JP2546028Y2 - 内燃機関の補機類支持構造 - Google Patents
内燃機関の補機類支持構造Info
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- JP2546028Y2 JP2546028Y2 JP1991024831U JP2483191U JP2546028Y2 JP 2546028 Y2 JP2546028 Y2 JP 2546028Y2 JP 1991024831 U JP1991024831 U JP 1991024831U JP 2483191 U JP2483191 U JP 2483191U JP 2546028 Y2 JP2546028 Y2 JP 2546028Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は内燃機関の補機類支持
構造に係り、特に部品点数を削減し得て軽量化を果たし
得るとともに組付工程を減少し得て、また、取付スペー
スを減少し得て省スペースを果たし得る内燃機関の補機
類支持構造に関する。
構造に係り、特に部品点数を削減し得て軽量化を果たし
得るとともに組付工程を減少し得て、また、取付スペー
スを減少し得て省スペースを果たし得る内燃機関の補機
類支持構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】内燃機関においては、機関性能を担保す
べく各種の補機類を備えている。例えば、図８に示す如
く、内燃機関１０２は、シリンダブロック１０４に第１
・第２シリンダヘッド１０６−１・１０６−２を搭載し
て略Ｖ字形状に第１・第２シリンダバンク１０８−１・
１０８−２を配列している。この内燃機関１０２は、補
機類として、オルタネータ１１０やウォータポンプ１１
２を備えるとともに、パワーステアリング用オイルポン
プ（以下「パワステ用オイルポンプ」という）１１４や
エアコンディショナ用コンプレッサ（以下「エアコン用
コンプレッサ」という）１１６を備えている。
べく各種の補機類を備えている。例えば、図８に示す如
く、内燃機関１０２は、シリンダブロック１０４に第１
・第２シリンダヘッド１０６−１・１０６−２を搭載し
て略Ｖ字形状に第１・第２シリンダバンク１０８−１・
１０８−２を配列している。この内燃機関１０２は、補
機類として、オルタネータ１１０やウォータポンプ１１
２を備えるとともに、パワーステアリング用オイルポン
プ（以下「パワステ用オイルポンプ」という）１１４や
エアコンディショナ用コンプレッサ（以下「エアコン用
コンプレッサ」という）１１６を備えている。
【０００３】内燃機関１０２は、これらオルタネータ１
１０等の補機類を駆動するために、クランク軸１１８に
クランクプーリ１２０を設けている。また、オルタネー
タ１１０のオルタネータ軸１２２にオルタネータプーリ
１２４を設けるとともに前記ウォータポンプ１１２のウ
ォータポンプ軸１２６にウォータポンププーリ１２８を
設け、さらには、パワステ用オイルポンプ１１４のパワ
ステ用オイルポンプ軸１３０にパワステ用オイルポンプ
プーリ１３２を設けるとともにエアコン用コンプレッサ
１１６のエアコン用コンプレッサ軸１３４にエアコン用
コンプレッサプーリ１３６を設けている。
１０等の補機類を駆動するために、クランク軸１１８に
クランクプーリ１２０を設けている。また、オルタネー
タ１１０のオルタネータ軸１２２にオルタネータプーリ
１２４を設けるとともに前記ウォータポンプ１１２のウ
ォータポンプ軸１２６にウォータポンププーリ１２８を
設け、さらには、パワステ用オイルポンプ１１４のパワ
ステ用オイルポンプ軸１３０にパワステ用オイルポンプ
プーリ１３２を設けるとともにエアコン用コンプレッサ
１１６のエアコン用コンプレッサ軸１３４にエアコン用
コンプレッサプーリ１３６を設けている。
【０００４】前記クランクプーリ１２０は、例えば、前
記オルタネータプーリ１２４及びパワステ用オイルポン
ププーリ１３２に第１ベルト１３８を捲掛けるととも
に、前記ウォータポンププーリ１２８及びエアコン用コ
ンプレッサプーリ１３６に第２ベルト１４０を捲掛けて
いる。これにより、オルタネータ１１０等の補機類は、
第１・第２ベルト１３８・１４０により駆動される。な
お、符号１４２・１４４は、第１・第２ベルト１３８・
１４０に適切な張力を与える第１・第２ベルトテンショ
ナである。
記オルタネータプーリ１２４及びパワステ用オイルポン
ププーリ１３２に第１ベルト１３８を捲掛けるととも
に、前記ウォータポンププーリ１２８及びエアコン用コ
ンプレッサプーリ１３６に第２ベルト１４０を捲掛けて
いる。これにより、オルタネータ１１０等の補機類は、
第１・第２ベルト１３８・１４０により駆動される。な
お、符号１４２・１４４は、第１・第２ベルト１３８・
１４０に適切な張力を与える第１・第２ベルトテンショ
ナである。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】ところで、内燃機関の
補機類は、補機類用ブラケットにより支持して設けてい
る。また、補機類に関連する補機類関連部品は、関連部
品用ブラケットにより支持して設けている。例えば、図
８において、補機類たるオルタネータ１１０は、オルタ
ネータ用ブラケット１４６によりシリンダブロック１０
４に支持して設けている。また、オルタネータ１１０を
駆動する第１ベルト１３８に張力を与える補機類関連部
品たる第１ベルトテンショナ１４２は、関連部品用ブラ
ケットたる第１テンショナ用ブラケット１４８によりシ
リンダブロック１０４に支持して設けている。
補機類は、補機類用ブラケットにより支持して設けてい
る。また、補機類に関連する補機類関連部品は、関連部
品用ブラケットにより支持して設けている。例えば、図
８において、補機類たるオルタネータ１１０は、オルタ
ネータ用ブラケット１４６によりシリンダブロック１０
４に支持して設けている。また、オルタネータ１１０を
駆動する第１ベルト１３８に張力を与える補機類関連部
品たる第１ベルトテンショナ１４２は、関連部品用ブラ
ケットたる第１テンショナ用ブラケット１４８によりシ
リンダブロック１０４に支持して設けている。
【０００６】このように、補機類や補機類関連部品を支
持する構造としては、実開平１−１１３１３８号公報や
実開平２−１１４７４０号公報に開示されている。実開
平１−１１３１３８号公報に開示のものは、補機類を支
持する補機類用ブラケットの一端側を内燃機関に固定す
るとともに他端側に補機類の一端側を支持した構造にお
いて、前記補機類用ブラケットの他端側を延長して補強
アームを設け、この補強アームを内燃機関に固定したも
のである。また、実開平２−１１４７４０号公報に開示
のものは、補機類関連部品たるベルトテンショナを支持
するテンショナ用ブラケットの中央部に平坦なプーリ支
持部を設けた構造において、前記プーリ支持部の一端側
を折曲してこのプーリ支持部と略平行な取付フランジ部
を設けるとともに前記プーリ支持部の他端側を延長して
このプーリ支持部と同一平面の取付延長部を設け、前記
取付フランジ部と取付延長部とをボルトにより内燃機関
に固定したものである。
持する構造としては、実開平１−１１３１３８号公報や
実開平２−１１４７４０号公報に開示されている。実開
平１−１１３１３８号公報に開示のものは、補機類を支
持する補機類用ブラケットの一端側を内燃機関に固定す
るとともに他端側に補機類の一端側を支持した構造にお
いて、前記補機類用ブラケットの他端側を延長して補強
アームを設け、この補強アームを内燃機関に固定したも
のである。また、実開平２−１１４７４０号公報に開示
のものは、補機類関連部品たるベルトテンショナを支持
するテンショナ用ブラケットの中央部に平坦なプーリ支
持部を設けた構造において、前記プーリ支持部の一端側
を折曲してこのプーリ支持部と略平行な取付フランジ部
を設けるとともに前記プーリ支持部の他端側を延長して
このプーリ支持部と同一平面の取付延長部を設け、前記
取付フランジ部と取付延長部とをボルトにより内燃機関
に固定したものである。
【０００７】ところが、従来の補機類支持構造において
は、補機類や補機類関連部品を支持する補機類用ブラケ
ットや関連部品用ブラケットを夫々別途に設け、これら
補機類用ブラケットや関連部品用ブラケットにより夫々
別途に支持して設けていた。このため、部品点数の増加
により重量が増加する不都合があるとともに組付工程が
増加する不都合があり、また、夫々のブラケットの取付
スペースを要することにより取付スペースの増大を招く
不都合があった。
は、補機類や補機類関連部品を支持する補機類用ブラケ
ットや関連部品用ブラケットを夫々別途に設け、これら
補機類用ブラケットや関連部品用ブラケットにより夫々
別途に支持して設けていた。このため、部品点数の増加
