JPS6342731Y2 - - Google Patents

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JPS6342731Y2
JPS6342731Y2 JP8455582U JP8455582U JPS6342731Y2 JP S6342731 Y2 JPS6342731 Y2 JP S6342731Y2 JP 8455582 U JP8455582 U JP 8455582U JP 8455582 U JP8455582 U JP 8455582U JP S6342731 Y2 JPS6342731 Y2 JP S6342731Y2
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JP
Japan
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pedestal
protrusion
fitting body
shaped guide
guide surface
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JP8455582U
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JPS58186602U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアンテナの素子を折畳み状態とするこ
とができるアンテナ素子取付具に関する。
一般にこの種のアンテナ素子取付具は、アンテ
ナアームに装着する台座とこの台座に素子嵌着具
をボルト及びナツトで取付ける構成であつた。そ
のため、アンテナ組立作業や素子折畳み作業では
必ずボルト及びナツトの操作を必要としたから、
操作が煩雑でしかも作業時間が長くなる欠点があ
つた。これに対しボルト、ナツトを用いずに素子
の組立て、折畳みができるものとして、例えば特
開昭57−2101号公報記載のアンテナ素子係着部材
がある。しかし、このものは、台座に素子嵌着具
を係脱するための係脱機構が煩雑となるため、製
作費が高騰する欠点がある。又、折畳み状態の素
子は組立状態のときに比べ浮き上がるという問題
もあつた。
本考案は前記の点に鑑みてなされたもので、組
立状態と折畳み状態の選択を素子の旋回により速
やかに行えると共に、素子を正規組立て位置で強
固に位置決めできる安価なアンテナ素子取付具を
提供することを目的とする。
この目的を達成するために本考案に係るアンテ
ナ素子取付具においては、基板部の一面にV形案
内面を、その反対面中央にV形案内面の谷と平行
にアンテナアームの嵌合い部を設け、V形案内面
には中央部に後述の素子嵌着体を回転可能に嵌め
る凹部を形成すると共に、凹部中心を通り且つ谷
と直角に素子受け溝とこの両側に係止溝を形成
し、さらに素子受け溝に素子の環状溝と係合する
突起を形成した弾性を有する台座と、素子挿通孔
を横設した本体部の下面には中央にリベツト取付
孔を形成した突部とこの両側に台座の係止溝に係
合する一対の係止突起を形成すると共に、突部両
側の素子挿通孔下部を切欠いた弾性を有する素子
嵌着体と、嵌合い部でアンテナアームに嵌合わせ
た台座の凹部に突部で当接した素子嵌着体を台座
に対して回転可能に取付けるリベツトからなり、
台座を介してアンテナアームに取付けた素子嵌着
体に装着した素子を弾性を有する台座のV形案内
面の谷と素子受け溝との間で回転して素子が素子
受け溝に嵌まつた状態において、素子の環状溝が
台座の突起と係合し素子嵌着体の係止突起が台座
の係止溝に係合するようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。1は合成樹脂材のような適度の弾性を有する
台座で、第7図〜第9図に示すように、基板部2
の上面にV形案内面3とその中央部にリベツト孔
4を有する凹部5を設け、基板部2の下半部であ
る凹部5の外側の下面中央及び凹部5を形成する
外側壁から離れてV形案内面3の谷と直交する一
対の脚11,11の下面中央にそれぞれV形案内
面3の谷と平行にアンテナアーム10の上面部に
嵌める嵌合い部9を形成している。V形案内面3
には凹部5の中心であるリベツト孔4軸線を通り
且つV形案内面3の谷と直角方向に素子22の外
面形状に沿う素子受け溝7,7を形成し、各素子
受け溝7には素子22に形成された環状溝24
(第6図)と係合して素子22の軸線方向の移動
を拘束するための突起6をV形案内面3の谷と平
行に突設すると共に、素子受け溝7の両側に素子
受け溝7軸線と平行に係止溝8,8を形成する。
