JPH0287486A

JPH0287486A - 板バネ接触子

Info

Publication number: JPH0287486A
Application number: JP1224298A
Authority: JP
Inventors: Bernd Zinn; ベルント・チン
Original assignee: Grote and Hartmann GmbH and Co KG
Current assignee: Grote and Hartmann GmbH and Co KG
Priority date: 1988-08-31
Filing date: 1989-08-30
Publication date: 1990-03-28
Also published as: US4932877A; DE8811020U1; EP0361010A1; ES2015845A4

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、板バネ接触子、特に、外バネ付きの小型の仮
バネアーム接触子（以後、単に板バネ接触子という）に
関する。

（従来の技術）上述のような接触子は、例えば、その寸法が僅かに、長
さ１７．５ｍｍ、厚さ２ｎ＋ｍ程度のものであって、こ
のように小さな接触子に外バネを取、り付けることは困
難である。Ｉ２１１ち、前記外バネを、例えば、前記板
バ２接触子上に、この仮バネ接触子の弾性付勢力が十分
に利用出来るよ°うに竹実強固に位置決め固定するため
には複数のクランプ・保持部材または固定装置が必要で
ある。しかし、このように様々な保持・固定部材を使用
すれば、外バネ付きバネ接触子の組立が複雑になり、そ
の製造コストが増大する。

（発明が解決しようとする課題）上記実状に鑑み、本発明の課題は、必要な保持または固
定部材の数が少なく、従って製造、及び組立中における
調節が容易な、外バネ付きバネ接触子、特に、仮バネ接
触子を提供することにある。

（課題を解決するための手段）上記課題を解決するため、本発明による接触子は、電導
接続部と、バネアーム基部と、接触部とを有し、該接触
部が前記バネアーム基部に取り付けられて前方に延出す
るバネアームによって形成され、外バネが、接触子の前
記バネアーム基部の外方に位置するバネアーム基部と、
前記バネアームに外嵌する外バネアームとを備えた、板
バネ接触子であって、前記板バネ接触子の前記バネアー
ム基部にほぼ六角形状の孔が形成され、前記外バネの前
記バネアーム基部が、互いに対向配置された一対の先広
がり突片を有し、これら突片が、折り曲げられて前記バ
ネアーム基部の内部に突出するとともに、該突片の側縁
部が前記孔の対応する対角縁部を保持、位置決めするよ
うに、前記孔の形状に合わせられていることを特徴とす
る。

（作用及び効果）このように、バネアーム基部に形成されたほぼ六角形の
孔の特殊な形状とそれに対応する突片の形状とによって
、非常にＮ単な構造でありながら、外バネを確実強固に
位置決め、固定することができる。

（実施例）打ち抜き加工された板バネ接触子１ａは、電導接続部と
して作用する折れ曲がり部１と、バネアーム基部２と、
接触部３とを有する。前記折れ曲がり部１は、従来より
知られているものであり、従ってここでは詳述を避ける
。

前記バネアーム基部２は箱型に形成され、底部５、二つ
の側壁６．７と、天頂部８とから成り、前記天頂部８は
、略しないしｖ字状断面を有するブリッジ４を介して前
記折れ曲がり部１に接続されている。前記天頂部８と前
記底部５の前縁部９．１０は、それぞれ二つの長手方向
に分割されたバヱアーム１１．１２及び１３．１４をそ
れぞれ有している。これらバネアーム１１．１２．１３
．１４は、それぞれ、互いに一定の角度で近づく状態で
前方に延出し、接点１５において線接触し、更に、じょ
うご型の挿入用開口部１６を形成すべく、再び、互いに
外方へ分岐している。

前記側壁６の前縁部１７は、他方の側壁７の前記底部５
と天頂部８との前縁部に対して、（，１かに後退してい
る（第４図番日、ゼ）。この構成の目的に関しては後に
説明する。

前記側壁６の、好ましくはその中心部に、孔１８が形成
されている（第４図参照）、、この孔１８は、その形状
が重要であって、ここではほぼ六角形状に形成されてい
る。１ｕｌｌち、この六角形状孔１８は、長さの等しい
一対の長辺１９と、長さの等しい二対の対辺２０とから
構成され、かつ、各長辺１９は対辺２０よりも長い。更
に、前記両長辺１９は、前記バネアーム基部２の長手方
向に沿って、かつ、好ましくは該基部２の長手方向軸芯
に平行に延出している。

前記板バネ接触子１ａには、従来方法によって、面一に
、打ち抜き加工された外バネ２２が取り付けられている
。この外バネ２２に使用されている板金は、前記板バネ
接触子１ａに使用されている板金よりも薄いが、その弾
性付勢力は仮バネ接触子１ａのものよりも大きい。また
、１１？１記外バネ２２は、二つの側壁２４．２５、底
部２６、天頂部２７、更に、前方に延出して前記板バネ
接触子１ａのバネアーム１１．１２．１３．１４を外嵌
する状態で前記底部２６及び天頂部２７に接続された外
バネアーム３４とを備えた箱状のバスアーム基部２３を
有している。

前記底部２６及び天頂部２７内には、後外方に突出した
係正用バネ舌２８が、それぞれＵ字状切り欠部を介して
取り付けられている。

前記外バネ２２に使用する板材（図示せず）を切断する
にあたっては、ｎ１１記ハ矛ア一ム基部２３の両接続縁
部２９が前記板バネ接触子１ａのバネアーム基部２の一
方の側壁６の長手方向中心に位置するようにする。各接
続縁部２９から延出するとともに、それぞれが二つの側
縁部３１と一つの長縁部３２を備え、互いに対向配置さ
れた先広がりの突片３０が、前記側壁６に形成された孔
１８に面一状態で側壁部２５ａ及び２５ｂに挿入されて
いる。これら突片３０は、折り曲げられて前記バネアー
ム基部２の内部に突出し、その形状は、これら突片３０
の側縁部３１が前記孔１８の対応する対角縁部２０を保
持、位置決めするように、前記孔１８の形状に合わせら
れている。この構成によれば、単純な手段によって、前
記外バネ２２を、前記板バネ接触子１ａのバネアーム基
部２に保持、位置固定することが可能である。

また、前記両側壁部２５ａ及び２５ｂの前縁部において
、前記接続縁部２９に平行に、突片３３を挿入し、これ
ら突片３３を前記仮バネ接触子１ａのバネアーム基部２
の側壁６の前縁部１７に対して折り曲げれば、前記外バ
ネ２２を仮バネ接触子１ａ上においてより確実に保持す
ることが可能である。

以上、本発明を箱型の仮バネ接触子を例に用いて説明し
てきたが、本発明においては、その保持・位置固定手段
を、異なった形状の接触子またはバネアーム基部、例え
ば、九個のバネアーム基部によって構成することによっ
ても同等の効果を達成することが可能である。また、前
記孔１８の位置は変更可能であり、例えば、この孔１８
を側壁にではなく、前記底部または天頂部に形成しても
よい。但し、この場合においても、この孔１８は前記接
触子のバネアーム基部の接続縁部が位置する箇所以外の
所に形成される。具体的には、例えば第５図及び第６図
に示す構成においては、前記バネアーム基部２の゛接続
縁部が前記天頂部８に位置し、かつ、前記孔１８が前記
底部５に位置する状態で、前記両バネアーム対１１．１
２及び１３．１４が前記両側壁６．７に取り付けられて
いる。また、これに対応して、前記外バネ２２も、その
接続縁部２９が、前記バネアーム基部２の接続縁部が位
置する、該基部２の壁とは反対側の壁に位置するように
構成される。本発明のこの実施例においては、前記バネ
アーム基部２の天頂部８は省略出来る。また、バネアー
ム基部２はＵ字状に形成することが出来る。更に、前記
係止用バネアーム２８は、好ましくは前記両側壁２４．
２５に取り付けられる。前記切り欠部によって後退する
前記縁部１７、及び、前記保持用突片３３は省略可能で
ある（第５図ないし第７図参照）。

以上説明したように、本発明によれば、対角辺２０を有
する六角形である前記孔１８の特殊な形状と、これに対
応する前゛記突片３０の形状とによって、前記外バネ２
２を前記バネアーム基部２−ヒに確実に保時できるだけ
でなく、該パス２２をこの位置に位置固定することが出
来、前記外バネ２２の接続縁部２９が不用意に開放され
ることがないので、前記外バネ２２のバネアーム３４の
付勢力が安定し、前記再接続縁部２９がこじ開けられた
場合においてもこれによって悪影響を受けることがない
のである。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る板バネ接触子の斜視平面図、第２図は第１図に示した板バネ接触子の側面図、第３図は前記板バネ接触子の平面図、第４図は前記板バネ接触子のバネアーム基部の部分側面
図、第５図は仮バネ接触子の別実施例を示す側面°図、第６図は第５図に示した接触子の平面図、そして（１）・・・・・・電導接続部、（１ａ）・・・・・・
仮バネ接触子、（２）・・・・・・バネアーム基部、（
３）・・・・・・接触部、（１１，１２，１３，１４）
・・・・・・バネアーム、（１８）・・・・・・孔、（
２０）・・・・・・対角縁部、（２２）・・・・・・外
バネ、（２３）・・・・・・バネアーム基部、（３０）
・・・・・・突片、（３１）・・・・・・側ＦＩＧ、　
４

Claims

【特許請求の範囲】１、電導接続部と、バネアーム基部と、接触部とを有し
、該接触部が前記バネアーム基部に取り付けられて前方
に延出するバネアームによって形成され、外バネが、接
触子の前記バネアーム基部の外方に位置するバネアーム
基部と、前記バネアームに外嵌する外バネアームとを備
えた、板バネ接触子であって、前記板バネ接触子（１ａ
）の前記バネアーム基部（２）にほぼ六角形状の孔（１
８）が形成され、前記外バネ（２２）の前記バネアーム
基部（２３）が、互いに対向配置された一対の先広がり
突片（３０）を有し、これら突片（３０）が、折り曲げ
られて前記バネアーム基部（２）の内部に突出するとと
もに、該突片（３０）の側縁部（３１）が前記孔（１８
）の対応する対角縁部（２０）を保持、位置決めするよ
うに、前記孔（１８）の形状に合わせられていることを
特徴とする板バネ接触子。２、前記バネアーム基部（２）は箱型に形成され、底部
（５）と、二つの側壁（６、７）と、天頂部（８）を有
し、前記天頂部（８）と前記底部（５）との前縁部（９
、１０）が、それぞれ二つの長手方向に分割されたバネ
アーム（１１、１２、１３、１４）を有し、これらバネ
アーム対（１１、１２、１３、１４）が、それぞれ、互
いに一定の角度で近づく状態で前方に延出し、接点（１
５）において線接触し、更に、挿入用開口部（１６）を
形成した後、再び、互いに外方へ分岐していることを特
徴とする請求項１に記載の板バネ接触子。３、前記孔（１８）が、前記側壁（６）に形成れ、かつ
、長さの等しい一対の長辺（１９）と、長さの等しい二
対の対辺（２０）とを有し、前記各長辺（１９）が前記
対辺（２０）よりも長く、更に、前記両長辺（１９）が
、前記バネアーム基部（２）の長手方向に沿って、好ま
しくは該基部（２）の長手方向軸芯に平行に延出してい
ることを特徴とする請求項２に記載の板バネ接触子。４、前記外バネ（２２）が、二つの側壁（２４、２５）
と、底部（２６）と、天頂部（２７）と、更に、前方に
延出して前記板バネ接触子（１ａ）の前記バネアーム（
１１、１２、１３、１４）を外嵌する状態で前記底部（
２６）及び天頂部（２７）に接続された外バネアーム（
３４）とを備えた箱状のバネアーム基部（２３）を有し
ていることを特徴とする請求項２または３に記載の板バ
ネ接触子。５、前記底部（２６）及び天頂部（２７）内に、後外方
に突出した係止用バネ舌（２８）が、それぞれＵ字状切
り欠部を介して取り付けられていることを特徴とする請
求項４に記載の板バネ接触子。６、前記バネアーム基部（２３）の両接続縁部（２９）
が前記板バネ接触子（１ａ）のバネアーム基部（２）の
一方の側壁（６）の長手方向中心に位置し、前記突片（
３０）が、前記接続縁部（２９）から延出するとともに
、それぞれが二つの側縁部（３１）と一つの長縁部（３
２）を有することを特徴とする請求項４または５に記載
の板バネ接触子。７、前記突片（３０）の側縁部（３１）が、前記孔（１
８）の対角縁部（２０）の内方において位置保持するこ
とを特徴とする請求項４ないし６のいずれかに記載の板
バネ接触子。８、前記側壁（６）の前縁（１７）が、前記側壁（７）
と前記天頂部（８）との前縁に対して僅かに後退し、前
記接続縁部（２９）によって分割された前記側壁（２５
）の側壁部（２５ａ、２５ｂ）の前縁において、突片（
２３）が挿入され、これらフラップ（２３）が、前記バ
ネアーム基部（２）の前記側壁（６）の前縁（１７）に
対して折り曲げられていることを特徴とする請求項２な
いし７のいずれかに記載の板バネ接触子。９、前記両バネアーム対（１１、１２、１３、１４）が
前記両側壁（６、７）に取り付けられ、これに対応して
、前記外バネ（２２）側において、該外バネ（２２）の
接続縁部（２９）が、前記バネアーム基部（２）の接続
縁部が位置する、該基部（２）の壁とは反対側の壁に位
置するように構成され、前記係止用バネ舌（２８）が前
記側壁（２４、２５）に取り付けられていることを特徴
とする請求項２ないし８のいずれかに記載の板バネ接触
子。