JPH0242054Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0242054Y2 JPH0242054Y2 JP1984069222U JP6922284U JPH0242054Y2 JP H0242054 Y2 JPH0242054 Y2 JP H0242054Y2 JP 1984069222 U JP1984069222 U JP 1984069222U JP 6922284 U JP6922284 U JP 6922284U JP H0242054 Y2 JPH0242054 Y2 JP H0242054Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- holder device
- brush holder
- rotating electrical
- rotating electric
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
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Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は回転電機のブラシホルダ装置に関す
る。
る。
従来、この種の回転電機のブラシホルダ装置は
実開昭52−156906号公報に開示されているように
構成されていた。この従来のブラシホルダ装置を
第１図および第２図を参照して説明する。第１図
において、１は直流電動機の整流子、２はブラ
シ、５は基板、７はブラシスプリング、８は保持
器、９は電機子、１０はＦコイル、１１は継鉄、
１２はポール、１３はエンドブラケツトをそれぞ
れ示している。
実開昭52−156906号公報に開示されているように
構成されていた。この従来のブラシホルダ装置を
第１図および第２図を参照して説明する。第１図
において、１は直流電動機の整流子、２はブラ
シ、５は基板、７はブラシスプリング、８は保持
器、９は電機子、１０はＦコイル、１１は継鉄、
１２はポール、１３はエンドブラケツトをそれぞ
れ示している。
第１図に示された従来装置において、Ｆコイル
１０およびブラシ２に電源電圧が印加され、整流
子１を介して電機子９がＦコイル１０と共に通電
付勢され、電機子が回転する。この従来装置にお
いて、ブラシ保持装置は必要な改良がなされ、こ
れは第２図に示されている。第２図において、３
はブラシ保持装置、４は固定ピン、１４はブラシ
リード線（ピグテール）をそれぞれ示し、これら
以外は第１図に示された装置の構成部分と同様で
あり、同一の参照符号を付してその説明を省略す
る。この改良されたブラシ保持装置では、該保持
装置３自身の有する弾性力でブラシ２と整流子１
との間の摺接荷重が得られる。
１０およびブラシ２に電源電圧が印加され、整流
子１を介して電機子９がＦコイル１０と共に通電
付勢され、電機子が回転する。この従来装置にお
いて、ブラシ保持装置は必要な改良がなされ、こ
れは第２図に示されている。第２図において、３
はブラシ保持装置、４は固定ピン、１４はブラシ
リード線（ピグテール）をそれぞれ示し、これら
以外は第１図に示された装置の構成部分と同様で
あり、同一の参照符号を付してその説明を省略す
る。この改良されたブラシ保持装置では、該保持
装置３自身の有する弾性力でブラシ２と整流子１
との間の摺接荷重が得られる。
従来の回転電機のブラシ保持装置は叙上の如く
構成されていたが、ポール１２とブラシ２とのな
す角θ（３図）は電気特性の最良角に設定保持す
る必要があつたにもかかわらず、ポールとブラシ
との間の位置決め精度が充分でないという欠点が
あつた。
構成されていたが、ポール１２とブラシ２とのな
す角θ（３図）は電気特性の最良角に設定保持す
る必要があつたにもかかわらず、ポールとブラシ
との間の位置決め精度が充分でないという欠点が
あつた。
本考案は前述したような従来の欠点を改良する
ためになされたもので、ブラシ保持器を継鉄に位
置決め固定することで以下に述べる優れた効果を
有する回転電機のブラシ保持装置を堤供するもの
である。
ためになされたもので、ブラシ保持器を継鉄に位
置決め固定することで以下に述べる優れた効果を
有する回転電機のブラシ保持装置を堤供するもの
である。
以下、本考案の実施例につき図面を参照して説
明する。
明する。
第４図ないし第６図には、本考案の一実施例に
係る回転電機のブラシ保持装置が示されている。
第４図ないし第６図において、１５は直流電動機
のブラシホルダ、１６はブラシケース（保持枠）
であつて熱硬化性高分子合成樹脂（例えばフエノ
ール樹脂）のモールド材で一体的に構成されてい
る。１７は鉄板製の基板であつて保持枠１６が加
締め固着され、ブラシ１８およびブラシ加圧バネ
１９の収納空間Ａが構成される。２０はエンドブ
ラケツト（後部機枠）であつて、前記基板１７が
ねじ部２１で固定される。保持枠１６には一体に
モールド構成された突起部２２が形成され、該突
起部２２は継鉄２３のインロー部２４に設けられ
た切欠部２５に回り止め嵌合されている。これら
以外は第１図の従来装置と同様に構成されてい
る。
係る回転電機のブラシ保持装置が示されている。
第４図ないし第６図において、１５は直流電動機
のブラシホルダ、１６はブラシケース（保持枠）
であつて熱硬化性高分子合成樹脂（例えばフエノ
ール樹脂）のモールド材で一体的に構成されてい
る。１７は鉄板製の基板であつて保持枠１６が加
締め固着され、ブラシ１８およびブラシ加圧バネ
１９の収納空間Ａが構成される。２０はエンドブ
ラケツト（後部機枠）であつて、前記基板１７が
ねじ部２１で固定される。保持枠１６には一体に
モールド構成された突起部２２が形成され、該突
起部２２は継鉄２３のインロー部２４に設けられ
た切欠部２５に回り止め嵌合されている。これら
以外は第１図の従来装置と同様に構成されてい
る。
前述の如き実施例における回転電機のブラシ保
持装置によると、ブラシホルダ１５と継鉄２３と
