JP3147722B2 - 内燃機関のオイルポンプスプロケットカバー - Google Patents

内燃機関のオイルポンプスプロケットカバー

Info

Publication number
JP3147722B2
JP3147722B2 JP20661395A JP20661395A JP3147722B2 JP 3147722 B2 JP3147722 B2 JP 3147722B2 JP 20661395 A JP20661395 A JP 20661395A JP 20661395 A JP20661395 A JP 20661395A JP 3147722 B2 JP3147722 B2 JP 3147722B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil pump
sprocket
cover
crankcase
combustion engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20661395A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0932521A (ja
Inventor
久志 尾関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP20661395A priority Critical patent/JP3147722B2/ja
Priority to GB9625873A priority patent/GB2305971B/en
Priority to GB9613954A priority patent/GB2303669B/en
Priority to US08/679,613 priority patent/US5791311A/en
Priority to DE19630545A priority patent/DE19630545B4/de
Priority to HU9601985A priority patent/HU221284B1/hu
Publication of JPH0932521A publication Critical patent/JPH0932521A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3147722B2 publication Critical patent/JP3147722B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関のオイ
ルポンプスプロケットカバーに係り、特にオイルポンプ
スプロケットのカバーとしての機能とオイルポンプを支
持する固定用部材(スティフナ)としての機能との双方
の機能を有する内燃機関のオイルポンプスプロケットカ
バーに関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関には、各部の潤滑や冷却のため
に、オイルパン内のオイルを吸込んで圧送するオイルポ
ンプが設けられている。
【0003】即ち、図13、14に示す如く、内燃機関
102にあっては、シリンダブロック104にシリンダ
ヘッド106を載置して設け、シリンダブロック104
と共働してクランク軸108を軸支するクランクケース
を110設け、クランクケース110の下側に複数のポ
ンプ取付ボルト(図示せず)でオイルポンプ112を設
け、クランク軸108にオイルポンプ駆動用スプロケッ
ト114を設け、オイルポンプ112のポンプ軸116
にオイルポンプスプロケット118を設け、オイルポン
プ駆動用スプロケット114とオイルポンプスプロケッ
ト118とにオイルポンプチェーン120を巻掛けて設
け、オイルポンプスプロケット118を被包するように
オイルポンプスプロケットカバー122を設けている。
【0004】このオイルポンプスプロケットカバー12
2は、図14に示す如く、カバー取付ボルト124によ
ってオイルポンプ112に取付けられている。
【0005】また、図15に示す如く、オイルポンプス
プロケットカバー122は、カバー取付ボルト124に
よってクランクケース110の下部に取付けられる場合
がある。
【0006】このようなオイルポンプスプロケットカバ
ーの取付構造としては、例えば、特公昭63−1656
9号公報、特開平5−332113号公報に開示されて
いる。特公昭63−16569号公報に記載のものは、
少なくともオイルの最大レベルよりも上方に位置する上
端縁および仮想の円に沿って形成された複数の長孔を有
し、長孔の各々が仮想円の周方向に伸長し、長孔の各々
にボルトを通してフランジ部の端面に取付けられる壁面
部分と、スプロケットに掛けられた駆動チェーンのスプ
ロケット侵入側においてスプロケットからある範囲に亘
って駆動チェーンに沿い配置されたガイド部分とを一体
的に形成し、ガイド部分に耐摩耗性弾性材を取付け、駆
動チェーンと常時接触させて駆動チェーンにテンション
を付与するものである。特開平5−332113号公報
に記載のものは、オイルポンプをオイルパン内に配設す
るとともに、オイルポンプ駆動時にオイルパン内のオイ
ルが攪拌されるのを防止すべく、ポンプスプロケット近
傍にはポンプスプロケットの一部を包囲するカバー部を
設けたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のオイ
ルポンプスプロケットカバーにおいては、オイルポンプ
スプロケットを被包するカバーとしての単一の機能を有
しているだけであり、よって、オイルポンプを所定の本
数のポンプ取付ボルトで締付ける必要があり、このた
め、重量が大きくなるとともに、組付工数が増加し、コ
ストも高くなるという不都合があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、シリンダブロックと共働
してクランク軸を軸支するクランクケースを設け、この
クランクケースの下側にオイルポンプを設け、前記クラ
ンク軸にオイルポンプ駆動用スプロケットを設け、前記
オイルポンプにオイルポンプスプロケットを設け、前記
オイルポンプ駆動用スプロケットと前記オイルポンプス
プロケットとにオイルポンプチェーンを巻掛けて設け、
前記オイルポンプスプロケットを被包するように設けら
れる内燃機関のオイルポンプスプロケットカバーにおい
て、前記オイルポンプスプロケットカバーの一側を前記
クランクケースに固設するとともに前記オイルポンプス
プロケットカバーの他側を前記オイルポンプに固設した
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明は、オイルポンプスプロ
ケットカバーがオイルポンプスプロケットのカバーとし
て機能とオイルポンプを支持する固定用部材(スティフ
ナ)としての機能との双方の機能を有し、これにより、
オイルポンプのポンプ取付ボルトの本数を減少させ、軽
量化を図るとともに、組付工数を削減し、しかも、廉価
とすることができる。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜12は、この発明の実施
例を示すものである。図11、12において、2は内燃
機関、4はシリンダブロック、6はシリンダヘッド、8
はクランクケース、10はオイルパンである。シリンダ
ブロック4の下部には、クランクケース8の上部と共働
してクランク軸12が軸支して設けられている。また、
シリンダヘッド6には、吸気側カム軸14と排気側カム
軸16とが軸支して設けられている。
【0011】クランクケース8の下部には、所定に配置
した3本のポンプ取付ボルト18、18、18によって
オイルポンプ20が取付けられる。このオイルポンプ2
0は、ポンプケース22に軸支したポンプ軸24の回転
によってオイルパン10内のオイルを吸込管26から吸
込して内燃機関2の各部に圧送するものである。ポンプ
軸24には、オイルポンプスプロケット28が固設され
ている。
【0012】クランク軸12の端部位には、オイルポン
プスプロケット28の位置に対応してオイルポンプ駆動
用スプロケット30が固設されている。
【0013】このオイルポンプ駆動用スプロケット30
とオイルポンプスプロケット28とには、オイルポンプ
