JPH0247129A - エポキシ樹脂の精製法 - Google Patents

エポキシ樹脂の精製法

Info

Publication number
JPH0247129A
JPH0247129A JP19809288A JP19809288A JPH0247129A JP H0247129 A JPH0247129 A JP H0247129A JP 19809288 A JP19809288 A JP 19809288A JP 19809288 A JP19809288 A JP 19809288A JP H0247129 A JPH0247129 A JP H0247129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
alcohol
acid
added
impurities
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19809288A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2702515B2 (ja
Inventor
Hisanao Yamamoto
久尚 山本
Akihiro Izumi
昭宏 和泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Epoxy Co Ltd
Original Assignee
Asahi Ciba Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Ciba Ltd filed Critical Asahi Ciba Ltd
Priority to JP63198092A priority Critical patent/JP2702515B2/ja
Publication of JPH0247129A publication Critical patent/JPH0247129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2702515B2 publication Critical patent/JP2702515B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はエポキシ樹脂の精製法に関するものである。さ
らに詳しくいえば、本発明は、特に半導体素子などの電
子部品の封止用樹脂として好適なハロゲン不純物の少な
いエポキシ樹脂を簡単に、生産性よく得るためのエポキ
シ樹脂の工業的精製法に関するものである。
従来の技術 エポキシ樹脂は優れた特性を有することから、種々の応
用分野において利用されているが、近年、エレクトロニ
クス分野の急速な発展に伴い、半導体素子などの電子部
品の封止材としても利用されるようになってきた。
ところがこの分野においては、半導体の集積回路の密度
が上がるに従って、封止材料に対してもより高度な品質
が要求されるようになってきた。
従来この目的に対してはビスフェノール型エポキシ樹脂
、あるいはノボラックエポキシ樹脂に各種無機フィラー
とフェノール樹脂などの硬化剤を混合した熱硬化性樹脂
組成物が用いられていた。
しかしながら、近年、不良発生の原因となる集積回路の
金属の腐食が封止材として用いられるエポキシ樹脂中の
塩素に起因することが明らかとなり、そのため、塩素含
有量の少ないエポキシ樹脂を得ようとする試みが種々な
されている。
通常エポキシ樹脂はフェノール性水酸基を有するビスフ
ェノールA又はノボラック樹脂などとエピクロルヒドリ
ンなどのエピハロヒドリンとを酸又は塩基性触媒の存在
下にて反応せしめ、生成したハロヒドリンエーテルをさ
らに水酸化ナトリウムなどの水酸化アルカリ金属を用い
て脱ハロゲン化水素を行うことにより製造されている。
ところが、フェノール性水酸基とエビハロヒドリンとの
反応において好ましくない副反応を生じ、−Sのハロゲ
ンは、水酸化アルカリによって比較的容易に脱ハロゲン
化しうるハロヒドリンエーテルとはならず、エポキシ樹
脂内に結合したハロゲン不純物として残留する。このハ
ロゲンは、次の構造式に示すようにエポキシ樹脂内に結
合していることが知られている。
(ただしXはハロゲン原子である) このようなハロゲン不純物は、洗浄、吸着などの物理的
な処理方法によって除去することは不可能である。また
、水酸化アルカリなどを用いて過酷な条件下において脱
ハロゲン化水素を行うことも可能であるが、この場合、
エポキシ樹脂のグリシジル基にも作用し、開環重合反応
の結果、ゲル化や高分子化などを起こし、結果としてグ
リシジル基の多くを失うことになる。
したがって、エピクロロヒドリンを原料とする一般に市
販されているエポキシ樹脂は500〜2000ppmの
結合した塩素不純物を含んでおり、このようなエポキシ
樹脂を原料にして製造された封止材で封止された半導体
集積回路は、長期の使用において水分の侵入を受け、遊
離した塩素によって集積回路の金属が腐食を受けること
になる。
一方、このようなハロゲン不純物をさらに低減するため
に、フェノール類とエピクロルヒドリン及びアルカリ金
