JP3007571U - カップ形コアレスモ−タ - Google Patents
カップ形コアレスモ−タInfo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外径が3〜4mmといった小さなカップ形コ
アレスモ−タであっても製造を容易にするために,部品
点数を少なくし,1つのメタル軸承を円筒形モ−タハウ
ジングに堅固に固定し,シャフトの振れを十分に抑えシ
ャフトがメタル軸承に過度の側圧を与えないようにし,
騒音特性及び寿命特性を向上させること。 【構成】 円筒状メタル軸承の一端部を界磁マグネット
の一端部から延長突出させると共に外径を大きく形成
し,この部分を磁性体でできた円筒形モ−タハウジング
の一端部を内周方向に突出形成したメタル軸承圧入用突
起部に圧入して,メタル軸承を円筒形モ−タハウジング
に固定する。
アレスモ−タであっても製造を容易にするために,部品
点数を少なくし,1つのメタル軸承を円筒形モ−タハウ
ジングに堅固に固定し,シャフトの振れを十分に抑えシ
ャフトがメタル軸承に過度の側圧を与えないようにし,
騒音特性及び寿命特性を向上させること。 【構成】 円筒状メタル軸承の一端部を界磁マグネット
の一端部から延長突出させると共に外径を大きく形成
し,この部分を磁性体でできた円筒形モ−タハウジング
の一端部を内周方向に突出形成したメタル軸承圧入用突
起部に圧入して,メタル軸承を円筒形モ−タハウジング
に固定する。
Description
【0001】
本考案は,カップ形コアレスモ−タに関する。更に詳しくは,本考案は,ペ− ジャ[呼び出し装置]等の振動アラ−ム装置に使用される,外径が3mm,4m mといった非常に小型,軽量のカップ形コアレス振動モ−タに適する。
【0002】
ペ−ジャ[所謂,ポケットベルと言われている]では,電話の呼び出しがあっ たことを知らせるのに,近年では音で知らせる代わりに振動方式で知らせること が行われている。この振動を起こさせる方式のペ−ジャでは,モ−タのシャフト に半円状の偏心カウンタ[分銅]を固定してあり,シャフトが回転すると偏心カ ウンタは部分円偏心して回転するため,その振動がモ−タハウジングに伝わるの で,偏心カウンタ付モ−タを取り付けたペ−ジャの筐体にその振動が伝播し,ペ −ジャを身に付けたものがその振動を感じ取ることで,電話の呼び出しがあるこ とを知り得る。
【0003】 このペ−ジャに使われるモ−タは,大部分がコアレスモ−タとなっていて,コ アタイプのものは余り見られない。コアレスモ−タが使用される理由は,種々あ るものの,コアタイプモ−タに比較して起動特性が良い,耐衝撃性があるので, ペ−ジャを落下させたときでもモ−タを破損する危険性が少ない,消費電流が少 ない,等の特長があるからである。
【0004】 この従来使用されているカップ形コアレスモ−タを用いたカップ形コアレス振 動モ−タ12’について,図9を参照して以下に説明する。
【0005】 このモ−タ12’は,円筒形コアレス電機子5,整流子ハブ8,この整流子ハ ブ8に形成した整流子片群からなる整流子7,整流子ハブ8の中心を貫通して整 流子ハブ8に固定されたシャフト9からなる回転子を有する。磁性体でできた円 筒形モ−タハウジング1’の一端に樹脂でできたキャップ13を装着すると共に ,他端にキャップを兼ねたブラシ台11’を装着してモ−タ本体14’を形成し ている。ブラシ台11’にブラシ10を装着し,該ブラシ10を整流子7に摺接 させている。ブラシ10は一対からなり,一方のブラシ10はリ−ド線16によ って図示せず正側電源端子に電気的に接続し,他方のブラシ10はリ−ド線16 によって図示せず負側電源端子に電気的に接続する。
【0006】 キャップ13の内面には,小さな径の円筒形の界磁マグネット位置決め突起1 5を一体形成し,その外周に円筒形の界磁マグネット3の一端を固定して該界磁 マグネット3をキャップ13に固定する。キャップ13は,中心部にシャフト通 し孔を有し,上記回転子のシャフト9は,界磁マグネット3内を通し,キャップ 13のシャフト通し孔に設けた銅系のメタル軸承2’−1及び界磁マグネット3 の他端部内周に設けた銅系のメタル軸承2’−2によって回動自在に軸承する。 モ−タ本体14’の一端から突出したシャフト9に振動を発生させる為の偏心カ ウンタ17を取り付ける。
【0007】
