JPH0252100B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0252100B2 JPH0252100B2 JP56170432A JP17043281A JPH0252100B2 JP H0252100 B2 JPH0252100 B2 JP H0252100B2 JP 56170432 A JP56170432 A JP 56170432A JP 17043281 A JP17043281 A JP 17043281A JP H0252100 B2 JPH0252100 B2 JP H0252100B2
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- JP
- Japan
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- timing belt
- engine
- belt cover
- mounting
- cover
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/006—Camshaft or pushrod housings
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車用エンジンに付属部品を取付
ける構造に関し、特にフロントエンジン・リヤド
ライブ車とフロントエンジン・フロントドライブ
車に同一エンジンを搭載する場合に好適な、冷却
フアン装置とマウントインシユレータの取付構造
に関する。
ける構造に関し、特にフロントエンジン・リヤド
ライブ車とフロントエンジン・フロントドライブ
車に同一エンジンを搭載する場合に好適な、冷却
フアン装置とマウントインシユレータの取付構造
に関する。
〔従来の技術〕
自動車用エンジンにおいては、シリンダブロツ
ク及びシリンダヘツドの前面(フライホイールと
反対方向)にタイミングベルトや各種プーリが配
置されており、これらを覆うために別体のタイミ
ングベルトカバーがガスケツトを介して取付けら
れている。このタイミングベルトカバーは、一般
に一体若しくは2分割又は3分割形式の樹脂製か
アルミダイキヤスト製である。また、実開昭55−
15320号公報に記載されているように、タイミン
グベルトカバーには潤滑油ポンプ等のエンジン付
属部品が取付けられることもある。そして、タイ
ミングベルトカバーの前方には、シリンダブロツ
クの前面のタイミングベルト及びプーリ等を避け
た位置に穿設したボルト穴に取付ボルトにて固定
したブラケツトによつてシリンダブロツクへ冷却
フアン装置等のエンジン付属部品が配置される。
ク及びシリンダヘツドの前面(フライホイールと
反対方向)にタイミングベルトや各種プーリが配
置されており、これらを覆うために別体のタイミ
ングベルトカバーがガスケツトを介して取付けら
れている。このタイミングベルトカバーは、一般
に一体若しくは2分割又は3分割形式の樹脂製か
アルミダイキヤスト製である。また、実開昭55−
15320号公報に記載されているように、タイミン
グベルトカバーには潤滑油ポンプ等のエンジン付
属部品が取付けられることもある。そして、タイ
ミングベルトカバーの前方には、シリンダブロツ
クの前面のタイミングベルト及びプーリ等を避け
た位置に穿設したボルト穴に取付ボルトにて固定
したブラケツトによつてシリンダブロツクへ冷却
フアン装置等のエンジン付属部品が配置される。
ところで、同一エンジンを、フロントエンジ
ン・リヤドライブ車(以下、FR車)とフロント
エンジン・フロントドライブ車(以下、FF車)
とにそれぞれ縦置き及び横置きに搭載する場合に
は、前述の潤滑油ポンプ等エンジン内部に配置さ
れる部品においては問題が発生しないが、エンジ
ン外部に配置される冷却フアン装置等の部品にお
いては以下のような問題があつた。
ン・リヤドライブ車(以下、FR車)とフロント
エンジン・フロントドライブ車(以下、FF車)
とにそれぞれ縦置き及び横置きに搭載する場合に
は、前述の潤滑油ポンプ等エンジン内部に配置さ
れる部品においては問題が発生しないが、エンジ
ン外部に配置される冷却フアン装置等の部品にお
いては以下のような問題があつた。
すなわち、同一エンジンであつても、FR車と
FF車ではエンジン前面に取付けることが必要な
部品が異なるので、シリンダブロツクの前面のタ
イミングベルト及びプーリ等を避けた位置に穿設
