JPH029077Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH029077Y2 JPH029077Y2 JP1985161128U JP16112885U JPH029077Y2 JP H029077 Y2 JPH029077 Y2 JP H029077Y2 JP 1985161128 U JP1985161128 U JP 1985161128U JP 16112885 U JP16112885 U JP 16112885U JP H029077 Y2 JPH029077 Y2 JP H029077Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- engine
- auxiliary equipment
- mounting
- bank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、車両に搭載するＶ型エンジンの補機
取付装置に関する。
取付装置に関する。
（従来の技術）
本願出願人は、実願昭60−161127号（実開昭62
−84635号）により、Ｖ型エンジンのＶバンク空
間のクランク軸方向一端に補機を配置し、Ｖバン
ク空間を補機の配置スペースに活用してスペース
効率の向上を図ると共に、補機に路面からのほこ
りが余りかからないようにしたものを提案した。
−84635号）により、Ｖ型エンジンのＶバンク空
間のクランク軸方向一端に補機を配置し、Ｖバン
ク空間を補機の配置スペースに活用してスペース
効率の向上を図ると共に、補機に路面からのほこ
りが余りかからないようにしたものを提案した。
（考案が解決しようとする問題点）
ところで、補機がベルト駆動されるものである
場合は、ベルトの張り調節を行い得られるように
補機をブラケツトを用いて揺動調節自在に取付け
ることが必要となり、かかる補機の取付構造とし
て、特開昭59−183030号公報により、補機の周囲
２箇所の取付部の一方を締結する支点部を有する
ブラケツトと、該支点部を中心にして補機を揺動
したときの他方の取付部の回動軌跡に沿つた長孔
を有するブラケツトとの２個のブラケツトを用い
て補機を取付けるものが知られているが、部品点
数を削除してコストダウンを図るには、両ブラケ
ツトを一体化することが望まれる。
場合は、ベルトの張り調節を行い得られるように
補機をブラケツトを用いて揺動調節自在に取付け
ることが必要となり、かかる補機の取付構造とし
て、特開昭59−183030号公報により、補機の周囲
２箇所の取付部の一方を締結する支点部を有する
ブラケツトと、該支点部を中心にして補機を揺動
したときの他方の取付部の回動軌跡に沿つた長孔
を有するブラケツトとの２個のブラケツトを用い
て補機を取付けるものが知られているが、部品点
数を削除してコストダウンを図るには、両ブラケ
ツトを一体化することが望まれる。
又、従前のエンジンでは、その倒れ方向の振動
を抑制するため、エンジンを比較的高所で車体に
支持するエンジンマウントブラケツトを設けてい
るが、このブラケツトと補機取付用のブラケツト
とを一体化して部品点数の一層の削減を図れるよ
うにすることが望まれる。
を抑制するため、エンジンを比較的高所で車体に
支持するエンジンマウントブラケツトを設けてい
るが、このブラケツトと補機取付用のブラケツト
とを一体化して部品点数の一層の削減を図れるよ
うにすることが望まれる。
本考案は、Ｖバンク空間に補機を揺動調節自在
に配置して、且つ上記の要望にも適合し得るよう
にした装置を提供することをその目的としてい
る。
に配置して、且つ上記の要望にも適合し得るよう
にした装置を提供することをその目的としてい
る。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、上記目的を達成すべく、Ｖ型エンジ
ンのＶバンク空間のクランク軸方向一端にベルト
駆動される補機を取付けるためのブラケツト装置
であつて、補機の周囲２箇所の取付部の一方を締
結する支点部と、該支点部を中心にして補機を揺
動したときの他方の取付部の回動軌跡に沿つた長
孔と、エンジンを車体に支持するためのエンジン
マウントブラケツト部とを一体に形成したブラケ
ツトをＶバンクの内壁面に固設したことを特徴と
する。
ンのＶバンク空間のクランク軸方向一端にベルト
駆動される補機を取付けるためのブラケツト装置
であつて、補機の周囲２箇所の取付部の一方を締
結する支点部と、該支点部を中心にして補機を揺
動したときの他方の取付部の回動軌跡に沿つた長
孔と、エンジンを車体に支持するためのエンジン
マウントブラケツト部とを一体に形成したブラケ
ツトをＶバンクの内壁面に固設したことを特徴と
する。
（実施例）
本考案を図示の実施例につき説明する。
図面で１は前後１対のバンク２，２を有するＶ
型エンジンを示し、該エンジン１の該両バンク
２，２間のＶバンク空間のクランク軸方向一端
（第１図で右側のタイミングベルト配置側）にプ
ラケツト３を立設し、該プラケツト３に補機４を
取付けるようにした。
型エンジンを示し、該エンジン１の該両バンク
２，２間のＶバンク空間のクランク軸方向一端
（第１図で右側のタイミングベルト配置側）にプ
ラケツト３を立設し、該プラケツト３に補機４を
取付けるようにした。
更に詳述するに、該プラケツト３は第３図及び
第４図に明示するように側面視略Ｕ字形形状に構
成され、これをＶ型エンジン１の両バンク２，２
のＶバンク空間側の側壁に突設した４個の取付ボ
ス２ａ上に固定して設け、該プラケツト３の両側
部上端に支点部を形成して、該支点部に、２個の
補機４例えばパワーステアリング用のオイルポン
プ４1と充電発電機４2とをそれらの各外周の一端
においてボルト５止めすると共に、それらの各外
周の他端を該プラケツト３の中間部に形成した各
長孔３ａにボルト６止めし、該オイルポンプ４1
と該充電発電機４2とを各ボルト５を支点として
該各長孔３ａに沿つて揺動し得るようにして、該
ポンプ４1及び該発電機４2の駆動用Ｖベルトの張
り調節が行なえるようにした。
第４図に明示するように側面視略Ｕ字形形状に構
成され、これをＶ型エンジン１の両バンク２，２
のＶバンク空間側の側壁に突設した４個の取付ボ
ス２ａ上に固定して設け、該プラケツト３の両側
部上端に支点部を形成して、該支点部に、２個の
補機４例えばパワーステアリング用のオイルポン
プ４1と充電発電機４2とをそれらの各外周の一端
においてボルト５止めすると共に、それらの各外
周の他端を該プラケツト３の中間部に形成した各
長孔３ａにボルト６止めし、該オイルポンプ４1
と該充電発電機４2とを各ボルト５を支点として
該各長孔３ａに沿つて揺動し得るようにして、該
ポンプ４1及び該発電機４2の駆動用Ｖベルトの張
り調節が行なえるようにした。
図面で７はオイルポンプ４1のＶプーリと充電
発電機４2のＶプーリとを上方から覆うようにプ
ラケツト３の両端部に取付けた共通１個のベルト
カバを示す。
発電機４2のＶプーリとを上方から覆うようにプ
ラケツト３の両端部に取付けた共通１個のベルト
カバを示す。
ここで本考案によれば、プラケツト３のクラン
ク軸方向外側面にエンジンマウントプラケツト部
８を一体に突設するもので、これを詳述するに図
示のものでは、該マウントプラケツト部８を該プ
ラケツト３の前記両長孔３ａ，３ａ開口位置の下
側にクランク軸方向に突出形成するようにし、該
マウントプラケツト部８の上面に第５図に明示す
る如くステー９を一端において固定して設け、該
ステー９の他端をマウントラバを介して車体Ａに
取付けてＶ型エンジン１の端部を該車体Ａに固定
するようにした。更に図示のものでは、該エンジ
ン１にそのクランク軸方向の他端従つて第１図で
左側のミツシヨンケース１０配置側の側壁と、該
ミツシヨンケース１０の側壁とに跨がらせてボル
ト止めしたエンジンマウントプラケツト１１を前
後１対に設け、該各マウントプラケツト１１をマ
ウント部材を介して車体Ａに支持させた。
ク軸方向外側面にエンジンマウントプラケツト部
８を一体に突設するもので、これを詳述するに図
示のものでは、該マウントプラケツト部８を該プ
ラケツト３の前記両長孔３ａ，３ａ開口位置の下
側にクランク軸方向に突出形成するようにし、該
マウントプラケツト部８の上面に第５図に明示す
る如くステー９を一端において固定して設け、該
ステー９の他端をマウントラバを介して車体Ａに
取付けてＶ型エンジン１の端部を該車体Ａに固定
するようにした。更に図示のものでは、該エンジ
ン１にそのクランク軸方向の他端従つて第１図で
左側のミツシヨンケース１０配置側の側壁と、該
ミツシヨンケース１０の側壁とに跨がらせてボル
ト止めしたエンジンマウントプラケツト１１を前
後１対に設け、該各マウントプラケツト１１をマ
ウント部材を介して車体Ａに支持させた。
（作用）
補機取付用プラケツト３に形成した長孔３ａに
対する補機４の締結位置をずらすことにより、補
機４を該プラケツト３に形成した支点部を中心に
して揺動調節でき、これにより補機４の駆動ベル
トの張り調節を行うことができる。
対する補機４の締結位置をずらすことにより、補
機４を該プラケツト３に形成した支点部を中心に
して揺動調節でき、これにより補機４の駆動ベル
トの張り調節を行うことができる。
又、該プラケツト３はＶ型エンジン１の上部の
Ｖバンク内壁面に固設されるため、該プラケツト
３に一体に形成するエンジンマウントプラケツト
部８もエンジン１の比較的高所に位置し、かくて
該プラケツト部８を車体Ａに支持させることでエ
ンジン１の倒れ方向の振動を効果的に抑制でき
る。
Ｖバンク内壁面に固設されるため、該プラケツト
３に一体に形成するエンジンマウントプラケツト
部８もエンジン１の比較的高所に位置し、かくて
該プラケツト部８を車体Ａに支持させることでエ
ンジン１の倒れ方向の振動を効果的に抑制でき
る。
（考案の効果）
このように本考案によれば、Ｖバンクの内壁面
に固設する単一のプラケツトにより補機をＶバン
ク空間にその駆動ベルトの張り調節を行い得られ
るように配置でき、而も該プラケツトにエンジン
マウントプラケツト部を一体に形成したから、該
プラケツトをエンジンの比較的高所に設けるべき
エンジンマウントプラケツトに兼用でき、部品点
数を削減してコストダウンを図れると共にプラケ
ツト全体の軽量コンパクト化も図れる効果を有す
る。
に固設する単一のプラケツトにより補機をＶバン
ク空間にその駆動ベルトの張り調節を行い得られ
るように配置でき、而も該プラケツトにエンジン
マウントプラケツト部を一体に形成したから、該
プラケツトをエンジンの比較的高所に設けるべき
エンジンマウントプラケツトに兼用でき、部品点
数を削減してコストダウンを図れると共にプラケ
ツト全体の軽量コンパクト化も図れる効果を有す
る。
第１図は本考案装置の１例を具備するＶ型エン
ジンの平面図、第２図はその右側面図、第３図は
プラケツトの側面図、第４図はプラケツトの斜視
図、第５図はＶ型エンジンを車体に搭載した状態
を示す平面線図である。 １……Ｖ型エンジン、３……プラケツト、４…
…補機、８……エンジンマウントプラケツト部。
ジンの平面図、第２図はその右側面図、第３図は
プラケツトの側面図、第４図はプラケツトの斜視
図、第５図はＶ型エンジンを車体に搭載した状態
を示す平面線図である。 １……Ｖ型エンジン、３……プラケツト、４…
…補機、８……エンジンマウントプラケツト部。
Claims (1)
- Ｖ型エンジンのＶバンク空間のクランク軸方向
一端にベルト駆動される補機を取付けるためのブ
ラケツト装置であつて、補機の周囲２箇所の取付
部の一方を締結する支点部と、該支点部を中心に
して補機を揺動したときの他方の取付部の回動軌
跡に沿つた長孔と、エンジンを車体に支持するた
めのエンジンマウントブラケツト部とを一体に形
成したブラケツトをＶバンクの内壁面に固設した
ことを特徴とするＶ型エンジンの補機取付用ブラ
ケツト装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985161128U JPH029077Y2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | |
| US06/922,029 US4793300A (en) | 1985-10-21 | 1986-10-21 | Accessory attachment structure for a V-shaped engine |
| GB8625222A GB2182390B (en) | 1985-10-21 | 1986-10-21 | Accessory attachment structure for a v-shaped engine |
| DE19863635755 DE3635755A1 (de) | 1985-10-21 | 1986-10-21 | Zusatzeinrichtungs-anbringungskonstruktion fuer einen v-foermigen motor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985161128U JPH029077Y2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6269033U JPS6269033U (ja) | 1987-04-30 |
| JPH029077Y2 true JPH029077Y2 (ja) | 1990-03-06 |
Family
ID=31087148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985161128U Expired JPH029077Y2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH029077Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59183030A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-18 | Toyota Motor Corp | オルタネ−タの支持装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60141422U (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-19 | いすゞ自動車株式会社 | タ−ボチヤ−ジヤの支持構造 |
| JPS60147721U (ja) * | 1984-03-10 | 1985-10-01 | マツダ株式会社 | Ｖ型エンジンのタイミングベルト装置 |
-
1985
- 1985-10-21 JP JP1985161128U patent/JPH029077Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59183030A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-18 | Toyota Motor Corp | オルタネ−タの支持装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6269033U (ja) | 1987-04-30 |
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