により重量が増加する不都合があるとともに組付工程が
増加する不都合があり、また、夫々のブラケットの取付
スペースを要することにより取付スペースの増大を招く
不都合があった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】このような不都合を解消
するために、この考案は、内燃機関の補機類であるオル
タネータをオルタネータ用ブラケットにより支持して設
けた内燃機関の補機類支持構造において、前記内燃機関
はシリンダブロックに略Ｖ字形状に第１・第２シリンダ
バンクを配列したＶ型の内燃機関であり、前記オルタネ
ータ用ブラケットのブラケット本体には前記Ｖ型の内燃
機関の第１・第２シリンダバンク間の空間部に位置させ
てシリンダブロックに取付けられるブロック用取付部を
設け、前記ブラケット本体には前記オルタネータを前記
空間部の第２シリンダバンク寄りに位置させて支持する
オルタネータ用支持部を設けるとともに前記オルタネー
タに関連する補機類関連部品である第１ベルトテンショ
ナを前記空間部の第１シリンダバンク寄りに位置させて
支持する第１テンショナ用支持部を設けたことを特徴と
する。
するために、この考案は、内燃機関の補機類であるオル
タネータをオルタネータ用ブラケットにより支持して設
けた内燃機関の補機類支持構造において、前記内燃機関
はシリンダブロックに略Ｖ字形状に第１・第２シリンダ
バンクを配列したＶ型の内燃機関であり、前記オルタネ
ータ用ブラケットのブラケット本体には前記Ｖ型の内燃
機関の第１・第２シリンダバンク間の空間部に位置させ
てシリンダブロックに取付けられるブロック用取付部を
設け、前記ブラケット本体には前記オルタネータを前記
空間部の第２シリンダバンク寄りに位置させて支持する
オルタネータ用支持部を設けるとともに前記オルタネー
タに関連する補機類関連部品である第１ベルトテンショ
ナを前記空間部の第１シリンダバンク寄りに位置させて
支持する第１テンショナ用支持部を設けたことを特徴と
する。
【０００９】
【作用】この考案の構成によれば、オルタネータ用ブラ
ケットはブラケット本体に設けたブロック用取付部によ
りＶ型の内燃機関の第１・第２シリンダバンク間の空間
部に位置させてシリンダブロックに取付けられ、ブラケ
ット本体に設けたオルタネータ用支持部によりオルタネ
ータを空間部の第２シリンダバンク寄りに位置させて支
持することができるとともに、ブラケット本体に設けた
第１テンショナ用支持部によりオルタネータに関連する
補機類関連部品である第１ベルトテンショナを空間部の
第１シリンダバンク寄りに位置させて支持することがで
きる。これにより、オルタネータ用ブラケットによって
オルタネータと第１ベルトテンショナとを支持すること
ができ、第１テンショナ用ブラケットを不要とすること
ができるとともに、オルタネータ用ブラケットによって
オルタネータと第１ベルトテンショナとをＶ型の内燃機
関の空間部に配設することができる。
ケットはブラケット本体に設けたブロック用取付部によ
りＶ型の内燃機関の第１・第２シリンダバンク間の空間
部に位置させてシリンダブロックに取付けられ、ブラケ
ット本体に設けたオルタネータ用支持部によりオルタネ
ータを空間部の第２シリンダバンク寄りに位置させて支
持することができるとともに、ブラケット本体に設けた
第１テンショナ用支持部によりオルタネータに関連する
補機類関連部品である第１ベルトテンショナを空間部の
第１シリンダバンク寄りに位置させて支持することがで
きる。これにより、オルタネータ用ブラケットによって
オルタネータと第１ベルトテンショナとを支持すること
ができ、第１テンショナ用ブラケットを不要とすること
ができるとともに、オルタネータ用ブラケットによって
オルタネータと第１ベルトテンショナとをＶ型の内燃機
関の空間部に配設することができる。
【００１０】
【実施例】次にこの考案の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
【００１１】図１〜図７は、この考案の実施例を示すも
のである。図１・図２において、２は内燃機関である。
この内燃機関２は、略Ｖ型のシリンダブロック４上方部
位に夫々第１・第２シリンダヘッド６−１・６−２と第
１・第２シリンダヘッドカバー８−１・８−２とを搭載
し、略Ｖ字形状に第１・第２シリンダバンク１０−１・
１０−２を配列している。また、シリンダブロック４下
方部位には、ベアリングキャップ１２を取付け、このベ
アリングキャップ１２の下方にオイルパン１４を取付け
ている。
のである。図１・図２において、２は内燃機関である。
この内燃機関２は、略Ｖ型のシリンダブロック４上方部
位に夫々第１・第２シリンダヘッド６−１・６−２と第
１・第２シリンダヘッドカバー８−１・８−２とを搭載
し、略Ｖ字形状に第１・第２シリンダバンク１０−１・
１０−２を配列している。また、シリンダブロック４下
方部位には、ベアリングキャップ１２を取付け、このベ
アリングキャップ１２の下方にオイルパン１４を取付け
ている。
【００１２】この内燃機関２は、補機類として、第１・
第２シリンダバンク１０−１・１０−２間の空間部１６
に位置させてオルタネータ１８を備えるとともにシリン
ダブロック４の空間部１６側に位置させてウォータポン
プ２０を備え、さらに、シリンダブロック４の一側に位
置させてパワーステアリング用オイルポンプ（以下「パ
ワステ用オイルポンプ」という）２２を備えるとともに
シリンダブロック４の他側に位置させてエアコンディシ
ョナ用コンプレッサ（以下「エアコン用コンプレッサ」
という）２４を備えている。
第２シリンダバンク１０−１・１０−２間の空間部１６
に位置させてオルタネータ１８を備えるとともにシリン
ダブロック４の空間部１６側に位置させてウォータポン
プ２０を備え、さらに、シリンダブロック４の一側に位
置させてパワーステアリング用オイルポンプ（以下「パ
ワステ用オイルポンプ」という）２２を備えるとともに
シリンダブロック４の他側に位置させてエアコンディシ
ョナ用コンプレッサ（以下「エアコン用コンプレッサ」
という）２４を備えている。
【００１３】内燃機関２は、これらオルタネータ１８等
の補機類を駆動するために、クランク軸２６にクランク
プーリ２８を設けている。また、オルタネータ１８のオ
ルタネータ軸３０にオルタネータプーリ３２を設けると
ともに前記ウォータポンプ２０のウォータポンプ軸３４
にウォータポンププーリ３６を設け、さらには、パワス
テ用オイルポンプ２２のパワステ用オイルポンプ軸３８
にパワステ用オイルポンププーリ４０を設けるとともに
エアコン用コンプレッサ２４のエアコン用コンプレッサ
軸４２にエアコン用コンプレッサプーリ４４を設けてい
る。
の補機類を駆動するために、クランク軸２６にクランク
プーリ２８を設けている。また、オルタネータ１８のオ
ルタネータ軸３０にオルタネータプーリ３２を設けると
ともに前記ウォータポンプ２０のウォータポンプ軸３４
にウォータポンププーリ３６を設け、さらには、パワス
テ用オイルポンプ２２のパワステ用オイルポンプ軸３８
にパワステ用オイルポンププーリ４０を設けるとともに
エアコン用コンプレッサ２４のエアコン用コンプレッサ
軸４２にエアコン用コンプレッサプーリ４４を設けてい
る。
【００１４】前記クランクプーリ２８は、例えば、前記
オルタネータプーリ３２及びパワステ用オイルポンププ
ーリ４０に第１ベルト４６を捲掛けるとともに、前記ウ
ォータポンププーリ３６及びエアコン用コンプレッサプ
ーリ４４に第２ベルト４８を捲掛けている。これによ
り、オルタネータ１８等の補機類は、クランク軸２６の
回転により第１・第２ベルト４６・４８を介して駆動さ
れる。
オルタネータプーリ３２及びパワステ用オイルポンププ
ーリ４０に第１ベルト４６を捲掛けるとともに、前記ウ
ォータポンププーリ３６及びエアコン用コンプレッサプ
ーリ４４に第２ベルト４８を捲掛けている。これによ
り、オルタネータ１８等の補機類は、クランク軸２６の
回転により第１・第２ベルト４６・４８を介して駆動さ
れる。
【００１５】なお、符号５０・５２は、夫々第１・第２
ベルト４６・４８に適切な張力を与える第１・第２ベル
トテンショナである。第１・第２ベルトテンショナ５０
・５２は、夫々第１・第２テンショナ本体５４・５６に
第１・第２テンショナプーリ５８・６０を設けている。
第１ベルトテンショナ５０は、図１に示す如く、Ｖ型の
内燃機関２の空間部１６に位置させて設けられている。
第１ベルトテンショナ５２は、シリンダブロック４の他
側のエアコン用コンプレッサ２４近傍に位置させて設け
られている。
ベルト４６・４８に適切な張力を与える第１・第２ベル
トテンショナである。第１・第２ベルトテンショナ５０
・５２は、夫々第１・第２テンショナ本体５４・５６に
第１・第２テンショナプーリ５８・６０を設けている。