かかるモ−タ12’は,外径が6mmの非常に小型のもので,部品精度もシビ アに要求され,僅かな誤差でも,モ−タ特性に大きな影響を与える。例えば,整 流子ハブ8に固定されたシャフト9を2つの離れたメタル軸承2’−1と2’− 2のシャフト通し孔の同心度が精度良く取れていないと,上記2つのメタル軸承 2’−1と2’−2のシャフト通し孔にシャフト9を通すことができないという 製造上の問題が生ずる。あるいは,シャフト9とメタル軸承2’−1,2’−2 の相対的側圧が大きくなり,寿命特性,騒音特性に悪い影響を与えていた。
【0008】 また偏心カウンタ17は,部分円偏心しながら回転し,振動を発生させるが, 上記モ−タ12’のような距離が長く離れた2つの離れた長さの短いメタル軸承 2’−1と2’−2でシャフト9を軸承しても,そのような構造では,シャフト 9の振れを十分に抑えることができない。このためシャフト9がメタル軸承2’ −1または2’−2に過度の側圧を与え,騒音特性及び寿命特性を悪くしたり, 円筒形コアレス電機子5が界磁マグネット3あるいはモ−タハウジング1’と擦 れあい,円筒形コアレス電機子5を断線したりしてモ−タの破損を招いたり,ま た,外径の非常に小さなシャフト9の曲げを生じ,偏心カウンタ17がペ−ジャ 内の基板などと衝突して,大きな騒音を発生したり,モ−タ12’を駆動できな い,という欠点を招いていた。
【0009】 また,かかるモ−タ12’によると,シャフト9と界磁マグネット3間に径方 向空隙18があるため,界磁マグネット3の磁束を十分に閉じることができず, モ−タ効率の悪いものとなっていた。しかも,キャップ13は樹脂で形成された 非金属のもので,またメタル軸承2’−1及び2’−2も銅系の非磁性体ででき たものであることから,界磁マグネット3の磁路を閉じることができず,モ−タ 12’の一端部から漏洩磁束を発生する。そこへきて該モ−タ12’の場合,外 径をより小さな3〜4mmのものに形成しようとすると,そのスペ−スの制約上 ,界磁マグネット3も厚みの薄い外径の小さなものにせざるを得ず,必然的に界 磁マグネット3の磁束も弱くなり,モ−タ特性が悪くなるところに加えて,上記 の欠点を増長していた。また界磁マグネット3の漏洩磁束は,ある種のペ−ジャ の場合には,ある周波数帯域において誤信号の原因となり,非常に嫌われ,漏洩 磁束対策が要求されていた。
【0010】 また,このモ−タ12’の場合,その製造のし易さと,モ−タ効率の良さを考 えて,亀甲形に巻かれた円筒形コアレス電機子[図2参照]5を用いているのが 多い。この円筒形コアレス電機子5の場合,両端部の斜めに巻かれた導体部[図 2の5bで示す導体部]の部分は,トルクの発生に余り寄与しない部分である。 ここに,このモ−タ12’の場合,上記キャップ13の界磁マグネット位置決め 突起15によって界磁マグネット3をキャップ13に保持させているが,このよ うな界磁マグネット3の位置決めによれば,界磁マグネット3の一端部を上記円 筒形コアレス電機子5の一端部の斜めに巻かれたトルクの発生に余り寄与しない 導体部の部分にまで長く形成したものを用いなければならず,高価な界磁マグネ ット3になる欠点がある。
【0011】 またモ−タ12’の場合,上記キャップ13の界磁マグネット位置決め突起1 5によって界磁マグネット3をキャップ13に保持させているが,このような界 磁マグネット3の位置決めによれば,界磁マグネット3を堅固に保持できず,外 径が3mm,4mmといった小さな外径のカップ形コアレス振動モ−タを構成し ようとしても,界磁マグネット3とコアレス電機子5間の空隙長及びコアレス電 機子5と円筒形モ−タハウジング1’間の空隙長は,0.2mm前後と非常に狭 くなるため,発生振動などにより界磁マグネット3とコアレス電機子5とが,コ アレス電機子5と円筒形モ−タハウジング1’とが接触し,モ−タの破損を招く 欠点がある。
【0012】 即ち本考案の課題は,1つのメタル軸承を用いることで,2つのメタル軸承の 同心合わせを省略して,キャップ13も省略して部品点数を減らし,構造を容易 にしてカップ形コアレスモ−タの製造を容易且つ安価に行えるようにすること, シャフトの振れを十分に抑えることができるようにし,シャフトがメタル軸承に 過度の側圧を与えないようにし,騒音特性及び寿命特性を向上させること,シャ フトの曲げを生じさせないようにすること,界磁マグネットの位置決めを容易に すること,界磁マグネットを堅固に固定でき揺れがないようにすることでモ−タ の破損の防止を図ること,長さの短い界磁マグネットを用いることが出来るよう にし,安価に構成することにある。
