JPH089379Y2 - 内燃機関の補機の支持装置 - Google Patents

内燃機関の補機の支持装置

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JPH089379Y2
JPH089379Y2 JP1989122782U JP12278289U JPH089379Y2 JP H089379 Y2 JPH089379 Y2 JP H089379Y2 JP 1989122782 U JP1989122782 U JP 1989122782U JP 12278289 U JP12278289 U JP 12278289U JP H089379 Y2 JPH089379 Y2 JP H089379Y2
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JP
Japan
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alternator
bracket
support
auxiliary machine
engine
Prior art date
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JP1989122782U
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JPH0361130U (ja
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立也 林
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は内燃機関の補機の支持装置に関し、特に補機
支持ブラケットの補機支持部がエンジン本体への取付ボ
ス部から前方へオーバーハングしている補機の支持装置
に関する。
従来の技術 従来の補機の支持装置としては例えば第4〜5図に示
すようなものがある(実開昭63−177635号公報参照)。
第4図は補機支持ブラケットとしてのオルタネータブ
ラケット24を示し、第5図はオルタネータ25のエンジン
への取り付け状態を示す。オルタネータ25は、エンジン
のシリンダブロック22の側面でかつエンジンの前部に、
オルタネータブラケット24を介して取り付けられてい
る。オルタネータブラケット24は、オルタネータ25の搭
載姿勢における下端側を支持する一対の支持アーム23a,
23bを有する。そして、オルタネータ25の回転軸前端に
はオルタネータプーリ21が取り付けられ、該プーリ21と
クランクプーリ26との間にベルト27が張装されている。
また、オルタネータブラケット24は、シリンダブロッ
ク3の側面への取付ボルト用の3個のボルト孔28を有
し、該ボルト孔28の周囲には、取付ボルト用のボス部29
が形成されている。そして、オルタネータ25を支持する
支持アーム23a,23b、特に前方の支持アーム23aは、各ボ
ス部29よりも前方へオーバーハングしている。
考案が解決しようとする課題 しかなから、従来のこのような補機の支持装置にあっ
ては、エンジン前部に位置する支持アーム23aがボス部2
9に対して前方へ大きくオーバーハングして突出してい
るので、該支持アーム23aの支持剛性が低く、車両走行
振動やベルト27の張力によるオルタネータ25の振動の発
生を抑制することが難しい。
なお、この対策として、オルタネータブラケット24に
リブを設けて補強することも考えられるが、レイアウト
上十分なリブ形状が形成できず、振動を十分に抑制でき
ないばかりでなく、支持アーム23aが大きくオーバーハ
ングして突出しているのでリブ形状が複雑となり、オル
タネータブラケット24自体の重量増を招き、しかもオル
タネータブラケット24の形状が複雑なため鋳造欠陥が発
生し易いという問題点がある。
本考案は、このような従来の問題点に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、構造簡単にし
て支持剛性が高い補機の支持装置を提供することにあ
る。
課題を解決するための手段 このため、本考案は、プーリを回転軸の一端に備えた
補機を振動可能に支持する補機支持ブラケットがエンジ
ン本体の側面にボルト結合され、かつ該ブラケットの補
機支持部の少なくとも一部がエンジン本体への取付ボス
部からクランクシャフトの軸方向の一方へオーバーハン
グしている補機の支持装置において、オーバーハング状
態にある前記支持部の上記プーリ側の端部と、エンジン
本体一端部とを、支持部材を介して連結したことを特徴
としている。
作用 補機支持ブラケットの補機支持部が、該ブラケットを
エンジン本体に取り付けるための取付ボス部から一方へ
オーバーハングしているので、補機のプーリ側の端部が
ブラケットとともに振動しようとするが、支持部の端部
が支持部材を介してエンジン本体端部に結合されている
ため、振動は抑制される。
実施例 以下、本考案を図面に基づいて説明する。第1図〜第
3図は、補機としてオルタネータに適用した本考案の一
実施例を示す図で、第1図は斜前方より見た斜視図、第
2図は側面図、第3図は構成部品を分解して図示した分
解図である。
まず構成を説明する。オルタネータ1を取り付けるた
めの補機支持ブラケットとしてのオルタネータブラケッ
ト2は、シリンダブロック3の側面前部に3本のボルト
4及びナット5によって取り付けられている。オルタネ
ータブラケット2は、筒状をなすオルタネータ支持部6
を備えているが、このオルタネータ支持部6は、上記ナ
ット5が配置されるブラケット取付ボス部7に対してシ
リンダブロック3の前方に偏って位置し、その大部分が
上記取付ボス部7より前方へ突出してオーバーハングし
ている。オルタネータ1は、オルタネータブラケット2
