JPH0255899A

JPH0255899A - ポンプ等の駆動装置

Info

Publication number: JPH0255899A
Application number: JP1183831A
Authority: JP
Inventors: Heinrich Kunkel; ハインリッヒ　クンケル; Heinz Kiener; ハインツ　キーナー; Armin Olschewski; アーミン　オルシェブスキー
Original assignee: SKF GmbH
Current assignee: SKF GmbH
Priority date: 1988-08-20
Filing date: 1989-07-18
Publication date: 1990-02-26
Also published as: GB2223274A; IT8967672A0; US4955786A; GB2223274B; IT1232896B; GB8918604D0

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、請求項第１項の前提に記載の、ポンプ等の駆
動装置に関する。

半径方向および軸方向の支持を行う外側軸受の内輪をポ
ンプカバーの筒部の円筒形外周面部分上に置き、上記内
輪の、ポンプ室に向く端面を筒部の環状の肩面に支持す
る形式の駆動装置は西独特許出即第３７１６０９８．２
号・・・特開昭６３−３０２２００号て提案されている
。この環状の肩面を形成するには、ポンプカバーを厚肉
に構成して切削加工するが、ポンプカバーの筒部の肩面
の位置に段を環状に作り、段の片側か大径部、他の片側
か小径部となるように絞り加工しなければならず、いず
れにしてもポンプカバーの製作にコストが嵩む。

請求項第１項に開示したこの発明の目的は、コンパクト
な構造にも拘らず特に経済的に作製できる上述の種類の
、ポンプ等の駆動装置を創作することにあ゛る。

この目的は、請求項第１項の特徴によって達成される。

本発明に係る駆動装置の構成にもとづき、薄肉のパイプ
または薄肉の帯材から出発してプレス、深絞りまたは圧
延によってポンプカバーを経済的に量産できる。隆起は
、比較的小さい力でポンプカバーの薄肉の筒部に形成て
きる。隆起の形成は、例えば、筒部の中空部に軸方向へ
押込み得る成形ポンチによって行なうことかできる。筒
部は薄肉であるので、駆動装置の重量は軽く経済的であ
る。

更に、軸方向および半径方向の支持を行う外側軸受の内
輪は、筒部の外周面の隆起による部分肩面のみによって
ポンプ室の方向に支持される。筒部は、薄肉にも拘らず
、大きい曲げ剛性を有する。何故ならば、軸方向に延び
る隆起が補強作用を有するからである。即ち、筒部は１
例えば。

ブーりのベルト張力に帰因する大きい半径方向力に依っ
て損傷することなく耐えることかてきる。

従って、本発明に係る駆動装置は、自動車の高負荷の冷
却水ポンプ用に特に適する。

本発明の有利な展開を請求項第２項以下に開示した。

請求項第２項にもとづき、外側転がり軸受の内輪は、部
分肩面に回転対称に、即ち、傾斜力か作用しないように
支持される。

請求項第４項にもとづき、外側転がり軸受の内輪は、少
なくとも部分的に内側転がり軸受の外輪の外周面の半径
方向上方へ配鐙される。

請求項第５項に、ポンプカバーの中空部の拡径部から筒
部の中空部に軸方向に押込み得るプレス工具によってポ
ンプカバーの筒部に隆起を成形する可能性を示した。

請求項第６項によって、筒部の下部領域の隆起が、摺動
環状パツキンの不Δ１イの漏れ液の捕４ｉ個所として役
立つ構成が得られる。更に、漏れ液は漏出開口を介して
外方へ排出てきる。かくして、漏れたポンプ液か内側軸
受に侵入して上記軸受を損傷するのか防止される。

本発明の適切な、しかも、自明でない別の構成を請求項
第７〜９項に開示した。

以下、本発明の図示の２つの実施例を説明する。尚、各
図に於てポンプの羽根車のある左側を内側、プーリのあ
る右側を外側と表現する。

第１図に、内燃機関の冷却用給水ポンプの駆動装置を示
した。エンジンブロック（図示してない）にフランジ止
めし得る駆動装置はエンジンフロックのポンプ室２内に
突出するポンプの羽根車１を有する。鋼製の円筒形枢軸
３の内側端には、ポンプの羽根車１か空転しないよう結
合され、外側端には、結合部材を介して円筒形プーリ４
が空転しないよう結合される。