【0013】 また,別の課題は,界磁マグネットの磁束を十分に閉じることができるように して,カップ形コアレスモ−タの一端からの漏洩磁束が殆どないようにすること で,電流特性を向上させると共に,外径が3mmや4mmといった小さなカップ 形コアレスモ−タの場合でも,モ−タ効率の良いものとし,ペ−ジャ等の振動発 生用としても十分に使用できるようにすることにある。
【0014】
【課題を達成するための手段】 かかる本考案の課題は,中心部に軸線方向に貫通したシャフト通し孔4を有す る円筒状のメタル軸承2のマグネット装着部2aの外周部に周方向に沿ってN極 ,S極の磁極を備えた2極の界磁マグネット3を固定し,上記メタル軸承2の一 端部を界磁マグネット3の一端部から延長突出させ,上記マグネット装着部2a の外径よりも大きく形成した肥大部2bにより界磁マグネット3の一端部を位置 決め固定し,一端部を内周方向に突出形成して上記肥大部2bの外径と略々一致 する内径のメタル軸承圧入用突起部1aを形成した磁性体でできた円筒形モ−タ ハウジング1を備え,上記メタル軸承圧入用突起部1aの軸方向の長さは上記円 筒形モ−タハウジング1の厚みよりも十分に長く形成しており,上記肥大部2b の軸方向の長さは上記ステ−タヨ−ク部2aの厚みよりも十分に長く形成してお り,且つ上記メタル軸承圧入用突起部1aの軸方向の長さと同じかそれ以上の長 さに形成し,上記メタル軸承2の肥大部2bを上記メタル軸承圧入用突起部1a の内径部に圧入して,メタル軸承2を円筒形モ−タハウジング1に固定すること で達成できる。
【0015】 別の課題は,上記メタル軸承2を磁性体系メタル軸承とし,上記界磁マグネッ ト3の漏洩磁束を上記肥大部2bの外周側面部及びメタル軸承圧入用突起部1a を介して円筒形モ−タハウジング1に誘磁し,界磁マグネット3の磁路を閉じる ことで達成できる。
【0016】 また別の課題は,上記肥大部2bを円筒形コアレス電機子5のトルクの発生に 余り寄与しない導体部5bの部分と対向する位置にまで軸方向に延びて形成する ことで達成できる。
【0017】 更にまた別の課題は,上記円筒形モ−タハウジング1の一端部外周に,電気伝 導性のある材質で形成した偏心カウンタ保護キャップ25,25−1の一端を固 定してその内部に偏心カウンタ17を収納保護し,ブラシ10−2と電気的に接 続する端子16’−2をブラシ台11の中を通して絶縁すると共に円筒形モ−タ ハウジング1の外部に引き出して一方の電源端子とし,ブラシ10−1と電気的 に接続する端子16’−1をブラシ台11の中を通して絶縁すると共に円筒形モ −タハウジング1に導き,偏心カウンタ保護キャップ25,25−1を他方の電 源端子として用いることで達成できる。
【0018】
円筒状のメタル軸承2のマグネット装着部兼ステ−タヨ−ク部2aの外周部に 肥大部2bにより界磁マグネット3の一端部を位置決めして該界磁マグネット3 をメタル軸承2に固定する。メタル軸承2の肥大部2bを円筒形モ−タハウジン グ1のメタル軸承圧入用突起部1aの内径部に圧入固定し,メタル軸承2,界磁 マグネット3及び円筒形モ−タハウジング1を一体化すると共に,該円筒形モ− タハウジング1の内周と界磁マグネット3の外周間に円筒形コアレス電機子5を 介在させるための径方向空隙6を形成する。整流子7を設けた整流子ハブ8を他 端部に固定したシャフト9をシャフト通し孔4に通して円筒形コアレス電機子5 を上記径方向空隙6内に回動自在にメタル軸承2によって軸承する。メタル軸承 2は軸方向に長さの長い1個のものにて形成しているので,メタル軸承2のシャ フト通し孔4にシャフト9を容易に通すことができると共に,肥大部2bも軸方 向に長く形成しているので,シャフト9の振れを小さくできる。
【0019】 以上のようにすることによりシャフト9をメタル軸承2の肥大部2bをモ−タ ハウジング1の一部を構成し,キャップ13を省くことができるので,またメタ ル軸承2を1個としたため,部品点数も少なくでき,構成も簡単になるので安価 に製造できる。また本考案に用いたメタル軸承2によれば,シャフト9をメタル 軸承2に容易に通すことができる。また上記メタル軸承2を磁性体系メタル軸承 とした場合,界磁マグネット3の漏洩磁束を上記肥大部2bの外周側面部及びメ タル軸承圧入用突起部1aを介して円筒形モ−タハウジング1に誘磁し,界磁マ グネット3の磁路を閉じることができ,界磁マグネット3の磁束をカップ形コア レスモ−タ12,12−1,12−2,12−3の一端部から外部に漏洩させな い。このため,小型でもモ−タ効率を良くできる。
