JPH0529281U - 直流モータ - Google Patents
直流モータInfo
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- JPH0529281U JPH0529281U JP7840391U JP7840391U JPH0529281U JP H0529281 U JPH0529281 U JP H0529281U JP 7840391 U JP7840391 U JP 7840391U JP 7840391 U JP7840391 U JP 7840391U JP H0529281 U JPH0529281 U JP H0529281U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】直流モータにおいて雑音防止回路を構成する雑
防部品を良好な導通性を維持しつつ簡単に接続すると共
に、雑音防止回路及びブラシホルダを簡単にフレームエ
ンドに取付けることができるようにすること。 【構成】上記雑音防止回路を構成する雑音防止部品のリ
ード線を内部に収容してかしめた筒状のソケット部材
を、エンドフレームに設けたソケット部材配置部に嵌合
して取付ける。ソケット部材配置部は、弾性を有して突
設する一対の爪部を備え、ソケット部材をこれら爪部の
間に弾性的に固定保持する。ブラシホルダの一方の端部
に舌状部を切り起こした取付部を設ける。舌状部の底部
に上記雑音防止回路のリード線を配置してエンドフレー
ムに設けたブラシホルダ固定用のスリットに挿入して固
定する。
防部品を良好な導通性を維持しつつ簡単に接続すると共
に、雑音防止回路及びブラシホルダを簡単にフレームエ
ンドに取付けることができるようにすること。 【構成】上記雑音防止回路を構成する雑音防止部品のリ
ード線を内部に収容してかしめた筒状のソケット部材
を、エンドフレームに設けたソケット部材配置部に嵌合
して取付ける。ソケット部材配置部は、弾性を有して突
設する一対の爪部を備え、ソケット部材をこれら爪部の
間に弾性的に固定保持する。ブラシホルダの一方の端部
に舌状部を切り起こした取付部を設ける。舌状部の底部
に上記雑音防止回路のリード線を配置してエンドフレー
ムに設けたブラシホルダ固定用のスリットに挿入して固
定する。
Description
【0001】
本考案は直流モータに関し、特に、エンドフレームにブラシホルダと接続する 雑音防止回路を設けたものにおいて、この雑音防止回路を構成する雑音防止部品 及びブラシホルダのエンドフレームへの取付構造に関するものであり、コンパチ ブルレーザーディスク等に使用されるスピンドルモータ、小型直流モータ等に適 用されるものである。
【0002】
従来より、直流モータでは、図16に示すようにエンドフレーム1に取付けた 絶縁板2上に一対のブラシホルダ3A,3Bを備えると共に、チョークコイル4 A,4B、コンデンサ5等の雑音防止部品(以下、雑防部品と略称する。)を配置 して、上記ブラシホルダ3A,3Bと接続する雑音防止回路(以下、雑防回路と略 称する。)を形成したものが提供されている。
【0003】
しかしながら、上記ブラシホルダ3、チョークコイル4及びコンデンサ5はそ のリード線6を図中6aで示すように、半田付けにより取付けていたため、この 半田付けの作業に手間がかかり、製作工程数が増加すると共に、半田付けの部分 6aで結線不良を生じることがあった。
【0004】 特に、ブラシホルダ3の材質としてバネ用リン青銅、ベリリウム銅等を使用す る場合には、これらの材料は半田付けに不向きであるため、半田付けにより結線 するには一層手間がかかると共に、半田付けの部分6aでの導通不良も一層生じ 易い。
【0005】 また、上記ブラシホルダ3は、ネジ7によりエンドフレーム1に固定している ため、このブラシホルダ3の取付角度位置が確実に保持されないことがある。
【0006】 このように、ブラシホルダ3の取付角度位置が定まらないと、例えば、本来 90°であるべき一対のブラシホルダ3A,3Bが形成する角度が一定に保持さ れず、ブラシ8が整流器(図示せず)に接触する角度が不揃いとなるため、トルク 特性等のモータの出力特性にばらつきが生じる。また、ブラシ音による騒音が大 きくなると共に、振動も増大する。 更に、上記のようにブラシ8が整流器に接触する角度が不揃いであると、ブラ シ8の寿命を縮めることにもなる。
