JPH04347328A - 冷却ファンの駆動機構 - Google Patents
冷却ファンの駆動機構Info
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- JPH04347328A JPH04347328A JP14696291A JP14696291A JPH04347328A JP H04347328 A JPH04347328 A JP H04347328A JP 14696291 A JP14696291 A JP 14696291A JP 14696291 A JP14696291 A JP 14696291A JP H04347328 A JPH04347328 A JP H04347328A
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- JP
- Japan
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- cooling fan
- radiator
- drive shaft
- fan
- rotary drive
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- Pending
Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,産業車両等の車両にお
ける,ラジエータを冷却するための冷却ファンの駆動機
構,特に冷却ファンと回転駆動軸との連結構造に関する
。
ける,ラジエータを冷却するための冷却ファンの駆動機
構,特に冷却ファンと回転駆動軸との連結構造に関する
。
【0002】
【従来技術】図6に示すごとく,フォークリフトトラッ
ク9においては,その車体フレーム90に対して,エン
ジン8を搭載している。また,エンジンの冷却水を冷却
するために,ラジエータ95が配置されている。そして
,エンジン8側にある回転駆動軸85には,冷却ファン
94を連結し,該冷却ファン94の回転により,ラジエ
ータ95を冷却している。また,上記エンジン8は,車
体フレーム90に対してフルフローティングで搭載して
ある。
ク9においては,その車体フレーム90に対して,エン
ジン8を搭載している。また,エンジンの冷却水を冷却
するために,ラジエータ95が配置されている。そして
,エンジン8側にある回転駆動軸85には,冷却ファン
94を連結し,該冷却ファン94の回転により,ラジエ
ータ95を冷却している。また,上記エンジン8は,車
体フレーム90に対してフルフローティングで搭載して
ある。
【0003】そして,ラジエータ95,冷却ファン94
,回転駆動軸85によって,冷却ファンの駆動機構を構
成している。また,該駆動機構のレイアウトに関しては
,主として図7及び図8に示す下記の2つのタイプがあ
る。まず図7に示す駆動機構においては,冷却ファン9
4は,エンジン8の回転駆動軸85に設けたプーリ81
1に対して,ボルトにより固定されている。また,冷却
ファン94により生起させた冷却風を,効率良く,ラジ
エータ95に送るために,冷却ファン94の外周付近に
は,環状のファンシュラウド96が設けてある。該ファ
ンシュラウド96は,鉄板,樹脂等により作製してある
。そして,該ファンシュラウド96は,ラジエータ95
に対してはゴム製のシュラウド97により,一方エンジ
ン8に対しては金属製のブラケット86により取付けて
ある。
,回転駆動軸85によって,冷却ファンの駆動機構を構
成している。また,該駆動機構のレイアウトに関しては
,主として図7及び図8に示す下記の2つのタイプがあ
る。まず図7に示す駆動機構においては,冷却ファン9
4は,エンジン8の回転駆動軸85に設けたプーリ81
1に対して,ボルトにより固定されている。また,冷却
ファン94により生起させた冷却風を,効率良く,ラジ
エータ95に送るために,冷却ファン94の外周付近に
は,環状のファンシュラウド96が設けてある。該ファ
ンシュラウド96は,鉄板,樹脂等により作製してある
。そして,該ファンシュラウド96は,ラジエータ95
に対してはゴム製のシュラウド97により,一方エンジ
ン8に対しては金属製のブラケット86により取付けて
ある。
【0004】なお,上記回転駆動軸85は,ベルト83
を介して,エンジンクランク軸82のクランクプーリ8
21に連結されている。ラジエータ95は,車体フレー
ムのブラケット99に固定されている。また,図7にお
いて,符号81はウォータポンプである。また,エンジ
ン8は上記のごとくフルフローティングであるため,そ
の作動時には振動が比較的大きい。それ故,回転駆動軸
85に固定した冷却ファン94はエンジン8と共に振動
,変位させられながら,回転する。
を介して,エンジンクランク軸82のクランクプーリ8
21に連結されている。ラジエータ95は,車体フレー
ムのブラケット99に固定されている。また,図7にお
いて,符号81はウォータポンプである。また,エンジ
ン8は上記のごとくフルフローティングであるため,そ
の作動時には振動が比較的大きい。それ故,回転駆動軸
85に固定した冷却ファン94はエンジン8と共に振動
,変位させられながら,回転する。
【0005】一方,ラジエータ95は,上記のごとく,
ブラケット99に固定してある。それ故,上記冷却ファ
ン94とファンシュラウド96の先端との間には,上記
振動,変位による両者の干渉を防止するため,更には冷
却効率確保のために,チップクリアランスCを設けてあ
る。一方,図8に示す駆動機構は,図7の駆動機構に比
して,その構造を簡単にしたものである。該駆動機構は
,ラジエータ95に固定したファンシュラウド961の
先端と冷却ファン94との間を充分に大きく取り,両者
の干渉を防止したものである。即ち,上記図7の駆動機
構に比して上記チップクリアランスCを大きくしてある
。その他は,図7に示した駆動機構と同様である。
ブラケット99に固定してある。それ故,上記冷却ファ
ン94とファンシュラウド96の先端との間には,上記
振動,変位による両者の干渉を防止するため,更には冷
却効率確保のために,チップクリアランスCを設けてあ
る。一方,図8に示す駆動機構は,図7の駆動機構に比
して,その構造を簡単にしたものである。該駆動機構は
,ラジエータ95に固定したファンシュラウド961の
先端と冷却ファン94との間を充分に大きく取り,両者
の干渉を防止したものである。即ち,上記図7の駆動機
構に比して上記チップクリアランスCを大きくしてある
。その他は,図7に示した駆動機構と同様である。
【0006】
【解決しようとする課題】しかしながら,前者の冷却フ
ァンの駆動機構(図7)は,ファンシュラウド96の配
設に当たりゴム製シュラウド97,ブラケット86を必
要とし,部品点数が多い。また,ラジエータ95とエン
ジン8との間がシュラウド97,ファンシュラウド96
,ブラケット86により連結してあるため,メンテナン
ス作業が繁雑である。一方,後者の駆動機構(図8)は
,構造簡単で,メンテナンス作業が容易であるが,ファ
ンシュラウド961の先端と冷却ファン94との間のチ
ップクリアランスCが大きいため,冷却効率が低い。
ァンの駆動機構(図7)は,ファンシュラウド96の配
設に当たりゴム製シュラウド97,ブラケット86を必
要とし,部品点数が多い。また,ラジエータ95とエン
ジン8との間がシュラウド97,ファンシュラウド96
,ブラケット86により連結してあるため,メンテナン
ス作業が繁雑である。一方,後者の駆動機構(図8)は
,構造簡単で,メンテナンス作業が容易であるが,ファ
ンシュラウド961の先端と冷却ファン94との間のチ
ップクリアランスCが大きいため,冷却効率が低い。
【0007】また,上記いずれの冷却ファン駆動機構に
おいても,エンジン型式によりその前後方向位置が変る
と,その都度ファンシュラウドの形状を別途設計する必
要がある。本発明はかかる従来の問題点に鑑み,メンテ
ナンス作業性に優れ,エンジン型式の変更による設計変
更が少なく,かつ冷却効率に優れた冷却ファンの駆動機
構を提供しようとするものである。
おいても,エンジン型式によりその前後方向位置が変る
と,その都度ファンシュラウドの形状を別途設計する必
要がある。本発明はかかる従来の問題点に鑑み,メンテ
ナンス作業性に優れ,エンジン型式の変更による設計変
更が少なく,かつ冷却効率に優れた冷却ファンの駆動機
構を提供しようとするものである。
【0008】
【課題の解決手段】本発明は,ラジエータと,該ラジエ
ータに対面させて配置した冷却ファンと,上記ラジエー
タに設けたファンシュラウドと,上記冷却ファンに連結
されエンジン側に設けられた回転駆動軸とよりなる冷却
ファンの駆動機構において,上記冷却ファンと回転駆動
軸とは弾性材料により構成した弾性体継手を介して弾性
的に連結し,かつ冷却ファンはラジエータ側に設けた支
持ブラケットに回転可能に軸支したことを特徴とする冷
却ファンの駆動機構にある。本発明において最も注目す
べきことは,冷却ファンと回転駆動軸との間に弾性体継
手を介設して両者を弾性的に連結したこと,及び冷却フ
ァンはラジエータ側の支持ブラケットに回転可能に軸支
したことである。
ータに対面させて配置した冷却ファンと,上記ラジエー
タに設けたファンシュラウドと,上記冷却ファンに連結
されエンジン側に設けられた回転駆動軸とよりなる冷却
ファンの駆動機構において,上記冷却ファンと回転駆動
軸とは弾性材料により構成した弾性体継手を介して弾性
的に連結し,かつ冷却ファンはラジエータ側に設けた支
持ブラケットに回転可能に軸支したことを特徴とする冷
却ファンの駆動機構にある。本発明において最も注目す
べきことは,冷却ファンと回転駆動軸との間に弾性体継
手を介設して両者を弾性的に連結したこと,及び冷却フ
ァンはラジエータ側の支持ブラケットに回転可能に軸支
したことである。
【0009】上記弾性材料としては,ゴム,軟質プラス
チック,エラストマーなどを用いる。そして,該弾性体
継手は,一方に冷却ファン側を他方に回転駆動軸側を連
結するための連結部を有する。かかる連結部としては,
フランジ,嵌挿穴などがある。また,弾性体継手と冷却
ファンとの間は,例えばフランジ等により直接的に(図
1参照),或いはプーリ等を介して(図5参照)連結す
る。また,弾性体継手と回転駆動軸との間は,例えば弾
性体継手内に回転駆動軸の駆動ピンを嵌入すること(図
1,図5参照)により連結する。或いは,上記と逆の方
法,例えば冷却ファン側に嵌入ピンを設けてファンシュ
ラウドに嵌入する方法などがある。
チック,エラストマーなどを用いる。そして,該弾性体
継手は,一方に冷却ファン側を他方に回転駆動軸側を連
結するための連結部を有する。かかる連結部としては,
フランジ,嵌挿穴などがある。また,弾性体継手と冷却
ファンとの間は,例えばフランジ等により直接的に(図
1参照),或いはプーリ等を介して(図5参照)連結す
る。また,弾性体継手と回転駆動軸との間は,例えば弾
性体継手内に回転駆動軸の駆動ピンを嵌入すること(図
1,図5参照)により連結する。或いは,上記と逆の方
法,例えば冷却ファン側に嵌入ピンを設けてファンシュ
ラウドに嵌入する方法などがある。
【0010】また,弾性体継手は,エンジンの振動,変
位を吸収し,冷却ファンの振動,変位を極力小さくする
ためのものである。また,弾性体継手は回転駆動軸の回
転力を冷却ファンに伝達する部品である。それ故,その
本体は弾性材料により構成し,その内部に芯金等の補強
部材を内包させておくことが望ましい。また,冷却ファ
ンは,ラジエータに設けた支持ブラケットに,回転可能
に軸支する。
位を吸収し,冷却ファンの振動,変位を極力小さくする
ためのものである。また,弾性体継手は回転駆動軸の回
転力を冷却ファンに伝達する部品である。それ故,その
本体は弾性材料により構成し,その内部に芯金等の補強
部材を内包させておくことが望ましい。また,冷却ファ
ンは,ラジエータに設けた支持ブラケットに,回転可能
に軸支する。
【0011】
【作用及び効果】本発明においては,冷却ファンと回転
駆動軸とは弾性体継手により連結され,また冷却ファン
はラジエータ側に設けた支持ブラケットに軸支している
。そのため,回転駆動軸の回転は,弾性体継手を経て冷
却ファンに伝達される。このとき,回転駆動軸はエンジ
ンと共に振動,変位するが,冷却ファンは上記弾性体継
手の介在によって殆ど振動,変位しない。それ故,冷却
ファンは,エンジンの振動,変位の影響を受けることな
く,安定に回転する。
駆動軸とは弾性体継手により連結され,また冷却ファン
はラジエータ側に設けた支持ブラケットに軸支している
。そのため,回転駆動軸の回転は,弾性体継手を経て冷
却ファンに伝達される。このとき,回転駆動軸はエンジ
ンと共に振動,変位するが,冷却ファンは上記弾性体継
手の介在によって殆ど振動,変位しない。それ故,冷却
ファンは,エンジンの振動,変位の影響を受けることな
く,安定に回転する。
【0012】また,冷却ファンはラジエータに設けた支
持ブラケットに軸支されて一体的であり,従来のごとく
エンジンの回転駆動軸にボルト固定していない。即ち,
冷却ファンはラジエータ側に設けられ,回転駆動軸と分
離されている。そのため,冷却ファンとラジエータとフ
ァンシュラウドとの位置関係を,優れた冷却効率の状態
に配置することができる。それ故,エンジン型式の変更
があっても,これら三者間の位置関係の設計変更が少な
い。また,このように,冷却ファン,ラジエータ,ファ
ンシュラウドをエンジンとは別に一体的に構成している
ため,冷却ファン側と回転駆動軸側とに容易に分離でき
,メンテナンス作業性に優れている。したがって,本発
明によれば,メンテナンス作業性に優れ,エンジン型式
変更に伴う冷却ファン側の設計変更が少なく,また冷却
効率に優れた冷却ファンの駆動機構を提供することがで
きる。
持ブラケットに軸支されて一体的であり,従来のごとく
エンジンの回転駆動軸にボルト固定していない。即ち,
冷却ファンはラジエータ側に設けられ,回転駆動軸と分
離されている。そのため,冷却ファンとラジエータとフ
ァンシュラウドとの位置関係を,優れた冷却効率の状態
に配置することができる。それ故,エンジン型式の変更
があっても,これら三者間の位置関係の設計変更が少な
い。また,このように,冷却ファン,ラジエータ,ファ
ンシュラウドをエンジンとは別に一体的に構成している
ため,冷却ファン側と回転駆動軸側とに容易に分離でき
,メンテナンス作業性に優れている。したがって,本発
明によれば,メンテナンス作業性に優れ,エンジン型式
変更に伴う冷却ファン側の設計変更が少なく,また冷却
効率に優れた冷却ファンの駆動機構を提供することがで
きる。
【0013】
【実施例】実施例1
本発明の実施例にかかる冷却ファンの駆動機構につき,
図1〜図4により説明する。本例は,フォークリフトト
ラックに,本発明を適用したものである。本例の駆動機
構は,図1,2に示すごとく,ラジエータ2と該ラジエ
ータ2に対面させて配置した冷却ファン24と,上記ラ
ジエータ2に設けたファンシュラウド26と,エンジン
8側に設けられた回転駆動軸3とよりなる。そして,上
記冷却ファン24と回転駆動軸3とは弾性体継手1を介
して弾性的に連結してある。また,冷却ファン24はラ
ジエータ2側に設けた支持ブラケット25に回転可能に
軸支されている。
図1〜図4により説明する。本例は,フォークリフトト
ラックに,本発明を適用したものである。本例の駆動機
構は,図1,2に示すごとく,ラジエータ2と該ラジエ
ータ2に対面させて配置した冷却ファン24と,上記ラ
ジエータ2に設けたファンシュラウド26と,エンジン
8側に設けられた回転駆動軸3とよりなる。そして,上
記冷却ファン24と回転駆動軸3とは弾性体継手1を介
して弾性的に連結してある。また,冷却ファン24はラ
ジエータ2側に設けた支持ブラケット25に回転可能に
軸支されている。
【0014】上記ラジエータ2は,車体フレーム99に
固定され,冷却ファン側にファンシュラウド26と,支
持ブラケット25とを有する。支持ブラケット25は図
4に示すごとく,枠体251と支持板253と,両者を
連結するフレーム252とよりなる。そして,支持板2
53は,冷却ファン24を軸支するための軸穴254を
有する。次に,弾性体継手1は,図2及び図3に示すご
とく,ゴム製の本体11と,外周側板12と,本体11
内に内蔵させた十字状のスチール製の補強体15とより
なる。また,補強体15にはシャフト16を立設し,該
シャフト16には冷却ファン取付用のフランジ17を設
ける。
固定され,冷却ファン側にファンシュラウド26と,支
持ブラケット25とを有する。支持ブラケット25は図
4に示すごとく,枠体251と支持板253と,両者を
連結するフレーム252とよりなる。そして,支持板2
53は,冷却ファン24を軸支するための軸穴254を
有する。次に,弾性体継手1は,図2及び図3に示すご
とく,ゴム製の本体11と,外周側板12と,本体11
内に内蔵させた十字状のスチール製の補強体15とより
なる。また,補強体15にはシャフト16を立設し,該
シャフト16には冷却ファン取付用のフランジ17を設
ける。
【0015】そして,上記本体11には,回転駆動軸の
駆動ピン33を嵌入するためのピン穴13を設けてある
。また,フランジ17は冷却ファン取付用のネジ穴18
を有する。また,回転駆動軸3は,4本の駆動ピン33
を有する。該回転駆動軸3は,プーリ811に固定され
ている。プーリ811は,ベルト83を介してクランク
プーリ(図5,図7の符号821)に接続されている。 また,プーリ811は,ウォータポンプ81に連結され
ている。その他は,前記従来例と同様である。
駆動ピン33を嵌入するためのピン穴13を設けてある
。また,フランジ17は冷却ファン取付用のネジ穴18
を有する。また,回転駆動軸3は,4本の駆動ピン33
を有する。該回転駆動軸3は,プーリ811に固定され
ている。プーリ811は,ベルト83を介してクランク
プーリ(図5,図7の符号821)に接続されている。 また,プーリ811は,ウォータポンプ81に連結され
ている。その他は,前記従来例と同様である。
【0016】次に,作用効果につき説明する。まず,冷
却ファン24は,上記弾性体継手1のフランジ17に対
して,そのネジ穴18にネジを螺合することにより取付
ける。そして,弾性体継手1のシャフト16を,支持ブ
ラケット25の軸穴254に対して,軸受27を介して
枢着する。これにより,ラジエータ2側への冷却ファン
24の装着が完了する。また,図1,図2に示すごとく
,弾性体継手1のピン穴13に,回転駆動軸3の駆動ピ
ン33を嵌入する。
却ファン24は,上記弾性体継手1のフランジ17に対
して,そのネジ穴18にネジを螺合することにより取付
ける。そして,弾性体継手1のシャフト16を,支持ブ
ラケット25の軸穴254に対して,軸受27を介して
枢着する。これにより,ラジエータ2側への冷却ファン
24の装着が完了する。また,図1,図2に示すごとく
,弾性体継手1のピン穴13に,回転駆動軸3の駆動ピ
ン33を嵌入する。
【0017】次に,エンジン8の作動により回転駆動軸
3を回転させると,弾性体継手1を介して,冷却ファン
24が回転する。このとき,フルーフローティング状態
にあるエンジンは振動,変位する。しかし,回転駆動軸
3と冷却ファン24との間には,弾性材料で構成した弾
性体継手1が介設されている。そのため,回転駆動軸3
の振動,変位は冷却ファンに伝達されず,冷却ファンは
安定に回転する。また,冷却ファン24は,ラジエータ
2に設けた支持ブラケット25に軸支されており,従来
のごとく回転駆動軸にボルト固定されていない。即ち,
冷却ファン24は,ラジエータ側に設けられ,回転駆動
軸3側と分離されている。そのため,冷却ファン24と
,ラジエータ2,ファンシュラウド26との位置関係を
,優れた冷却効率の状態に配置できる。
3を回転させると,弾性体継手1を介して,冷却ファン
24が回転する。このとき,フルーフローティング状態
にあるエンジンは振動,変位する。しかし,回転駆動軸
3と冷却ファン24との間には,弾性材料で構成した弾
性体継手1が介設されている。そのため,回転駆動軸3
の振動,変位は冷却ファンに伝達されず,冷却ファンは
安定に回転する。また,冷却ファン24は,ラジエータ
2に設けた支持ブラケット25に軸支されており,従来
のごとく回転駆動軸にボルト固定されていない。即ち,
冷却ファン24は,ラジエータ側に設けられ,回転駆動
軸3側と分離されている。そのため,冷却ファン24と
,ラジエータ2,ファンシュラウド26との位置関係を
,優れた冷却効率の状態に配置できる。
【0018】それ故,エンジン型式の変更によって,エ
ンジン8の前後方向位置,即ち,回転駆動軸3の位置が
前後しても,その距離変動は弾性体継手への駆動ピン3
3の嵌入深さにより吸収できる。それ故,冷却ファン2
4,ラジエータ2,ファンシュラウド26間の設計変更
も必要としない。また,メンテナンス作業時においては
,冷却ファン側と回転駆動軸側とを容易に分離でき,作
業性が良い。
ンジン8の前後方向位置,即ち,回転駆動軸3の位置が
前後しても,その距離変動は弾性体継手への駆動ピン3
3の嵌入深さにより吸収できる。それ故,冷却ファン2
4,ラジエータ2,ファンシュラウド26間の設計変更
も必要としない。また,メンテナンス作業時においては
,冷却ファン側と回転駆動軸側とを容易に分離でき,作
業性が良い。
【0019】実施例2
本例は,図5に示すごとく,弾性体継手1をクランクプ
ーリ821側に設けた例である。即ち,本例においては
,回転駆動軸3は,クランクプーリ821に固定してあ
る。そして,該回転駆動軸3の駆動ピン33を弾性体継
手1のピン穴13に嵌入している。また,弾性体継手1
は,その軸部151を,軸受ブラケット41に対して,
軸受42を介して枢着させている。また,弾性体継手1
は,プーリ44を有する。一方,冷却ファン24は,そ
のシャフト241を,支持ブラケット25の軸穴254
に対して,軸受27を介して枢着している。シャフト2
41にはプーリ46を固定する。そして,該プーリ46
と上記弾性体継手側のプーリ44との間を,ベルト45
により連結している。
ーリ821側に設けた例である。即ち,本例においては
,回転駆動軸3は,クランクプーリ821に固定してあ
る。そして,該回転駆動軸3の駆動ピン33を弾性体継
手1のピン穴13に嵌入している。また,弾性体継手1
は,その軸部151を,軸受ブラケット41に対して,
軸受42を介して枢着させている。また,弾性体継手1
は,プーリ44を有する。一方,冷却ファン24は,そ
のシャフト241を,支持ブラケット25の軸穴254
に対して,軸受27を介して枢着している。シャフト2
41にはプーリ46を固定する。そして,該プーリ46
と上記弾性体継手側のプーリ44との間を,ベルト45
により連結している。
【0020】本例においては,回転駆動軸3の回転は,
弾性体継手1,プーリ44,ベルト45,プーリ46を
介して,冷却ファン24に伝達される。本例においても
,実施例1と同様の効果を得ることができる。また,本
例においては,回転駆動軸3と冷却ファン24との間に
,弾性体継手1,ベルト45が介在しているので,回転
駆動軸3の振動,変位は,実施例1の場合に比して,更
に一層冷却ファン24に伝わらない。
弾性体継手1,プーリ44,ベルト45,プーリ46を
介して,冷却ファン24に伝達される。本例においても
,実施例1と同様の効果を得ることができる。また,本
例においては,回転駆動軸3と冷却ファン24との間に
,弾性体継手1,ベルト45が介在しているので,回転
駆動軸3の振動,変位は,実施例1の場合に比して,更
に一層冷却ファン24に伝わらない。
【図1】実施例1における冷却ファンの駆動機構の側面
図。
図。
【図2】実施例1における弾性体継手および回転駆動軸
の斜視図。
の斜視図。
【図3】実施例1における弾性体継手の,冷却ファン側
からの斜視図。
からの斜視図。
【図4】実施例1における支持ブラケットの背面図。
【図5】実施例2における冷却ファンの駆動機構の側面
図。
図。
【図6】フォークリフトトラックにおける,冷却ファン
とエンジンとの配設位置を示す説明図。
とエンジンとの配設位置を示す説明図。
【図7】従来例における冷却ファンの駆動機構の側面図
。
。
【図8】他の従来例における冷却ファンの駆動機構の側
面図。
面図。
1...弾性体継手,
11...本体,
13...ピン穴,
15...補強体,
16...シャフト,
2...ラジエータ,
24...冷却ファン,
25...支持ブラケット,
3...回転駆動軸,
33...駆動ピン,
8...エンジン,
Claims (1)
- 【請求項1】 ラジエータと,該ラジエータに対面さ
せて配置した冷却ファンと,上記ラジエータに設けたフ
ァンシュラウドと,上記冷却ファンに連結されエンジン
側に設けられた回転駆動軸とよりなる冷却ファンの駆動
機構において,上記冷却ファンと回転駆動軸とは弾性材
料により構成した弾性体継手を介して弾性的に連結し,
かつ冷却ファンはラジエータ側に設けた支持ブラケット
に回転可能に軸支したことを特徴とする冷却ファンの駆
動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14696291A JPH04347328A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 冷却ファンの駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14696291A JPH04347328A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 冷却ファンの駆動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04347328A true JPH04347328A (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=15419521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14696291A Pending JPH04347328A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | 冷却ファンの駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04347328A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100348474B1 (ko) * | 2000-04-28 | 2002-08-09 | 현대자동차주식회사 | 쿨링팬 구동장치 |
KR100986426B1 (ko) * | 2008-06-23 | 2010-10-08 | 기아자동차주식회사 | 차량의 냉각시스템 동력 전달구조 |
KR20150043072A (ko) * | 2013-10-14 | 2015-04-22 | 두산인프라코어 주식회사 | 엔진 크랭크 축 비틀림 진동 흡수기 냉각시스템 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6437128A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-07 | Sharp Kk | Microwave data transmission equipment |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP14696291A patent/JPH04347328A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6437128A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-07 | Sharp Kk | Microwave data transmission equipment |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100348474B1 (ko) * | 2000-04-28 | 2002-08-09 | 현대자동차주식회사 | 쿨링팬 구동장치 |
KR100986426B1 (ko) * | 2008-06-23 | 2010-10-08 | 기아자동차주식회사 | 차량의 냉각시스템 동력 전달구조 |
KR20150043072A (ko) * | 2013-10-14 | 2015-04-22 | 두산인프라코어 주식회사 | 엔진 크랭크 축 비틀림 진동 흡수기 냉각시스템 |
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