【0020】 上記肥大部2bは,シャフト9の振れを小さくするために,円筒形コアレス電 機子5のトルク発生に余り寄与しない導体部5bの部分と対向する位置にまで軸 方向に延びて形成されているので,該導体部5bと対向する部分まで十分に軸方 向の長さの長い界磁マグネット3に形成しなくてよく,すなわち,軸方向に短い 安価な界磁マグネット3を用いることができ,また界磁マグネット3を堅固に所 定の位置に位置決め固定できるので,界磁マグネット3と円筒形コアレス電機子 5との接触不良を防ぐことができる。
【0021】 また上記円筒形モ−タハウジング1の一端部外周に,電気伝導性のある材質で 形成した偏心カウンタ保護キャップ25,25−1の一端を固定してその内部に 偏心カウンタ17を収納保護し,ブラシ10−2と電気的に接続する端子16’ −2をブラシ台11の中を通して絶縁すると共に円筒形モ−タハウジング1の外 部に引き出して一方の電源端子とし,ブラシ10−1と電気的に接続する端子1 6’−1をブラシ台11の中を通して絶縁すると共に円筒形モ−タハウジング1 に導き電気的に接続し,更に円筒形モ−タハウジング1と偏心カウンタ保護キャ ップ25,25−1と電気的に接続しているので,偏心カウンタ保護キャップ2 5,25−1を他方の電源端子として利用することで端子付の偏心カウンタ保護 キャップ付カップ形コアレス振動モ−タ12−1,12−2,12−3を容易に 形成できる。
【0022】
【第1実施例】 図1及び図2を参照して,本考案の第1実施例としてのカップ形コアレスモ− タを用いたカップ形コアレス振動モ−タ12について,以下に説明する。
【0023】 このモ−タ12も,モ−タ12’同様に円筒形コアレス電機子5,整流子ハブ 8,この整流子ハブ8に形成した整流子片からなる整流子7,整流子ハブ8の中 心を貫通して整流子ハブ8に固定されたシャフト9からなる回転子を有する。電 気伝導性のある磁性体でできた外径4mmの円筒形モ−タハウジング1は,一端 部を内周方向に突出形成して後記する肥大部2bの外径と略々一致する内径のメ タル軸承圧入用突起部1aを一体形成した厚みが0.6mmのものに形成する。 メタル軸承圧入用突起部1aの軸方向の長さは,1.5mmに形成する。即ち, メタル軸承圧入用突起部1aの軸方向の長さは,円筒形モ−タハウジング1の厚 みよりも十分に長く形成する。
【0024】 該円筒形モ−タハウジング1の他端開口部に,樹脂でできたブラシ台11を装 着すると共に,後記するメタル軸承2と共にモ−タ本体14を形成する。ブラシ 台11の内面の外周部に一対のブラシ保持突起19−1,19−2を一体形成し ,該一対のブラシ保持突起19−1,19−2それぞれに一対のブラシ10−1 ,10−2を装着し,該ブラシ10−1,10−2を整流子片群からなる整流子 7に摺接させる。一方のブラシ10−1はリ−ド線16−1によって図示せず正 側電源端子に電気的に接続し,他方のブラシ10−2はリ−ド線16−2によっ て図示せず負側電源端子に電気的に接続する。
【0025】 円筒状の磁性体系,例えば鉄系で形成したメタル軸承2は,中心部に軸線方向 に貫通したシャフト通し孔4を形成する。シャフト通し孔4は,シャフト9の外 径と略々一致する内径のものに形成する。メタル軸承2は,界磁マグネット3の 軸方向の長さと同じ程度の長さの径の小さなマグネット装着部兼ステ−タヨ−ク 部2aの外周部に,周方向に沿ってN極,S極の磁極を備えた2極の円筒形界磁 マグネット3を挿入し接着剤などを用いて固定する。
【0026】 上記メタル軸承2は,その一端部を界磁マグネット3の一端部から延長突出さ せて,上記ステ−タヨ−ク部2aの外径よりも大きく形成した肥大部2bとし, ステ−タヨ−ク部2aに段差をつけ,この肥大部2bによる段差によって界磁マ グネット3の一端部を位置決めして上記ステ−タヨ−ク部2aの外周部に界磁マ グネット3を挿入固定する。この肥大部2bの外径は,上記メタル軸承圧入用突 起部1aの内径と略々一致する大きさに形成する。従って,上記ステ−タヨ−ク 部2aの外周部に肥大部2bに位置決めされるまで界磁マグネット3を挿入固定 することで,界磁マグネット3の外径と肥大部2bの外径が略々一致したものと なり,該界磁マグネット3及び該界磁マグネット付メタル軸承2(肥大部2bを 含む)の外周と円筒形モ−タハウジング1の内周面間の径方向空隙6の長さを一 定にできる。
【0027】 上記円筒形モ−タハウジング1のメタル軸承圧入用突起部1aの内径部に上記 メタル軸承2の肥大部2bを圧入して,当該メタル軸承2を円筒形モ−タハウジ ング1に固定し,該円筒形モ−タハウジング1の内周と界磁マグネット3の外周 間に円筒形コアレス電機子5を介在させるための径方向空隙6を形成する。