【0007】 本考案は、上記のような従来の直流モータにおける問題を解決するためになさ れたものであって、チョークコイル、コンデンサ等の雑防部品やブラシホルダを 簡単、かつ、確実にエンドフレームに取付けることができるようにすると共に、 良好な導通を確保しつつ上記雑防部品やブラシホルダを接続することができるよ うにすることを目的としてなされたものである。
【0008】
従って、本考案は、エンドフレームにブラシホルダと接続する雑音防止回路を 設けた直流モータであって、上記雑音防止回路を構成する雑音防止部品のリード 線を内部に収容してかしめた筒状のソケット部材を、エンドフレームに設けたソ ケット部材配置部に嵌合して取付けると共に、エンドフレームに設けたブラシホ ルダ固定用のスリットに、ブラシホルダの一方の端部に設けた取付部と、雑音防 止回路のリード線を挿入して固定していることを特徴とする直流モータを提供す るものである。
【0009】 上記雑音防止防止回路とは、チョークコイル、セラミックコンデンサ等の雑音 防止部品を結線して構成した回路であって、モータに生じる電気的ノイズを低減 するものである。
【0010】 上記ソケット部材配置部は、具体的には、弾性を有して突設する一対の爪部を 備え、ソケット部材をこれら爪部の間に弾性的に固定保持する構成とすることが 好ましい。
【0011】 また、上記ブラシホルダの取付部は一方の端部にブラシを取付けた板バネ部材 の他端部に舌状部を切り起こしてなり、この舌状部の底部に上記雑音防止回路の リード線を配置してブラシホルダ固定用のスリットに挿入して固定する構成とす ることが好ましい。
【0012】 あるいは、上記ブラシホルダの取付部は、一方の端部にブラシを取付けた板バ ネ部材の他端部に折り返し部を設けてなり、この折り返し部の底部に上記雑音防 止回路のリード線を配置してブラシホルダ固定用のスリットに挿入し、該スリッ トを熱かしめする構成としてもよい。
【0013】 上記のように熱かしめをする場合には、スリットと平行に熱かしめ用溝を設け ることが好ましい。
【0014】 本考案に係る直流モータでは、上記のような構成としているため、雑音防止回 路を構成する雑音防止部品のリード線をソケット部材によりかしめて接続し、こ のソケット部材をフレームエンドに設けたソケット部材配置部に嵌合することに より雑防回路のエンドフレームへの取付けが完了する。
【0015】 また、上記ブラシホルダは、ブラシホルダ配置部のスリットに取付部をリード 線と共に挿入するだけでエンドフレームへの取付が完了すると共に、雑音防止回 路のリード線への接続を完了することができる。更に、上記のようにスリットに 挿入することにより取付角度位置を固定することができる。
【0016】 特に、上記スリットを熱かしめした場合には、ブラシホルダをより一層強固に ブラシホルダ配置部に固定することができると共に、ブラシホルダとリード線と の良好な導通性を確保することができる。 更に、上記のように熱かしめ用溝を設けた場合には、半田こて等を熱かしめ用 溝に挿入して容易に熱かしめを行うことができる。
【0017】
次に、図面に示す実施例に基づき、本考案について詳細に説明する。 図1に示す、本考案の第1実施例に係る小型直流モータでは、整流器(図示せ ず)を設けたシャフト11の一端11aを配置する樹脂製のエンドフレーム12上 に、図2に詳細に示すように、一対のブラシホルダ13A、13Bを配置してい る。
【0018】 また、エンドフレーム12上には、上記ブラシホルダ13A,13Bと電源(図 示せず)へ接続する電源用リード線15A,15Bとの間に電気的ノイズを低減す る雑音防止回路(以下、雑防回路と略称する)を構成する雑音防止部品(以下、雑 防部品と略称する。)を構成するチョークコイル16A,16B及びセラミック・ コンデサ17を配置している。
【0019】 まず、ブラシホルダ13及びこのブラシホルダ13のエンドフレーム12への 取付構造について説明する。 図3に詳細に示すエンドフレーム12は、中央部分に上記シャフト11の一端 に設けた整流器を配置する凹部状の整流器配置部19を備え、この整流器配置部 19の両側に180°対向して一対のブラシホルダ配置部21A,21Bを設け ている。
