JPH07158594A - 全周流型ポンプ - Google Patents
全周流型ポンプInfo
- Publication number
- JPH07158594A JPH07158594A JP6054861A JP5486194A JPH07158594A JP H07158594 A JPH07158594 A JP H07158594A JP 6054861 A JP6054861 A JP 6054861A JP 5486194 A JP5486194 A JP 5486194A JP H07158594 A JPH07158594 A JP H07158594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- pump
- outer cylinder
- motor
- full
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/426—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps
- F04D29/4273—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps suction eyes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D1/00—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D1/00—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
- F04D1/006—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps double suction pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D1/00—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
- F04D1/06—Multi-stage pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D13/00—Pumping installations or systems
- F04D13/02—Units comprising pumps and their driving means
- F04D13/06—Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
- F04D13/0606—Canned motor pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D13/00—Pumping installations or systems
- F04D13/12—Combinations of two or more pumps
- F04D13/14—Combinations of two or more pumps the pumps being all of centrifugal type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/18—Rotors
- F04D29/22—Rotors specially for centrifugal pumps
- F04D29/2205—Conventional flow pattern
- F04D29/2211—More than one set of flow passages
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/18—Rotors
- F04D29/22—Rotors specially for centrifugal pumps
- F04D29/2261—Rotors specially for centrifugal pumps with special measures
- F04D29/2266—Rotors specially for centrifugal pumps with special measures for sealing or thrust balance
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/406—Casings; Connections of working fluid especially adapted for liquid pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/426—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps
- F04D29/4266—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for liquid pumps made of sheet metal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータ固定子を囲むモータフレーム外胴に加
わる外力(外圧)を均一化して、モータフレームの歪み
や変形を防止でき、且つ、配管をはずすことなく、内部
をメンテナンスできる全周流型ポンプを提供する。 【構成】 モータ固定子28の外周部に設けられたモー
タフレーム外胴25と、モータフレーム外胴25の外周
面との間に環状空間40を形成する外筒5と、環状空間
40に取扱液を吐き出すポンプ部を備えたポンプ組立体
において、モータ1の軸端にポンプ部を配置し、外筒外
周部には、ポンプ部に吸込液を導くための吸込ケース1
0及び吸込窓5a,5bを設け、吸込ケース10にポン
プ吸込口11を設けたことを特徴とする。
わる外力(外圧)を均一化して、モータフレームの歪み
や変形を防止でき、且つ、配管をはずすことなく、内部
をメンテナンスできる全周流型ポンプを提供する。 【構成】 モータ固定子28の外周部に設けられたモー
タフレーム外胴25と、モータフレーム外胴25の外周
面との間に環状空間40を形成する外筒5と、環状空間
40に取扱液を吐き出すポンプ部を備えたポンプ組立体
において、モータ1の軸端にポンプ部を配置し、外筒外
周部には、ポンプ部に吸込液を導くための吸込ケース1
0及び吸込窓5a,5bを設け、吸込ケース10にポン
プ吸込口11を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全周流型ポンプに係り、
特にモータの軸端に羽根車を具備するとともにモータの
外周部に環状空間を具備した全周流型ポンプに関する。
特にモータの軸端に羽根車を具備するとともにモータの
外周部に環状空間を具備した全周流型ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】モータの外周を取扱液が流れるように構
成したポンプのうち、配管を取りはずすことなく、軸の
手廻しや、ポンプ部のメンテナンスを実施できるように
構成したポンプの1種として、ドイツ公開公報第165
3692号(DE1653692)に開示されたものが
ある。
成したポンプのうち、配管を取りはずすことなく、軸の
手廻しや、ポンプ部のメンテナンスを実施できるように
構成したポンプの1種として、ドイツ公開公報第165
3692号(DE1653692)に開示されたものが
ある。
【0003】図12に示されるように、ブロック状の本
体100内にモータ固定子101が設置されている。そ
して、モータ固定子101とわずかな間隙を有してモー
タ回転子102が配置され、モータ回転子102の両軸
端に羽根車103,104が固定されている。流体は吸
込口105から流入して左右に分岐し、羽根車103,
104により昇圧される。羽根車103,104により
吐出された流体は合流して吐出口106より吐出され
る。
体100内にモータ固定子101が設置されている。そ
して、モータ固定子101とわずかな間隙を有してモー
タ回転子102が配置され、モータ回転子102の両軸
端に羽根車103,104が固定されている。流体は吸
込口105から流入して左右に分岐し、羽根車103,
104により昇圧される。羽根車103,104により
吐出された流体は合流して吐出口106より吐出され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されたポンプでは、モータ固定子に加わる圧力
が不均一であり、これに関連する不具合を生ずる可能性
