JPH0253458A - 食品 - Google Patents

食品

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JPH0253458A
JPH0253458A JP63205110A JP20511088A JPH0253458A JP H0253458 A JPH0253458 A JP H0253458A JP 63205110 A JP63205110 A JP 63205110A JP 20511088 A JP20511088 A JP 20511088A JP H0253458 A JPH0253458 A JP H0253458A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、歯周炎、歯槽膿漏やう蝕などの口腔疾患を予
防することができる口腔疾患予防食品に関する。
来の   び  が  しようとする 歯周炎、歯槽膿漏等の歯周病とう蝕とは口腔の2大疾患
といわれているが、これら口腔疾患の原因としては、例
えば前者の場合はバクテロイデス・ジンジバリス等、後
者の場合はストレプトコッカス・ミュータンス等の細菌
が口腔内に定着し、増殖していくことによるところが大
きいとされており、このため口腔疾患の予防にはこれら
細菌の口腔内への定着を抑制するのが有効である。
従来、かかる観点から、バクテロイデス・ジンジバリス
等の歯周病原因菌やストレプトコッカス・ミュータンス
の全菌体又は菌体成分で咄乳動物を免疫することによっ
て得られる血中抗体又は乳中抗体を口腔用組成物或いは
食品中に配合し、上記細菌の口腔内への定着を抑制して
口腔疾患を予防することは知られている(特開昭60−
142915゜特開昭60−38327.特開昭60−
38329゜特開昭61−112028.特開昭61−
112029゜特開昭61−112030.特開昭61
−289024゜特開昭62−417.特開昭61−2
77632号公報)。
しかし、食品を製造する場合の配合性等の点から更に口
腔内細菌の定着を有効に抑制し、歯周病やう蝕を防止し
得る有効成分の開発が望まれる。
するための   び 本発明者らは、上記事情に鑑み、更に検討を続けた結果
、口腔内細菌、特にバクテロイデス・ジンジバリス、バ
クテロイデス・インテルメデイウス、ア′クチノマイセ
ス・ビスコ−サス、ヘモフィルス・アクチノミセテムコ
ミタンス、フシバクテリウム・ヌクレイタム、アイコネ
ラ・コロ−デンス、ストレプトコッカス・ミュータンス
、ストレプトコッカス・サンイス等の細菌の1種もしく
は2種以上の全菌体又は菌体成分を抗原とし、これで家
禽を免疫した場合、得られる卵の卵黄中に抗体が蓄積、
存在し、この卵黄を含む卵全体、卵黄、或いはこの卵黄
から分画される水溶性画分を食品原料として使用するこ
とにより、得られた食品を摂取した場合に上記細菌の口
腔内定着を効果的に抑制し得ることを知見し1本発明を
なすに至ったものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に係る口腔疾患予防用食品は、バクテロイデス・
ジンジバリス、バクテロイデス・インテルメディウス、
アクチノマイセス・ビスコ−サス。
ヘモフィルス・アクチノミセテムコミタンス、フシバク
テリウム・スタレイタム、アイコネラ・コロ−デンス、
ストレプトコッカス・ミュータンス。
ストレプトコッカス・サンイス等の口腔内細菌の1種も
しくは2種以上の全菌体又は菌体成分を抗原とし、これ
で免疫した家禽から得られる卵、卵黄又は水溶性卵黄分
画物を原料とするものである。
ここで、バクテロイデス・ジンジバリス、バクテロイデ
ス・インテルメデイウス、アクチノマイセス・ビスコ−
サス、ヘモフィルス・アクチノミセテムコミタンス、フ
シバクテリウム・ヌクレイタム、アイコネラ・コロ−デ
ンス等の全菌体は、バクテロイデス・ジンジバリス、バ