属水酸化物より多価フェノールのグリシジルエーテル化
合物を製造する方法において、アルコールを共存させる
方法(特開昭54−90400号公報)、環状又は直鎖
状エーテル化合物を共存させる方法(特開昭58−18
9223号公報)、環状又は直鎖状のエーテル化合物と
非プロトン性極性溶媒を併用する方法(特開昭60−3
1516号公報)などが提案されている。しかしながら
、これらの方法によって得られるエポキシ樹脂には、不
純物としてまだかなりの量の有機塩素化合物が含まれて
おり、必ずしも効果が十分であるとはいえない。
また、これらの溶媒の併用は、過剰に存在するエピクロ
ルヒドリンと共存しているため、回収されるエピクロル
ヒドリン中の有機塩素化合物の加水分解副生物の分離が
困難で、該エピクロルヒドリンの純度が低下するのを免
れない上、副生ずる反応生成水中への溶媒の損失をもた
らすなどの問題がある。
また、エポキシ樹脂にアルカリを加えて脱ハロゲン化す
る反応において、非プロトン性極性溶媒を共存させる方
法が提案されている(特開昭62−187718号公報
、特開昭62−235314号公報)。しかしながら、
これらの方法においては、ハロゲン含有量は低減しうる
が、多量の溶媒を用いるために、エポキシ樹脂の回収率
が低くなったり、溶媒の回収のために長時間を要するな
ど、生産性が低く、工業的に不利である。
発明が解決しようとする課題 本発明は、このような事情のもとで、エポキシ樹脂中の
ハロゲン含有量を効率よく低減しうる、生産性に優れた
エポキシ樹脂の工業的精製法を提供することを目的とし
てなされたものである。
課題を解決するための手段 本発明者らは、エポキシ樹脂中のハロゲンを効率よく低
減させる方法について鋭意研究を重ねた結果、ハロゲン
不純物を含む、高分子量化反応性水酸基をもつエポキシ
樹脂に、非プロトン性極性溶媒を特定の割合で添加した
のち、この溶液に塩基を加えることにより、前記目的を
達成しうろことを見い出し、この知見に基づいて本発明
を完成するに至った。
すなわち、本発明は、ハロゲン不純物を含む、1分子当
り平均0.13個以下の高分子量化反応性水酸基をもつ
エポキシ樹脂100重量部に対して、非プロトン性極性
溶媒1重量部以上60重量部未満を添加し、次いでこの
溶液に塩基を加えて反応させ、該エポキシ樹脂からハロ
ゲン不純物を除去することを特徴とするエポキシ樹脂の
精製法を提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明方法において用いられるエポキシ樹脂は、1分子
当りに含まれる高分子量化反応性水酸基の平均個数が0
.13以下、好ましくは0.10以下、より好ましくは
帆08以下のものである。ここでいう高分子量化反応性
水酸基とは、該エポキシ樹脂中に含まれるすべての水酸
基から、式 で示される塩基によって容易に脱ノ)ロゲン化反応を起
こすハロヒドリン構造に含まれる水酸基を差し引いたも
のを意味する。
また、本発明で用いるエポキシ樹脂中のハロゲンの含有
量については特に制限はないが、ハロゲンの含有量が少
なければ少ないほど良い結果が得られる。なお、一般に
市販されているフェノール類とエピクロルヒドリンとの
反応によって得られたエポキシ樹脂は、塩素含有量が通
常0,1〜2重量%程度であるが、もちろんこのような
ものも本発明により精製することができる。
本発明方法に精製されるべきエポキシ樹脂としては、例
えばフェノール類とエピハロヒドリンとの反応によって
得られるフェノール型エポキシ樹脂、アルコール類とエ
ピハロヒドリンとの反応によって得られるアルコール型
エポキシ樹脂、カルボン酸とエピハロヒドリンとの反応
によって得られるエステル型エポキシ樹脂、アミン化合
物とエピハロヒドリンとの反応によって得られるアミン
をエポキシ樹脂、イミド化合物とエピハロヒドリンとの
反応によって得られるイミド型エポキシ樹脂などが挙げ
られる。
該フェノール型エポキシ樹脂としては、例えばフェノー
ル、オルソクレゾール、メタクレゾール、バラクレゾー
ル、ジフェノールメタン(ビスフェノールF)、ジフェ
ノールプロパン(ビスフェノールA)、テトラブロムビ
スフェノールA1ジヒドロキシナフタレン化合物、フェ
ノールノボラック、臭素化フェノールノボラック、クレ
ソールノポラック、臭素化クレゾールノボラックなどの
フェノール類から誘導されるエポキシ樹脂が挙げられる
。アルコール型エポキシ樹脂としては、例えばメチルア
ルコール、エチルアルコール、プロピルアルコ−/lz
、 ブチルアルコール、ペンチルアルコール、ヘキシル
アルコーノ呟ヘプチルアルコール、オクチルアルコール
、ノニルアルコール、デシルアルコール、ラウリルアル
コール、エチニルアル’j−J呟プロペニルアルコール
、ブテニルアルコール、ペンテニルアルコール、ヘキセ
ニルアルコ−)呟へブテニルアルコール、オクテニルア
ルコール、ノネニルアルコール、テセニルアルコール、
エチニルアルコール、プロビニルアルコール、ブチニル
アルコール、ペンチニルアルコール、ヘキシニルアルコ
ール、オクテニルアルコール、ノニニルアルコーノ呟デ
シニルアルコール、シクロプロピルアルコール、シクロ
ペンチルアルコール、シクロヘキシルアルコール、アリ
