JP3363175B2 - 補機の支持構造 - Google Patents

補機の支持構造

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JP3363175B2
JP3363175B2 JP14383092A JP14383092A JP3363175B2 JP 3363175 B2 JP3363175 B2 JP 3363175B2 JP 14383092 A JP14383092 A JP 14383092A JP 14383092 A JP14383092 A JP 14383092A JP 3363175 B2 JP3363175 B2 JP 3363175B2
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alternator
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bracket
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隆久 細谷
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Yamaha Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はエンジンに支持されるオ
ルタネータ等の補機の支持構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から存在する、Vベルトを介してク
ランク軸によって駆動されるオルタネータ等の補機は、
その本体の前面側に設けられたボスをエンジン側のブラ
ケットにクランク軸方向にボルトを挿通して止着し固定
するタイプのものが一般的であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このタ
イプのオルタネータ等の補機の取付構造はクランク軸方
向のみにボルト等を挿通して止着するようになっていて
クランク軸方向の振動が発生し易く、それが騒音の発生
源となったり、またその取付部に緩みを生じる等の問題
があった。 【0004】本発明は、補機のクランク軸方向振動の発
生を軽減することができる補機の支持構造を提供するこ
とを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の補機の支持構造は、オルタネータ等の本体
を、該本体の上部に設けられた上部ボスをシリンダヘッ
ドに取り付けられたブラケットに止着し、同本体の下部
に設けられた下部ボスをシリンダブロックに取り付けら
れたブラケットに止着することで、その前側面をエンジ
ン側に支持する一方、前記本体と一体に設けられてその
背面側後方に伸びる延出部をエンジンのクランク軸方向
に向かってその横方向からエンジン側にボルト等で止着
して支持することを特徴とするものである。 【0006】 【作用】上記のような構成を備えた補機の支持構造は、
オルタネータ等の補機の背面側後方に伸びた延長部をボ
ルト等によりエンジン側に止着することによってオルタ
ネータ等の補機のクランク軸方向の振動の発生を抑制緩
和することができる。前記延出部は補機の本体と一体に
設けられていると共に、また該延出部をエンジン側に止
着するボルト等はクランク軸方向に対して横方向から挿
通しているので、そのエンジンへの取付が簡単である。
また、上記構造に加えて、該本体の上部に設けられた上
部ボスをシリンダヘッドに取り付けられたブラケットに
止着し、同本体の下部に設けられた下部ボスをシリンダ
ブロックに取り付けられたブラケットに止着すること
で、その前側面をエンジン側に支持することでオルタネ
ータなどの補機の取り付けを強固なものとし、振動や騒
音を低減します。 【0007】 【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明の実施例の前面図で、図2はその側
面図であり、図3(a)、(b)は背面図及びA−A線
断面図である。エンジン1はシリンダブロック2の上側
にヘッドカバー4付のシリンダヘッド3が結合されてお
り、そのシリンダブロック2の下側にはオイルパン5が
設けられている。シリンダブロック2の下方にはクラン
ク軸6が水平方向に貫通している。シリンダブロック2
の前方右側には水冷用のウォーターポンプ7が配置され
ており、その右側に隣接してエアコンディショナー用の
コンプレッサー8が設置されている。その上方には、前
面にプーリ9を有するオルタネータ10が配置されてい
る。このオルタネータ10は上部ボス101 及び下部ボ
ス102 を、シリンダヘッド3に取付けられたブラケッ
ト31 及びシリンダブロック2に取り付けられたブラケ
ット21 にボルト等でそれぞれ止着して支持されてい
る。 【0008】またシリンダブロック2の左側にはベルト
12の張りを調節するテンショナー11が設置されてお
り、クランク軸6の回転はベルト12を介してウォータ
ポンプ7、コンプレッサー8、オルタネータ10に伝導
される。ベルト12の緩みはテンショナー11で吸収さ
れるので、クランク軸6の回転は確実にこれら補機に伝