駆動装置は、ポンプ室２を被う、薄肉の鋼板から成形し
たポンプカバー５を有する。ポンプカバー５は１周縁に
固定孔７を備えたフランジ部分６と、ポンプ室２から外
側へ貫通する中空部９を備え枢軸３の軸線方向外向きに
突出する延長筒部８を有する。水ポンプの枢軸３は、中
空部９を通過する。

筒部８の中空部９は、ポンプ室２に向く端部において、
円筒形の半径方向拡径部１０に接続する。

筒部８には中空部９とその拡径部１０との間に、低い環
状ショルダ１１が形成しである。

枢軸３は、筒部８の内部に、半径方向力および軸方向力
を受容する公知の深みぞ玉軸受として構成された内側軸
受１２に軸支しである。軸受１２は。

中空部９．に固定された外輪１３を有する。環状ショル
ダ１１に設けてあって中空部９から半径方向内向きに突
出する突起１４によって、外輪１３の、ポンプ室２へ向
く端面ば軸方向に固定される。

軸受１２の内輪１５は、枢軸３に固定しである。内輪１
５の、ポンプ室２とは逆の側は、枢軸の環状溝に押込ま
れ枢軸３の外周面から突出する断面円形の鋼線製環状止
め輪１６によって軸方向に固定される。

内輪１５の、ポンプ室２に向く側は、枢軸３の外周面に
固定された鋼板製スリンガ１７によって固定される。

プーリ４は、同じく半径方向力および軸方向力を受容す
る深みぞ玉軸受として構成された外側軸受１８に軸支し
である。軸受１８は、プーリ４の内周面１９に固定され
た外輪２０と、筒部の円筒形外周面部分２１て固定され
た内輪２２とを有する。外輪２０の、ポンプ室２に向く
側は、半径方向内向きに湾曲した複数の舌片または軸方
向の突起２３によってプーリ４の内周面Ｊ９に固定され
る。外輪２０のポンプ室と反対側には、１状シヨルダ２
３Ａかプーリ４の内周内て軸方向に当接している。

外側軸受１８および筒部８の外側を被うカバーディスク
２４は、プーリ４に一体に結合された半径方向外側縁を
有する。更に、カバーディスク２４は、中央孔を備えた
ボス状中央部分２５を有する。枢軸３の外側端は、外周
面に４個の平坦部分２６を有し、これに対応して構成さ
れた中央孔に空転しないように係合する。枢軸３の外周
面には平坦部分２６と２６との間に、カバーディスク２
４の中央部分２５を６立てして保持、案内する円筒形部
分か残っている。

即ち、カバーディスク２４は、その中央部分２５を介し
て枢軸３に空転しないか軸方向へ摺動可能に結合されて
おり、プーリ４と枢軸３との間の結合部材として役立つ
。

外側軸受１８と、内側軸受１２とを遊びなく自動的に調
箇するため、中央部分２５の外周面には、圧縮負荷され
た、ら旋ばね２７か支持しである。この、ら旋ばね２７
は、枢軸３に固定された支持リング２８と中央部分２５
の環状ショルタ２９との間て作用する。

ら旋ばね２７は、カバーディスク２４をポンプカバー５
に関して外側へ、即ち、ポンプ室２から離れる方向ヘタ
ｉ性的に摺動する調整手段として役立つ。

ポンプカバー５の延長筒部８の外周面には、軸方向に延
びる複数の隆起３０か円周方向に均一に分散させて設け
である。」−２隆起３０は、筒部８の円筒形部分とほぼ
同一の肉厚を有する（第２図参照）。

成形工具（図示してない）を軸方向へ押込むことによっ
て、隆起３０を筒部８に非切削て形成てきる。

各隆起３０は、円筒形外周面部分２１から半径方向外側
へ突出し、ポンプ室２とは反対側の端部に、モ坦な部分
肩面３１を有する。各部分肩面３１は、筒部８の円筒形
外周面部分２１に接続する。外側軸受の内輪２２の、ポ
ンプ室２に向いた端部と３つの部分肩面３１との間には
、薄鋼板製カバーディスク３２か設けてあり、外周面部
分２１に固定しである。部分肩面３１およびこれに対面
する内輪２２の端面ば、それぞれ、枢軸３の回転軸に垂
直な半径方向平面になっている。

この実施例の場合、各隆起３０は、外輪１３の円筒形外
面３３と半径方向に対面させて設けであるのて、夫等の
間には中空スペース３４が形成される。

この中空スペース３４は、外輪１３の外周面３３の、ポ
ンプ室２とは逆の側の端部の手前で終っているので、軸
方向外方に対して閉鎖される。

中空スペース３４は、ポンプ室２．に向く端部において
、ポンプカバー５の拡経部１０に接続する。

枢軸３は、ポンプカバー５に水平に軸支してあり、ポン
プカバー５は３つの隆起３０のうちの１つが筒部８の外
周面の最低領域にあるよう、内燃機関のエンジンフロッ
クにフランジ止めしである。

内側軸受１２とポンプ室２との間に於て、拡経部１０に
固定した頌状パツキン３６を設けであるが、万一そこか
ら漏れる液のために、この最も低い隆起３０の壁には中
空スペース３４から半径方向外方へ貫通ずる漏出開口３
５を設けである。環状パツキン３６は公知の態様て、ば
ね付きのセラミックリンクを持っており、このセラミッ
クリンクは回転するポンプの羽根車１の補強ディスク３
７の端面を密封状態て摺動する。

筒部８の、ポンプ室２とは逆の側の端部には、筒部８の
端部の周縁部分を半径方向外方へ塑性的に湾曲させて作
製した複数の突起３８が周縁に分散させてｊＱけである
。上記突起３８は、外周面部分２１から半径方向外向き
に突出し、内輪２２の、ポンプ室２とは反対側の端面に
かしめられている。内輪２２は、外周面部分２１から抜
けないよう突起３８によって確保される。

内側軸受１２および外側軸受１８は、両側に関して、そ
れぞれ外輪１３．２０に固定された密閉ディスクによっ
て密閉される。この場合、外側軸受１８の、ポンプ室２
に向く側には、２つの密閉リップを有する密閉ディスク
３９が設けである。２つの密閉リップの１つは内輪２２
上を動き、別の１つはカバーディスク３２上を動く。

第３図に、ポンプの駆動装置の別の実施例を示した。こ
の装置は、上述の駆動装置と同様に構成されて、循環パ
ツキン３６を組込んだ鋼板製固定リンク４０をやはり備
えている。環状パツキン３６は、ポンプ室２とは逆の側
へ向く突起４１を有する。この突起４１は、ポンプカバ
ー５の筒部８の隆起３０に於て軸方向に係合する。この
実施例では固定リング４０はポンプカバー５の中で、回
転しない様になっている。

隆起３０の部分肩面３１およびこれに対面する内輪２２
の端部は、枢軸３の回転軸に垂直な半径方向平面になっ
ている。

筒部８の外周面部分２１の、ポンプ室２とは逆の側には
、筒部８の自由端のかしめた突起４３によって側方へ固
定されたリンク４２が設けである。内輪２２は、リング
４２に依って、外周面部分２Ｉから抜けないよう確保さ
れる。この実施例の駆動装置は、結合部材として、半径
方向に突出しポンプ室２の方向へ湾曲した複数の保持ノ
ーズ４５を外縁に設けたカバーディスク４４を有する。

カバーディスク４４は、りｉ性の合成樹脂製プーリ４７
の内周の保持凹み４６にそれぞれスナップ嵌めされた保
持ノース′４５に依って調心され、空転しないよう結合
されている。

カバーディスク４４の中央部の半径方向内向きに突出す
る保持ノーズ４８は、軸方向へ遊びを有するよう中間ブ
シュ５０の溝４９に係合するのて、カバーディスク４４
は、中間フシュ５０によって軸方向には固定されず、円
周方向へのみ固定される。中間ブシュ５０は、枢軸３に
遊びなく且つ空転しないよう固定されている。

内側軸受１２と外側軸受１８を遊びなく３１節するため
、カバーディスク４４の中央部と中間ブシュ５０との間
には、カバーディスク４４をポンプカバー５から離れる
よう軸方向外側へ押す、ら旋ばね２７か設けである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の縦断面図、第２図は第１図
のポンプカバーの筒部な横切る線Ａ−Ａに沿う部分断面
図、第３図は別の実施例の縦断面図である。ｌはポンプの羽根車、２はポンプ室、３は枢軸、４はプ
ーリ、５はポンプカバー、８は筒部、９はその中空部、
１２は内側軸受、Ｉ３はその外輪、１５は内輪、　１８
は外側軸受、２０はその外輪６．２１は筒部の円筒形部
分、２２は内輪、３０は隆起、３１は部分肩面を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ポンプ室に設けたポンプの羽根車と、ポンプ室か
ら外方へ貫通する中空部を有する突出した筒部を備えた
、ポンプ室を被うポンプカバーと、上記中空部を通過し
、内側端にポンプの羽根車を空転しないよう結合し、外
側端に結合部材を介してプーリを空転しないよう結合し
た枢軸とから成り、上記中空部に設けた内側軸受に枢軸
を軸支し、前記筒部の外周面に設けた外側軸受にプーリ
を軸支し、該プーリに固定された外縁と枢軸に空転しな
いよう結合された中央部とを有し、外側軸受およびポン
プカバーの筒部を外方から被うカバーディスクから結合
部材を構成し、半径方向および軸方向の支持を行う外側
軸受および内側軸受を自動的に遊びなく調節するため、
カバーディスクをポンプカバーに関してポンプ室へ向っ
て内方へまたはポンプ室から外方へ弾性的に移動する調
整手段を組込んだポンプ等の駆動装置において、ポンプカバー（５）の筒部（８）が、薄肉に構成されて
おり、外側軸受（１８）の内輪（２２）が、筒部（８）
の外周面の円筒形部分（２１）に固定され、上記筒部（
８）が外周面部分（２１）から半径方向に突出し且つ軸
方向へ延びる非切削で形成した隆起（３０）を有し、軸
受の内輪（２２）の対向端面を円周方向に限定して支持
するため、各隆起（３０）の、ポンプ室（２）とは反対
側の端部には、部分肩面（３１）が設けてあることを特
徴とするポンプ等の駆動装置。
（２）ポンプカバー（５）の筒部（８）の隆起（３０）
の部分肩面（３１）が、枢軸（３）の回転軸に垂直な半
径方向平面に配置されていることを特徴とする請求項第
１項に記載のポンプ等の駆動装置。
（３）ポンプカバー（５）の筒部（８）の複数の隆起（
３０）が、筒部（８）の外周面に円周方向に均一に配置
されていることを特徴とする請求項第１項または第２項
に記載のポンプ等の駆動装置。
（４）ポンプカバー（５）の筒部（８）の各隆起（３０
）が、筒部（８）の中空部（９）に固定の、内側軸受（
１２）の外輪（１３）の外周面（３３）の半径方向上方
に設けてあることを特徴とする請求項第１項から第３項
の中、どれか１項に記載のポンプ等の駆動装置。
（５）ポンプカバー（５）の筒部（８）の中空部（９）
が、ポンプ室（２）に向く端部において、ポンプカバー
（５）の半径方向拡径部（１０）に接続することを特徴
とする請求項第１項から４項の中、どれか１項に記載の
ポンプ等の駆動装置。
（６）枢軸（３）が水平に軸支されており、隆起（３０
）の少なくとも１つが、筒部（８）の外周面の下部領域
に設けてあり、１つまたは複数の下部隆起（３０）の壁
には、拡径部（１０）にポンプ室（２）と内側軸受（１
２）との間に設けた環状パッキン（３６）を有し、そこ
からの漏液のために半径方向外方へ貫通する少なくとも
１つの漏出開口（３５）が加工してあることを特徴とす
る請求項第５項に記載のポンプ等の駆動装置。
（７）環状パッキン（３６）が、ポンプカバー（５）の
筒部（８）の隆起（３０）の少なくとも１つに軸方向に
係合する突起（４１）をポンプ室（２）とは反対側の端
部に有する固定リング（４０）に組込んであることを特
徴とする請求項第６項に記載のポンプ等の駆動装置。
（８）ポンプカバー（５）の筒部（８）の各隆起（３０
）と内側軸受（１２）の外輪（１３）の上記隆起に対面
する外表面（３３）との間には、外表面（３３）のポン
プ室（２）とは反対側の端部の前で終わる中空スペース
（３４）が形成されていることを特徴とする請求項第４
から７項の中、どれか１項に記載のポンプ等の駆動装置
。
（９）ポンプカバー（５）の筒部（８）が、ポンプ室（
２）とは反対側の筒部の端部に、上記端部の塑性変形に
よって作られ、外周面部分（２１）から半径方向に突出
し、外周面部分（２１）から抜けないよう外側軸受（１
８）の内輪（２２）を確保する少なくとも１つの突起（
３８、４３）を有することを特徴とする請求項第１から
８項の中、どれか１項に記載のポンプ等の駆動装置。