ルアルコール、ベンジルアルコール、置換ベンジルアル
コール、ソルビトール、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ブタン
ジオール、ベンタンジオール、ヘキサンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、トリメチロールプロパン、グリセ
リン、ポリグリセロール、ペンタエリトリトール水添ビ
スフェノールA1水添ビスフエノールFなどのアルコー
ル類から誘導されるエポキシ樹脂が挙げられる。
エステル型エポキシ樹脂としては、例えばギ酸、酢酸、
プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸
、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデシル
酸、ラウリン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リルン酸
、安息香酸、7タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、
アレイン酸、フマル酸、タイマー酸、シュウ酸、マロン
酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、
スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ブラシル酸、
デカンジカルボン酸、ウンデカンジカルボン酸、ドデカ
ンジカルボン酸などのカルボン酸から誘導されるエポキ
シ樹脂が挙げられる。アミン型エポキシ樹脂としては、
例えばジアミノジフェニルメタン、p−アミンフェノー
ル、m−アミノフェノール、アニリン、トルイジン、m
−キシリレンジアミン、トリブロモアニリン、ビスアミ
ノメチルシクロヘキサンなどのアミン類から誘導される
エポキシ樹脂が挙げられ、イミド型エポキシ樹脂として
は、例えばマレイミド、7タルイミド、ピロメリットジ
イミドなどのイミド類から誘導されるエポキシ樹脂が挙
げられる。
前記エポキシ樹脂以外に、例えばジャーナル・オブ・ア
プライド・ポリマー・サイエンス、第19巻、第609
〜617ページ(1975年発行)に記載されているよ
うなエポキシ樹脂中のアルコール性水酸基をさらにグリ
シジル化した多官能エポキシ樹脂なども用いることがで
きる。
本発明において使用される非プロトン性極性溶媒として
は、例えば、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキ
シド、ジプロピルスルホキシド、ジブチルスルホキシド
、ジフェニルスルホキシド、ジベンジルスルホキシド、
メチルエチルスルホキシド、メチルプロピルスルホキシ
ド、ジ−p−クロロフェニルスルホキシド、ジ−トリル
スルホキシド、エチルベンジルスルホキシドなどのスル
ホキシド化合物、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸イソ
プロピル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸seeブ
チル、酢酸ペンチル、酢酸インペンチル、3−メトキシ
ブチルアセタート、プロピオン酸メチル、プロピオン酸
エチル、プロピオン酸ブチノ呟グロビオン酸インペンチ
ル、酪酸エステノ呟イソ酪酸エステル、イソ吉草酸エス
テルなどのエステル化合物、アセトン、メチルエチルケ
トン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、2−ヘキサノ
ン、メチルイソブチルケトン、2−ヘプタノン、4−ヘ
プタノン、ジイソブチルケトン、アセトニトリルアセト
ン、メシチルオキシド、ホロン、イソホロン、シクロヘ
キサノン、メチルシクロヘキサノン、アセトフェノンな
どのカルボニル化合物、N、N−ジメチルホルムアミド
、N、N−ジエチルホルムアミド、N、N、N’ 、N
’−テトラメチル尿素、N−メチルピロリドンなどのN
、N−二置換アミド化合物、ジエチルエーテル8、ジイ
ソプロピルエーテル、ジプロピルエーテル、アニソール
、ジベンジルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ンなどのエーテル化合物などが挙げられるが、これらの
中で特にスルホキシド化合物が好ましい。
本発明方法における前記エポキシ樹脂と非プロトン性極
性溶媒との使用割合については、エポキシ樹脂100重
量部に対し、非プロトン性極性溶媒を1重量部以上60
重量部未満、好ましくは10〜50重量部、より好まし
くは20〜50重量部の割合で用いることが必要である
。該非プロトン性極性溶媒の使用量が1重量部未満では
脱ハロゲン化が十分でないし60重量部以上になるとエ
ポキシ樹脂の回収に時間を要したり、生産性が低下する
など工業的に不利となる。
本発明方法において用いられる塩基としては、例えば水
酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど
のアルカリ金属水酸化物、水酸化バリウム、水酸化マグ
ネシウム、水酸化カルシウムなどのアルカリ土類金属水
酸化物、テトラメチルアンモニウムヒドロオキシド、テ
トラエチルアンモニウムヒドロオキシド、テトラプロピ
ルアンモニウムヒドロオキシド、テトラブチルアンモニ
ウムヒドロオキシドなどのテトラアルキルアンモニウム
ヒドロオキシド類、テトラメチルホスホニウムヒドロオ
キシド、テトラエチルホスホニウムヒドロオキシド、テ
トラプロピルホスホニウムヒドロオキシド、テトラブチ
ルホスホニウムオキシドなどのテトラアルキルホスホニ
ウムヒドロオキシド類、テトラエチルアンモニウムヒド
ロオキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロオキシド
、テトラプロピルアンモニウムヒドロオキシド、テトラ
エチルアンモニウムヒドロオキシドなどのテトラアルキ
ルアルセニウムヒドロオキシド類、リチウムメトキシド
、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、リチウ
ムエトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキ
シド、リチウムプロポキシド、ナトリウムエトキシド、
カリウムプロポキシド、リチウムブトキシド、ナトリウ
ムブトキシド、カリウムブトキシドなどのアルコキシ異
性体を含む、アルカリ金属アルコキシド類などが挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
これらの塩基の使用量は、エポキシ樹脂に含有されるハ
ロゲンに対し、通常0.5〜20当量の範囲で選ばれる
が、塩基を多量に用いるとグリシジル基がそこなわれや
すくなるので、好ましくは含有されるハロゲンに対し、
0.5〜10当量、特に好ましくは0.5〜2当量の範
囲で選ばれる。
前記非プロトン性極性溶媒は単独で用いてもよいし、2
種以上を組み合わせて用いてもよく、また他種溶媒と混
合して用いてもよい。他種溶媒としては、例えばベンゼ
ン、トルエンなどの芳香族炭化水素、アセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類
、ジエチルエーテル どのエーテル類、メチルアルコール、エチルアルコーノ
呟プロピルアルコール、ブチルアルコールなどのアルコ
ール類などが挙げられ、これらは1種用いてもよいし、
2m以上組み合わせて用いてもよい。
これらの他種溶媒の使用量が重量基準で非プロトン性極
性溶媒量に対し5倍以下であれば、本発明の効果がそこ
なわれることはない。
反応温度は通常lO〜180°Cの範囲で選ばれるが、
温度が高すぎるとグリシジル基がそこなわれやすくなる
ので、好ましくは10〜120°Cの範囲で選ばれる。
反応液からエポキシ樹脂を回収分離する方法としては、
反応液にベンゼン、トルエン、キシレン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトンなどの溶剤を加え、ろ
過又は水洗あるいはその両方により不純物を除去したの
ち、減圧やスチームストリッピングなどによりエポキシ
樹脂を回収する方法、あるいは反応液を減圧下で加熱し
て、非プロトン性極性溶媒や他種溶媒を除去したのち、
ベンゼン、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、ジオキサンなどの溶剤に溶か
し、次いで生成した塩をろ過したのち、減圧やスチーム
ストリッピングなどによりエポキシ樹脂を回収する方法
などが挙げられる。
発明の効果 本発明方法によると、エポキシ樹脂中のグリシジル基を
そこなうことなく、ハロゲン含有量を低減することがで
きるとともに、非プロトン性極性溶媒の使用量が少ない
ために、生産性が向上し、工業的に極めて有利である。
また本発明で得られたエポキシ樹脂は、ハロゲン含量が
低いので例えばエレクトロニクス分野における半導体素
子などの封止材、導電性ペースト材や発光ダイオード接
着剤などの電子部品材料などの原料として好適に用いら
れる。
実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はこれらの例によってなんら限定するものではない
なお、例中の各特性は次の測定法に従って求めた。
(1)  エポキシ価 エポキシ価はエポキシ樹脂100g中に含まれるエポキ
シ基の当量数で定義され、JIS K−7236に準拠
して求めた。
(2)易加水分解性塩素量 試料1gを50mf2のトルエンに溶解し、これに0、
1N KOH−メタノール溶液20mQを加えて15分
間煮沸したのち、硝酸銀で滴定した。
(3)全塩素量 試料1gを25mQのエチレングリコールモツプチルエ
ーテルに溶解し、これにINKOH−プロピレングリコ
ール溶液’25mQを加えて20分間煮沸したのち、硝
酸銀で滴定した。
(4)結合塩素量 全塩素量から易加水分解性塩素量を差し引いた値で狐わ
される。
(5)高分子量化反応性水酸基価 樹#100.中に含まれる、すべての水酸基の当量数か
ら、ハロヒドリン構造由来の水酸基の当量数を差し引い
た数で定義され、次式により計算により求めた。
