JPH03115213A - う蝕予防剤組成物 - Google Patents

う蝕予防剤組成物

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JPH03115213A
JPH03115213A JP25291989A JP25291989A JPH03115213A JP H03115213 A JPH03115213 A JP H03115213A JP 25291989 A JP25291989 A JP 25291989A JP 25291989 A JP25291989 A JP 25291989A JP H03115213 A JPH03115213 A JP H03115213A
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Japan
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streptococcus mutans
mutans
caries
glucosyltransferase
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Masakatsu Ota
昌勝 大田
Toshio Horikoshi
俊雄 堀越
Junichiro Hiraoka
平岡 淳一郎
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、う蝕・を誘発する病原菌であるストレプトコ
ッカス・ミュータンス(Stre tococc見Lw
utans以下S 、mutansと略記する)に対し
て免疫活性を有する抗体と、フッ素化合物、クロルヘキ
シジン類、バタテリオシン、グルコシルトランスフェラ
ーゼインヒビター、プロテアーゼ、溶菌酵素及びトロポ
ロン類から選ばれる1種以上とを組み合せて含有するこ
とを特徴とするう蝕予防剤組成物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題]う蝕の
発生において、S、1Iutansの歯面への付着過程
が重要な役割を果たしていることが既に知られており、
S 、+mutansの口腔内への定着(特に歯面への
付着)を制御して、う蝕を予防しようとする種々の試み
がなされている。
例えば−β−1ロtansに対する免疫活性を有する抗
体を用いたう蝕予防方法が知られており、英国特許第1
505513号明細書には、S、mutansの菌体で
免疫した牛から得られた母乳を10口tansの口腔内
への定着の制御に用いる方法が、また特開昭60−38
327号公報には、盈、■utansの培養から得た細
胞壁等の両分を哺乳動物に免疫することによって得られ
た抗血清及び/または乳と、グルコシルトランスフェラ
ーゼインヒビター プロテアーゼ及びデキストラナーゼ
からなる群より選ばれる1種以上のシネルギストとを組
み合せたう蝕子防剤が記載されている。
しかし、従来の一β−,muLansに対する免疫活性
を有する抗体のう蝕予防効果は必ずしも十分ではなく、
また、従来の抗体は、免疫しだ哺乳動物の乳やその抗血
清から調製されるので量産性にかけ、生産コストも高い
などの欠点を有し2、実用的でない場合が多い。
特開平1−190635号公報には、従来技術における
問題を解決すべく種々の検討を行ない、鶏を用いた抗体
の調製法に、後述の理化学的特性を有するS 、mut
ansの菌体結合型グルコシルトランスフェラーゼを抗
原として組合せて用いることによって、S 、5uta
nsが歯面へ付着することをある程度阻害する効果を有
し、上述したような欠点のない抗体を調製し得るとの知
見が提案されている。
しかしながら、その効果は必ずしも十分なものではなく
、更に効果を高めることが望まれた。
このため本発明者らは、鋭意研究した結果、前記抗体に
フン素化合物、クロルヘキシジンW41 バクテリオシ
ン、グルコシルトランスフェラーゼインヒビター、プロ
テアーゼ、溶面酵素及びトロポロン類から選ばれる1種
以上を添加、併用することでストレプトコッカス・ミュ
ータンスの歯面付着に対する阻害効果が著しく高まり、
その結果、う蝕予防に有効であることを見出し、本発明
を完成するに至った。
(課題を解決するための手段〕 即ち、本発明は、う蝕誘発の病原菌としての血清型がc
、eまたはfであるΣ、mutansの下記理化学的特
性を有する菌体結合型グルコシルトランスフェラーゼを
免疫した鶏が産生ずる卵より調製された免疫グロブリン
