JPH03130600A - 遠心ポンプケーシング - Google Patents

遠心ポンプケーシング

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JPH03130600A
JPH03130600A JP2156762A JP15676290A JPH03130600A JP H03130600 A JPH03130600 A JP H03130600A JP 2156762 A JP2156762 A JP 2156762A JP 15676290 A JP15676290 A JP 15676290A JP H03130600 A JPH03130600 A JP H03130600A
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casing
wall
centrifugal pump
end point
impeller
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慎一郎 荒川
Isamu Ichiki
勇 市来
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    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/426Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps
    • F04D29/4266Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps made of sheet metal
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/426Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は遠心ポンプケーシングに係り、特に小型で歩容
量の遠心ポンプに適用される遠心ポンプケーシングに関
する。
〔従来の技術〕
一般に、ケーシング酸の内側に羽根車を回転自在に収納
してなる遠心ポンプは知られている。
近年、この種のものでは、鋼板をプレスにより深絞りし
てケーシング酸を一体的に形成するようにしたものが提
案されている。
例えば、第5図に示すように、羽根車20の外周円21
より若干大きな基礎円を内周円22としたケーシング酸
23をプレスにより一体的に形成し、このケーシング酸
23の外周壁に、該ケーシング酸23の巻き始め位置を
始点すとして、終点Cに至るまで周方向に高さが漸次高
くなるような半径方向外方に膨出する張出し部23aを
一体的に形成して、この張出し部23aの張出し高さが
最大となる終点Cに吐出ノズル25を溶接により固着す
るようにしたものである。
これによれば、ケーシング酸23の内側には、流体の流
れる方向に向かつて流路断面積が徐々に増大するような
ボリュート室Aが形成されることになる。このボリュー
ト室Aの終点位置には、吐出ノズル25に向かう流体の
流路抵抗を少なくするためのガイド26が突設されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、ボリュート室Aの終点Cでの必要流路面積は
、水量と流速とにより決定される。
したがって、従来のように、ケーシング酸23の外周壁
に、巻き始め位置を始点すとして終点Cに至るまで、漸
次高さが増大する張出し部23aを一体的に形成したの
では、終点Cでの必要流路面積を確保するために、終点
Cでの張出し高さhを極めて高(しなければならない。
しかし、これではプレスにより、いわゆるバルジ成形す
るに際して、張出し部23aを一度に膨出加工すること
ができず、熱処理を施しながら、何回も膨出加工を繰り
返さなければならないという問題がある。
また、従来のものでは、ボリュート室Aの終点Cに、吐
出ノズル25に向かう流体の流路抵抗を少なくするため
の余分なガイド26を突設しなければなず、仮に、ガイ
ド26を突設しないと、ポンプ性能が低下するという問
題がある。
さらに、従来の構成では、鋼板をプレスにより深絞りし
てケーシング酸を一体的に形成しているので、ケーシン
グ酸23の吸込側の壁部(図示せず)が強度的に弱くな
るという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する
問題点を解消し、ケーシング酸の張出し部を一度に膨出
加工できるだけでなく、ケーシング殻自体の強度を増大