クテロイデス・インテルメディウスにおいては1例えば
ヘミン及びメナジオンを加えたl−ツドヘビソトブロー
スを培地としで使用し、その他の」菌はトリプテイケー
スソイブロースを培地として使用し、生育した菌を洗浄
した後、ホルマリン処理するなど、公知の方法にi(@
じて培養、前処理を行なったものが抗原として使用し得
る。また、これらの細菌の611体成分としては、その
線毛や莢膜が使用さ九るが、これら線毛抗原、莢膜抗原
は、公知の方法に準じて菌体から分断2分離したものを
用いることができる。
なお、これら細菌の菌株としては、いずれも公知のもの
を使用することができ、例えば微工研、アメリカン・タ
イプ・カルチャー・コレクション(ATCC)、ボスト
ンのフォーサイス・デンタル・センターなどから分与さ
れる菌株や、歯周病の病巣局所から分離した菌株などが
使用され得る。
一方、ストレプトコッカス・ミュータンス菌。
ストレプトコッカス・サンギス菌等は、例えばBHI培
地の透析外液を培地として使用し、生育した菌を洗浄後
ホルマリン処理するなど、公知の培養、前処理を行なっ
たものが使用し得る。この場合、ストレプトコッカス・
ミュータンス菌としては人の口腔内に多く存在する血清
型分類Cに居するものが好ましい。このようなストレプ
トコッカス・ミュータンス菌としてはNCTC104,
49゜Ingbritt、 OM Z 70 、 J 
C−2等が挙げられる。
また、ストレプトコッカス・サンギス菌としてはN C
,T C1055G 、 N CT C1055g及び
5SH−83,KIH−T等が挙げられる。
これらストレプトコッカス・ミュータンス、ストレプト
コッカス・サンイス等の菌体成分としては、該菌の細胞
壁画分、該菌の線維状構造物1ilii分。
該閑のグルコシルトランスフェレース(GTF)画分及
び該閑のプロティン抗原画分が挙げられる。
この場合、ストレプトコッカス・ミュータンス菌、スト
レプトコッカス 画分ブライワイス(BLcityeis)らの方法(J
. II;〕ctt□.rjo1. 。
88、  1198−1200.1.964)に従い、
ブラウンの細胞破砕機を使用し、直径0.17〜Q.1
8nn+のガラスピーズを用いて破砕処理を行ない、得
られた細胞壁をトリプシンで処理して細胞壁に混在する
タンパク質を除去し、蒸留水で洗浄後凍結乾燥を行なう
という方法等により調製したものなどが使用できる。線
維状構造物画分はジエイ・ヴアン・ホーテ(J. Va
n Hoate)らの方法(Arch. Oral. 
Bio.、よ旦,  1131−114.1。
1 9 7 1)に従い、B H I透析培地に5%シ
ヨ糖を加え、嫌気的条件下で培養し、培養液の遠心分離
上清に3倍量のエタノールを加えて沈殿を集めるという
方法等により調製したものなどが使用できる。更に、G
TF画分は井」:らの方法(Microbial As
pects of der+tal caries V
ol、III 。
665−682.1976 [Information
 RCtrievalInc、] )に従い、BHI透
祈培地にストレプトコッカス・ミュータンス菌、ストレ
プ1−コツカス。
サンイス菌等を植菌し、生育後遠心分離により菌体を除
去し、上清に硫酸アンモニウムを加え、40%硫酸アン
モニウム画分の沈Faを50mMのリン酸緩衝液で透析
し、濃縮した液を用いるという方法等により調製したも
のなどが使用できる。また、プロティン抗原画分はレー
ナー(Lehncr)らの方法(,1,General
 Microbiology、  122 、217−
225.1981)に従い、B )−I I透析培地で
培養し、遠心して得られた上清を75%の硫酸アンモニ
ウムを用いて分画し、沈殿を採取し、この沈殿を6M尿
素存在下でDE−52カラムクロマトグラフイーを行な
い、更にプロティン抗原画分を生理食塩水に溶かし、透
析後セファロースCL6Bにてゲル濾過を行なって両分
