JPH0523790Y2 - - Google Patents

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JPH0523790Y2
JPH0523790Y2 JP10974987U JP10974987U JPH0523790Y2 JP H0523790 Y2 JPH0523790 Y2 JP H0523790Y2 JP 10974987 U JP10974987 U JP 10974987U JP 10974987 U JP10974987 U JP 10974987U JP H0523790 Y2 JPH0523790 Y2 JP H0523790Y2
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JP
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case
auxiliary
bracket
cylinder head
drive
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JP10974987U
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JPS6415728U (ja
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シリンダヘツドと一体にカム駆動装
置のケースが形成され、このケースに補機が装着
されている内燃機関の補機駆動補助装置に関す
る。
(従来の技術) シリンダヘツドとカム駆動装置のケース部とを
一体に形成したものがあり(ニツサンサービス周
報第418号(BL−9)昭和55年4月 日産自動車
(株)発行参照)、近年補機類の取付スペースの関係
から補機を前記ケース部に取り付ける必要が生じ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の補機駆動装置
にあつては、オイルポンプ,オルタネータ,コン
プレツサ等の補機をカム駆動装置(タインミング
チエーン及びスプロケツト)のケース部に取り付
けた場合に、ケース部は中空であるため比較的剛
性が低く、このためエンジンの振動により補機が
重りとなつて、ケース部が横方向に振られ、ケー
ス部の耐久性の低下最悪の場合はケース部が破損
するに至る恐れがあるという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点を解決する
ことを目的としてなされたものである。
(問題点を解決するための手段) このため本考案は、補機駆動補助装置を保持す
るブラケツトをカム駆動装置ケース部の壁面及び
シリンダヘツドの壁面より各々突出させたボスに
ボルトで固着した。
(作用) 剛性の低いケース部にのみ補機駆動補助装置を
保持するブラケツトが取り付けられるのではな
く、剛性の極めて高いシリンダヘツドの壁面にも
取り付けられているので、このブラケツトがケー
ス部が横方向に振れるのを抑え、ケース部の振動
が小さくなり、ケース部が破損する恐れがない。
(実施例) 以下、本考案を図面に基づいて説明する。第1
図は、本考案の一実施例を示す図である。第2図
の本考案に係る補機駆動装置を保持するブラケツ
トの斜視図を参照して本考案の構成を説明する。
補機駆動補助装置(本例の場合はアイドラープ
ーリ)1はブラケツト2にボルト3により回転自
在に固定されている。ブラケツト2の一端2aは
シリンダヘツド4と一体に形成されたカム駆動装
置のケース部5の前面壁6より突き出されたボス
7にボルト8で固定されている。ブラケツト2の
他端2bはシリンダヘツド4の壁面より突き出さ
れたボス9にボルト10により固定されている。
又内燃機関の出力軸(図示せず)につながる駆
動ベルト11により駆動される補機12はブラケ
ツト13にボルト14で固定されており、そのブ
ラケツト13は、カム駆動装置のケース部5から
突き出したボス15にボルト16で固定されてい
る。17は補機12の入力軸に固定されたプーリ
である。
次に作用を説明する。補機駆動補助装置を支持
するブラケツト2はエンジンの振動による補機1
2を重りとするケース部5の横方向の振れを抑え
る補強部材として働き、ケース部5の振動を小さ
くする。
なお、ブラケツトの長さ、特にシリンダヘツド
4に固定される側2bの長さは、ケース部5の固
有振動数等も勘案してシリンダヘツド4の最良取
り付け位置、従つてその長さが決められる。第2
図は、一実施例を示した第1図に比較して特にブ
ラケツトのシリンダヘツド側が長い場合について
図示したものである。
(効果) 以上説明してきたように、本考案によれば、補
機駆動補助装置を保持するブラケツトの一端をカ
ム駆動装置のケース部に他端をシリンダヘツドに
固着したので、 補機を重りとしたケース部の横振れがブラケツ
トによつて抑えられるので、ケース部の振動が小
さくなり、ケース部の耐久性が向上し、ケース部
が破損する恐れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は本考案に係る補機駆動補助装置を保持するブ
ラケツトの一実施例を示す斜視図である。 1……補機駆動補助装置、2……ブラケツト、
4……シリンダヘツド、5……カム駆動装置ケー
ス部、6……カム駆動装置ケース部前壁、12…
…補機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダヘツドと一体にカム駆動装置のケース
    が形成され、このケースに補機が装着されている
    内燃機関において、 補機駆動補助装置を保持するブラケツトの一端
    を前記カム駆動装置のケースに、他端を前記シリ
    ンダヘツドに固着したことを特徴とする内燃機関
    の補機駆動補助装置。
JP10974987U 1987-07-17 1987-07-17 Expired - Lifetime JPH0523790Y2 (ja)

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JP10974987U JPH0523790Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

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JPS6415728U JPS6415728U (ja) 1989-01-26
JPH0523790Y2 true JPH0523790Y2 (ja) 1993-06-17

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