JPS6030427Y2 - 内燃機関における流体ポンプ取付構造 - Google Patents

内燃機関における流体ポンプ取付構造

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JPS6030427Y2
JPS6030427Y2 JP1976054423U JP5442376U JPS6030427Y2 JP S6030427 Y2 JPS6030427 Y2 JP S6030427Y2 JP 1976054423 U JP1976054423 U JP 1976054423U JP 5442376 U JP5442376 U JP 5442376U JP S6030427 Y2 JPS6030427 Y2 JP S6030427Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
fluid
internal combustion
combustion engine
fluid pump
pump
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976054423U
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English (en)
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JPS52145503U (ja
Inventor
友隆 高橋
和夫 山形
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP1976054423U priority Critical patent/JPS6030427Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関における水ポンプ等の取付構造に関す
るものである。
内燃機関の冷却水強制循環用の水ポンプは、第1図に示
すように内燃機関eのクランクシャフトに固定されたプ
ーリbと水ポンプaのプーリ間にベルトCを掛は渡し、
内燃機関の回転に応じて水ポンプが回転駆動されるよう
になっているが、従来はテンションプーリdを必要とし
ていた。
本考案は第2図に示すように水ポンプa等被駆動側自体
にテンショナーとしての機能をもたせることにより従来
のテンションプーリを省略し、これにより部品点数の削
減及び氷ポンプ等各機能部の取付位置の自由度の拡大を
はかったものである。
以下本考案を第3図の実施例につき説明すると、1は水
ポンプaのプーリ、2はシャフト、6は該シャフト2に
固着されたインペラで、該インペラ3の回転によりラジ
ェータにて冷却された機関冷却水がホース等の木管を通
って図示しない水ポンプaの吸入口部からら水ポンプa
内に吸い込まれ流体出口部4に圧送されるようになって
いる。
5はベアリング、6はシール、7は内燃機関eのクラン
クシャフトに固定されたプーリと水ポンプaのプーリ1
との間に掛装された■ベルトを示す。
該水ポンプaは内燃機関eに、該水ポンプaの流体出口
部4が内燃機関eの流体入口部8に接合連通するようボ
ルト9により取付けられる。
本考案においては上記水ポンプaの流体出口部4の内燃
機関eとの接合側の流体通路内周面と、内燃機関eの流
体入口部8の水ポンプaと接合側の流体通路内周面とに
、それぞれ段付部を形威して該両段付部にて流体出口部
4と流体入口部8のつき合せ部附近の流体通路内径を他
の部分より大とし、該両段付部内に弾性をもったブツシ
ュ10を嵌装し、流体出口部4と流体入口部8の所定範
囲内の位置関係のズレを該弾性ブツシュ10の変形によ
り吸収し得ると同時に流体の漏洩を防止するようにした
ものである。
即ち弾性ブツシュ10は、両端部にポンプaの流体出口
部4内壁及び内燃機関eの流体入口部8内壁に設けた上
記両段封部周面にそれぞれ圧入され全周にわたり圧接す
る圧着部10b、10cを有し、その中間部は内外周面
共内側に凸なる山形断面形状とし内側に変形し易い弾性
変形部leaに形威したほぼ筒形状の弾性体であって、
圧着部10b、10cと段付部周面との圧接にて流体の
漏洩を防止した状態において、弾性変形部leaの変形
により流体出口部4と流体入口部8との両流路の所定範
囲内の位置的ズレを吸収し得るようになっている。
従って氷ポンプaの取付用ボルト9の挿通穴11を長穴
に構成しておけば、クランクシャフトと水ポンプのシャ
フト2との軸間距離調整は、所定範囲は上記弾性ブツシ
ュ10の弾性変形部10aの変形によって自由に行うこ
とができるので、従来のテンションプーリは不要となる
更に、内燃機関のクランクシャフトと水ポンプaのシャ
フト2との軸間距離を、水ポンプaの内燃機関への取付
位置をずらせることにより調整する際、水ポンプaの流
体出口部4と内燃機関eの流体入口部8のつき合せ部の
内側に介装される弾性ブツシュを単純な筒状のゴム管或
は蛇腹管等にすると、上記流体出口部4と流体入口部8
とのずれにより流体出口部4及び流体入口部8のつき合
せ面の角部が弾性ブツシュの中間部外周面に当接し、内
燃機関の振動にて該当接部がこすれて弾性ブツシュ損傷
し流体が漏洩するおそれがあり、その為に水ポンプaの
内燃機関eへの取付位置の調整量を充分にとることがで
きないが、本考案のように両端圧着部10b、10cの
中間部を内外周面共内側に凸なる山形断面形状とした弾
性変形部10aに構成した弾性ブツシュ10を用いると
、流体出口部4及び流体入口部8のつき合せ面の角部と
弾性ブツシュ10の弾性変形部10aの外周面との間に
はかなり大きな隙間が生じ、流体出口部4と流体入口部
8とがずれても上記隙間の範囲では決して角部が弾性ブ
ツシュ10の弾性変形部10a外局面に接触することは
なく、水ポンプaの内燃機関eへの取付位置の調整量を
充分に大きくとることができるものである。
尚本考案は上記実施例における水ポンプのほか、オイル
ポンプのよいに内燃機関に取付けられ、該内燃機関とポ
ンプの軸間距離の調整が必要であるあらゆる流体ポンプ
に適用可能であることは言うまでもない。
以上の如く本考案によれば、流体ポンプの流体出口部と
該流体出口部につき合わされる内燃機関の流体入口部の
流路内壁にそれぞれ段付部を形威し、該両段付部にそれ
ぞれ圧入され該両段封部周面に全周にわたり圧接される
圧着部を両端部に有しその中間部を内外周面共内側に凸
なる山形断面形状として内側に変形しやすい弾性変形部
としたほぼ筒形状の弾性ブツシュを、両端圧着部を上記
両段付部に圧入させて組付けたことにより、該流体ポン
プの取付位置のズレを該ブツシュの弾性変形部の変形に
て簡単に吸収でき、従って駆動側との軸間距離調整を該
ポンプ自体の取付位置変位にて行うことができると共に
、該ポンプ自体の取付位置変位量も充分大きくとるとか
できるもので、この種ポンプの駆動系に従来必要であっ
たテンションプーリを省略することができ、構成部品の
減少、機構の簡素化、加工組立工数の低減をはかり得る
と共に、これらポンプの設置位置設定の自由度が拡大さ
れる等多くの利益をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水ポンプ取付状態を示す正面図、第2図
は本考案における水ポンプ取付状態を示す正面図、第3
図は本考案の実施例を示すもので要部断面図である。 a・・・・・・水ポンプ、e・・・・・・内燃機関、1
・・・・・・水ポンプのプーリ、2・・・・・・シャフ
ト、3・・・・・・インペラ、4・・・・・・水ポンプ
の流体出口部、8・・・・・・内燃機関の流体入口部、
9・・・・・・取付ボルト、10・・・・・・ブツシュ
、10a・・・・・・弾性変形部、10b、10c・・
・・・・圧着部、11・・・・・・ボルト挿通穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関に取付けられ該内燃機関によって駆動される流
    体ポンプにおいて、該流体ポンプの流体出口部の内燃機
    関との接合側の流体通路内周面と、該流体出口部に接合
    される内燃機関の流体入口部の流体ポンプとの接合側の
    流体通路内周面とに、それぞれ段付部を形成して該両段
    付部にて上記流体出口部と流体入口部のつき合せ部附近
    の流体通路内径を拡径構成し、両端に上記流体出口部及
    び流体入口部の流体通路内周面に設けた各段付部にそれ
    ぞれ圧入され段付部周面に全周にわたり圧接シールする
    圧着部を有しその中間部に内外周面共内側に凸なる山形
    断面形状の弾性変形部を形成したほぼ筒状の弾性ブツシ
    ュを、両端の圧着部を上記流体出口部及び流体入口部の
    各段付部内に圧入圧接させて取付け、該流体ポンプの取
    付位置の変位を該弾性ブツシュの弾性変形部の変形によ
    り吸収し得るよう構威し、内燃機関の流体ポンプとの軸
    間距離調整を該流体ポンプの取付位置の変更によって行
    ない得るようにした内燃機関における流体ポンプ取付構
    造。
JP1976054423U 1976-04-30 1976-04-30 内燃機関における流体ポンプ取付構造 Expired JPS6030427Y2 (ja)

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JPS52145503U JPS52145503U (ja) 1977-11-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5872620A (ja) * 1981-10-23 1983-04-30 Toyota Motor Corp 自動車用エンジンの付属部品取付構造
JPS6092724U (ja) * 1983-11-30 1985-06-25 本田技研工業株式会社 エンジンにおけるベルト伝動系のテンシヨナ冷却装置
JPH0330582Y2 (ja) * 1985-06-11 1991-06-27

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