したボルト穴に取付ボルトにて固定した前述のブ
ラケツトに、FR車用の部品とFF車用の部品とを
それぞれ取付けていた。しかし、この従来の構成
では、付属部品の取付位置の変更に対する自由度
がほとんど残されていない。また、エンジンの前
面に配置される冷却フアン装置等を取付ける前述
のブラケツトは、タイミングベルトカバーに対し
て所定の隙間を持つた前方に配置されるため、エ
ンジン全長がその分だけ長くなり、FF車におい
てエンジンを横置きに搭載する点で障害となる。
さらに、FF車ではエンジンを支持するマウント
インシユレータをエンジンの前方に配置する必要
があるが、上記従来技術の取付構造では、取付ブ
ラケツトの位置に自由度がないため、エンジンの
慣性モーメント中心線上等の適切な位置にマウン
トインシユレータを配置できず、エンジンの振動
を効率良く吸収することができなかつた。
FF車ではエンジン前面に取付けることが必要な
部品が異なるので、シリンダブロツクの前面のタ
イミングベルト及びプーリ等を避けた位置に穿設
したボルト穴に取付ボルトにて固定した前述のブ
ラケツトに、FR車用の部品とFF車用の部品とを
それぞれ取付けていた。しかし、この従来の構成
では、付属部品の取付位置の変更に対する自由度
がほとんど残されていない。また、エンジンの前
面に配置される冷却フアン装置等を取付ける前述
のブラケツトは、タイミングベルトカバーに対し
て所定の隙間を持つた前方に配置されるため、エ
ンジン全長がその分だけ長くなり、FF車におい
てエンジンを横置きに搭載する点で障害となる。
さらに、FF車ではエンジンを支持するマウント
インシユレータをエンジンの前方に配置する必要
があるが、上記従来技術の取付構造では、取付ブ
ラケツトの位置に自由度がないため、エンジンの
慣性モーメント中心線上等の適切な位置にマウン
トインシユレータを配置できず、エンジンの振動
を効率良く吸収することができなかつた。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するた
めになされたものであり、エンジン前方に配置さ
れるタイミングベルトカバーを、FR車では冷却
フアン装置取付用ブラケツト、FF車ではマウン
トインシユレータ取付用ブラケツトとして利用す
ることにより、同一エンジンをFR車とFF車に容
易に搭載可能とし、またFF車において最適な位
置にマウントインシユレータを配置可能とするこ
とを目的とする。
めになされたものであり、エンジン前方に配置さ
れるタイミングベルトカバーを、FR車では冷却
フアン装置取付用ブラケツト、FF車ではマウン
トインシユレータ取付用ブラケツトとして利用す
ることにより、同一エンジンをFR車とFF車に容
易に搭載可能とし、またFF車において最適な位
置にマウントインシユレータを配置可能とするこ
とを目的とする。
本発明によれば、上記目的は以下の手段によつ
て達成される。
て達成される。
すなわち、シリンダブロツクの前面に穿設され
たボルト穴に螺合される取付ボルトによつて固定
され、タイミングベルト及びプーリを覆う別体の
タイミングベルトカバーを有する自動車用エンジ
ンの付属部品取付構造において、フロントエンジ
ン・リヤドライブ車(FR車)用のタイミングベ
ルトカバーに冷却フアン装置を固定するボスを形
成し、フロントエンジン・フロントドライブ車
(FF車)用のタイミングベルトカバーにマウント
インシユレータを固定するボス部を形成するとと
もに、前記両タイミングベルトカバーに形成され
たシリンダブロツクへの取付ボルト穴を同一位置
に配設して、シリンダブロツクに穿設された両タ
イミングベルトカバー取付用の前記ボルト穴を共
通とすることを特徴とする。
たボルト穴に螺合される取付ボルトによつて固定
され、タイミングベルト及びプーリを覆う別体の
タイミングベルトカバーを有する自動車用エンジ
ンの付属部品取付構造において、フロントエンジ
ン・リヤドライブ車(FR車)用のタイミングベ
ルトカバーに冷却フアン装置を固定するボスを形
成し、フロントエンジン・フロントドライブ車
(FF車)用のタイミングベルトカバーにマウント
インシユレータを固定するボス部を形成するとと
もに、前記両タイミングベルトカバーに形成され
たシリンダブロツクへの取付ボルト穴を同一位置
に配設して、シリンダブロツクに穿設された両タ
イミングベルトカバー取付用の前記ボルト穴を共
通とすることを特徴とする。
上記の構成によれば、同一のエンジンをFR車