させ、さらにはポンプ性能をも向上させることのできる
遠心ポンプケーシングを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、ケーシング酸の
内側に羽根車を回転自在に収納してなる遠心ポンプにお
いて、羽根車の外周円より大きな基礎円を内周円とした
ケーシング酸を形成し、このケーシング酸の外周壁に、
該ケーシング酸の巻き始め位置から周方向に離れた位置
を始点として、終点に至るまで高さが漸次高くなるよう
な半径方向外方に膨出する張出し部を形成し、この張出
し部の張出し高さが最大となる終点の位置と、張出し部
が形成されていない巻き始め位置との間に跨がるように
してパイプ状の吐出ノズルを接続したことを特徴とする
ものである。
また、他の発明は、上記ケーシング酸の吸込側の壁部を
中央に吸込口を有する鏡板状に湾曲して形成し、この湾
曲した壁部の内側に環状の支持板を配置し、この支持板
の外周部を壁部の内面に固着するとともに、支持板の内
周部を筒状に折り曲げて、この筒状の内周部と壁部の吸
込口との間に連結パイプを掛け渡し、この連結パイプの
一端を壁部の吸込口に溶接するとともに、連結パイプの
他端を内周部の内周に圧入したことを特徴とするもので
ある。
さらに、他の発明は、パイプ状の吐出ノズルの内側に曲
管状のノズルエレメントを配置し、このノズルエレメン
トの出口部を吐出ノズルの内周に固着するとともに、ノ
ズルエレメントの入口部の開口を張出し部の張出し高さ
が最大となる終点の位置のボリュート室内に指向し、か
つノズルエレメントの入口部の開口の断面積が、上記終
点の位置のボリュート室の横断面積にほぼ等しくなるよ
うに形成したことを特徴とするものである。
〔作 用〕
本発明によれば、羽根車の外周円より大きな基礎円を内
周円としたケーシング酸を形成し、このケーシング酸の
外周壁に、該ケーシング酸の巻き始め位置から周方向に
離れた位置を始点として、終点に至るまで高さが漸次高
くなるような半径方向外方に膨出する張出し部を形成し
ているから、張出し高さが最大となる終点でも、基礎円
より上方に張出す張出し高さはさほど高くならず、ケー
シング酸をプレスによりバルジ成形するに際して、熱処
理を施こすことなく、張出し部を一度に膨出加工するこ
とができる。また、張出し部の張出し高さが最大となる
終点の位置と、張出し部が形成されていない巻き始め位
置との間に跨がるようにしてパイプ状の吐出ノズルを接
続しているから、低い方の巻き始め位置におけるケーシ
ング酸の壁が、ガイドの役割を果たし、よって、従来の
ようなガイドを突設する必要がない。
また、他の発明によれば、ケーシング酸の吸込側の壁部
を鏡板状に湾曲して形成し、この湾曲した壁部の内側に
環状の支持板を固定しているので、ポンプの運転により
生じる内部圧力は、支持板と吸込側の壁部との二重構造
からなる壁に負荷されることになり、内部圧力に対する
ケーシング酸の強度は著しく増大する。また、支持板の
内周部と壁部の吸込口との間に連結パイプを掛け渡し、
この連結パイプの一端を、壁部の吸込口に溶接するとと
もに、連結パイプの他端を、支持板の内周部の内周に圧
入しているので、連結パイプと内周部との溶接加工は不
要になり、溶接後の芯狂除去加工は削除できるので、コ
ストダウンが図れる。
さらに、他の発明によれば、パイプ状の吐出ノズルの内
側に曲管状のノズルエレメントを介装しているので、ボ
リュート室から吐出ノズルに向かう高速のポンプ揚液は
、−旦、ノズルエレメント内に流入し、そこで徐々に減
速され、その後に、吐出ノズルから排出されるので、こ
の減速の間には、流体の持つ速度エネルギが圧力エネル
ギに効果的に変換されるので、ポンプ性能が向上する。
〔実施例〕 以下、本発明による遠心ポンプケーシングの一実施例を
添付図面を参照して説明する。
第1図において、1は遠心ポンプのケーシング酸を示し
、このケーシング酸1は一枚の鋼板をプレスにより深絞
りして形成されている。ケーシング酸1の一端には固定
フランジ2が一体的に形成され、ケーシング酸1の他端
にはポンプ吸込口3が開口している。このケーシング酸
1は固定フランジ2によってモータのブラケット(図示
せず)などに連結されている。
ケーシング酸1のポンプ吸込口3には連結パイプ4が溶
接によって接続され、この連結パイプ4には吸込口6が
開口し、この吸込口6の内周壁にはめねじ6aが形成さ
れている。また、連結パイプ4の外端部とケーシング酸
1の外表面との間には、外形をほぼ截頭円錐状とする補
強用のカバー部材7が溶接によって固着され、このカバ
