JP2570174Y2 - 作業車のマフラー支持構造 - Google Patents

作業車のマフラー支持構造

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JP2570174Y2
JP2570174Y2 JP158792U JP158792U JP2570174Y2 JP 2570174 Y2 JP2570174 Y2 JP 2570174Y2 JP 158792 U JP158792 U JP 158792U JP 158792 U JP158792 U JP 158792U JP 2570174 Y2 JP2570174 Y2 JP 2570174Y2
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JP
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engine
intermediate portion
muffler
exhaust pipe
support
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JP158792U
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宗之 河瀬
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンバイン等の農作業
車のマフラー支持構造に関し、詳しくは、エンジンの排
気マニホルドとエンジンの横側部に配置した縦向き姿勢
のマフラーとをエンジンの上部を迂回する排気管を介し
て接続し、その排気管の中間部と前記マフラーの中間部
とを支持部材を介してエンジンに支持させてある作業車
のマフラー支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、排気管の中間部とマフラーの中間
部をエンジンで支持するに当たっては、実開平2ー88
828号公報に示されるように、夫々、別々の支持部材
を介してエンジンで支持するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】排気管の支持部材とマ
フラーの支持部材を、夫々、別々にエンジンに取付けな
ければならず、その取付け作業が煩わしいものとなって
おり、又、エンジンに、夫々の支持部材に対するねじ孔
加工を施さなければならず、製作加工が煩わしいものと
なっていた。本考案は、エンジンに対する排気管とマフ
ラーの支持構造の簡素化をはかることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の特徴構成は、エンジンに対する取付部と、排
気管の中間部に対するサポート部、及び、マフラーの中
間部に対するサポート部とを一体的に備えた支持部材を
介して前記排気管の中間部と前記マフラーの中間部とを
エンジンに支持させた点にある。
【0005】
【作用】図1に示すように、排気管9の中間部に対する
サポート部としてのロッド12とマフラー8の中間部に
対するサポート部としてのプレート13とを一体的に備
えた支持部材Aをエンジン1に取付けると、排気管9の
中間部とマフラー8の中間部が一度にエンジン1に支持
される。
【0006】
【考案の効果】上記構成の結果、排気管の中間部とマフ
ラーの中間部に対する支持部材のエンジンに対する取付
け構造の簡素化がはかれ、又、エンジンに対する取付け
用のねじ加工も少なくて済む。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例をコンバインのマフラ
ー支持構造について説明する。コンバインのエンジン1
は、機体前部の右横側部に設けられた操縦部の運転座席
2の下部に配置されており、そのエンジン1は、図1に
示すように、車体フレーム3に対して防振ゴム4を介し
て支持され、図3に示すように、このエンジン1の車体
横外側方にはラジエータ5が配置され、そして、車体の
後部側に吸気マニホールド6が、車体の前部側に排気マ
ニホールド7が位置するように前記エンジン1が配置さ
れている。そして、エンジン1の排気マニホールド7と
エンジン1の横側部、つまり、機体の後部側に配置した
縦向き姿勢のマフラー8とを、図1に示すように、エン
ジン1の上部を迂回する排気管9を介して接続してあ
り、その排気管9の中間部と前記マフラー8の中間部と
を、支持部材Aを介してエンジン1の出力軸1a側、つ
まり、機体内方側に設けたリヤエンドプレート10に支
持させてある。
【0008】図2に示すように、前記支持部材Aは、エ
ンジン1のリヤエンドプレート10に対する取付部とし
てのブラケット11と、排気管9の中間部に対するサポ
ート部としてのロッド12と、マフラー8の中間部に対
するサポート部としてのプレート13とからなり、前記
ブラケット11は、リヤエンドプレート10に対してボ
ルト14を介して取付けられ、前記ロッド12は、前記
ブラケット11に対して溶接固着され、前記プレート1
3は、前記ブラケット11に対してボルト15を介して
取付けられている。前記ブラケット11は、リヤエンド
プレート10に対して長孔16を介して車体上下方向に
位置調節可能に取付けられ、又、前記プレート13は、
前記ブラケット11に対して長孔17を介して車体左右
方向に位置調節可能に取付けられている。そして、前記
排気管9の中間部は、前記ロッド12に対してU字状ボ
ルト18を介して固定連結され、そして、前記マフラー
8の中間部も、前記プレート13に対してU字状ボルト
19を介して固定連結されている。前記ブラケット11
を、前記リヤエンドプレート10に固定するボルト14
は、ボルト頭が六角軸からなり、その六角軸の頭部に、
ベルト押さえ金具20がボルト21連結されている。
又、前記ロッド12の中間部には、前記エンジン1の側
面に設けた油圧ポンプ22からの配管23を支持するホ
ルダ24を固着連結してある。前記支持部材Aを、エン
ジン1のリヤエンドプレート10に取付るに当たって
は、ブラケット11に対してプレート13を予めボルト
連結しておき、位置修正がある場合には、後に位置修正
を行うこととなる。
【0009】〔別実施例〕 上記実施例では、ブラケット11に対してプレート13
を位置調節可能なようにボルト連結したが、位置調節不
能に溶接固着しておいても良い。また、排気管9の中間
部とマフラー8の中間部をエンジン1で支持するに当た
って、図4に示すように、エンジン1のリヤエンドプレ
ート10に対する取付部としてのブラケット11に、排
気管の中間部に対するサポート部としてのプレート25
と、マフラー8の中間部に対するサポート部としてのプ
レート26を一体的に備えたロッド27を溶接固着して
構成しても良い。
【0010】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】機体内方から見たエンジンの支持構造を示す側
面図
【図2】支持部材の分解斜視図
【図3】エンジン、排気管等の配置を示す平面図
【図4】別の実施例を示す支持部材の側面図
【符号の説明】
1 エンジン 7 排気マニホールド 8 マフラー 9 排気管 11 取付部 12 サポート部 13 サポート部 A 支持部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(1)の排気マニホールド
    (7)とエンジン(1)の横側部に配置した縦向き姿勢
    のマフラー(8)とをエンジン(1)の上部を迂回する
    排気管(9)を介して接続し、その排気管(9)の中間
    部と前記マフラー(8)の中間部とを支持部材を介して
    エンジン(1)に支持させてある作業車のマフラー支持
    構造において、エンジン(1)に対する取付部(11)
    と、排気管(9)の中間部に対するサポート部(1
    2)、及び、マフラー(8)の中間部に対するサポート
    部(13)とを一体的に備えた支持部材(A)を介して
    前記排気管(9)の中間部と前記マフラー(8)の中間
    部とをエンジン(1)に支持させてある作業車のマフラ
    ー支持構造。
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JP2019142431A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 いすゞ自動車株式会社 ヒートプロテクタ取付構造
JP7206598B2 (ja) * 2018-02-23 2023-01-18 いすゞ自動車株式会社 パイプ取付構造

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