JP2007312453A - 回転電機 - Google Patents

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学 佐藤
Shuji Uehara
修二 上原
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Abstract

【課題】アース端子の接触抵抗を低減し、ブラシホルダのガタツキを簡単な構成で確実に防止する。
【解決手段】アーマチュアを支持するリアブラケット4には取付部60が突設されており、この取付部60にブラシホルダ30が挿入されて位置決めされる。ブラシホルダ30には、中心側に取付部60よりも高く突出する突き当て部65が設けられている。取付部60には、ネジ孔61が形成されており、アース端子40がネジ52で固定される。アース端子40は、肉盗みによる固定部57が突き当て部54によって弾性変形させられつつ、ブラシホルダ30をリアブラケット4に押し付ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、ブラシでアーマチュアのコイルに給電する回転電機に関する。
ブラシ付きの回転電機では、アーマチュアのコイルに給電するブラシを有し、ブラシを収容する樹脂製のブラシホルダがブラケットに固定されている。ブラシは、給電端子に接続されるブラシと、アース端子に接続されるブラシとが少なくとも1つずつ設けられており、その各々がブラシホルダ内に設けられたスプリングでアーマチュア側に配設されたコンミテータに摺接するように付勢されている。これによって、電流がブラシを介して給電端子からアーマチュアのコイルを通ってアース端子に流れるような回路が形成される。このような回転電機の使用例としては、例えば、回転電機を二輪車のスターターモータに使用することがあげられる。この場合、アース端子は、アルミダイカスト製のブラケットに設けた取付部に固定される。これによって、アース端子からブラケットを介して二輪車のボディに向かうアース経路が形成される。
従来の回転電機には、アース端子をブラケットの取付部に固定したときに、アース端子でブラシホルダをブラケットに押さえ付けるように構成したものがある。この場合、ブラシホルダは、ブラケット側の取付部を挿通させる挿入孔を有し、挿入孔の周囲の高さがブラケット側の取付部の高さと略同じになるようにしてある(例えば、特許文献1参照)。取付部にアース端子をネジ固定すると、アース端子は取付部の上面に面接触すると共に、ブラシホルダの挿入孔の周囲の部分にも面接触した状態で固定される。アース端子がブラシホルダに面接触した状態でブラケットにネジ固定されることで、ブラシホルダがアース端子とブラケットに挟み込まれるようにして固定され、ブラシホルダのガタツキが防止される。
特開2003−324908号公報
ここで、ブラシホルダのガタツキをより確実に防止するために、取付部を囲むブラシホルダの高さを取付部よりも高くことがある。この場合、アース端子をブラシホルダ上に載置した状態では、アース端子と取付部との間に隙間ができるので、アース端子をネジで締め込んで取付部に向けて変形させてアース端子と取付部との間の隙間をなくすように固定していた。しかしながら、ネジによる締め付け力の大きさによっては、アース端子の変形量が不足してアース端子と取付部の間に十分な接触面積が得られないことがあった。このような場合に、ブラケットを介してボディアースをとろうとすると、アース端子とブラケットの接触抵抗が大きくなるので好ましくない。
このような課題は、ブラシホルダやブラケットの製造誤差や組立誤差によってブラケットの取付部とブラシホルダの高さが略一致しない場合にも生じる。前記の位置関係とは逆の場合、つまり取付部の周囲の高さが取付部よりも低かった場合は、アース端子がブラシホルダに接触しなくなってブラシホルダのガタツキを防止できなくなる。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、アース端子の接触抵抗を低減させ、ブラシホルダのガタツキを簡単な構成で確実に防止することを主な目的とする。
上記の課題を解決する本発明の請求項1に係る発明は、アーマチュアのコイルに給電するブラシを収容するブラシホルダを導電性のブラケットに固定し、前記ブラケットから突出させた取付部の上面に前記ブラシに接続されるアース端子を固定する回転電機において、前記ブラシホルダは、前記取付部を挿通させる挿入孔を有し、前記挿入孔の周囲には前記アース端子を前記取付部に固定したときに前記アース端子が突き当てられる凸部が設けられており、前記凸部を除く前記挿入孔の周囲は、前記取付部の高さより低くなっていることを特徴とする回転電機とした。
