JPH0720887Y2 - スライド操作型可変抵抗器 - Google Patents

スライド操作型可変抵抗器

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JPH0720887Y2
JPH0720887Y2 JP1989023769U JP2376989U JPH0720887Y2 JP H0720887 Y2 JPH0720887 Y2 JP H0720887Y2 JP 1989023769 U JP1989023769 U JP 1989023769U JP 2376989 U JP2376989 U JP 2376989U JP H0720887 Y2 JPH0720887 Y2 JP H0720887Y2
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JP
Japan
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shaft
insertion groove
shaft insertion
protrusion
variable resistor
Prior art date
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Application number
JP1989023769U
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English (en)
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JPH02114905U (ja
Inventor
喜三郎 高橋
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C10/00Adjustable resistors
    • H01C10/30Adjustable resistors the contact sliding along resistive element
    • H01C10/38Adjustable resistors the contact sliding along resistive element the contact moving along a straight path

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、摺動子受と一体のレバーをスライド操作する
ことによって抵抗値を調整するスライド操作型可変抵抗
器に係り、特に、摺動子受を案内する軸と取付板との固
定構造に関する。
〔従来の技術〕
第3図〜第5図は従来例の説明図で、第3図はスライド
操作型可変抵抗器の斜視図、第4図は一方の枠体を取去
った状態の斜視図、第5図は枠体の取付板に軸を固定し
た状態の側面図である。
第3図において、1はスライド操作型可変抵抗器の外殻
をなす筐体を示し、該筐体1は分割された2つの枠体1
a,1bからなり、これら枠体1a,1bを嵌合して一体化する
ことにより1つの筐体1が構成されている。第4図にお
いて、2は一方の枠体1aの取付板4,5間に互いに平行に
架設された一対の軸で、後述するように、摺動子受6が
これら両軸2,2に案内されている。上方の軸2は、一端
が取付板4の孔7に圧入して固定され、他端は第5図に
示す如く、取付板5に設けたU字状の軸挿入溝8に小径
部2aを嵌合した後、軸挿入溝8の上縁に形成された舌片
9を第5図示の一点鎖線で示す位置まで下方に折り曲げ
て小径部2aを下方に押圧し、小径部2aの外周を軸挿入溝
8の下縁に係止することにより、取付板5の軸挿入溝8
に固定されている。同様に、下方の軸2は、一端が取付
板4の孔7に圧入して固定され、他端の小径部2aを軸挿
入溝8に嵌合した後、軸挿入溝8の下縁に設けた舌片9
を上方に折り曲げて小径部2aを上方に押圧し、小径部2a
の外周を軸挿入溝8の上縁に係止することにより、軸挿
入溝8に固定されている。
前記摺動子受6は互いに平行な貫通孔10,11を有し、こ
れら貫通孔10,11に上方及び下方の軸2,2を嵌挿すること
により、摺動子受6は両軸2,2に摺動自在に取付けられ
ている。また、前記摺動子受6にはレバー12が埋込まれ
ており、第3図に示すように、該レバー12の先端に取付
けられたつまみ13は筐体1の外方に突出している。さら
に、一方の枠体1aには抵抗基板18が取付けられており、
前記摺動子受6の側面に取付けられた摺動子14は、この
抵抗基板18上に形成された抵抗体15と摺接している。
このように構成されたスライド操作型可変抵抗器におい
て、つまみ13を筐体1の長手方向にスライド操作する
と、つまみ13と一体の摺動子受6が両軸2,2に沿って移
動するため、摺動子受6に取付けられた摺動子14が抵抗
体15上を摺動し、抵抗値が調整される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、つまみ13を筐体1の長手方向にスライド操作
