JPH0229810Y2 - - Google Patents

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JPH0229810Y2
JPH0229810Y2 JP1984191778U JP19177884U JPH0229810Y2 JP H0229810 Y2 JPH0229810 Y2 JP H0229810Y2 JP 1984191778 U JP1984191778 U JP 1984191778U JP 19177884 U JP19177884 U JP 19177884U JP H0229810 Y2 JPH0229810 Y2 JP H0229810Y2
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JP
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pigtail
base
brush
brush holder
hole
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JP1984191778U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば内燃機関を始動するスタータモ
ータにおけるブラシホルダ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のものは実公昭59−15237号公報に示すよ
うに、ブラシホルダの背部を連続的に延出した円
弧状の絶縁壁を設け、ブラシのピグテールがヨー
クの内周に接触するのを防いでいる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが上述した従来のものでは、ブラシのピ
グテールは、ブラシをブラシホルダに組付ける
際、余裕を持たせるためにある程度の長さが必要
であり、ブラシをブラシホルダに組付け後に、車
両等の振動により、ピグテールが共振して、切断
してしまうという問題点がある。
そこで本考案はピグテールの共振を確実に押さ
え、良好なブラシホルダ装置を提供するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、ハウジ
ングに固定されるほぼリング状のベースと、この
ベースに配設され、コンミテータに摺接するブラ
シを保持する少なくとも一対のブラシホルダとを
備えるブラシホルダ装置において、前記ブラシホ
ルダは、前記ベースに形成されると共に、その底
面となる前記ベースを開口し、かつ、前記底面と
対向する上面に前記ブラシのピグテールが挿入さ
れる径方向に伸びた切り欠き部を有し、さらに、
前記ベースの外周側に形成され、前記ピグテール
が配置される穴と、この穴に前記ピグテールを挿
入するために、前記ベースに設けた開口部と、前
記穴の径方向側の両端に、それぞれ前記ピグテー
ルと若干の隙間を介して対向して、前記ベースに
一体に形成された突起部と、 を具備するブラシホルダ装置とすることである。
〔作用〕
ピグテールを突起部間に配置することにより、
ピグテールの振幅を突起部によつて、押さえる。
〔実施例〕
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。第1図乃至第5図に示す第1実施例におい
て、1は樹脂で形成されたブラシホルダ装置であ
る。2はリング状のベースであり、このベース2
上には、ブラシ9が挿入され、円周方向に等間隔
に4つブラシホルダ3が一体に形成されている。
これらブラシホルダ3は、対向面3aおよび底面
3bとなるベース2とを開口している。また、ブ
ラシホルダ3の底面3aと対向する上面3cに
は、径方向内周から外周に伸びたブラシ9のピグ
テール10が挿入される切り欠き部3dが形成さ
れている。さらに、ブラシホルダ3の径方向外周
側には、軸方向に突出する円弧状の第1の突起部
4がベース2に一体に形成されている。また、ベ
ース2におけるブラシホルダ3の側面側には、ピ
グテール10の径よりも若干大きいU字状の穴5
が形成されている。そして、ブラシホルダ3の外
周とベース2との間には、穴5にピグテール10
を挿入するための開口部6が形成してある。ま
た、穴5のまわりには、U字状のガイド部7が、
ベース2に一体に形成され、また第2図および第
3図に示すように、ガイド部7のベース2外周側
には、ブラシホルダ3側に張り出した保持部7a
が形成されている。そして、保持部7aとブラシ
ホルダ3との間の開口部6は、ピグテール10の
径よりも若干小さくしてある。さらに、ブラシホ
ルダ3の上面3cには、ガイド部7より軸方向に
伸びた第2の突起部8が形成されている。そし
て、第1の突起部4と第2突起部8との間は、ピ
グテール10の径よりも若干大きくしてある。
そして、スタータモータ11のヨーク12の内
周には、アーマチヤ13が配置されている。ま
た、コンミテータ14には、ブラシスプリング1
5によつて、ブラシ9が押圧されている。そし
て、センタブラケツト16は、アーマチヤ13の
一端を軸受を介して保持している。また、インシ
ユレータ17は、ブラシホルダ3の底面3bを覆
うもので、ブラシ9がセンタブラケツト16に当
接し、短絡するのを防いでいる。さらに、ベース
2とインシユレータ17とをあわせて、センタブ
ラケツト16にネジにより、固定している。そし
て、ピグテール10の+側は、センタブラケツト
16に固定された端子18に接続され、この端子
18は図示せぬ電源に接続されている。また、−
側はセンタブラケツト16にアースされている。
さらに、19はスタータのハウジングであり、こ
のハウジング19、センタブラケツト16および
スタータモータ11のヨーク12を、ネジ20に
より固定している。
上記構成において、ブラシ9に接続したピグテ
ール10を開口部6より、穴5内に挿入する。そ
して、ピグテール10を第1の突起部4と第2の
突起部8との間を通して、ブラシ9をブラシスプ
リング15と共に、ブラシホルダ3内に挿入す
る。この時、ピグテール10は、ブラシホルダ3
の切り欠き部3d内に配置する。また、ピグテー
ル10は、保持部7aにより、ガイド部7から外
周側に飛び出るのを防止することができる。
上述したことにより、車両等の振動により、ピ
グテール10が径方向に振動しても、第1の突起
部4および第2の突起部8により、ピグテール1
0の振動が規制されて、ピグテール10の共振を
防止し、切断を防止することができる。また、ガ
イド部7により、ピグテール10の円周方向(ガ
イド部7)側への移動も規制することが出来、ピ
グテール10の振動をより防止することが可能で
ある。
また、ブラシホルダ3の底面3bを開口してい
るため、ブラシホルダ3を軸方向の2分割で成型
することが可能であり、型構造が簡単になる。
さらに、ピグテール10の配置も、開口部6よ
り、穴5内に挿入するのみで、簡単に出来る。
第6図乃至第8図に示す第2実施例において
は、ベース2には、ブラシホルダ3の外周側の側
面より半経方向と垂直に形成された矩形状の穴5
が設けられている。また、この穴5は、ベース2
の外周側に開口部6を介して、開口している。そ
して、この穴5にはピグテール10が配置され
る。また、この穴5の径方向の両側には、ブラシ
ホルダ3の上面3cより軸方向に突出しているそ
れぞれ平面状の第3の突起部21、第4の突起部
22がベース2に一体に形成されている。さら
に、第3および第4の突起部21,22はピグテ
ール10の両径方向側を覆うように延びている。
そして、第3の突起部21は、ブラシホルダ3の
上面3cの一部にかかつている。また、ピグテー
ル10は開口部6より穴5内に挿入され、第3の
突起部21と第4の突起部22との間に若干の隙
間を介して、配置される。
また、第9図に示す第3実施例においては、第
3の突起部21は、ピグテール10の屈曲部に対
向する所のみに形成され、幅が狭くなつている。
また、第4の突起部22は、ブラシホルダ3の背
部より一体に形成された第1の突起部4より、円
周方向に円弧状に形成されてなる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案においては、ブラシホ
ルダと一体に成形したベースに、ブラシのピグテ
ールを若干の隙間を介して対向する突起部を、ピ
グテールが挿入されるベースの穴の径方向側の両
端に一体に形成したから、車両の振動等によりピ
グテールが振動しても、ピグテールの振幅を突起
部によつて、押さえて、共振を防止し、ピグテー
ルの切断を防止することができ、またブラシホル
ダの底面を開口しているので、2分割で成型する
ことができ、型構造が簡単になるという優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ブラシホルダ装置の第1実施例
の要部を示す正面図、第2図は上記第1実施例の
要部を示す側面図、第3図及び第4図は上記第1
実施例の要部を示す斜視図、第5図は上記第1実
施例を適用したスタータの部分断面正面図、第6
図は本考案ブラシホルダ装置の第2実施例の要部
を示す正面図、第7図は上記第2実施例の要部を
示す側面図、第8図は上記第2実施例の要部を示
す斜視図、第9図は本考案ブラシホルダ装置の第
3実施例の要部を示す斜視図である。 1………ブラシホルダ装置、2……ベース、3
……ブラシホルダ、3a……対向面、3b……底
面、3d……切り欠き部、4……第1の突起部、
5……穴、6……開口部、7……ガイド部、8…
…第2の突起部、9……ブラシ、10……ピグテ
ール、14……コンミテータ、21……第3の突
起部、22……第4の突起部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジングに固定されるほぼリング状のベース
    と、このベースに配設され、コンミテータに摺接
    するブラシを保持する少なくとも一対のブラシホ
    ルダとを備えるブラシホルダ装置において、 前記ブラシホルダは、前記ベースに形成される
    と共に、その底面となる前記ベースを開口し、か
    つ、前記底面と対向する上面に前記ブラシのピグ
    テールが挿入される径方向に伸びた切り欠き部を
    有し、 さらに、前記ベースの外周側に形成され、前記
    ピグテールが配置される穴と、 この穴に前記ピグテールを挿入するために、前
    記ベースに設けた開口部と、 前記穴の径方向側の両端に、それぞれ前記ピグ
    テールと若干の隙間を介して対向して、前記ベー
    スに一体に形成された突起部と、 を具備するブラシホルダ装置。
JP1984191778U 1984-12-17 1984-12-17 Expired JPH0229810Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984191778U JPH0229810Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

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JP1984191778U JPH0229810Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

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JPS61108058U JPS61108058U (ja) 1986-07-09
JPH0229810Y2 true JPH0229810Y2 (ja) 1990-08-10

Family

ID=30749215

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JP1984191778U Expired JPH0229810Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2532846Y2 (ja) * 1987-08-31 1997-04-16 株式会社東芝 回転電機
JPH0615482Y2 (ja) * 1988-02-05 1994-04-20 株式会社三ツ葉電機製作所 回転電機における刷子ホルダステー構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58145062U (ja) * 1982-03-25 1983-09-29 株式会社リコー 直流モ−タのブラシハウジング

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Publication number Publication date
JPS61108058U (ja) 1986-07-09

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