が高い。すなわち、モータの外周部に 吸込圧力側の液が流れる部分 吐出圧力側の液が流れる部分 液が全く流れない部分 の3つの部分が存在する。従って、モータ固定子に加わ
る圧力(外力)が不均一であり、これに伴って歪みや変
形をもたらす可能性がある。
報に開示されたポンプでは、モータ固定子に加わる圧力
が不均一であり、これに関連する不具合を生ずる可能性
が高い。すなわち、モータの外周部に 吸込圧力側の液が流れる部分 吐出圧力側の液が流れる部分 液が全く流れない部分 の3つの部分が存在する。従って、モータ固定子に加わ
る圧力(外力)が不均一であり、これに伴って歪みや変
形をもたらす可能性がある。
【0005】特にモータフレーム外胴を薄肉の板金材で
構成したり、ポンプ吐出圧が高い場合に支障をきたす可
能性が高い。また上記公報記載のポンプでは、モータフ
レーム外胴と外筒部が一体成形されているため、配管荷
重等の外力を受けると、モータ部に支障をきたすことも
考えられる。
構成したり、ポンプ吐出圧が高い場合に支障をきたす可
能性が高い。また上記公報記載のポンプでは、モータフ
レーム外胴と外筒部が一体成形されているため、配管荷
重等の外力を受けると、モータ部に支障をきたすことも
考えられる。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みなされたもの
で、モータ固定子を囲むモータフレーム外胴に加わる外
力(外圧)を均一化して、モータフレームの歪みや変形
を防止でき、且つ、配管をはずすことなく、内部をメン
テナンスできる全周流型ポンプを提供することを目的と
している。
で、モータ固定子を囲むモータフレーム外胴に加わる外
力(外圧)を均一化して、モータフレームの歪みや変形
を防止でき、且つ、配管をはずすことなく、内部をメン
テナンスできる全周流型ポンプを提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため本発明の第1の態様は、モータ固定子外周部に設け
られたモータフレーム外胴と、該モータフレーム外胴外
周面との間に環状空間を形成する外筒と、前記環状空間
に取扱液を吐き出すポンプ部を備えたポンプ組立体にお
いて、モータの軸端にポンプ部を配置し、外筒外周部に
は、ポンプ部に吸込液を導くための吸込ケース及び吸込
窓を設け、前記吸込ケースにポンプ吸込口を設けたこと
を特徴とするものである。
ため本発明の第1の態様は、モータ固定子外周部に設け
られたモータフレーム外胴と、該モータフレーム外胴外
周面との間に環状空間を形成する外筒と、前記環状空間
に取扱液を吐き出すポンプ部を備えたポンプ組立体にお
いて、モータの軸端にポンプ部を配置し、外筒外周部に
は、ポンプ部に吸込液を導くための吸込ケース及び吸込
窓を設け、前記吸込ケースにポンプ吸込口を設けたこと
を特徴とするものである。
【0008】また本発明の第2の態様は、モータ固定子
外周部に設けられたモータフレーム外胴と、該モータフ
レーム外胴外周面との間に環状空間を形成する外筒と、
前記環状空間に取扱液を導くポンプ部を備えたポンプ組
立体において、モータの両軸端にポンプ部を配置し、外
筒外周部には両端のポンプ部に吸込液を導くための吸込
ケース及び吸込窓を設け、前記吸込ケースにポンプ吸込
口を設け、且つ前記外筒にポンプ吐出口を設けたことを
特徴とするものである。
外周部に設けられたモータフレーム外胴と、該モータフ
レーム外胴外周面との間に環状空間を形成する外筒と、
前記環状空間に取扱液を導くポンプ部を備えたポンプ組
立体において、モータの両軸端にポンプ部を配置し、外
筒外周部には両端のポンプ部に吸込液を導くための吸込
ケース及び吸込窓を設け、前記吸込ケースにポンプ吸込
口を設け、且つ前記外筒にポンプ吐出口を設けたことを
特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の第1の態様によれば、吸込ケースのポ
ンプ吸込口より吸い込まれた流体は吸込ケースによって
ポンプ部に流入し、モータの軸端の羽根車内に導かれ
る。羽根車から吐出された流体は、外筒とキャンドモー
タのモータフレーム外胴との間に形成された環状空間
(流路)に流入する。したがって、モータフレーム外胴
は全周がポンプ吐出液にて囲まれることになり、均一な
圧力を受けるため、不均一な歪みや変形を生じることが
ない。
ンプ吸込口より吸い込まれた流体は吸込ケースによって
ポンプ部に流入し、モータの軸端の羽根車内に導かれ
る。羽根車から吐出された流体は、外筒とキャンドモー
タのモータフレーム外胴との間に形成された環状空間
(流路)に流入する。したがって、モータフレーム外胴
は全周がポンプ吐出液にて囲まれることになり、均一な
圧力を受けるため、不均一な歪みや変形を生じることが
ない。
【0010】本発明の第2の態様によれば、全周流型両
吸込ポンプとして構成することができ、吸込ケースのポ
ンプ吸込口より吸い込まれた流体は吸込ケースによって
左右のポンプ部に流入し、左右の羽根車内に導かれる。
左右の羽根車から吐出された流体は、外筒とキャンドモ
ータのモータフレーム外胴との間に形成された環状空間
(流路)に流入し、この環状流路を流れる間に合流し、
外筒の吐出口より吐出される。
吸込ポンプとして構成することができ、吸込ケースのポ
ンプ吸込口より吸い込まれた流体は吸込ケースによって
左右のポンプ部に流入し、左右の羽根車内に導かれる。
左右の羽根車から吐出された流体は、外筒とキャンドモ
ータのモータフレーム外胴との間に形成された環状空間
(流路)に流入し、この環状流路を流れる間に合流し、
外筒の吐出口より吐出される。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る全周流型ポンプの実施例
を図面を参照して説明する。図1乃至図4は本発明の第
1実施例を示す図である。図1は本発明の全周流型ポン
プの1種である全周流型両吸込ポンプの断面図であり、
図1のII−II線断面図である。
を図面を参照して説明する。図1乃至図4は本発明の第
1実施例を示す図である。図1は本発明の全周流型ポン
プの1種である全周流型両吸込ポンプの断面図であり、
図1のII−II線断面図である。
【0012】全周流型両吸込ポンプは中央にキャンドモ
ータ1を備えており、このキャンドモータ1の主軸2の
両軸端に軸方向外方に開口した吸込部を有する羽根車3
A,4A;3B,4Bがそれぞれ固定されている。キャ
ンドモータ1の両側部に設けられたポンプ部は締切揚程
が同一で流量は異なっている。そして、これらキャンド
モータ1及び羽根車3A,4A;3B,4Bを収容する
外筒5及び左右のカバー6,7が設けられている。外筒
5とカバー6及び外筒5とカバー7とは、フランジ8,
9で固定されている。羽根車3A,4A;3B,4Bの
各翼は板金により製作されている。
ータ1を備えており、このキャンドモータ1の主軸2の
両軸端に軸方向外方に開口した吸込部を有する羽根車3
A,4A;3B,4Bがそれぞれ固定されている。キャ
ンドモータ1の両側部に設けられたポンプ部は締切揚程
が同一で流量は異なっている。そして、これらキャンド
モータ1及び羽根車3A,4A;3B,4Bを収容する
外筒5及び左右のカバー6,7が設けられている。外筒
5とカバー6及び外筒5とカバー7とは、フランジ8,
9で固定されている。羽根車3A,4A;3B,4Bの
各翼は板金により製作されている。
【0013】前記外筒5は両端部近傍にそれぞれ吸込窓
5a,5bを具備し、外筒5の外部には、これら吸込窓
5a,5bを接続するように吸込ケース10が設置され
ている。吸込ケース10は中央部にポンプ吸込口11が
開口している。また吸込ケース10内に空気溜りができ
ないように、図2に示されるように外筒5の外周部の吸
込窓5a,5bの円周方向の幅W1 を吸込ケース10の
幅W2 と対応させている。そして、ポンプ吸込口11に
は吸込フランジ12が設けられている。
5a,5bを具備し、外筒5の外部には、これら吸込窓
5a,5bを接続するように吸込ケース10が設置され
ている。吸込ケース10は中央部にポンプ吸込口11が
開口している。また吸込ケース10内に空気溜りができ
ないように、図2に示されるように外筒5の外周部の吸
込窓5a,5bの円周方向の幅W1 を吸込ケース10の
幅W2 と対応させている。そして、ポンプ吸込口11に
は吸込フランジ12が設けられている。
【0014】外筒5の内部には、仕切板15,16が固
定されている。仕切板15,16は開口部15a,16
aにゴム等の弾性材からなるシール部材17,17が固
定され、底部15b,16bに吸込開口15c,16c
が形成されている。
定されている。仕切板15,16は開口部15a,16
aにゴム等の弾性材からなるシール部材17,17が固