した際に、両軸2,2には摺動子受6の移動方向(スラス
ト方向)の力のみならず、第5図のFで示す径方向(ラ
ジアル方向)の力が作用する。しかしながら、前述した
従来のスライド操作型可変抵抗器は上記のような軸2の
固定構造を採用しているため、両軸2,2にレバー12から
第5図のF方向に力が作用すると、上方に位置する軸2
をめる舌片9は上方に開き、下方に位置する軸2を
める舌片9は下方に開き、その結果、両軸2,2の固定が
不完全となり、レバー12やつまみ13にガタを生じるとい
う欠点があった。
本考案は、このような従来技術の実情に鑑みてなされた
もので、その目的は、摺動子受を案内する軸のガタを長
期にわたって防止することのできるスライド操作型可変
抵抗器を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、相対向する取付
板を有する枠体と、これら両取付板間に架設された断面
円形の軸と、この軸に摺動自在に嵌合され、摺動子およ
びレバーを有する摺動子受と、この摺動子受に対向配置
された抵抗基板とを備え、前記レバーをスライド操作し
て前記摺動子受を前記軸に沿って移動することにより、
前記摺動子が前記抵抗基板上を摺動するスライド操作型
可変抵抗器において、前記取付板に前記摺動子受の移動
方向と直交する方向を開口した軸挿入溝を設け、この軸
挿入溝の一縁を舌片となすと共に、該軸挿入溝の他縁の
途中に突部を形成し、前記軸を前記突部を越えて前記軸
挿入溝の奥部まで挿入した後、前記舌片を前記突部方向
に折り曲げることにより、これら舌片と突部とで前記軸
の前記軸挿入溝からの脱落を規制するように構成したこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
スライド操作型可変抵抗器の組立工程で、取付板に設け
た軸挿入溝の開口端から軸を挿入し、該軸を突部を越え
て軸挿入溝の奥部まで挿入すると、軸は突部によって軸
挿入溝内に仮り止めされた状態となる。この仮り止め状
態で、舌片を突部方向に折り曲げると、軸挿入溝の開口
端が舌片によって狭められ、軸は軸挿入溝に確実に固定
される。また、スライド操作型可変抵抗器の使用時に、
摺動子受と一体のレバーをスライド操作して、レバーか
ら軸に径方向の力が作用したとしても、この力は軸挿入
溝内の突部によって係止され、舌片を押し拡げようとす
る力が大幅に弱められるため、軸が軸挿入溝内でガタつ
くことは防止される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を添付の図面に基づき説明する。
第1図は本考案の一実施例に係るスライド操作型可変抵
抗器のめ前の状態を示す要部側面図、第2図はめ後
の状態を示す要部側面図であり、第3図〜第5図に示し
た従来例と同一部分には同一符号を付して重複する説明
は省略する。
本実施例が前述した従来例と相違する点は、取付板5に
設けた軸挿入溝8の上縁を舌片9となしているが、軸挿
入溝8の下縁をストレート形状でなく、その途中に突部
16を設けて段付き形状にしたことにあり、それ以外の構
成は基本的に同じである。第1図に示すめ前の状態で
は、前記舌片9の下面と前記突部16の上面との間の距離
は、軸2の小径部2aの直径よりも幾分大きめに設定され
ている。
次に、前記軸2を取付板5の軸挿入溝8に固定する工程
について説明する。まず、第1図に示すように、軸挿入
溝8の開口端から軸2の小径部2aを挿入し、該小径部2a
を突部16を越えて軸挿入溝8の奥部に嵌合する。これに
より、軸2は突部16によって軸挿入溝8内に仮り止めさ
れた状態となるため、次のめ工程時に、軸2が軸挿入
溝8から不用意に抜け落ちることはなくなる。しかる
後、第2図に示すように、舌片9を突部16方向に折り曲
げ、軸挿入溝8の開口端を舌片9によって狭めると、小
径部2aの外周は軸挿入溝8の奥部と突部16および舌片9
のそれぞれに係止されるため、軸2は取付板5の軸挿入
溝8に確実に固定される。
このように構成されたスライド操作型可変抵抗器におい
て、レバー12(またはつまみ13)をスライド操作して抵
抗値を調整する際に、レバー12から軸2に第2図のFで
示す径方向の力が作用したとしても、このF方向の力の
ほとんどは軸挿入溝8内の突部16によって受けられ、舌
片9を押し拡げようとする力は大幅に弱められる。した
がって、軸2が軸挿入溝8内でガタつくことは長期にわ
たって防止され、レバー12やつまみ13にガタは生じにく
くなる。
なお、上記実施例では、取付板4,5間に架設された一対
の軸2,2のうち、上方の軸2の固定構造について説明し
たが、下方の軸2に対しても同様の固定構造を採用する
は可能であり、その場合は、レバー12やつまみ13のガタ
の発生は更に強固に阻止される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、摺動子受と一体
のレバーをスライド操作する際に、レバーから軸に径方
向の力が作用したとしても、この力は軸挿入溝内の突部
によって係止され、舌片を押し拡げようとする力が大幅