一部材7の外表面には、補強のために放射状に複数の膨
出部7a、7a・・・7aが一体的に膨出形成されてい
る。
また、ケーシング酸1の内側には羽根車8が設けられ、
この羽根車8はボス9と一体的になっており、このボス
9は主軸10の自由端に連結されている。この主軸10
は軸受(図示せず)により回転自在に支持され、また、
主軸10には軸封装置11が装着されており、この軸封
装置11は、ケーシング酸1に固着されたケーシングカ
バー12により支持されている。
また、羽根車8の吸込側の端縁部8aと、ケーシング殻
1との間には、断面をほぼU字状とするリング13が嵌
め込まれ、このリング13によって、羽根車8の端縁部
8aと、ケーシング殻1との間からの流体の逆流が抑制
されるようになっている。
しかして、本実施例によれば、上記のケーシング殻1は
、第2図に示すように、その内周円15が羽根車8の外
周円16より大きな基礎円15になるように形成されて
いる。ここで、羽根車の外周円の直径に対して基礎円の
直径を1,05倍〜1.10倍の範囲に設定することが
好ましい。
1.05倍以下に設定した場合には両者の隙間が小さく
なりすぎ、騒音の原因となり、1.10倍以上に設定し
た場合には両者の隙間が大きくなりすぎ、性能が低下す
るからである。
そして、このケーシング殻1の外周壁には、該ケーシン
グ殻1の巻き始め位置aから周方向に離れた位置を始点
すとして、終点Cに至るまで、高さが漸次高くなるよう
な半径方向外方に膨出する張出し部1aが形成されてい
る。ここで、始点すの位置は巻き始め位置aから90°
〜180°周方向に離れた位置に設定することが好まし
い。
90°以下の位置に始点すを設定すると、終点Cで張出
し部1aの張出し高さが高くなりすぎ、後述するように
、プレスによるバルジ成形を一度にすることができなく
なり、また、180°以上の位置に設定した場合には張
出し部1aを設ける効果を喪失するからである。
この張出し部1aの張出し高さは終点Cで最大となり、
この終点Cの位置と、張出し部1aが形成されていない
巻き始め位置aとの間には、そこに跨がるようにしてパ
イプ状の吐出ノズル18が溶接により固着されている。
この吐出ノズル18には先広がりの異径パイプを使用し
てもよい。
これにより、ケーシング殻1の内側の中央部にはボリュ
ート室へが形成されることになり、このボリュート室A
は、その流路断面積が流体の流れる方向に向かって漸次
増大し、終点Cの位置にて最大となるように形成されて
いる。
ところで、この終点Cの位置にて必要な最大流路面積は
、遠心ポンプに要求される水量と流速とにより決定され
る。
本実施例によれば、ケーシング殻1の巻き始め位置aで
、その内周円15が羽根車8の外周円16より充分に大
きな基礎円15になるように形成されているので、終点
Cの位置においては、基礎円15より上方に張出す張出
し高さhをさほど高くする必要がなく、少ない張出しで
必要な流路面積を確保することができる。
したがって、終点Cの位置における張出し部1aの張出
し高さを小さくすることができるので、ケーシング殻1
をプレスによりバルジ成形するに際して、熱処理を施こ
すことなく、張出し部1aを一度に膨出加工することが
できる。
また、本実施例によれば、ケーシング殻1の内周円15
と羽根車8の外周円16との間の半径方向寸法を大きく
設定しているが、これを多少大きく設定しても、小型で
小容量の遠心ポンプであれば、終点Cから巻き始め位置
a側に向かう流体の逆流は、ポンプ性能を大きく低下さ
せる要因とはならないことが判明している。
張出し部1aの張出し高さは終点Cで最大となり、この
終点Cの位置と、張出し部1aが形成されていない巻き
始め位置aとの間には、そこに跨がるようにしてパイプ
状の吐出ノズル18が溶接により固着されているので、
巻き始め位置aにおけるケーシング殻1の壁1bが一1
従来のガイドの役割を果たし、よって、小型で小容量の
ものでは、従来のようなガイドの突設を省略することが
できる。
このように構成した遠心ポンプの作用を説明すれば、電
動機(図示せず)に主軸10を連結し、この主軸10を
回転させると、羽根車8が一体的に回転し、ポンプ吸込
口3から流体が吸入される。
この吸入された流体は羽根車8の内部を通り、遠心力を
付与されて、外周部からボリュート室A内に放出される
。この放出された流体はボリュート室A内を周方向(第
2図で時計方向)に移動し、吐出ノズル18を通って外
部に排出される。
なお、終点Cにおける最大流路面積を確保するためには
、張出し部1aを高くしないで、幅を広げるようにして