定され、底部15b,16bに吸込開口15c,16c
が形成されている。
【0015】また仕切板15,16の内側には、それぞ
れ第1内ケーシング18A,18B及び第2内ケーシン
グ19A,19Bが設置されている。第1内ケーシング
18A,18Bは戻り羽根18a,18aを有し、第2
内ケーシング19A,19Bはガイドベーン又はボリュ
ートを構成する案内装置19a,19aを有している。
第2内ケーシング19A,19Bはインロー嵌合部を有
し、このインロー嵌合部がキャンドモータ1のモータフ
レーム24と嵌合されている。第1内ケーシング18
A,18Bと仕切板15,16との間隙にはシール部材
20,20がそれぞれ介装されており、このシール部材
20,20によって吸込側(低圧側)と吐出側(高圧
側)とがシールされている。第1,第2内ケーシング1
8A,18B;19A,19Bの内端には、それぞれラ
イナーリング21が配設されている。
れ第1内ケーシング18A,18B及び第2内ケーシン
グ19A,19Bが設置されている。第1内ケーシング
18A,18Bは戻り羽根18a,18aを有し、第2
内ケーシング19A,19Bはガイドベーン又はボリュ
ートを構成する案内装置19a,19aを有している。
第2内ケーシング19A,19Bはインロー嵌合部を有
し、このインロー嵌合部がキャンドモータ1のモータフ
レーム24と嵌合されている。第1内ケーシング18
A,18Bと仕切板15,16との間隙にはシール部材
20,20がそれぞれ介装されており、このシール部材
20,20によって吸込側(低圧側)と吐出側(高圧
側)とがシールされている。第1,第2内ケーシング1
8A,18B;19A,19Bの内端には、それぞれラ
イナーリング21が配設されている。
【0016】前記キャンドモータ1のモータフレーム2
4は略円筒状のフレーム外胴25と、このフレーム外胴
25の両側開口部に設けられたフレーム側板26,27
とから構成されている。モータフレーム外胴25にはケ
ーブルハウジング22が溶接によって固定されており、
モータフレーム外胴25内のコイルからリード線を外部
に引出すとともにこのケーブルハウジング22内で電源
ケーブル46と接続するようになっている。ケーブルハ
ウジング22には、電源ケーブル46を保持するための
ケーブルコネクタ47が溶接されている。
4は略円筒状のフレーム外胴25と、このフレーム外胴
25の両側開口部に設けられたフレーム側板26,27
とから構成されている。モータフレーム外胴25にはケ
ーブルハウジング22が溶接によって固定されており、
モータフレーム外胴25内のコイルからリード線を外部
に引出すとともにこのケーブルハウジング22内で電源
ケーブル46と接続するようになっている。ケーブルハ
ウジング22には、電源ケーブル46を保持するための
ケーブルコネクタ47が溶接されている。
【0017】前記モータフレーム24内には、ステータ
28及びロータ29が配設されている。ロータ29は主
軸2によって支持されており、また、ステータ28の内
側には円筒状のキャン30が嵌着されている。
28及びロータ29が配設されている。ロータ29は主
軸2によって支持されており、また、ステータ28の内
側には円筒状のキャン30が嵌着されている。
【0018】前記フレーム側板26,27には、軸受ハ
ウジング31,32が着脱可能に設けられており、この
軸受ハウジング31,32はラジアル軸受33,34を
それぞれ保持しており、ラジアル軸受33は主軸2に嵌
合された軸スリーブ35を回転支承し、ラジアル軸受3
4は主軸2に嵌合された軸スリーブ36を回転支承する
ようになっている。前記軸受ハウジング31,32とモ
ータフレーム側板26,27との固定は、すきまばめの
インローと弾性材からなるOリング37,38によって
それぞれなされている。
ウジング31,32が着脱可能に設けられており、この
軸受ハウジング31,32はラジアル軸受33,34を
それぞれ保持しており、ラジアル軸受33は主軸2に嵌
合された軸スリーブ35を回転支承し、ラジアル軸受3
4は主軸2に嵌合された軸スリーブ36を回転支承する
ようになっている。前記軸受ハウジング31,32とモ
ータフレーム側板26,27との固定は、すきまばめの
インローと弾性材からなるOリング37,38によって
それぞれなされている。
【0019】しかして、外筒5とキャンドモータ1のモ
ータフレーム24との間には環状の空間40が形成さ
れ、外筒5の外周部には開口5cが形成され、この開口
部に吐出ノズル41が固定されている。吐出ノズル41
には吐出口41aが開口されるとともに吐出フランジ4
2が固定されている。
ータフレーム24との間には環状の空間40が形成さ
れ、外筒5の外周部には開口5cが形成され、この開口
部に吐出ノズル41が固定されている。吐出ノズル41
には吐出口41aが開口されるとともに吐出フランジ4
2が固定されている。
【0020】次に、キャンドモータ1と外筒5との固定
方法を図3を参照して説明する。まず、図3に示される
ようにモータフレーム外胴25にモータフレーム側板2
6,27をあらかじめ溶接する。さらにモータフレーム
外胴25にケーブルハウジング22を溶接するととも
に、ステー43を溶接してモータフレーム組立体50を
製作する。
方法を図3を参照して説明する。まず、図3に示される
ようにモータフレーム外胴25にモータフレーム側板2
6,27をあらかじめ溶接する。さらにモータフレーム
外胴25にケーブルハウジング22を溶接するととも
に、ステー43を溶接してモータフレーム組立体50を
製作する。
【0021】次に、外筒5内にモータフレーム組立体5
0を挿入し、外筒5の穴5dにケーブルハウジング22
を挿入する。
0を挿入し、外筒5の穴5dにケーブルハウジング22
を挿入する。
【0022】次に、切欠き45a有した水抜き用パイプ
45等を外筒5側からモータフレーム外胴25側に押し
つけた状態で、パイプ45と外筒5とを溶接することに
より切欠き45aの先端がモータフレーム外胴25に食
い込むため、しっかりとモータフレーム外胴25と外筒
5とを固定することができる。
45等を外筒5側からモータフレーム外胴25側に押し
つけた状態で、パイプ45と外筒5とを溶接することに
より切欠き45aの先端がモータフレーム外胴25に食
い込むため、しっかりとモータフレーム外胴25と外筒
5とを固定することができる。
【0023】図4は、本発明の全周流型両吸込ポンプの
外観図であり、図4(a)は正面図、図4(b)は側面
図である。全周流型両吸込ポンプは、吸込口11がサイ
ドに、吐出口41aがトップに配設されたサイド−トッ
プ型として構成している。外筒5とカバー6,7とを接
続するフランジ8,9には、脚48,48が固定されて
いる。そして、これら脚48,48はベース49に固定
されている。
外観図であり、図4(a)は正面図、図4(b)は側面
図である。全周流型両吸込ポンプは、吸込口11がサイ
ドに、吐出口41aがトップに配設されたサイド−トッ
プ型として構成している。外筒5とカバー6,7とを接
続するフランジ8,9には、脚48,48が固定されて
いる。そして、これら脚48,48はベース49に固定
されている。
【0024】次に、前述のように構成された全周流型両
吸込ポンプの作用を説明する。ポンプ吸込口11より吸
い込まれた流体は、吸込ケース10によって左右に分岐
して吸込窓5a,5bよりポンプ部に流入する。ポンプ
部に流入した流体は、仕切板15,16に形成された吸
込開口15c,16cを通って羽根車3A,3B;4
A,4Bにより昇圧される。羽根車4A,4Bから吐出
された流体は、それぞれ案内装置19a,19aを経て
遠心方向から軸方向に流れ方向が転換された後、外筒5
とキャンドモータ1のモータフレーム24との間に形成
された環状流路40に流入し、この流路40を流れる間
に合流し外筒5の開口5cより吐出ノズル41を経て吐
出口41aより吐出される。
吸込ポンプの作用を説明する。ポンプ吸込口11より吸
い込まれた流体は、吸込ケース10によって左右に分岐
して吸込窓5a,5bよりポンプ部に流入する。ポンプ
部に流入した流体は、仕切板15,16に形成された吸
込開口15c,16cを通って羽根車3A,3B;4
A,4Bにより昇圧される。羽根車4A,4Bから吐出
された流体は、それぞれ案内装置19a,19aを経て
遠心方向から軸方向に流れ方向が転換された後、外筒5
とキャンドモータ1のモータフレーム24との間に形成
された環状流路40に流入し、この流路40を流れる間
に合流し外筒5の開口5cより吐出ノズル41を経て吐
出口41aより吐出される。
【0025】本実施例によれば、モータフレーム外胴2
5は全周がポンプ吐出液にて囲まれることになり、均一