とFF車に搭載する場合であつても、FR車には冷
却フアン装置を取付けるボス部を備えたタイミン
グベルトカバーをシリンダブロツクに取付ければ
良く、またFF車にはマウントインシユレータを
取付けるボス部を備えたタイミングベルトカバー
をシリンダブロツクに取付ければ良い。したがつ
て、冷却フアン装置等を取付けるブラケツトによ
つてエンジン全長が長くなることがなく、FF車
へ容易に搭載可能となる。また、マウントインシ
ユレータの取付位置もタイミングベルトカバーの
平面内の自由な位置に配置できるため、適切な位
置に配置が可能となる。
とFF車に搭載する場合であつても、FR車には冷
却フアン装置を取付けるボス部を備えたタイミン
グベルトカバーをシリンダブロツクに取付ければ
良く、またFF車にはマウントインシユレータを
取付けるボス部を備えたタイミングベルトカバー
をシリンダブロツクに取付ければ良い。したがつ
て、冷却フアン装置等を取付けるブラケツトによ
つてエンジン全長が長くなることがなく、FF車
へ容易に搭載可能となる。また、マウントインシ
ユレータの取付位置もタイミングベルトカバーの
平面内の自由な位置に配置できるため、適切な位
置に配置が可能となる。
次に本発明の構成に係わる具体的実施例を図面
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
第1図乃至第4図は本発明の実施例を示すもの
で、第1図はFR車用のタイミングベルトカバー
を装着したエンジンの概略正面図、第2図は第1
図の−線に沿つて要部を断面にて示す拡大部
分断面図、第3図はFR車用のタイミングベルト
カバーの斜視図、第4図はFF車用のタイミング
ベルトカバーの斜視図である。
で、第1図はFR車用のタイミングベルトカバー
を装着したエンジンの概略正面図、第2図は第1
図の−線に沿つて要部を断面にて示す拡大部
分断面図、第3図はFR車用のタイミングベルト
カバーの斜視図、第4図はFF車用のタイミング
ベルトカバーの斜視図である。
まず、デイーゼルエンジンを例にとつて、FR
車用のタイミングベルトカバーを第1乃至第3図
を参照して説明する。
車用のタイミングベルトカバーを第1乃至第3図
を参照して説明する。
エンジン前面には各種の補機類が配置され、多
数のプーリが設けられている。第1図において、
AはクランクシヤフトSに固定された駆動プーリ
としてのクランクプーリであり、このクランクプ
ーリAの駆動力によつて多数のプーリを一本のタ
イミングベルトVで駆動する方式がとられてい
る。クランクプーリAの駆動方向(矢印a方向)
に沿つて、ウオータポンププーリB、インジエク
トシヨンポンププーリC、カムシヤフトタイミン
グプーリD、テンシヨンプーリE、オイルポンプ
プーリF、アイドラプーリGの順に配置されてい
る。これらのタイミングベルトV及びプーリA〜
Gを覆うためのタイミングベルトカバー10が、
ゴム製のガスケツト(図示せず)を介してシリン
ダブロツク1及びシリンダヘツド2にボルトにて
固定される。このベルトカバー10は、上方カバ
ー12、中央カバー14、下方カバー16の3分
割形式として構成されている。上方カバー12、
下方カバー16は樹脂製、中央カバー14はアル
ミダイキヤスト製からなり、それぞれのカバーの
間にはシールのためのゴム製ガスケツト18a,
18bが介在されている。
数のプーリが設けられている。第1図において、
AはクランクシヤフトSに固定された駆動プーリ
としてのクランクプーリであり、このクランクプ
ーリAの駆動力によつて多数のプーリを一本のタ
イミングベルトVで駆動する方式がとられてい
る。クランクプーリAの駆動方向(矢印a方向)
に沿つて、ウオータポンププーリB、インジエク
トシヨンポンププーリC、カムシヤフトタイミン
グプーリD、テンシヨンプーリE、オイルポンプ
プーリF、アイドラプーリGの順に配置されてい
る。これらのタイミングベルトV及びプーリA〜
Gを覆うためのタイミングベルトカバー10が、
ゴム製のガスケツト(図示せず)を介してシリン
ダブロツク1及びシリンダヘツド2にボルトにて
固定される。このベルトカバー10は、上方カバ
ー12、中央カバー14、下方カバー16の3分
割形式として構成されている。上方カバー12、
下方カバー16は樹脂製、中央カバー14はアル
ミダイキヤスト製からなり、それぞれのカバーの
間にはシールのためのゴム製ガスケツト18a,
18bが介在されている。
タイミングベルトカバー10における中央カバ