もよい。ただし、熱処理を施すことなく、プレスにより
一度にバルジ成形をするに際しては、張出し部1aの高
さの寸法を、幅の寸法の1/3以内に収めることが望ま
しい。
第3図は他の実施例を示している。
この実施例にて、ケーシング酸1の吸込側の壁部30は
鏡板状に湾曲して形成され、この壁部30の中央にはポ
ンプ吸込口3が開口している。
この湾曲した壁部30の内側には環状の支持板32が配
置され、この支持板32の外周部32aは壁部30の内
面30aに固着されている。また、支持板32の内周部
32bは羽根車8の側に筒状に折り曲げられ、この筒状
の内周部32bと壁部30のポンプ吸込口3との間には
連結パイプ4が掛け渡されている。この連結パイプ4の
一端4aは壁部30のポンプ吸込口3に溶接され、連結
パイプ4の他端4bは内周部32bの内周に圧入されて
いる。この連結パイプ4の他端4bの内周には環状の段
部33が形成され、この段部33には羽根車8の端縁部
8aが遊嵌されている。なお、ここにライナーリングは
省略されている。
しかして、この実施例によれば、壁部3oが鏡板状に湾
曲して形成され、この壁部30の内側に、環状の支持板
32が固定されているので、ポンプの運転により生じる
内部圧力は、支持板32と吸込側の壁部30との二重構
造からなる壁に負荷されるので、上記の実施例と比べて
、内部圧力に対するケーシング酸1の強度は増大し、内
部圧力により生じる該ケーシング酸1の歪量を小さく抑
えることができる。
また、連結パイプ4の一端4aが、壁部30の吸込口3
に溶接されるとともに、連結パイプ4の他端4bが、支
持板32の内周1132bの内周に圧入されているので
、連結パイプ4の他端4bと内周部32bとの溶接は不
要になり、かつ溶接後の芯狂除去加工などが不要になる
ので、コストダウンを図ることができる。
第4図は他の実施例を示している。
この実施例によれば、パイプ状の吐出ノズル18の内側
に曲管状のノズルエレメント35が配置されている。こ
のノズルエレメント35の出口部35aは、吐出ノズル
18の内周に固着され、該ノズルエレメント35の入口
部35bの開口は、張出し部1aの張出し高さhが最大
となる終点Cの位置のボリュート室A内に指向している
。ノズルエレメント35の人口部35bの開口の断面積
は、上記の終点Cの位置のボリュート室Aの横断面積と
ほぼ等しく形成され、このノズルエレメント35の断面
積は、出口部35aに向かうに連れて徐々に拡大するよ
う形成されている。
この実施例によれば、ボリュート室へから吐出ノズル1
8に向かう高速のポンプ揚液は、−旦、ノズルエレメン
ト35内に流入し、そこで徐々に減速されて、しかるの
ち、吐出ノズル18から排出されるので、この減速の間
に、ポンプ揚液の持つ速度エネルギは、圧力エネルギに
有効的に変換されるので、ポンプ性能を向上させること
ができる。また、ノズルエレメント35は緩かな曲管に
より形成されているので、ボリュート室Aから吐出され
るポンプ揚液は、乱れを生じることなく、有効的に吐出
ノズル18から吐出される。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、羽根
車の外周円より大きな基礎円を内周円としたケーシング
酸を形成し、このケーシング酸の外周壁に、該ケーシン
グ酸の巻き始め位置から周方向に離れた位置を始点とし
て、終点に至るまで高さが漸次高くなるような半径方向
外方に膨出する張出し部を形成したから、張出し高さが
最大となる終点でも、基礎円より上方に張出す張出し高
さはさほど高くならず、ケーシング酸をプレスによりバ
ルジ成形するに際して、熱処理を施こすことなく、張出
し部を一度に膨出加工することができる。また、張出し
部の張出し高さが最大となる終点の位置と、張出し部が
形成されていない巻き始め位置との間に跨がるようにし
てパイプ状の吐出ノズルを接続したから、低い方の巻き
始め位置におけるケーシング酸の壁がガイドの役割を果
たすので、従来のようなガイドの突設を省略することが
できる。
他の発明によれば、ケーシング酸の吸込側の壁部を鏡板
状に湾曲して形成し、この湾曲した壁部の内側に環状の
支持板を固定したので、ポンプの運転により生じる内部
圧力は、支持板と吸込側の壁部との二重構造からなる壁
に負荷されることになり、内部圧力に対するケーシング
酸の強度を増大させることができる。また、内周部と吸
込口との間に掛け渡された連結パイプの一端を、壁部の
吸込口に溶接するとともに、連結パイプの他端を、支持
板の内周部の内周に圧入したので、この連結パイプと内
周部との溶接加工は不要になり、溶接後の芯狂除去加工