この回転電機は、取付部にアース端子を固定すると、ブラシホルダが凸部のみでアース端子に当接し、他の部分はアース端子に接触しない。ブラシホルダが凸部のみでアース端子に接触するので、アース端子の変形量が不足することはない。凸部でアース端子が押圧されるのでブラシホルダのガタツキは防止される。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の回転電機において、前記アース端子は、前記取付部に面接触する部分に対して傾斜した状態で前記凸部に当接して前記ブラシホルダを押さえ付ける固定部が延設されていることを特徴とする。
この回転電機は、固定部でブラシホルダが押さえ付けられる。アース端子を取付部に固定したときに、固定部を傾斜した姿勢で凸部に当接するので、ブラシホルダを押圧する力を発生させ易い。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の回転電機において、前記固定部は、前記取付部に当接する部分を避けて形成した切り欠きによって前記アース端子に一体に形成されていることを特徴とする。
この回転電機は、アース端子の固定部が変形し易くなり、ブラシホルダを押圧する力を発生させ易い。固定部を形成する切り欠きは、取付部に当接する部分を避けるように形成してあるので、アース端子と取付部の接触面積は十分に確保される。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の回転電機において、前記凸部は、前記取付部の上面よりも高い位置に突出していることを特徴とする。
この回転電機は、アース端子を取付部に固定したときに、凸部によってアース端子が取付方向と反対側に変形させられる。このときにアース端子が受ける力の反力でブラシホルダが押さえ付けられる。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の回転電機において、自動二輪車のスターターモータであることを特徴とする。
この回転電機は、ボディアースを利用してアーマチュアを回転させることができる。
本発明によれば、アース端子がブラシホルダを確実に押さえ付けた状態で取付部との間に十分な接触面積が得られるようになる。取付部とブラシホルダに寸法誤差や組み付け誤差があった場合でも、そのような誤差を吸収しつつ、取付部やブラシホルダとの接触面積を確保することができる。したがって、ボディアースをとる場合のアース経路を確実に確保できると共に、ブラシホルダのガタツキを確実に防止できる。
発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施の形態において同じ構成要素には、同一の符号を付してある。また、各実施の形態において重複する説明は省略する。
(第一の実施の形態)
図1に回転電機の一例としての二輪用のスターターモータの構成を示す。スターターモータ1は、車体に固定されるフロントブラケット2と、フロントブラケット2に一端部が固定される円筒状のステータ3と、ステータ3の他端部を閉塞するリアブラケット4と、ステータ3内に配置され、フロントブラケット2及びリアブラケット4に回転自在に支持されるアーマチュア5とを有する。
アーマチュア5は、エンジンのシャフトに連結される回転軸10を有し、回転軸10にアーマチュアコア11と、コンミテータ12とが固着されている。アーマチュアコア11は、鉄心片を積層して製造され、回転軸10を中心にして放射状に延びる複数のティースを有する。ティース部には、コイル13が巻装されている。コンミテータ12は、ディスク形状を有し、複数のセグメント14が回転軸10を中心に放射状に配設されている。これらセグメント14には、コイル13を形成する巻線の一端が固定されている。
フロントブラケット2は、中央に回転軸10を貫通させる孔15が設けられており、孔15内に回転軸10の一端部を回転自在に支持するベアリング16が圧入固定されている。さらに、ベアリング16よりも外側にはオイルシース17が配設されている。さらに、外周には、エンジンケースに装着する際に使用するOリング18が取り付けられている。フロントブラケット2の外縁部は、ボルト19でステータ3に固定されている。