第１ベルトテンショナ５０は、図１に示す如く、Ｖ型の
内燃機関２の空間部１６に位置させて設けられている。
第１ベルトテンショナ５２は、シリンダブロック４の他
側のエアコン用コンプレッサ２４近傍に位置させて設け
られている。
【００１６】ところで、このＶ型の内燃機関２の補機類
であるオルタネータ１８は、補機類用ブラケットである
オルタネータ用ブラケット６２により第１・第２シリン
ダバンク１０−１・１０−２間の空間部１６に位置させ
てシリンダブロック４に支持して設けている。オルタネ
ータ用ブラケット６２は、図１・図２に示す如く、第１
・第２シリンダバンク１０−１・１０−２間の空間部１
６に位置させてシリンダブロック４に取付けられてい
る。オルタネータ用ブラケット６２は、図３〜図７に示
す如く、ブラケット本体６４を設け、このブラケット本
体６４に第１・第２シリンダバンク１０−１・１０−２
間の空間部１６に位置させてシリンダブロック４に取付
けるためのブロック用取付部６６を設け、このブロック
用取付部６６にブロック用取付孔６８を設けている。
であるオルタネータ１８は、補機類用ブラケットである
オルタネータ用ブラケット６２により第１・第２シリン
ダバンク１０−１・１０−２間の空間部１６に位置させ
てシリンダブロック４に支持して設けている。オルタネ
ータ用ブラケット６２は、図１・図２に示す如く、第１
・第２シリンダバンク１０−１・１０−２間の空間部１
６に位置させてシリンダブロック４に取付けられてい
る。オルタネータ用ブラケット６２は、図３〜図７に示
す如く、ブラケット本体６４を設け、このブラケット本
体６４に第１・第２シリンダバンク１０−１・１０−２
間の空間部１６に位置させてシリンダブロック４に取付
けるためのブロック用取付部６６を設け、このブロック
用取付部６６にブロック用取付孔６８を設けている。
【００１７】オルタネータ用ブラケット６２のブラケッ
ト本体６４には、図１に示す如く、オルタネータ１８を
空間部１６の第２シリンダバンク１０−２寄りに位置さ
せて支持するためのオルタネータ用支持部７０を設け、
オルタネータ用支持部７０にオルタネータ用支持孔７２
を設けている。また、オルタネータ１８には、オルタネ
ータ用ブラケット６２に取付けるためのオルタネータ側
支持部７４を設け、オルタネータ側支持部７０にオルタ
ネータ側支持孔７６を設けている。
ト本体６４には、図１に示す如く、オルタネータ１８を
空間部１６の第２シリンダバンク１０−２寄りに位置さ
せて支持するためのオルタネータ用支持部７０を設け、
オルタネータ用支持部７０にオルタネータ用支持孔７２
を設けている。また、オルタネータ１８には、オルタネ
ータ用ブラケット６２に取付けるためのオルタネータ側
支持部７４を設け、オルタネータ側支持部７０にオルタ
ネータ側支持孔７６を設けている。
【００１８】オルタネータ用ブラケット６２は、図１・
図２に示す如く、第１・第２シリンダバンク１０−１・
１０−２間の空間部１６に位置させて、ブロック用取付
部６６のブロック用取付孔６８とシリンダブロック４の
図示しないブロック側取付部のブロック側取付孔とに係
合されるブロック用取付ボルト（図示せず）により取付
けられる。この第１・第２シリンダバンク１０−１・１
０−２間の空間部１６に位置させてシリンダブロック４
に取付けられたオルタネータ用ブラケット６２には、オ
ルタネータ用支持部７０のオルタネータ用支持孔７２と
オルタネータ側支持部７０のオルタネータ側支持孔７６
とに係合されるオルタネータ用支持ボルト７８により、
図１・図２に示す如く、オルタネータ１８を空間部１６
の第２シリンダバンク１０−２寄りに位置させて支持す
る。
図２に示す如く、第１・第２シリンダバンク１０−１・
１０−２間の空間部１６に位置させて、ブロック用取付
部６６のブロック用取付孔６８とシリンダブロック４の
図示しないブロック側取付部のブロック側取付孔とに係
合されるブロック用取付ボルト（図示せず）により取付
けられる。この第１・第２シリンダバンク１０−１・１
０−２間の空間部１６に位置させてシリンダブロック４
に取付けられたオルタネータ用ブラケット６２には、オ
ルタネータ用支持部７０のオルタネータ用支持孔７２と
オルタネータ側支持部７０のオルタネータ側支持孔７６
とに係合されるオルタネータ用支持ボルト７８により、
図１・図２に示す如く、オルタネータ１８を空間部１６
の第２シリンダバンク１０−２寄りに位置させて支持す
る。
