JP3166532B2 - 内燃機関のチェーンケース構造 - Google Patents

内燃機関のチェーンケース構造

Info

Publication number
JP3166532B2
JP3166532B2 JP02604995A JP2604995A JP3166532B2 JP 3166532 B2 JP3166532 B2 JP 3166532B2 JP 02604995 A JP02604995 A JP 02604995A JP 2604995 A JP2604995 A JP 2604995A JP 3166532 B2 JP3166532 B2 JP 3166532B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
chain case
wall
lubricating oil
internal combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02604995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08200089A (ja
Inventor
勝也 太田
公人 笠井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP02604995A priority Critical patent/JP3166532B2/ja
Publication of JPH08200089A publication Critical patent/JPH08200089A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3166532B2 publication Critical patent/JP3166532B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は内燃機関のチェーンケ
ース構造に係り、特に、チェーンケースの内側に飛散し
た状態の潤滑油がチェーンケースの内側に留まることを
防止し得て、飛散した潤滑油を良好にオイルパンに戻し
得て、潤滑油のエアレーションを減少し得て、潤滑油に
よる潤滑・冷却性能を向上し得て、ブローバイガス性能
を向上し得る内燃機関のチェーンケース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載される内燃機関には、クラン
ク軸の回転をカム軸に伝達して吸気弁及び排気弁を駆動
するするために、クランク軸に設けられたクランクスプ
ロケットとカム軸に設けられたカムスプロケットとにチ
ェーンを巻掛けている。
【0003】前記チェーンは、運転時間に伴って伸びが
発生し、歯飛びや騒音の原因となることがある。このた
め、内燃機関には、チェーンの張り側にチェーンガイド
を設けるとともにゆるみ側にチェーンテンショナを設
け、チェーンテンショナに油圧式のアジャスタにより押
進力を付与し、所定の張力を与えている。
【0004】前記内燃機関には、クランク軸のクランク
スプロケットやカム軸のカムスプロケット及びこれらの
スプロケットに巻掛けられるチェーンを覆うようにチェ
ーンケースを取付けている。従来のチェーンケース構造
しては、図4に示すものがある。図4において、102
はチェーンケースである。チェーンケース102は、内
側104にリブ106を設けている。リブ106は、チ
ェーンケース102の剛性、振動、音響等を改善をする
ために設けられている。なお、チェーンケース102に
は、外側にリブを設けたものもある。
【0005】このようなチェーンケース構造としては、
実公昭63−115511号公報、実開平6−1221
2号公報に開示されるものがある。
【0006】実公昭63−115511号公報に開示さ
れるものは、インナ部材とアウタ部材とからなるチェー
ンケースを設け、インナ部材の下部にオイルポンプハウ
ジングを形成し、インナ部材の前記オイルポンプハウジ
ング側にオイルせき止めリブを設け、せき止められたオ
イルをオイルパン側に逃がすオイルリターン孔を設けた
ものである。
【0007】実開平6−12212号公報に開示される
ものは、シリンダヘッド上部のロッカカバーとシリンダ
ヘッド前部のヘッド側チェーンケース及びシリンダブロ
ック前部のブロック側チェーンケースとを設け、ヘッド
側チェーンケースのブロック側チェーンケースに対する
接合フランジをロッカカバーに対する接合フランジより
エンジン前方にオフセットして配置するとともに、ブロ
ック側チェーンケースにヘッド側チェーンケースから段
差なく連続し、かつエンジン後方に向けて傾斜する傾斜
部を形成したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の前記
図4に示すチェーンケース構造においては、チェーンケ
ース102により図示しないクランクスプロケットやカ
ムスプロケット及びチェーン、図示しないチェーンテン
ショナやアジャスタ108等を覆っている。
【0009】したがって、チェーンケース102の内側
104には、図示しない各スプロケット及びチェーンに
より飛散される潤滑油や、アジャスタ108からリーク
する潤滑油、アジャスタ108のリリーフ孔110から
リリーフされる潤滑油、等が飛散されている。
【0010】ところが、従来のチェーンケース102
は、内側104に剛性、振動、音響等を改善をすること
を目的としたリブ106を設けているため、飛散された
潤滑油がオイルパンに戻り難く、留まった状態となって
いる。
【0011】このため、従来のチェーンケース構造にお
いては、チェーンケース102の内側104に飛散され
た潤滑油が留まることから、飛散した潤滑油を良好にオ
イルパンに戻すことができず、この結果、潤滑油のエア
レーションが増加して潤滑油による潤滑・冷却性能を低
下させ、ブローバイガス性能を低下させる不都合があっ
た。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、こ