ー14はFR車用のものであり、第2図に詳細に
示されているように冷却フアン装置20を取付け
支持するためのボス部14aが一体成形されてい
る。このボス部14aの周囲には、補強のため放
射状のリブ14bが一体成形される。
ー14はFR車用のものであり、第2図に詳細に
示されているように冷却フアン装置20を取付け
支持するためのボス部14aが一体成形されてい
る。このボス部14aの周囲には、補強のため放
射状のリブ14bが一体成形される。
ボス部14aの穴14c内にはベアリング21
a,21bにてフアンカツプリング取付用シヤフ
ト22が回転自在に支持されている。そして、シ
ヤフト22には適宜手段にてプーリシート23が
一体に固定さている。さらに、このプーリシート
23にはボルト24及びナツト25によつてフア
ンプーリ26とフアンカツプリング28の駆動シ
ヤフト27が一体に固定され、フアンカツプリン
グ23を介してフアン29が駆動されるように連
結されて冷却フアン装置20を構成している。ま
た、中央レバー14は、外周部に形成された取付
ボルト穴14dによつてシリンダブロツク1に取
付けられる。
a,21bにてフアンカツプリング取付用シヤフ
ト22が回転自在に支持されている。そして、シ
ヤフト22には適宜手段にてプーリシート23が
一体に固定さている。さらに、このプーリシート
23にはボルト24及びナツト25によつてフア
ンプーリ26とフアンカツプリング28の駆動シ
ヤフト27が一体に固定され、フアンカツプリン
グ23を介してフアン29が駆動されるように連
結されて冷却フアン装置20を構成している。ま
た、中央レバー14は、外周部に形成された取付
ボルト穴14dによつてシリンダブロツク1に取
付けられる。
ボス部14aに取付け支持された冷却フアン装
置20のフアンプーリ26には、ベルトカバー1
0の前方に配置されたクランクプーリA′によつ
て駆動されるフアンベルトV′がオルタネータプ
ーリHと共に掛けられる。
置20のフアンプーリ26には、ベルトカバー1
0の前方に配置されたクランクプーリA′によつ
て駆動されるフアンベルトV′がオルタネータプ
ーリHと共に掛けられる。
なお、第2図における3はシリンダガスケツ
ト、4はシリンダブロツク1の前面に固定されて
ウオータジヤケツト5の一部を構成するカバー、
6はテンシヨンプーリEのベアリング、7はベア
リング6の内輪が固定されたスリーブ、8はテン
シヨンプーリEをシリンダヘツド2に固定するた
めのボルトを示す。また、第3図のタイミングベ
ルトカバーは、構造を理解し易くする上からリ
ブ、ボルト及びボルト穴(一部)を省略して示し
た。
ト、4はシリンダブロツク1の前面に固定されて
ウオータジヤケツト5の一部を構成するカバー、
6はテンシヨンプーリEのベアリング、7はベア
リング6の内輪が固定されたスリーブ、8はテン
シヨンプーリEをシリンダヘツド2に固定するた
めのボルトを示す。また、第3図のタイミングベ
ルトカバーは、構造を理解し易くする上からリ
ブ、ボルト及びボルト穴(一部)を省略して示し
た。
以上の構成において、第1図におけるクランク
シヤフトSが矢印a方向に回転すると、クランク
プーリAに掛けられた一本のタイミングベルトV
によつてウオータポンププーリB、インジエクシ
ヨンポンププーリC、シムシヤフトタイミングプ
ーリD、テンシヨンプーリE、オイルポンププー
リF、アイドラプーリGの順に駆動される。同時
にタイミングベルトカバー10の前方に配置され
たクランクプーリA′に掛けられたフアンベルト
V′により、フアンプーリ26、オルタネータプ
ーリHも駆動される。
シヤフトSが矢印a方向に回転すると、クランク
プーリAに掛けられた一本のタイミングベルトV
によつてウオータポンププーリB、インジエクシ
ヨンポンププーリC、シムシヤフトタイミングプ
ーリD、テンシヨンプーリE、オイルポンププー
リF、アイドラプーリGの順に駆動される。同時
にタイミングベルトカバー10の前方に配置され
たクランクプーリA′に掛けられたフアンベルト
V′により、フアンプーリ26、オルタネータプ
ーリHも駆動される。
以上の通り、タイミングベルトカバー10の中
央カバー14はFR専用のものであるため、タイ
ミングベルトカバーとしての本来の機能に加えて
冷却フアン装置20用のブラケツトとしての機能
を受け持たせたものである。
央カバー14はFR専用のものであるため、タイ
ミングベルトカバーとしての本来の機能に加えて