が電機子の回転方向に位置決めされ、ポールとブ
ラシとのなす電気角が高精度に保持される。
持装置によると、ブラシホルダ１５と継鉄２３と
が電機子の回転方向に位置決めされ、ポールとブ
ラシとのなす電気角が高精度に保持される。
なお前述の実施例では詳述しなかつたが、継鉄
２３の内周面に固定されるポールは界磁コイルを
巻装しない永久磁石材よりなるポールであつても
よく回転電機はスタータモータに使用した場合そ
の効果が大である。
２３の内周面に固定されるポールは界磁コイルを
巻装しない永久磁石材よりなるポールであつても
よく回転電機はスタータモータに使用した場合そ
の効果が大である。
以上説明したように、本考案によれば、樹脂製
のブラシケースに突起部を設け、この突起部を継
鉄のインロー部に形成した切欠部に回り止め嵌合
したことにより、ブラシホルダを継鉄に対して電
機子の回転方向所定位置に正確に位置決めできる
ことから、ポールとブラシとのなす電気角を高精
度に保持することができ、その結果簡単な構成で
回転電機の出力特性の製品バラツキ（誤差）を減
少させることができる。
のブラシケースに突起部を設け、この突起部を継
鉄のインロー部に形成した切欠部に回り止め嵌合
したことにより、ブラシホルダを継鉄に対して電
機子の回転方向所定位置に正確に位置決めできる
ことから、ポールとブラシとのなす電気角を高精
度に保持することができ、その結果簡単な構成で
回転電機の出力特性の製品バラツキ（誤差）を減
少させることができる。
第１図は従来の回転電機の断面図、第２図は第
１図に示された従来の回転電機のブラシ保持装置
においてこれを改良した他の従来のブラシ保持装
置を示す平面図、第３図は第１図又は第２図に示
された従来のブラシ保持装置における組付け状態
を概略的に示す構成説明図、第４図は本考案の一
実施例に係るブラシ保持装置を備える直流電動機
の横断面図、第５図は第４図に示された直流電動
機の一部を示す断面図、第６図は本考案のブラシ
保持枠と継鉄との係合状態を示す部分的な斜視図
である。 １……整流子、１５……ブラシホルダ、１６…
…ブラシケース、１７……基板、１８……ブラ
シ、１９……ブラシ加圧バネ、２０……エンドブ
ラケツト、２２……突起部、２３……継鉄、２４
……エンドブラケツト。なお、図中同一符号は同
一部分又は相当部分を示す。
１図に示された従来の回転電機のブラシ保持装置
においてこれを改良した他の従来のブラシ保持装
置を示す平面図、第３図は第１図又は第２図に示
された従来のブラシ保持装置における組付け状態
を概略的に示す構成説明図、第４図は本考案の一
実施例に係るブラシ保持装置を備える直流電動機
の横断面図、第５図は第４図に示された直流電動
機の一部を示す断面図、第６図は本考案のブラシ
保持枠と継鉄との係合状態を示す部分的な斜視図
である。 １……整流子、１５……ブラシホルダ、１６…
…ブラシケース、１７……基板、１８……ブラ
シ、１９……ブラシ加圧バネ、２０……エンドブ
ラケツト、２２……突起部、２３……継鉄、２４
……エンドブラケツト。なお、図中同一符号は同
一部分又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ブラシを摺動自在に保持する合成樹脂製のブ
ラシケースと、該ブラシケース内に保持された
ブラシを整流子側に付勢するブラシ加圧バネと
を有する回転電機のブラシホルダ装置におい
て、前記ブラシケースと前記回転電機の固定部
分とを回転方向に位置決め係着すべく前記ブラ
シケースに突起部を設け、その突起部が継鉄の
インロー部に設けられた切欠部に回り止め嵌合
されていることを特徴とする回転電機のブラシ
ホルダ装置。 (2) 前記回転電機はスタータモータであることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項に記
載の回転電機のブラシホルダ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6922284U JPS60181157U (ja) | 1984-05-10 | 1984-05-10 | 回転電機のブラシホルダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6922284U JPS60181157U (ja) | 1984-05-10 | 1984-05-10 | 回転電機のブラシホルダ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60181157U JPS60181157U (ja) | 1985-12-02 |
| JPH0242054Y2 true JPH0242054Y2 (ja) | 1990-11-08 |
Family
ID=30604691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6922284U Granted JPS60181157U (ja) | 1984-05-10 | 1984-05-10 | 回転電機のブラシホルダ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60181157U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS608529Y2 (ja) * | 1980-04-04 | 1985-03-26 | 松下電器産業株式会社 | ブラシ保持器の取付構造 |
| JPS639252Y2 (ja) * | 1981-05-26 | 1988-03-18 |
-
1984
- 1984-05-10 JP JP6922284U patent/JPS60181157U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60181157U (ja) | 1985-12-02 |
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