であって、前記S 、mutansに対して免疫活性を
有する抗体と、フン素化合物クロルヘキシジン類、バタ
テリオシン、グルコシルトランスフェラーゼインヒビタ
ー、プロテアーゼ、溶菌酵素及びトロポロン類から選ば
れる1種以上とを組み合せて含有することを特徴とする
う蝕予防剤組成物である。
(菌体結合型グルコシルトランスフェラーゼの理化学的
特性) ■作用及び基質特異性; スクロースに作用し、水に不溶性のグルカンを合成する
■至適pH。
p H;pH6.7〜7.0 ■作用適温の範囲; 15〜50°C ■失活の条件 80″C15分間の処理で失活する。
■分子量; 5OS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動により測定し
た分子量が、150に〜165にダルトンである。
■免疫原性: 動物において免疫原となり、該酵素に対する特異抗体を
生成させ得る。
本発明の抗体(以後抗CA−GTF−1抗体と称する)
を得るために用いるCA−GTF−1としては、上記特
性を有する酵素であればどのようなものでも利用でき、
例えば以下のようにして一ミー、口tansの菌体に結
合した状態で生産されたCA−GTF−1を菌体から分
離して得ることができる。
すなわち、血清型がc、eまたはf型であるS 、mu
tansを適当な培地で培養し、()られた菌体を集菌
し、必要に応して洗浄する。
ここで用いるC型苗としては、S 、mutans M
 T8148株、Ingbritt株、10449株等
の公知で、容易に入手可能な菌を用いることができ、例
えば、S、mutansM 78148株、IngbB
tL株は大阪大学歯学部から、10449株はナショナ
ルコレクション オブ タイプ カルチャーズ(Nat
ional Co11ection of Type 
Cu1tures(NCTC))から入手できる。また
、e型閉やf型閉についても公知の菌株を同様に入手し
て用いれば良い。
また、培地としては、少なくともグルコースを含む培地
が利用でき、例えばTTY培地(Trypticase
、、Tryptose、 Yeast extract
の複合培地) 、B HI (Brain Heart
 Infusion)培地、FMC培地などを用いるこ
とができる。
また、培養温度は、菌体増殖が得られ、かつCA−GT
F−1の生産に適した範囲内であれば良いが、良好な菌
体増殖とCA−GTF−1の生産という点からは、通常
37℃程度とすると良い。
また、培養時間は、培養温度、培地の種類等の培養条件
によって異なるが、CA−GTF暑の最適収量に達する
時期を選択して決定すれば良く、通常18〜20時間程
度とすれば良い。
また、その他の培養条件についても、上記の観点から適
宜選択するれば良い。
次に、菌体からCA−GTF−1を抽出する。
菌体からのCA−GTF−1の抽出は、尿素溶液、グア
ニジン塩酸溶液などの抽出用溶液と菌体とを接触させる
方法などにより行なうことができる。
抽出用溶液中の懸濁菌体濃度、抽出用溶液の濃度、抽出
の温度および時間等の抽出条件は、目的とする酵素の十
分な抽出が可能であるように、用いる抽出用溶液の種類
等に応じて適宜選択して設定すれば良い。
なお、高比活性の抽出物を高回収率で得るという点から
は、好ましくは6〜10M、より好ましくは8Mの尿素
溶液を用いた、好ましくは20〜30℃、より好ましく
は25゛Cで、15分〜2時間程度の処理を行なうと良
い。
抽出操作が終了したところで、抽出液から菌体等の固形
物を遠心分離法などの方法により除いた後、これを透析
、限外濾過、ゲル濾過等の手段で処理して尿素や低分子
量の不純物等を該抽出液から除去して、CA−GTF−
1粗抽出標品を得ることができる。
更に、粗抽出標品を、!#製してCA−GTF−1精製
標品を得ることができる。
この精製には、通常酵素の精製に用いられている各種の
精製方法を用いることができる。
本発明の抗CA−GTF−1抗体は、上述0CA−GT
F−1で免疫した鶏の卵から調製することができる。
免疫される鶏としては、特に制限はないが、抗体の量産
性という点からは、白色レグホーン等の卵用種を用いる
と良い。
また、CA−にTF−1による免疫方法としては、皮下
注射、腹腔内投与、筋肉注射等による通常の方法や、点
鼻、点眼等の方法によって行なうことができる。更に、
CA−GTF−1の投与量は、所望の抗体価が得られ、
かつ鶏に対して悪影響を与えない量を適宜選択して用−
いれば良い。
通常、初回免疫から数週間で投与抗原に対して特異的に