冷却フアン装置20用のブラケツトとしての機能
を受け持たせたものである。
次に、第4図を参照して、FF専用のタイミン
グベルトカバー(中央カバー)140について説
明する。
グベルトカバー(中央カバー)140について説
明する。
第4図はFF車に搭載されるエンジンに関する
ものであり、第1図乃至第3図のエンジンと同一
(共通)なエンジンが用いられる。FF車用のエン
ジンでは、エンジンの支持方法の関係からマウン
トインシユレータ30をエンジンの前面に取付け
る必要がある。そこで、タイミングベルトカバー
(中央カバー)140の外面にマウントインシユ
レータ30を取付け支持するためのボス部140
aが一体成形されている。
ものであり、第1図乃至第3図のエンジンと同一
(共通)なエンジンが用いられる。FF車用のエン
ジンでは、エンジンの支持方法の関係からマウン
トインシユレータ30をエンジンの前面に取付け
る必要がある。そこで、タイミングベルトカバー
(中央カバー)140の外面にマウントインシユ
レータ30を取付け支持するためのボス部140
aが一体成形されている。
マウントインシユレータ30は、エンジン側に
取付けられる外筒31、車体側に取付けられる内
筒32及び両者間に介在される防振ゴム33から
構成される。具体的には、外筒31には取付板3
4が溶接されており、この取付板34にはさらに
セレーシヨン圧入等の手段にて2本の取付ボルト
35が一体的に固定されている。そして取付ボル
ト35を前記ボス部140aの穴内に通して座付
ナツト36にて締め付けることにより、マウント
インシユレータ30をタイミングベルトカバー1
40に取付け支持している。また、タイミングベ
ルトカバー140は、強度上の点から鋳鉄製とさ
れている。さらに、タイミングベルトカバー14
0におけるシリンダブロツクへの取付ボルト穴1
40dは、FR専用のタイミングベルトカバー
(中央カバー)の取付ボルト穴14dの位置と同
一に設定されている。
取付けられる外筒31、車体側に取付けられる内
筒32及び両者間に介在される防振ゴム33から
構成される。具体的には、外筒31には取付板3
4が溶接されており、この取付板34にはさらに
セレーシヨン圧入等の手段にて2本の取付ボルト
35が一体的に固定されている。そして取付ボル
ト35を前記ボス部140aの穴内に通して座付
ナツト36にて締め付けることにより、マウント
インシユレータ30をタイミングベルトカバー1
40に取付け支持している。また、タイミングベ
ルトカバー140は、強度上の点から鋳鉄製とさ
れている。さらに、タイミングベルトカバー14
0におけるシリンダブロツクへの取付ボルト穴1
40dは、FR専用のタイミングベルトカバー
(中央カバー)の取付ボルト穴14dの位置と同
一に設定されている。
このように、FF車用のタイミングベルトカバ
ー140には、タイミングベルトカバーとしての
本来の機能に加えてエンジンマウントブラケツト
としての機能を受け持たせ、マウントインシユレ
ータ30取付用のボス部140aが形成されてい
る。したがつて、マウントインシユレータ30取
付用のボス部140aの位置は、タイミングベル
トカバー140の外面のどの部分にも配置可能で
あり、マウントインシユレータ30の配置自由度
が増し適切な位置に配置できるため、エンジン振
動を効率良く吸収することが可能となる。
ー140には、タイミングベルトカバーとしての
本来の機能に加えてエンジンマウントブラケツト
としての機能を受け持たせ、マウントインシユレ
ータ30取付用のボス部140aが形成されてい
る。したがつて、マウントインシユレータ30取
付用のボス部140aの位置は、タイミングベル
トカバー140の外面のどの部分にも配置可能で
あり、マウントインシユレータ30の配置自由度
が増し適切な位置に配置できるため、エンジン振
動を効率良く吸収することが可能となる。
また、FR車用のエンジンと同一のエンジンを
FF車に使用しても、冷却フアン装置20も取付
ける必要性からタイミングベルトカバーの前方に
配置されたブラケツトがないため、エンジンの全
長が短くなり搭載が容易となる。さらに、各タイ
ミングベルトカバーの取付位置が同一のなので、
共通のエンジンをFR車とFF車に使用しても、シ
リンダブロツク等に特別な部品、加工等が必要な
く、タイミングベルトカバーを変更するだけで良
いため、部品点数、加工工数等が低減でき、また
組付作業性も向上する。
FF車に使用しても、冷却フアン装置20も取付