な圧力を受けるため、不均一な歪みや変形を生じること
がない。また、外筒5の内周部に仕切壁15,16を設
けているので、外筒内部をポンプ吸込圧力側とポンプ吐
出圧力側に分離でき、外筒内部の半径方向および円周方
向の圧力分布を均一にできる。
5は全周がポンプ吐出液にて囲まれることになり、均一
な圧力を受けるため、不均一な歪みや変形を生じること
がない。また、外筒5の内周部に仕切壁15,16を設
けているので、外筒内部をポンプ吸込圧力側とポンプ吐
出圧力側に分離でき、外筒内部の半径方向および円周方
向の圧力分布を均一にできる。
【0026】また、外筒5の内周部と仕切壁15,16
の外周部との間にゴム等の弾性材からなるシール部材1
7を介装したため、仕切壁15,16を着脱可能にで
き、且つ、ポンプ吸込圧力側とポンプ吐出圧力側を確実
に区分することができる。
の外周部との間にゴム等の弾性材からなるシール部材1
7を介装したため、仕切壁15,16を着脱可能にで
き、且つ、ポンプ吸込圧力側とポンプ吐出圧力側を確実
に区分することができる。
【0027】さらに本実施例においては、外筒5の両端
部に分解・組立用のカバー6,7を設けたため、配管を
取り外すことなく、内部のメンテナンスが可能である。
特にキャンドモータポンプの場合には、メンテナンス箇
所は軸受やライナリング等の摺動部品が主となるが、本
構造では、カバー6,7を取り外すことにより回転体一
式および軸受一式を全て(配管をとりはずすことなく)
本体から取り外すことができる。
部に分解・組立用のカバー6,7を設けたため、配管を
取り外すことなく、内部のメンテナンスが可能である。
特にキャンドモータポンプの場合には、メンテナンス箇
所は軸受やライナリング等の摺動部品が主となるが、本
構造では、カバー6,7を取り外すことにより回転体一
式および軸受一式を全て(配管をとりはずすことなく)
本体から取り外すことができる。
【0028】また、本実施例によれば、両吸込型ポンプ
にして、流量を2つのポンプ部で分割して受け持つこと
ができ、比速度Ns=1/21/2 となり、羽根車の形状
が略2次元翼となり、羽根車のプレス成形が容易とな
る。また、一般に羽根車入口部の流速が速くなる程、吸
上げ運転時の吸込性能が劣化することが公知であるが、
両吸込型ポンプは流量を2つのポンプ部で分割して受け
持つことができ、この面でも有利である。さらに、両吸
込型ポンプは、ポンプが発生する軸スラストがバランス
するため軸受の負荷容量を小さくできる。そして、軸ス
ラストがバランスしているため、軸受ハウジング31,
32とモータフレーム24の固定は簡便で良い。本実施
例のごとく、すきまばめのインローとOリング37,3
8によって固定すれば、軸受の自動調芯機能が期待で
き、周辺部の加工精度を必要としない。本実施例の両吸
込型ポンプはハイドロ設計上及び軸スラスト荷重の相方
から、高回転数(4000r.p.m.以上)の場合に効果が
大である。
にして、流量を2つのポンプ部で分割して受け持つこと
ができ、比速度Ns=1/21/2 となり、羽根車の形状
が略2次元翼となり、羽根車のプレス成形が容易とな
る。また、一般に羽根車入口部の流速が速くなる程、吸
上げ運転時の吸込性能が劣化することが公知であるが、
両吸込型ポンプは流量を2つのポンプ部で分割して受け
持つことができ、この面でも有利である。さらに、両吸
込型ポンプは、ポンプが発生する軸スラストがバランス
するため軸受の負荷容量を小さくできる。そして、軸ス
ラストがバランスしているため、軸受ハウジング31,
32とモータフレーム24の固定は簡便で良い。本実施
例のごとく、すきまばめのインローとOリング37,3
8によって固定すれば、軸受の自動調芯機能が期待で
き、周辺部の加工精度を必要としない。本実施例の両吸
込型ポンプはハイドロ設計上及び軸スラスト荷重の相方
から、高回転数(4000r.p.m.以上)の場合に効果が
大である。
【0029】さらに、本実施例によれば、ロータ室前後
の圧力が完全にバランスしているため、ロータ室内にス
ラリーが呼び込まれることはない。この条件の下で羽根
車に裏羽根を設けると、たまたま羽根車の背面に近づい
たスラリーがあったとしても強制的に外周側にはじきと
ばすことができる。従って、スラリー液に対して極めて
耐久性の高い構造と言える。
の圧力が完全にバランスしているため、ロータ室内にス
ラリーが呼び込まれることはない。この条件の下で羽根
車に裏羽根を設けると、たまたま羽根車の背面に近づい
たスラリーがあったとしても強制的に外周側にはじきと
ばすことができる。従って、スラリー液に対して極めて
耐久性の高い構造と言える。
【0030】また、本実施例によれば、モータフレーム
外胴25とモータフレーム側板26,27の溶接を外筒
5の溶接前に完了できる。したがって、外筒5の両端を
延長することが可能となり、外筒5に吸込ケース10を
設けるとともに吸込窓5a,5bを形成することがで
き、両吸込窓5a,5bを接続するためにヘッダー管等
を設ける必要がない。
外胴25とモータフレーム側板26,27の溶接を外筒
5の溶接前に完了できる。したがって、外筒5の両端を
延長することが可能となり、外筒5に吸込ケース10を
設けるとともに吸込窓5a,5bを形成することがで
き、両吸込窓5a,5bを接続するためにヘッダー管等
を設ける必要がない。
【0031】図5乃至図9は本発明の第2実施例を示す
図である。本実施例の基本的構成は図1乃至図4に示す
第1実施例と同様であるため、同一の構成については説
明を省略し、第1実施例と異なる構成のみを説明する。
図5は全周流型両吸込ポンプの断面図、図6は外筒の詳
細を示す図であり、図6(a)はその縦断面図、図6
(b)は図6(a)のVI(b)−VI(b)線断面図であ
る。また、図7は図5のА部詳細図、図8は図1のVIII
−VIII線断面図である。
図である。本実施例の基本的構成は図1乃至図4に示す
第1実施例と同様であるため、同一の構成については説
明を省略し、第1実施例と異なる構成のみを説明する。
図5は全周流型両吸込ポンプの断面図、図6は外筒の詳
細を示す図であり、図6(a)はその縦断面図、図6
(b)は図6(a)のVI(b)−VI(b)線断面図であ
る。また、図7は図5のА部詳細図、図8は図1のVIII
−VIII線断面図である。
【0032】本実施例においては、外筒5に形成された
吸込窓5a,5bは、図6に示すように(図6において
は一方の吸込窓5aのみ示す)、吸込窓5aに軸方向に
延在するバー51が設けられているため、シール部材1
7を組み込んだ仕切壁15,16を外筒5の吸込窓5
a,5bの奥まで挿入する作業が容易に行える。また吸
込ケース10内に空気溜りができないように、図6に示
されるように外筒5の外周部の吸込窓5a,5bの円周
方向の幅W1 を吸込ケース10の幅W2 と対応させてい
る。
吸込窓5a,5bは、図6に示すように(図6において
は一方の吸込窓5aのみ示す)、吸込窓5aに軸方向に
延在するバー51が設けられているため、シール部材1
7を組み込んだ仕切壁15,16を外筒5の吸込窓5
a,5bの奥まで挿入する作業が容易に行える。また吸
込ケース10内に空気溜りができないように、図6に示
されるように外筒5の外周部の吸込窓5a,5bの円周
方向の幅W1 を吸込ケース10の幅W2 と対応させてい
る。
【0033】また、仕切壁15,16の先端には、図7
に示すように(図7においては一方の仕切壁15のみ示
す)、シール部材17を挟持するストッパー52が設け
られており、シール部材17の脱落が防止される。また
図7に示されるように外筒5の内径には、吸込圧力側に
おいて拡管部5dが形成されている。この拡管部5dを
設けることにより、シール部材17を組み込んだ仕切壁
15,16を外筒5の吸込窓5a,5bの奥まで挿入す
る作業が容易に行える。また外筒5の内・外圧力差に伴
う矢印に示す方向の吸込窓の変形も防止できる。そして
拡管によって外筒5の円筒度及び強度が確保できる。
に示すように(図7においては一方の仕切壁15のみ示
す)、シール部材17を挟持するストッパー52が設け
られており、シール部材17の脱落が防止される。また
図7に示されるように外筒5の内径には、吸込圧力側に
おいて拡管部5dが形成されている。この拡管部5dを
設けることにより、シール部材17を組み込んだ仕切壁
15,16を外筒5の吸込窓5a,5bの奥まで挿入す
る作業が容易に行える。また外筒5の内・外圧力差に伴
う矢印に示す方向の吸込窓の変形も防止できる。そして
拡管によって外筒5の円筒度及び強度が確保できる。
【0034】さらに、本実施例においては、図5に示す
ように外筒5の一端を塞ぐカバー6に周波数変換器54
が固定され、この周波数変換器54を被うようにカバー
55が設けられている。周波数変換器54は取扱液が接