ステータ3は、円筒形のヨーク21を有する。ヨーク21の内周側には、界磁用の永久磁石22が周方向に沿って複数固着されている。永久磁石22には、例えば、ネオジウム系の希土類磁石を用いることができる。ヨーク21の一端部には、リアブラケット4がボルト23で固定されている。
リアブラケット4は、有底円筒形状を有し、底部4Aの中央に突設されたボス部25にアーマチュア5の回転軸10の他端部が挿入されている。ボス部25には、軸受けとしてオイレスメタル26が圧入されており、オイレスメタル26を介してアーマチュア5が回転自在に支持されている。
リアブラケット4と、ヨーク21並びにフロントブラケット2は、導電性の材料、例えば、アルミのダイカストで製造されている。
ここで、図1及び図2に示すように、リアブラケット4の底部4Aの内側には、ブラシホルダ30が固定されている。ブラシホルダ30は、略環状の樹脂成型品であり、中央部30Aがボス部25を囲むように突設されている。さらに、ボス部25を囲むように4つのホルダ部31が一体に設けられている。ホルダ部31は、軸方向に延びており、その各々にアーマチュア5のコンミテータ12のセグメント14に摺接する導電性のブラシ32が1つずつ摺動自在に収容されている。
ブラシ32は、ホルダ部31内に配置されたスプリング33でコンミテータ12に向けて付勢されている。ブラシ32には、ピグテール34が一体成型によって取り付けられている。ピグテール34は、ホルダ部31の側部に形成されたスリットから引き出される。4つのうちの2つブラシ32(プラス側のブラシ32A)から延びるピグテール34は、給電板35を介して給電端子36に接続されている。残りの2つのブラシ32(マイナス側のブラシ32B)から延びるピグテール34は、アース端子40に接続されている。
給電端子36は、ブラシホルダ30内に頭部41が配置されるボルト部材からなる。ブラシホルダ30及びリアブラケット4のそれぞれには、給電端子36を挿通させる端子挿入孔42,43が設けられている。端子挿入孔43にはOリング44が挿入されており、給電端子36はブラシホルダ30の内側からリアブラケット4の外側に向けて挿通される。給電端子36の頭部41は、ブラシホルダ30にインサート成型された給電板35に電気的に接続されている。給電板35は、略L字形に屈曲させられており、ここにブラシ32Aからの2本のピグテール34がスポット溶接等で固定されている。リアブラケット4の外側では、給電端子36には樹脂ブッシュ45と、ストッパワッシャ46を通した後でナット47を締め込んであり、給電端子36とナット47でブラシホルダ30とリアブラケット4を挟み込んでいる。ナット47には、不図示の給電配線が接続されており、バッテリに電気的に接続される。なお、リアブラケット4の外側には、ナット47を囲むように絶縁性のカバー48が取り付けられている。
図2及び図3に示すように、アース端子40は、底部51から接続部54を起き上がらせるように屈曲させた略L字形を有する。底部51は、略平面形状を有し、リアブラケット4にネジ52で固定する際に使用する孔53が形成されている。接続部54には、2本のピグテール34がスポット溶接等によって固定されている。
底部51は、孔53を囲む環状の領域がアース部55になっており、アース部55よりも先端側には肉盗みとなる切り欠き56が形成されている。切り欠き56によって底部51には、一対の固定部57が一体に延設されている。固定部57は、底部51の側部から先端かつ中央寄りに突出した形状を有する。
アース端子40を固定するために、リアブラケット4には、取付部60が軸線方向で内側に突設されている。取付部60は、ネジ孔61が刻まれた円柱形状を有し、その肉厚は、アース端子40のアース部55の厚さに略等しい。この取付部60は、ブラシホルダ30に形成された挿入孔62に挿通されている。ブラシホルダ30における挿入孔62の周縁部は、外周側の部分63Aが取付部60の高さ(軸線方向の厚さ)よりも薄肉になっており、この部分63Aでは取付部60に対してブラシホルダ30が下がっている。反対側、つまり中心側(回転軸10側)の部分63Bは、取付部60に対してブラシホルダ30が下がっているが、さらに中心側では段差64が形成され、取付部60の高さよりも高い位置まで突出する突き当て部65(凸部)が形成されている。突き当て部65は、アース端子40の固定部57に当接可能な範囲内で挿入孔62から離れて配置されている。
