JPH062452Y2 - モ−タのブレ−カの保持装置 - Google Patents
モ−タのブレ−カの保持装置Info
- Publication number
- JPH062452Y2 JPH062452Y2 JP11079186U JP11079186U JPH062452Y2 JP H062452 Y2 JPH062452 Y2 JP H062452Y2 JP 11079186 U JP11079186 U JP 11079186U JP 11079186 U JP11079186 U JP 11079186U JP H062452 Y2 JPH062452 Y2 JP H062452Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- breaker
- motor
- bracket
- recess
- brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はモータのブレーカの保持装置に係り、特に駆動
電流をブレーカを介して電機子コイルに供給するように
したモータにおけるブレーカの保持装置に関する。
電流をブレーカを介して電機子コイルに供給するように
したモータにおけるブレーカの保持装置に関する。
本考案は、軸線方向の一端のブラケットを合成樹脂成形
体によって構成するとともに、このブラケットに凹部を
形成し、ブレーカをケースに入れることなくそのまま凹
部内に挿入し、上から絶縁基板で覆うようにしたもであ
って、これによって簡潔な構造でブレーカを保持するよ
うにしたものである。
体によって構成するとともに、このブラケットに凹部を
形成し、ブレーカをケースに入れることなくそのまま凹
部内に挿入し、上から絶縁基板で覆うようにしたもであ
って、これによって簡潔な構造でブレーカを保持するよ
うにしたものである。
一般に直流モータにおいては、電機子コイルに加えられ
る駆動電流をブラシと整流子とを用いて切換えるように
している。さらに過大な電流が電機子コイルに流れるの
を防止するために、外部電線をブレーカを介してブラシ
と接続するようにしており、過大電流が流れた場合には
ブレーカによって電流を遮断して電機子コイルの保護を
図るようにしている。
る駆動電流をブラシと整流子とを用いて切換えるように
している。さらに過大な電流が電機子コイルに流れるの
を防止するために、外部電線をブレーカを介してブラシ
と接続するようにしており、過大電流が流れた場合には
ブレーカによって電流を遮断して電機子コイルの保護を
図るようにしている。
このようにモータは過大電流の供給を防止するためのブ
レーカを必要とする。そこで従来はブレーカを専用のケ
ースに収納するとともに、このケースを保持手段を介し
てエンドブラケットに保持させるようにしていた。従っ
てブレーカに専用のケースを必要とするとともに、その
保持のための機構を設けなければならず、これによって
部品点数が多くなるとともに、組立ての工数も増加する
欠点があった。
レーカを必要とする。そこで従来はブレーカを専用のケ
ースに収納するとともに、このケースを保持手段を介し
てエンドブラケットに保持させるようにしていた。従っ
てブレーカに専用のケースを必要とするとともに、その
保持のための機構を設けなければならず、これによって
部品点数が多くなるとともに、組立ての工数も増加する
欠点があった。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、ブレーカの保持構造を簡潔に構成し、これによって
部品点数を低減するとともに、組立ての工数を削減する
ようにしたモータのブレーカの保持装置を提供すること
を目的とするものである。
て、ブレーカの保持構造を簡潔に構成し、これによって
部品点数を低減するとともに、組立ての工数を削減する
ようにしたモータのブレーカの保持装置を提供すること
を目的とするものである。
本考案は、駆動電流をブレーカを介して電機子コイルに
供給するようにしたモータにおいて、軸線方向の一端の
ブラケットを合成樹脂成形体によって構成するととも
に、このブラケットに凹部を形成し、前記ブレーカをケ
ースに入れることなくそのまま前記凹部内に挿入し、上
から絶縁基板で覆うようにしたものである。
供給するようにしたモータにおいて、軸線方向の一端の
ブラケットを合成樹脂成形体によって構成するととも
に、このブラケットに凹部を形成し、前記ブレーカをケ
ースに入れることなくそのまま前記凹部内に挿入し、上
から絶縁基板で覆うようにしたものである。
従って本考案によれば、ブレーカをケースに入れること
なくそのまま凹部に挿入すればよく、専用のケースを必
要としなくなる。またブレーカの組込みの作業も簡単に
なり、組立ての工数を削減することが可能になる。
なくそのまま凹部に挿入すればよく、専用のケースを必
要としなくなる。またブレーカの組込みの作業も簡単に
なり、組立ての工数を削減することが可能になる。
以下本考案を図示の一実施例につき説明する。第2図お
よび第3図は本考案の一実施例に係る直流モータを示す
ものであって、このモータは合成樹脂成形体から成るフ
ロントブラケット10を備えており、このブラケット1
0によってビスを介してヨークを構成するカップ状のケ
ース12が支持されている。ケース12の内周面にはマ
グネット13が固着されており、ステータを形成してい
る。マグネット13の内側にはロータコア14が配され
ており、回転軸15に固着され、この軸15とともに回
転するようになっている。そしてロータコア14にはコ
イル16がボビン17を介して巻装されるようになって
いる。
よび第3図は本考案の一実施例に係る直流モータを示す
ものであって、このモータは合成樹脂成形体から成るフ
ロントブラケット10を備えており、このブラケット1
0によってビスを介してヨークを構成するカップ状のケ
ース12が支持されている。ケース12の内周面にはマ