【００１９】このオルタネータ用ブラケット６２には、
補機類であるオルタネータ１８に関連する補機類関連部
品である前記第１ベルトテンショナ５０を空間部１６の
第１シリンダバンク１０−１寄りに位置させて支持する
ための関連部品用支持部たる第１テンショナ用支持部８
０を設けている。第１テンショナ用支持部８０は、ブラ
ケット本体６４に設けられ、第１テンショナ用支持孔８
２を設けている。前記第１ベルトテンショナ５０は、第
１テンショナ保持体５４と第１テンショナ用支持部８０
の第１テンショナ用支持孔８２とに係合される第１テン
ショナ用支持ボルト（図示せず）により、図１・図２に
示す如く、空間部１６の第１シリンダバンク１０−１寄
りに位置されて支持される。
補機類であるオルタネータ１８に関連する補機類関連部
品である前記第１ベルトテンショナ５０を空間部１６の
第１シリンダバンク１０−１寄りに位置させて支持する
ための関連部品用支持部たる第１テンショナ用支持部８
０を設けている。第１テンショナ用支持部８０は、ブラ
ケット本体６４に設けられ、第１テンショナ用支持孔８
２を設けている。前記第１ベルトテンショナ５０は、第
１テンショナ保持体５４と第１テンショナ用支持部８０
の第１テンショナ用支持孔８２とに係合される第１テン
ショナ用支持ボルト（図示せず）により、図１・図２に
示す如く、空間部１６の第１シリンダバンク１０−１寄
りに位置されて支持される。
【００２０】このように、オルタネータ１８を支持する
オルタネータ用ブラケット６２は、ブラケット本体６４
に設けたブロック用取付部６６によりＶ型の内燃機関２
の第１・第２シリンダバンク１０−１・１０−２間の空
間部１６に位置させてシリンダブロック４に取付けられ
る。このオルタネータ用ブラケット６２のブラケット本
体６４には、オルタネータ１８を空間部１６の第２シリ
ンダバンク１０−２寄りに位置させて支持するオルタネ
ータ用支持部７０を設けるとともに、オルタネータ１８
に関連する補機類関連部品である第１ベルトテンショナ
５０を空間部１６の第１シリンダバンク１０−１寄りに
位置させて支持する第１テンショナ用支持部８０を設け
ている。これにより、第１ベルトテンショナ５０を支持
するための第１テンショナ用ブラケットを必要とせず、
オルタネータ用ブラケット６２によってオルタネータ１
８と第１ベルトテンショナ５０との両者を支持すること
ができ、部品点数を削減することができ、取付スペース
を減少することができる。このため、部品点数を削減し
得ることにより軽量化を果たし得るとともに組付工数を
減少することができ、取付スペースを減少し得ることに
より省スペースを果たすことができ、これによりコスト
の低減を果たすことができるものである。
オルタネータ用ブラケット６２は、ブラケット本体６４
に設けたブロック用取付部６６によりＶ型の内燃機関２
の第１・第２シリンダバンク１０−１・１０−２間の空
間部１６に位置させてシリンダブロック４に取付けられ
る。このオルタネータ用ブラケット６２のブラケット本
体６４には、オルタネータ１８を空間部１６の第２シリ
ンダバンク１０−２寄りに位置させて支持するオルタネ
ータ用支持部７０を設けるとともに、オルタネータ１８
に関連する補機類関連部品である第１ベルトテンショナ
５０を空間部１６の第１シリンダバンク１０−１寄りに
位置させて支持する第１テンショナ用支持部８０を設け
ている。これにより、第１ベルトテンショナ５０を支持
するための第１テンショナ用ブラケットを必要とせず、
オルタネータ用ブラケット６２によってオルタネータ１
８と第１ベルトテンショナ５０との両者を支持すること
ができ、部品点数を削減することができ、取付スペース
を減少することができる。このため、部品点数を削減し
得ることにより軽量化を果たし得るとともに組付工数を
減少することができ、取付スペースを減少し得ることに
より省スペースを果たすことができ、これによりコスト
の低減を果たすことができるものである。
【００２１】また、オルタネータ用ブラケット６２によ
ってオルタネータ１８をＶ型の内燃機関２の空間部１６
の第２シリンダバンク１０−２寄りに位置させて支持す
ることができるとともに、補機類関連部品である第１ベ
ルトテンシヨナ５０を空間部１６の第１シリンダバンク
１０−１寄りに位置させて支持することができる。これ
により、オルタネータ１８と第１ベルトテンショナ５０
とを空間部１６に配設することができる。このため、オ
ルタネータ１８と第１ベルトテンショナ５０とを空間部
１６に配設し得ることにより、内燃機関２から突出して
配設されることがなく、内燃機関２を小型化することが
できる。
ってオルタネータ１８をＶ型の内燃機関２の空間部１６
の第２シリンダバンク１０−２寄りに位置させて支持す
ることができるとともに、補機類関連部品である第１ベ
ルトテンシヨナ５０を空間部１６の第１シリンダバンク
１０−１寄りに位置させて支持することができる。これ
により、オルタネータ１８と第１ベルトテンショナ５０
とを空間部１６に配設することができる。このため、オ
ルタネータ１８と第１ベルトテンショナ５０とを空間部
１６に配設し得ることにより、内燃機関２から突出して
配設されることがなく、内燃機関２を小型化することが
できる。
【００２２】
【考案の効果】このように、この考案によれば、オルタ
ネータ用ブラケットによってオルタネータと補機類関連
部品である第１ベルトテンシヨナとの両者を支持するこ
とができ、第１テンショナ用ブラケットを不要とし得
る。これにより、部品点数を削減することができ、取付
スペースを減少することができる。このため、部品点数
を削減し得ることにより軽量化を果たし得るとともに組
付工数を減少し得て、取付スペースを減少し得ることに
より省スペースを果たすことができ、これによりコスト
の低減を果たすことができる。
ネータ用ブラケットによってオルタネータと補機類関連
部品である第１ベルトテンシヨナとの両者を支持するこ
とができ、第１テンショナ用ブラケットを不要とし得
る。これにより、部品点数を削減することができ、取付
スペースを減少することができる。このため、部品点数
を削減し得ることにより軽量化を果たし得るとともに組
付工数を減少し得て、取付スペースを減少し得ることに
より省スペースを果たすことができ、これによりコスト
の低減を果たすことができる。
【００２３】また、オルタネータ用ブラケットによって
オルタネータをＶ型の内燃機関の空間部の第２シリンダ
バンク寄りに位置させて支持することができるととも
に、補機類関連部品である第１ベルトテンショナを空間
部の第１シリンダバンク寄りに位置させて支持すること
ができる。これにより、オルタネータと第１ベルトテン
シヨナとを空間部に配設することができる。このため、
オルタネータと第１ベルトテンショナとを空間部に配設
し得ることにより、内燃機関から突出して配設されるこ
とがなく、内燃機関を小型化することができる。
オルタネータをＶ型の内燃機関の空間部の第２シリンダ
バンク寄りに位置させて支持することができるととも
に、補機類関連部品である第１ベルトテンショナを空間
部の第１シリンダバンク寄りに位置させて支持すること
ができる。これにより、オルタネータと第１ベルトテン
シヨナとを空間部に配設することができる。このため、
オルタネータと第１ベルトテンショナとを空間部に配設
し得ることにより、内燃機関から突出して配設されるこ
とがなく、内燃機関を小型化することができる。
【図１】この考案の実施例を示す内燃機関の補機類支持
構造の正面図である。
構造の正面図である。
【図２】内燃機関の平面図である。
【図３】オルタネータ用ブラケットの平面図である。
【図４】オルタネータ用ブラケットの正面図である。
【図５】図４のＶ−Ｖ線断面図である。
【図６】オルタネータ用ブラケットの背面図である。
【図７】オルタネータ用ブラケットの左側面図である。
【図８】従来例を示す内燃機関の補機類支持構造の正面
図である。
図である。
２ 内燃機関 ４ シリンダブロック １０−１・１０−２ 第１・第２シリンダバンク １２ ベアリングキャップ １４ オイルパン １６ 空間部 １８ オルタネータ ２０ ウォータポンプ ２２ パワステ用オイルポンプ ２４ エアコン用コンプレッサ ２８ クランクプーリ ３２ オルタネータプーリ ３６ ウォータポンププーリ ４０ パワステ用オイルポンププーリ ４４ エアコン用コンプレッサプーリ ４６ 第１ベルト ４８ 第２ベルト ５０ 第１ベルトテンショナ ５２ 第２ベルトテンショナ ６２ オルタネータ用ブラケット ６４ ブラケット本体 ６６ ブロック用取付部 ７０ オルタネータ用支持部 ７４ オルタネータ側支持部 ８０ 第１テンショナ用支持部
Claims (1)
- 【請求項１】 内燃機関の補機類であるオルタネータを
オルタネータ用ブラケットにより支持して設けた内燃機
関の補機類支持構造において、前記内燃機関はシリンダ
