JP3324712B2 - サーフェィス型整流子を有する回転電機のブラシ装置 - Google Patents
サーフェィス型整流子を有する回転電機のブラシ装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、サーフェィス型整流
子を有する回転電機のブラシ装置に関する。
子を有する回転電機のブラシ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】特開昭６３ー１０５４７１号公報は、サ
ーフェィス型整流子を有する回転電機のリヤブラケット
に固定される有底筒状のブラシホルダと、ブラシホルダ
に軸方向摺動自在に保持されるブラシと、ブラシホルダ
に収容されてブラシをサーフェィス型整流子の摺接面に
押し付けるスプリングとを備える整流子型回転電機のブ
ラシ装置を開示している。このブラシ装置の組付けは、
上記ブラシ装置をリヤブラケットに固定した状態で、リ
ヤブラケットの軸受け孔に回転軸の一端を挿入してい
き、ブラシをサーフェィス型整流子に押圧してなされ
る。
ーフェィス型整流子を有する回転電機のリヤブラケット
に固定される有底筒状のブラシホルダと、ブラシホルダ
に軸方向摺動自在に保持されるブラシと、ブラシホルダ
に収容されてブラシをサーフェィス型整流子の摺接面に
押し付けるスプリングとを備える整流子型回転電機のブ
ラシ装置を開示している。このブラシ装置の組付けは、
上記ブラシ装置をリヤブラケットに固定した状態で、リ
ヤブラケットの軸受け孔に回転軸の一端を挿入してい
き、ブラシをサーフェィス型整流子に押圧してなされ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た公報の回転電機では、ブラシをブラシホルダ内にてス
プリングに脱出方向に付勢された状態でブラシホルダが
固定されたリヤブラケットを筒状のフレームに固定する
際、ブラシがブラシホルダから飛び出す危険がある。す
なわち、スプリングの自由状態での長さはブラシホルダ
の孔長より多少短い程度であり、ブラシホルダに挿入さ
れたブラシは規制されない限り、ほとんどブラシホルダ
から飛び出してしまう。このため、この状態で上記組付
け工程を実施することは容易なことではない。
た公報の回転電機では、ブラシをブラシホルダ内にてス
プリングに脱出方向に付勢された状態でブラシホルダが
固定されたリヤブラケットを筒状のフレームに固定する
際、ブラシがブラシホルダから飛び出す危険がある。す
なわち、スプリングの自由状態での長さはブラシホルダ
の孔長より多少短い程度であり、ブラシホルダに挿入さ
れたブラシは規制されない限り、ほとんどブラシホルダ
から飛び出してしまう。このため、この状態で上記組付
け工程を実施することは容易なことではない。
【０００４】また、ブラシ装置及びリヤブラケットを軸
方向に押し込む際に、スプリングはその反力となるの
で、上記押し込み作業自体も容易ではない。本発明は上
記問題点に鑑みなされたものであり、構造の複雑化を回
避しつつブラシ装置の組付けが容易なサーフェィス型整
流子を有する回転電機のブラシ装置を提供することを、
その目的としている。
方向に押し込む際に、スプリングはその反力となるの
で、上記押し込み作業自体も容易ではない。本発明は上
記問題点に鑑みなされたものであり、構造の複雑化を回
避しつつブラシ装置の組付けが容易なサーフェィス型整
流子を有する回転電機のブラシ装置を提供することを、
その目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のサーフェィス型
整流子を有する回転電機のブラシ装置は、サーフェィス
型整流子を有する回転電機のフレームに固定される有底
筒状のブラシホルダと、前記ブラシホルダに軸方向摺動
自在に保持されるブラシと、前記ブラシホルダに収容さ
れて前記ブラシを前記サーフェィス型整流子の摺接面に
押し付けるスプリングとを備えるサーフェィス型整流子
を有する回転電機のブラシ装置において、前記スプリン
グの全圧縮長より大きい軸方向幅をもち、前記ブラシホ
ルダの壁面に開口されるスプリング挿入窓を有すること
を特徴としている。
整流子を有する回転電機のブラシ装置は、サーフェィス
型整流子を有する回転電機のフレームに固定される有底
筒状のブラシホルダと、前記ブラシホルダに軸方向摺動
自在に保持されるブラシと、前記ブラシホルダに収容さ
れて前記ブラシを前記サーフェィス型整流子の摺接面に
押し付けるスプリングとを備えるサーフェィス型整流子