スターターモータ1を製造するときには、リアブラケット4にブラシホルダ30を配置する。ブラシホルダ30の中央部30Aをリアブラケット4のボス部25に係合させると共に、挿入孔62に取付部60を挿通させる。さらに、給電端子36用の端子挿入孔42,43の位置を一致させると、ブラシホルダ30がリアブラケット4に対して位置決めされる。この状態で、給電端子36をブラシホルダ30側から端子挿入孔42,43に挿入し、ナット47で固定する。給電端子36の頭部48とナット47で挟み込まれることでブラシホルダ30がリアブラケット4に位置決めして固定される。
さらに、アース端子40をネジ52で取付部60に固定する。このとき、アース端子40は、ネジ52の締め付け力によって取付部60の端面60A(上面)に環状に面接触する。これによって、アース端子40とリアブラケット4の間にアース経路が形成される。
取付部60よりも外周側は、ブラシホルダ30が下がっているので接触しない。一方、取付部60よりも内周側は、段差64が形成する凹部66によってブラシホルダ30とアース端子40は接触しないが、段差64を越えて延びる固定部57は、突き当て部64に突き当てられ、変形させられながら当接する。このときに固定部57に作用する力の反力でブラシホルダ30が突き当て部64の突出方向と反対側、つまりリアブラケット4に向けて押圧される。これによって、ブラシホルダ30がリアブラケット4に押さえ付けられる。ブラシホルダ30は、アース端子40と給電端子36に押さえ付けられることでガタツキが防止される。
さらに、給電板35及びアース端子40にピグテール34を介して接続されるブラシ32をホルダ部31に収容させ、アーマチュア5をオイレスメタル26に支持させると共に、リアブラケット4にステータ3のヨーク21を固定する。そして、フロントブラケット2に回転軸10を支持させつつ、フロントブラケット2をヨーク21に固定すると、スターターモータ1が完成する。
このようにして製造されたスターターモータ1は、自動二輪車の車体、例えば、エンジンカバーなどに固定される。このとき、フロントブラケット2から延びる回転軸10には、クランクシャフトに取り付けられたワンウェイクラッチに連結される。このスターターモータ1は、車体によってボディアースされるので、給電端子36に印加すると、ブラシ32Aに摺接するコンミテータ12からコイル13に電流が流れ、アーマチュア5が回転する。アーマチュア5の回転は、ワンウェイクラッチを介してクランクシャフトを回転させ、エンジンを始動させる。
この実施の形態では、ブラシ32Bに接続されるアース端子40の底部51に他の部分よりも変形容易な固定部57を設けた。さらに、ブラシホルダ30には固定部57を弾性変形させつつ当接する突き当て部65を設けたので、アース端子40と取付部60の接触面積を確保すると共に、ブラシホルダ30を確実に押さえられるようになる。したがって、ボディアースをとる場合にアース経路を確実に確保できると共に、ブラシホルダ30のガタツキを確実に防止できる。部品ごとに寸法誤差があった場合でも固定部57の弾性変形によってそうような誤差を吸収することができる。
アース端子40の底部51の一部を切り欠くことで固定部57を形成したので、製造が容易であり、取付作業も簡単である。固定部57を形成する切り欠き56は、アース部55を避けるように形成してあるので、アース端子40とリアブラケット4の接触面積を減少させることはない。
(第二の実施の形態)
図5に示すように、アース端子80は、底部51の略中心に孔53が形成されており、孔53を囲むようにアース部55が略環状に形成されている。さらに、アース部55よりも先端側は、切り欠き56による肉盗みによって固定部57Aが形成されている。固定部57Aは、アース部55よりも外側の部分を起点として、下方(接続部54が延びる方向と反対側)に向けて斜めに折り曲げられている。
図6に取付構造を示すように、ブラシホルダ90は、挿入孔62よりも中心側の部分91Aが、外周側の部分63Aよりも更に下がっている。さらに、挿入孔62から所定長だけ中心側には、段差92によって軸線方向で内側に突出する突き当て部93が形成されている。突き当て部93の高さは、リアブラケット4の取付部60及びブラシホルダ90の外周側の部分63Aより低い。突き当て部93の高さは、外周側の部分63Aより高くても良いが、アース端子80を取付部60の上に載せたときの固定部57Aの下端の高さ以上であることが好ましい。なお、ブラシホルダ90のその他の構成は、第1の実施の形態のブラシホルダ30と同じである。
