誘電体基板11の全面に金属層
を形成し、ホトエツチングにより形成することができる
ものであり、幅5μm程度の基部12を正確に形成する
ことができる。
又モノリシック型のマイクロ波集積回路のマイクロスト
リップラインを形成する場合、G a A s基板に形
成した電界効果トランジスタのソース及びドレインの配
線形成時の金属層を利用することができる。例えば、ソ
ースとドレインとのオーミックコンタクトをとる為のA
u−Ge層を形成し、その上にAu層を形成して、全体
で0.3μm〜0.5μmの厚さとし、ソース及びドレ
インの配線のパターニングと同時にマイクロストリップ
ラインの基部12のパターニングをホトエツチング工程
により行うことができる。なお、前述のオーミックコン
タクトをとる為のAu−Ge層はn型に対するものであ
るが、p型の場合は、Au−Zn層を形成するものであ
る。
リップラインを形成する場合、G a A s基板に形
成した電界効果トランジスタのソース及びドレインの配
線形成時の金属層を利用することができる。例えば、ソ
ースとドレインとのオーミックコンタクトをとる為のA
u−Ge層を形成し、その上にAu層を形成して、全体
で0.3μm〜0.5μmの厚さとし、ソース及びドレ
インの配線のパターニングと同時にマイクロストリップ
ラインの基部12のパターニングをホトエツチング工程
により行うことができる。なお、前述のオーミックコン
タクトをとる為のAu−Ge層はn型に対するものであ
るが、p型の場合は、Au−Zn層を形成するものであ
る。
次に(blに示すように、5izOやS i 3 N
4等の絶縁層13を形成し、基部12の上に、ホトエツ
チング工程等により接続用穴14を形成して、基部12
の一部を露出させる。この絶縁層13の厚さは、基部1
2の厚さと同程度以上とする。
4等の絶縁層13を形成し、基部12の上に、ホトエツ
チング工程等により接続用穴14を形成して、基部12
の一部を露出させる。この絶縁層13の厚さは、基部1
2の厚さと同程度以上とする。
次に(C)に示すように、Au等の金属層15を全面に
形成し、この金属層15と基部12とを接続用穴14に
於いて接続した構成とする。
形成し、この金属層15と基部12とを接続用穴14に
於いて接続した構成とする。
次に+d)に示すように、レジスト等をマスクとし、金
属層15を電極としてAu等の金属を、厚さ1〜3μm
に鍍金して、マイクロストリップラインの導体の上部1
6を形成する。
属層15を電極としてAu等の金属を、厚さ1〜3μm
に鍍金して、マイクロストリップラインの導体の上部1
6を形成する。
次にtelに示すように、イオンミーリング等により、
上部16の直下以外の金属層15を除去し、絶縁層13
もエツチング液等により除去する。従って、基部12上
に金属層15を介した上部16が形成された断面T字状
のマイクロストリップラインの導体が形成される。
上部16の直下以外の金属層15を除去し、絶縁層13
もエツチング液等により除去する。従って、基部12上
に金属層15を介した上部16が形成された断面T字状
のマイクロストリップラインの導体が形成される。
理想的には、(blに於ける工程に於いて、絶縁層13
の厚さを基部12の厚さと同一とし、エッチング等によ
り基部12の上面を露出させて金属層15を形成すれば
良いことになるが、基部12の厚さ1μm程度以下の場
合は、上部16の先端が誘電体基板11に接触しないよ
うに、絶縁層13の厚さは図示のように基部12の厚さ
より厚くした方が好適である。又図示を省略した工程に
より接地導体が形成される。
の厚さを基部12の厚さと同一とし、エッチング等によ
り基部12の上面を露出させて金属層15を形成すれば
良いことになるが、基部12の厚さ1μm程度以下の場
合は、上部16の先端が誘電体基板11に接触しないよ
うに、絶縁層13の厚さは図示のように基部12の厚さ
より厚くした方が好適である。又図示を省略した工程に
より接地導体が形成される。
前述の断面T字状の導体の構成に於いて、基部12の幅
は、エツチングにより正確に形成することができ、又上
部16は鍍金により充分な厚さに形成することができる
から、所望のインピーダンスを正確に得ることができ、
且つ抵抗骨が小さくなるから、損失を低減することがで
きると共に、電流容量を増大することができる。
は、エツチングにより正確に形成することができ、又上
部16は鍍金により充分な厚さに形成することができる
から、所望のインピーダンスを正確に得ることができ、
且つ抵抗骨が小さくなるから、損失を低減することがで
きると共に、電流容量を増大することができる。
第3図は周波数利得特性曲線図であり、第5図に示ス構
成で、34〜39GHzのマイクロ波増幅回路を、厚さ
50μmのGaAs基板上に形成し、マイクロストリッ
プラインとして、第4図に示す従来例(曲線a)、第1
図に示す断面T字状の導体2の基部2aの幅W1に対す
る上部2bの幅W2を、1.2倍(曲線b)、2倍(曲
線C)、3倍(曲線d)を用いた場合を示す。曲線a、
bを比較すると判るように、断面T字状の導体2の
基部2aの幅W1に対して、上部2bの幅W2を1.2
倍とした場合は、利得の増加は極く僅かであるが、2倍
とした場合は、曲線Cで示すように、0、3 d B程
度利得を増大することができ、又3倍とした場合は、曲
線dで示すように、0.5 d B程度利得を増大する
ことができた。即ち、マイクロストリップラインによる
損失を低減することができた。
成で、34〜39GHzのマイクロ波増幅回路を、厚さ