ける必要性からタイミングベルトカバーの前方に
配置されたブラケツトがないため、エンジンの全
長が短くなり搭載が容易となる。さらに、各タイ
ミングベルトカバーの取付位置が同一のなので、
共通のエンジンをFR車とFF車に使用しても、シ
リンダブロツク等に特別な部品、加工等が必要な
く、タイミングベルトカバーを変更するだけで良
いため、部品点数、加工工数等が低減でき、また
組付作業性も向上する。
以上説明したように、本発明によれば、FR車
用のタイミングベルトカバーに冷却フアン装置の
支持機能を受け持たせ、FF車用のタイミングベ
ルトカバーにマウントインシユレータの支持機能
を受け持たせ、FR車用のタイミングベルトカバ
ーとFF車用のタイミングベルトカバーのシリン
ダブロツクへの取付ボルト穴を同一の位置とした
ので、FR車とFF車に同一のエンジンを搭載する
場合、エンジンの全長が短縮できFF車への搭載
性が向上するとともに、FF車のマウントインシ
ユレータの配置自由度が増しエンジン振動の吸収
が効率良く行なえる。さらに、同一のエンジンを
FR車とFF車に使用しても、タイミングベルトカ
バーを変更するだけで良いので、部品点数、加工
工数が低減でき、また組付作業性も向上する。
用のタイミングベルトカバーに冷却フアン装置の
支持機能を受け持たせ、FF車用のタイミングベ
ルトカバーにマウントインシユレータの支持機能
を受け持たせ、FR車用のタイミングベルトカバ
ーとFF車用のタイミングベルトカバーのシリン
ダブロツクへの取付ボルト穴を同一の位置とした
ので、FR車とFF車に同一のエンジンを搭載する
場合、エンジンの全長が短縮できFF車への搭載
性が向上するとともに、FF車のマウントインシ
ユレータの配置自由度が増しエンジン振動の吸収
が効率良く行なえる。さらに、同一のエンジンを
FR車とFF車に使用しても、タイミングベルトカ
バーを変更するだけで良いので、部品点数、加工
工数が低減でき、また組付作業性も向上する。
第1図は、FR車用のタイミングベルトカバー
を装着したエンジンの概略正面図、第2図は第1
図の−線に沿つて要部を断面にて示す断面
図、第3図はFR車用のタイミングベルトカバー
を示す斜視図、第4図はFF車用のタイミングベ
ルトカバーを示す斜視図である。 ……タイミングベルト、1……シリンダブロ
ツク、14……FR車用タイミングベルトカバー
(中央カバー)、140……FF車用タイミングベ
ルトカバー(中央カバー)、14a……ボス部
(冷却フアン装置取付用)、140a……ボス部
(マウントインシユレータ取付用)、14d……取
付ボルト穴、140d……取付ボルト穴、20…
…冷却フアン装置、30……マウントインシユレ
ータ。
を装着したエンジンの概略正面図、第2図は第1
図の−線に沿つて要部を断面にて示す断面
図、第3図はFR車用のタイミングベルトカバー
を示す斜視図、第4図はFF車用のタイミングベ
ルトカバーを示す斜視図である。 ……タイミングベルト、1……シリンダブロ
ツク、14……FR車用タイミングベルトカバー
(中央カバー)、140……FF車用タイミングベ
ルトカバー(中央カバー)、14a……ボス部
(冷却フアン装置取付用)、140a……ボス部
(マウントインシユレータ取付用)、14d……取
付ボルト穴、140d……取付ボルト穴、20…
…冷却フアン装置、30……マウントインシユレ
ータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリンダブロツクの前面に穿設されたボルト
穴に螺合される取付ボルトによつて固定され、タ
イミングベルト及びプーリを覆う別体のタイミン
グベルトカバーを有する自動車用エンジンの付属
部品取付構造であつて、 フロントエンジン・リヤドライブ車用のタイミ
ングベルトカバーに冷却フアン装置を固定するボ
ス部を形成し、フロントエンジン・フロントドラ
イブ車用のタイミングベルトカバーにマウントイ
ンシユレータを固定するボス部を形成するととも
に、前記両タイミングベルトカバーに形成された
シリンダブロツクへの取付ボルト穴を同一位置に
配設して、シリンダブロツクに穿設された両タイ
ミングベルトカバー取付用の前記ボルト穴を共通
とすることを特徴とする自動車用エンジンの付属