のような不都合を除去すべく、内燃機関のクランク軸に
設けられたクランクスプロケットと前記内燃機関のカム
軸に設けられたカムスプロケットとに巻掛けられるチェ
ーンを覆って前記内燃機関に取付けられるチェーンケー
ス構造において、前記チェーンケースの内側に誘導路形
成壁を設け、該誘導路形成壁は前記チェーンにより囲ま
れる部位に配設されるリリーフ孔を有するアジャスタの
下方に位置するように設けられる収集壁部とこの収集壁
部に連続して下方に向かうように設けられる案内壁部と
を有し、該案内壁部は下方側に移動する前記チェーンと
対向する部位に形成されるとともに前記チェーンケース
に形成されたオイルポンプハウジングのポンプ壁部に下
方を連絡させ、前記誘導路形成壁及びポンプ壁部と前記
チェーンケース側取付部とによって前記チェーンケース
の内側に飛散する潤滑油をオイルパン側に導く潤滑油誘
導路を形成して設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】この発明の構成によれば、リリーフ孔を有する
アジャスタの下方に位置するように設けられる収集壁部
とこの収集壁部に連続して下方に向かうように設けられ
る案内壁部とを有する誘導路形成壁をチェーンケースの
内側に設け、案内壁部を下方側に移動するチェーンと対
向する部位に形成するとともに下方をオイルポンプハウ
ジングのポンプ壁部に連絡させ、誘導路形成壁及びポン
プ壁部とチェーンケース側取付部とによってチェーンケ
ースの内側に飛散する潤滑油をオイルパン側に導く潤滑
油誘導路を形成して設けたことにより、チェーンケース
の内側に飛散される潤滑油をオイルパン側に導くことが
できる。
【0014】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を詳
細に説明する。図1〜図3は、この発明の実施例を示す
ものである。図3において、2は内燃機関である。内燃
機関2は、シリンダブロック4にロアケース6によりク
ランク軸8を軸支し、シリンダヘッド10を搭載してい
る。シリンダヘッド10には、図示しない吸気弁及び排
気弁を各々駆動する2本のカム軸12・14を軸支して
いる。前記ロアケース6の下部には、オイルパン(図示
せず)が取付けられる。
【0015】クランク軸8には、クランクスプロケット
16を設けている。2本のカム軸12・14には、夫々
カムスプロケット18・20を設けている。クランクス
プロケット16とカムスプロケット18・20とには、
チェーン22を巻掛けている。
【0016】チェーン22には、張り側にチェーンガイ
ド24を設けている。チェーンガイド24は、シリンダ
ブロック4及びシリンダヘッド10に夫々ガイド取付ボ
ルト26・28により取付けている。
【0017】チェーン22には、ゆるみ側にチェーンテ
ンショナ30を設けている。チェーンテンショナ30
は、略円弧形状に湾曲形成され、一端側の揺動軸たる揺
動ボルト32により他端側を揺動可能にシリンダブロッ
ク4に取付けられている。
【0018】チェーンテンショナ30は、他端側の近傍
に略四角枠形状の連絡部材34の一側を連絡部材取付ボ
ルト36により取付けている。連絡部材34の他側は、
チェーン22により囲まれる部位のシリンダヘッド10
方向に伸ばされ、中間体38を取付けている。
【0019】チェーン22により囲まれる部位のシリン
ダヘッド8には、アジャスタ40をアジャスタ取付ボル
ト42により取付けている。アジャスタ40は、油圧に
より押進されて前記中間体38に当接される押進体44
を設けている。なお、符号46は、油圧を逃がすリリー
フ孔である。
【0020】アジャスタ40は、油圧により押進体44
を押進させ、中間体38及び連絡部材34を介してチェ
ーンテンショナ30に押進力を作用させ、揺動ボルト3
2を揺動中心にチェーンテンショナ30を揺動させてチ
ェーン22に所定の張力を与える。
【0021】前記クランクスプロケット16とカムスプ
ロケット18・20とに巻掛けられたチェーン22は、
クランク軸8の回転により矢印A方向に回転され、張り
側においてチェーンガイド24によりガイドされ、ゆる
み側においてチェーンテンショナ30及びアジャスタ4
0により所定の張力を与えられる。
【0022】前記内燃機関2には、シリンダブロック
4、ロアケース6及びシリンダヘッド10に夫々ブロッ
ク側取付部48、ロアケース側取付部50及びヘッド側
取付部52を設けている。内燃機関2には、前記クラン
クスプロケット16やカムスプロケット18・20及び
これらスプロケット16・18・20に巻掛けられるチ
ェーン22、チェーンガイド24、チェーンテンショナ
30、アジャスタ40等を覆うように、チェーンケース
54が取付けられる。
【0023】チェーンケース54は、図1・図2に示す
如く、シリンダブロック4、ロアケース6及びシリンダ
ヘッド10を覆う形状のチェーンケース壁部56を設
け、このチェーンケース壁部56の両側部に前記ブロッ
ク側取付部48、ロアケース側取付部50及びヘッド側
取付部52に合致するようにチェーンケース側取付部5
8を突出させて設けている。チェーンケース54は、ブ
ロック側取付部48、ロアケース側取付部50及びヘッ
ド側取付部52にチェーンケース側取付部58を当接さ
せて、図示しない取付ボルトにより取付けられる。
【0024】チェーンケース54は、チェーンケース壁
部56及びチェーンケース側取付部58によりチェーン
ケース空間60を形成している。このチェーンケース空
間60の形成されるチェーンケース壁部56の内側62
には、剛性、振動、騒音等を改善するためのリブ64を
設けている。
【0025】また、チェーンケース54は、内側62に
潤滑油誘導路66を形成する誘導路形成壁68を設けて
いる。誘導路形成壁68は、図3に示すチェーン22の
下方移動する部位Bと対向するチェーンケース54の内
側62の部位C(図1参照)に、このチェーンケース5
4の内側62のチェーンケース空間60に飛散する潤滑
油をオイルパン(図示せず)側に導くように設けられて