ブロックに略Ｖ字形状に第１・第２シリンダバンクを配
列したＶ型の内燃機関であり、前記オルタネータ用ブラ
ケットのブラケット本体には前記Ｖ型の内燃機関の第１
・第２シリンダバンク間の空間部に位置させてシリンダ
ブロックに取付けられるブロック用取付部を設け、前記
ブラケット本体には前記オルタネータを前記空間部の第
２シリンダバンク寄りに位置させて支持するオルタネー
タ用支持部を設けるとともに前記オルタネータに関連す
る補機類関連部品である第１ベルトテンショナを前記空
間部の第１シリンダバンク寄りに位置させて支持する第
１テンショナ用支持部を設けたことを特徴とする内燃機
関の補機類支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991024831U JP2546028Y2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 内燃機関の補機類支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991024831U JP2546028Y2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 内燃機関の補機類支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04113754U JPH04113754U (ja) | 1992-10-06 |
| JP2546028Y2 true JP2546028Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=31909695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991024831U Expired - Lifetime JP2546028Y2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 内燃機関の補機類支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546028Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3615304B2 (ja) * | 1996-05-28 | 2005-02-02 | ヤマハマリン株式会社 | Ｖ型エンジンの排気構造 |
| JPH09300983A (ja) * | 1996-05-20 | 1997-11-25 | Iseki & Co Ltd | 動力農機 |
| KR20040029736A (ko) * | 2002-10-02 | 2004-04-08 | 현대자동차주식회사 | 엔진의 보조기구류 장착용 브라켓 |
| JP6813391B2 (ja) * | 2017-02-28 | 2021-01-13 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関 |
| JP7364091B2 (ja) * | 2020-08-28 | 2023-10-18 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関の補機取付構造 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61194741U (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-04 | ||
| JPH089380Y2 (ja) * | 1986-12-26 | 1996-03-21 | マツダ株式会社 | エンジン補機の支持装置 |
| JPH0536996Y2 (ja) * | 1987-10-29 | 1993-09-20 |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP1991024831U patent/JP2546028Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04113754U (ja) | 1992-10-06 |
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