JP3375433B2 - エンジンの部品配置構造 - Google Patents

エンジンの部品配置構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンにおけるウォ
ーターポンプとオイルポンプとオイルクーラーの配置構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等のエンジンにおいては、通常、
エンジンを冷却する冷却水をエンジン各部に循環させる
ためのウォーターポンプや、オイルをエンジン各部に循
環させるためのオイルポンプが、エンジン本体あるいは
その近傍に設置されていると共に、オイルポンプから送
給されてきたオイルをウォーターポンプから送給されて
きた冷却水により冷却するためのオイルクーラーや、オ
イルポンプによってエンジン各部に送給するオイルを予
め濾過しておくためのオイルフィルター等が設置されて
いる。
【0003】そして、それらの各部品はエンジン本体に
対してそれぞれ別々の箇所に設置され、それらの間の結
ぶ冷却水通路やオイル通路が、エンジン本体とは別個の
パイプやホース等により配管されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な各部品を設置した従来のエンジンでは、ウォーターポ
ンプ,オイルポンプ,オイルクーラー等の各部品は、そ
れぞれの部品間の関連よりもエンジン本体に対する組付
けの都合によってレイアウトされているため、それら各
部品の間の結ぶ冷却水通路やオイル通路の配管が長くな
ることがあり、そのため、パイプやホース等の部材が多
く必要になってその配設が面倒となったり、オイルの立
上がり特性やオイルクーラーの効率が悪化したりすると
いう問題の生じることがある。
【0005】本発明は、上記のような従来のエンジンの
持つ不都合を解消することを目的としており、より具体
的には、ウォーターポンプ,オイルポンプ,オイルクー
ラー等の各部品を関連づけて配置することにより、パイ
プやホース等の部材をできるだけ廃止,削減して部品点
数を低減することができ、コストダウンを図ることがで
きると共に、通路を短縮してオイルの立上がり特性やオ
イルクーラーの効率の向上を図ることができるエンジン
の部品配置構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決しかつ目的を達成するために、上記の請求項1に記
載したように、冷却水を循環させるウォーターポンプ
と、オイルを循環させるオイルポンプと、オイルを冷却
水により冷却するオイルクーラーとが設置されているエ
ンジンにおいて、クランクシャフトよりも上方に設置さ
れたウォーターポンプと、クランクシャフトよりも下方
に設置されたオイルポンプと、冷却水やオイルの入出部
がウォーターポンプとオイルポンプの中間の高さに位置
するように設置されたオイルクーラーとが、何れもエン
ジンの同じ側に配置されていると共に、ウォーターポン
プとオイルクーラーの間の冷却水通路が、エンジン本体
のフロントカバーとクランクケースとシリンダブロック
に一体的に形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】また、上記の請求項1に記載したエンジン
の部品配置構造において、上記の請求項2に記載したよ
うに、オイルクーラーが、オイルのクーラー部とオイル
のフィルター部が一体的に内蔵されたものであることを
特徴とするものである。
【0008】
【作 用】上記のような構成により、ウォーターポンプ
からオイルクーラーへの冷却水通路とオイルポンプから
オイルクーラーへのオイル通路を効率よく配管すること
ができて冷却水通路やオイル通路が短縮され、オイルの
立上がり特性やオイルクーラーの効率が向上すると共
に、冷却水通路としてパイプやホース等の部材を使用し
ないため、部品点数を低減することができて、冷却水通
路の配管作業を省略することができる。
【0009】また、上記の請求項2に記載したような構
成によれば、オイルクーラーとオイルフィルターをコン
パクトにまとめてエンジン本体に簡単に設置できて、オ
イルクーラーとオイルフィルターの間の配管が省略され
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明のエンジンの部品配置構造の一
実施例について、図面に基づいて説明する。
【0011】図1は、上下2段のチェーンによるツイン
カムバルブシステムの多気筒4サイクルエンジンを前方
(クランク軸線方向)から見た状態を示すもので、エン
ジン本体1は、上方からシリンダヘッドカバー2とシリ
ンダヘッド3とシリンダブロック4とクランクケース5
とオイルパン6の各部分が連結され、シリンダブロック
4とクランクケース5の前面がフロントカバー7によっ
て覆われているもので、シリンダヘッドカバー2とシリ
ンダヘッド3に渡ってカム位相角度可変装置8が設置さ
れており、オイルパン6の外側に沿ってクランクケース
5の下面に、フィルターを内蔵したオイルクーラー9が
設置されている。
【0012】また、エンジン本体1には、シリンダブロ
ック4とフロントカバー7によってウォーターポンプ1
0が形成され、エンジン本体1の周辺に配置されたオル
タネーター11,パワーステアリング用ポンプ12,エ
アコン用コンプレッサー13等の付属品が取付けられて
いて、ウォーターポンプ10と各付属品11,12,1
3のそれぞれの入力軸14,15,16,17の端部に
は、それぞれプーリー18,19,20,21が固着さ
れている。
【0013】そして、エンジンのクランクシャフトから
延びてフロントカバー7の外側に突出した出力軸22の
端部にもプーリー23が固着されていて、プーリー23
と各プーリー18,19,20,21には、出力軸22
の回転をウォーターポンプと各付属品のそれぞれの入力
軸14,15,16,17に伝動するために、1本のベ
ルト24が掛け渡され、この補機駆動用のベルト24に
は、スプリングダンパーユニット26とアーム部27と
テンショナープーリー28からなるベルトテンショナー
25が配設されている。
【0014】ベルトテンショナー25は、スプリングダ
ンパーユニット26の一端が軸26aによりクランクケ
ース5に揺動可能に固定され、アーム部27の中心がピ
ボット部29によりシリンダブロック4のオルタネータ
ー支持部4aに揺動自在に固定されていて、スプリング
ダンパーユニット26の他端とアーム部27の一端が軸
26bにより回動自在に連結され、アーム部27の他端
にテンショナープーリー28が回転自在に軸着されてい
るもので、スプリングダンパーユニット26のスプリン
グによる伸長力によって、アーム部27を介してテンシ
ョナープーリー28を常にベルト24に押し付けるもの
である。
【0015】なお、ベルトテンショナー25は、図1に
示すように、ピボット部29とテンショナープーリー2
8の間,およびピボット部29とスプリングダンパーユ
ニット26の間でベルト24とアーム部27が交差する
ように、アーム部27の中心にあるピボット部29が循
環するベルト24の内側に位置し、アーム部27がベル
ト24よりも前方に位置していて、ベルト24とスプリ
ングダンパーユニット26のそれぞれの前後方向(クラ
ンクの軸線方向)の中心線が一致するように配置されて
いる。
【0016】そのため、循環するベルトの外側にテンシ
ョナーのピボット部が位置するようなものと比べて、エ
ンジンに対するベルトテンショナー25の配置の自由度
が大きくなって、狭いスペース内にベルトテンショナー
25を配置することが容易となり、また、アーム部27
をベルト24の前方に位置させることにより、エンジン
を前後方向(クランクの軸線方向)でコンパクトにする
ことができ、ベルト24とスプリングダンパーユニット
26の前後方向の中心線を一致させることにより、アー
ム部27の軽量化や剛性の向上を図ることができる。
【0017】さらに、エンジン本体1には、シリンダヘ
ッド3とシリンダブロック4の両方に跨がるように、エ
ンジンを車体に固定するためのマウントブラケット30
が、取付部31,32,33でボルト締めにより固定さ
れていて、このマウントブラケット30には、車体への
固定部30aが形成され、オルタネーター2の上部が固
着部34でボルト締めにより固定されている。
【0018】図2は、エンジン上部に設置されている1
気筒当たり吸気3バルブ,排気2バルブの5バルブツイ
ンカム(図示していない)のバルブシステムを駆動する
ためのカムチェーンのエンジン本体1に対する配置状態
を示すものである。
【0019】カムチェーンは、吸気バルブ用カムシャフ
ト38の端部に固定された吸気側スプロケット41と排
気バルブ用カムシャフト39の端部に固定された排気側
スプロケット42に噛合する上段チェーン43と、クラ
ンクシャフトの出力軸22に固定された出力側スプロケ
ット44に噛合する下段チェーン45が、中間回転軸4
6に固定された各中間スプロケット47,48を介して
連係されて、上下2段のチェーンとして設置されてい
る。
【0020】中間回転軸46は、エンジンの幅方向で略
中央に位置するシリンダの軸線Xから一方にオフセット
されて配置され、シリンダヘッド3に対して回転自在に
固定されていて、中間回転軸46に固定された中間スプ
ロケット47と吸気側スプロケット41と排気側スプロ
ケット42とに上段チェーン43が掛け渡され、中間ス
プロケット48とクランクシャフトのカムシャフト側出
力スプロケット44とに下段チェーン45が掛け渡され
ている。
【0021】上段チエーン43には、チェーンの弛みが
生じる中間スプロケット47と吸気側スプロケット41
の間に上段チェーンテンショナー49が配置されてお
り、上段チェーンテンショナー49のテンションアーム
49aは、シリンダヘッド3に固定されたピボット部4
9bに枢支されていて、テンションアーム49aを押圧
するためのプッシュロッドを収納したロッドシリンダ4
9cは、外部からのメンテナンスが可能なように、シリ
ンダヘッド3の突出部3aに貫通された取付孔に固定さ
れている。
【0022】なお、マウントブラケット30の取付部の
内でエンジンの幅方向の中心(シリンダの軸線X)に近
く位置する取付部32については、上段チェーンテンシ
ョナー49のピボット部49bと重なるように配置され