に弱められるため、軸が軸挿入溝内でガタつくことを長
期にわたって防止することができる。また、舌片を突部
方向に折り曲げる前の状態において、突部は軸を軸挿入
溝内に仮り止めする機能を有するため、舌片の折り曲げ
時に軸が不用意に抜け落ちることはなく、組立作業性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例に係るスライド
操作型可変抵抗器の要部を説明するもので、第1図は
め前の状態を示す要部側面図、第2図はめ後の状態を
示す要部側面図、第3図〜第5図は従来例を説明するも
ので、第3図はスライド型可変抵抗器の斜視図、第4図
は一方の枠体を取去った状態の斜視図、第5図は取付板
に軸をめた状態の側面図である。 1a……枠体、2……軸、2a……小径部2a、4,5……取付
板、6……摺動子受、8……軸挿入溝、9……舌片、12
……レバー、14……摺動子、16……突起、18……抵抗基
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向する取付板を有する枠体と、これら
    両取付板間に架設された断面円形の軸と、この軸に摺動
    自在に嵌合され、摺動子およびレバーを有する摺動子受
    と、この摺動子受に対向設置された抵抗基板とを備え、
    前記レバーをスライド操作して前記摺動子受を前記軸に
    沿って移動することにより、前記摺動子が前記抵抗基板
    上を摺動するスライド操作型可変抵抗器において、前記
    取付板に前記摺動子受の移動方向と直交する方向を開口
    した軸挿入溝を設け、この軸挿入溝の一縁を舌片となす
    と共に、該軸挿入溝の他縁の途中に突部を形成し、前記
    軸を前記突部を越えて前記軸挿入溝の奥部まで挿入した
    後、前記舌片を前記突部方向に折り曲げることにより、
    これら舌片と突部とで前記軸の前記軸挿入溝からの脱落
    を規制するように構成したことを特徴とするスライド操
    作型可変抵抗器。
JP1989023769U 1989-03-03 1989-03-03 スライド操作型可変抵抗器 Expired - Lifetime JPH0720887Y2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP1989023769U JPH0720887Y2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 スライド操作型可変抵抗器
KR2019890018093U KR920003073Y1 (ko) 1989-03-03 1989-11-30 축 물림장치의 구조

Applications Claiming Priority (1)

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JP1989023769U JPH0720887Y2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 スライド操作型可変抵抗器

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JPH02114905U JPH02114905U (ja) 1990-09-14
JPH0720887Y2 true JPH0720887Y2 (ja) 1995-05-15

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JP1989023769U Expired - Lifetime JPH0720887Y2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 スライド操作型可変抵抗器

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KR (1) KR920003073Y1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949382B2 (ja) * 1981-04-16 1984-12-03 博一 田辺 排泄物処理装置

Family Cites Families (2)

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JPS5824012Y2 (ja) * 1980-12-16 1983-05-23 矢崎総業株式会社 クランクレバ−の連結構造
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Publication number Publication date
JPH02114905U (ja) 1990-09-14
KR920003073Y1 (ko) 1992-05-21
KR900017737U (ko) 1990-10-05

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