触するカバー6に固定されているため、周波数変換器5
4は効率よく冷却される。周波数変換器等の高度集積回
路は一般に外力や振動に弱いが、この点で特にポンプ吐
出圧力の加わる外筒外周(吐出圧力によって変形する)
よりも、吸込圧力しか加わらないカバー6の外面に取付
けた方が信頼性が高い。
ように外筒5の一端を塞ぐカバー6に周波数変換器54
が固定され、この周波数変換器54を被うようにカバー
55が設けられている。周波数変換器54は取扱液が接
触するカバー6に固定されているため、周波数変換器5
4は効率よく冷却される。周波数変換器等の高度集積回
路は一般に外力や振動に弱いが、この点で特にポンプ吐
出圧力の加わる外筒外周(吐出圧力によって変形する)
よりも、吸込圧力しか加わらないカバー6の外面に取付
けた方が信頼性が高い。
【0035】また、本実施例においては、外筒5の他端
を塞ぐカバー7に手回し確認用のプラグ56を着脱可能
に設けている。本実施例によれば、カバー7を取り外す
までもなく、回転体の手廻し確認ができる。つまり、プ
ラグ56を外して、ネジ廻し(ドライバー)を軸端の溝
2aに掛け、回転体の手廻しが可能なことを確認した
後、プラグ56を取り付ければよい。
を塞ぐカバー7に手回し確認用のプラグ56を着脱可能
に設けている。本実施例によれば、カバー7を取り外す
までもなく、回転体の手廻し確認ができる。つまり、プ
ラグ56を外して、ネジ廻し(ドライバー)を軸端の溝
2aに掛け、回転体の手廻しが可能なことを確認した
後、プラグ56を取り付ければよい。
【0036】さらに、本実施例においては、図5及び図
8に示すように外筒5の外周部に吐出窓5eを設け、こ
の吐出窓5eに対応して吐出短管57を密封溶接し、こ
の吐出短管57は吐出口57aを有し、この吐出口近傍
に吐出フランジ58を密封溶接し、吐出フランジ58と
外筒外周部を補強材59にて溶接接合している。そのた
め、ポンプの吐出口を配管荷重等の外力から確保でき
る。また加わった外力は外筒5にて吸収するため、モー
タフレーム外胴25やモータ固定子28に強い外力が直
接加わることがない。勿論、補強材が無くとも、公知例
とは異なる完全2重構造なので、外力がモータフレーム
外胴25に伝わることは考えにくい。なお、補強材59
は図8の仮想線で示すように、外筒5の全周に設けても
良い。この場合には、外筒5がポンプ内圧によって外側
にふくらむことを防止できる。
8に示すように外筒5の外周部に吐出窓5eを設け、こ
の吐出窓5eに対応して吐出短管57を密封溶接し、こ
の吐出短管57は吐出口57aを有し、この吐出口近傍
に吐出フランジ58を密封溶接し、吐出フランジ58と
外筒外周部を補強材59にて溶接接合している。そのた
め、ポンプの吐出口を配管荷重等の外力から確保でき
る。また加わった外力は外筒5にて吸収するため、モー
タフレーム外胴25やモータ固定子28に強い外力が直
接加わることがない。勿論、補強材が無くとも、公知例
とは異なる完全2重構造なので、外力がモータフレーム
外胴25に伝わることは考えにくい。なお、補強材59
は図8の仮想線で示すように、外筒5の全周に設けても
良い。この場合には、外筒5がポンプ内圧によって外側
にふくらむことを防止できる。
【0037】図9は図5に示す全周流型両吸込ポンプの
外観図である。全周流型両吸込ポンプは、吸込口11が
サイドに、吐出口57aがトップに配置されたサイド−
トップ型として構成している。
外観図である。全周流型両吸込ポンプは、吸込口11が
サイドに、吐出口57aがトップに配置されたサイド−
トップ型として構成している。
【0038】図10は本発明の全周流型ポンプの第3実
施例を示す断面図である。本実施例の全周流型ポンプ
は、全周流型片吸込ポンプである。図10において、図
5の構成要素と同一の作用および機能を有する構成要素
は同一符号を付して説明を省略する。
施例を示す断面図である。本実施例の全周流型ポンプ
は、全周流型片吸込ポンプである。図10において、図
5の構成要素と同一の作用および機能を有する構成要素
は同一符号を付して説明を省略する。
【0039】図10に示される全周流型片吸込ポンプ
は、中央にキャンドモータ1を備えており、このキャン
ドモータ1の主軸2の一方の軸端に、軸方向外方に開口
した吸込部を有する羽根車3А,4Аが固定されてい
る。主軸2の他方の軸端には羽根車は固定されておら
ず、したがって、外筒5の一方の内周部には仕切壁も設
置されていない。その他の構成は図5に示す第2実施例
と略同様である。
は、中央にキャンドモータ1を備えており、このキャン
ドモータ1の主軸2の一方の軸端に、軸方向外方に開口
した吸込部を有する羽根車3А,4Аが固定されてい
る。主軸2の他方の軸端には羽根車は固定されておら
ず、したがって、外筒5の一方の内周部には仕切壁も設
置されていない。その他の構成は図5に示す第2実施例
と略同様である。
【0040】本実施例においては、全周流型片吸込ポン
プとして構成されており、ポンプ吸込口11より吸い込
まれた流体は、吸込ケース10を通って吸込窓5aより
ポンプ部に流入する。ポンプ部に流入した流体は、仕切
板15に形成された吸込開口15cを通って羽根車3
А,4Аにより昇圧される。羽根車4Aから吐出された
流体は、案内装置19aを経て遠心方向から軸方向に流
れ方向が転換された後、外筒5とキャンドモータ1のモ
ータフレーム24との間に形成された環状流路40に流
入し、吐出短管57を経て吐出口57aより吐出され
る。本実施例は片吸込型ポンプであるため、両吸込型ポ
ンプの作用効果は得られないが、その他の作用効果は図
1乃至図9に示す実施例と同様である。
プとして構成されており、ポンプ吸込口11より吸い込
まれた流体は、吸込ケース10を通って吸込窓5aより
ポンプ部に流入する。ポンプ部に流入した流体は、仕切
板15に形成された吸込開口15cを通って羽根車3
А,4Аにより昇圧される。羽根車4Aから吐出された
流体は、案内装置19aを経て遠心方向から軸方向に流
れ方向が転換された後、外筒5とキャンドモータ1のモ
ータフレーム24との間に形成された環状流路40に流
入し、吐出短管57を経て吐出口57aより吐出され
る。本実施例は片吸込型ポンプであるため、両吸込型ポ
ンプの作用効果は得られないが、その他の作用効果は図
1乃至図9に示す実施例と同様である。
【0041】図11は本発明の全周流型ポンプの第4実
施例を示す断面図である。本実施例の全周流型ポンプは
エンドトップ型ポンプである。図11において、図10
の構成要素と同一の作用および機能を有する構成要素は
同一符号を付して説明を省略する。
施例を示す断面図である。本実施例の全周流型ポンプは
エンドトップ型ポンプである。図11において、図10
の構成要素と同一の作用および機能を有する構成要素は
同一符号を付して説明を省略する。
【0042】図11に示される全周流型片吸込ポンプ
は、中央にキャンドモータ1を備えており、このキャン
ドモータ1の主軸2の一方の軸端に、軸方向外方に開口
した吸込部を有する羽根車3Aが固定されている。主軸
2の他方の軸端には羽根車は固定されておらず、又、外
筒5の内周部には仕切壁も設置されていない。そして、
これらキャンドモータ1及び羽根車3Aを収容する外筒
5、吸込ケーシング66及びカバー7が設けられてい
る。外筒5と吸込ケーシング66及び外筒5とカバー7
とは、フランジ8,9で固定されている。
は、中央にキャンドモータ1を備えており、このキャン
ドモータ1の主軸2の一方の軸端に、軸方向外方に開口
した吸込部を有する羽根車3Aが固定されている。主軸
2の他方の軸端には羽根車は固定されておらず、又、外
筒5の内周部には仕切壁も設置されていない。そして、
これらキャンドモータ1及び羽根車3Aを収容する外筒
5、吸込ケーシング66及びカバー7が設けられてい
る。外筒5と吸込ケーシング66及び外筒5とカバー7
とは、フランジ8,9で固定されている。
【0043】前記吸込ケーシング66には吸込ノズル6
7が固定されており、吸込ケーシング66内には内ケー
シング18が設置されている。そして、内ケーシング1
8は案内装置18aを具備し、内ケーシング18と吸込
ケーシング66との間にはシール部材20が設置されて
いる。
7が固定されており、吸込ケーシング66内には内ケー
シング18が設置されている。そして、内ケーシング1
8は案内装置18aを具備し、内ケーシング18と吸込
ケーシング66との間にはシール部材20が設置されて
いる。
【0044】また、分解・組立用のカバー7には手回し
確認用のブラグ56を着脱可能に設けている。本実施例
においては、エンドトップ型ポンプとして構成されてお
り、吸込ノズル67より吸い込まれた流体は、ポンプ部
に流入し、羽根車3Aにより昇圧される。羽根車3Aか