いる。この誘導路形成壁68は、剛性等を改善するため
のリブ64としても機能する。
【0026】前記誘導路形成壁68は、チェーン22に
より囲まれる部位に配設されるリリーフ孔46を有する
アジャスタ40の下方に位置するように略水平に設けら
れて潤滑油を収集する収集壁部70と、この収集壁部7
0に連続して下方に向かうように設けられて収集された
潤滑油を下方のオイルパン側に案内する案内壁部72
と、から構成される。収集壁部70上には、収集通路7
4を形成している。案内壁部72は、下方側に移動する
チェーン22と対向する部位に形成され、チェーンケー
ス54一側のチェーンケース側取付部58との間に前記
潤滑油誘導路66を形成する。
【0027】また、案内壁部72は、下方をチェーンケ
ース54に形成されたオイルポンプハウジング76のポ
ンプ壁部76に連絡させ、オイルポンプハウジング76
のポンプ壁部78とチェーンケース54一側のチェーン
ケース側取付部58との間にオイルパンに到る潤滑油誘
導路66を形成する。これにより、チェーンケース54
には、誘導路形成壁68及びポンプ壁部78とチェーン
ケース側取付部58とによってチェーンケース54の内
側62に飛散する潤滑油をオイルパン側に導く潤滑油誘
導路66を形成して設けている。
【0028】なお、案内壁部72とチェーンケース54
一側のチェーンケース側取付部58との間に位置するリ
ブ64は、図2に示す如く、潤滑油誘導路66を形成し
得るように、チェーンケース壁部56からの高さを案内
壁部72及びチェーンケース側取付部58の高さよりも
低く形成している。
【0029】次に作用を説明する。
【0030】内燃機関2は、駆動時に機関各部に潤滑油
を供給し、各部の潤滑・冷却を果たしている。チェーン
ケース54の内側62には、クランクスプロケット16
やカムスプロケット18・20及びチェーン22の潤滑
油、アジャスタ40からリークする潤滑油、アジャスタ
40のリリーフ孔46からリリーフされる潤滑油、等が
図1に矢印で示す如く飛散される。
【0031】チェーンケース54の内側62に飛散され
た潤滑油は、図3に示すチェーン22の下方移動する部
位Bと対向するチェーンケース54の内側62の部位C
(図1参照)に設けられた誘導路形成壁68及びオイル
ポンプハウジング76のポンプ壁部78とチェーンケー
ス54一側のチェーンケース側取付部58とによって形
成される潤滑油誘導路66により収集され、クランクス
プロケット16とチェーン22との噛合部から離間する
チェーンケース側取付部58に沿って下方に導かれる。
【0032】これにより、このチェーンケース構造は、
潤滑油誘導路66によってチェーンケース54の内側6
2に飛散される潤滑油を収集してオイルパン(図示せ
ず)側に導くことができ、留まることがない。しかも、
潤滑油誘導路66は、チェーン22の下方移動する部位
Bと対向するチェーンケース54の内側62の部位Cに
設けられているため、下方移動するチェーン22の動き
によって、潤滑油を下方のオイルパン側へ積極的に移動
させることができる。さらに、潤滑油は、図1に矢印で
示す如く、チェーン22の外側からポンプ壁部78の外
側に沿って流れ、オイルパン側に導かれることになる。
【0033】このため、このチェーンケース構造は、チ
ェーンケース54の内側62に飛散された潤滑油がチェ
ーンケース54の内側62に留まることを防止でき、飛
散した潤滑油を良好にオイルパンに戻すことができる。
【0034】この結果、このチェーンケース構造は、チ
ェーンケース54の内側62に飛散された潤滑油が留ま
り難いことにより、潤滑油のエアレーションを減少で
き、潤滑油による潤滑・冷却性能を向上させることがで
き、ブローバイガスへの潤滑油の混入を減少させてブロ
ーバイガス性能を向上させることができる。
【0035】また、このチェーンケース構造は、チェー
ンケース壁部56の内側62のリブ64によって誘導路
形成壁68を形成し、潤滑油誘導路66を形成している
ことにより、リブ64によるチェーンケース54の剛
性、振動、騒音等の改善を損なうことなく、飛散した潤
滑油を良好にオイルパンに戻すことができる。
【0036】
【発明の効果】このように、この発明によれば、このチ
ェーンケース構造は、チェーンケースの内側に形成した
誘導路形成壁及びポンプ壁部とチェーンケース側取付部
とによって形成される潤滑油誘導路により、チェーンケ
ースの内側に飛散される潤滑油をオイルパン側に導くこ
とができる。
【0037】このため、このチェーンケース構造は、チ
ェーンケースの内側に飛散された潤滑油がチェーンケー
スの内側に留まることを防止でき、飛散した潤滑油を良
好にオイルパンに戻すことができる。この結果、このチ
ェーンケース構造は、チェーンケースの内側に飛散され
た潤滑油が留まり難いことにより、潤滑油のエアレーシ
ョンを減少し得て、潤滑油による潤滑・冷却性能を向上
させることができ、ブローバイガス性能を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるチェーンケース構造の実施例を
示すチェーンケースの内側の正面図である。
【図2】チェーンケースの平面図である。
【図3】内燃機関のチェーンケースを外した状態の正面
図である。
【図4】チェーンケース構造の従来例を示すチェーンケ
ースの内側の正面図である。
【符号の説明】
2 内燃機関 4 シリンダブロック 6 ロアケース 8 クランク軸 10 シリンダヘッド 12・14 カム軸 16 クランクスプロケット 18・20 カムスプロケット 22 チェーン 24 チェーンガイド 30 チェーンテンショナ 40 アジャスタ 46 リリーフ孔 54 チェーンケース 56 チェーンケース壁部 58 チェーンケース側取付部 60 チェーンケース空間 62 内側 64 リブ 66 潤滑油誘導路 68 誘導路形成壁
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 67/06 F01M 1/06 F01M 9/06 F02F 7/00 F16M 1/026