【0028】 上記肥大部2bの軸方向の長さは,該肥大部2bが円筒形コアレス電機子5の 一端部の斜めに導線が巻かれたトルクの発生に余り寄与しない導体部5bの部分 と対向する位置にまで長く延び形成する。従って,円筒形コアレス電機子5を後 記するように回動自在に支持した場合,界磁マグネット3は,円筒形コアレス電 機子5のトルクの発生に余り寄与しない導体部5bの部分全てと対向する長さの ものとせず,長さの短いものを用いることができる。即ち,長さの短い安価な界 磁マグネット3を用いることができる。尚,円筒形コアレス電機子5の場合,界 磁マグネット3のN極とS極の磁極境界部と平行によぎる軸方向に真っすぐ延び た真ん中の導体部5aがトルクの発生に寄与する導体部となっている。
【0029】 上記整流子7を設けた整流子ハブ8を他端部に固定したシャフト9にルミラ− 等で形成した円環状の抜け止めボス20を圧入して整流子ハブ8の他端面に固定 し,その上にルミラ−等で形成した円環状のライナ−21を通し,界磁マグネッ ト3の一端面と抜け止めボス20間の摺動を滑らかにさせる。
【0030】 円筒形コアレス電機子5の他端部内周を上記整流子ハブ8の外周に接着などの 手段で固定し,整流子ハブ8の中心を貫通して整流子ハブ8に固定されたシャフ ト9をメタル軸承2のシャフト通し孔4内に通してメタル軸承2によって回転子 を回動自在に軸承することで,上記円筒形コアレス電機子5を上記界磁マグネッ ト3と円筒形モ−タハウジング1間の径方向空隙6内に回動自在に支持する。
【0031】 尚,上記軸承メタル2は,図2に示すようにその両開口部内周を内側にわずか に突出させてシャフト9と接触する軸承部2c−1,2c−2を形成し,その軸 承部2c−1と2c−2間の内径よりも,軸承部2c−1,2c−2の内径を僅 かに小さく形成する。
【0032】 メタル軸承2のシャフト通し孔4内に通して,軸承メタル2の一端部から突出 させたシャフト9の一端部にルミラ−等で形成した円環状のライナ−22を通し た後,更にルミラ−等で形成した円環状の抜け止めボス23を圧入して,上記回 転子がモ−タ12の一端部方向に抜け出ないようにし,偏心カウンタ17のシャ フト通し孔24に抜け止めボス23から更に突出したシャフト9の一端部を挿入 固定する。接着剤を用いるか,偏心カウンタ17を加締めることで,シャフト9 の一端部に偏心カウンタ17を固定する。
【0033】
【第2実施例】 図3を参照して本考案の第2実施例としてのカップ形コアレスモ−タを用いた 偏心カウンタ保護キャップ付カップ形コアレス振動モ−タ12−1について,以 下に説明する。
【0034】 このコアレス振動モ−タ12−1は,上記コアレス振動モ−タ12において, ブラシ10−2と図示せず負側電源端子に電気的に接続する電気伝導性の良い薄 片で形成した端子16’−2(またはリ−ド線16−2を利用してもよい)をブ ラシ台11の中を通して絶縁すると共に円筒形モ−タハウジング1の外部に引き 出して直角方向に延長折曲し,ブラシ10−1と図示せず正側電源端子に電気的 に接続する電気伝導性の良い薄片で形成した端子16’−1(またはリ−ド線1 6−1を利用してもよい)をブラシ台11の中を通して絶縁すると共に円筒形モ −タハウジング1に導き,超音波溶着手段などの手段にて当該端子16’−1と 円筒形モ−タハウジング1を電気的に接続する。円筒形モ−タハウジング1の他 端部に装着したブラシ台11の中央透孔部に,端子16’−2のある円筒形モ− タハウジング1の他端面が均一な厚みの面となるように樹脂で形成した閉じ蓋2 9を装着している。
【0035】 円筒形モ−タハウジング1の一端部外周を削り,半径を小さく形成し,その部 分に導電体でできたカップ形偏心カウンタ保護キャップ25の他端開口部を超音 波溶着手段などの手段にて固定することで,偏心カウンタ保護キャップ25内に 偏心カウンタ17を収納保護すると共に,円筒形モ−タハウジング1と偏心カウ ンタ保護キャップ25とを電気的に接続する。偏心カウンタ保護キャップ25の 一端部に電気伝導性のある端子26を超音波溶着手段などの手段にて固定するこ とで,該端子26の一部を偏心カウンタ保護キャップ25の半径外側に延長突出 させ,ブラシ10−1,正側電源端子に電気的に接続する端子16’−1,円筒 形モ−タハウジング1,偏心カウンタ保護キャップ25及び端子26とを電気的 に接続する。
【0036】 端子16’−2と26を円筒形モ−タハウジング1に直角に形成したため,図 4に示すように一端に正側電源端子に電気的に接続する端子片26,他端に負側 電源端子に電気的に接続する端子16’−2を有する端子片付の偏心カウンタ保 護キャップ付カップ形コアレス振動モ−タ12−1とすることができる。このた め,端子16’−2と26をペ−ジャの基板27に形成した透孔に通して,基板 27の反対側の面で半田30によって上記基板27面のプリント配線パタ−ンに 上記端子26,16’−2を半田付けして,上記ペ−ジャの基板27面に電気的 に接続したカップ形コアレス振動モ−タ12−1を固定できる。
【0037】
【第3実施例】 この図5に示す本考案の第3実施例としてのカップ形コアレスモ−タを用いた 偏心カウンタ保護キャップ付カップ形コアレス振動モ−タ12−2は,上記端子 26,16’−2を円筒形モ−タハウジング1の長さ方向に延長形成した端子2 6’,16’’−2としている。このような形状の端子26’,16’’−2に すると,図6に示すようにペ−ジャの基板27に形成した透孔にカップ形コアレ ス振動モ−タ12−2を埋設し,上記基板27面のプリント配線パタ−ンに上記 端子26’,16’’−2を半田付けして,上記ペ−ジャの基板27面に電気的 に接続したカップ形コアレス振動モ−タ12−2を固定できる。
【0038】
【第4実施例】 この図7及び図8に示す本考案の第4実施例としてのカップ形コアレスモ−タ を用いた偏心カウンタ保護キャップ付カップ形コアレス振動モ−タ12−3は, 上記コアレス振動モ−タ12−1の偏心カウンタ保護キャップ25の代わりに側 面部にスリット等の透孔28を形成した円筒形の偏心カウンタ保護キャップ25 −1を用いたものとなっている。このような偏心カウンタ保護キャップ25−1 によれば,導電金属帯を円筒状に丸め,その両端部間によってスリット状の透孔 28が形成できるように上記導電金属帯の長さを設定しておけば,極めて容易且 つ安価に偏心カウンタ保護キャップ25−1を形成できる。上記透孔28を介し て外部からシャフト9からの偏心カウンタ17の外れや動作を確認できる。尚, 符号26’’は,上記端子26’同様の端子を形成するために,偏心カウンタ保 護キャップ25−1の一部を一端側に延長形成した端子を示す。
【0039】
本考案のカップ形コアレスモ−タによれば,メタル軸承は1つなので,シャフ トの挿入が極めて容易になる。しかも,そのメタル軸承はシャフトの振れを十分 に抑えることができるため,シャフトがメタル軸承に過度の側圧を与えず,騒音 特性及び寿命特性を向上し,しかもシャフトの曲げが生じないため,径方向の空 隙の長さが薄い紙の1枚分しかないような構造の3mmや4mmの小さな外径寸 法のカップ形コアレスモ−タであっても信頼性の高いものを容易に製造できる。 また本考案のメタル軸承によれば,界磁マグネットの位置決めが容易で,界磁 マグネットを堅固に固定でき,しかも長さの短い安価な界磁マグネットを用いる ことができる。
【0040】 また,本考案のメタル軸承によれば,界磁マグネットの磁束を十分に閉じるこ とができるためカップ形コアレスモ−タの一端からの漏洩磁束を殆どなくすこと ができ,また界磁マグネットの磁束を閉じることで,電流特性も向上でき,外径 が3mm,4mmといった小さなカップ形コアレスモ−タの場合でも,モ−タ効 率を良好にでき,ペ−ジャ等の振動発生用としても十分に使用できる。
【0041】 また偏心カウンタ保護キャップ付カップ形コアレス振動モ−タとした場合には ,上記の効果が一層加わり,性能の良いものを得ることができ,しかもモ−タの 一端からの漏洩磁束による悪い外部影響をほとんど無くすことができる。しかも ,偏心カウンタ保護キャップを端子として利用することにより,極めてペ−ジャ 量産において望ましい形の偏心カウンタ保護キャップ付カップ形コアレス振動モ −タを容易に構成できる。
【図1】 本考案の第1実施例を示すカップ形コアレス
モ−タを適用したカップ形コアレス振動モ−タの分解斜
視図である。
モ−タを適用したカップ形コアレス振動モ−タの分解斜
視図である。
【図2】 同コアレス振動モ−タの縦断面図である。
【図3】 本考案の第2実施例を示すカップ形コアレス
モ−タを適用した偏心カウンタ保護キャップ付カップ形
コアレス振動モ−タの縦断面図である。
モ−タを適用した偏心カウンタ保護キャップ付カップ形
コアレス振動モ−タの縦断面図である。
【図4】 同偏心カウンタ保護キャップ付カップ形コア
レス振動モ−タをペ−ジャの基板に取り付ける場合の説
明図である。
レス振動モ−タをペ−ジャの基板に取り付ける場合の説
明図である。
【図5】 本考案の第3実施例を示すカップ形コアレス
