JP4868074B2 - オイルドレン構造 - Google Patents

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本発明は、タイミングチェーンが配設される側のエンジンブロックの側壁とタイミングチェーンを覆うチェーンカバーの内壁とで囲まれる空間内の潤滑油をオイルパンに導くオイルドレン構造に関するものである。
内燃機関のクランクシャフトの回転は、タイミングチェーンを介してカムシャフトに伝達される。こうしたタイミングチェーンは、一般にチェーンカバーで覆われている。
上記タイミングチェーンが配設される側のエンジンブロックの側壁と上記チェーンカバーの内壁とで囲まれる空間内、いわばチェーンカバーの内側には、タイミングチェーンを潤滑するための潤滑油や、同タイミングチェーンの張力を調整する油圧式テンショナから排出された潤滑油等が飛散している。また、チェーンカバーの内側には、シリンダヘッドを経由した潤滑油等が排出されることもある。
こうしたチェーンカバー内の潤滑油が回転中のタイミングチェーンに当たったり、同チェーンカバーの壁面に留まっていたりすると、同潤滑油が攪拌されることによって当該潤滑油には気泡が混入しやすくなり、例えば潤滑系の油圧低下や潤滑油の供給不足等を招いてしまうおそれがある。
そこで、例えば特許文献1に記載のものでは、チェーンカバーの内壁に形成されるリブを仕切壁として利用し、その仕切壁をエンジンブロックの下方に向けて延設することによってオイルドレン通路を形成するようにしており、このオイルドレン通路を介してチェーンカバー内の潤滑油がオイルパン側に導かれるようにしている。
特開平8−200089号公報。
ところで、上述したようなオイルドレン通路を形成する場合、そのオイルドレン通路を形成する仕切壁の内側を流れる潤滑油については適切にオイルパンに戻される。しかし、オイルドレン通路を形成する仕切壁の外側を流れる潤滑油については、オイルパンに戻されることなく、チェーンカバーの壁面に留まってしまい、気泡が発生しやすくなってしまう。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、チェーンカバー内の潤滑油への気泡の混入を好適に抑えることのできるオイルドレン構造を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段について記載する。
各請求項に記載の発明は、クランクシャフトの回転をカムシャフトに伝達するタイミングチェーンが配設される側のエンジンブロックの側壁と前記タイミングチェーンを覆うチェーンカバーの内壁とで囲まれることにより、チェーンカバーの内側空間が形成され、前記内側空間を、潤滑油をオイルパン側に導くオイルドレン通路と前記タイミングチェーンが配設されるチェーン配設空間とに区画する仕切壁が設けられ、当該仕切壁の一部に開口部を設けた。
とくに、請求項1に記載の発明は、前記仕切壁は、前記チェーンカバーの内壁に設けられたリブと前記エンジンブロックの側壁に設けられたリブとを当接させることにより形成される。
また、請求項1に記載の発明は、前記開口部は、前記エンジンブロックの側壁に設けられた前記リブと前記チェーンカバーの内壁に設けられた前記リブとを一部離間させることにより形成される。
とくに、請求項2に記載の発明は、前記仕切壁は、前記チェーンカバーの内壁に設けられて前記エンジンブロックの側壁に当接するリブにて形成される。
また、請求項2に記載の発明は、前記開口部は、前記チェーンカバーの内壁に設けられた前記リブの一部を前記エンジンブロックの側壁から離間させることにより形成される。
とくに、請求項3に記載の発明は、前記仕切壁は、前記エンジンブロックの側壁に設けられて前記チェーンカバーの内壁に当接するリブにて形成される。
また、請求項3に記載の発明は、前記開口部は、前記エンジンブロックの側壁に設けられた前記リブの一部を前記チェーンカバーの内壁から離間させることにより形成される。
各請求項に記載の発明によれば、仕切壁よりもチェーン配設空間側を流れる潤滑油について、これを上記開口部からオイルドレン通路の内側に取り込むことが可能になり、チェーン配設空間側を流れる潤滑油についてもオイルパンに戻すことができるようになる。従って、チェーンカバーの内側空間内の潤滑油への気泡の混入を好適に抑えることができるようになる。