ストを行い、塩化アセチル反応当f価Ceq/100g
)を求めた。
(6) 1分子に含まれる高分子量化反応性水酸基の平
均個数 次式に従い、計算により求めた。
(高分子量化反応性水酸基価)X(数平均分子量)該式
中の塩化アセチル反応当量価は、樹脂10hと反応する
塩化アセチルの当量数で定義され、次のようにして測定
した。
樹脂を秤量してフラスコに入れ、ジオキサンで溶解させ
、これに、1.5N塩化アセチル−トルエン溶液を加え
、0°Cに冷却したのち、ピリジンを加え60°Cで1
時間反応させる。反応完結後、フラスコを氷水で冷却し
、蒸留水を加え過剰の塩化アセチルを分解したのち、冷
アセトンを加え、クレゾールレッド指示薬を滴下し、0
.5NのNaOH/エタノール溶液で滴定を行う。同時
に、プランクチただし、数平均分子量(Mn)は、式 により求めた値である。
(7)粘 度 キャノンフェンスケ粘度管を使用し、JIS K−72
34に準拠して求めた。
また、第1表に使用したエポキシ樹脂のエポキシ価、結
合塩素量、易加水分解性塩素量、1分子に含まれる高分
子量反応性水酸基の平均個数及び粘度を示した。
実施例1〜18 反応はすべて同一の反応装置を使用した。すなわち、温
度計、かくはん翼、反応系中から蒸発する蒸気を冷却液
化するための還流冷却器及び塩基を投入するために除去
のできるガラス栓を有する容量112のバッフル付セパ
ラブルフラスコを用い、第1表、第2表に示す種類と量
のエポキシ樹脂と溶媒とを混合したのち、第2表に示す
反応の温度に調節した。次にこの溶液に、第2表に示す
種類と量の塩を加え、該表に示す時間反応させたのち、
得られた反応溶液をトルエンに溶解し、副生塩とスルホ
キシド化合物を水洗により、除去後、トルエンを蒸留に
より除去した。
このようにして回収されたエポキシ樹脂のエポキシ価、
易加水分解性塩素量、結合塩素量及び粘度を求めた。そ
の結果を第3表に示す。
比較例1〜6 反応装置は、実施例1と同一のものを用いた。
第1表、第2表に示す種類と量のエポキシ樹脂、溶媒、
塩基を使用し、第2表に示す反応条件で実施した以外は
、実施例1と全く同じ操作を行った。
結果を第3表に示す。
これらの結果から明らかなように、比較例1ではエポキ
シ樹脂と溶媒の混合比率を重量基準で7=3としたとこ
ろ、回収されたエポキシ樹脂の粘度が32000センチ
ポイズにまで異常上昇し、液状樹脂としての特徴が著し
くそこなわれてしまった。また比較例2では結合塩素量
、粘度がそれぞれ182ppm、 15000センチボ
イズと共に低いエポキシ樹脂を回収することができたも
のの、多量の溶媒を必要とした。これに対し、実施例1
では、エポキシ樹脂と溶媒の混合比率を重量基準で8:
2まで、溶媒使用量を低減してもなお、結合塩素量、粘
度がそれぞれ、240ppm、 10700センチポイ
ズと共に低いエポキシ樹脂を回収することができた。
さらに、実施例】6と比較例4では同一の反応条件であ
るが、原料エポキシ樹脂粘度は実施例16よりも比較例
4の方が低いにもかかわらず、反応、回収後のエポキシ
樹脂粘度は、実施例の方が低い。
以上から本発明方法の効果は明らかである。
第 表 手 続 補 正 書 平成1年1 0月5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ハロゲン不純物を含有する、1分子当り平均0.1
    3個以下の高分子量化反応性水酸基をもつエポキシ樹脂
    100重量部に対して、非プロトン性極性溶媒1重量部
    以上60重量部未満を添加し、次いでこの溶液に塩基を
    加えて反応させ、該エポキシ樹脂からハロゲン不純物を
    除去することを特徴とするエポキシ樹脂の精製法。
JP63198092A 1988-08-10 1988-08-10 エポキシ樹脂の精製法 Expired - Lifetime JP2702515B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63198092A JP2702515B2 (ja) 1988-08-10 1988-08-10 エポキシ樹脂の精製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63198092A JP2702515B2 (ja) 1988-08-10 1988-08-10 エポキシ樹脂の精製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0247129A true JPH0247129A (ja) 1990-02-16
JP2702515B2 JP2702515B2 (ja) 1998-01-21

Family

ID=16385367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63198092A Expired - Lifetime JP2702515B2 (ja) 1988-08-10 1988-08-10 エポキシ樹脂の精製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2702515B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002194056A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Nippon Kayaku Co Ltd エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JP2007277498A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Toto Kasei Co Ltd エポキシ樹脂の精製方法
JP2013100385A (ja) * 2011-11-07 2013-05-23 Asahi Kasei E-Materials Corp エポキシ樹脂の製造方法及び該製造方法を用いて得られたエポキシ樹脂
JP2013100384A (ja) * 2011-11-07 2013-05-23 Asahi Kasei E-Materials Corp エポキシ樹脂の製造方法及び該製造方法を用いて得られたエポキシ樹脂
JP2013194193A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Nippon Steel & Sumikin Chemical Co Ltd エポキシ樹脂硬化性組成物及びその硬化物
CN114989396A (zh) * 2022-07-20 2022-09-02 杜彪 一种通过MOFs材料去除环氧树脂中有机氯杂质的方法
CN115073648A (zh) * 2022-07-20 2022-09-20 杜彪 一种环氧树脂除氯用极性吸附剂及其制备方法、应用

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58134112A (ja) * 1982-02-04 1983-08-10 Mitsubishi Petrochem Co Ltd ポリグリシジルエ−テルの可鹸化塩素含量の低減方法
JPS59206430A (ja) * 1983-04-07 1984-11-22 ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー エポキシ化生成物の加水分解可能塩化物含量を減少せしめる方法
JPS62500793A (ja) * 1984-11-19 1987-04-02 ザ ダウ ケミカル カンパニ− エポキシ樹脂の全ハロゲン化物含量低下方法
JPS62187718A (ja) * 1986-02-13 1987-08-17 Asahi Chiba Kk エポキシ樹脂中の塩素除去方法
JPS62205069A (ja) * 1986-02-20 1987-09-09 チバ−ガイギ− アクチエンゲゼルシヤフト グリシジル化合物の塩素含有量の減少方法
JPS62235314A (ja) * 1986-04-05 1987-10-15 Toto Kasei Kk エポキシ樹脂の精製方法
JPH01108219A (ja) * 1987-10-21 1989-04-25 Mitsui Petrochem Ind Ltd エポキシ樹脂の精製方法
JPH01126320A (ja) * 1987-08-13 1989-05-18 Dow Chem Co:The エポキシ樹脂の脂肪族ハロゲン化物含量を低下させる方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58134112A (ja) * 1982-02-04 1983-08-10 Mitsubishi Petrochem Co Ltd ポリグリシジルエ−テルの可鹸化塩素含量の低減方法
JPS59206430A (ja) * 1983-04-07 1984-11-22 ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー エポキシ化生成物の加水分解可能塩化物含量を減少せしめる方法
JPS62500793A (ja) * 1984-11-19 1987-04-02 ザ ダウ ケミカル カンパニ− エポキシ樹脂の全ハロゲン化物含量低下方法
JPS62187718A (ja) * 1986-02-13 1987-08-17 Asahi Chiba Kk エポキシ樹脂中の塩素除去方法
JPS62205069A (ja) * 1986-02-20 1987-09-09 チバ−ガイギ− アクチエンゲゼルシヤフト グリシジル化合物の塩素含有量の減少方法
JPS62235314A (ja) * 1986-04-05 1987-10-15 Toto Kasei Kk エポキシ樹脂の精製方法
JPH01126320A (ja) * 1987-08-13 1989-05-18 Dow Chem Co:The エポキシ樹脂の脂肪族ハロゲン化物含量を低下させる方法