【0020】 このブラシホルダ配置部21は、エンドフレーム12の表面に突設した板状部 からなり後述するブラシホルダ13A,13B固定用のスリットを設けている。 即ち、上記整流器配置部19に向けて断面矩形状の薄幅の溝からなる第1スリ ット22を穿設すると共に、この第1スリット22と直交する方向に、同じく断 面矩形状の薄幅の溝からなる第2スリット23を穿設している。
【0021】 上記ブラシホルダ配置部21に固定するブラシホルダ13A,13Bは、図4 に示すように、バネ用リン青銅からなる板バネ部材25の一方側の端部25aに ブラシ26を取付ける一方、他方側に直角に屈曲した屈曲部25bを設けている 。この屈曲部25bを介して連続する板バネ部材25の第1取付部25c及び第2 取付部25dには、それぞれ長方形状に切り起こして抜け止め用舌状部28を形 成している。
【0022】 上記のような構成としたブラシホルダ13は、屈曲部25bが第1スリット 22と第2スリット23が交差する部分に配置されるように、第1取付部25c 及び第2取付部25dをそれぞれ第1スリット22及び第2スリット23に挿入 して固定している。
【0023】 上記した抜け止め用舌状部28は第1及び第2スリット22,23の壁面と係 合し、よって、ブラシホルダ13の第1及び第2取付部25c,25dがブラシホ ルダ配置部21から抜け出るのを防止する。
【0024】 更に、上記ブラシホルダ13の第2取付部25dを挿入しているブラシホルダ 配置部21の第2スリット部23には、後述するようにチョークコイル16のリ ード線31aと接続した接続ピン32を第1取付部25cの上記抜け止め用舌状部 28と反対側に圧入して固定しており、ブラシホルダ13と接続ピン32との導 通を確保すると共に、ブラシホルダ13を一層強固にブラシホルダ配置部21の 第1及び第2スリット部22,23内に保持する構成としている。
【0025】 ブラシホルダ13A,13Bは、上記のように、ブラシホルダ配置部21A, 21Bの第1及び第2スリット22,23に挿入して保持する構成としているた め、特別に位置決めのための調整を行うことなく、ブラシホルダ13A,13B の取付角度位置を、常時一定に保持することができ、この取付角度位置が不揃い になるのを防止することができる。
【0026】 次に、上記雑防回路を構成する雑防部品について説明する。 第1実施例では、上記したように雑防部品としてチョークコイル16A,16 Bとセラミック・コンデンサ17を備え、これらを図6に示すように結線して雑 防回路を構成している。
【0027】 即ち、チョークコイル16A,16Bの一方のリード線31aをそれぞれブラシ ホルダ13A,13Bに接続する一方、チョークコイル16A,16Bの他方のリ ード線31bをそれぞれセラミック・コンデンサ17の一端及び一方の電源用リ ード線15A,15Bと接続して、図7に示すようにスター結線した小型直流モ ータに対する雑防回路を形成している。
【0028】 次に、上記雑防回路の具体的接続構造及び雑防部品のエンドフレーム12への 取付構造について説明する。 まず、チョークコイル16は、一方のリード線31aの先端部に導通性を有す る材料からなる接続ピン32を設けている。また、この接続ピン32は、ブラシ ホルダ13の第2取付部25dを挿入保持したブラシホルダ保持部21の第2ス リット23の抜け止め用舌状部28の反対側の位置に圧入し、よって、この接続 ピン32をブラシホルダ13と接触導通した状態で保持する構成としている。
【0029】 一方、チョークコイル16の他方のリード線31b、セラミック・コンデンサ 17の一方のリード線34a,34b及び一方の電源用リード線15A,15Bを、 それぞれ銅系又はアルミ系の金属等の導電性を有する材料からなる筒状のソケッ ト部材36A,36Bにより接続している。 即ち、図8に詳細に示すように、ソケット部材36の内周部37に上記チョー クコイル16のリード線31b、セラミック・コンデンサ17の一方のリード線 34a,34b及び電源用リード線15A,15Bを収容し、このソケット部材36 の外周部を押圧し、よって、これらのリード線をかしめ止めして導通を確保する 構成としている。
【0030】 上記のように雑防部品のリード線をかしめ止めにより接続したソケット部材 36は、エンドフレーム12に設けたソケット部材配置部38A,38Bに固定 保持している。
【0031】 ソケット部材配置部38A,38Bは、それぞれエンドフレーム12から突出 する一対の爪部39a,39bからなり、これら爪部39a,39bの間にソケット部 材36A,36Bを嵌合して弾性的に固定保持する構成としている。
【0032】 次に、上記構成からなる本考案の第1実施例に係る小型直流モータの組立て方 法について説明する。 まず、ブラシホルダ13A,13Bをそれぞれ板バネ部材25の第1及び第2 取付部25c,25dをそれぞれブラシホルダ配置部13A,13Bの第1及び第2 スリット22,23に挿入し、よって、ブラシホルダ13A,13Bをエンドフレ ーム12に固定する。
【0033】 一方、ソケット部材36A,36Bの内周部37にそれぞれチョークコイル 16Bの一方のリード線31b、セラミック・コンデンサ17の一方のリード線 34a,34b、及び電源用リード線15A,15Bをそれぞれを挿入してかしめ止 めし、上記した図6に示すような雑防部品を形成する。
【0034】 次に、上記ソケット部材36A,36Bをそれぞれエンドフレーム12のソケ ット部材配置部38A,38Bの爪部39a,39bの間に嵌合して固定保持する。
【0035】 最後に、チョークコイル16A,16Bの一方のリード線31aに設けた接続ピ ン32を、上記したようにブラシホルダ13A,13Bの板バネ部材25の第1 取付部25dを挿入したブラシホルダ配置部13A,13Bの第2スリット23に 押し込んで固定保持する。
【0036】 第1実施例では、上記のように半田付けをすることなく雑防部品を構成するチ ョークコイル16やセラミック・コンデンサ17を接続して雑防回路を結線する ことができるため、工程数を低減することができると共に、ブラシホルダ13の 板バネ部材25等に半田付けに適しないバネ用リン青銅等を使用しても良好な導 通を確保することができる。
【0037】 更に、第1実施例では、ブラシホルダ13をエンドフレーム12に設けたブラ シホルダ配置部21の第1及び第2スリット部22、23に挿入すると共に、雑 防部品のリード線を結線するソケット部材36をエンドフレーム12に設けたソ ケット部材配置部38の一対の爪部39a,39bに挟持させることによりブラシ ホルダや雑防部品を取付ける構成としているため、ネジ等を使用する必要がなく 、ワンタンッチで簡単にブラシホルダ13及び雑防部品の取付けを行うことがで きる。
【0038】 次に、図10から図15に示す本考案の第2実施例について説明する。 第2実施例において、ブラシホルダ42は、図11に示すように、板バネ部材 43のブラシ26を取付けた端部43aと反対側に直角に屈曲した屈曲部43bを 設け、この屈曲部43bから先端側に、V字状に折り返した折り返し部43cを形 成した取付部43dを設けている。 また、板バネ部材43の上記屈曲部43b付近にはエンドフレーム12に設け た係合突起46を係合する位置決め穴43eを設けた位置決め部43fを突設して いる。
【0039】 上記ブラシホルダ42は、図10に示すように、板バネ部材43が後述するブ ラシホルダ配置部45の直線部45aに沿った状態で、取付部43dをブラシホル ダ配置部45を構成する樹脂内に埋め込め込んで締め付けると共に、上記位置決 め穴43eに係合突起46を係合させて位置決めし、よって、エンドフレーム 12に固定している。
【0040】 図12及び図13に示すように、ブラシホルダ配置部45A,45Bは、一つ の直線部45aを上記整流器配置部19方向に向けて形成している。また、上記 したようにブラシホルダ42を固定する前の状態では、この直線部45aに対し て直角に断面矩形上のスリット45bを穿設すると共に、このスリット45bと平 行して断面V字状の熱かしめ用溝45cを穿設している。更に、エンドフレーム 12の上記直線部45aとスリット45bが交差する位置付近には、係合突起46 を設けている。
【0041】 第2実施例では、上記の構成としたブラシホルダ45に対して下記のようにブ ラシホルダ42を取付けている。 まず、図13及び図14に示すように、チョークコイル16の一方のリード線 31bを折り返し部43cの底部に配置した状態で、ブラシホルダ配置部45のス リット45bにブラシホルダ42の取付部43dを挿入すると共に、位置決め穴 43e内に係合突起46を配置し、よって、ブラシホルダ42を板バネ部材43 が上記直線部45aに沿う状態で保持する。