モ−タを適用した偏心カウンタ保護キャップ付カップ形
コアレス振動モ−タの縦断面図である。
モ−タを適用した偏心カウンタ保護キャップ付カップ形
コアレス振動モ−タの縦断面図である。
【図6】 同偏心カウンタ保護キャップ付カップ形コア
レス振動モ−タをペ−ジャの基板に取り付ける場合の説
明図である。
レス振動モ−タをペ−ジャの基板に取り付ける場合の説
明図である。
【図7】 本考案の第3実施例を示すカップ形コアレス
モ−タを適用した偏心カウンタ保護キャップ付カップ形
コアレス振動モ−タの縦断面図である。
モ−タを適用した偏心カウンタ保護キャップ付カップ形
コアレス振動モ−タの縦断面図である。
【図8】 同カップ形コアレス振動モ−タの平面図であ
る。
る。
【図9】 従来のカップ形コアレスモ−タを適用したカ
ップ形コアレス振動モ−タの縦断面図である。
ップ形コアレス振動モ−タの縦断面図である。
1,1’ 円筒形モ−タハウジング 1a メタル軸承圧入用突起部 2,2’−1,2’−2 メタル軸承 2a マグネット装着部(マグネット装着部兼ステ−タ
ヨ−ク部) 2b 肥大部 2c−1,2c−2 軸承部 3 界磁マグネット 4 シャフト通し孔 5 円筒形コアレス電機子 5a トルク発生に寄与する導体部 5b トルク発生に寄与しない導体部 6 径方向空隙 7 整流子 8,8’ 整流子ハブ 9 シャフト 10,10−1,10−2 ブラシ 11,11’ ブラシ台 12,12’ カップ形コアレス振動モ−タ 12−1,12−2,12−3 偏心カウンタ保護キャ
ップ付カップ形コアレス振動モ−タ 13 キャップ 14,14’ モ−タ本体 15 界磁マグネット位置決め突起 16−1,16−2 リ−ド線 16’−1,16’−2,16’’−2 端子 17 偏心カウンタ 18 径方向空隙 19−1,19−2 ブラシ保持突起 20 抜け止めボス 21,22 ライナ− 23 抜け止めボス 24 シャフト通し孔 25,25−1 偏心カウンタ保護キャップ 26,26’ 端子 27 基板 28 透孔 29 閉じ蓋 30 半田
ヨ−ク部) 2b 肥大部 2c−1,2c−2 軸承部 3 界磁マグネット 4 シャフト通し孔 5 円筒形コアレス電機子 5a トルク発生に寄与する導体部 5b トルク発生に寄与しない導体部 6 径方向空隙 7 整流子 8,8’ 整流子ハブ 9 シャフト 10,10−1,10−2 ブラシ 11,11’ ブラシ台 12,12’ カップ形コアレス振動モ−タ 12−1,12−2,12−3 偏心カウンタ保護キャ
ップ付カップ形コアレス振動モ−タ 13 キャップ 14,14’ モ−タ本体 15 界磁マグネット位置決め突起 16−1,16−2 リ−ド線 16’−1,16’−2,16’’−2 端子 17 偏心カウンタ 18 径方向空隙 19−1,19−2 ブラシ保持突起 20 抜け止めボス 21,22 ライナ− 23 抜け止めボス 24 シャフト通し孔 25,25−1 偏心カウンタ保護キャップ 26,26’ 端子 27 基板 28 透孔 29 閉じ蓋 30 半田
Claims (4)
- 【請求項1】 下記構成要素乃至からなることを特
徴とするカップ形コアレスモ−タ。 中心部に軸線方向に貫通したシャフト通し孔(4)
を有する円筒状のメタル軸承(2)のマグネット装着部
(2a)の外周部に,周方向に沿ってN極,S極の磁極
を備えた界磁マグネット(3)を固定していること。 上記メタル軸承(2)の一端部を界磁マグネット
(3)の一端部から延長突出させ,上記マグネット装着
部(2a)の外径よりも大きく形成した肥大部(2b)
により界磁マグネット(3)の一端部を位置決めしてい
ること。 一端部を内周方向に突出形成して上記肥大部(2
b)の外径と略々一致する内径のメタル軸承圧入用突起
部(1a)を形成した磁性体でできた円筒形モ−タハウ
ジング(1)を備えていること。 上記メタル軸承圧入用突起部(1a)の軸方向の長
さは上記円筒形モ−タハウジング(1)の厚みよりも十
分に長く形成しており,上記肥大部(2b)の軸方向の
長さは上記ステ−タヨ−ク部(2a)の厚みよりも十分
に長く形成しており,且つ上記メタル軸承圧入用突起部
(1a)の軸方向の長さと同じかそれ以上の長さに形成
していること。 上記メタル軸承(2)の肥大部(2b)を上記メタ
ル軸承圧入用突起部(1a)の内径部に圧入して,メタ
ル軸承(2)を円筒形モ−タハウジング(1)に固定
し,該円筒形モ−タハウジング(1)の内周と界磁マグ
ネット(3)の外周間に円筒形コアレス電機子(5)を
介在させるための径方向空隙(6)を形成しているこ
と。 整流子(7)を設けた整流子ハブ(8)を他端部に
固定したシャフト(9)を上記シャフト通し孔(4)に
通してメタル軸承(2)によって回動自在に軸承してい
ること。 円筒形コアレス電機子(5)の他端部内周を上記整
流子ハブ(8)の外周に固定し,該円筒形コアレス電機
子(5)を上記界磁マグネット(3)と円筒形モ−タハ
ウジング(1)間の径方向空隙(6)内に回動自在に支
持していること。 上記整流子(7)と摺接するブラシ(10−1,1
0−2)を保持したブラシ台(11)を上記円筒形モ−
タハウジング(1)の他端に装着していること。 - 【請求項2】 上記メタル軸承(2)は,磁性体系メタ
ル軸承とし,上記界磁マグネット(3)の漏洩磁束を上
記肥大部(2b)の外周側面部及びメタル軸承圧入用突
起部(1a)を介して円筒形モ−タハウジング(1)に
誘磁し,上記界磁マグネット3の磁路を閉じていること
を特徴とする請求項1に記載のカップ形コアレスモ−
タ。 - 【請求項3】 上記肥大部(2b)は,円筒形コアレス
電機子(5)のトルクの発生に余り寄与しない導体部
(5b)の部分と対向する位置にまで軸方向に延びて形
成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
のカップ形コアレスモ−タ。 - 【請求項4】 上記円筒形モ−タハウジング(1)の一
端部外周に,電気伝導性のある材質で形成した偏心カウ
ンタ保護キャップ(25,25−1)の一端を固定して
その内部に偏心カウンタ(17)を収納保護し,ブラシ
(10−2)と電気的に接続する端子(16’−2)を
ブラシ台(11)の中を通して絶縁すると共に円筒形モ
−タハウジング(1)の外部に引き出して一方の電源端
子とし,ブラシ(10−1)と電気的に接続する端子
(16’−1)をブラシ台(11)の中を通して絶縁す
ると共に円筒形モ−タハウジング(1)に導き,偏心カ
ウンタ保護キャップ(25,25−1)を他方の電源端
子として用いたことを特徴とする請求項1乃至請求項3
いずれかに記載のカップ形コアレスモ−タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994004715U JP3007571U (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | カップ形コアレスモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994004715U JP3007571U (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | カップ形コアレスモ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3007571U true JP3007571U (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=43143415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994004715U Expired - Lifetime JP3007571U (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | カップ形コアレスモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3007571U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10753927B2 (en) | 2006-09-22 | 2020-08-25 | ALERE TECHNOLOGIES GmbH | Methods for detecting an analyte |
-
1994
- 1994-04-06 JP JP1994004715U patent/JP3007571U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10753927B2 (en) | 2006-09-22 | 2020-08-25 | ALERE TECHNOLOGIES GmbH | Methods for detecting an analyte |
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