ていて、ピボット部49bの前方でシリンダヘッド3に
開口されたピボット部用の孔32aがマウントブラケッ
ト30の取付孔を兼用し、孔32aを塞ぐための盲栓3
2bが、マウントブラケット30をシリンダヘッド3に
固着するための取付ボルトを兼用している。
【0023】下段チエーン45には、チェーンの弛みが
生じる出力スプロケット44と中間スプロケット48の
間に下段チェーンテンショナー50が配置されており、
下段チェーンテンショナー50のテンションアーム50
aは、シリンダブロック4に固定されたピボット部50
bに枢支されていて、テンションアーム50aを押圧す
るためのプッシュロッドを収納したロッドシリンダ50
cは、外部からのメンテナンスが可能なように、シリン
ダブロック4のオルタネーター支持部4aの下方に貫通
された取付孔に固定されている。
【0024】なお、シリンダブロック4のオルタネータ
ー支持部4aは、オルタネーター11の下方を支持する
ためにシリンダブロック4から一体的に突出して形成さ
れているもので、支持部4aには、オルタネーター11
の下部をボルトで固定するため固着部35が形成されて
いる。
【0025】図3は、上記のような構成を有する本実施
例のエンジンに設置されているウォーターポンプ,オイ
ルポンプ,オイルクーラー,およびそれらに関連する各
部材の配置状態を示すものである。
【0026】なお、図2に示すように、オイルパン6に
溜まったオイルの油面は、オイルポンプ52の停止時に
はL1 の油面状態であり、オイルポンプ52の運転時に
はL2 の油面状態であって、このオイルの油面が水平基
準となるように、エンジン本体1は傾斜して設置される
ものである。
【0027】エンジン本体1の各部に設置されたウォー
ターポンプ10とオイルポンプ52とオイルクーラー9
は、図4および図5に示すように、何れもエンジン本体
1の前面側に配置されていて、シリンダブロック3の部
分に設置されている上方のウォーターポンプ10と、オ
イルパン6の内部上方にクランクケース5に渡って設置
されている下方のオイルポンプ52とは、図3に示すよ
うに、クランクシャフトの出力軸22を間にして略対向
した位置に配置されている。
【0028】そして、オイルクーラー9は、その冷却水
やオイルの入出部が、傾斜して設置されているエンジン
においてウォーターポンプ10とオイルポンプ52の略
中間の高さで、ウォーターポンプ10とオイルポンプ5
2を結ぶ線を底辺とする三角形の頂点に位置するように
配置されている。
【0029】ウォーターポンプ10は、図4に示すよう
に、シリンダブロック4と、シリンダブロック4とクラ
ンクケース5の前面を覆うフロントカバー7と、フロン
トカバー7の前面を覆うアウターカバー60によりポン
プハウジング61が形成され、ポンプハウジング61内
にタービン62が配置されているものである。
【0030】このウォーターポンプ10は、図6に示す
ように、タービン62の回転軸が入力軸14としてフロ
ントカバー7の外方にまで延ばされ、その先端にプーリ
ー18が取り付けられるものであって、ウォーターポン
プ10の駆動により吐出される冷却水は、シリンダブロ
ックの冷却水ジャケット開口部66からシリンダブロッ
ク4内に送給されると共に、冷却水通路63を通ってオ
イルクーラー9に送給される。
【0031】ウォーターポンプ10からオイルクーラー
9に送給される冷却水は、図4に示すように、フロント
カバー7に一体的に形成されている冷却水通路63を通
ってオイルクーラー9に送給され、オイルクーラー9内
でオイルポンプから送給されてきたオイルを冷却した
後、クランクケース5とシリンダブロック4に形成され
ている冷却水通路64を通ってウォーターポンプ10に
戻される。
【0032】オイルポンプ52は、クランクシャフトの
出力軸22にカムシャフト側出力スプロケット44(図
2に示されている)と並んでに固定されているオイルポ
ンプ側出力スプロケット53に噛合するチェーン54を
介して、クランクシャフトの出力軸22の回転に連動し
て駆動されるもので、オイルポンプ52の駆動により、
オイルパン6に溜まった潤滑オイルは、ストレーナー5
5を通して吸い上げられ、オイル送給パイプ56によっ
てオイルクーラー9に送給される。
【0033】オイルクーラー9は、その内部にクーラー
部分9aとフィルター部分9bを内蔵一体化したもの
で、図1に示すように、オイルパン6側面の内側に凹ん
だ箇所でオイルパン6の外面に沿って配置され、図4に
示すように、クランクケース5の下面に直接取付けられ
ている。
【0034】オイルポンプ52からオイルクーラー9に
送給されてきたオイルは、その内部のクーラー部分9a
でウォーターポンプ10から送給されてきた冷却水によ
り冷却されフィルター部分9bで濾過されてから、オイ
ル通路57を通って上方のメインホール58に送給さ
れ、メインホール58からエンジンの各部分に供給され
て、その一部はエンジン上方に配置されているカム位相
角度可変装置8にも送給されている。
【0035】以上に説明したようにウォーターポンプ1
0とオイルポンプ52とオイルクーラー9が関連づけら
れて配置されている本実施例のエンジンによれば、ウォ
ーターポンプ10とオイルポンプ52の中間の高さにオ
イルクーラー9の入出部が位置しているため、ウォータ
ーポンプ10からオイルクーラー9への冷却水通路6
3,64とオイルポンプ52からオイルクーラー9への
オイル通路56を効率よく配管することができて、冷却
水通路やオイル通路が短縮され、オイルの立上がり特性
やオイルクーラーの効率を向上させることができる。
【0036】また、オイルクーラー9は、クーラー部分
9aとフィルター部分9bが一体化したもので、クラン
クケース5の下面に外部から直接取付けることができる
ため、オイルクーラーとオイルフィルターの間に配管を
設ける必要がなく、エンジン本体1にオイルクーラーと
オイルフィルターをコンパクトにまとめて簡単に設置す
ることができる。
【0037】さらに、ウォーターポンプ10とオイルク
ーラー9との間の冷却水通路63,64は、何れも、フ
ロントカバー7やクランクケース5,シリンダブロック
4等のエンジン本体1の構成部材に一体的に形成されて
いるため、冷却水通路としてパイプやホース等の部材を
使用する必要がなく、部品点数を低減することができ、
冷却水通路の配管作業を省略することができる。
【0038】なお、上記の実施例では、ウォーターポン
プ10とオイルポンプ52とオイルクーラー9は何れも
エンジンの前側に配置されているが、必ずしも前側に限
らず、エンジンのどの側であっても同じ側に配置されて
いれば同様の作用効果を奏するものであることはいうま
でもない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したような本発明のエンジンの
部品配置構造によれば、ウォーターポンプとオイルクー
ラーの間の冷却水通路およびオイルポンプとオイルクー
ラーの間のオイル通路を効率よく配管することができ、
冷却水通路やオイル通路を短縮することができて、オイ
ルの立上がり特性やオイルクーラーの効率を向上させる
ことができると共に、冷却水通路としてパイプやホース
等の部材を使用せず、部品点数を低減することができ、
冷却水通路の配管作業を省略することができて、コスト
ダウンを図ることができる。
【0040】さらに、上記の請求項2に記載した構成に
よれば、オイルクーラーとオイルフィルターをコンパク
トにまとめてエンジン本体に簡単に設置でき、オイルク
ーラーとオイルフィルターの間の配管を省略することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例が適用されているエンジン全体
を示す正面図。
【図2】図1に示されたエンジンにおけるカムチェーン
の配置関係を示す説明図。
【図3】本発明のエンジンの部品配置構造の一実施例に
おけるウォーターポンプ,オイルポンプおよびオイルク
ーラーの配置関係を示す説明図。
【図4】図3の矢印A方向から見たエンジン本体に対す
るウォーターポンプとオイルクーラーの配置関係を示す
側面図。
【図5】図3の矢印B方向から見たエンジン本体に対す
るオイルポンプとオイルクーラーの配置関係を示す下面
図。
【図6】ウォーターポンプからエンジン各部への冷却水
の流れを示す説明図。
【符号の説明】
1 エンジン 4 シリンダブロック 5 クランクケース 7 フロントカバー 9 オイルクーラー 9a (オイルクーラーの)クーラー部 9b (オイルクーラーの)フィルター部 10 ウォーターポンプ 22 クランクシャフト 52 オイルポンプ 63 冷却水通路 64 冷却水通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−223637(JP,A) 実開 平1−148022(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01P 11/08 F01P 5/10 F02B 67/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却水を循環させるウォーターポンプ
    と、オイルを循環させるオイルポンプと、オイルを冷却
    水により冷却するオイルクーラーとが設置されているエ
    ンジンにおいて、クランクシャフトよりも上方に設置さ
    れたウォーターポンプと、クランクシャフトよりも下方
    に設置されたオイルポンプと、冷却水やオイルの入出部
    がウォーターポンプとオイルポンプの中間の高さに位置
    するように設置されたオイルクーラーとが、何れもエン
    ジンの同じ側に配置されていると共に、ウォーターポン
    プとオイルクーラーの間の冷却水通路が、エンジン本体
    のフロントカバーとクランクケースとシリンダブロック
    に一体的に形成されていることを特徴とするエンジンの
    部品配置構造。
  2. 【請求項2】 オイルクーラーが、オイルのクーラー部
    とオイルのフィルター部が一体的に内蔵されたものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの部品配
    置構造。
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