反応する抗体が卵(卵黄)中に得られる。
なお、必要に応じて例えばFC,A(フロイント完全ア
ジュバント)、FIA(フロイント不完全アジュバント
)などのアジュバントをCA−GTF−1と併用しても
良い。
本発明に用いられるフッ素化合物としては、例えば、モ
ノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロリン酸カリ
ウム等のモノフルオロリン酸塩、フッ化ナトリウム、フ
ン化カリウム、フッ化アンモニウム、フッカ第1m、酸
化フッ化第1錫等のフッ化物等を挙げられる。
本発明に用いられるクロルヘキシジン類とじては、例え
ばクロルヘキシジン塩酸塩、クロルヘキシジングルコン
酸塩等が挙げられる。
本発明に用いられるバクテリオシンとしては例えばエン
テロバラター クロアカニ、大腸菌、プロテウス ミラ
ビリス、シュードモナス アエルジノサ、ストレプトコ
ッカス ミュータンス、スタフィロコッカス スタフィ
ロコッカス等に由来するもの等が挙げられる。
本発明に用いられるグルコシルトランスフェラーゼイン
ヒビターとしては、例えば、α(1→6)グルカナーゼ
、α(1→3)グルカナーゼ等の酵素、マルトース、イ
ソマルトース、パラチノースパノース、イソマルトシル
フルクトシド、キシロシルフルクトシド、デキス[・ラ
ン等の糖類、ムクスティン。リボシドリン、ノジリマイ
シン、アヵルボース等の微生物産生物質が挙げられる。
本発明に用いられるプロテアーゼとしては、例えばアス
ペルギルス属、バシルス属に由来するもの等が挙げられ
る。
本発明に用いられる溶菌酵素としては、例えばストレプ
トマイセス グリセウス、ストレプトマイセス ディア
スタントクロモジエネス5 カラロブシス、フラボバク
テリウム、 Myxobacter、 スタフィロコッ
カス エピデミデス5マイクロコンカス、シュードモナ
ス エルギノーザ アエロモナス、ストレプトマイセス
 アルプス ストレプトマイセス グロビスポルス等に
由来するものが¥げられる。
本発明に用いられるトロポロン類としては例えばトロポ
ロン、ヒノキチオール、β−ドラプリン及びヒバ油等が
挙げられる。
尚、フッ素化合物、クロルヘキシジン類1バクテリオン
ン、グルコシルトランスフェラーゼインヒビター、プロ
テアーゼ及び)容菌酵素は、1種を単独で又は、2種以
上を併用し、上記抗体とともにう蝕予防剤組成物に配合
して用いることが出来る。
本発明に用いられる抗体の配合量は、投与状態に応じた
投与量に従って適宜選択すれば良く、例えば、10’以
rの抗体価を有する抗体を0、 OOO1−10重量%
(以下wt%と略記する)配合することが出来る。
その他の成分の配合量は、それぞれ、フッ素化合物の場
合はフッ素換算で0.0001 = 0.1 w t%
、クロルヘキシジン類は、クロルヘキシジンとしてO,
OOOO1〜0.1 w t%、バクテリオシンは、O
,OO01〜10wt%、グルコシルトランスフェラー
ゼインヒビターは、0.0001〜10wt%、プロテ
アーゼは0. OO01〜l Ow t%。
溶菌酵素は、0.0001〜10 w t%、トロポロ
ン類は、0.0001〜1. Ow t%の範囲内で適
用することが好ましい。
本発明のう蝕予防剤組成物には、本発明の目的を達成す
る範囲で、上記必須成分の他に使用目的、剤型に応じて
他の成分を用いることが出来る。
例えば、練歯磨では、ラウリル硫酸ナトリウムラウロイ
ルサルコシンナトリウム、ショ糖脂肪酸エステル、アル
キルヒドロキシエチルイミダゾリンナ)リウム、2−ウ
ンデシルー1−ハイドロキシエチルイミダシリンナトリ
ウム、石けん等の発泡剤、ソルビット液、ポリエチレン
グリコールグリセリプロピレングリコール等の湿潤剤、
ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシセルロースナト
リウム、カラギーナン、メチルセルロース ヒドロキシ
エチルセルロース等の粘結剤、無水ケイ酸、炭酸カルシ
ウム、水酸化アルミニウム5 リン酸水素カルシウム、
ヒドロキンアパタイト カオリン等の研磨剤、サッカリ
ン、D−ソルビトールグリチルリチン酸ジカリウム等の
甘味剤、1−メントール、オイゲノール、アネトール、
ペパーミント、スペアミント等の香料素材、バラヘン、
安息香酸ナトリウム、塩酸アルキルジアミノエチルグリ
シン等の保存剤1着色剤等の成分を水と混和し、常法に
従って製造する。
また、粉歯磨、液状歯磨、マウスウォッシュトローチ等
信の剤型のものも製品の性状に応して適宜他の成分を配