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のクランク軸に設けられたクラ
    ンクスプロケットと前記内燃機関のカム軸に設けられた
    カムスプロケットとに巻掛けられるチェーンを覆って前
    記内燃機関に取付けられるチェーンケース構造におい
    て、前記チェーンケースの内側に誘導路形成壁を設け、
    該誘導路形成壁は前記チェーンにより囲まれる部位に配
    設されるリリーフ孔を有するアジャスタの下方に位置す
    るように設けられる収集壁部とこの収集壁部に連続して
    下方に向かうように設けられる案内壁部とを有し、該案
    内壁部は下方側に移動する前記チェーンと対向する部位
    に形成されるとともに前記チェーンケースに形成された
    オイルポンプハウジングのポンプ壁部に下方を連絡さ
    せ、前記誘導路形成壁及びポンプ壁部と前記チェーンケ
    ース側取付部とによって前記チェーンケースの内側に飛
    散する潤滑油をオイルパン側に導く潤滑油誘導路を形成
    して設けたことを特徴とする内燃機関のチェーンケース
    構造。
JP02604995A 1995-01-20 1995-01-20 内燃機関のチェーンケース構造 Expired - Fee Related JP3166532B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02604995A JP3166532B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 内燃機関のチェーンケース構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02604995A JP3166532B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 内燃機関のチェーンケース構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08200089A JPH08200089A (ja) 1996-08-06
JP3166532B2 true JP3166532B2 (ja) 2001-05-14