JPH01108219A (ja) * 1987-10-21 1989-04-25 Mitsui Petrochem Ind Ltd エポキシ樹脂の精製方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002194056A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Nippon Kayaku Co Ltd エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JP2007277498A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Toto Kasei Co Ltd エポキシ樹脂の精製方法
JP2013100385A (ja) * 2011-11-07 2013-05-23 Asahi Kasei E-Materials Corp エポキシ樹脂の製造方法及び該製造方法を用いて得られたエポキシ樹脂
JP2013100384A (ja) * 2011-11-07 2013-05-23 Asahi Kasei E-Materials Corp エポキシ樹脂の製造方法及び該製造方法を用いて得られたエポキシ樹脂
JP2013194193A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Nippon Steel & Sumikin Chemical Co Ltd エポキシ樹脂硬化性組成物及びその硬化物
CN114989396A (zh) * 2022-07-20 2022-09-02 杜彪 一种通过MOFs材料去除环氧树脂中有机氯杂质的方法
CN115073648A (zh) * 2022-07-20 2022-09-20 杜彪 一种环氧树脂除氯用极性吸附剂及其制备方法、应用
CN114989396B (zh) * 2022-07-20 2023-09-19 智仑超纯环氧树脂(西安)有限公司 一种通过MOFs材料去除环氧树脂中有机氯杂质的方法
CN115073648B (zh) * 2022-07-20 2024-02-13 智仑超纯环氧树脂(西安)有限公司 一种环氧树脂除氯用极性吸附剂及其制备方法、应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP2702515B2 (ja) 1998-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6794478B2 (en) Preparing epoxy resin by distilling two fractions to recover and reuse epihalohydrin without glycidol
US4778863A (en) Preparation of epoxy resins having low undesirable halogen content
JP2003516399A (ja) 加水分解性ハロゲン化物および他の高分子量材料を含有する材料をエピハロヒドリン誘導エポキシ樹脂から除去する方法
JP5951963B2 (ja) エポキシ樹脂の製造方法及び該製造方法を用いて得られたエポキシ樹脂
JPH0247129A (ja) エポキシ樹脂の精製法
US4785061A (en) Method for reducing the aliphatic halide content of epoxy resins using a solvent mixture including a polar aprotic solvent
JP3315436B2 (ja) ビフェノール骨格含有エポキシ樹脂の製造方法
JP3044412B2 (ja) 高純度エポキシ樹脂の製造方法
JP5951962B2 (ja) エポキシ樹脂の製造方法及び該製造方法を用いて得られたエポキシ樹脂
JP5905709B2 (ja) エポキシ樹脂の製造方法及び該製造方法を用いて得られたエポキシ樹脂
WO1995011266A1 (en) METHOD TO INCREASE THE LEVEL OF α-GLYCOL IN LIQUID EPOXY RESIN
JPS6031517A (ja) エポキシ樹脂の製造法
JPS62235314A (ja) エポキシ樹脂の精製方法
GB2212157A (en) Glycidyl ethers of phenolic compounds and epoxy resins derived therefrom
JP3458465B2 (ja) 高純度エポキシ樹脂の製造方法
JP2000239346A (ja) エポキシ化合物の精製方法
JPS6226647B2 (ja)
JPS6350361B2 (ja)
JPH0832697B2 (ja) ポリグリシジルアミノ化合物の製造方法
KR100339702B1 (ko) 에폭시수지의정제방법
JPH0312088B2 (ja)
JP4196627B2 (ja) エポキシ樹脂の製造方法
JP4874494B2 (ja) エポキシ樹脂の製造方法
KR0139273B1 (ko) 고순도 노보락 에폭시 수지의 제조방법
JPS6335171B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term