部品取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17043281A JPS5872620A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 自動車用エンジンの付属部品取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17043281A JPS5872620A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 自動車用エンジンの付属部品取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5872620A JPS5872620A (ja) | 1983-04-30 |
JPH0252100B2 true JPH0252100B2 (ja) | 1990-11-09 |
Family
ID=15904802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17043281A Granted JPS5872620A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 自動車用エンジンの付属部品取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5872620A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103835808A (zh) * | 2014-03-11 | 2014-06-04 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种汽车发动机前端轮系的整体式托架 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0106506D0 (en) | 2001-03-16 | 2001-05-02 | Perkins Engines Co Ltd | A cylinder block apron |
KR100747233B1 (ko) * | 2006-04-07 | 2007-08-07 | 현대자동차주식회사 | 타이밍체인커버에 장착되는 회전체를 위한 베어링유닛의조립구조 및 그 조립방법 |
KR20190052408A (ko) * | 2017-11-08 | 2019-05-16 | 현대자동차주식회사 | 크랭크샤프트용 풀리장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5515320B2 (ja) * | 1973-04-26 | 1980-04-22 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6030427Y2 (ja) * | 1976-04-30 | 1985-09-12 | 富士重工業株式会社 | 内燃機関における流体ポンプ取付構造 |
JPS603947Y2 (ja) * | 1978-01-28 | 1985-02-04 | 三菱自動車工業株式会社 | エンジンの補機取付構造 |
JPS5724883Y2 (ja) * | 1978-07-17 | 1982-05-29 |
-
1981
- 1981-10-23 JP JP17043281A patent/JPS5872620A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5515320B2 (ja) * | 1973-04-26 | 1980-04-22 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103835808A (zh) * | 2014-03-11 | 2014-06-04 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种汽车发动机前端轮系的整体式托架 |
CN103835808B (zh) * | 2014-03-11 | 2016-06-29 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种汽车发动机前端轮系的整体式托架 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5872620A (ja) | 1983-04-30 |
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