本発明にかかるオイルドレン通路の構造の一実施形態について、これが適用されたエンジンの側面図。 図1の矢印A方向から見た部分断面図。 図1のB−B断面図(仕切壁の断面図)。 図1のC−C断面図(開口部の断面図)。 同実施形態の変形例におけるリブ形状を示す断面図。 同実施形態の変形例におけるリブ形状を示す断面図。 同実施形態の変形例におけるリブ形状を示す断面図。 同実施形態の変形例におけるリブ形状を示す断面図。 同実施形態の変形例におけるリブ形状を示す断面図。 同実施形態の変形例におけるリブ形状を示す断面図。
以下、この発明にかかるオイルドレン通路の構造を具体化した一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1に、エンジンの側面についてその一部を示す。
同図1に示すように、このエンジンは、鉛直方向(重力方向)に対してやや傾斜した状態で車両に搭載される。
そして、同エンジンは、シリンダが形成されたシリンダブロック20、このシリンダブロック20の下方に固定されるクランクケース30、同クランクケース30の下方に固定されるオイルパン40、上記シリンダブロック20の上方に固定されるシリンダヘッド、同シリンダヘッドの上方に固定されるヘッドカバーなどを備えている。そして、シリンダブロック20、クランクケース30、及びシリンダヘッドにてエンジンブロック100が構成されている。
このエンジンのクランクシャフト14には、スプロケット15が固定されており、このスプロケット15には、タイミングチェーン200(二点鎖線にて図示)が噛み合わされている。このタイミングチェーン200によって、クランクシャフト14の回転がカムシャフトに伝達される。なお、周知のように、タイミングチェーン200は、機関用の潤滑油にて潤滑されており、同タイミングチェーン200の張力は油圧式テンショナにて調整される。
エンジンブロック100の外周部101には、タイミングチェーン200を覆うチェーンカバーとの合わせ面102が形成されている。
また、エンジンブロック100の側壁、より具体的には、タイミングチェーン200が配設される側のシリンダブロック20の側壁21には、シリンダヘッドを経由した潤滑油が排出される排出口104が形成されている。この排出口104は、シリンダブロック20の中央付近を基準にして上記外周部101寄りに形成されており、上記側壁21から円筒状に突出されている。
また、シリンダブロック20の側壁21には、シリンダ側リブ22が突出して設けられている。このシリンダ側リブ22は、上記タイミングチェーン200に対向して設けられている。そして、同シリンダ側リブ22の一端は、上記排出口104の外周面に接続されており、他端は、シリンダブロック20の下方に延びている。
また、クランクケース30の側壁31には、上記シリンダ側リブ22の他端に連続して下方に延びるクランク側リブ32が突出して設けられている。このクランク側リブ32の下方端は、外周部101に接続されている。そして、クランク側リブ32の下方端と外周部101との接続部位近傍には、オイルパン40に連通する連通孔106が形成されている。
図2〜図4に、チェーンカバー50を取り付けた状態でのエンジンブロック100の部分断面図を示す。なお、図2は、先の図1に示す矢印A方向から見た断面図であり、図3は、先の図1におけるB−B断面図であり、図4は、先の図1におけるC−C断面図である。
図2〜図4に示すように、チェーンカバー50の内壁51には、カバー側リブ52が突出して設けられている。このカバー側リブ52は、上記シリンダ側リブ22及びクランク側リブ32の形成方向に対応して延設されており、基本的には、先の図2や図3に示すように、カバー側リブ52の先端52aが、上記シリンダ側リブ22の先端22a及びクランク側リブ32の先端32aに当接されている。これにより、カバー側リブ52、シリンダ側リブ22及びクランク側リブ32によって仕切壁60が形成されており、この仕切壁60によって、エンジンブロック100の側壁とチェーンカバー50の内壁51とで囲まれる空間内、すなわちチェーンカバー50の内側の潤滑油をオイルパン40側に導くオイルドレン通路70が形成されている。
