JPH0783578B2 - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JPH0783578B2
JPH0783578B2 JP60246643A JP24664385A JPH0783578B2 JP H0783578 B2 JPH0783578 B2 JP H0783578B2 JP 60246643 A JP60246643 A JP 60246643A JP 24664385 A JP24664385 A JP 24664385A JP H0783578 B2 JPH0783578 B2 JP H0783578B2
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JP
Japan
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magnet
brush
holding device
yoke
positioning
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JP60246643A
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JPS62107664A (ja
Inventor
信行 林
哲哉 水野
Original Assignee
日本電装株式会社
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Publication date
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば、電動機の回転電機において、回転電機
の励磁に使用する永久磁石の固定およびブラシ保持器の
固定に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のものは,ヨークの内周に磁石を固着すると共に、
磁石の内周側にマグネットカバーを当接させており、磁
石のかけや割れが生じても、この磁石のかけらがマグネ
ットカバー外に出てしまうのを防止していた。(例え
ば、特開昭56−56158号公報) 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが上述した従来のものでは、磁石とブラシとの間
の相対的強度(電気角)を所定角度設定する時に、ヨー
クとマグネットカバーとの位置決め、ブラシを保持する
ブラシホルダとこのブラシホルダを固定するブラケット
との間の位置決め、ヨークとブラケットとの間の位置決
めが必要となり、位置決めの際の組み付け工数、位置決
めをするための印等、工数が増加すると共に、それぞれ
の位置決めの際の誤差が生じて、最終的な磁石とブラシ
との間の角度が正確に設定できないという問題点があ
る。
そこで、本発明においては、上述した従来の問題点を鑑
みて、磁石とブラシとの間の角度の正確な位置決めを容
易に行えるようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
筒状のヨークの内周に配置される複数個の円弧状の磁石
と、 これら磁石の内周側に配置される電機子と、 この電機子に電流を供給するブラシと、 このブラシを保持するブラシホルダプレートと、前記磁
石と前記ブラシの位置決めをする位置決め部と、前記磁
石の軸方向の第1端面を押圧する舌部とを有するブラシ
保持装置と、 このブラシ保持装置を前記ヨークとで挟持するブラケッ
トと、 前記磁石間に配置され、前記ヨーク内周に固定されると
ともに、前記磁石の周方向端面を押圧する側面部と、前
記ブラシ保持装置の位置決め部に係合し、前記ブラシ保
持装置の位置決めを行う係合部と、前記磁石の軸方向の
第2端面を押圧し、前記ブラシ保持装置の舌部とともに
前記磁石の軸方向の移動を規制する係止部とを有するほ
ぼU字状の磁石止め具と、 を備えたことを特徴とする回転電機とすることである。
〔作用〕
磁石止め具には、磁石の周方向を移動規制するための側
面部と、磁石の軸方向(第2端面方向)を移動規制する
ための係止部を形成するとともに、さらに、ブラシ保持
装置の位置決め部と係合する係合部を形成し、この係合
部でブラシ保持装置の位置決め部と位置決めを行ってお
り、この位置決めで、ブラシと磁石との間の所定角度の
設定を行っている。また、ブラシ保持装置に舌部を形成
することにより、磁石の軸方向(第1端面方向)の移動
規制を行っている。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明する。第1図
において、1は筒状のヨークであり、このヨーク1の内
周には、円周方向に等間隔に円弧状の磁石2が2つ配置
されている。
3は弾性材料で形成された磁石止め具であり、第2図に
その磁石止め具3の斜視図を示してある。
この止め具3は、隣接する磁石2間のヨーク1の内周に
溶接等で固定される底部3aと、この底部3aより内周側に
屈曲する一対の側面部3bとから成るU字形状である。そ
して、一対の側面部3bの端面には、それぞれ磁石2側に
直角に折り曲げられた係止部3cが一体に形成され、また
底部3aの端面(反係止部3b側)からは軸方向に突出する
係合部をなす突起部3dが設けられている。
磁石止め具3をヨーク1の内周に対向する位置に2つ固
定する。そして、磁石止め具3の側面部3b間に磁石2を
挿入して、磁石2の軸方向、即ち、第2端面2b方向の移
動を係止部3cで行う。また、磁石2は、止め具3の側面
部3bの外周側に拡がろうとする弾性力で、磁石2の側面
が押圧されて、ヨーク1の内周側に固定されている。
4は磁石2の内周に配置される電機子、5は整流子、6
は電機子4の中心を貫通するシャフトである。
7,8はヨーク1の端面にそれぞれ嵌合されたフロントブ
ラケット,リアブラケットであり、図示しないスルーボ
ルトで両ブラケット7,8をヨーク1に固定している。そ
して、ブラケット7,8の内周に設けた軸受9で、電機子
4のシャフト6を回転自在に支承している。
第3図に示すように、10は整流子5とを摺動するブラシ
であり、このブラシ10はブラシホルダプレート11上に固
定したブラシホルダ12内に収納されている。また、13は
ブラシ10を押圧するためのブラシスプリングである。さ
らに、14はブラシ10のピグテールであり、+側ピグテー
ルはバッテリ側の入力端子15に、−側ピグテールはブラ
シホルダプレート11上に接続され、接地されている。ま
た、ブラシホルダプレート11の外周側には、止め具3の
突起部3dが挿入される位置決め部をなす穴部11aが形成
されている。そして、これら穴部11aは、止め具3の突
起部3dを挿入した時に、磁石2に対するブラシ10の角度
(電気角)が所定角度になるように、形成されている。
また、ブラシホルダプレート11の外周側には、磁石2の
端面2aに対向する位置に、軸方向に折れ曲がる舌部11b
が4つ形成されている。
そして、止め具3の突起部3dにブラシホルダプレート11
の穴部11aを挿入して、ブラシホルダプレート11を周方
向に位置決めした後、ヨーク1の段部1aと、リアブラケ
ット8の段部8aとの間で、ブラシホルダプレート11を挟
んで固定している。この時、ブラシホルダプレート11に
設けた舌部11bの端面が磁石2の第1端面2aに当接し、
磁石2が舌部11bを止め具3の係止部3cとの間で軸方向
の移動を確実に規制する。また、舌部11bは弾性力を有
し、この弾性力で、磁石2の端面2aとブラシホルダプレ
ート11との間の組み付け等のクリアランスを吸収するこ
とも可能である。
上述したように、磁石止め具3に形成した突起部3dに、
ブラシホルダプレート11の穴部11aを挿入することで、
磁石2に対するブラシ10の角度(電気角)が設定できる
ため、従来に比べて、位置決めの工数低減、また、止め
具3とブラシホルダプレート11との間の位置決めのみ
で、角度を正確に設定できる。
止め具3とブラシホルダプレート11は、嵌入のみである
が、第4図に示す如く、止め具3の突起部3dに、内側に
屈曲する屈曲部3eを形成して、この屈曲部3eを、ブラシ
ホルダプレート11の穴部11aに弾性的に嵌入してもよ
い。つまり、ブラシホルダプレート11が屈曲部3eと底部
3aもしくは側面部3bの端面と間で、軸方向に移動規制さ
れる。
また、ブラシホルダプレート11を、ヨーク1とリアフレ
ーム8との間で、固定しているが、止め具3の突起部3d
をブラシホルダプレート11の穴部11aに挿入した後、内
周側に折り曲げたり、第4図に示す構成の如くして、ブ
ラシホルダプレート11を止め具3に固定するようにして
もよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明においては、磁石の周方向の
移動を磁石止め具の側面部で規制するとともに、磁石の
軸方向の移動をブラケットとヨークとで狭持されたブラ
シ保持装置に設けられた舌部と磁石止め具の係止部とで
規制し、かつ、ブラシ保持装置に一体に設けた位置決め
部と磁石止め具の係合部とで、磁石とブラシとの間の周
方向の位置決めを正確に行うようにでき、さらに、単に
磁石止め具とブラシ保持装置との2部品の一部を加工す
るのみの簡単な構成で達成できるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明回転電機の一実施例を示す縦断面図、第
2図は第1図におけるエンドフレームを省略した状態を
示す正面図、第3図は磁石止め具を示す斜視図、第4図
は磁石止め具の他の実施例を示す斜視図である。 1……ヨーク,2……磁石,3……磁石止め具,3a……底部,
3b……側面部,3d……係合部をなす突起部,10……ブラ
シ,11……ブラシホルダプレート,11a……位置決め部を
なす穴部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のヨークの内周に配置される複数個の
    円弧状の磁石と、 これら磁石の内周側に配置される電機子と、 この電機子に電流を供給するブラシと、 このブラシを保持するブラシホルダプレートと、前記磁
    石と前記ブラシの位置決めをする位置決め部と、前記磁
    石の軸方向の第1端面を押圧する舌部とが一体に形成さ
    れたブラシ保持装置と、 このブラシ保持装置を前記ヨークとで狭持するブラケッ
    トと、 前記磁石間に配置され、前記ヨーク内周に固定されると
    ともに、前記磁石の周方向端面を押圧する側面部と、前
    記ブラシ保持装置の位置決め部に係合し、前記ブラシ保
    持装置の位置決めを行う係合部と、前記磁石の軸方向の
    第2端面を押圧し、前記ブラシ保持装置の舌部とともに
    前記磁石の軸方向の移動を規制する係止部とを有するほ
    ぼU字状の磁石止め具と、 を備えたことを特徴とする回転電機。
JP60246643A 1985-11-01 1985-11-01 回転電機 Expired - Fee Related JPH0783578B2 (ja)

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JPS62107664A JPS62107664A (ja) 1987-05-19
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