グネット13が固着されており、ステータを形成してい
る。マグネット13の内側にはロータコア14が配され
ており、回転軸15に固着され、この軸15とともに回
転するようになっている。そしてロータコア14にはコ
イル16がボビン17を介して巻装されるようになって
いる。
ロータコア14に巻装された電機子コイル16は整流子
18と接続されるとともに、整流子18がブラシ19と
摺接するようになっている。ブラシ19はブラシホルダ
20によって摺動可能に支持されており、しかもブラシ
ホルダ20内にはスプリング21が配されている。この
スプリング21はブラシ19を整流子18に押圧するよ
うになっている。従ってロータコイル16の回転に応じ
て電流の切換えが行なわれることになる。
18と接続されるとともに、整流子18がブラシ19と
摺接するようになっている。ブラシ19はブラシホルダ
20によって摺動可能に支持されており、しかもブラシ
ホルダ20内にはスプリング21が配されている。この
スプリング21はブラシ19を整流子18に押圧するよ
うになっている。従ってロータコイル16の回転に応じ
て電流の切換えが行なわれることになる。
上記ブラシホルダ20によって保持されるブラシ19に
は第3図および第1図に示すようにピッグテール24が
接続されるようになっている。そして一方のブラシ19
と接続されているピッグテール24にはブレーカ25が
接続されるとともに、このブレーカ25を介して外部電
線26と接続されるようになっている。これに対しても
う1つのブラシ19のピッグテール24は絶縁基板27
上の端子28を介して外部電線26と接続されるように
なっている。また絶縁基板27には上記ピッグテール2
4を受入れるための切込み29が形成されるようになっ
ている。
は第3図および第1図に示すようにピッグテール24が
接続されるようになっている。そして一方のブラシ19
と接続されているピッグテール24にはブレーカ25が
接続されるとともに、このブレーカ25を介して外部電
線26と接続されるようになっている。これに対しても
う1つのブラシ19のピッグテール24は絶縁基板27
上の端子28を介して外部電線26と接続されるように
なっている。また絶縁基板27には上記ピッグテール2
4を受入れるための切込み29が形成されるようになっ
ている。
過電流を遮断するためのブレーカ25は第1図に示すよ
うに、バイメタル板32から構成されており、その一端
が基体に片持ち支持されるとともに、自由端に可動接点
33を備えている。そしてこの可動接点33が固定接点
34と接触したりあるいは離間したりすることによっ
て、電流の供給が制御されるようになっている。またこ
のブレーカ25の固定接点34と接続されている端子3
5がピッグテール24と接続されるようになっている。
これに対してもう1つの端子36が外部電線26と接続
されるようになっている。そしてこの様なブレーカ25
がフロントブラケット10の凹部37内に収納されるよ
うになっており、その上から絶縁基板27が装着される
ようになっている。
うに、バイメタル板32から構成されており、その一端
が基体に片持ち支持されるとともに、自由端に可動接点
33を備えている。そしてこの可動接点33が固定接点
34と接触したりあるいは離間したりすることによっ
て、電流の供給が制御されるようになっている。またこ
のブレーカ25の固定接点34と接続されている端子3
5がピッグテール24と接続されるようになっている。
これに対してもう1つの端子36が外部電線26と接続
されるようになっている。そしてこの様なブレーカ25
がフロントブラケット10の凹部37内に収納されるよ
うになっており、その上から絶縁基板27が装着される
ようになっている。
以上のような構成において、ブラシ19および整流子1
8を通して電機子コイル16に通電を行なうと、これに
よってモータが回転することになり、このモータの回転
は、フロントブラケット10の前端側に突出している回
転軸15によって取出されることになる。そして電機子
コイル16に供給される電流は、上記ブラシ19と摺接
する整流子18によって切換えられるようになってい
る。
8を通して電機子コイル16に通電を行なうと、これに
よってモータが回転することになり、このモータの回転
は、フロントブラケット10の前端側に突出している回
転軸15によって取出されることになる。そして電機子
コイル16に供給される電流は、上記ブラシ19と摺接
する整流子18によって切換えられるようになってい
る。
上記電機子コイル16に供給される電流が過大な場合に
は、この過大な電流をブレーカ25によって遮断するよ
うにしている。ブレーカ25は外部電線26とブラシ1
9との間に接続されており、しかもバイメタル板32を
備えている。従って可動接点33と固定接点34とが接
触している場合には、バイメタル板32を通じて電流が
流れることになる。そして過大な電流が流れた場合に
は、バイメタル32がジュール熱によって変形し、その
可動接点33が固定接点34から離れることになり、こ
れによって駆動電流が遮断されるようになる。従って過
電流から電機子コイル16を保護することが可能にな
る。
は、この過大な電流をブレーカ25によって遮断するよ
うにしている。ブレーカ25は外部電線26とブラシ1
9との間に接続されており、しかもバイメタル板32を
備えている。従って可動接点33と固定接点34とが接
触している場合には、バイメタル板32を通じて電流が
流れることになる。そして過大な電流が流れた場合に
は、バイメタル32がジュール熱によって変形し、その
可動接点33が固定接点34から離れることになり、こ
れによって駆動電流が遮断されるようになる。従って過
電流から電機子コイル16を保護することが可能にな
る。
このような過電流を遮断するブレーカ25はケースに入
れることなくそのままフロントブラケット10の凹部3
7によって保持されるようになっている。従ってブレー
カ25を入れるための専用のケースを必要としなくな
る。さらにブレーカ25は凹部37によって位置決めさ
れて保持されるようになっているために、特別な保持手
段が必要でなくなる。そしてブレーカ25はその上から
絶縁基板27によって押えられるようになっており、こ
の基板27がブラケット10にビス止めされるようにな
っている。従ってブレーカ25の組込みの工数も著しく
削減されることになる。またブレーカ25が発熱した場
合においても、その放熱がフロントブラケット10の全
体で行なわれることになり、放熱性が改善されることな
る。
れることなくそのままフロントブラケット10の凹部3
7によって保持されるようになっている。従ってブレー
カ25を入れるための専用のケースを必要としなくな
る。さらにブレーカ25は凹部37によって位置決めさ
れて保持されるようになっているために、特別な保持手
段が必要でなくなる。そしてブレーカ25はその上から
絶縁基板27によって押えられるようになっており、こ
の基板27がブラケット10にビス止めされるようにな
っている。従ってブレーカ25の組込みの工数も著しく
削減されることになる。またブレーカ25が発熱した場
合においても、その放熱がフロントブラケット10の全
体で行なわれることになり、放熱性が改善されることな
る。
以上のように本考案は、軸線方向の一端のブラケットを
合成樹脂成形体によって構成するとともに、このブラケ
ットに凹部を形成し、ブレーカをケースに入れることな
くそのまま凹部内に挿入し、上から絶縁基板で覆うよう
にしたものである。従ってこのような構成によれば、ブ
レーカが専用のケースを必要としなくなるとともに、保
持手段を省略することが可能になる。またブレーカの組
込みのための作業工数を削減できるようになる。
合成樹脂成形体によって構成するとともに、このブラケ
ットに凹部を形成し、ブレーカをケースに入れることな
くそのまま凹部内に挿入し、上から絶縁基板で覆うよう
にしたものである。従ってこのような構成によれば、ブ
レーカが専用のケースを必要としなくなるとともに、保
持手段を省略することが可能になる。またブレーカの組
込みのための作業工数を削減できるようになる。
第1図は本考案の一実施例に係る直流モータのブレーカ
の保持装置を示す要部分解斜視図、第2図は直流モータ
の全体の構造を示す縦断面図、第3図はフロントブラケ
ットの正面図である。 なお図面に用いた符号において、 10…フロントブラケット 16…電機子コイル 19…ブラシ 24…ピッグテール 25…ブレーカ 26…外部電線 27…絶縁基板 32…バイメタル板 33…可動接点 34…固定接点 37…凹部 である。
の保持装置を示す要部分解斜視図、第2図は直流モータ
の全体の構造を示す縦断面図、第3図はフロントブラケ
ットの正面図である。 なお図面に用いた符号において、 10…フロントブラケット 16…電機子コイル 19…ブラシ 24…ピッグテール 25…ブレーカ 26…外部電線 27…絶縁基板 32…バイメタル板 33…可動接点 34…固定接点 37…凹部 である。
Claims (1)
- 【請求項1】駆動電流をブレーカを介して電機子コイル
に供給するようにしたモータにおいて、軸線方向の一端
のブラケットを合成樹脂成形体によって構成するととも
に、このブラケットに凹部を形成し、前記ブレーカをケ
ースに入れることなくそのまま前記凹部内に挿入し、上
から絶縁基板で覆うようにしたことを特徴とするモータ
のブレーカの保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11079186U JPH062452Y2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | モ−タのブレ−カの保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11079186U JPH062452Y2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | モ−タのブレ−カの保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6317557U JPS6317557U (ja) | 1988-02-05 |
JPH062452Y2 true JPH062452Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=30990121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11079186U Expired - Lifetime JPH062452Y2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | モ−タのブレ−カの保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062452Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0649081Y2 (ja) * | 1988-06-20 | 1994-12-12 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | ブラシホルダ装置 |
JP4677271B2 (ja) * | 2005-04-15 | 2011-04-27 | キヤノン株式会社 | 駆動装置 |
-
1986
- 1986-07-18 JP JP11079186U patent/JPH062452Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6317557U (ja) | 1988-02-05 |
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