【0042】 この状態でも、折り返し部43cがスリット45bの壁面に弾性的に係合するた め、ブラシホルダ42をブラシホルダ配置部45に保持されるが、第2実施例で は、上記熱かしめ用溝45cに半田こて等を挿入してスリット45bに熱かしめを 行い、図15に示すように、上記スリット45の部分を締め付けて、空隙の部分 に樹脂を充填する。
【0043】 そのため、第2実施例では、ブラシホルダ42の取付部43dとブラシホルダ 配置部45をより強固に固着保持することができると共に、ブラシホルダ42と チョークコイル16のリード線31aの導通も一層確実性を増す。 第2実施例のその他の構成及び作用は、上記した第1実施例と同様であるので 、同一部材には、同一の符号を付して説明を省略する。
【0044】
【考案の効果】 以上の説明から明らかなように、本考案に係る直流モータでは、上記のような 構成としたことにより下記に列挙する効果を奏する。 まず、上記のようにセラミック・コンデンサ、チョークコイル等の雑防部品の リード線や電源用リード線をソケット部材によりかしめ止めすることにより接続 すると共に、ブラシホルダと雑防回路のリード線はブラシホルダの取付部を挿入 したスリットに上記リード線を配置することにより行っているため、良好な導通 性を維持しつつ、簡単に雑防回路及び雑防回路とブラシホルダの接続を行うこと ができる。
【0045】 また、上記ソケット部材は、エンドフレームに設けたソケット部材配置部に嵌 合することによりワンタッチで取付けることができると共に、ブラシホルダも取 付部をブラシホルダ固定用のスリットに挿入することにより固定保持する構成と しているためワンタッチで取付けることができるため、雑防部品及びブラシホル ダをエンドフレームに組付ける作業を簡易化することができる。
【0046】 また、ブラシホルダをスリットに挿入して固定することにより、ブラシホルダ の整流器に対する取付角度を一定に保持することが可能となり、角度位置の不揃 いによる出力のばらつき、騒音、振動等を防止することができる。
【0047】 更に、ブラシホルダを挿入したスリット部を熱かしめした場合には、この部分 でブラシホルダとスリット部を一層強固に取付け、ブラシホルダとリード線との 導通性を向上することができる等の種々の利点を有するものである。
【図1】 本考案の第1実施例に係る小型直流モータを
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図2】 第1実施例においてエンドフレームにブラシ
ホルダ及び雑防部品を取付けた状態を示す平面図であ
る。
ホルダ及び雑防部品を取付けた状態を示す平面図であ
る。
【図3】 第1実施例のエンドフレームを示す平面図で
ある。
ある。
【図4】 第1実施例のブラシホルダを示す斜視図であ
る。
る。
【図5】 第1実施例のブラシホルダのブラシホルダ配
置部への取付け状態を示す平面図である。
置部への取付け状態を示す平面図である。
【図6】 雑防部品の接続状態を示す概略図である。
【図7】 雑防回路の結線を示す回路図である。
【図8】 ソケット部材による雑防部品の結線を示す一
部断面概略図である。
部断面概略図である。
【図9】 ソケット部材のソケット部材配置部への取付
状態を示す概略図である。
状態を示す概略図である。
【図10】 本考案の第2実施例を示す平面図である。
【図11】 第2実施例のブラシホルダを示す斜視図で
ある。
ある。
【図12】 第2実施例のエンドフレームを示す平面図
である。
である。
【図13】 第2実施例のブラシホルダのブラシホルダ
配置部への取付け状態を示す平面図である。
配置部への取付け状態を示す平面図である。
【図14】 熱かしめ前のブラシホルダ配置部を示す図
13のA−A線での断面図である。
13のA−A線での断面図である。
【図15】 熱かしめ後のブラシホルダ配置部を示す図
13のA−A線での断面図である。
13のA−A線での断面図である。
【図16】 従来の雑防回路を設けた直流モータのエン
ドフレームを示す概略斜視図である。
ドフレームを示す概略斜視図である。