合することが出来る。
本発明のう蝕予防剤組成物は、練#J磨、粉歯磨液状歯
磨等の歯磨類、マウスウォッシュ、歯肉マツサージクリ
ーム、うがい薬、トローチ、チュ−インガム、アイスク
リーム、口腔用パスタ、舌下錠、ホイップクリームなど
、口腔内に適用されるf!々の剤型のものに通用出来る
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて本発明の詳細な説明する。
尚、本発明はこれによって限定されるものではない。
実施例の配合量(%)は、重量%を示す。
実施例1〜7.比較例1〜2 (i)抗原の調製 S、mutans  Ingbrttt株(血清型C1
大阪大学歯学部から入手)を151のTTY培地で37
゛C218時間焙養し、得られた培養菌体を生理食塩水
で2度洗浄した。
次に、洗浄菌体を400mfの8M尿素溶液に懸濁した
菌体懸濁液を、25゛Cで1時間撹拌処理した。その後
、この菌体懸濁液から遠心分離法により菌体を除去し、
得られた上清液を10mMリン酸緩衝液(p H;pH
6.0)に対して透析した。
透析終了後、上清液中に生じた沈澱物を遠心分離法によ
り除去した後、該上清液に対して60%飽和の硫安沈澱
処理を行ない、得られた沈澱物を遠心分離法により回収
した0次にこの沈澱物を10mMリン酸緩衝液(p H
;pH6.0)に溶解した溶液を同様の緩衝液に対して
透析し、更に該溶液中に住じた沈澱を遠心分離法により
除去して上清液を得た。この上清液を粗精製免疫抗原と
した。
(ii )抗体の調製 前述のように得た粗精製免疫抗原標品0.5 m 1(
CBI3−B法で測定した場合の1mgタンパク質量を
含む)とFCA(フロイント完全アジュバント) 0.
5 m lをtitの割合で混合してW2O型のエマル
ジョンとした。
得られたエマルジョンを鶏の左右の胸筋に015m1ず
つ注射し、初回免疫を行なった後、下記の方法に従って
、採取した卵から抗体含有画分(後述)を得た。
(卵からの抗体の取得方法) 卵から分離した卵黄とこれと同容量のPBS(リン酸緩
衝液、p H7,4)を混合し、得られた混合溶液に更
にPBSの2倍容量に相当する量のクロロホルムを加え
てこれをよく撹拌した。
攪拌終了後、混合液を室温下で30分間放置した後、こ
れを3.000rpm、20分間の遠心分離にかけ、最
上層の透明画分を回収し、抗体含有画分(Water 
5oluble Fraction、 W S F )
とした。
(iii ) S 、l1utansの平滑面付着実験
S 、mutansの歯面への付着のモデル実験として
、ガラス面への付着実験を行なった。
第1表上段の組成のものを、13mmφ×100mmの
試験管に1mi!、分注した後、更に1、5%スクロー
スを含む1.5倍濃度のBHI培地培地2含lれぞれの
試験管に加えた。
更に、各試験管にBHI培地で前培養したS、+wut
ans  Ingbritt株の懸濁液0.1 m l
を加えて、30°に傾斜させた状態で、37°Cの温度
下で18時間静置培養した。
静置培養終了後、各試験管を以下の操作に従って処理し
、菌体の試験管壁への付着率を求めた。
静置培養終了後の試験管(この試験管を第1の試験管と
する)を静かに回転させ、試験管壁に付着していない菌
体を含んだ溶液の全量を第2の試験管に移した。次に、
菌体が付着している第1の試験管に50mMリン酸緩衝
l (P H;pH6.8)の3mlを加え、これを再
び回転させ、解離した菌体含む緩衝液の全量を第3の試
験管に移した後、この第1の試験管に、50mMリン酸
緩衝液(pH;pH6.8)の3mj2を加えた。
更に、第1〜第3の試験管を超音波処理し、各試験管内
に均一な菌体浮遊液を調製し、各浮遊液の吸光度(OD
SSO)を測定し、以下の式に従って付着率を求めた。
第1表の結果より、抗体とフッ素化合物、クロルヘキシ
ジン類、バラテリオシン、グルコシルトランスフェラー
ゼインヒビター9プロテアーゼ及び溶菌酵素との組合せ
により、おのおの単独で用いた場合より著しく 、S 
、n+utansの平滑面付着を抑制することが判る。
実施例8  練歯磨 (組成)            (%)水酸化アルミ
ニウム         42.0グリセリン    
        1O90ソルビツト液       
      12.0カルボキシメチルセルロース  
     1.5香料               
  0.5ラウリル硫酸ナトリウム         
1.0フン化ナトリウム            0.