チェーン32が巻掛けて設けられる。
【0014】また、オイルポンプスプロケット28を被
包するように、オイルポンプスプロケットカバー34が
クランクケース8の下部とオイルポンプ20の下部とに
取付けられる。
【0015】このオイルポンプスプロケットカバー34
は、図2〜9に示す如く、一側のクランクケース取付部
36と、他側のオイルポンプ取付部38と、クランクケ
ース取付部36とオイルポンプ取付部38とを連絡して
オイルポンプスプロケット28部位を被包する被包部4
0とを有している。
【0016】クランクケース取付部36には、ケース側
締結ボルト42、42を挿通させるケース側ボルト孔4
4、44が形成されている。ケース側締結ボルト42、
42は、図10に示す如く、クランクケース28の底面
に形成したケース側ねじ孔46、46に螺着してクラン
クケース取付部36をクランクケース8の底面に取付け
るものである。
【0017】オイルポンプ取付部38には、ポンプ側締
結ボルト48、48を挿通させるポンプ側ボルト孔5
0、50が形成されている。ポンプ側締結ボルト48、
48は、図10に示す如く、ポンプケース22の底面に
形成したポンプ側ねじ孔52、52に螺着してオイルポ
ンプ取付部38をオイルポンプ20に取付ける。このポ
ンプ側ねじ孔52、52は、図10に示す如く、前記ポ
ンプ取付ボルト18、18、18の無い底部の箇所で、
つまり、ポンプケース22の底面に形成されている。
【0018】被包部40は、図6に示す如く、一側がク
ランクケース取付部36に重合する一側部材54と、オ
イルポンプ取付部38側で一側部材54及びクランクケ
ース取付部36の一側に連結する他側部材56とからな
る。一側部材54とクランクケース取付部36との重合
部位は、図6に示す如く、略直角に形成され、補強材5
8によって所定の強度が維持されている。
【0019】次に、この実施例の作用を説明する。
【0020】オイルポンプスプロケットカバー34は、
一側であるクランクケース取付部36がクランクケース
8の下部に固設されるとともに、他側であるオイルポン
プ取付部38が3本のポンプ取付ボルト18、18、1
8の無い箇所のオイルポンプ20の下部に固設され、被
包部40がクランクケース8とオイルポンプ22とに跨
がるようにオイルポンプスプロケット28部位を被包し
て配設される。
【0021】これにより、オイルポンプスプロケットカ
バー34は、オイルポンプスプロケット28を被包する
カバーとしての機能を有するとともに、オイルポンプ2
0をクランクケース8に支持する固定用部材(スティフ
ナ)としての機能をも有する。
【0022】この結果、オイルポンプスプロケットカバ
ー34を利用してオイルポンプ20をクランクケース8
に固定することができ、この分だけ、オイルポンプ20
をクランクケース8に直接取付けるポンプ取付ボルト1
8の本数を3本だけとして減少させることができ、これ
により、オイルポンプ22の軽量化を図るとともに、組
付工数を削減し、しかも、廉価とすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、オイルポンプスプロケットカバーの一側
をクランクケースに固設するとともにオイルポンプスプ
ロケットカバーの他側をオイルポンプに固設したことに
より、オイルポンプスプロケットカバーがオイルポンプ
スプロケットのカバーとして機能とオイルポンプを支持
する固定用部材(スティフナ)としての機能との双方の
機能を有し、これにより、オイルポンプのポンプ取付ボ
ルトの本数を減少させ、軽量化を図るとともに、組付工
数を削減し、しかも、廉価とし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】オイルポンプスプロケットカバーの取付後のク
ランクケースの底面図である。
【図2】オイルポンプスプロケットカバーの正面図であ
る。
【図3】オイルポンプスプロケットカバーの平面図であ
る。
【図4】オイルポンプスプロケットカバーの底面図であ
る。
【図5】オイルポンプスプロケットカバーの背面図であ
る。
【図6】図2の〓−〓線による断面図である。
【図7】図6の〓−〓線による断面図である。
【図8】図6の〓−〓線による断面図である。
【図9】図5の矢印〓による側面図である。
【図10】オイルポンプスプロケットカバーの取付前の
クランクケースの底面図である。
【図11】内燃機関の断面図である。
【図12】内燃機関の正面図である。
【図13】従来の内燃機関の断面図である。
【図14】従来の内燃機関において一のオイルポンプス
プロケットを取付けた一部断面図である。
【図15】従来の内燃機関において他のオイルポンプス
プロケットを取付けた一部断面図である。
【符号の説明】
2 内燃機関 4 シリンダブロック 6 シリンダヘッド 8 クランクケース 12 クランク軸 18 ポンプ取付ボルト 20 オイルポンプ 28 オイルポンプスプロケット 34 オイルポンプスプロケットカバー 36 クランクケース取付部 38 オイルポンプ取付部 40 被包部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロックと共働してクランク軸
    を軸支するクランクケースを設け、このクランクケース
    の下側にオイルポンプを設け、前記クランク軸にオイル
    ポンプ駆動用スプロケットを設け、前記オイルポンプに
    オイルポンプスプロケットを設け、前記オイルポンプ駆
    動用スプロケットと前記オイルポンプスプロケットとに
    オイルポンプチェーンを巻掛けて設け、前記オイルポン
    プスプロケットを被包するように設けられる内燃機関の
    オイルポンプスプロケットカバーにおいて、前記オイル
    ポンプスプロケットカバーの一側を前記クランクケース
    に固設するとともに前記オイルポンプスプロケットカバ
    ーの他側を前記オイルポンプに固設したことを特徴とす
    る内燃機関のオイルポンプスプロケットカバー。
JP20661395A 1995-07-20 1995-07-20 内燃機関のオイルポンプスプロケットカバー Expired - Fee Related JP3147722B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20661395A JP3147722B2 (ja) 1995-07-20 1995-07-20 内燃機関のオイルポンプスプロケットカバー
GB9625873A GB2305971B (en) 1995-07-20 1996-07-03 Oil pump sprocket cover for an internal combustion engine
GB9613954A GB2303669B (en) 1995-07-20 1996-07-03 Oil pump sprocket cover for an internal combustion engine
US08/679,613 US5791311A (en) 1995-07-20 1996-07-10 Oil pump sprocket cover for an internal combustion engine
DE19630545A DE19630545B4 (de) 1995-07-20 1996-07-17 Verbrennungsmotor mit Ölpumpenzahnkranzabdeckung
HU9601985A HU221284B1 (en) 1995-07-20 1996-07-19 Chain pulley cover for the oil pump of an internal combustion engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20661395A JP3147722B2 (ja) 1995-07-20 1995-07-20 内燃機関のオイルポンプスプロケットカバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0932521A JPH0932521A (ja) 1997-02-04
JP3147722B2 true JP3147722B2 (ja) 2001-03-19

Family

ID=16526283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20661395A Expired - Fee Related JP3147722B2 (ja) 1995-07-20 1995-07-20 内燃機関のオイルポンプスプロケットカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3147722B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4544088B2 (ja) 2005-08-08 2010-09-15 マツダ株式会社 エンジンの前部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0932521A (ja) 1997-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5791311A (en) Oil pump sprocket cover for an internal combustion engine
KR950003163B1 (ko) 엔진의 오일펌프 부착구조
JP4275846B2 (ja) V型バーチカルエンジン及び船外機のハンガ構造
EP1182338B1 (en) Auxiliary machinery mounting structure of an engine
JP3147722B2 (ja) 内燃機関のオイルポンプスプロケットカバー
JP3096182B2 (ja) エンジンのマウント構造
JP3166532B2 (ja) 内燃機関のチェーンケース構造
US6179582B1 (en) Oil pump attachment structure for engine
JP3888845B2 (ja) チェーンケースの取付構造
JP2007016715A (ja) エンジンの燃料ポンプ取付構造
JP7347106B2 (ja) エンジンのチェーンカバー構造
JP4013185B2 (ja) エンジンのマウント装置
JPH04292529A (ja) エンジンの補機取付構造
JP3412759B2 (ja) 駆動力伝達機構のケース部材
JP3147723B2 (ja) 内燃機関のオイルポンプスプロケットカバー
JP2932777B2 (ja) V型エンジンの補機取付構造
JP2528540Y2 (ja) エンジンの補機取付装置
JP7383974B2 (ja) エンジンのチェーンカバー構造
JP3552461B2 (ja) エンジンのシリンダブロック構造
JP2521210Y2 (ja) エンジンの補機取付構造
JP3079835B2 (ja) シリンダブロック構造
JP3198881B2 (ja) 内燃機関のオイルポンプスプロケットカバー
JPH10331655A (ja) 内燃機関のタイミングギヤ装置
JP2000018034A (ja) 冷却ファン駆動装置
JPH0523790Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140112

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees