JPS6026539Y2 - C形マグネツトの固定装置 - Google Patents

C形マグネツトの固定装置

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JPS6026539Y2
JPS6026539Y2 JP13369379U JP13369379U JPS6026539Y2 JP S6026539 Y2 JPS6026539 Y2 JP S6026539Y2 JP 13369379 U JP13369379 U JP 13369379U JP 13369379 U JP13369379 U JP 13369379U JP S6026539 Y2 JPS6026539 Y2 JP S6026539Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
shaped magnet
fixing device
shaped
cylindrical case
magnets
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JP13369379U
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JPS5651476U (ja
Inventor
俊博 森
Original Assignee
ジエコ−株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はC形マグネットの固定装置に係り、C形マグネ
ットをケース内面にガタッキなく固定しえ、しかも安価
な構成の固定装置を提供することを目的とする。
第1図は従来のC形マグネットの固定装置の一例をC形
マグネットと共に示す斜視図、第2図は従来のC形マグ
ネットの固定装置で固定されたC形マグネットと固定装
置との関係を示す平面図を示す。
各図中、同−構成部分には同一符号を付しである。
各図において、1a、1bはC形マグネットで、その外
周側面は円筒状ケース2の内壁に密接され、かつ、第2
図に示す如く互いに対向して配置される。
このとき、cJマグネット1a。1bの相隣る端面の一
方は円筒状ケース2に形成されている突起4により固定
され、しかる後に従来の固定装置であるU字形バネ3を
C形マグネッ)1a、lbの相隣る端面の他方の間に第
1図中、下方向へ挿入してC形マグネット1a、1bを
円筒状ケース2の内壁に押し付ける。
なお、C形マグネットla、lbの下端面は円筒状ケー
ス2の下側の底6に当接される。
これにより、マイクロモータの固定子としてのC形マグ
ネット1aibの円筒状ケース2への挿入固定される。
なお、第2図中はマイクロモータの回転軸を円筒状ケー
ス2の外部へ露出させるための孔である。
しかるに、上記の従来の固定装置は、C形マグネツ)l
a、lbの円周方向への固定は完全である反面、第1図
に矢印7で示す軸方向の固定は完全とはいえず、軸方向
にガタッキを生じるという欠点があった。
一方この軸方向のガタッキを防止するためには更にガタ
ッキ防止部材を別途必要とすることになり、総合的なコ
ストが高くなると共に固定時の作業が煩雑になるという
欠点があった。
本考案は上記の諸欠点を途去したものであり、以下第3
図乃至第9図と共にその各実施例について説明する。
第3図は本考案になるC形マグネットの固定装置の第1
実施例の斜視図、第4図は本考案装置の第1実施例の正
面図を示す。
各図中、同−構成部分には同一符号を付しとある。
第3図及び第4図において、8a、8bは夫々2つのC
形マグネットの相隣る端面の間に挿入される側面部、9
a。
9bはC形マグネットの軸方向上端部の端面を押える弾
性腕、10は基板11の最上部に形成された折曲部、1
2は基板11の最下部に形成された湾曲部、13は基板
11の中央部に形威された切り起し片を示す。
側面部8a、8bには第4図に示す如く上部に比し下部
が狭くなるようなテーパが設けられ、かつ、基板11に
対し鈍角をなすように拡開されているが、これは2つの
C形マグネットの間への挿入を容易にすると共に、挿入
後はC形マグネット円筒方向の押し付けを強くするため
である。
また、上記弾性腕9a、9bは、固定装置全体が動かな
いようにし、またコストの関係上、寸法精度が悪いC形
マグネットを使わざるを得ないので、これを吸収するた
めに弾性的に構成されている。
更に折曲部10は作業者による2つのC形マグネットの
間への固定装置の挿入作業を容易にするなどのために形
成されている。
この固定装置はプレスで板材から形成てきる。
次に本考案装置による固定動作につき第5図乃至第7図
と共に説明する。
第5図は第3図及び第4図に示す第1実施例の固定装置
により2つのC形マグネット1a、1bを固定している
状態を示す斜視図、第6図は上記第1実施例の固定装置
により固定されている2つのC形マグネットla。
1bなどの平面図、第7図は第1実施例装置と円筒状ケ
ースとの固定状態を示す側面図である。
第5図及び第6図中、第1図及び第2図と同一構成部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。
なお、第6図中、■−v線に沿ってみた斜視図が第5図
である。
ます、C形マグネットla、lbを円筒状ケース2′に
挿入して相対向して配置する。
このとき円筒状ケース2′に形成されている突起4′が
C形マグネットla、lbの軸方向端面に当接するよう
にする。
しかる後に、上記の第1実施例の固定装置を湾曲部12
を導入部としてC形マグネットla、lbの相隣る軸方
向端面に側面部8a、8bを摺接しつつ円筒状ケース2
′の低面6方向へ挿入する。
ここで、基板11の最大幅は上記C形マグネット1a、
1bの相隣る軸方向端面間の距離よりも大で、かつ、基
板11の最小幅はこの距離よりも小に選定されているた
め、挿入開始は容易であり、挿入が完了すると側面部8
a、8bによりC形マグネット1a、1bが充分な力で
円筒状ケース2′の内壁及び突起4′に圧接されること
になる。
一方、切り起し片13は上記固定装置の挿入により円筒
状ケース2′の内壁に形威された突起14に第7図に示
す如く係止され、また弾性腕9a、9bによりC形マグ
ネット1a、1bの円周方向上端面が弾性的に固定され
るめ、C形マグネット1a、1bは軸方向に変位するこ
とがなく固定される。
なお、C形マグネットla、lbの円筒状ケース2′の
底面に当接せしめられるので、第5図中、下方向にC形
マグネツ)la、lbが変位することはない。
次に本考案装置の第2実施例について第8図及び第9図
と共に説明する。
第8図は本考案装置の第2実施例の斜視図、第9図は第
8図示装置と円筒状ケースとの嵌挿状態を示す。
各図中、第3図乃至第7図と同−構成部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。
本実施例は基板11の所定位置に、円筒状ケース2′の
突起14に嵌挿させるための孔15を穿設したものであ
る。
これにより、第9図に示す如く固定装置を2つのC形マ
グネットの軸方向端面間に楔着すると、円筒状ケース2
′の突起14が孔15に嵌挿されるので、C形マグネッ
トla、lbの軸方向上のガタッキが防止される。
なお、上記の各実施例では切り起し片13か孔15を設
けることにより、C形マグネットla。
1bの軸方向上のガタッキを防止しているが、切り起し
片13、孔15のいずれも形成することなく基板11を
平面としてもよい。
この場合は、図示を省略したマイクロモータのブラケッ
トが折曲部10を押すようにして設けられるため、C形
マグネット1a、1bの軸方向上のガタッキが防止され
る。
また、上記の各実施例では弾性腕9a、9bは第5図及
び第6図に示す如く、C形マグネット1a、lbの円周
方向上端面を弾性的に固定しているが、固定装置の他の
実施例としてC形マグネット1a、1bの円周方向下端
面を弾性的に固定するような構成と腰かつ、円周方向上
端面をマイクロモータのブラケットで固定されるような
構成としてもよい。
更に円筒状ケースの製造が難しくなるが、円筒状ケース
の内壁の所定位置に凹部を形威し、この凹部に前記した
切り起し片13を係止させるようにしてもよい。
上述の如く、本考案になるC形マグネットの固定装置は
、テーパが設けられており2つのC形マグネットの相隣
る軸方向端面の間に圧接される第1及び第2の側面部と
、C形マグネットの円周方向の端面上に当接する第1及
び第2の弾性腕と、C形マグネットが収納されるケース
内に係止されるための係止部と、押動操作用の折曲部と
より構成したため、C形マグネットの軸方向のガタッキ
を防止でき、またプレスで板材から形成することができ
るので、従来のようにC形マグネットの円周方向と軸方
向の各ガタッキを別々の部材で行なっていたものに比し
安価に構成でき、また上記弾性腕により一般に極めて寸
法精度の悪いC形マグネットの寸法誤差を吸収すること
ができ、折曲部があるため、挿入作業性が良い等の特長
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はC形マグネットを固定した状態の従来装置の一
例を示す斜視図、第2図は従来装置で固定されたC形マ
グネットと固定装置及びケースとの関係を示す平面図、
第3図は本考案装置の第1実施例を示す斜視図、第4図
は第3図示装置の正面図、第5図はC形マグネットを固
定した状態の本考案装置の一実施例を示す斜面図、第6
図は本考案装置で固定されたC形マグネットと固定装置
及びケースとの関係を示す平面図、第7図は第3図示装
置と円筒状ケースとの固定状態を示す側面図、第8図は
本考案装置の第2実施例を示す斜視図、第9図は第8図
示装置と円筒状ケースとの固定状態を示す側面図である
。 la、lb・・・・・・C形マグネット、2,2′・・
・・・・円筒状ケース、4.4’、14・・・・・・円
筒状ケースに設けられた突起、8a、8b・・・・・・
側面部、9a、9b・・・・・・弾性腕、10・・・・
・・折曲部、11・・・・・・基板、12・・・・・・
湾響部、13・・・・・・切り起し片、15・・・・・
・孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内に相対向して配置される2つのC形マグネット
    を固定する装置において、テーパが設けられており上記
    2つのC形マグネットの相隣る軸方向端面の間に圧接さ
    れる第1及び第2の側面部と、上記C形マグネットの円
    周方向の端面上に当接する第1及び第2の弾性腕と、上
    記ケース内に係止されるための係止部と、押動操作用の
    折曲部とより構成したC形マグネットの固定装置。
JP13369379U 1979-09-27 1979-09-27 C形マグネツトの固定装置 Expired JPS6026539Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13369379U JPS6026539Y2 (ja) 1979-09-27 1979-09-27 C形マグネツトの固定装置

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JP13369379U JPS6026539Y2 (ja) 1979-09-27 1979-09-27 C形マグネツトの固定装置

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Publication Number Publication Date
JPS5651476U JPS5651476U (ja) 1981-05-07
JPS6026539Y2 true JPS6026539Y2 (ja) 1985-08-09

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ID=29365281

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JP13369379U Expired JPS6026539Y2 (ja) 1979-09-27 1979-09-27 C形マグネツトの固定装置

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JPH0783578B2 (ja) * 1985-11-01 1995-09-06 日本電装株式会社 回転電機
JPH0514694Y2 (ja) * 1986-08-21 1993-04-19
FR2856531B1 (fr) * 2003-05-30 2014-06-06 Valeo Equip Electr Moteur Dispositif de fixation d'aimants permanents a l'interieur d'une culasse d'un inducteur de moteur electrique
DE102019116094A1 (de) * 2019-06-13 2020-12-17 Seg Automotive Germany Gmbh Startermotor für eine Startvorrichtung zum Starten einer Brennkraftmaschine

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