12 エンドフレーム 13,43 ブラシホルダ 15 電源用リード線 16 チョークコイル 17 セラミック・コンデンサ 21,45 ブラシホルダ配置部 22,23,45b スリット 36 ソケット部材 38 ソケット部材配置部 39 爪部
Claims (3)
- 【請求項1】 エンドフレームにブラシホルダと接続す
る雑音防止回路を設けた直流モータであって、 上記雑音防止回路を構成する雑音防止部品のリード線を
内部に収容してかしめた筒状のソケット部材を、エンド
フレームに設けたソケット部材配置部に嵌合して取付け
ると共に、 エンドフレームに設けたブラシホルダ固定用のスリット
に、ブラシホルダの一方の端部に設けた取付部と、雑音
防止回路のリード線を挿入して固定していることを特徴
とする直流モータ。 - 【請求項2】 上記ソケット部材配置部は、弾性を有し
て突設する一対の爪部を備え、ソケット部材をこれら爪
部の間に弾性的に固定保持する一方、 上記ブラシホルダの取付部は一方の端部にブラシを取付
けた板バネ部材の他端部に舌状部を切り起こしてなり、
この舌状部の底部に上記雑音防止回路のリード線を配置
して上記ブラシホルダ固定用のスリットに挿入して固定
していることを特徴とする請求項1記載の直流モータ。 - 【請求項3】 上記ソケット部材配置部は弾性を有して
突設する一対の爪部を備え、ソケット部材をこの爪部の
間に弾性的に固定保持する一方、 上記ブラシホルダの取付部は一方の端部にブラシを取付
けた板バネ部材の他端部に折り返し部を設けてなり、こ
の折り返し部の底部に上記雑音防止回路のリード線を配
置してブラシホルダ固定用のスリットに挿入し、該スリ
ットを熱かしめしていることを特徴とする請求項1記載
の直流モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7840391U JPH0529281U (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 直流モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7840391U JPH0529281U (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 直流モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0529281U true JPH0529281U (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=13661064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7840391U Withdrawn JPH0529281U (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 直流モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0529281U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010263728A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Asmo Co Ltd | モータ |
KR20160123141A (ko) * | 2015-04-15 | 2016-10-25 | 엘지이노텍 주식회사 | 브러쉬 어셈블리 및 이를 포함하는 직류모터 |
EP3145064A4 (en) * | 2014-05-12 | 2018-01-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Dynamo-electric machine with integrated control device and manufacturing method therefor |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP7840391U patent/JPH0529281U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951130 |