のオルタネータ支持部6を該オルタネータ1のブラケッ
ト15,15でもって両側より挟み、かつこれらを貫通した
取付ボルト13とナット14とを締め付けることにより固定
されている。
一方、エンジン本体8を、図示しない車体に取り付け
るエンジンマウンティングブラケット9が、シリンダブ
ロック3前端面に、オルタネータブラケット2と併設さ
れた状態で3本のボルト10で取り付けられている。
そして、金属板製の支持部材11が、エンジンマウンテ
ィングブラケット9の側面9aと、オネタネータブラケッ
ト2の支持部6のオーバーハングしている前端部、すな
わち取付ボス部7の位置から最も離れて突出しているオ
ルタネータ支持部6の端部6aとの間に介装され、オルタ
ネータブラケット2をエンジンマウンティングブラケッ
ト9に結合している。すなわち、支持部材11の一側はエ
ンジンマウンティングブラケット9にボルト12により結
合され、他側はオルタネータ1の取付ボルト13にナット
14で締結されている。
なお、第1図において16はオルタネータプーリ、17は
クランクプーリ、18はベルトで、ベルト18はオルタネー
タ1の上方を支持するアジャスタ19によって張力を調整
できるようになっている。
次に作用を説明する。上記構成においては、オルタネ
ータブラケット2のシリンダブロック3への取り付け位
置であるブラケットボス部7から最も離れたオルタネー
タ支持部6の部位、すなわち、ブラケットボス部7部位
の反対側に位置するオーバーハング側の端部をシリンダ
ブロック3に直接固定したので、オルタネータ支持部6
の剛性が高まり、支持部6が振動しようとすると、その
振動は、シリンダブロック3に固定されている両側から
抑えられる。従ってオルタネータ1の振動が抑制され
る。特に、オルタネータ1は、オルタネータプーリ16に
作用するベルト18の張力によって加振され易いが、支持
部材11によってオルタネータプーリ16側が堅固に支持さ
れるので、オルタネータ1の振動を一層効果的に抑制で
きる。
なお、支持部材11は金属板の簡単なプレスによって製
造が可能であり、更に、オルタネータブラケット2は補
強のために複雑な形状とする必要がないので、鋳造欠陥
発生も防止できる。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、この考案によれば、ク
ランクシャフト軸方向にオーバーハングしている補機支
持ブラケットの端部が支持部材を介してエンジン本体に
固定されるため、該ブラケットの支持部の振動が抑制さ
れ、補機の振動発生を防ぐことができる。特に、ベルト
張力が作用する補機のプーリ側が支持されるため、補機
の振動を一層効果的に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す図で、第1図
は斜前方より見た斜視図、第2図は側面図、第3図は構
成部品を分解して示す分解図、第4図〜第5図は従来例
を示し、第4図はオルタネータブラケット単体を示す斜
視図、第5図はオルタネータのエンジンへの取付状態を
示す図である。 1……オルタネータ、2……オルタネータブラケット、
3……シリンダブロック、6……オルタネータ支持部、
7……取付ボス部、9……エンジンマウンティングブラ
ケット、11……支持部材、12……支持部材取付ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プーリを回転軸の一端に備えた補機を揺動
    可能に支持する補機支持ブラケットがエンジン本体の側
    面にボルト結合され、かつ該ブラケットの補機支持部の
    少なくとも一部がエンジン本体への取付ボス部からクラ
    ンクシャフトの軸方向の一方へオーバーハングしている
    補機の支持装置において、オーバーハング状態にある前
    記支持部の上記プーリ側の端部と、エンジン本体一端部
    とを、支持部材を介して連結したことを特徴とする内燃
    機関の補機の支持装置。
JP1989122782U 1989-10-20 1989-10-20 内燃機関の補機の支持装置 Expired - Lifetime JPH089379Y2 (ja)

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JP1989122782U JPH089379Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 内燃機関の補機の支持装置

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JPH0361130U JPH0361130U (ja) 1991-06-14
JPH089379Y2 true JPH089379Y2 (ja) 1996-03-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0359435B2 (ja) * 1984-03-29 1991-09-10 Fuji Xerox Co Ltd

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3059435U (ja) * 1998-11-30 1999-07-09 有限会社木村製作所 幼児用椅子

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0359435B2 (ja) * 1984-03-29 1991-09-10 Fuji Xerox Co Ltd

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JPH0361130U (ja) 1991-06-14

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