1実施例1で用いた抗体(WSF)     0.5上
記、組成のものを通常の製造法により製造して本発明の
練歯磨を得た。
実施例9  口腔用パスタ (組成) ワセリン プロピレングリコール ステアリルアルコール ポリエチレングリコール1500 実施例1で用いた抗体(WSF) クロルヘキシジングルコン酸塩 (%) 10.0 7.0 10.0 30.0 0.1 0.01 実施例10 マウスウォッシュ (組成) エチルアルコール サッカリンナトリウム バシルス属由来プロテアーゼ 香料 グリセリン ポリオキシエチレン(60)硬化 しマシ油 実施例1で用いた抗体(WSF) (%) 10.0 0.03 0.1 0.5 5.0 0.5 0、 1 実施例11 チューインガム (組成) ガムベース 炭酸カルシウム 香ネ4 パラチノース 実施例1で用いた抗体(WSF) (%) 25.0 2.0 1.0 8.0 +、  0 ツルピントわ〕末 総量を100 とする残量 実施例12 アイスクリーム (組成) 砂糖 クリーム 卵黄 バニラエツセンス 実施例1で用いた抗体(WSF) (%) 5.0 15.0 10.0 0、O O,2 牛乳 総量を100 とする残量 実施例1 トローチ (組成) アラビアゴム ブドウ糖 ゼラチン 香料 p−メントール 実施例1で用いた抗体(WSF) フン化第1錫 クロルヘキシジングルコン酸塩 (%) 6.0 70.0 2.5 0、 1 0.1 0.2 0゜ 1 0.01 水 実施例14 練歯磨 (組成) リン酸水素カルシウム グリセリン ソルビトール液 カラギーナン 香料 ラウロイルサルコシンナトリウム 総量を100 とする残量 (%) 030 10.8 8.0 1.1 0.5 1.0 β−ドラプリン             0.1エデ
ト酸2ナトリウム         0.2実施例1で
用いた抗体(W S F >      0.5水  
              総量を100とする残量 比較例3  練歯磨 抗体を用いない他は、実施例14と同一の組成で通常の
製造法により製造した。
比較例4  練歯磨 β−ドラプリンを用いない他は、実施例14と同一の組
成で、通常の製造法により製造した。
実施例1と同様の方法にて、実施例I4と比較例3〜4
のMI歯慶による、Σ、 #lLI tansの平滑面
付着抑制効果を比較した。
その結果、実施例14を用いたものは、付着率16.3
%、比較例3を用いたものは、付着率66.1%、比較
例4を用いたものは、付着率35.2%であった。
この結果は、実施例1〜7及び比較例1〜2と同様のも
のであり、単純系のみでなく、製品レベルでも、抗体と
他の物質の組合せにより、おのおの単独の場合よりも優
れた効果を示すことがわかる。
〔発明の効果] 本発明のう蝕予防剤組成物は、Σ、IIutansの口
腔内への定着(特に歯面への付着)を抑制し、う蝕を予
防する顕著な効果を有するう蝕子防剤である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 う蝕誘発の病原菌としての血清型がc、eまたはfであ
    るストレプトコッカス・ミュータンスの下記理化学的特
    性を有する菌体結合型グルコシルトランスフェラーゼを
    免疫した鶏が産生する卵より調製された免疫グロブリン
    であって、前記ストレプトコッカス・ミュータンスに対
    して免疫活性を有する抗体と、フッ素化合物、クロルヘ
    キシジン類、バクテリオシン、グルコシルトランスフェ
    ラーゼインヒビター、プロテアーゼ、溶菌酵素及びトロ
    ポロン類から選ばれる一種以上とを組み合せて含有する
    ことを特徴とするう蝕予防剤組成物。 (菌体結合型グルコシルトランスフェラーゼの理化学的
    特性) (1)作用及び基質特異性; スクロースに作用し、水に不溶性のグルカンを合成する
    。 (2)至適pH; pH6.7〜7.0 (3)作用適温の範囲; 15〜50℃ (4)失活の条件 80℃、5分間の処理で失活する。 (5)分子量; SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動 により測定した分子量が、150k〜165にダルトン
    である。 (6)免疫原性; 動物において免疫原となり、該酵素に対する特異抗体を
    生成させ得る。
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