JP2615787B2 - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JP2615787B2
JP2615787B2 JP7561288A JP7561288A JP2615787B2 JP 2615787 B2 JP2615787 B2 JP 2615787B2 JP 7561288 A JP7561288 A JP 7561288A JP 7561288 A JP7561288 A JP 7561288A JP 2615787 B2 JP2615787 B2 JP 2615787B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電動機、発電機等の回転電機における筒状
のヨークとエンドフレームの固定に関するものである。
(従来の技術) 従来のものは、特開昭59−113755号公報に開示される
ように、ヨークの内周に複数の磁石を固着するととも
に、電機子に摺動自在に接触するブラシを保持するブラ
シホルダにヨークとの位置決めを行なう突片を設け、こ
の突片に組付ボルトをエンドフレームのボルト孔まで案
内する案内路を形成している。これより、筒状のヨーク
とエンドフレームを嵌合して組付ボルトを差し込むと
き、その組付ボルト先端を自動的にエンドフレームのボ
ルト孔に挿入できるようにして、組立作業を容易にして
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来のものは、エンドフレー
ムとヨークとの組付作業の能率を向上させるための突片
を付加的に別個の部材として設ける必要があるため、構
造が複雑になる。また、この構造はその機能、コストか
ら考えて樹脂ブラシホルダに一体的に成形されることが
要求されるが、この場合、突起部は強度的に弱く余分な
力が加わると容易に破損する。上記構造をプレス等その
他の方法にてつくる場合、非常に大きな工数及びコスト
がかかるという問題がある。
本発明の目的は、上述した従来の問題に鑑みなされた
もので、ブラシに電気的に接続されるターミナルの一端
を延長し、このターミナル延長部を位置決め部材に利用
することで、エンドフレームとヨークの組付作業を容易
にし、組立作業能率を向上し、強度的にも強く低コスト
な構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) そのために本発明の回転電機は、筒状のヨークの内周
に配置される複数個の円弧状の磁石と、これら磁石の内
周側に配置される電機子と、この電機子に電流を供給す
るブラシと、このブラシを保持し、エンドフレームに固
定されるブラシホルダと、前記ブラシに電気的に接続さ
れ、前記エンドフレームに固定されるターミナルとを備
え、隣り合う前記磁石間に形成される空間部に前記ター
ミナルの一端を延長するターミナル延長部を設けたこと
を特徴とする。
前記ターミナル延長部は、その延長方向とほぼ直交す
る方向に延長先端部から曲折される断面コ字状の第1の
コ字状曲折部を有することを特徴とする。前記ターミナ
ルは、そのターミナル延長部の中途から前記第1のコ字
状曲折部と反対面側にコ字状に曲折される第2のコ字状
曲折部を有し、前記エンドフレームは、この第2のコ字
状曲折部に嵌合される突起部を有することを特徴とす
る。
(作用) エンドフレームに固定されるターミナルの一端がヨー
ク軸方向に延長され、組付時にこのターミナル延長部が
磁石間に形成される空間部に挿入されることにより、エ
ンドフレームとヨークの位置決めを確実に行なう。
また、別個に位置決め部材を設けることなくターミナ
ル延長部を位置決め部材に利用しているので、位置決め
部材が高剛性になり、しかも組付部品点数を増やさない
でエンドフレームとヨークの位置決めを確実に行なう。
(実施例) 本発明を図に示す実施例について説明する。
第2図において、1は円筒状のヨークであり、このヨ
ーク1の内周面には、円周方向に等間隔に円弧状の磁石
2が4つ接着されている。4は磁石2の内周に配置され
る電機子、5は整流子、6は電機子4の中心を貫通する
シャフトである。
7、8はそれぞれヨーク1の端面にそれぞれ嵌合され
たフロントブラケット、エンドフレームであり、スルー
ボルト3でフロントブラケット7とエンドフレーム8を
ヨーク1に固定している。そして、フロントブラケット
7とエンドフレーム8の内周に設けた軸受9で、電機子
4のシャフト6を回転自在に支承している。
第1図ないし第4図に示すように、10は整流子上を摺
動するブラシであり、このブラシ10はブラシホルダフレ
ーム11上に固定したブラシホルダ12内に収納されてい
る。また、13はブラシ10を押圧するためのブラシスプリ
ングである。さらに、14はブラシ10のピグテールであ
り、その一端14aはブラシ10に接続され、他端14bはター
ミナル15の曲折部15aに溶接により取り付けられてい
る。
第5図と第6図に示すように、ターミナル15の基端15
bにはこのターミナルをエンドフレーム8に取付けるた
めの固定用穴15cが形成され、基端15bの曲折部15aと反
対側に前記基端15bの基端面からほぼ鉛直方向にターミ
ナル延長部15dが立ち上がるように形成されている。タ
ーミナル延長部15dの延長面は前記曲折部15aの折曲面に
対し所定の傾斜角をもって基端15bから立ち上げられ、
このターミナル延長部15dの先端にヨーク1に嵌合する
第1のコ字状曲折部15fが設けられ、さらにターミナル
延長部15dの先端から立ち上がり部に至る中途には、エ
ンドフレーム8の突起部8aに嵌合しかつ前記第1のコ字
状曲折部15fと反対面側に曲折される第2のコ字状曲折
部15eが設けられている。
エンドフレーム8には、前述したホルダプレート11、
ブラシホルダ12および15を固定するボルト17を取り付け
るためのボルト孔16が形成され、エンドフレーム8の外
周縁には前述したターミナル15の第2のコ字状曲折部15
eと嵌合する突起部8aがボルト孔16の軸方向に立ち上げ
られている。
ターミナル15がボルト17より固定されると、ターミナ
ル15の第2のコ字状曲折部15eが突起部8aに係合し、エ
ンドフレーム8に対するターミナル15の位置決めが成立
してターミナル15の回転が防止される。エンドフレーム
8にヨーク1が組付けられると、磁石2間に形成される
空間部にターミナル延長部15dが挿入され、エンドフレ
ーム8とヨーク1の位置決めが成り立つ。
上述したターミナル15のターミナル延長部15dに設け
た第1のコ字状曲折部15fは、ヨーク組付時に磁石2と
の接触面積を増大して位置決め精度を高めるとともにタ
ーミナルを高剛性にするためのものであるが、このコ字
状曲折部15fは本発明としては必ずしも設けなくともよ
い。また、第2のコ字状曲折部15eについても同様に必
ずしも設けなくともよく、この場合には突起部8aも設け
なくともよい。さらに、磁石2間の空間部にターミナル
延長部15dを挿入しているが、本発明は、磁石2自体に
凹部を形成し、この凹部にターミナル延長部15dを係合
することにより位置決めを行なってもよい。さらには、
ホルダプレート11とブラシホルダ12とターミナル15をボ
ルト17で一体的に固定したが、これはそれぞれ別個のボ
ルトで固定してもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、ブラシに接続さ
れるターミナルの一端を、磁石間に形成される空間部に
まで伸びるように延長し、このターミナル延長部をヨー
クとエンドフレームとの位置決め部材に利用する構成に
したため、ヨークとエンドフレームとの位置決め部材を
別個に付加することなく、つまり位置決め部材の部品点
数を増大することなく、組付の作業能率が向上されると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図に示す回転電機のターミナル周囲を表わ
す縦断面図、第2図は本発明の回転電機の一実施例を表
わす縦断面図、第3図はヨーク側からみたエンドフレー
ムおよびその周囲を示す部分正面図、第4図は第3図に
示す断面A−O−B−C−D−E−F線断面図、第5図
はターミナルを示す正面図、第6図はターミナルを示す
正面図である。 1……ヨーク、 2……磁石、 8……エンドフレーム、 10……ブラシ、 11……ホルダプレート、 12……ブラシホルダ、 14……ピグテール、 15……ターミナル、 15d……ターミナル延長部、 15e……第2のコ字状曲折部、 15f……第1のコ字状曲折部、 17……ボルト。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のヨークの内周に配置される複数個の
    円弧状の磁石と、 これら磁石の内周側に配置される電機子と、 この電機子に電流を供給するブラシと、 このブラシを保持し、エンドフレームに固定されるブラ
    シホルダと、 前記ブラシに電気的に接続され、前記エンドフレームに
    固定されるターミナルと を備え、 隣り合う前記磁石間に形成される空間部に前記ターミナ
    ルの一端を延長するターミナル延長部を設けたことを特
    徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】前記ターミナル延長部は、その延長方向と
    ほぼ直交する方向に延長先端部から曲折される断面コ字
    状の第1のコ字状曲折部を有することを特徴とする請求
    項1に記載の回転電機。
  3. 【請求項3】前記ターミナルは、そのターミナル延長部
    の中途から前記第1のコ字状曲折部と反対面側にコ字状
    に曲折される第2のコ字状曲折部を有し、前記エンドフ
    レームは、この第2のコ字状曲折部に嵌合される突起部
    を有することを特徴とする請求項2に記載の回転電機。
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