ら吐出された流体は、案内装置18aを経て遠心方向か
ら軸方向に流れ方向が転換された後、外筒5とキャンド
モータ1のモータフレーム24との間に形成された環状
流路40に流入し、吐出短管57を経て吐出口57aよ
り吐出される。本実施例は仕切壁を具備していないた
め、仕切壁に関連する作用効果は得られないが、その他
の作用効果は図10に示す実施例と同様である。
確認用のブラグ56を着脱可能に設けている。本実施例
においては、エンドトップ型ポンプとして構成されてお
り、吸込ノズル67より吸い込まれた流体は、ポンプ部
に流入し、羽根車3Aにより昇圧される。羽根車3Aか
ら吐出された流体は、案内装置18aを経て遠心方向か
ら軸方向に流れ方向が転換された後、外筒5とキャンド
モータ1のモータフレーム24との間に形成された環状
流路40に流入し、吐出短管57を経て吐出口57aよ
り吐出される。本実施例は仕切壁を具備していないた
め、仕切壁に関連する作用効果は得られないが、その他
の作用効果は図10に示す実施例と同様である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれ
ば、、モータフレーム外胴は全周がポンプ吐出液にて囲
まれることになり、均一な圧力を受けるため、不均一な
歪みや変形を生じることがない。また、外筒の内周部に
仕切壁を設けているので、外筒内部をポンプ吸込圧力側
とポンプ吐出圧力側に分離でき、外筒内部の半径方向お
よび円周方向の圧力分布を均一にできる。
ば、、モータフレーム外胴は全周がポンプ吐出液にて囲
まれることになり、均一な圧力を受けるため、不均一な
歪みや変形を生じることがない。また、外筒の内周部に
仕切壁を設けているので、外筒内部をポンプ吸込圧力側
とポンプ吐出圧力側に分離でき、外筒内部の半径方向お
よび円周方向の圧力分布を均一にできる。
【0046】また、外筒の内周部と仕切壁の外周部との
間にゴム等の弾性材からなるシール部材を介装したた
め、仕切壁を着脱可能にでき、且つ、ポンプ吸込圧力側
とポンプ吐出圧力側を確実に区分することができる。
間にゴム等の弾性材からなるシール部材を介装したた
め、仕切壁を着脱可能にでき、且つ、ポンプ吸込圧力側
とポンプ吐出圧力側を確実に区分することができる。
【0047】また本発明においては、外筒の両端部に分
解・組立用のカバーを設けたため、配管を取り外すこと
なく、内部のメンテナンスが可能である。特にキャンド
モータポンプの場合には、メンテナンス箇所は軸受やラ
イナリング等の摺動部品が主となるが、本構造では、回
転体一式および軸受一式を全て配管をとりはずすことな
く本体から取り外すことができる。
解・組立用のカバーを設けたため、配管を取り外すこと
なく、内部のメンテナンスが可能である。特にキャンド
モータポンプの場合には、メンテナンス箇所は軸受やラ
イナリング等の摺動部品が主となるが、本構造では、回
転体一式および軸受一式を全て配管をとりはずすことな
く本体から取り外すことができる。
【0048】さらに本発明によれば、両吸込型ポンプと
して流量を2つのポンプ部で分割して受け持つことがで
き、比速度Ns=1/21/2 となり、羽根車が略2次元
翼となり、羽根車のプレス成形が容易となる。
して流量を2つのポンプ部で分割して受け持つことがで
き、比速度Ns=1/21/2 となり、羽根車が略2次元
翼となり、羽根車のプレス成形が容易となる。
【0049】また、本発明によれば、フランジに脚を設
けることができる。また、モータの外周全体を自液が通
過するため冷却条件が極めて良い。従って、モータを小
形化できる。
けることができる。また、モータの外周全体を自液が通
過するため冷却条件が極めて良い。従って、モータを小
形化できる。
【0050】さらに本発明によれば、ロータ室内を自液
が自由に出入りするため、モータが冷却されて小形にで
きる。また、ロータ室とポンプ部の水密は確保する必要
がなく、軸スラストがバランスしているため、軸受部と
モータフレームの固定は簡便でよい。そして、本発明の
ごとく、すきまばめのインローとOリングによって固定
すれば、軸受の自動調芯機能が期待でき、周辺部の加工
精度を必要としない。
が自由に出入りするため、モータが冷却されて小形にで
きる。また、ロータ室とポンプ部の水密は確保する必要
がなく、軸スラストがバランスしているため、軸受部と
モータフレームの固定は簡便でよい。そして、本発明の
ごとく、すきまばめのインローとOリングによって固定
すれば、軸受の自動調芯機能が期待でき、周辺部の加工
精度を必要としない。
【0051】また、本発明によれば、モータの両側に流
量が異なるポンプを組み合せることができるため、例え
ば流量公比が 1と1.6のポンプを両軸端に組み合わせ
ることで流量が 2(1+1),2.6(1+1.6),
3.2(1.6+1.6)の3種類のポンプを製作するこ
とができる。
量が異なるポンプを組み合せることができるため、例え
ば流量公比が 1と1.6のポンプを両軸端に組み合わせ
ることで流量が 2(1+1),2.6(1+1.6),
3.2(1.6+1.6)の3種類のポンプを製作するこ
とができる。
【0052】さらに、本発明によれば、ロータ室前後の
圧力が完全にバランスしているため、ロータ室内にスラ
リーが呼び込まれることはない。この条件の下で、羽根
車に裏羽根を設けると、たまたま羽根車背面に近づいた
スラリーがあったとしても強制的に外周側にはじきとば
すことができる。従って、スラリー液に対して極めて耐
久性の高い構造と言える。
圧力が完全にバランスしているため、ロータ室内にスラ
リーが呼び込まれることはない。この条件の下で、羽根
車に裏羽根を設けると、たまたま羽根車背面に近づいた
スラリーがあったとしても強制的に外周側にはじきとば
すことができる。従って、スラリー液に対して極めて耐
久性の高い構造と言える。
【0053】また、本発明の吸込カバーによれば、空気
だまりが生ずることがなく、ポンプ運転上不都合が生ず
ることがない。しかも、両吸込窓を接続するためにヘッ
ダー管を設ける必要がないため、配管をはずさずにポン
プ部をメンテナンスできる。
だまりが生ずることがなく、ポンプ運転上不都合が生ず
ることがない。しかも、両吸込窓を接続するためにヘッ
ダー管を設ける必要がないため、配管をはずさずにポン
プ部をメンテナンスできる。
【0054】さらに、本発明によれば、多段型の両吸込
ポンプを構成する際に、仕切板を利用して外周流路を形
成し、この外周流路の所に吸込カバーを設けることによ
り、多段型ポンプにかかわらずポンプ全長を短くするこ
とができる。
ポンプを構成する際に、仕切板を利用して外周流路を形
成し、この外周流路の所に吸込カバーを設けることによ
り、多段型ポンプにかかわらずポンプ全長を短くするこ
とができる。
【図1】本発明に係る全周流型ポンプの一実施例を示す
図である。
図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本発明に係る全周流型ポンプの組立手順を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明に係る全周流型ポンプの外観を示す図で
あり、図4(a)は正面図、図4(b)は側面図であ
る。
あり、図4(a)は正面図、図4(b)は側面図であ
る。
【図5】本発明に係る全周流型ポンプの第2実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】第2実施例における外筒の詳細構造を示す図で
あり、図6(a)は縦断面図、図6(b)は図6(a)
のVI(b)−VI(b)線断面図である。
あり、図6(a)は縦断面図、図6(b)は図6(a)
のVI(b)−VI(b)線断面図である。
【図7】図5のA部詳細を示す断面図である。
【図8】図5のVIII−VIII線断面図である。
【図9】図5に示す全周流型ポンプの斜視図である。
【図10】本発明に係る全周流型ポンプの第3実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図11】本発明に係る全周流型ポンプの第4実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図12】従来のポンプを示す断面図である。
1 キャンドモータ 2 主軸 3A,3B,4A,4B 羽根車 5 外筒 6,7 カバー 8,9 フランジ 10 吸込カバー 11 ポンプ吸込口 15,16 仕切板 18A,18B 第1内ケーシング 19A,19B 第2内ケーシング 17,20 シール部材 22 ケーブルハウジング 24 モータフレーム 25 フレーム外胴 26,27 フレーム側板 31,32 軸受ハウジング 37,38 Oリング 40 環状流路 41 吐出ノズル 51 バー 52 ストッパー 54 周波数変換器 56 プラグ 57 吐出短管 59 補強材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上井 圭太 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内