を有する回転電機のブラシ装置において、前記スプリン
グの全圧縮長より大きい軸方向幅をもち、前記ブラシホ
ルダの壁面に開口されるスプリング挿入窓を有すること
を特徴としている。
【０００６】好適な態様において、前記サーフェィス型
整流子に前記ブラシを押し付けた状態における前記スプ
リングの基端及び付勢端は、前記スプリング挿入窓の軸
方向両端より前記スプリング挿入窓の軸方向外側に前記
スプリングの線径の１／２以上離れて位置する。
整流子に前記ブラシを押し付けた状態における前記スプ
リングの基端及び付勢端は、前記スプリング挿入窓の軸
方向両端より前記スプリング挿入窓の軸方向外側に前記
スプリングの線径の１／２以上離れて位置する。
【０００７】
【作用及び発明の効果】回転電機のフレームに固定され
るブラシホルダの壁面には、スプリングの全圧縮長より
大きい軸方向幅をもつスプリング挿入窓が開口されてい
る。このようにすると、まずスプリング無しにブラシが
収容されたブラシホルダをフレームに取り付け、その
後、スプリング挿入窓からスプリングを押し込んで、ブ
ラシ装置の組付けを完了することができる。
るブラシホルダの壁面には、スプリングの全圧縮長より
大きい軸方向幅をもつスプリング挿入窓が開口されてい
る。このようにすると、まずスプリング無しにブラシが
収容されたブラシホルダをフレームに取り付け、その
後、スプリング挿入窓からスプリングを押し込んで、ブ
ラシ装置の組付けを完了することができる。
【０００８】したがって本発明によれば、ブラシホルダ
をフレームに固定する際、スプリングの付勢によりブラ
シがブラシホルダから飛び出すことがなく、また、ブラ
シ装置を軸方向に押し込む際にスプリング反力が生じな
いので、熟練作業を必要とせず、簡単、確実にブラシ装
置を組付ることができる。更に、スプリング挿入窓の開
口はブラシホルダを成形する金型を変更するだけでよ
く、構造、工程が複雑化することもない。
をフレームに固定する際、スプリングの付勢によりブラ
シがブラシホルダから飛び出すことがなく、また、ブラ
シ装置を軸方向に押し込む際にスプリング反力が生じな
いので、熟練作業を必要とせず、簡単、確実にブラシ装
置を組付ることができる。更に、スプリング挿入窓の開
口はブラシホルダを成形する金型を変更するだけでよ
く、構造、工程が複雑化することもない。
【０００９】前記好適な態様のように構成すると、たと
え大きな径方向振動を受けてもこのスプリング挿入窓か
らスプリングが逸脱することがないという効果が得られ
る。
え大きな径方向振動を受けてもこのスプリング挿入窓か
らスプリングが逸脱することがないという効果が得られ
る。
【００１０】
（実施例１）本発明を自動車用スタ−タの直流電動機に
適用した一例を図１、図２に示す。図１はこの直流電動
機の要部拡大軸方向断面図を示し、図２はブラシホルダ
６１のスプリング挿入窓６１ｂ周辺の拡大平面図を示
す。
適用した一例を図１、図２に示す。図１はこの直流電動
機の要部拡大軸方向断面図を示し、図２はブラシホルダ
６１のスプリング挿入窓６１ｂ周辺の拡大平面図を示
す。
【００１１】回転軸１のほぼ中央部には円盤状の鋼板を
複数積層して形成した電機子鉄心２が嵌着、固定されて
おり、電機子コア２の外周面には複数のスロット（図示
せず）が形成され、その内部には電機子コイル３が上下
二段に巻装されている。電機子コア２の右側にはおい
て、サーフェィス型整流子４が回転軸１に嵌着、固定さ
れており、サーフェィス型整流子４は、樹脂からなる基
筒部４１と、基筒部４１と一体成形されて放射配置され
た所定個数の整流子片４２とからなる。
複数積層して形成した電機子鉄心２が嵌着、固定されて
おり、電機子コア２の外周面には複数のスロット（図示
せず）が形成され、その内部には電機子コイル３が上下
二段に巻装されている。電機子コア２の右側にはおい
て、サーフェィス型整流子４が回転軸１に嵌着、固定さ
れており、サーフェィス型整流子４は、樹脂からなる基
筒部４１と、基筒部４１と一体成形されて放射配置され
た所定個数の整流子片４２とからなる。
【００１２】回転軸１の両端は、電動機のブラケット
（図示せず）に取り付けた軸受（図示せず）に軸支さ
れ、これらブラケットは円筒鋼板からなるヨーク（本発
明でいうフレーム）５に嵌着、固定されてヨーク５の開
口を遮蔽している。ヨーク５の内周面には永久磁石から
なる磁極コア７が電機子鉄心２を囲包して４個、互いに
周方向に９０度離れて固定されている。そして、ヨーク