12は台座1に回転可能に取付ける素子嵌着体
で、適度の弾性を有する合成樹脂製である。この
素子嵌着体は、第10図〜第13図に示すように
本体部13に素子挿通孔14を横設し、本体部下
面中央部に台座1の凹部5の頂面に当接する突部
15を突設しこれにリベツト16の頭部用の孔1
7と軸部用の孔18とを形成すると共に、この突
部15の基部両側の素子挿通孔14の下部は、台
座1の一対の係止溝8,8の外側面19,19に
係合させるために突設した一対の係止突起20,
20を残して切欠いている。これは、第3図に示
すように本体部13の頂面中央部の角孔21より
孔17,18,4、アンテナアーム10に挿通し
たリベツト16によつて素子嵌着体12を台座1
に回転可能に取付けできるようにするためであ
る。本実施例では、本体部13下面は突部15及
び一対の係止突起20,20を残して、適宜間隔
をおいて前記V形案内面3に沿うV形状としてい
る。尚、リベツト16の下端はかしめている。
しかして本実施例においては、第2図に示すよ
うに素子嵌着体12に装着した素子22をアンテ
ナアーム10と平行にとる素子折畳み状態におい
て、素子22及び係止突起20,20はV形案内
面3と接触せず、且つ、素子22の下端は素子受
け溝7の底面と同じ平面上にある。係止突起20
は台座1の係止溝8の外側面19と係合させるの
で、係止突起20の下面は素子22の下端と同じ
平面かそれより少し高くしている。台座1のV形
案内面3の最高位置となる両外端縁23は(第2
図)、素子22の下端及び係止突起20の下面よ
り若干高いので、台座1は素子22の水平回転に
より容易に弾性変形できる構造にしている。本実
施例では第8図に示すように、基板部2の上半部
を平板状となし、下半部は凹部5と脚部11,1
1に分けて凹部5の外側壁と脚部11とのつなが
りをなくすと共に、両脚部11,11をハ状に対
設して下向きの外力により容易に両側へ開くよう
にしている。
次に、本考案に係るアンテナ素子取付具の操作
につき説明する。素子22が第1図及び第2図に
示すようにアンテナアーム10と平行状態にある
とき、素子22は台座1と非接触の折畳み状態と
なつている。ここで、素子22を反時計方向又は
時計方向に回転すると、素子嵌着体12の係止突
起20,20はV形案内面3に当接して弾性変形
すると共に、素子22はV形案内面3の両斜面部
を下方へ押圧して基板部2の両斜面部及び両脚部
11,11を下方へ弾性変位せしめる。素子22
がV形案内面3の最高位置23を乗り越えてアン
テナアーム10と直交する位置にくると、台座1
は略原形に復帰して第3図及び第4図に示すよう
に、素子22は台座1の素子受け溝7に嵌合して
環状溝24箇所で突起6により係止され、素子嵌
着体12は一対の係止突起20,20で台座1の
一対の係止溝8,8の外側面19,19に当接す
る。このため、素子22は左右方向及び軸方向の
動きを拘束されて、正規組立位置で強固に保持さ
れる。次に、第3図及び第4図に示す状態から素
子22を時計方向又は反時計方向に回転すると、
素子嵌着体12の係止突起20,20はV形案内
面3に当接して弾性変形すると共に、素子22は
基板部2の両斜面部及び脚部11,11を下方へ
弾性変位せしめ、素子22がV形案内面3の両外
端縁を越えてアンテナアーム22と平行になる
と、第1図及び第2図に示す素子折畳み状態に戻
る。
以上説明したように本考案においては、弾性を
有する台座のV形案内面中央部に素子嵌着体を回
転可能に取付け、素子嵌着体に装着した素子を、
V形案内面の谷とこの谷と直角の素子受け溝との
間で、素子による台座の弾性変形を得て回転する
ようにしているので、素子がアンテナアームと略
平行状態となる素子折畳み状態からアンテナアー
ムと直交する正規組立状態に、又、その逆の状態
を素子の旋回によつて速やかに得られるという利
点がある。又、正規組立状態において、素子嵌着
体は台座の一対の係止溝によつて位置決めされる
と共に、素子嵌着体に装着された素子は台座の素
子受け溝及び素子受け溝の突起により軸方向及び
左右方向の動きを拘束されるので、素子を正規組
立位置で強固に位置決めすることができる。従つ
て、素子はかなりの外力をうけても変位すること
がなく、適切な組立状態を維持できアンテナ素子
取付具の信頼性を高めることができる。又、本考
案は比較的簡潔な構成の台座、素子嵌着体及びこ
れらをアンテナアームに取付ける1本のリベツト
からなるので、この種のアンテナ素子取付具を安
価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は素子折畳み状態を示す斜視図、第2図は同
正面図、第3図は素子組立て状態を示す正面図、