を得るという方法等により調製したものなどが使用し得
る。
本発明は、前記抗原を用いて家禽に免疫することによっ
て得られる抗体を含有する卵、卵黄、水溶性卵黄分画物
を食品原料とするものである。この場合免疫される家禽
としてはニワトリ、アヒル。
ウズラ等が用いられる。また、家禽に免疫する方法とし
ては抗原単独又は2種以上を組合せて免疫することがで
き、その際アジュバン1−と共に皮下又は筋肉内へ免疫
する方法、飼料又は水と共に経口的に免疫する方法等、
通常の方法が採用できる。
なお、水溶性卵黄分画物を得る方法としては。
卵黄にカラギナンやキサンタンガムを加え、生じた沈殿
を遠心分離等の方法で除去し、その上清に一対し硫酸ア
ンモニウムによる分画沈殿を行ない、水で透析するなど
の方法が採用し得る。
本発明の食品は、上記卵、卵黄、水溶性卵黄分画物の1
種又は2種以上を原料として使用することにより製造さ
れ、例えばチューインガム、アイスクリーム、ババロア
、マヨネーズ、ドレッシング、チョコレート、プリン、
生クリームなどとして調製され得るが、この場合を記卵
、卵黄、水溶性卵黄分画物は、その摂取1が0.000
1〜50g/kg/日になるように使用することが好ま
しい。
なお、食品の他成分はその食品の種類に応じて適宜選定
される。
1班列仇呆 本発明の食品によれば、口腔内細菌の全菌体又は菌体成
分を免疫した家禽から得られる卵、卵黄。
水溶性卵黄分画物を配合したことにより、上記細菌の口
腔内への定着を有効に防止し1口腔疾患の予防に効果的
に使用されると共に、これら抗体含有成分の配合性は良
好なものであるから、食品の調製上難点がないものであ
る。
以下、実験例により本発明の効果を具体的に示す。
〔実験例1〕 (1)抗原の調製 バクテロイデス・ジンジバリス381株、バクテロイデ
ス・インテルメディウスATCC33563株。
ATCC25611株はそれぞれヘミン及びメナジオン
を加えたトツドヘビットブロースで、アクチノマイセス
・ビスコ−サスT14V株、ヘモフィルス・アクチノミ
セテムコミタンスY4株、フシバクテリウム・ヌクレイ
タムATCC25286株、アイコネラ・コロ−デンス
1073株はそれぞれトリプチケースソイブロースで2
11間培養した後、8000rpm、15分間の遠心で
菌体を集め、これを5mM、pH7,4のリン酸緩衝液
で洗滌した後、0.5%のホルマリンで1晩処理したも
のを全菌体抗原とした。
綿毛抗原の調製は、同様に上記培地で2日間培養した上
記細菌を集菌、洗滌した後、蒸留水中でガラスピーズと
共に2日間ゆるやかに撹拌し、No、25の注射針(0
,5X25+1111)に3回通し、菌体より線毛を分
断した。次いで8000rpm。
15分間の遠心で菌体と上清に有る線毛を分離し、」二
清を蒸留水で透析した後、凍結乾燥を行ない、線毛抗原
とした。
また、莢膜抗原は、同様に集めた菌体をO,OIM−E
DTAを含むIJ ’)酸緩衝液(0,05M、pH7
,4)で60℃において30分間反応させた後、No、
2’5の注射針に3回通し、菌体より莢膜を分離した。
次いで8000rpm、15分間の遠心で菌体を除去し
た上清を4000Orpm、2時間超遠心し、その沈渣
を莢膜抗原とした。
(2)鶏卵抗体画分の3A製法 上記の抗原をフロイント完全アジュバントと混合して鶏
に免疫し、その後上記抗原とフロイント不完全アジュバ
ントとを混合したもので3回免疫し、卵を採取した。そ
ののち、卵を卵黄と卵白に分け、卵黄に等量の水を加え
、0.5%のλ−カラギナンの懸濁液を加え、撹拌後8
000 rpm 110分間遠心し、上清を採取した。
更に、20%硫酸アンモニウムによる分画沈殿を5回繰
り返し、水で透析後、10倍濃度の生理食塩水を加えて
0.15M−NaCfl水溶液とし、その後0.45g
nのフィルターで濾過を行ない、炉液を採取した。
(3)バクテロイデス・ジンジバリスのハムスター口腔
内定着抑制実験 ゴールデンハムスター(8週令、雄)を−群6〜7匹に
し、下顎第一臼歯を木綿糸(No、 50 )で結紮後
、バクテロイデス・ジンジバリス381−R’  lX
l0”個/mQの菌液0,1mQ、をハムスター口腔内
に接種した。菌接種30分後にバクテロイデス・ジンジ
バリスを抗原として得られた鶏卵抗体画分とグリセリン
との等景況合液0.1mQ又は水とグリセリンとの等景
況合液(コントロール)0.1mQを[1腔内に投与し
、混合液の存在下歯周ブラシにて各歯列を20回ブラッ
シングした。
以上の操作を3日間行ない、その後1週間は毎日2回ブ
ラッシングのみを行なった。ブラッシング終了後、結紮
した木綿糸を採取し、結紮糸中のバクテロイデス・ジン
ジバリス数及び全嫌気性菌数を測定した。結果を第1表
に示す。
第1表 第1表の結果から明らかなように、対照群に比較して各
種鶏卵抗体画分は有意の差をもってバクテロイデス・ジ
ンジバリスの口腔内定着を阻止することが認められた。
(4)鶏卵抗体による各種口腔細菌のハムスター口腔内
定着阻止効果 3日間培養したアクチノマイセス・ビスコ−サスT14
V、バクテロイデス・インテルメディウスATCC33
563,ヘモフィルス・アクチノミセテムコミタンスY
4.フシバクテリウム・ヌクレイタムATCC2528
6及びアイコネラ・コロ−デンス1073のストレプト
マイシンkH’1株をpH7,2の1mMリン酸緩衝液
に濁度1.0(OD、、a=1.0)となるように1謁
濁し、各種抗体と1=1の割合で混合し、37℃で30
分間反応させた。対照群として同様にリン酸ml液と反
応させた。
これをアクナノマイセス実験群は無処置のハムスター口
腔内に、その他の細菌実験群は下顎第一臼歯に本綿糸(
No、 50 )を結紮したゴールデンハムスターの口
腔内に反応液Q、1mQ、左右類のう内に各0.1mQ
接種した。菌の接種は連続3日間行ない、その1週間後
に結紮糸を取り、結紮糸中の標的細菌数および全嫌気性
菌数を測定した。
1群6匹で行ない、実験期間中飼料は高蔗糖含有のダイ
エツト2000を、飲料水に水道水を自由に与えた。結
果を第2表に示す。
第2表 ストレプトコッカス・サンイスN CT C10556
BHI培地の透析外液を培地として使用し、生育した菌
を洗浄した後、ホルマリン処理したものを全菌体抗原と
して使用した。
ブライワイス(BleitlIeis)らの方法(J、
 Bacteriol、。
−L影、、1198−1200.1964)に従って調
製したものを使用した。
第2表の結果からも、各種鶏卵抗体がいずれもその抗原
細菌の口腔内定着を有効に抑制することが認められる。
〔実験例2〕 下記抗原を使用し、下記の方法によりその抗体画分を得
た。
(1)抗原の調製 ストレプトコ カス・ミュータンスNCTC10449
ジェイ・ヴアン・ホーテ(J、 Van Hoate)
らの方法(Arch、 0ra1. Bio、、 l 
6. 1131−11.41゜1971)に準じて調製
したものを使用した。
井上らの方法(Microbial Aspects 
of dental cariesVol、In、  
665−682. 1976 [Tnformatio
nRetrieval Inc、] )に従って調製し
たものを使用した。
レーナー(Lehner)らの方法(J、 Gener
al Microbiology。
122.217−225.1981)に従って調製した
ものを使用した。
(2)鶏卵抗体画分の調製法 」二記の抗原をフロイント完全アジュバントと混合して
鶏に免疫し、その後抗原とフロイント不完全アジjバン
トとを混合したもので2週間ごとに3回免疫し、卵を採
取した。なお、抗体の低下にともない、その後1ケ月ご
とに免疫した。そののち卵を卵黄と卵白に分け2卵黄に
等量の水を加え、0.5%のλ−カラギナンの懸濁液を
加え、撹拌後110000rp、10分間遠心し、上清
を採取した。更に、20%硫酸アンモニウムによる分画
沈殿を5回繰り返し、水で透析後、10倍濃度の生理食
塩水を加えて0.15M−NaCQ水溶液とし、その後
0.45−のフィルターで′?jj過を行ない、p液を
採取した。
次に、下記方法によりストレプトコッカス・ミュータン
ス、ストレプトコッカス・サンイスの口腔内定着試験を
行なった。
(3)ストレゾ1−コツカス・ミュータンス、ストレプ
トコッカス・サンイスのロ腔内定着実験ハムスター5週
令雄を一群5匹にし、それぞれにストレプトコッカス・
ミュータンスNCTC10449株又はストレプトコッ
カス・サンイスNCTC10556株をI X 10’
個接種した。
その日から上記鶏卵抗体画分を飲料水に混ぜて1%溶液
として投惨し、1週間後及び4週間後にハムスターの口
腔内の歯列を滅菌した綿球でこすり。
少量の生理食塩水中に浸して菌を均一に分散させた。そ
の一定量をBHI平板培地及びミーティスサリバリウス
平板培地にまいて全菌体数及びストレプトコッカス・ミ
ュータンス菌、ストレプトコッカス・サンイス菌のコロ
ニー数をカランI−L、た。
ストレプトコッカス・ミュータンス菌、ストレプトコッ
カス・サンイス菌の数は全菌数10000個当りの菌数
で表わした。なお、飲料水中の抗体画分の濃度はいずれ
も0.025%とした。
結果を第3,4表に示す。
第4表 第3表 第3.4表の結果より、ストレプトコッカス・ミュータ
ンス、ストレプトコッカス・サンイスの鶏卵抗体画分は
、ストレプトコッカス・ミュータンス、ストレプトコッ
カス・サンイスの定看を良好に抑制することが知見され
る。更に、免疫抗原としては全菌体よりも菌体成分の方
が優れていることが確認された。
以下、実施例を示す。なお、%はいずれも重量%を示す
〔実施例1〕チユーインガム ガムベース          43.9%炭酸カルシ
ウム 水アメ 砂糖 ショ糖パルミテート フルクトース アル1ヘース 香料 卵黄抗細胞壁抗体画分又は卵黄 抗莢膜抗体画分(使用菌:スト レプトコッカス・ミュータンス NCTC10449又はバクテ ロイデス・インテルメデイウス ATC,C25611 2,0 15、。
30.0 1.0 4.0 3.0 1.0 0.1 〔実施例2〕アイスクリーム クリーム(脂肪率50%) 牛乳(脂肪率3.7%) 無糖脱脂練乳 砂糖 コーンシロップ 100.0% 16.84% 42.17 24.24 11’、25 4.65 安定剤 卵黄抗線毛状構造物抗体画分又 は抗線毛状構造物卵黄(使用菌: ストレプトコツカス・ミュータ ンスNCTCLO449又はス トレプ1−コツカス・サンイス NCTC:lO556) 0.35 0.5 100.0% 〔実施例3〕アイスクリーム クリーム(脂肪率40%) 牛乳(脂肪率3.7%) 無糖脱脂練乳 砂糖 コーンシロップ 安定剤 抗プロティン卵黄(使用菌:ス トレプトコッカス・ミュータン スNCTC10449 31,54% 32.1 G 15.08 1L、25 4.67 0.3 5.0 100.0% 〔実施例4〕ババロア生地 牛乳 砂糖 バニラのサヤ セラチン 生クリーム 抗線維状構造物卵黄又は抗莢膜 卵黄(使用菌:ストレプトコツ カス・ミュータンスNCTC 10449、ストレプトコツ力 ス・サンイスNCTC10558゜ バクテロイデス・ジンジバリス 381又はバクテロイデス・ インテルメディウスATCC 75m9 0g 1本 0g 5m9 5個 出願人  ラ イ オ ン 株式会社 代理人  弁理士 小 島 隆 司

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、口腔内細菌の全菌体又は菌体成分を抗原とし、これ
    で免疫した家禽から得られる卵、卵黄又は水溶性卵黄分
    画物を原料とすることを特徴とする食品。
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