５の右端には、本実施例の特徴をなすブラシ装置６が固
定されている。
（図示せず）に取り付けた軸受（図示せず）に軸支さ
れ、これらブラケットは円筒鋼板からなるヨーク（本発
明でいうフレーム）５に嵌着、固定されてヨーク５の開
口を遮蔽している。ヨーク５の内周面には永久磁石から
なる磁極コア７が電機子鉄心２を囲包して４個、互いに
周方向に９０度離れて固定されている。そして、ヨーク
５の右端には、本実施例の特徴をなすブラシ装置６が固
定されている。
【００１３】以下、このブラシ装置６を詳細に説明す
る。ブラシ装置６は、ヨーク５固定される有底筒状のブ
ラシホルダ６１と、ブラシホルダ６１に軸方向摺動自在
に保持される合計２又は４個のブラシ（１個のみ図示）
６２と、ブラシホルダ６１に収容されてブラシ６２をサ
ーフェィス型整流子４の摺接面に押し付けるスプリング
６３とからなる。
る。ブラシ装置６は、ヨーク５固定される有底筒状のブ
ラシホルダ６１と、ブラシホルダ６１に軸方向摺動自在
に保持される合計２又は４個のブラシ（１個のみ図示）
６２と、ブラシホルダ６１に収容されてブラシ６２をサ
ーフェィス型整流子４の摺接面に押し付けるスプリング
６３とからなる。
【００１４】ブラシホルダ６１は樹脂を素材として成形
されており、ヨーク５の右端に嵌着されている。なお、
ヨーク５の右端には上記ブラケットも嵌着、固定される
が、その図示は省略されている。ヨーク５の右端にブラ
シホルダ６１及び上記ブラケットの両方を嵌着、固定す
るには、例えば以下の方法のどれかを採用すればよい。
されており、ヨーク５の右端に嵌着されている。なお、
ヨーク５の右端には上記ブラケットも嵌着、固定される
が、その図示は省略されている。ヨーク５の右端にブラ
シホルダ６１及び上記ブラケットの両方を嵌着、固定す
るには、例えば以下の方法のどれかを採用すればよい。
【００１５】まず、ブラシホルダ６１はヨーク５の右端
にその全周にわたって嵌着するのではなく、ブラシ６２
を保持する部位の径方向外側にて、ヨーク５の右端に部
分嵌着し、ヨーク５の残りの右端に上記ブラケットを部
分嵌着する。また、上記ブラケットをブラシホルダ６１
を囲包した状態でヨーク５の右端部全周に嵌着し、径内
方向へビスを締結して上記ブラケットをヨーク５に固定
してもよい。また、ブラシホルダ６１を円筒状に形成
し、上記ブラケットをブラシホルダ６１の右端部に嵌着
してもよい。その他、ブラシホルダ６１をヨーク５の内
周面に固定した後、上記ブラケットをヨーク５の右端に
嵌着、固定してもよい。
にその全周にわたって嵌着するのではなく、ブラシ６２
を保持する部位の径方向外側にて、ヨーク５の右端に部
分嵌着し、ヨーク５の残りの右端に上記ブラケットを部
分嵌着する。また、上記ブラケットをブラシホルダ６１
を囲包した状態でヨーク５の右端部全周に嵌着し、径内
方向へビスを締結して上記ブラケットをヨーク５に固定
してもよい。また、ブラシホルダ６１を円筒状に形成
し、上記ブラケットをブラシホルダ６１の右端部に嵌着
してもよい。その他、ブラシホルダ６１をヨーク５の内
周面に固定した後、上記ブラケットをヨーク５の右端に
嵌着、固定してもよい。
【００１６】ブラシホルダ６１は、サーフェィス型整流
子４に面して開口されたブラシ収容穴６１ａを有し、ブ
ラシ収容穴６１ａにはブラシ６２が軸方向摺動自在に保
持されている、更に、コイルスプリングからなるスプリ
ング６３がブラシ収容穴６１ａに収容され、その基端は
ブラシ収容穴６１ａの底面に係止され、その付勢端はブ
ラシ６２をサーフェィス型整流子４に向けて付勢してい
る。
子４に面して開口されたブラシ収容穴６１ａを有し、ブ
ラシ収容穴６１ａにはブラシ６２が軸方向摺動自在に保
持されている、更に、コイルスプリングからなるスプリ
ング６３がブラシ収容穴６１ａに収容され、その基端は
ブラシ収容穴６１ａの底面に係止され、その付勢端はブ
ラシ６２をサーフェィス型整流子４に向けて付勢してい
る。
【００１７】また、ブラシホルダ６１は、ブラシ収容穴
６１ａの外周側の側面において開口されたスプリング挿
入窓６１ｂを有している。このスプリング挿入窓６１ｂ
は、長方形に形成され、その軸方向長は１０ｍｍ、その
横幅は８ｍｍとされ、またブラシ収容穴６１ａを区画す
るブラシホルダ６１の側壁部及び底部の肉厚は１．２ｍ
ｍとされている。
６１ａの外周側の側面において開口されたスプリング挿
入窓６１ｂを有している。このスプリング挿入窓６１ｂ
は、長方形に形成され、その軸方向長は１０ｍｍ、その
横幅は８ｍｍとされ、またブラシ収容穴６１ａを区画す
