JP3393577B2 - 油圧モータの取付装置 - Google Patents

油圧モータの取付装置

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JP3393577B2
JP3393577B2 JP06416597A JP6416597A JP3393577B2 JP 3393577 B2 JP3393577 B2 JP 3393577B2 JP 06416597 A JP06416597 A JP 06416597A JP 6416597 A JP6416597 A JP 6416597A JP 3393577 B2 JP3393577 B2 JP 3393577B2
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垣 光 宏 稲
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌に設けられた
ラジエータを冷却するファンを駆動する油圧モータであ
って、ラジエータに取り付けられたファンブラケットに
片持式に一端が取り付けられた油圧モータの取付装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車輌のエンジン冷却水を冷却する
ラジエータが、エンジンのクランク軸に設けられたプー
リに巻き掛けられたベルトにより駆動されるファンで冷
却される技術は知られている。そして、近年、車輌の形
態が多様化するに伴ないエンジンの配置も多様化し、大
型車両においてもバスの場合には特に種々の仕様が求め
られ、それに伴ってエンジンの位置、配置も種々のもの
が必要となり、ラジエータとエンジンとの関係位置に拘
りなくレイアウトすることが求められるようになってい
る。
【0003】そこで、ファンをエンジン以外の電動モー
タや油圧モータ等で駆動することが行われており、ラジ
エータに取り付けられたファンブラケットにモータを取
り付けそのモータ軸にファンを取り付ける技術は知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大型車
輌等ではファンの径は大となりその駆動力も大となるた
め油圧モータが用いられるが、油圧モータは重量が大で
あり長さが長いため、ファンブラケットに油圧モータの
フランジ部で片持式に取り付けると、車輌の振動やモー
タの振動等によるモーメントが取付部にかかり、繰り返
し応力によるクラックの発生や破損にいたる等の問題が
ある。
【0005】したがって、本発明は片持式に取り付けら
れた油圧モータの取付部が破損しない油圧モータの取付
装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、車輌に
設けられたラジエータを冷却するファンを駆動する油圧
モータであって、ラジエータに取り付けられたファンブ
ラケットに片持式に一端が取り付けられた油圧モータの
取付装置において、油圧モータの上部側他端にブラケッ
トの一端を取り付け、そのブラケットの他端を弾性体で
構成された防振部材を介して車体に設けられた支持部材
に連結されている。
【0007】また、本発明によれば、前記油圧モータが
ラジエータに設けられたフアンシュラウド及びファンブ
ラケットを介して取り付けられている。
【0008】また、本発明によれば、前記弾性体で構成
された防振部材がラバーで構成されていることが好まし
い。
【0009】本発明は上記のように構成されており、片
持式に取り付けられた油圧モータの他端がラバーマウン
トされているので、油圧モータの取付部、或はファンブ
ラケット、ファンシュラウドが破損することがなく、ま
た、振動が車体に伝達さることもないので、ファンモー
タ取付部の耐久性・信頼性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
【0011】図1において、ラジエータ1は図示しない
車体に取り付けられており、そのラジエータ1には板金
製の短い円筒状に形成された本体2cの両端部にフラン
ジ2aと2bとが設けられ、全体を符号2で示すファン
シュラウドがフランジ2aにより図示しないボルト・ナ
ットで締結されている。
【0012】また、そのファンシュラウド2のフランジ
2bにはファンブラケット3が取り付けられ、、そのフ
ァンブラケット3はモータマウント4とアーム3aとで
構成されており、そのモータマウント4には油圧モータ
5の一端にあるフランジ部5aが図示しないボルト・ナ
ットで片持式に取り付けられている。そして、モータ軸
6にはアダプタ9がキー7とキー溝8を介してナット1
4で固着されている。さらにアダプタ9には板金製のフ
ァンブレード10とスパイダ11とで構成されているフ
ァン13がアダプタ9のフランジ9aに図示しないボル
ト・ナットで締結されている。
【0013】また、油圧モータ5の他端には逆L字状の
ブラケット20の一端がボルト25で取り付けられてお
り、そのブラケット20の他端はラバーで構成された防
振部材21、21で挟まれるようにボルト・ナット2
3、24で車体の支持部材22に取り付けられている。
ここで、符号1aはラジエータ1のヘッダタンクを示し
ている。
【0014】以下、作用について説明する。
【0015】車輌に取り付けられているラジエータ1に
対して、ファンシュラウド2及びファンブラケット3を
介してファン13を駆動する油圧モータ5が片持式に取
り付けられ、モータ軸6にアダプタ9を介してファン1
3が取り付けられており、油圧モータ5はオーバハング
の長さも長いため、車輌の振動やファンの回転によりフ
ァンブラケット3のファンシュラウド2との取付部やモ
ータ取付部の応力は大きくなる。しかしながら、油圧モ
ータ5の他端にはブラケット20が設けられ、そのブラ
ケット20は車体の支持部材22に対して防振部材2
1、21を介して連結され、支持されているのでファン
ブラケット3の各部の応力、油圧モータ5のフランジ部
5aの応力は十分に低下し、モータの他端も防振部材を
介して支持されているため、振動が車体に伝達されるこ
ともない。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
片持式に取り付けられた油圧モータの取付部、或はファ
ンブラケット、ファンシュラウドが破損することがな
く、また、振動が車体に伝達さることもないので、ファ
ンモータ取付部の耐久性・信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す油圧モータの取付
装置の部分断面側面図。
【符号の説明】
1・・・ラジエータ 2・・・ファンシュラウド 3・・・ファンブラケット 4・・・モータマウント 5・・・油圧モータ 13・・・ファン 20・・・ブラケット 21・・・防振部材 22・・・支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01P 5/02 F01P 5/04 F01P 11/10 F02B 77/00 F16F 15/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌に設けられたラジエータを冷却する
    ファンを駆動する油圧モータであって、ラジエータに取
    り付けられたファンブラケットに片持式に一端が取り付
    けられた油圧モータの取付装置において、油圧モータの
    上部側他端にブラケットの一端を取り付け、そのブラケ
    ットの他端が弾性体で構成された防振部材を介して車体
    に設けられた支持部材に連結されていることを特徴とす
    る油圧モータの取付装置。
  2. 【請求項2】 前記油圧モータがラジエータに設けられ
    たフアンシュラウド及びファンブラケットを介して取り
    付けられている請求項1に記載の油圧モータの取付装
    置。
  3. 【請求項3】 前記弾性体で構成された防振部材がラバ
    ーで構成されている請求項1に記載の油圧モータの取付
    装置。
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