アース端子80を取り付けるときには、ブラシホルダ90の挿入孔62をリアブラケット4の取付部60に通した状態で取付部60上にアース端子80を置き、上からネジ52で締め付ける。ネジ52の締め付け力によってアース端子80のアース部55が取付部60に面接触してアース経路が形成される。さらに、ネジ52の締め付け力によって固定部57Aが突き当て部93に押し付けられて弾性変形する。この際に生じる反力でアース端子80がブラシホルダ90をリアブラケット4に押さえ付ける。
この実施の形態では、固定部57Aを予め屈曲させたアース端子80を用い、低い位置に形成した突き当て部93に当接させるようにしたので、アース端子80と取付部60の接触面積を確保すると共に、ブラシホルダ90を確実に押さえられるようになる。したがって、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明は、前記した各実施の形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、回転電機は、スターターモータに限定されない。
肉盗みによる切り欠きを有さずに、底部51と略同じ幅の固定部を形成しても良い。突き当て部65,93に突き当てられることでブラシホルダ30,90をリアブラケット4に押さえ付けることができる。この場合、固定部は、他の部分により薄肉に形成すると、変形させ易くなり、押圧力を発生させ易くなる。
ブラシホルダ30の突き当て部65の高さは、取付部60と同じ高さでも良い。
本発明の実施の形態に係る回転電機の一例としてのスターターモータの構成を一部破断して示す図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 アース端子の平面図である。 図2のB−B線に沿った断面図であって、アース端子の取付構造を示す図である。 他の形態に係るアース端子の平面図である。 図5に示すアース端子の取付構造を示す断面図である。
符号の説明
1 スターターモータ(回転電機)
4 リアブラケット(導電性のブラケット)
5 アーマチュア
12 コンミテータ
30,90 ブラシホルダ
32 ブラシ
40,80 アース端子
55 アース部(取付部に面接触する部分)
56 切り欠き
57,57A 固定部
60 取付部
60A 端面(上面)
62 挿入孔
65,93 突き当て部(凸部)

Claims (5)

  1. アーマチュアのコイルに給電するブラシを収容するブラシホルダを導電性のブラケットに固定し、前記ブラケットから突出させた取付部の上面に前記ブラシに接続されるアース端子を固定する回転電機において、
    前記ブラシホルダは、前記取付部を挿通させる挿入孔を有し、前記挿入孔の周囲には前記アース端子を前記取付部に固定したときに前記アース端子が突き当てられる凸部が設けられており、前記凸部を除く前記挿入孔の周囲は、前記取付部の高さより低くなっていることを特徴とする回転電機。
  2. 前記アース端子は、前記取付部に面接触する部分に対して傾斜した状態で前記凸部に当接して前記ブラシホルダを押さえ付ける固定部が延設されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記固定部は、前記取付部に当接する部分を避けて形成した切り欠きによって前記アース端子に一体に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記凸部は、前記取付部の上面よりも高い位置に突出していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の回転電機。
  5. 自動二輪車のスターターモータであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の回転電機。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010115085A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Mitsuba Corp 電動モータ
KR101238157B1 (ko) 2011-01-28 2013-02-27 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 전동기
JP2014050132A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Mitsuba Corp 電動モータ

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