るブラシホルダ６１の側壁部及び底部の肉厚は１．２ｍ
ｍとされている。
【００１８】次に、このブラシ装置６の組付順序につい
て説明する。まず、ブラシ６２が挿入されたブラシホル
ダ６１を図１中、右から軸方向へずらしてヨーク５に嵌
着し、ねじなどで固定する。なおこの時、ヨーク５の図
示しない反対側にはブラケットが嵌着、固定されてお
り、このブラケットはサーフェィス型整流子４及び電機
子鉄心２が嵌着、固定された回転軸１を軸支しているも
のとする。
て説明する。まず、ブラシ６２が挿入されたブラシホル
ダ６１を図１中、右から軸方向へずらしてヨーク５に嵌
着し、ねじなどで固定する。なおこの時、ヨーク５の図
示しない反対側にはブラケットが嵌着、固定されてお
り、このブラケットはサーフェィス型整流子４及び電機
子鉄心２が嵌着、固定された回転軸１を軸支しているも
のとする。
【００１９】次に、スプリング挿入窓６１ｂからスプリ
ング６３を挿入する。スプリング６３の挿入は、スプリ
ング６３の付勢端をブラシホルダ６１のガイド面６１ｃ
に当接させ、その基端をスプリング挿入窓６１ｂを通じ
てブラシ収容穴６１ａの底面６１ｄに一部引っ掛ける。
次に、スプリング挿入窓６１ｂの軸方向一端から径方向
に伸びるガイド面６１ｃに沿って、スプリング６３の付
勢端を径方向にスライドさせ、かつ、ブラシ収容穴６１
ａの底面６１ｄに沿ってスプリング６３の基端を径方向
にスライドさせる。この状態でスプリング６３の付勢端
がガイド面６１ｃから離れると、スプリング６３の付勢
端が軸方向に伸びてブラシ６２の底面を押し、これによ
りブラシ６２の摺接面がサーフェィス型整流子４に当接
することになる。
ング６３を挿入する。スプリング６３の挿入は、スプリ
ング６３の付勢端をブラシホルダ６１のガイド面６１ｃ
に当接させ、その基端をスプリング挿入窓６１ｂを通じ
てブラシ収容穴６１ａの底面６１ｄに一部引っ掛ける。
次に、スプリング挿入窓６１ｂの軸方向一端から径方向
に伸びるガイド面６１ｃに沿って、スプリング６３の付
勢端を径方向にスライドさせ、かつ、ブラシ収容穴６１
ａの底面６１ｄに沿ってスプリング６３の基端を径方向
にスライドさせる。この状態でスプリング６３の付勢端
がガイド面６１ｃから離れると、スプリング６３の付勢
端が軸方向に伸びてブラシ６２の底面を押し、これによ
りブラシ６２の摺接面がサーフェィス型整流子４に当接
することになる。
【００２０】このようにガイド面６１ｃをスプリング挿
入窓６１ｂの軸方向一端から径方向に延設することによ
り、円滑なスプリング６３の挿入が可能となる。なおこ
の実施例では、スプリング挿入窓６１ｂの軸方向長は、
スプリング６３の全圧縮長より大きく、新品のブラシ６
２を押圧する場合のスプリング６３の軸長より小さい軸
方向幅をもつので、一旦、ブラシ収容穴６１ａに収容さ
れたスプリング６３は伸長するためスプリング挿入窓６
１ｂからまた飛び出すことはない。 （実施例２）他の実施例のブラシホルダ６１を図３に示
す。このブラシホルダ６１は、図１のブラシホルダ６１
において、ガイド面６１ｃを省略したものである。 （実施例３）他の実施例のブラシホルダ６１を図４に示
す。このブラシホルダ６１は、図１のブラシホルダ６１
において、ガイド面６１ｃに対面して第２のガイド面６
１ｅを設けたものである。なお、この実施例のガイド面
６１ｃ、６１ｅはスプリング６３を一時的に係止できれ
ばよく、その高さ方向（図４における紙面と直角方向）
の幅はスプリング挿入窓６１ｂの幅より短くても充分で
ある。
入窓６１ｂの軸方向一端から径方向に延設することによ
り、円滑なスプリング６３の挿入が可能となる。なおこ
の実施例では、スプリング挿入窓６１ｂの軸方向長は、
スプリング６３の全圧縮長より大きく、新品のブラシ６
２を押圧する場合のスプリング６３の軸長より小さい軸
方向幅をもつので、一旦、ブラシ収容穴６１ａに収容さ
れたスプリング６３は伸長するためスプリング挿入窓６
１ｂからまた飛び出すことはない。 （実施例２）他の実施例のブラシホルダ６１を図３に示
す。このブラシホルダ６１は、図１のブラシホルダ６１
において、ガイド面６１ｃを省略したものである。 （実施例３）他の実施例のブラシホルダ６１を図４に示
す。このブラシホルダ６１は、図１のブラシホルダ６１
において、ガイド面６１ｃに対面して第２のガイド面６
１ｅを設けたものである。なお、この実施例のガイド面
６１ｃ、６１ｅはスプリング６３を一時的に係止できれ
ばよく、その高さ方向（図４における紙面と直角方向）
の幅はスプリング挿入窓６１ｂの幅より短くても充分で
ある。
【００２１】このようにすれば、一層、スプリング６３
の挿入が容易となり、しかも図４からわかるようにスプ
リング６３の基端部がブラシホルダ６１の陥没した底部
６１ｆに嵌まり込むことになるので、一層、スプリング
６３の逸脱を防止することができる。
の挿入が容易となり、しかも図４からわかるようにスプ
リング６３の基端部がブラシホルダ６１の陥没した底部
６１ｆに嵌まり込むことになるので、一層、スプリング
６３の逸脱を防止することができる。
【図１】実施例１を適用した整流子型回転電機の要部軸
方向断面図である。
方向断面図である。
【図２】図１のブラシホルダの部分拡大平面図である。
【図３】実施例２のブラシホルダの模式斜視図である。
【図４】実施例３のブラシホルダの断面図である。
４はサーフェィス型整流子、６はブラシ装置、６１はブ
ラシホルダ、６２はブラシ、６３はスプリング、６１ｂ
はスプリング挿入窓。
ラシホルダ、６２はブラシ、６３はスプリング、６１ｂ
はスプリング挿入窓。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02K 13/00 - 13/14 H02K 5/00 - 5/26
Claims (2)
- 【請求項１】サーフェィス型整流子を有する回転電機の
フレームに固定される有底筒状のブラシホルダと、前記
ブラシホルダに軸方向摺動自在に保持されるブラシと、
前記ブラシホルダに収容されて前記ブラシを前記サーフ
ェィス型整流子の摺接面に押し付けるスプリングとを備
えるサーフェィス型整流子を有する回転電機のブラシ装
置において、 前記スプリングの全圧縮長より大きい軸方向幅をもち、
前記ブラシホルダの壁面に開口されるスプリング挿入窓
を有することを特徴とするサーフェィス型整流子を有す
る回転電機のブラシ装置。 - 【請求項２】前記サーフェィス型整流子に前記ブラシを
押し付けた状態における前記スプリングの基端及び付勢
端は、前記スプリング挿入窓の軸方向両端より前記スプ
リング挿入窓の軸方向外側に前記スプリングの線径の１
／２以上離れて位置する請求項１記載のサーフェィス型
整流子を有する回転電機のブラシ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27939193A JP3324712B2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | サーフェィス型整流子を有する回転電機のブラシ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27939193A JP3324712B2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | サーフェィス型整流子を有する回転電機のブラシ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07135750A JPH07135750A (ja) | 1995-05-23 |
| JP3324712B2 true JP3324712B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=17610479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27939193A Expired - Fee Related JP3324712B2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | サーフェィス型整流子を有する回転電機のブラシ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3324712B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP27939193A patent/JP3324712B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07135750A (ja) | 1995-05-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110705 Year of fee payment: 9 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |