JP3231106B2 - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JP3231106B2 JP32197892A JP32197892A JP3231106B2 JP 3231106 B2 JP3231106 B2 JP 3231106B2 JP 32197892 A JP32197892 A JP 32197892A JP 32197892 A JP32197892 A JP 32197892A JP 3231106 B2 JP3231106 B2 JP 3231106B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ハウジングに取付けら
れる基板の一面側に,前記ハウジングで回転自在に支承
される回転軸に設けられたコンミテータに摺接するブラ
シが支承されるとともに,矩形ブロック状のブレーカが
取付けられ,該ブレーカに設けられて基板の他面側に突
出する一対の端子の一方には第1リード線が接続され,
他方の端子には前記ブラシに連なる第2リード線が接続
される回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,かかる回転電機において,基板の
一面側に配置されるブレーカの一対の端子に対応して一
対の端子板が基板の他面側に取付けられ,ブレーカの両
端子は,それらの端子板に一対ずつ設けられている円筒
状の端子部の一方にそれぞれ接続され,両端子板の他方
の端子部にはリード線がそれぞれ接続されており,ブレ
ーカは,両端子板への端子の接続により基板の一面側に
固定的に取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが,上記従来の
構造では,ブレーカの端子の端子板への接続にあたって
は,端子が挿入された状態で端子部をかしめた上ではん
だ付けにより端子が端子部に接続されるものであり,ま
たリード線の端子板への接続にあたってもリード線が挿
入された状態で端子部をかしめた上ではんだ付けにより
リード線が端子部に接続されるものであり,接続作業が
煩雑で組立作業性に劣り,しかも一対の端子板が必要で
あるので部品点数も多くなる。
【0004】このような問題を解決するにあたっては,
リード線をブレーカの端子に直接接続することが考えら
れ,そのようにすると,端子板が不要となり,接続作業
を簡単にして組立作業性を向上することができるととも
に部品点数を低減することが可能であるが,ブレーカの
端子にリード線を直接接続するだけでは基板にブレーカ
を固定することができない。
【0005】本発明は,かかる事情に鑑みてなされたも
のであり,端子板を不要として組立作業性の向上および
部品点数の低減を図るとともに,簡単な構造でブレーカ
を基板に固定し得るようにした回転電機を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,請求項1の発明によれば,ブレーカの相互に平行な
一対の側面には係止部がそれぞれ設けられ,基板の一面
には,ブレーカの基板側端部を嵌合させて該ブレーカの
4つの側面に当接する嵌合凹部と,両係止部にそれぞれ
弾発係合してブレーカの嵌合凹部からの抜け出しを阻止
する一対の係合爪とが設けられ,第1および第2リード
線は,基板の他面側でブレーカの両端子にそれぞれ直接
接続され,基板には,第1および第2リード線のブレー
カ近傍部を該基板の他面側から一面側へ引出すための貫
通孔が形成され,さらに基板の一面には,嵌合凹部の少
なくとも3つの隅角部にそれぞれ連なる少なくとも3個
の略L字状ガイド部が,貫通孔を避けるように突設さ
れ,それらのガイド部には,ブレーカの嵌合凹部への嵌
合を案内するための傾斜案内面がそれぞれ設けられる。
【0007】また請求項2の発明によれば,請求項1の
発明の上記構成に加えて,基板には,前記貫通孔を通し
て基板の他面側から一面側へ引出された第1リード線を
再び基板の他面側へ戻すための挿通孔が形成され,その
挿通孔を通して基板の他面側へ引き出された第1リード
線の中間部を弾発的に挟持し得る弾性挟持片が基板の他
面に突設される。
【0008】
【実施例】以下,図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0009】図1ないし図6は本発明の一実施例を示す
ものであり,図1は本発明を適用したDCモータの縦断
側面図,図2は基板の一面側平面図,図3は基板の他面
側平面図,図4は図2の4−4線拡大断面図,図5は図
2の5−5線拡大断面図,図6は図3の6−6線拡大断
面図である。
【0010】先ず図1において,回転電機としてのDC
モータにおけるハウジング10は,円筒状のヨーク11
と,その両側のブラケット12,13とが一対の連結ボ
ルト14で相互に締結されて成るものであり,ヨーク1
1の内面には,その一直径線上で対向する一対のマグネ
ット15が固着される。
【0011】マグネット15の内方にはロータ16が同
軸に配置される。このロータ16は,両ブラケット1
2,13に軸受17,18を介して回転自在に支承され
る回転軸19に設けられるものであり,該回転軸19に
固定される鉄心20と,絶縁材21を介して鉄心20に
巻装されるコイル22とから成る。またブラケット12
側でロータ16に隣接する位置で回転軸19にはコンミ
テータ23が設けられる。
【0012】図2および図3を併せて参照して,ヨーク
11およびブラケット12間には,合成樹脂により円板
状に形成される基板25の外周縁部が挟持されるもので
あり,該基板25には,コンミテータ23を囲繞する円
形孔24が中央部に設けられるとともに,一対の連結ボ
ルト14を挿通するための一対の挿通用切欠き29が外
周縁部に設けられる。
【0013】基板25のロータ16とは反対側の一面2
5aには,コンミテータ23に摺接するブラシ261
262 が支承されるとともに,矩形ブロック状のブレー
カ28が取付けられる。両ブラシ261 ,262 は,コ
ンミテータ23の一直径線上に配置されるものであり,
基板25の一面25aと,基板25に取付けられるブラ
シホルダ301 ,302 との間に,前記一直径線に沿う
移動を可能として嵌合される。しかもブラシホルダ30
1 ,302 とブラシ261 ,262 との間にはばね31
1 ,312 が縮設されており,それらのばね311 ,3
2 によりブラシ261 ,262 はコンミテータ23に
摺接する方向に弾発付勢されている。
【0014】ブレーカ28は,相互に平行な一対の側面
28a,28bと,それらの側面28a,28bに直交
する側面28c,28dとを有して矩形のブロック状に
形成されるものであり,両ブラシ261 ,262 間の中
央部よりもブラシ261 寄りの位置で基板25の一面2
5aに取付けられる。
【0015】基板25の一面25aには,ブレーカ28
の基板25側端部を嵌合させて該ブレーカ28の4つの
側面28a〜28dに当接する嵌合凹部32が,ブレー
カ28に対応した矩形状にして設けられる。またブレー
カ28の相互に平行な2つの側面28a,28bには係
止部33がそれぞれ設けられており,基板25には,ブ
レーカ28が嵌合凹部32に嵌合した状態で基板25と
は反対側から両係止部33にそれぞれ弾発係合する一対
の係合爪34が設けられる。したがって嵌合凹部32に
嵌合した状態のブレーカ28の両係止部33に係合爪3
4をそれぞれ弾発係合することにより,ブレーカ28の
嵌合凹部32からの抜け出しが阻止され,嵌合凹部32
がブレーカ28の4つの側面28a〜28dに当接する
ことによりブレーカ28の嵌合凹部32内でのがたつき
が阻止される。
【0016】またブレーカ28において,側面28a,
28dが連設される角部,側面28b,28cが連設さ
れる角部,ならびに側面28b,28dが連設される角
部に対応する部分で,基板25の一面25aには,嵌合
凹部32の3つの隅角部に連なる略L字状のガイド部3
5,36,37が突設されており,それらのガイド部3
5,36,37の先端にはブレーカ28の嵌合凹部32
への嵌合を案内するための傾斜案内面35a,36a,
37aがそれぞれ設けられる。したがってブレーカ28
の各側面28a〜28dに当接するために嵌合凹部32
の寸法がブレーカ28の外径寸法に対応して精密に設定