が不要になるので、コストダウンを図ることができる。
また、他の発明によれば、吐出ノズルの内側にノズルエ
レメントを介装したので、ボリュート室から吐出ノズル
に向かう高速のポンプ揚液は、旦、ノズルエレメント内
に流入し、そこで徐々に減速され、その後、吐出ノズル
から排出されるので、減速の間に、流体の持つ速度エネ
ルギは圧力エネルギに効果的に変換されるので、ポンプ
性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による遠心ポンプケーシングの一実施例
を示す縦断面図、第2図は第1図のn−n断面を示す横
断面図、第3図は他の実施例を示す縦断面図、第4図は
更に他の実施例を示す横断面図、第5図は従来の遠心ポ
ンプケーシングを示す横断面図である。 1・・・ケーシング酸、1a・・・張出し部、1b・・
・壁、8・・・羽根車、18・・・吐出ノズル、30・
・・壁部、32・・・支持板、32a・・・外周部、3
2b・・・内周部、35・・・ノズルエレメント、a・
・・巻き始め位置、b・・・始点、C・・・終点、A・
・・ボリュート室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ケーシング殼の内側に羽根車を回転自在に収納して
    なる遠心ポンプにおいて、前記羽根車の外周円より大き
    な基礎円を内周円としたケーシング殼を形成し、このケ
    ーシング殼の外周壁に、該ケーシング殼の巻き始め位置
    から周方向に離れた位置を始点として、終点に至るまで
    高さが漸次高くなるような半径方向外方に膨出する張出
    し部を形成し、この張出し部の張出し高さが最大となる
    終点の位置に、張出し部が形成されていない巻き始め位
    置との間に跨がるようにしてパイプ状の吐出ノズルを接
    続したことを特徴とする遠心ポンプケーシング。 2、前記ケーシング殻の吸込側の壁部を中央に吸込口を
    有する鏡板状に湾曲して形成し、この湾曲した壁部の内
    側に環状の支持板を配置し、この支持板の外周部を前記
    壁部の内面に固着するとともに、支持板の内周部を筒状
    に折り曲げて、この筒状の内周部と前記壁部の吸込口と
    の間に連結パイプを掛け渡し、この連結パイプの一端を
    前記壁部の吸込口に溶接するとともに、連結パイプの他
    端を前記内周部の内周に圧入したことを特徴とする請求
    項1に記載の遠心ポンプケーシング。 3、前記パイプ状の吐出ノズルの内側に曲管状のノズル
    エレメントを配置し、このノズルエレメントの出口部を
    前記吐出ノズルの内周に固着するとともに、ノズルエレ
    メントの入口部の開口を前記張出し部の張出し高さが最
    大となる終点の位置のボリュート室内に指向し、かつノ
    ズルエレメントの入口部の開口の断面積が、前記終点の
    位置のボリュート室の横断面積にほぼ等しくなるように
    形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の遠心ポンプケーシング。 4、前記羽根車の外周円の直径に対して、前記基礎円の
    直径は、1.05倍〜1.10倍の範囲に設定されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1
    項に記載の遠心ポンプケーシング。
JP2156762A 1989-07-05 1990-06-14 遠心ポンプケーシング Expired - Lifetime JP2809487B2 (ja)

Priority Applications (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2156762A JP2809487B2 (ja) 1989-07-05 1990-06-14 遠心ポンプケーシング
US07/546,804 US5184937A (en) 1989-07-05 1990-07-02 Centrifugal pump casing
KR1019900010062A KR0137654B1 (ko) 1989-07-05 1990-07-04 프레싱공정만으로 형성된 팽출부를 갖는 원심펌프 케이싱
EP90112870A EP0406868B1 (en) 1989-07-05 1990-07-05 Centrifugal pump casing
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