Claims (24)
- 【請求項1】 モータ固定子外周部に設けられたモータ
フレーム外胴と、該モータフレーム外胴外周面との間に
環状空間を形成する外筒と、前記環状空間に取扱液を吐
き出すポンプ部を備えたポンプ組立体において、モータ
の軸端にポンプ部を配置し、外筒外周部には、ポンプ部
に吸込液を導くための吸込ケース及び吸込窓を設け、前
記吸込ケースにポンプ吸込口を設けたことを特徴とする
全周流型ポンプ。 - 【請求項2】 前記外筒の内周部にポンプ吸込圧力側と
ポンプ吐出圧力側を分離するための仕切壁を備えたこと
を特徴とする請求項1記載の全周流型ポンプ。 - 【請求項3】 前記外筒の内周部と仕切壁の外周部との
間に弾性材料製のシール部材を介装したことを特徴とす
る請求項2記載の全周流型ポンプ。 - 【請求項4】 前記シール部材の脱落を防止するために
前記仕切壁の外周部にストッパーを設けたことを特徴と
する請求項3記載の全周流型ポンプ。 - 【請求項5】 前記吸込窓に軸方向に延在するバーを設
けたことを特徴とする請求項3又は4記載の全周流型ポ
ンプ。 - 【請求項6】 前記外筒の吸込圧力側の内径部に、拡管
部を設けたことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか
1項に記載の全周流型ポンプ。 - 【請求項7】 前記吸込ケース内に空気溜まりができな
いように、前記外筒外周部の吸込窓の円周方向の幅を前
記吸込ケースの幅と対応させたことを特徴とする請求項
1乃至6のいずれか1項に記載の全周流型ポンプ。 - 【請求項8】 前記外筒の端部に分解・組立用のカバー
を設けたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1
項に記載の全周流型ポンプ。 - 【請求項9】 前記カバーに回転体を手廻し確認するた
めのプラグ又は蓋を設けたことを特徴とする請求項8記
載の全周流型ポンプ。 - 【請求項10】 前記カバーの外面に周波数変換器を取
付けたことを特徴とする請求項8記載の全周流型ポン
プ。 - 【請求項11】 前記外筒を板金材で構成し、該外筒の
外周部に吐出窓を設け、該吐出窓に対応して吐出短管を
密封溶接し、前記吐出短管に吐出フランジを密封溶接
し、該吐出フランジと外筒外周部を補強材にて溶接接合
したことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項
に記載の全周流型ポンプ。 - 【請求項12】 前記補強材と吸込ケースによって前記
外筒の外周を包み込むことを特徴とする請求項11記載
の全周流型ポンプ。 - 【請求項13】 モータ固定子外周部に設けられたモー
タフレーム外胴と、該モータフレーム外胴外周面との間
に環状空間を形成する外筒と、前記環状空間に取扱液を
導くポンプ部を備えたポンプ組立体において、モータの
両軸端にポンプ部を配置し、外筒外周部には両端のポン
プ部に吸込液を導くための吸込ケース及び吸込窓を設
け、前記吸込ケースにポンプ吸込口を設け、且つ前記外
筒にポンプ吐出口を設けたことを特徴とする全周流型両
吸込ポンプ。 - 【請求項14】 前記外筒の内周部にポンプ吸込圧力側
とポンプ吐出圧力側を分離するための仕切壁を備えたこ
とを特徴とする請求項13記載の全周流型両吸込ポン
プ。 - 【請求項15】 前記外筒の両端部にポンプ部メンテナ
ンス用のカバーを取付けたことを特徴とする請求項13
又は14記載の全周流型両吸込ポンプ。 - 【請求項16】 前記外筒に直接又は間接的にポンプ据
付用の脚を設けたことを特徴とする請求項13乃至15
のいずれか1項に記載の全周流型両吸込ポンプ。 - 【請求項17】 前記吸込ケース内に空気溜まりができ
ないように、前記外筒外周部の吸込窓の円周方向の幅を
前記吸込ケースの幅と対応させたことを特徴とする請求
項13乃至16のいずれか1項に記載の全周流型両吸込
ポンプ。 - 【請求項18】 前記モータがキャンド型であり、該モ
ータの主軸を支承するための軸受ハウジングとモータフ
レームの固定がすきまばめのインローと弾性材のOリン
グによってなされていることを特徴とする請求項13乃
至17のいずれか1項に記載の全周流型両吸込ポンプ。 - 【請求項19】 前記モータの回転数が少なくとも40
00r.p.m.以上であることを特徴とする請求項13乃至
18のいずれか1項に記載の全周流型両吸込ポンプ。 - 【請求項20】 前記羽根車の翼が板金加工によって製
作されていることを特徴とする請求項13乃至19のい
ずれか1項に記載の全周流型両吸込ポンプ。 - 【請求項21】 前記モータの両側に締切揚程が同一で
流量の異なるポンプを設けることを特徴とする請求項1
3乃至20のいずれか1項に記載の全周流型両吸込ポン
プ。 - 【請求項22】 前記羽根車の背面に裏羽根を設けたこ
とを特徴とする請求項13乃至21のいずれか1項に記
載の全周流型両吸込ポンプ。 - 【請求項23】 前記モータの主軸の両軸端に配置され
る羽根車を多段に設け、最終段の羽根車を除く各羽根車
を覆うように前記仕切板の内側に内ケーシングを配置
し、前段の羽根車から次段の羽根車に流体を導くために
戻り羽根を設置したことを特徴とする請求項13乃至2
2のいずれか1項に記載の全周流型両吸込ポンプ。 - 【請求項24】 モータ固定子外周部に設けられたモー
タフレーム外胴と、該モータフレーム外胴外周面との間
に環状空間を形成する外筒と、前記環状空間に取扱液を
吐き出すポンプ部を備えたポンプ組立体において、モー
タの軸端にポンプ部を設けると共に、上記モータの両軸
端の少なくとも一方には、ポンプ接続用配管を取りはず
すことなく、内部を点検できるような、カバーもしくは
プラグを設けたことを特徴とする全周流型ポンプ。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6054861A JP2886444B2 (ja) | 1993-10-13 | 1994-03-01 | 全周流型ポンプ |
US08/275,519 US5494403A (en) | 1992-04-14 | 1994-07-15 | Full-circumferential flow pump |
AU67516/94A AU678015B2 (en) | 1993-10-13 | 1994-07-18 | Full-circumferential flow pump |
KR1019940017365A KR100320288B1 (ko) | 1993-10-13 | 1994-07-19 | 전주류형펌프 |
DE69414344T DE69414344T2 (de) | 1993-10-13 | 1994-08-24 | Seitenströmungspumpe |
EP94113241A EP0648934B1 (en) | 1993-10-13 | 1994-08-24 | Full-circumferential flow pump |
AT94113241T ATE173060T1 (de) | 1993-10-13 | 1994-08-24 | Seitenströmungspumpe |
ES94113241T ES2127317T3 (es) | 1993-10-13 | 1994-08-24 | Bomba de flujo lateral. |
US08/567,235 US5704761A (en) | 1992-04-14 | 1995-12-05 | Full-circumferential flow pump |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28011493 | 1993-10-13 | ||
JP5-280114 | 1993-10-13 | ||
JP6054861A JP2886444B2 (ja) | 1993-10-13 | 1994-03-01 | 全周流型ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07158594A true JPH07158594A (ja) | 1995-06-20 |