されるものであっても,嵌合凹部32にブレーカ28を
嵌合する際には,上記各傾斜案内面35a,36a,3
7aの案内によりブレーカ28を容易に嵌合凹部32に
嵌合することができる。
【0017】前記嵌合凹部32における幅方向(基板2
5の半径方向)に沿う中央部で基板25には,嵌合凹部
32の両端から両側に延びるようにして貫通孔としての
長孔38が設けられており,ブレーカ28に設けられる
一対の端子391 ,392 は,該長孔38を貫通して基
板25の他面25b側に突出される。
【0018】ブレーカ28の一方の端子391 には第1
リード線41の一端がはんだ付けにより直接接続され,
他方の端子392 には第2リード線42の一端がはんだ
付けにより直接接続される。また第2リード線42の他
端は,ブラシ261 に接続されるものであり,該ブラシ
261 に対応したブラシホルダ301 にはブラシ261
の移動に応じたリード線42の移動を許容して該リード
線42を貫通させるスリット(図示せず)が設けられて
いる。さらにブラシ262 には第3リード線43の一端
が接続されており,該ブラシ262 に対応したブラシホ
ルダ302 にはブラシ262 の移動に応じたリード線4
3の移動を許容して該リード線43を貫通させるスリッ
ト46(図1参照)が設けられている。
【0019】第1リード線41および第3リード線43
の他端は,ハウジング10内に引き込まれる一対の接続
コード47,48に接続されるものであり,第1リード
線41の他端および接続コード47の端部は,基板25
に取付けられた金属製接続筒49内に挿通された状態で
接続され,第3リード線43の他端および接続コード4
8の端部は基板25に取付けられた金属製接続筒50内
に挿通された状態で接続される。すなわち第1リード線
41の他端および接続コード47の端部,ならびに第3
リード線43の他端および接続コード48の端部がそれ
ぞれ挿通された状態で,接続筒49,50はかしめら
れ,その状態ではんだ付けを行なうことにより第1リー
ド線41の他端および接続コード47の端部,ならびに
第3リード線43の他端および接続コード48の端部が
それぞれ接続される。
【0020】接続筒49,50は,両ブラシ261 ,2
2 を結ぶ直線に関してブレーカ28の配設位置とは反
対側で基板25に取付けられるものであり,接続筒49
はブラシ261 寄りに,また接続筒50はブラシ262
寄りに配設される。したがって第1リード線41は,基
板25にその略半周にわたって配設されることになり,
基板25には,第1リード線41を挿通するための一対
の挿通孔51,52と,挿通用スリット53とが設けら
れる。
【0021】挿通孔51はブレーカ28およびブラシ2
2 間で基板25に穿設され,挿通孔52は両接続筒4
9,50間で基板25に穿設され,挿通用スリット53
は挿通孔52および接続筒49間で内端を閉じるととも
に外端を開放するようにして基板25に設けられる。
【0022】而して長孔38の端部から基板25の一面
25a側に引き出された第1リード線41は,挿通孔5
1に挿通されて基板25の他面25b側に戻され,さら
に挿通孔52に挿通されて一面25a側に引き出され,
さらに挿通用スリット53から他面25b側に延ばされ
て接続筒49で接続コード47に接続される。
【0023】両挿通孔51,52間で第1リード線41
は,基板25の他面25bに沿って比較的長い距離にわ
たって配設されるものであり,この間で,第1リード線
41を基板25に固定するために,相互に対応する弾性
挟持片541 ,542 と,係止片55と,相互に対応す
る弾性挟持片561 ,562 とが基板25の他面25b
に設けられる。
【0024】弾性挟持片541 ,542 は,接続筒50
のほぼ半周を囲繞するようにして基板25の他面25b
に円弧状に突設されるものであり,弾性挟持片54
2 は,弾性挟持片541 との間に第1リード線41を弾
発的に嵌合,挟持するようにして基板25の他面25b
における外周縁部に突設される。
【0025】図6において,係止片55は,連結ボルト
14を挿通するための挿通用切欠き29を囲繞するよう
にして基板25の他面25bに突設されるものであり,
その縦断面形状は略L字状に形成される。而して第1リ
ード線41は,係止片55と基板25の他面25bとの
間に弾発,係合される。
【0026】さらに両弾性挟持片561 ,562 は,相
互に平行に延びるようにして基板25の他面25bに突
設されるものであり,第1リード線41は両弾性挟持片
561 ,562 間に弾発的に嵌合される。
【0027】次にこの実施例の作用について説明する
と,ブレーカ28は,その全側面28a〜28dを当接
させるようにして基板25の嵌合凹部32に嵌合される
ものであり,しかもブレーカ28の両側面28a,28
bにそれぞれ設けられた係止部33に,基板25に設け
られた一対の係合爪34がそれぞれ弾発的に係合され
る。このような簡単な構造により,ブレーカ28が基板
25に固定的に取付けられることになる。
【0028】したがって,従来必要であった端子板を用
いずとも,基板25に固定された状態にあるブレーカ2
8の両端子391 ,392 に第1および第2リード線4
1,42を直接接続することができ,端子板が不要とな
ることにより部品点数の低減が可能となるだけでなく,
端子板が不要となった分だけ接続作業工数を減らすこと
ができ,組立作業性を向上することができる。
【0029】以上,本発明の実施例を詳述したが,本発
明は上記実施例に限定されるものではなく,特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように各請求項の発明によれば,
ブレーカの相互に平行な一対の側面には係止部がそれぞ
れ設けられ,基板の一面には,ブレーカの基板側端部を
嵌合させて該ブレーカの4つの側面に当接する嵌合凹部
と,両係止部にそれぞれ弾発係合してブレーカの嵌合凹
部からの抜け出しを阻止する一対の係合爪とが設けら
れ,第1および第2リード線は,基板の他面側でブレー
カの両端子にそれぞれ直接接続されるので,端子板を不
要として簡単な構造でブレーカを基板に固定することが
でき,部品点数の低減を図るとともに,接続作業工数を
減少させて組立作業性を向上することができる。また特
に基板には,第1および第2リード線のブレーカ近傍部
を該基板の他面側から一面側へ引出すための貫通孔が形
成され,さらに基板の一面には,嵌合凹部の少なくとも
3つの隅角部にそれぞれ連なる少なくとも3個の略L字
状ガイド部が,貫通孔を避けるように突設され,それら
のガイド部には,ブレーカの嵌合凹部への嵌合を案内す
るための傾斜案内面がそれぞれ設けられるので,ブレー
カのセット状態でのガタを抑えるべく嵌合凹部の内径寸
法がブレーカの外径寸法に対応して精密に設定されて
も,上記各略L字状ガイド部の傾斜案内面による案内作
用によりブレーカを能率よく容易的確に嵌合凹部に嵌合
させることができ,従って,ブレーカのセット作業能率
の向上と,セット状態でのガタつき防止とに効果的であ
る。また上記ガイド部は,嵌合凹部の少なくとも3つの
隅角部にそれぞれ連なるように突設されるため,それら
隅角部においては嵌合凹部の有効深さを実質的に深くし
て嵌合凹部によるブレーカの支持強度を高め,その支持
の安定性向上に寄与し得る。しかも上記ガイド部は,嵌
合凹部の上記隅角部において貫通孔を避けるように突設
されるため,その貫通孔からのリード線の引出しを,該
ガイド部に邪魔されないで無理なく容易に行うことがで
き,作業能率の一層の向上が図られる。
【0031】また特に請求項2の発明によれば,基板に
は,前記貫通孔を通して基板の他面側から一面側へ引出
された第1リード線を再び基板の他面側へ戻すための挿
通孔が形成され,その挿通孔を通して基板の他面側へ引
き出された第1リード線の中間部を弾発的に挟持し得る
弾性挟持片が基板の他面に突設されるので,ブレーカが
前記弾性係合爪と嵌合凹部との協働により基板に保持さ
れるものであっても,該ブレーカに接続される第1リー
ド線をブレーカの近くで基板に簡単的確に固定 でき,従
って第1リード線に引張っられてブレーカがガタつくの
を一層効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したDCモータの縦断側面図であ
る。
【図2】基板の一面側平面図である。
【図3】基板の他面側平面図である。
【図4】図2の4−4線拡大断面図である。
【図5】図2の5−5線拡大断面図である。
【図6】図3の6−6線拡大断面図である。
【符号の説明】
10……ハウジング 19……回転軸 23……コンミテータ 25……基板 25a……基板の一面 25b……基板の他面 261 ……ブラシ 28……ブレーカ 28a〜28d……ブレーカの側面 32……嵌合凹部 33……係止部 34……係合爪35,36,37……ガイド部 35a,36a,37a……傾斜案内面 38……長孔(貫通孔) 391 ,392 ……端子 41……第1リード線 42……第2リード線51……挿通孔 54 1 ,54 2 ,56 1 ,56 2 ……弾性挟持片
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/14 - 5/22 H02K 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(10)に取付けられる基板
    (25)の一面(25a)側に,前記ハウジング(1
    0)で回転自在に支承される回転軸(19)に設けられ
    たコンミテータ(23)に摺接するブラシ(261 )が
    支承されるとともに,矩形ブロック状のブレーカ(2
    8)が取付けられ,該ブレーカ(28)に設けられて基
    板(25)の他面(25b)側に突出する一対の端子
    (391 ,392 )の一方(391 )には第1リード線
    (41)が接続され,他方の端子(392 )には前記ブ
    ラシ(261 )に連なる第2リード線(42)が接続さ
    れる回転電機において, ブレーカ(28)の相互に平行な一対の側面(28a,
    28b)には係止部(33)がそれぞれ設けられ,基板
    (25)の一面(25a)には,ブレーカ(28)の基
    板(25)側端部を嵌合させて該ブレーカ(28)の4
    つの側面(28a,28b,28c,28d)に当接す
    る嵌合凹部(32)と,両係止部(33)にそれぞれ弾
    発係合してブレーカ(28)の嵌合凹部(32)からの
    抜け出しを阻止する一対の係合爪(34)とが設けら
    れ,第1および第2リード線(41,42)は,基板
    (25)の他面(25b)側でブレーカ(28)の両端
    子(391 ,392 )にそれぞれ直接接続され,基板
    (25)には,第1および第2リード線(41,42)
    のブレーカ(28)近傍部を該基板(25)の他面(2
    5b)側から一面(25a)側へ引出すための貫通孔
    (38)が形成され,さらに基板(25)の一面(25
    a)には,嵌合凹部(32)の少なくとも3つの隅角部
    にそれぞれ連なる少なくとも3個の略L字状ガイド部
    (35,36,37)が,貫通孔(38)を避けるよう
    に突設され,それらのガイド部(35,36,37)に
    は,ブレーカ(28)の嵌合凹部(32)への嵌合を案
    内するための傾斜案内面(35a,36a,37a)が
    それぞれ設けられることを特徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】 基板(25)には,前記貫通孔(38)
    を通して基板(25)の他面(25b)側から一面(2
    5a)側へ引出された第1リード線(41) を再び基板
    (25)の他面(25b)側へ戻すための挿通孔(5
    1)が形成され,その挿通孔(51)を通して基板(2
    5)の他面(25b)側へ引き出された第1リード線
    (41)の中間部を弾発的に挟持し得る弾性挟持片(5
    1 ,54 2 ,56 1 ,56 2 )が基板(25)の他面
    (25b)に突設されることを特徴とする,請求項1に
    記載の回転電機。
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