第4図は同側面図、第5図は第4図のA−A線断
面図、第6図は素子の側面図、第7図は台座の平
面図、第8図は同正面図、第9図は同側面図、第
10図は素子嵌着体の側面図、第11図は同正面
図、第12図は同底面図、第13図は第11図の
B−B線断面図である。 1……台座、2……基板部、3……V形案内
面、5……凹部、6……突起、7……素子受け
溝、8……係止溝、9……嵌合い部、10……ア
ンテナアーム、12……素子嵌着体、13……本
体部、14……素子挿通孔、15……突部、16
……リベツト、17,18……リベツト孔、20
……係止突起、22……素子、24……環状溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板部2の一面にV形案内面3を、その反対面
    中央にV形案内面3の谷と平行にアンテナアーム
    10の嵌合い部9を設け、V形案内面3には中央
    部に後述の素子嵌着体12を回転可能に嵌める凹
    部5を形成すると共に、凹部5中心を通り且つ谷
    と直角に素子受け溝7,7とこの両側に係止溝
    8,8を形成し、さらに素子受け溝7に素子22
    の環状溝24と係合する突起6を形成した弾性を
    有する台座1と、素子挿通孔14を横設した本体
    部13の下面には中央にリベツト取付孔17,1
    8を形成した突部15とこの両側に台座1の係止
    溝8,8に係合する一対の係止突起20,20を
    形成すると共に、突部15両側の素子挿通孔14
    下部を切欠いた弾性を有する素子嵌着体12と、
    嵌合い部9でアンテナアーム10に嵌合わせた台
    座1の凹部5に突部15で当接した素子嵌着体1
    2を台座1に対して回転可能に取付けるリベツト
    16からなり、台座1を介してアンテナアーム1
    0に取付けた素子嵌着体12に装着した素子22
    を弾性を有する台座1のV形案内面3の谷と素子
    受け溝7との間で回転して素子22が素子受け溝
    7に嵌まつた状態において、素子の環状溝24が
    台座1の突起6と係合し素子嵌着体12の係止突
    起20,20が台座1の係止溝8,8に係合する
    ようにしたことを特徴とするアンテナ素子取付
    具。
JP8455582U 1982-06-07 1982-06-07 アンテナ素子取付具 Granted JPS58186602U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8455582U JPS58186602U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 アンテナ素子取付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8455582U JPS58186602U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 アンテナ素子取付具

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Publication Number Publication Date
JPS58186602U JPS58186602U (ja) 1983-12-12
JPS6342731Y2 true JPS6342731Y2 (ja) 1988-11-09

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ID=30093498

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JP8455582U Granted JPS58186602U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 アンテナ素子取付具

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JP (1) JPS58186602U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5279467B2 (ja) * 2008-11-28 2013-09-04 Dxアンテナ株式会社 アンテナ装置

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JPS58186602U (ja) 1983-12-12

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