JP2886444B2 JP2886444B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=26395680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6054861A Expired - Fee Related JP2886444B2 (ja) | 1992-04-14 | 1994-03-01 | 全周流型ポンプ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0648934B1 (ja) |
JP (1) | JP2886444B2 (ja) |
KR (1) | KR100320288B1 (ja) |
AT (1) | ATE173060T1 (ja) |
AU (1) | AU678015B2 (ja) |
DE (1) | DE69414344T2 (ja) |
ES (1) | ES2127317T3 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5888053A (en) * | 1995-02-10 | 1999-03-30 | Ebara Corporation | Pump having first and second outer casing members |
GB0411040D0 (en) * | 2004-05-18 | 2004-06-23 | Weir Pumps Ltd | Pump assembly |
KR100725949B1 (ko) * | 2006-07-28 | 2007-06-11 | 금정공업 주식회사 | 수륙 양용 모터펌프 |
CN101749250B (zh) * | 2008-11-30 | 2012-06-20 | 大连深蓝泵业有限公司 | 首级双吸节段式自平衡多级离心泵 |
CN103541906A (zh) * | 2013-10-29 | 2014-01-29 | 珠海市威必威数码科技有限责任公司 | 一种双头泵 |
CN109441843A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-03-08 | 利欧集团浙江泵业有限公司 | 一种潜水泵 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE739006C (de) * | 1938-10-15 | 1943-09-08 | Josef Ritz | Elektrische Motortauchpumpe |
FR1157493A (fr) * | 1956-08-28 | 1958-05-29 | Emerjy | Perfectionnements aux groupes électro-pompes pour chauffage central et analogues |
FR1492181A (fr) * | 1966-06-20 | 1967-08-18 | Materiel Telephonique | Bloc pompe-moteur |
AU522300B2 (en) * | 1976-07-30 | 1982-05-27 | Ebara Corporation | Pump unit |
FR2408739A1 (fr) * | 1977-11-10 | 1979-06-08 | Materiel Telephonique | Dispositif de pompage monobloc a fonctionnement ambivalent |
JPS5813196A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-25 | Hitachi Ltd | ポンプ軸受の給水装置 |
JPS6368798A (ja) * | 1986-09-09 | 1988-03-28 | Ebara Corp | 水中ポンプ |
DE3820005C1 (ja) * | 1988-06-11 | 1989-10-05 | Grundfos International A/S, Bjerringbro, Dk | |
JPH03175195A (ja) * | 1989-09-26 | 1991-07-30 | Ebara Corp | 水中ポンプ |
-
1994
- 1994-03-01 JP JP6054861A patent/JP2886444B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-07-18 AU AU67516/94A patent/AU678015B2/en not_active Ceased
- 1994-07-19 KR KR1019940017365A patent/KR100320288B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1994-08-24 ES ES94113241T patent/ES2127317T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-24 DE DE69414344T patent/DE69414344T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-24 EP EP94113241A patent/EP0648934B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-24 AT AT94113241T patent/ATE173060T1/de not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES2127317T3 (es) | 1999-04-16 |
DE69414344D1 (de) | 1998-12-10 |
JP2886444B2 (ja) | 1999-04-26 |
EP0648934B1 (en) | 1998-11-04 |
KR100320288B1 (ko) | 2002-06-22 |
KR950011859A (ko) | 1995-05-16 |
DE69414344T2 (de) | 1999-06-17 |
EP0648934A1 (en) | 1995-04-19 |
ATE173060T1 (de) | 1998-11-15 |
AU678015B2 (en) | 1997-05-15 |
AU6751694A (en) | 1995-05-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0726397B1 (en) | Pump having an improved flow passage | |
JP3182307B2 (ja) | 全周流型ポンプ | |
US5704761A (en) | Full-circumferential flow pump | |
JPH08232884A (ja) | 全周流型ポンプ群及びその製造方法 | |
JPH07158594A (ja) | 全周流型ポンプ | |
JPH08144997A (ja) | 全周流型ポンプ | |
JPH07243392A (ja) | ポンプユニット | |
JP2987024B2 (ja) | 板金製ポンプケーシング | |
JP3238056B2 (ja) | ポンプ組立体 | |
JPH09209976A (ja) | 全周流型ポンプ | |
JP3115724B2 (ja) | 全周流型両吸込ポンプ | |
JP3115751B2 (ja) | 全周流型キャンドモータポンプ | |
JP3249332B2 (ja) | ポンプ組立体 | |
JPH0688589A (ja) | インラインポンプ | |
WO1999030039A1 (fr) | Pompe centrifuge | |
JP3474354B2 (ja) | ポンプケーシング | |
JP3179573B2 (ja) | インラインポンプ | |
JPH0688599A (ja) | 板金製ポンプケーシング | |
JPH08219077A (ja) | 全周流型ポンプ | |
JPH0688586A (ja) | インラインポンプ | |
JP2003161287A (ja) | 水中ポンプ | |
JPH09126180A (ja) | 全周流型ポンプ | |
JPH05332281A (ja) | 2段型ポンプ | |
JP2002021766A (ja) | ポンプ組立体 | |
JPH0610890A (ja) | 板金製ポンプケーシング及び該ポンプケーシングを備えた全周流型ポンプ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |