JPS603947Y2 - エンジンの補機取付構造 - Google Patents

エンジンの補機取付構造

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Publication number
JPS603947Y2
JPS603947Y2 JP906378U JP906378U JPS603947Y2 JP S603947 Y2 JPS603947 Y2 JP S603947Y2 JP 906378 U JP906378 U JP 906378U JP 906378 U JP906378 U JP 906378U JP S603947 Y2 JPS603947 Y2 JP S603947Y2
Authority
JP
Japan
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generator
bracket
starter
center
auxiliary equipment
Prior art date
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Expired
Application number
JP906378U
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English (en)
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JPS54112903U (ja
Inventor
彰宏 榎本
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジン特に農機用エンジンにスタータとゼ
ネレータとを板厚の薄いブラケットで取付は得るように
する補機取付構造の提供に関する。
従来、エンジンの補機であるスタータとゼネレータは一
般にエンジン本体へブラケットを介して夫々取付けられ
ている。
これらスタータやゼネレータは比較的重量物であるため
にブラケットも板厚を厚くして剛性を増大させておかね
ば振動などにより破壊する虞がある。
特にゼネレータは、ブラケットの支持箇所より外に在る
駆動プーリに掛けられている駆動ベルトの張力によって
ブラケットを前方(駆動ブーり側)へ撓ませようとする
モーメントが常時働くところへ、ベルトが不均一である
ためにこの張力に変動が生ずるので振動を起こしてしま
いブラケットの板厚を少々厚くしても破壊する虞がある
加えて、ブラケットの厚みを増大させることにより、材
料コストや加工コスト等が増大する問題が生ずる。
そこで本考案は、スタータとゼネレータトラ、同一ブラ
ケットでエンジン本体に取付けると共にゼネレータの駆
動ブーりとスタータの重心とが前記ブラケットを間にし
て反対側に位置するように設け、ゼネレータの駆動ブー
りに掛かる駆動ベルトの張力に起因するモーメントを片
持支持のスタータに生ずる反対側のモーメントによって
相殺することによりブラケットに生ずる振動を低減させ
、ブラケットの振動に因る破壊を抑止すると共に板厚の
減厚化を可能にしようとするものである。
以下図面に示す一具体例に基づいて本考案を詳細に説明
する。
エンジン本体1にゼネレータ2とスタータ3を取付ける
ブラケット4は、その上端部分にゼネレータ2の前後の
ブラケット2a、2bを取付けるためのスリーブ部4a
が突出形成されると共に長溝5aが切られたプレース5
が揺動自在にボルト止めされている。
そして、これらスリーブ2a。2bとプレース5との間
に跨がるようにしてブラケット4上に重心がほぼ位置す
るようにゼネレータ2が取付けられている。
該ゼネレータ2は、通しボルト6によってスリーブ4a
に締め付けられている方のブラケット2a、2bを軸と
してプレース5の長溝5a内を移動させることにより、
駆動プーリ7に掛けられている駆動ベルト8の張り具合
を調整し得るように設けられている。
また、ブラケット4の中央部分にはフライホイールギヤ
9と噛合するスタータ3のピニオン10を通スための貫
通孔11が穿孔されている。
そして、この貫通孔11部分にスタータ3が取付けられ
ている。
その取付は、スタータ3の重心Gが前述のゼネレータ2
の駆動ブー97が存在する側の反対側に位置するように
して二本のボルト12でブラケット4に締め付けられる
ことにより図られている。
つまり、第2図においてブラケット4の左側にスタータ
3の重心Gが位置し、右側にゼネレータ2の駆動プーリ
7が位置するように配置される。
この時スタータ3の重量Wと重心Gからブラケット4中
心までの距離で1との積が、ゼネレータ2の駆動プーリ
7に掛かる駆動ベルト8の張力Fとこの張力Fが作用す
る点からブラケット4の中心までの距離12との積がほ
ぼ等しくなるように配置してブラケット4の右側に働く
モーメントとと左側に働くモーメントが相殺されるよう
にすることが肝要である。
このモーメントの相殺により、従来、ゼネレータ2の駆
動ベルト8の張力Fに起因して生じていた振動を低減さ
せることができ、ブラケット4の板厚を薄くしても振動
による破壊から守ることができる。
しかも、板厚を厚くしなくても済むのでコストを安価に
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に従って補機をエンジンに取付けた状態
を示す正面図、第2図は要部であるスタータとゼネレー
タの取付部分のみを拡大して示す一部切欠左側面図、第
3図はその正面図である。 図面中、1はエンジン本体、2はゼネレータ、3はスタ
ータ、4はブラケット、5はプレース、7は駆動プーリ
、8は駆動ベルト、Gはスタータの重心位置、Wはスタ
ータの重量、Fは駆動ベルトの張力、l□はブラケット
の中心から重心Gまでの距離、12はブラケットの中心
から張力Fが働く点までの距離である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン本体に固定されたブラケットにプレースを介し
    てゼネレータを微調整移動可能に取付ける一方、同ブラ
    ケットに前記ゼネレータの駆動ブIJが存在する側の反
    対側に重心が位置するようにスタータを片持支持させ、
    ゼネレータにかかる駆動ベルトの張力に起因するモーメ
    ントを片持支持のスタータに生ずる反対側のモーメント
    によって相殺するようにしたことを特徴とするエンジン
    の補機取付構造。
JP906378U 1978-01-28 1978-01-28 エンジンの補機取付構造 Expired JPS603947Y2 (ja)

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JP906378U JPS603947Y2 (ja) 1978-01-28 1978-01-28 エンジンの補機取付構造

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JP906378U JPS603947Y2 (ja) 1978-01-28 1978-01-28 エンジンの補機取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS54112903U JPS54112903U (ja) 1979-08-08
JPS603947Y2 true JPS603947Y2 (ja) 1985-02-04

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ID=28819144

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5872620A (ja) * 1981-10-23 1983-04-30 Toyota Motor Corp 自動車用エンジンの付属部品取付構造

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JPS54112903U (ja) 1979-08-08

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