達される。 【0009】エンジン1の右側面に設置されたオルタネ
ータ10の本体の背面側には延出部13が一体に設けら
れており、中途より折曲して後方に伸びている。そして
端部にはボス14が設られており、そのボス14には、
鋼製の割り型スリーブ141が圧入されており、そのス
リーブ141 の高さはボス14の厚みよりも若干高くな
っていて、ボルト142 をねじ込んでシリンダブロック
2に突設したボス15にねじ止めする場合に、アルミニ
ウム製のオルタネータ10の延出部13の変形摩滅によ
るボルト締めの不完全さを防止するとともに、オルタネ
ータ10のエンジン側ボス15に対する締付けにおける
取付位置の誤差を吸収するようになっている。 【0010】また、延出部13はクランク軸6に沿って
後方に伸び、先端部のボス14はクランク軸6の方向に
対してぼぼ直角方向を向いて設けられているので、その
方向に対してボルト142 をねじ込み、シリンダヘッド
3に取付けられたブラケット31 に強固に止着され、オ
ルタネータ10が支持される。この場合にボルト142
はエンジン1の横方向から挿通されるので、取付けの際
他の補機或いは図示しない吸気管等が邪魔にならず、作
業性がよい。 【0011】このオルタネータ10は公知のタイプのも
ので、ロータシャフトにロータコイルが巻回されたロー
タと、その外周に3組のステータコイルを有するステー
タとからなり、内部でロータが回転する三相交流型のも
のである。なお、本実施例では延出部13をオルタネー
タ10に設けた例を説明したが、コンブレッサー8等の
他の補機に設けてもよい。 【0012】 【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る補機の
支持構造は、オルタネータ等の本体を、前記本体と一体
に設けられてその背面側後方に伸びる延出部をエンジン
のクランク軸方向に向かってその横方向からエンジン側
にボルト等で止着して支持するように構成することによ
り、オルタネータ等の補機のクランク軸方向に発生する
振動の抑制軽減を図ることができ、その結果、エンジン
の低騒音化にもつながる。また、前記延出部は補機の本
体と一体的に設けられていると共に、該延出部をエンジ
ン側に止着するボルト等はクランク軸方向に対して横方
向から挿通しているので、オルタネータ等の取付けのた
めのブラケットが不要であるとともに、ボルトのねじ込
み側には何ら邪魔するものがないので、簡単にオルタネ
ータ等を取り付けることができる等の効果を奏するもの
である。また、本発明に係る補機の支持構造は、上記し
た構造に加えて、オルタネータ等の本体を、その本体の
上部に設けられた上部ボスをシリンダヘッドに取り付け
られたブラケットに止着し、同本体の下部に設けられた
下部ボスをシリンダブロックに取り付けられたブラケッ
トに止着することで、その前側面をエンジン側に支持す
るのでオルタネータ等の補機の取り付けを強固なものと
し、振動、騒音を低減することができ、さらに、補機の
本体の前面側を、その上部及び下部で固定することで、
本体の中間部分に固定部材を設ける必要がないので、補
機のレイア ウトの自由度が向上するという効果を奏しま
す。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例の前面図である。 【図2】本発明の実施例の側面図である。 【図3】(a)は本発明の実施例の背面図である。 (b)は(a)におけるA−A線断面図である。 【符号の説明】 1 エンジン 2 シリンダブロック 21 ブラケット 3 シリンダヘッド 31 ブラケット 4 ヘッドカバー 5 オイルパン 6 クランク軸 7 ウォーターポンプ 8 コンプレッサー 9 プーリ 10 オルタネータ 101 上部ブラケット 102 下部ブラケット 11 テンショナー 12 ベルト 13 延出部 14 ボス 141 割り型スリーブ 142 ボルト 15 ボス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/00,5/24 F02B 67/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】オルタネータ等の本体を、 該本体の上部に設けられた上部ボスをシリンダヘッドに
    取り付けられたブラケットに止着し、同本体の下部に設
    けられた下部ボスをシリンダブロックに取り付けられた
    ブラケットに止着することで、その前側面をエンジン側
    に支持する一方、 前記本体と一体に設けられてその背面側後方に伸びる延
    出部をエンジンのクランク軸方向に向かってその横方向
    からエンジン側にボルト等で止着して支持することを特
    徴とする補機の支持構造。
JP14383092A 1992-06-04 1992-06-04 補機の支持構造 Expired - Lifetime JP3363175B2 (ja)

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JPH05336699A JPH05336699A (ja) 1993-12-17
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