50μmのGaAs基板上に形成し、マイクロストリッ
プラインとして、第4図に示す従来例(曲線a)、第1
図に示す断面T字状の導体2の基部2aの幅W1に対す
る上部2bの幅W2を、1.2倍(曲線b)、2倍(曲
線C)、3倍(曲線d)を用いた場合を示す。曲線a、
bを比較すると判るように、断面T字状の導体2の
基部2aの幅W1に対して、上部2bの幅W2を1.2
倍とした場合は、利得の増加は極く僅かであるが、2倍
とした場合は、曲線Cで示すように、0、3 d B程
度利得を増大することができ、又3倍とした場合は、曲
線dで示すように、0.5 d B程度利得を増大する
ことができた。即ち、マイクロストリップラインによる
損失を低減することができた。
又第5図に於ける端子41.43からドレイン電流を供
給する場合の回路素子47.51のインピーダンスを高
くするように、その導体2の基部2aの幅を狭くしても
、上部2bが付加されているので、電界効果トランジス
タ33.34に充分なドレイン電流を供給することが可
能となる。
給する場合の回路素子47.51のインピーダンスを高
くするように、その導体2の基部2aの幅を狭くしても
、上部2bが付加されているので、電界効果トランジス
タ33.34に充分なドレイン電流を供給することが可
能となる。
以上説明したように、本発明は、基部2aの幅w1の2
倍以上の幅の上部2bを有する断面丁字状の導体2を誘
電体基板1上に設けたもので、誘電体基板1上の基部2
aの幅w1により、マイクロストリップラインに要求さ
れるインピーダンスをほぼ決めることができ、その基部
2aはホトエツチング等により形成することができるか
ら、高精度でバクーニングすることができる。即ち、要
求されるインピーダンスを容易に実現することができる
。
倍以上の幅の上部2bを有する断面丁字状の導体2を誘
電体基板1上に設けたもので、誘電体基板1上の基部2
aの幅w1により、マイクロストリップラインに要求さ
れるインピーダンスをほぼ決めることができ、その基部
2aはホトエツチング等により形成することができるか
ら、高精度でバクーニングすることができる。即ち、要
求されるインピーダンスを容易に実現することができる
。
又上部2bの断面積が基部2aの断面積に付加された導
体2の断面積となり、損失を低減できると共に電流容量
を増大することができる。従って、マイクロ波の大電力
増幅回路も容易に製作することが可能となる利点がある
。
体2の断面積となり、損失を低減できると共に電流容量
を増大することができる。従って、マイクロ波の大電力
増幅回路も容易に製作することが可能となる利点がある
。
第1図は本発明の詳細な説明図、第2図(a)〜(el
は本発明の実施例の製造工程説明図、第3図は周波数利
得特性曲線図、第4図は従来例の説明図、第5図はマイ
クロ波増幅回路の説明図である。 1は誘電体基板、2は導体、2aは基部、2bは上部、
3は接地導体である。 ぐ (r) N− 従来例の説明図 第4図 1 / ヘハ/7T T′XA1 □已試じ源 −昌−−
は本発明の実施例の製造工程説明図、第3図は周波数利
得特性曲線図、第4図は従来例の説明図、第5図はマイ
クロ波増幅回路の説明図である。 1は誘電体基板、2は導体、2aは基部、2bは上部、
3は接地導体である。 ぐ (r) N− 従来例の説明図 第4図 1 / ヘハ/7T T′XA1 □已試じ源 −昌−−
Claims (1)
- 下面に接地導体(3)を有する誘電体基板(1)上に、
上部(2b)の幅を基部(2a)の幅の2倍以上とした
断面T字状の導体(2)を設けたことを特徴とするマイ
クロストリップライン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62316319A JPH01158801A (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | マイクロストリップライン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62316319A JPH01158801A (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | マイクロストリップライン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01158801A true JPH01158801A (ja) | 1989-06-21 |
Family
ID=18075809
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP62316319A Pending JPH01158801A (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 | マイクロストリップライン |
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JP (1) | JPH01158801A (ja) |
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-
1987
- 1987-12-16 JP JP62316319A patent/JPH01158801A/ja active Pending
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