また、先の図2に示すように、オイルドレン通路70を形成する仕切壁60には、その一部に開口部61が設けられている。
より詳細には、同図2や図4に示すように、エンジンブロック100の側壁に設けられた上記シリンダ側リブ22には、部分的に高さが低くされた第1凹部22bが形成されている。また、カバー側リブ52にあって先の第1凹部22bに対向する部位には、同カバー側リブ52にあって部分的に高さが低くされた第2凹部52bが形成されている。これにより、シリンダ側リブ22の先端とカバー側リブ52の先端とは一部が離間されており、この離間された部位、すなわち第1凹部22b及び第2凹部52bによって上記開口部61が形成されている。また、先の図1に示すように、開口部61は、エンジンブロックの上方から落下してくる潤滑油Cが仕切壁60に当たる部位、特に、仕切壁60に向けて落下してくる潤滑油の量が最も多い部位に形成されている。
次に、上記構成による作用効果について先の図1を併せ参照して説明する。
まず、チェーンカバー50の内側には、タイミングチェーン200を潤滑するための潤滑油や、同タイミングチェーン200の張力を調整する油圧式テンショナから排出された潤滑油等が飛散しており、またシリンダヘッドを経由した潤滑油等が排出される。
こうしたチェーンカバー50内の潤滑油が回転中のタイミングチェーン200に当たったり、同チェーンカバー50の内壁51に留まっていたりすると、同潤滑油が攪拌されることによって気泡が混入しやすくなり、例えば潤滑系の油圧低下や潤滑油の供給不足等を招いてしまうおそれがある。
この点、上記構成によれば、上記排出口104から排出された潤滑油A等のように、オイルドレン通路70を形成する仕切壁60の内側を流れる潤滑油については、同オイルドレン通路70を介してオイルパン40に戻される。
他方、オイルドレン通路70を形成する仕切壁60の外側(外壁)を流れる潤滑油Bは上記開口部61から仕切壁60の内部に取り込まれてオイルパン40に戻される。従って、仕切壁60の外側を流れる潤滑油もオイルパン40に戻されるようになり、これによりチェーンカバー50内の潤滑油への気泡の混入を適切に抑えることができる。なお、本実施形態におけるエンジンは鉛直方向に対してやや傾斜した状態で搭載されるため、チェーンカバー50の内壁51やエンジンブロックの側壁に沿って流れ落ちた潤滑油は、仕切壁60の外側の壁面に到達しやすくなっている。この点、本実施形態によれば、そのように仕切壁60の外側の壁面に到達した潤滑油を適切にオイルパン40に戻すことができる。
また、カバー側リブ52とエンジンブロックのリブ(シリンダ側リブ22及びクランク側リブ32)とを当接させることにより上記仕切壁60を構成するようにしており、この場合には、カバー側リブ52やエンジンブロックのリブに孔を設けることで上記開口部61を形成することも可能である。しかし、この場合にあって、各リブを成型にて一体形成する場合には、孔周りへの溶湯の回り込み不足が発生したり、金型が複雑になる等といった不都合が生じるおそれがあり、後加工にて孔を空ける場合には、製造工数が増加する等といった不都合が生じる。この点、本実施形態では、シリンダ側リブ22とカバー側リブ52とを一部離間させることで開口部61を形成するようにしており、上記開口部61を容易に形成することができる。
また、上述したように、オイルドレン通路70を形成する仕切壁60の外側の壁面には、同壁面に沿って流れる潤滑油Bの他に、エンジンブロック100の上方から仕切壁60に向けて落下してくる潤滑油Cもある。このように落下してきた潤滑油Cが仕切壁60で跳ね返されると、その飛散した潤滑油が回転中のタイミングチェーン200に当たり、同潤滑油に気泡が混入しやすくなる。この点、本実施形態では、仕切壁60にあって、そのように落下してくる潤滑油Cが当たる部位に上記開口部61を形成している。これによりエンジンブロック100の上方から落下してくる潤滑油Cが仕切壁60で跳ね返されることなく、仕切壁60の内部に取り込まれてオイルパン40に戻される。従って、潤滑油Cが仕切壁60で跳ね返されることによる上記気泡の混入を抑えることができる。特に、本実施形態では、エンジンブロック100の上方から仕切壁60に向けて落下してくる潤滑油の量が最も多い部位に上記開口部61を形成するようにしているため、潤滑油への気泡の混入を効率よく抑えることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば次のような効果を得ることができる。
(1)クランクシャフト14の回転をカムシャフトに伝達するタイミングチェーン200が配設される側のエンジンブロックの側壁とチェーンカバー50の内壁51とで囲まれる空間内の潤滑油をオイルパン40側に導くオイルドレン通路70の構造において、同オイルドレン通路70を形成する仕切壁60の一部に開口部61を設けるようにしている。そのため、オイルドレン通路70を形成する仕切壁60の外側を流れる潤滑油を上記開口部61から仕切壁60の内部に取り込むことが可能になり、そうした潤滑油についてもオイルパン40に戻すことができるようになる。従って、チェーンカバー50内の潤滑油への気泡の混入を好適に抑えることができるようになる。
(2)上記仕切壁60を、チェーンカバー50の内壁51に設けられたカバー側リブ52とエンジンブロック100の側壁に設けられたリブ(シリンダ側リブ22及びクランク側リブ32)とを当接させることで形成するようにしている。そして、エンジンブロック100の側壁に設けられたリブ(シリンダ側リブ22)と上記カバー側リブ52とを一部離間させることで上記開口部61を形成するようにしている。従って、上記開口部61を容易に形成することができるようになる。
(3)上記開口部61を、エンジンブロック100の上方から落下してくる潤滑油Cが、同仕切壁60に当たる部位に形成するようにしている。そのため、そうした潤滑油Cが仕切壁60で跳ね返されることによる気泡の混入を抑えることができるようになる。
なお、上記実施形態は以下のように変更して実施することもできる。
・シリンダ側リブ22及びカバー側リブ52のそれぞれについて、部分的に高さの低い部位を設けることにより上記開口部61を形成するようにしたが、図5に示すように、部分的に高さの低い部位をカバー側リブ52にのみ形成するようにしたり、図6に示すように、部分的に高さの低い部位をシリンダ側リブ22にのみ形成するようにしてもよい。
・図7に示すように、エンジンブロック100の側壁に先端が当接するリブ300をチェーンカバー50の内壁51に設け、同リブ300にて上記仕切壁60を形成するようにしてもよい。
なお、この場合にも、リブ300に孔を設けることで上述したような開口部61を形成することは可能である。しかし、リブ300を成型にて一体形成する場合には、孔周りへの溶湯の回り込み不足が発生したり、金型が複雑になる等といった不都合が生じるおそれがあり、後加工にて孔を空ける場合には、製造工数が増加する等といった不都合が生じる。そこで、図8に示すように、リブ300の高さを部分的に低くした凹部300aを形成して、同リブ300の一部をエンジンブロック100の側壁から離間させることで上記開口部61を形成するようにしてもよい。この場合には、上記開口部61を容易に形成することができるようになる。
・図9に示すように、チェーンカバー50の内壁51に先端が当接するリブ400をエンジンブロック100の側壁に設け、同リブ400にて上記仕切壁60を形成するようにしてもよい。
なお、この場合にも、リブ400に孔を設けることで上述したような開口部61を形成することは可能である。しかし、リブ400を成型にて一体形成する場合には、孔周りへの溶湯の回り込み不足が発生したり、金型が複雑になる等といった不都合が生じるおそれがあり、後加工にて孔を空ける場合には、製造工数が増加する等といった不都合が生じる。そこで、図10に示すように、リブ400の高さを部分的に低くした凹部400aを形成して、同リブ400の一部をチェーンカバー50の内壁51から離間させることで上記開口部61を形成するようにしてもよい。この場合にも、上記開口部61を容易に形成することができるようになる。
・エンジンブロック100の上方から落下してくる潤滑油が仕切壁60に当たる部位に上記開口部61を形成するようにしたが、この他の部位に開口部61を形成するようにしてもよい。なお、開口部61の形成部位がクランク側リブ32にまで達する場合には、上記第1凹部22bと同様な凹部をクランク側リブ32にも形成するようにすればよい。また、開口部61の大きさや形状は適宜変更することができる。また、上記実施形態では、仕切壁60に開口部61を1箇所形成するようにしたが、仕切壁60にあって複数箇所に開口部61を形成するようにしてもよい。
・エンジンブロック100の側壁やチェーンカバー50の内壁51に形成されたリブで上記仕切壁60を形成するようにしたが、エンジンブロック100の側壁やチェーンカバー50の内壁51に板状の部材を別途取り付け、その板状の部材にて上記仕切壁60を形成するようにしてもよい。
・上記実施形態におけるエンジンは、鉛直方向に対してやや傾斜した状態で車両に搭載されるものであった。この他、鉛直方向に搭載されるエンジンであっても、上記仕切壁60が鉛直方向に対して傾斜した状態で形成されており、同仕切壁60の外側の壁面を潤滑油が流れるものであれば、本発明は同様に適用することができる。
14…クランクシャフト、15…スプロケット、20…シリンダブロック、21…(シリンダブロックの)側壁、22…シリンダ側リブ、22a…(シリンダ側リブの)先端、22b…(シリンダ側リブの)第1凹部、30…クランクケース、31…(クランクケースの)側壁、32…クランク側リブ、32a…(クランク側リブの)先端、40…オイルパン、50…チェーンカバー、51…(チェーンカバーの)内壁、52…カバー側リブ、52a…(カバー側リブの)先端、52b…(カバー側リブの)第2凹部、60…仕切壁、61…開口部、70…オイルドレン通路、100…エンジンブロック、101…外周部、102…合わせ面、104…排出口、106…連通孔、200…タイミングチェーン、300…(チェーンカバーの)リブ、300a…凹部、400…(エンジンブロックの)リブ、400a…凹部。

Claims (3)

  1. クランクシャフトの回転をカムシャフトに伝達するタイミングチェーンが配設される側のエンジンブロックの側壁と前記タイミングチェーンを覆うチェーンカバーの内壁とで囲まれることにより、チェーンカバーの内側空間が形成され、
    前記内側空間を、潤滑油をオイルパン側に導くオイルドレン通路と前記タイミングチェーンが配設されるチェーン配設空間とに区画する仕切壁が設けられ、当該仕切壁の一部に開口部を設け
    前記仕切壁は、前記チェーンカバーの内壁に設けられたリブと前記エンジンブロックの側壁に設けられたリブとを当接させることにより形成され、
    前記開口部は、前記エンジンブロックの側壁に設けられた前記リブと前記チェーンカバーの内壁に設けられた前記リブとを一部離間させることにより形成される
    ことを特徴とするオイルドレン構造。
  2. クランクシャフトの回転をカムシャフトに伝達するタイミングチェーンが配設される側のエンジンブロックの側壁と前記タイミングチェーンを覆うチェーンカバーの内壁とで囲まれることにより、チェーンカバーの内側空間が形成され、
    前記内側空間を、潤滑油をオイルパン側に導くオイルドレン通路と前記タイミングチェーンが配設されるチェーン配設空間とに区画する仕切壁が設けられ、当該仕切壁の一部に開口部を設け、
    前記仕切壁は、前記チェーンカバーの内壁に設けられて前記エンジンブロックの側壁に当接するリブにて形成され
    前記開口部は、前記チェーンカバーの内壁に設けられた前記リブの一部を前記エンジンブロックの側壁から離間させることにより形成される
    ことを特徴とするオイルドレン構造。
  3. クランクシャフトの回転をカムシャフトに伝達するタイミングチェーンが配設される側のエンジンブロックの側壁と前記タイミングチェーンを覆うチェーンカバーの内壁とで囲まれることにより、チェーンカバーの内側空間が形成され、
    前記内側空間を、潤滑油をオイルパン側に導くオイルドレン通路と前記タイミングチェーンが配設されるチェーン配設空間とに区画する仕切壁が設けられ、当該仕切壁の一部に開口部を設け、
    前記仕切壁は、前記エンジンブロックの側壁に設けられて前記チェーンカバーの内壁に当接するリブにて形成され
    前記開口部は、前記エンジンブロックの側壁に設けられた前記リブの一部を前記チェーンカバーの内壁から離間させることにより形成される
    ことを特徴とするオイルドレン構造。
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