Family

ID=12182839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02604995A Expired - Fee Related JP3166532B2 (ja) 1995-01-20 1995-01-20 内燃機関のチェーンケース構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3166532B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3263855A1 (en) * 2016-06-30 2018-01-03 Kubota Corporation Oil cooling structure of engine

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4868154B2 (ja) * 2007-01-19 2012-02-01 スズキ株式会社 可変バルブタイミング機構付エンジン
JP4493673B2 (ja) * 2007-02-28 2010-06-30 本田技研工業株式会社 ケース部材の取付構造
JP4489085B2 (ja) * 2007-02-28 2010-06-23 本田技研工業株式会社 ケース部材の取付構造
JP4525759B2 (ja) * 2008-01-25 2010-08-18 トヨタ自動車株式会社 内燃機関のチェーンカバー
JP2009185610A (ja) 2008-02-01 2009-08-20 Toyota Motor Corp オイルドレン通路の構造
JP4868074B2 (ja) * 2010-08-04 2012-02-01 トヨタ自動車株式会社 オイルドレン構造
JP6134242B2 (ja) * 2013-09-24 2017-05-24 本田技研工業株式会社 内燃機関のオイルレベルゲージ用通路
CN106762201A (zh) * 2016-12-30 2017-05-31 广西玉柴机器股份有限公司 多功能齿轮室

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3263855A1 (en) * 2016-06-30 2018-01-03 Kubota Corporation Oil cooling structure of engine
US10669903B2 (en) 2016-06-30 2020-06-02 Kubota Corporation Oil cooling structure of engine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08200089A (ja) 1996-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3166532B2 (ja) 内燃機関のチェーンケース構造
JP3111845B2 (ja) 内燃機関のチェーンケース構造
US4970999A (en) Cylinder head for overhead camshaft engine
JP3231201B2 (ja) Ohc型エンジンの潤滑装置
JP3096182B2 (ja) エンジンのマウント構造
EP1039098A1 (en) External drive double shaft overhead cam engine (dschc)
JPH1054296A (ja) 4サイクルエンジンの冷却装置
US4559910A (en) Crankshaft bearing device for internal combustion engine
JP3888845B2 (ja) チェーンケースの取付構造
US6179582B1 (en) Oil pump attachment structure for engine
JPH0874597A (ja) 内燃機関のチェーンカバー装置
JP7363350B2 (ja) エンジンの補機取付構造
JP3203068B2 (ja) エンジンのオイルパン構造
JP4495371B2 (ja) エンジンのチェンカバー構造
JP3412759B2 (ja) 駆動力伝達機構のケース部材
JP3509504B2 (ja) エンジン構造
US6912986B2 (en) Engine accessory support arrangement
JP3657303B2 (ja) エンジンの潤滑装置
JP3614914B2 (ja) エンジンのクランク回転角検出装置
JP3141339B2 (ja) エンジンのマウントブラケット取付構造
JP4603206B2 (ja) V型エンジン
JP3131018B2 (ja) スラント型内燃機関におけるシリンダヘッドの構造
JP3549605B2 (ja) エンジンの発電機配置構造
JP3417221B2 (ja) 自動車用ディーゼルエンジン
JP3140627B2 (ja) 内燃機関におけるタイミングチエンの潤滑装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140309

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees